【ドン勝本・トリビュート】
灯台下暗し。
2007年4月19日に57歳で他界した日本のキング・オブ・ソウル、ドン勝本さんのトリビュート・イヴェントが、5月20日、白金の勝本氏がオウナーだった店「ダンステリア」で行われた。この5月20日は、勝本氏の58歳の誕生日。ニック岡井氏、江守アイ氏らがDJを担当して、観客らと故人を偲んだ。
現在、有志の間で勝本氏の遺骨の一部を、オーガスタのジェームス・ブラウンのお墓の近くに埋めてもらうという話が進んでいる。ブラウンの息子のひとりであるダリルとの間で、基本的には話が了承されている、という。あとは、日程と、具体的にどのあたりの場所に、どのように埋葬するかということらしい。
葬儀以来、江守氏、ニック氏らと話をした。そんな中で、江守氏も、勝本氏との思い出を含めて、何か形に残したいという強い希望を持っている。江守氏は、銀河出版から以前『ディスコ伝説』(1997年発売、その後2002年に新装改訂版発売)をリリース。ここで日本のディスコについて資料的にまとめた。そこで、ダンサー、ダンスを切り口にした資料的な作品や、また、江守氏、勝本氏、ニック氏などが活躍した新宿のディスコシーンについても書こうと考えている、という。
そんな話をしているうちに、江守さんから「吉岡の『ソウル・サーチン』という本あるでしょう。あれの、日本版みたいのって書けないの? 今、いろいろ考えているんだけど、さすがに自分の話は自分では書きにくいので、吉岡が、僕のこととか、勝本のこととか、『ソウル・サーチン』という切り口で書いてみない? その時は、いくらでも取材してください、資料、全部だしますよ(笑)」と言われた。「ほら、カツはカツでジェームス・ブラウンとあれだけ親しいわけでしょう。それで、僕は僕で、デイヴィッド・シーを始めとするテンプスやエディー・ケンドリックス、あるいは、オーティス・クレイ、それからルーファス・トーマスなんかとの思い出もたくさんあるのよ。最初のデイヴィッドのアルバムを作る時のエピソードとか、ちょろっと話すとみんなおもしろい、って言うんだよ」 なるほど、これぞ灯台下暗しだ。
確かにそうだ。江守さんとは、かつて「ギャングスター」というソウル、ディスコのミニコミを何冊か出したっけ。江守さんの当時のアパートあたりで、深夜まで校正をしたこともあった。「やりましょう、やりましょう」と二つ返事で答えた。
ここまで長くいろいろとやってくると、みなそれぞれに語るべきストーリーを豊富に持っている。そしてそうしたストーリーは次世代へ語り継がれるべきだ。
■単行本「ディスコ伝説70’S 」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487777047X/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>PEOPLE>Katsumoto, Don
灯台下暗し。
2007年4月19日に57歳で他界した日本のキング・オブ・ソウル、ドン勝本さんのトリビュート・イヴェントが、5月20日、白金の勝本氏がオウナーだった店「ダンステリア」で行われた。この5月20日は、勝本氏の58歳の誕生日。ニック岡井氏、江守アイ氏らがDJを担当して、観客らと故人を偲んだ。
現在、有志の間で勝本氏の遺骨の一部を、オーガスタのジェームス・ブラウンのお墓の近くに埋めてもらうという話が進んでいる。ブラウンの息子のひとりであるダリルとの間で、基本的には話が了承されている、という。あとは、日程と、具体的にどのあたりの場所に、どのように埋葬するかということらしい。
葬儀以来、江守氏、ニック氏らと話をした。そんな中で、江守氏も、勝本氏との思い出を含めて、何か形に残したいという強い希望を持っている。江守氏は、銀河出版から以前『ディスコ伝説』(1997年発売、その後2002年に新装改訂版発売)をリリース。ここで日本のディスコについて資料的にまとめた。そこで、ダンサー、ダンスを切り口にした資料的な作品や、また、江守氏、勝本氏、ニック氏などが活躍した新宿のディスコシーンについても書こうと考えている、という。
そんな話をしているうちに、江守さんから「吉岡の『ソウル・サーチン』という本あるでしょう。あれの、日本版みたいのって書けないの? 今、いろいろ考えているんだけど、さすがに自分の話は自分では書きにくいので、吉岡が、僕のこととか、勝本のこととか、『ソウル・サーチン』という切り口で書いてみない? その時は、いくらでも取材してください、資料、全部だしますよ(笑)」と言われた。「ほら、カツはカツでジェームス・ブラウンとあれだけ親しいわけでしょう。それで、僕は僕で、デイヴィッド・シーを始めとするテンプスやエディー・ケンドリックス、あるいは、オーティス・クレイ、それからルーファス・トーマスなんかとの思い出もたくさんあるのよ。最初のデイヴィッドのアルバムを作る時のエピソードとか、ちょろっと話すとみんなおもしろい、って言うんだよ」 なるほど、これぞ灯台下暗しだ。
確かにそうだ。江守さんとは、かつて「ギャングスター」というソウル、ディスコのミニコミを何冊か出したっけ。江守さんの当時のアパートあたりで、深夜まで校正をしたこともあった。「やりましょう、やりましょう」と二つ返事で答えた。
ここまで長くいろいろとやってくると、みなそれぞれに語るべきストーリーを豊富に持っている。そしてそうしたストーリーは次世代へ語り継がれるべきだ。
■単行本「ディスコ伝説70’S 」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487777047X/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>PEOPLE>Katsumoto, Don
Naturally 7: Magnificent 7’s Vocal Play
2007年5月22日【ナチュラリー7・ライヴ、新ベース・ヴォーカルを向かえて】
独自。
本当に各種楽器を取り揃えています、という感じだ。すべての音が、人間の口からでてくる脅威のヴォーカル・グループ、ナチュラリー7のライヴ。来日は2006年7月以来、ほぼ10ヶ月ぶり今回で4回目。コットン・クラブは初登場。
ドラムス、ギター、ベース(エレキもアコースティックも)、キーボード、シンセサイザー、フルート、トロンボーン、DJ、ハーモニカなどなど。このところ、エア・ギターという、レコードにあわせてギターを弾いてるふりをするアクションが大流行だが、ナチュラリー7は、エア・ベース、エア・ドラムス、エアすべてだ。(笑)
今回あれっと思ったのが、ベース・ヴォーカル。ちょっと若い人がいるな、と思ったら、7−8ヶ月ほど前に新しく入ったアーマッド・ホップス・ハットンという人物だった。来日は初になる。前任者がグループを脱退し、新メンバーを探していたところ、友人の紹介という形でグループに入った。リーダー格ロジャーによれば、「探してたんだけど、最初に彼を紹介されたので、もうすぐに決まったよ(笑)」という。この日も、低音の魅力を思う存分発揮していた。
「リード・シンガー、ジャマールはいったいどれくらい高い声を出せるか、みんな聞きたくないかい?」とリーダー、ロジャーが言う。そして、おもむろにジャマールが低いところから徐々に高いところまで声をだす。かと思えば、「7−8年前、僕たちが始めた頃、こんな曲を歌っていた」と言って、センターに立てられたマイクの回りに集まり、みんなで歌うサイモン&ガーファンクルのメドレー。各個人の楽器(!)を紹介するメンバー紹介のコーナーなど、もりだくさんだ。もちろん、いつものDJプレイも、アナログ・レコードに針を落として聞こえるチリチリ音もでてくる。
これだけのヴォーカル・プレイを聴かせるアーティストは、現状、他にいない。まさにワン&オンリー。
■最新作『レディ・II・フライ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CBO0U8/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■過去関連記事
2004/06/05 (Sat)
Naturally 7: The Magnificent 7 Proved The Theory Of Evolution, Naturally
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040605-1.html
2004/06/06 (Sun)
Naturally 7 Talk: They Could Sing Anywhere, Anytime
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20040606.html
2004/10/07 (Thu)
Naturally 7 Will Hit First Japan Tour
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200410/diary20041007.html
2004/12/07 (Tue)
Naturally 7: Live At AX: It’s The Art
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041207.html
2004/12/08 (Wed)
More Naturally 7: They Bless This House
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041208.html
July 09, 2006
Naturally 7 Live: All Sounds Made By Human Voice
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_09.html
■メンバー
ナチュラリー 7
Dwight Stewart (trombone, vo), Garfield Buckley (harmonica, vo), Jamal Reed (guitar, vo), Roger Thomas (vo), Warren Thomas (drums,vo), Rod Eldridge (DJ, vo), Armand Hutton (bass, vo)
(楽器名を書いてありますが、あくまで口で出す音の楽器の種類です)
■Setlist : Naturally 7 @ Cotton Club, May 21, 2007
セットリスト ナチュラリー7 コットンクラブ
show started 21:45
01. Fly Baby
02. Can Ya Feel It
03. Broken Wings
04. Another You
05. What Is It -- A riff of "Human Nature"
--. Jamal’s High Voice
06. Say You Love Me
07. Simon & Garfunkel Medley: The Sound Of Silence - Scarborough Fair - April Come She Will
08. Members’ Solo: A riff of "The Way We Were" (Trombone), A riff of "Summertime" (Harmonica) , Bass, DJs, Guitar, Drums, etc.
09. Harder Than That
10. Amazing Grace
11. "Stay With Me Lord (Be With Me Jesus)"??
12. Feel It In The Air
Enc. Gone With The Wind
show ended 23.06
(2007年5月21日月曜、丸の内コットンクラブ=ナチュラリー7・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Naturally 7
2007-65
独自。
本当に各種楽器を取り揃えています、という感じだ。すべての音が、人間の口からでてくる脅威のヴォーカル・グループ、ナチュラリー7のライヴ。来日は2006年7月以来、ほぼ10ヶ月ぶり今回で4回目。コットン・クラブは初登場。
ドラムス、ギター、ベース(エレキもアコースティックも)、キーボード、シンセサイザー、フルート、トロンボーン、DJ、ハーモニカなどなど。このところ、エア・ギターという、レコードにあわせてギターを弾いてるふりをするアクションが大流行だが、ナチュラリー7は、エア・ベース、エア・ドラムス、エアすべてだ。(笑)
今回あれっと思ったのが、ベース・ヴォーカル。ちょっと若い人がいるな、と思ったら、7−8ヶ月ほど前に新しく入ったアーマッド・ホップス・ハットンという人物だった。来日は初になる。前任者がグループを脱退し、新メンバーを探していたところ、友人の紹介という形でグループに入った。リーダー格ロジャーによれば、「探してたんだけど、最初に彼を紹介されたので、もうすぐに決まったよ(笑)」という。この日も、低音の魅力を思う存分発揮していた。
「リード・シンガー、ジャマールはいったいどれくらい高い声を出せるか、みんな聞きたくないかい?」とリーダー、ロジャーが言う。そして、おもむろにジャマールが低いところから徐々に高いところまで声をだす。かと思えば、「7−8年前、僕たちが始めた頃、こんな曲を歌っていた」と言って、センターに立てられたマイクの回りに集まり、みんなで歌うサイモン&ガーファンクルのメドレー。各個人の楽器(!)を紹介するメンバー紹介のコーナーなど、もりだくさんだ。もちろん、いつものDJプレイも、アナログ・レコードに針を落として聞こえるチリチリ音もでてくる。
これだけのヴォーカル・プレイを聴かせるアーティストは、現状、他にいない。まさにワン&オンリー。
■最新作『レディ・II・フライ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CBO0U8/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■過去関連記事
2004/06/05 (Sat)
Naturally 7: The Magnificent 7 Proved The Theory Of Evolution, Naturally
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040605-1.html
2004/06/06 (Sun)
Naturally 7 Talk: They Could Sing Anywhere, Anytime
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20040606.html
2004/10/07 (Thu)
Naturally 7 Will Hit First Japan Tour
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200410/diary20041007.html
2004/12/07 (Tue)
Naturally 7: Live At AX: It’s The Art
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041207.html
2004/12/08 (Wed)
More Naturally 7: They Bless This House
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041208.html
July 09, 2006
Naturally 7 Live: All Sounds Made By Human Voice
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_09.html
■メンバー
ナチュラリー 7
Dwight Stewart (trombone, vo), Garfield Buckley (harmonica, vo), Jamal Reed (guitar, vo), Roger Thomas (vo), Warren Thomas (drums,vo), Rod Eldridge (DJ, vo), Armand Hutton (bass, vo)
(楽器名を書いてありますが、あくまで口で出す音の楽器の種類です)
■Setlist : Naturally 7 @ Cotton Club, May 21, 2007
セットリスト ナチュラリー7 コットンクラブ
show started 21:45
01. Fly Baby
02. Can Ya Feel It
03. Broken Wings
04. Another You
05. What Is It -- A riff of "Human Nature"
--. Jamal’s High Voice
06. Say You Love Me
07. Simon & Garfunkel Medley: The Sound Of Silence - Scarborough Fair - April Come She Will
08. Members’ Solo: A riff of "The Way We Were" (Trombone), A riff of "Summertime" (Harmonica) , Bass, DJs, Guitar, Drums, etc.
09. Harder Than That
10. Amazing Grace
11. "Stay With Me Lord (Be With Me Jesus)"??
12. Feel It In The Air
Enc. Gone With The Wind
show ended 23.06
(2007年5月21日月曜、丸の内コットンクラブ=ナチュラリー7・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Naturally 7
2007-65
【フィリップ&ハンク&ユリ神野】
以心伝心。
先日の『ソウル・サーチン:ザ・セッション〜アレサ・フランクリン』でも「エイント・ノー・ウェイ」や「ロック・ステディー」などを歌ってくれた神野ゆりさんが、フィリップ&ハンクの「双子コンビ」のフィーチャリング・ゲストで登場。ソロをじっくり聞くのは、チャチャ・ハウス以来。
四谷メビウスは、小さなライヴハウスなので、まるでフィリップの自宅のリヴィングルームに仲間を集めて、セッションをしているような感覚になる。フィリップのピアノとハンコ屋さんのギターだけにあわせて、ゆりさんが歌う。やはり、驚かされるのが、演奏はピアノとギターだけなのに、ゆりさんの18番のひとつ、「アイ・キャント・スタンダ・ザ・レイン」をやると、それだけで、えらくファンキーになるところ。そして、歌がまたソウルフル。
今日の「涙そうそう(なだそうそう)」は、しっかり泣かずに歌いきりました。(拍手) そして、続くルーサーなどでおなじみ「イフ・オンリー・フォー・ワン・ナイト」も実に味わい深い歌唱を聞かせた。奇しくも、「ゲット・ヒア」とこの「イフ・オンリー・・・」は、ブレンダ・ラッセルの作品。なるほど、こういうメロディアスな曲が彼女には向いているのかもしれない。
ちょうど、おなじく『ソウル・サーチン』でベースをプレイしてくれた原たけしさんが来ていて、一緒に見ることになった。原さん曰く「(ゆりさんは)日本一うまいよ。彼女が売れないで、他の誰が売れるの」と絶賛コメント。
ゆりさんは、最後にKeep live music aliveと、ライヴ音楽を生かしつづけましょう、と言った。現在この3人は、久保田利伸&クレバの全国ツアーに帯同している。
ところでフィリップ&ハンクを「双子コンビ」と書いたのは、ときどき、フィリップがハンコ屋さんのことを「兄弟」とか「双子」というから。この日、立ち話の中で二人は長く一緒にやってきて「以心伝心(いしんでんしん)」と「あうんの呼吸」だよね、ということを一生懸命、ない英語力の中で説明しようとしたら、フィリップに「あ、双子みたいなもんでしょ」と言われて、そこで会話が終わった。(笑)
どうやって英語で説明すればいいのか、戻って調べた。以下はyahoo 辞書より。
・両者のあうんの呼吸が合っている
They are on the same wavelength./Their minds work the same way [run in the same channels].
・以心伝心
direct communication from mind to mind
・以心伝心でお互いの気持ちがよく分かるらしい
They seem to understand each other by some sort of telepathy.
■フィリップ、コットンクラブでビリー・プレストン・トリビュート
フィリップ・ウー "ア・トリビュート・トゥ・ビリー・プレストン"
Philip Woo(org,key), Kaleb James(vo,key), Robbie Danzie(vo), Satoshi Sano(tb), Shiro Sasaki(tp), Shoji Haruna(sax,per ※6.5のみ), Hajime Yamamoto(sax,per ※6.6のみ), Hank Nishiyama(g), Clifford Archer(b), Jay Stixx(ds)
2007年6月5日(火曜)、6月6日(水曜) 午後7時、9時半
自由席/テーブル席 : ¥5,250
コットンクラブhttp://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/
■神野ゆりオフィシャル・ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/divafresh/
■フィリップ・ウー・オフィシャル・ブログ
http://blog.goo.ne.jp/philipwoo
■フィリップ&ハンク、ユリ過去関連記事
February 16, 2007
Philip Woo & Friends @ Cha Cha House
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_02_16.html
(ここにフィリップ関連過去記事一覧があります)
■Setlist : Philip & Hank Featuring Yuri Kamino At Mobius, Yotsuya, May 22, 2007
セットリスト : フィリップ・ウー、西山ハンコ屋、神野ユリ
1st set
show started 20:05
01. Power House (Instrumental) [Chester Thompson]
02. Get Here [Brenda Russell, Oleta Adams]
03. Betcha By Golly Wow [Stylistics, Phylis Hyman, Prince]
04. I Can’t Stand The Rain [Ann Peebles, Graham Central Station]
05. Stop, Look, Listen [Stylistics]
show ended 20:39
2nd set
show started 21:18
01. Along Came Betty [Quincy Jones - "Body Heat" album]
02. Sweet Love [Anita Baker]
03. The Sound Of Carnival [久保田利伸]
04. 涙そうそう [夏川りみ]
05. If Only For One Night [Brenda Russell, Luther Vandross]
show ended 22.02
3rd set
show started 22:41
01.
02. I Still Believe [Brenda K. Starr]
03. Save the Best For The Last [Vanessa Williams]
04. Calling You [Jobette Steel]
05. Sweet Thing [Rufus/Chaka Kahn]
06. Don’t You Worry ’Bout A Thing [Stevie Wonder, Incognito]
show ended 23:23
(2007年5月22日火曜、四谷メビウス=フィリップ・ウー、ハンコ屋西山、神野ゆり・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip / Nishiyama Hanku / Kamino, Yuri
2007-66
以心伝心。
先日の『ソウル・サーチン:ザ・セッション〜アレサ・フランクリン』でも「エイント・ノー・ウェイ」や「ロック・ステディー」などを歌ってくれた神野ゆりさんが、フィリップ&ハンクの「双子コンビ」のフィーチャリング・ゲストで登場。ソロをじっくり聞くのは、チャチャ・ハウス以来。
四谷メビウスは、小さなライヴハウスなので、まるでフィリップの自宅のリヴィングルームに仲間を集めて、セッションをしているような感覚になる。フィリップのピアノとハンコ屋さんのギターだけにあわせて、ゆりさんが歌う。やはり、驚かされるのが、演奏はピアノとギターだけなのに、ゆりさんの18番のひとつ、「アイ・キャント・スタンダ・ザ・レイン」をやると、それだけで、えらくファンキーになるところ。そして、歌がまたソウルフル。
今日の「涙そうそう(なだそうそう)」は、しっかり泣かずに歌いきりました。(拍手) そして、続くルーサーなどでおなじみ「イフ・オンリー・フォー・ワン・ナイト」も実に味わい深い歌唱を聞かせた。奇しくも、「ゲット・ヒア」とこの「イフ・オンリー・・・」は、ブレンダ・ラッセルの作品。なるほど、こういうメロディアスな曲が彼女には向いているのかもしれない。
ちょうど、おなじく『ソウル・サーチン』でベースをプレイしてくれた原たけしさんが来ていて、一緒に見ることになった。原さん曰く「(ゆりさんは)日本一うまいよ。彼女が売れないで、他の誰が売れるの」と絶賛コメント。
ゆりさんは、最後にKeep live music aliveと、ライヴ音楽を生かしつづけましょう、と言った。現在この3人は、久保田利伸&クレバの全国ツアーに帯同している。
ところでフィリップ&ハンクを「双子コンビ」と書いたのは、ときどき、フィリップがハンコ屋さんのことを「兄弟」とか「双子」というから。この日、立ち話の中で二人は長く一緒にやってきて「以心伝心(いしんでんしん)」と「あうんの呼吸」だよね、ということを一生懸命、ない英語力の中で説明しようとしたら、フィリップに「あ、双子みたいなもんでしょ」と言われて、そこで会話が終わった。(笑)
どうやって英語で説明すればいいのか、戻って調べた。以下はyahoo 辞書より。
・両者のあうんの呼吸が合っている
They are on the same wavelength./Their minds work the same way [run in the same channels].
・以心伝心
direct communication from mind to mind
・以心伝心でお互いの気持ちがよく分かるらしい
They seem to understand each other by some sort of telepathy.
■フィリップ、コットンクラブでビリー・プレストン・トリビュート
フィリップ・ウー "ア・トリビュート・トゥ・ビリー・プレストン"
Philip Woo(org,key), Kaleb James(vo,key), Robbie Danzie(vo), Satoshi Sano(tb), Shiro Sasaki(tp), Shoji Haruna(sax,per ※6.5のみ), Hajime Yamamoto(sax,per ※6.6のみ), Hank Nishiyama(g), Clifford Archer(b), Jay Stixx(ds)
2007年6月5日(火曜)、6月6日(水曜) 午後7時、9時半
自由席/テーブル席 : ¥5,250
コットンクラブhttp://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/
■神野ゆりオフィシャル・ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/divafresh/
■フィリップ・ウー・オフィシャル・ブログ
http://blog.goo.ne.jp/philipwoo
■フィリップ&ハンク、ユリ過去関連記事
February 16, 2007
Philip Woo & Friends @ Cha Cha House
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_02_16.html
(ここにフィリップ関連過去記事一覧があります)
■Setlist : Philip & Hank Featuring Yuri Kamino At Mobius, Yotsuya, May 22, 2007
セットリスト : フィリップ・ウー、西山ハンコ屋、神野ユリ
1st set
show started 20:05
01. Power House (Instrumental) [Chester Thompson]
02. Get Here [Brenda Russell, Oleta Adams]
03. Betcha By Golly Wow [Stylistics, Phylis Hyman, Prince]
04. I Can’t Stand The Rain [Ann Peebles, Graham Central Station]
05. Stop, Look, Listen [Stylistics]
show ended 20:39
2nd set
show started 21:18
01. Along Came Betty [Quincy Jones - "Body Heat" album]
02. Sweet Love [Anita Baker]
03. The Sound Of Carnival [久保田利伸]
04. 涙そうそう [夏川りみ]
05. If Only For One Night [Brenda Russell, Luther Vandross]
show ended 22.02
3rd set
show started 22:41
01.
02. I Still Believe [Brenda K. Starr]
03. Save the Best For The Last [Vanessa Williams]
04. Calling You [Jobette Steel]
05. Sweet Thing [Rufus/Chaka Kahn]
06. Don’t You Worry ’Bout A Thing [Stevie Wonder, Incognito]
show ended 23:23
(2007年5月22日火曜、四谷メビウス=フィリップ・ウー、ハンコ屋西山、神野ゆり・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip / Nishiyama Hanku / Kamino, Yuri
2007-66
【「ソウル・サーチャー」たちコットンクラブに〜フィリップ・ウーのビリー・プレストン・トリビュート再演、日野ジーノ賢二も】
再演。
人気キーボード奏者でソウル・サーチャーのひとり、フィリップ・ウーが4月に行った彼のアイドル、ビリー・プレストンのトリビュート・ライヴが、6月にコットン・クラブで再演されることになった。
前回のステージでは、ケイリブ・ジェームスとロビー・ダンジーのデュエットによる「ウィズ・ユー・アイム・ボーン・アゲイン」など、実にすばらしい作品がパフォーマンスされている。フィリップは、キーボードを自在に操るが、特にハモンドB3のオルガンのプレイは圧倒的。コットンではパフォーマンス時間が若干短くなるので、下記セットリスト15曲からセレクトされての演奏になるが、フィリップの熱いプレイが堪能できるだろう。
前回のメンバーとセットリストをご紹介しよう。
Philip Woo presents “A Tribute to Billy Preston” @ Blues Alley
(Pf/HAMMOND B-3/Key)Philip Woo (Key/Vo)Kaleb James (G)“Hank”Nishiyama (B)Cliff Archer (Ds)Jay Stixx (Sax)春名正治 (Tp)佐々木史郎 (Tb)佐野聡 Guest (Vo) Robbie Danzie
1st set
01. Space Race
02. Nothing From Nothing
03. John Henry
04. God Is Great
05. Get Back
06. Let It Be
07. The Bus
2nd set
01. Outa Space
02. Amazing Grace
03. That’s The Way God Planned It
04. I Wrote A Simple Song
05. With You, I’m Born Again
06. Should Have Known Better
07. Will It Go Round In Circles
Enc. You’re So Beautiful
(2007年4月19日木曜、目黒ブルース・アレー=フィリップ・ウー&フレンズ・ライヴ)
■フィリップ過去関連記事(ビリー・プレストンについて)
April 04, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_04.html
April 05, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_05.html
■ PHILIP WOO "A Tribute To Billy Preston"
2007年6月5日(火曜)、6月6日(水曜)
丸の内コットン・クラブ 午後7時、午後9時半 (入れ替え)
◎料金 自由席/テーブル席 : ¥5,250
◎指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥7,350 BOX B (2名席) : お1人様¥6,300 BOX S (2名席) : お1人様¥6,825 SEAT C (2名席) : お1人様¥6,300
◎今回のメンバー フィリップ・ウー "ア・トリビュート・トゥ・ビリー・プレストン"
Philip Woo(org,key), Kaleb James(vo,key), Robbie Danzie(vo), Satoshi Sano(tb), Shiro Sasaki(tp), Shoji Haruna(sax,per ※6.5のみ), Hajime Yamamoto(sax,per ※6.6のみ), Hank Nishiyama(g), Clifford Archer(b), Jay Stixx(ds)
◎予約受け付け電話 03-3215-1555(受付時間 11:00 am 〜11:00 pm)
+++++++++++++++++
また、同じくコットン・クラブで来週、ソウル・サーチャーのひとり、ファンキーなベース奏者、日野賢二のソウル、R&Bセッションが行われる。28日は、特にヴォーカルに4人の強力R&Bシンガーが揃い、なかなかおもしろそうだ。
■ JINO Presents “Soul R&B Session”
2007年5月28日(月)、5月29日(火)
丸の内コットン・クラブ 午後7時、午後9時半(入れ替え)
◎料金 自由席/テーブル席 : ¥4,725
指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥6,825 BOX B (2名席) : お1人様¥5,775 BOX S (2名席) : お1人様¥6,300 SEAT C (2名席) : お1人様¥5,775
◎予約受け付け電話 03-3215-1555(受付時間 11:00 am 〜11:00 pm)
■メンバー
日野賢二 プレゼンツ “ソウル R&B セッション”
日野 "JINO" 賢二(b), Daniel Morgan(vo ※5.28のみ), Glynis Martin(vo ※5.28のみ), Argie Martin(vo ※5.28のみ), Paula Johnson(vo ※5.28のみ), Tina(vo ※5.29のみ), Pierre Andrea(sax,vo), Gary Scotto(sax,vo), PENNY-K(key), MASA(g), Jay Stixx(ds), 他メンバー未定
コットン・クラブ・ウェッブ
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/index.html
+++++
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT
再演。
人気キーボード奏者でソウル・サーチャーのひとり、フィリップ・ウーが4月に行った彼のアイドル、ビリー・プレストンのトリビュート・ライヴが、6月にコットン・クラブで再演されることになった。
前回のステージでは、ケイリブ・ジェームスとロビー・ダンジーのデュエットによる「ウィズ・ユー・アイム・ボーン・アゲイン」など、実にすばらしい作品がパフォーマンスされている。フィリップは、キーボードを自在に操るが、特にハモンドB3のオルガンのプレイは圧倒的。コットンではパフォーマンス時間が若干短くなるので、下記セットリスト15曲からセレクトされての演奏になるが、フィリップの熱いプレイが堪能できるだろう。
前回のメンバーとセットリストをご紹介しよう。
Philip Woo presents “A Tribute to Billy Preston” @ Blues Alley
(Pf/HAMMOND B-3/Key)Philip Woo (Key/Vo)Kaleb James (G)“Hank”Nishiyama (B)Cliff Archer (Ds)Jay Stixx (Sax)春名正治 (Tp)佐々木史郎 (Tb)佐野聡 Guest (Vo) Robbie Danzie
1st set
01. Space Race
02. Nothing From Nothing
03. John Henry
04. God Is Great
05. Get Back
06. Let It Be
07. The Bus
2nd set
01. Outa Space
02. Amazing Grace
03. That’s The Way God Planned It
04. I Wrote A Simple Song
05. With You, I’m Born Again
06. Should Have Known Better
07. Will It Go Round In Circles
Enc. You’re So Beautiful
(2007年4月19日木曜、目黒ブルース・アレー=フィリップ・ウー&フレンズ・ライヴ)
■フィリップ過去関連記事(ビリー・プレストンについて)
April 04, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_04.html
April 05, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_05.html
■ PHILIP WOO "A Tribute To Billy Preston"
2007年6月5日(火曜)、6月6日(水曜)
丸の内コットン・クラブ 午後7時、午後9時半 (入れ替え)
◎料金 自由席/テーブル席 : ¥5,250
◎指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥7,350 BOX B (2名席) : お1人様¥6,300 BOX S (2名席) : お1人様¥6,825 SEAT C (2名席) : お1人様¥6,300
◎今回のメンバー フィリップ・ウー "ア・トリビュート・トゥ・ビリー・プレストン"
Philip Woo(org,key), Kaleb James(vo,key), Robbie Danzie(vo), Satoshi Sano(tb), Shiro Sasaki(tp), Shoji Haruna(sax,per ※6.5のみ), Hajime Yamamoto(sax,per ※6.6のみ), Hank Nishiyama(g), Clifford Archer(b), Jay Stixx(ds)
◎予約受け付け電話 03-3215-1555(受付時間 11:00 am 〜11:00 pm)
+++++++++++++++++
また、同じくコットン・クラブで来週、ソウル・サーチャーのひとり、ファンキーなベース奏者、日野賢二のソウル、R&Bセッションが行われる。28日は、特にヴォーカルに4人の強力R&Bシンガーが揃い、なかなかおもしろそうだ。
■ JINO Presents “Soul R&B Session”
2007年5月28日(月)、5月29日(火)
丸の内コットン・クラブ 午後7時、午後9時半(入れ替え)
◎料金 自由席/テーブル席 : ¥4,725
指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥6,825 BOX B (2名席) : お1人様¥5,775 BOX S (2名席) : お1人様¥6,300 SEAT C (2名席) : お1人様¥5,775
◎予約受け付け電話 03-3215-1555(受付時間 11:00 am 〜11:00 pm)
■メンバー
日野賢二 プレゼンツ “ソウル R&B セッション”
日野 "JINO" 賢二(b), Daniel Morgan(vo ※5.28のみ), Glynis Martin(vo ※5.28のみ), Argie Martin(vo ※5.28のみ), Paula Johnson(vo ※5.28のみ), Tina(vo ※5.29のみ), Pierre Andrea(sax,vo), Gary Scotto(sax,vo), PENNY-K(key), MASA(g), Jay Stixx(ds), 他メンバー未定
コットン・クラブ・ウェッブ
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/index.html
+++++
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT
Glenn Jones: We Want More Your Music
2007年5月25日【グレン・ジョーンズ・ライヴ】
贅沢。
1989年5月、1990年11月(エムザ有明)、その後、90年代中期にヴェルファーレでエリシャ・ラヴァーンとのジョイント・ライヴ(1998年7月?)、その他、クラブ・チッタでのライヴもあったという、意外とよく日本に来ている本格派シンガー、グレン・ジョーンズのコットン初登場ライヴ。1988年にはインタヴューもしていた。
しかし、オープニングからいきなりスティービーのカヴァー「サインド・シールド・・・」には驚いた。しかも、そこにはいない女性コーラスの声が録音で聞こえてくる。本物の女性コーラスのシンガーが欲しい。うむ、いいシンガーだけに・・・。
ドラムス、ギター、ベース、キーボードにグレン・ジョーンズというオンステージは5人。全10曲中、カヴァーが5曲。これだと普通のトップ40シンガーになってしまうのでは。う〜む、いいシンガーだけに・・・。
ライヴ後は、サイン会になったが、2−30人はサイン会に並んだのではないか。それだけ、熱心なファンが多かったということの証だ。実力派グレン・ジョーンズ。さすが、いいシンガーだけはある。
そこで、サイン会の最後にちらっと尋ねた。なぜコーラスを連れてこなかったのですか。「ああ、ビジネス的な・・・」 「予算の問題ですか(笑)」 「まあ、そういうことだ(笑)」 連れて来れなければ、日本在住のソウルシンガーを起用する手もある。カヴァー半分は多すぎない? 「いや、みんながどこまで僕の曲を知っているかわからないので。誰もが知ってる曲とのバランスをとったんだよ」 「なるほど、でも、ファンのみんなはあなたのオリジナルを聴きたいと思っていますよ」 「So you want my music! I gotcha(君たちは僕のオリジナルが聴きたいんだね。わかった)」
「最後に日本に来たのはいつですか」と尋ねると、マネジャーとともに「ちょうど、今、それを考えていたところなんだ」。僕が「1990年のエムザのライヴは、ひじょうによく覚えています」と言うと、「おお、イエー、あの時は、ジェノビア・ジーターと一緒に来たんだ」。彼女は、今、独自に活動していて、グレンのレコーディングにはつきあうが、ライヴには帯同しないという。「以前、(彼女とは)結婚していたんだよ」と彼が言ったので、「はい、知ってますよ」と答えた。どうやら、今は別れているようだ。
「グレンはずっと好きで全部アルバム持ってます。『イン・ユー』聴きたかったなあ」というのは、ラッパー下町兄弟の工藤さん。別席でライヴを見ていたソウルメイトIさん。「レコードと寸分違わずに歌うでしょう。だから、目をつぶって聴いていると最高ですよ。で、目を開けると本物のグレンがそこにいる。これは最高の贅沢でしょう」 おっしゃる通り。
■グレン・ジョーンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000070CS/soulsearchiho-22/ref=nosim
■メンバー
Glenn Jones(vo), Antonio Walker(key), Stephen Bethany(g), Antwaune Davis(b), Edward Cleveland(ds)
■Setlist : Glenn Jones @ Cotton Club, May 24, 2007
セットリスト グレン・ジョーンズ コットン・クラブ
show started 21:35
01. Signed, Sealed Delivered And I’m Yours (including a riff of "Sir Duke") [Stevie Wonder]
02. We’ve Only Just Begun
03. Here I Go Again
04. What’s Going On [Marvin Gaye, Donny Hathaway]
05. Nobody Wants You When You’re Down And Out [Bobby Womack]
06. I Love You More Than You’ll Ever Know [Donny Hathaway]
07. Show Me
08. Baby Come Home
09. I’ve Been Searchin’ (Nobody Like You)
Enc. I Wish [Stevie Wonder]
show ended 22:40
(2007年5月24日木曜、丸の内コットン・クラブ=グレン・ジョーンズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Jones, Glenn
2007-67
贅沢。
1989年5月、1990年11月(エムザ有明)、その後、90年代中期にヴェルファーレでエリシャ・ラヴァーンとのジョイント・ライヴ(1998年7月?)、その他、クラブ・チッタでのライヴもあったという、意外とよく日本に来ている本格派シンガー、グレン・ジョーンズのコットン初登場ライヴ。1988年にはインタヴューもしていた。
しかし、オープニングからいきなりスティービーのカヴァー「サインド・シールド・・・」には驚いた。しかも、そこにはいない女性コーラスの声が録音で聞こえてくる。本物の女性コーラスのシンガーが欲しい。うむ、いいシンガーだけに・・・。
ドラムス、ギター、ベース、キーボードにグレン・ジョーンズというオンステージは5人。全10曲中、カヴァーが5曲。これだと普通のトップ40シンガーになってしまうのでは。う〜む、いいシンガーだけに・・・。
ライヴ後は、サイン会になったが、2−30人はサイン会に並んだのではないか。それだけ、熱心なファンが多かったということの証だ。実力派グレン・ジョーンズ。さすが、いいシンガーだけはある。
そこで、サイン会の最後にちらっと尋ねた。なぜコーラスを連れてこなかったのですか。「ああ、ビジネス的な・・・」 「予算の問題ですか(笑)」 「まあ、そういうことだ(笑)」 連れて来れなければ、日本在住のソウルシンガーを起用する手もある。カヴァー半分は多すぎない? 「いや、みんながどこまで僕の曲を知っているかわからないので。誰もが知ってる曲とのバランスをとったんだよ」 「なるほど、でも、ファンのみんなはあなたのオリジナルを聴きたいと思っていますよ」 「So you want my music! I gotcha(君たちは僕のオリジナルが聴きたいんだね。わかった)」
「最後に日本に来たのはいつですか」と尋ねると、マネジャーとともに「ちょうど、今、それを考えていたところなんだ」。僕が「1990年のエムザのライヴは、ひじょうによく覚えています」と言うと、「おお、イエー、あの時は、ジェノビア・ジーターと一緒に来たんだ」。彼女は、今、独自に活動していて、グレンのレコーディングにはつきあうが、ライヴには帯同しないという。「以前、(彼女とは)結婚していたんだよ」と彼が言ったので、「はい、知ってますよ」と答えた。どうやら、今は別れているようだ。
「グレンはずっと好きで全部アルバム持ってます。『イン・ユー』聴きたかったなあ」というのは、ラッパー下町兄弟の工藤さん。別席でライヴを見ていたソウルメイトIさん。「レコードと寸分違わずに歌うでしょう。だから、目をつぶって聴いていると最高ですよ。で、目を開けると本物のグレンがそこにいる。これは最高の贅沢でしょう」 おっしゃる通り。
■グレン・ジョーンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000070CS/soulsearchiho-22/ref=nosim
■メンバー
Glenn Jones(vo), Antonio Walker(key), Stephen Bethany(g), Antwaune Davis(b), Edward Cleveland(ds)
■Setlist : Glenn Jones @ Cotton Club, May 24, 2007
セットリスト グレン・ジョーンズ コットン・クラブ
show started 21:35
01. Signed, Sealed Delivered And I’m Yours (including a riff of "Sir Duke") [Stevie Wonder]
02. We’ve Only Just Begun
03. Here I Go Again
04. What’s Going On [Marvin Gaye, Donny Hathaway]
05. Nobody Wants You When You’re Down And Out [Bobby Womack]
06. I Love You More Than You’ll Ever Know [Donny Hathaway]
07. Show Me
08. Baby Come Home
09. I’ve Been Searchin’ (Nobody Like You)
Enc. I Wish [Stevie Wonder]
show ended 22:40
(2007年5月24日木曜、丸の内コットン・クラブ=グレン・ジョーンズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Jones, Glenn
2007-67
Hiram Bullock : Plays Stevie Songs
2007年5月26日【ハイラム・ブロック・ライヴ〜スティーヴィー曲にチャレンジ】
超巨体。
しかし、面白い企画を立てるものだ。ニューヨークの人気ギタリスト、ハイラム・ブロックのライヴ。4日で、ジェームス・ブラウン・トリビュート、スティーヴィー・トリビュート、アース・トリビュートなどを行う。金曜は、スティーヴィーの日。
しかし、前日はオリジナルをたっぷり聴くつもりでいったら、冒頭からスティーヴィーのカヴァーで、この日は、スティーヴィー作品を聴くつもりで行ったら、ずっとオリジナルばっかりで、いつスティーヴィーがでてくるのかとずいぶん待たされた。(笑) スティーヴィー作品がでてきたのは、ショー開始から約55分経ってから。その後アンコールまで約50分スティーヴィー曲ばかりだったので、ちょうど、オリジナル、スティーヴィー半々の感じだった。全曲スティーヴィーだと思ったのに少々肩透かし。
しかし、ドラムス、異様に上手。ギター、めちゃくちゃのる。オルガン、相当ファンキー、ベースかなりいい。ということで、たった4人のバンドだが、バンドはタイトで強力。同行ソウルメイト、ハセヤンは、このドラムスを見て「オマー・ハキム以来の強力ドラマー。俺の100倍うまい」と評した。俺と比べるところがハセヤンらしい。
しかし、全編をハイラムが歌い切るのは、少々つらい。あくまでギタリストの歌だからだ。やはり、これだけ歌物が続くのであれば、ちゃんとしたシンガーが欲しくなる。グレン・ジョーンズのような。このバンドにフィーチャー・シンガーでグレンをいれてスティーヴィー曲を歌ってもらえば、かなりいいのでは? (笑)
しかし、ギタリストとしては、テーブルに乗るわ、客席は走り回るわで最高のエンタテイナーだ。あの超巨体(お相撲さん体形)がブルーノートの小さなテーブルの上に乗ると、4−5人のスタッフがいっせいにテーブルを押さえに飛んでくる図がおもしろかった。そして、彼が着ていたTシャツの虎の絵が彼がギターを弾きながら動くと、その筋肉が動いて、目のあたりが瞬くようになり、漫画チックで笑えた。
しかし、後半スティーヴィー作品ばかりになったら、ぐっと観客温度も上がってきた。さすが、スティーヴィー楽曲は強力。木曜はジェームス・ブラウンで、土曜はアース・ウィンド&ファイアー。
■ハイラム・ブロック 『トゥー・ファンキー・トゥ・イグノア』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B84R64/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
Hiram Bullock (Guitar)
Chris Codish (Keyboards)
Frank Gravis (Bass)
Jeremy Gaddie (Drums)
■Setlist : Hiram Bullock @ Blue Note Tokyo, May 25, 2007
セットリスト ハイラム・ブロック ブルーノート
show started 21:31
01. Give Em The Rock
02. Everything U Do
03. Born To Love You
04. Missing U Tonight
05. Bean Burrito
06. Get In The Kitchen
~Stevie Wonder Songs~
07. You Haven’t Done Nothing
08. Maybe Your Baby
09. Signed, Sealed, Delivered I’m Yours
10. Boogie On Reggae Woman
11. I Was Made To Love Her
12. Superstition
13. Living For The City
Enc. Higher Ground
show ended 23:15
(2007年5月25日金曜、東京ブルーノート=ハイラム・ブロック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bullock, Hiram
2007-68
超巨体。
しかし、面白い企画を立てるものだ。ニューヨークの人気ギタリスト、ハイラム・ブロックのライヴ。4日で、ジェームス・ブラウン・トリビュート、スティーヴィー・トリビュート、アース・トリビュートなどを行う。金曜は、スティーヴィーの日。
しかし、前日はオリジナルをたっぷり聴くつもりでいったら、冒頭からスティーヴィーのカヴァーで、この日は、スティーヴィー作品を聴くつもりで行ったら、ずっとオリジナルばっかりで、いつスティーヴィーがでてくるのかとずいぶん待たされた。(笑) スティーヴィー作品がでてきたのは、ショー開始から約55分経ってから。その後アンコールまで約50分スティーヴィー曲ばかりだったので、ちょうど、オリジナル、スティーヴィー半々の感じだった。全曲スティーヴィーだと思ったのに少々肩透かし。
しかし、ドラムス、異様に上手。ギター、めちゃくちゃのる。オルガン、相当ファンキー、ベースかなりいい。ということで、たった4人のバンドだが、バンドはタイトで強力。同行ソウルメイト、ハセヤンは、このドラムスを見て「オマー・ハキム以来の強力ドラマー。俺の100倍うまい」と評した。俺と比べるところがハセヤンらしい。
しかし、全編をハイラムが歌い切るのは、少々つらい。あくまでギタリストの歌だからだ。やはり、これだけ歌物が続くのであれば、ちゃんとしたシンガーが欲しくなる。グレン・ジョーンズのような。このバンドにフィーチャー・シンガーでグレンをいれてスティーヴィー曲を歌ってもらえば、かなりいいのでは? (笑)
しかし、ギタリストとしては、テーブルに乗るわ、客席は走り回るわで最高のエンタテイナーだ。あの超巨体(お相撲さん体形)がブルーノートの小さなテーブルの上に乗ると、4−5人のスタッフがいっせいにテーブルを押さえに飛んでくる図がおもしろかった。そして、彼が着ていたTシャツの虎の絵が彼がギターを弾きながら動くと、その筋肉が動いて、目のあたりが瞬くようになり、漫画チックで笑えた。
しかし、後半スティーヴィー作品ばかりになったら、ぐっと観客温度も上がってきた。さすが、スティーヴィー楽曲は強力。木曜はジェームス・ブラウンで、土曜はアース・ウィンド&ファイアー。
■ハイラム・ブロック 『トゥー・ファンキー・トゥ・イグノア』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B84R64/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
Hiram Bullock (Guitar)
Chris Codish (Keyboards)
Frank Gravis (Bass)
Jeremy Gaddie (Drums)
■Setlist : Hiram Bullock @ Blue Note Tokyo, May 25, 2007
セットリスト ハイラム・ブロック ブルーノート
show started 21:31
01. Give Em The Rock
02. Everything U Do
03. Born To Love You
04. Missing U Tonight
05. Bean Burrito
06. Get In The Kitchen
~Stevie Wonder Songs~
07. You Haven’t Done Nothing
08. Maybe Your Baby
09. Signed, Sealed, Delivered I’m Yours
10. Boogie On Reggae Woman
11. I Was Made To Love Her
12. Superstition
13. Living For The City
Enc. Higher Ground
show ended 23:15
(2007年5月25日金曜、東京ブルーノート=ハイラム・ブロック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bullock, Hiram
2007-68
Fukamachi Jun #77 The Final At Art Cafe
2007年5月27日【深町純、アート・カフェでのピアノパーティー最終回】
フィナーレ。
2001年1月の最終土曜日から、恵比寿アート・カフェで始まった深町純のピアノ・パーティー(全曲・即興演奏)が、2007年5月26日(土曜)、アート・カフェにおける最終回を迎えた。アートカフェが地域再開発で、取り壊されるために、アート・カフェでのライヴは77回目で最後となった。来月以降は、深町氏自身が昨年12月に祐天寺にオープンしたカフェ・レストラン「FJズ」で、「キーボード・パーティー」として最終土曜日に続ける。
この日はさすがに、常連さんもかなり前からやってきていた。始まる前からちょっとした熱気にあふれていて、混んでいた。「さすがに混んでますね」と深町さんに言うと「僕は、関係ないから」と涼しい顔。
最終回ということで、話すほうにも熱が入り、この日は圧倒的におしゃべりが多かった。第二部では、深町さんのシンセサイザーによるおなじみの2曲が披露された。
特に最終回ということでも、変わったこともなく、花束贈呈以外は、粛々と演奏され、パーティーは終わった。なお、下記セットリストの「ナチュラル・ウーマン」は来ていた一般の観客の方が、大胆にも深町ピアノで歌おうとしたが、歌と演奏がバラバラになってしまい、かなりひどいものになった。しかし、これも即興というか、出たとこ勝負の宿命か。(笑) また最近お子さんを連れてこられる方がいるが、その子はかわいいのだが、ピアノの前で演奏中もうろうろするので、見ているほうとしてはひじょうに集中力が途切れて目障りだ。お子さんは、後ろのほうでごらんいただきたい。
最後の曲を終えた後、深町さんの音頭で乾杯となった。
なおアート・カフェ自体は、オウナーの鈴木正勝さんによると、すでに現住所から歩いて30秒ほどのところに、候補地を見つけて、来年春をめどに再オープン計画中だという。詳細については、アート・カフェのホームページで案内するという。
■過去関連ウェッブ
前回までのライヴ評など
April 29, 2007
Fukamachi Jun #76: Jun Sings For James McDonnell
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200704/2007_04_29.html
April 30, 2007
Fukamachi Jun Talks: What The Power Of Music Is
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200704/2007_04_30.html
February 26, 2007
Fukamachi Jun #74: Only 3 Parties To Go
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200702/2007_02_26.html
January 30, 2007
Fukamachi Jun’s Every Songs Are Different: Turns Every Songs Are Same
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_30.html
Fukamachi Jun #69
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200610/2006_10_01.html
May 28, 2006
Fukamachi Jun #65: Performer Knows How Do Audiences Feel
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_05_28.html
April 30, 2006
Fukamachi Jun Live #64
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_30.html
(ここに過去記事一覧があります)
■アートカフェ・オフィシャル・ウェッブ
http://artcafe1107.com/
深町純オフィシャル・ウェッブ
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
■Setlist: Fukamachi Jun #77 @ Art Cafe, Ebisu
May 26, 2007 (Saturday)
セットリスト 深町純 ピアノパーティー第77回
1st Set
show started 19:38
01. 2007年5月26日19時54分の作品 (08.07)
02. 2007年5月26日20時01分の作品 (06.04)
03. 2007年5月26日御題拝借作品1. (01.44) (Shanti’s melody)
04. 2007年5月26日御題拝借作品2. (01.43) (Sayama Yuri’s melody)
05. 2007年5月26日20時33分の作品 (08.57)
show ended 20:43
(approximately performing time 26 minutes 35 seconds of 65 minutes show)(.4089)
2nd Set
show started 21.05
01. フォーレの「夢の後に」 (初期の単音のシンセサイザーで)(2.47)
02. 「カタストロフィー」(初期の単音のシンセサイザーで) (5.11)
03. 2007年5月26日21時22分の作品 (9.10)
04. A Song Inspired By "You Make Me Feel Like Natural Woman"(一般観客の方の歌) (3.09)
05. 2007年5月26日21時48分の作品(蛍の光にインスパイアーされて) (13.28)
show ended 22:03
(approximately performing time: 33.45 of 58 minutes show)(.5819)
■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4 第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9 第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1 第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19
(2007年5月26日土曜、恵比寿アートカフェ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2007-69
フィナーレ。
2001年1月の最終土曜日から、恵比寿アート・カフェで始まった深町純のピアノ・パーティー(全曲・即興演奏)が、2007年5月26日(土曜)、アート・カフェにおける最終回を迎えた。アートカフェが地域再開発で、取り壊されるために、アート・カフェでのライヴは77回目で最後となった。来月以降は、深町氏自身が昨年12月に祐天寺にオープンしたカフェ・レストラン「FJズ」で、「キーボード・パーティー」として最終土曜日に続ける。
この日はさすがに、常連さんもかなり前からやってきていた。始まる前からちょっとした熱気にあふれていて、混んでいた。「さすがに混んでますね」と深町さんに言うと「僕は、関係ないから」と涼しい顔。
最終回ということで、話すほうにも熱が入り、この日は圧倒的におしゃべりが多かった。第二部では、深町さんのシンセサイザーによるおなじみの2曲が披露された。
特に最終回ということでも、変わったこともなく、花束贈呈以外は、粛々と演奏され、パーティーは終わった。なお、下記セットリストの「ナチュラル・ウーマン」は来ていた一般の観客の方が、大胆にも深町ピアノで歌おうとしたが、歌と演奏がバラバラになってしまい、かなりひどいものになった。しかし、これも即興というか、出たとこ勝負の宿命か。(笑) また最近お子さんを連れてこられる方がいるが、その子はかわいいのだが、ピアノの前で演奏中もうろうろするので、見ているほうとしてはひじょうに集中力が途切れて目障りだ。お子さんは、後ろのほうでごらんいただきたい。
最後の曲を終えた後、深町さんの音頭で乾杯となった。
なおアート・カフェ自体は、オウナーの鈴木正勝さんによると、すでに現住所から歩いて30秒ほどのところに、候補地を見つけて、来年春をめどに再オープン計画中だという。詳細については、アート・カフェのホームページで案内するという。
■過去関連ウェッブ
前回までのライヴ評など
April 29, 2007
Fukamachi Jun #76: Jun Sings For James McDonnell
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200704/2007_04_29.html
April 30, 2007
Fukamachi Jun Talks: What The Power Of Music Is
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200704/2007_04_30.html
February 26, 2007
Fukamachi Jun #74: Only 3 Parties To Go
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200702/2007_02_26.html
January 30, 2007
Fukamachi Jun’s Every Songs Are Different: Turns Every Songs Are Same
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_30.html
Fukamachi Jun #69
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200610/2006_10_01.html
May 28, 2006
Fukamachi Jun #65: Performer Knows How Do Audiences Feel
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_05_28.html
April 30, 2006
Fukamachi Jun Live #64
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_30.html
(ここに過去記事一覧があります)
■アートカフェ・オフィシャル・ウェッブ
http://artcafe1107.com/
深町純オフィシャル・ウェッブ
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
■Setlist: Fukamachi Jun #77 @ Art Cafe, Ebisu
May 26, 2007 (Saturday)
セットリスト 深町純 ピアノパーティー第77回
1st Set
show started 19:38
01. 2007年5月26日19時54分の作品 (08.07)
02. 2007年5月26日20時01分の作品 (06.04)
03. 2007年5月26日御題拝借作品1. (01.44) (Shanti’s melody)
04. 2007年5月26日御題拝借作品2. (01.43) (Sayama Yuri’s melody)
05. 2007年5月26日20時33分の作品 (08.57)
show ended 20:43
(approximately performing time 26 minutes 35 seconds of 65 minutes show)(.4089)
2nd Set
show started 21.05
01. フォーレの「夢の後に」 (初期の単音のシンセサイザーで)(2.47)
02. 「カタストロフィー」(初期の単音のシンセサイザーで) (5.11)
03. 2007年5月26日21時22分の作品 (9.10)
04. A Song Inspired By "You Make Me Feel Like Natural Woman"(一般観客の方の歌) (3.09)
05. 2007年5月26日21時48分の作品(蛍の光にインスパイアーされて) (13.28)
show ended 22:03
(approximately performing time: 33.45 of 58 minutes show)(.5819)
■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4 第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9 第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1 第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19
(2007年5月26日土曜、恵比寿アートカフェ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2007-69
So Many Raged People These Days
2007年5月28日【切れる客が増えたそうで】
激怒。
たまたま調べ物をしていたら、おもしろい記事に出会った。ちょっと古いが2007年3月16日付けの朝日新聞の記事だ。
「キレる客対策、業界本腰 クラシック演奏会でトラブル急増」
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200703160235.html
要は、最近クラシック・コンサートで他の人のマナーに「切れる客」が増えている、というのだ。このところ、それまでクラシックのコンサートなどに来たことがない若い人たちが増えていて、そうした人たちがマナーがなっていないことが主な原因らしいが、それだけなく、些細なことで「客を外に出せ」などと主催者に言う人が増えたらしい。
僕はクラシックのコンサートにはめったにいかないので、こういうことが起きていることなどまったく知らなかった。しかし、ポピュラー音楽でも、静かな曲を聴かせるものなら、いずれこういうことが起こるかもしれない、と思った。
この記事どおりだとすると、鈴ひとつでその客を引っ張り出すというのは、ちょっと異常にも思える。この傾向っていったいなんなのだろう。やはり、世間のあちこちでいろいろなことに我慢ができずに、すぐに切れる人が増えているということなのだろうか。なぜ切れる人が増えたのかというと、たとえば、コンビニのものやファーストフードやお菓子などばかりを食べていると、切れやすくなるなどという話を聞いたこともある。
まあ、とはいうものの、あらゆるところで、マナーが悪くなった事実は否めないので、それに文句を言う人も多々でてくる、ということだろう。そのためには、いちいちマナーというものを教えなければならなくなる。
ESSAY>
激怒。
たまたま調べ物をしていたら、おもしろい記事に出会った。ちょっと古いが2007年3月16日付けの朝日新聞の記事だ。
「キレる客対策、業界本腰 クラシック演奏会でトラブル急増」
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200703160235.html
要は、最近クラシック・コンサートで他の人のマナーに「切れる客」が増えている、というのだ。このところ、それまでクラシックのコンサートなどに来たことがない若い人たちが増えていて、そうした人たちがマナーがなっていないことが主な原因らしいが、それだけなく、些細なことで「客を外に出せ」などと主催者に言う人が増えたらしい。
僕はクラシックのコンサートにはめったにいかないので、こういうことが起きていることなどまったく知らなかった。しかし、ポピュラー音楽でも、静かな曲を聴かせるものなら、いずれこういうことが起こるかもしれない、と思った。
この記事どおりだとすると、鈴ひとつでその客を引っ張り出すというのは、ちょっと異常にも思える。この傾向っていったいなんなのだろう。やはり、世間のあちこちでいろいろなことに我慢ができずに、すぐに切れる人が増えているということなのだろうか。なぜ切れる人が増えたのかというと、たとえば、コンビニのものやファーストフードやお菓子などばかりを食べていると、切れやすくなるなどという話を聞いたこともある。
まあ、とはいうものの、あらゆるところで、マナーが悪くなった事実は否めないので、それに文句を言う人も多々でてくる、ということだろう。そのためには、いちいちマナーというものを教えなければならなくなる。
ESSAY>
【スウェーデン発アカペラグループ、リアル・グループのライヴ】
人気。
スウェーデン出身の男性3人女性2人計5人のアカペラ・グループ、「ザ・リアル・グループ」のライヴがあった。「ザ・リアル・グループ」というのが、グループ名だ。日本のグループ、スクープ・オン・サンバディーとコラボレーションした作品もあり、日本でも徐々に知名度をあげている。
僕はライヴは初めて見たが、何度かすでにショーケースなども含めて来日しているようで、CDも大手プロダクション、アミューズ傘下スパイス・オブ・ライフ・レコードから3枚でている。
驚いたのは、渋谷の東急文化村にあるオーチャード・ホール(収容人数約2150)がほぼ満員になっていたこと。やはりコーラスとかアカペラって人気なのだろうか。
まったくミュージシャンはおらず、素の5人がステージにでて、すべての音を声でだす。一言で言えば、マンハッタン・トランスファーのような感じだ。黒さはなく、マンハッタン・トランスファー風の白いポップできれいなコーラス・グループというイメージ。やはり、テイク6、ナチュラリー7といった次世代アカペラ進化系がでてくると、なかなか勝負も大変だ。(笑)
第二部で、ラジオ番組で出会い意気投合した日本の3人組スクープ・オン・サンバディーとのジョイントがあった。それにしても、タケさんのスター・オーラというか、人を惹きつける部分というのが目立った。
次のコットン・ライヴの時間が迫っていたので本編の最後(「カウント・ベイシー・メドレー)まででアンコール部分は聞けずに出た。しかし、オーチャード、満員はすごいなあ。アミューズのサポート体制はお見事。
Setlist : Real Group at Orchard Hall, Shibuya May 28, 2007
セットリスト リアル・グループ オーチャード・ホール
(according to press release)
1st set
show started 19:16
01. Prime Time Blues
02. I’ll Never Fall In Love Again
03. It Don’t Mean A Thing (If It Ain’t Got That Swing)
04. Uti Var Hage
05. There Goes My Heart (new song)
06. Sweet Lorraine (new song)
07. The Thingamabob
08. Vem Kan Segla
09. Mr. Father
10. Swedish hit Medley: Hooked On A Feeling / Dancing Queen / etc.
show ended 19:59
2nd set
show started 20:20
11. All For Love (+Skoop On Somebody)
12. What You Won’t Do For Love (Skoop On Somebody only)
13. Gota
14. Run Run Run
15. What Are You Doing The Rest Of Your Life
16. Commonly Unique
17. Lift Me Up
18. Basie Medley: (21:03)
Enc. Granada
Enc. Ticket To Ride
Enc. S.O.S
Enc. Hard To Say Goodbye
show ended
(2007年5月28日月曜、渋谷東急文化村・オーチャード・ホール=ザ・リアル・グループ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>The Real Group
2007-70
人気。
スウェーデン出身の男性3人女性2人計5人のアカペラ・グループ、「ザ・リアル・グループ」のライヴがあった。「ザ・リアル・グループ」というのが、グループ名だ。日本のグループ、スクープ・オン・サンバディーとコラボレーションした作品もあり、日本でも徐々に知名度をあげている。
僕はライヴは初めて見たが、何度かすでにショーケースなども含めて来日しているようで、CDも大手プロダクション、アミューズ傘下スパイス・オブ・ライフ・レコードから3枚でている。
驚いたのは、渋谷の東急文化村にあるオーチャード・ホール(収容人数約2150)がほぼ満員になっていたこと。やはりコーラスとかアカペラって人気なのだろうか。
まったくミュージシャンはおらず、素の5人がステージにでて、すべての音を声でだす。一言で言えば、マンハッタン・トランスファーのような感じだ。黒さはなく、マンハッタン・トランスファー風の白いポップできれいなコーラス・グループというイメージ。やはり、テイク6、ナチュラリー7といった次世代アカペラ進化系がでてくると、なかなか勝負も大変だ。(笑)
第二部で、ラジオ番組で出会い意気投合した日本の3人組スクープ・オン・サンバディーとのジョイントがあった。それにしても、タケさんのスター・オーラというか、人を惹きつける部分というのが目立った。
次のコットン・ライヴの時間が迫っていたので本編の最後(「カウント・ベイシー・メドレー)まででアンコール部分は聞けずに出た。しかし、オーチャード、満員はすごいなあ。アミューズのサポート体制はお見事。
Setlist : Real Group at Orchard Hall, Shibuya May 28, 2007
セットリスト リアル・グループ オーチャード・ホール
(according to press release)
1st set
show started 19:16
01. Prime Time Blues
02. I’ll Never Fall In Love Again
03. It Don’t Mean A Thing (If It Ain’t Got That Swing)
04. Uti Var Hage
05. There Goes My Heart (new song)
06. Sweet Lorraine (new song)
07. The Thingamabob
08. Vem Kan Segla
09. Mr. Father
10. Swedish hit Medley: Hooked On A Feeling / Dancing Queen / etc.
show ended 19:59
2nd set
show started 20:20
11. All For Love (+Skoop On Somebody)
12. What You Won’t Do For Love (Skoop On Somebody only)
13. Gota
14. Run Run Run
15. What Are You Doing The Rest Of Your Life
16. Commonly Unique
17. Lift Me Up
18. Basie Medley: (21:03)
Enc. Granada
Enc. Ticket To Ride
Enc. S.O.S
Enc. Hard To Say Goodbye
show ended
(2007年5月28日月曜、渋谷東急文化村・オーチャード・ホール=ザ・リアル・グループ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>The Real Group
2007-70
Jino Hino Kenji Live At Cotton
2007年5月30日【大ジャムセッション、日野賢二〜ジーノ・ソウル・セッション】
ジャム。
日本一かっこいいファンキー・ベース・マン、ジーノ(日野賢二)を中心に、ジェイ・ファンキー・ドラマー・スティックス、パーカッションのゲイリー・スコットというソウル・サーチャー3人に加え、AIなどで活躍するキーボード、ペニーK、LA帰りのギタリスト、マサ、サックスにピエール、そして、4人の強力R&Bシンガーが集結した東京ファンキーR&Bセッション。
シンガーは、グリニスとアンジー・マーティン、ゴスペル仕立てのポーラ・ジョンソン、そして、東京イケメン・ソウルマン、ダニエル・モーガン、さらに、ゲストでバックコーラスでかつてダイアナ・ロスなどのバックを担当していたというアンソニー・ベイリーという布陣。
サックスのピエールは今年初め、吉祥寺のチャチャ・ハウスで知り合ったときには、まだ日本に来たばかりだと言っていたが、最近は都内に住んでいるらしい。アンソニーは、バックコーラスとして、職人系だった。ちょうどルーサーやシシー・ヒューストンのような、バック・コーラスをアートにします的な、それでいて声も強力なシンガーだった。日本には来たばかりで7月末まではいるというから、またどこかで会いそうだ。
これだけ多彩なR&Bシンガーが集うと、日本ではないみたいだ。ジェイ、ジーノ、ペニーK、そして初めて見たマサさんらのリズム隊は安定している。ほとんどリハなしでも、グルーヴの名のもとにジャムが続く。おもしろかったのは、ピエールが歌った気持ち悪い系のプリンスのカヴァー「イフ・アイ・ウォズ・ユア・ガールフレンド」。『ソウル・サーチン』でプリンスやるときには、ぜひ、お願いしたい。(笑)
単一の曲としては、ダニエルが歌ったニーヨの「ソー・シック」が、彼にもあっていて、そして何より楽曲が強力ということもあり、よかった。しかし、アンコールでやった「カム・トゥゲザー」の大ジャムセッション大会は、30分近くになって、えらく盛り上がった。ミュージシャン、シンガーたちが楽しんでいるのが、観客に伝わってくる。みんなにソロを回し、適当にフレーズをプレイしたり、歌ったりするジャム・セッション感覚がいい。それにしても、グリニスとダニエルは声質が似ているな。ほとんどリハなしでここまでできてしまうところが、すごい。
グルーヴのイメージを共有できるミュージシャンたちが適当に集まって、好きな曲を好きにパフォームするという場所があれば、もっともっとライヴシーンも活発化するだろうなと思った。
■メンバー
日野賢二 プレゼンツ “ソウル R&B セッション”
日野 "JINO" 賢二(b, vo), Daniel Morgan(vo), Glynis Martin(vo, b), Argie Martin(vo), Paula Johnson(vo), Pierre Andrea(sax, vo), Gary Scott(sax, percussion, vo), Penny-K(key), Masa Komatsu(g), Jay Stixx(ds), Anthony Bailey (vo)
Setlist : Hino Jino Kenji @ Cotton Club, May 28, 2007
セットリスト 日野賢二〜ジーノ・ソウルR&Bセッション
show started 21:33
01. Intro
02. If I Was Your Girl Friend (vocal by Pierre Andrea)
03. Black Ice (vocal by Glynis Martin)
04. If Only You Knew (vocal by Glynis Martin)
05. 7 Am (vocal by Daniel Morgan)
06. Give Me Answer (vocal by Daniel Morgan)
07. So Sick (vocal by Daniel Morgan)
enc. Come Together Jam - including a riff of "Thank You", "It’s Too Funky In Here", "Give Up For The Funk" (all)
show ended 23:09
(2007年5月28日月曜、丸の内コットン・クラブ=日野賢二・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Hino, Kenji
2007-71
ジャム。
日本一かっこいいファンキー・ベース・マン、ジーノ(日野賢二)を中心に、ジェイ・ファンキー・ドラマー・スティックス、パーカッションのゲイリー・スコットというソウル・サーチャー3人に加え、AIなどで活躍するキーボード、ペニーK、LA帰りのギタリスト、マサ、サックスにピエール、そして、4人の強力R&Bシンガーが集結した東京ファンキーR&Bセッション。
シンガーは、グリニスとアンジー・マーティン、ゴスペル仕立てのポーラ・ジョンソン、そして、東京イケメン・ソウルマン、ダニエル・モーガン、さらに、ゲストでバックコーラスでかつてダイアナ・ロスなどのバックを担当していたというアンソニー・ベイリーという布陣。
サックスのピエールは今年初め、吉祥寺のチャチャ・ハウスで知り合ったときには、まだ日本に来たばかりだと言っていたが、最近は都内に住んでいるらしい。アンソニーは、バックコーラスとして、職人系だった。ちょうどルーサーやシシー・ヒューストンのような、バック・コーラスをアートにします的な、それでいて声も強力なシンガーだった。日本には来たばかりで7月末まではいるというから、またどこかで会いそうだ。
これだけ多彩なR&Bシンガーが集うと、日本ではないみたいだ。ジェイ、ジーノ、ペニーK、そして初めて見たマサさんらのリズム隊は安定している。ほとんどリハなしでも、グルーヴの名のもとにジャムが続く。おもしろかったのは、ピエールが歌った気持ち悪い系のプリンスのカヴァー「イフ・アイ・ウォズ・ユア・ガールフレンド」。『ソウル・サーチン』でプリンスやるときには、ぜひ、お願いしたい。(笑)
単一の曲としては、ダニエルが歌ったニーヨの「ソー・シック」が、彼にもあっていて、そして何より楽曲が強力ということもあり、よかった。しかし、アンコールでやった「カム・トゥゲザー」の大ジャムセッション大会は、30分近くになって、えらく盛り上がった。ミュージシャン、シンガーたちが楽しんでいるのが、観客に伝わってくる。みんなにソロを回し、適当にフレーズをプレイしたり、歌ったりするジャム・セッション感覚がいい。それにしても、グリニスとダニエルは声質が似ているな。ほとんどリハなしでここまでできてしまうところが、すごい。
グルーヴのイメージを共有できるミュージシャンたちが適当に集まって、好きな曲を好きにパフォームするという場所があれば、もっともっとライヴシーンも活発化するだろうなと思った。
■メンバー
日野賢二 プレゼンツ “ソウル R&B セッション”
日野 "JINO" 賢二(b, vo), Daniel Morgan(vo), Glynis Martin(vo, b), Argie Martin(vo), Paula Johnson(vo), Pierre Andrea(sax, vo), Gary Scott(sax, percussion, vo), Penny-K(key), Masa Komatsu(g), Jay Stixx(ds), Anthony Bailey (vo)
Setlist : Hino Jino Kenji @ Cotton Club, May 28, 2007
セットリスト 日野賢二〜ジーノ・ソウルR&Bセッション
show started 21:33
01. Intro
02. If I Was Your Girl Friend (vocal by Pierre Andrea)
03. Black Ice (vocal by Glynis Martin)
04. If Only You Knew (vocal by Glynis Martin)
05. 7 Am (vocal by Daniel Morgan)
06. Give Me Answer (vocal by Daniel Morgan)
07. So Sick (vocal by Daniel Morgan)
enc. Come Together Jam - including a riff of "Thank You", "It’s Too Funky In Here", "Give Up For The Funk" (all)
show ended 23:09
(2007年5月28日月曜、丸の内コットン・クラブ=日野賢二・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Hino, Kenji
2007-71
Sheila Raye Charles Live
2007年5月31日【シーラ・レイ・チャールズ〜異母姉妹、オン・ステージ】
異母。
『ソウルの神様』レイ・チャールズには7人の女性との間に12人の子供がいる。そのうちのひとり、シーラ・レイ・チャールズが、2005年11月、丸の内コットン・クラブのオープニングで初来日して以来、約1年半ぶりに来日。今回は会場スケジュールの関係で、横浜モーション・ブルーと東京ブルーノートでそれぞれ1日ずつライヴを行った。
ドラムス、ベース、キーボードの3人のバックに、2人コーラス、そして、シーラという計6人がオンステージ。非常におもしろいのが、2人の女性コーラス。ひとりは細身で、もう一人はかなり大柄。なんとこの2人とも、レイ・チャールズの娘で、すべて異母兄弟(姉妹)なのだ。シーラによれば、彼女たちはレイ・チャールズのお葬式(2004年6月)で初めて出会った、という。父の葬式で出会った3人姉妹が今、同じステージに立つ。ちょっとしたドラマだ。細身のロビンは、この日1曲目で「ゴッド・ブレス・アワ・チャイルド」をピアノの伴奏で歌い、さらに、途中で「ジョージア・オン・マイ・マインド」を歌った。
またこの日のベースは、マーク・スティーヴンス。ご存知の方も多いかもしれないが、かのシャカ・カーンの弟だ。なんで、マークが参加したのかはわからないが、後ろでブンブン、ベースを奏でていた。
やはり、楽曲としては聴きなじみのないオリジナル曲より、圧倒的にレイ・チャールズのレパートリーが観客のリアクションがいい。オリジナルはぎりぎり2曲までか。(5曲オリジナルに2曲カヴァー) しかも、アンコールでは今回のためにわざわざ覚えたという「いとしのエリー」を途中日本語を交えながら歌った。この日一番の反応だった。
ただ僕は彼女のヴァージョンがちょっとテンポが速かったような気がした。かつてレイ・チャールズのヴァージョンを1989年か90年にライヴで聴いたが、その時はかなりテンポを落として、実に一言一言をかみしめて歌っていて胸を打たれた。シーラも、レイのヴァージョンをもっともっと聴きこむといいと思う。少なくとも、ビリー・ジョエルがレイを研究したくらいは、研究するといい。
ところで、この日、彼女もライヴ後ファンの人にサイン会を行ったが、そこで自伝『ビハンド・ザ・シェード』を即売していた。これはまだ200部しか印刷していないひじょうにレアな、出たばかりのもの。シーラのライフストーリーが書かれている。彼女と父親の関係、彼女のドラッグ中毒からの復活、1963年の誕生から、現在までを描いている。
この本を日本で出せないかと相談された。どなたか、出版社の方で、出版に興味がある方は、僕までご連絡ください。
■関連過去記事
November 23, 2005
Cotton Club Has Just Opened: Legend Begins With Ellington’s Song
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200511/2005_11_23.html
■Members:
Sheila Raye Charles (vocal)
Robyn Moffett (vocal)
Raenee Robinson McClellan (vocal)
Jason Craft (keyboards, musical director)
Mark Stevens (bass)
Glenn Swanson (drums)
■シーラ・レイ・チャールズ・オフィシャル・ウェッブ(英語)
http://www.sheilarayecharles.com/
■ Setlist : Sheila Raye Charles : Blue Note Tokyo, May 29, 2007
セットリスト シーラ・レイ・チャールズ ブルーノート
show started 21:30
00. Glenn Swanson’s Poetry Introduction
01. God Bless Our Child [Billie Holiday] (Vocal by Robyn Moffett)
02. Hallelujah, I Love You So
03. Sacrifice (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
04. Ain’t Nobody [Rufus/Chaka Kahn]
05. Unchain My Heart
06. Hit The Road Jack
07. Drown In My Own Tears
08. Behind The Shades (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
09. Have I Told You Lately (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
10. Georgia On My Mind (Vocal by Robyn Moffett)
11. Shine (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
12. What’d I Say
Enc. Ellie, My Love
Enc. Joy
show ended 22.46
(2007年5月29日火曜、東京ブルーノート=シーラ・レイ・チャールズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Charles, Sheila Ray
2007-72
異母。
『ソウルの神様』レイ・チャールズには7人の女性との間に12人の子供がいる。そのうちのひとり、シーラ・レイ・チャールズが、2005年11月、丸の内コットン・クラブのオープニングで初来日して以来、約1年半ぶりに来日。今回は会場スケジュールの関係で、横浜モーション・ブルーと東京ブルーノートでそれぞれ1日ずつライヴを行った。
ドラムス、ベース、キーボードの3人のバックに、2人コーラス、そして、シーラという計6人がオンステージ。非常におもしろいのが、2人の女性コーラス。ひとりは細身で、もう一人はかなり大柄。なんとこの2人とも、レイ・チャールズの娘で、すべて異母兄弟(姉妹)なのだ。シーラによれば、彼女たちはレイ・チャールズのお葬式(2004年6月)で初めて出会った、という。父の葬式で出会った3人姉妹が今、同じステージに立つ。ちょっとしたドラマだ。細身のロビンは、この日1曲目で「ゴッド・ブレス・アワ・チャイルド」をピアノの伴奏で歌い、さらに、途中で「ジョージア・オン・マイ・マインド」を歌った。
またこの日のベースは、マーク・スティーヴンス。ご存知の方も多いかもしれないが、かのシャカ・カーンの弟だ。なんで、マークが参加したのかはわからないが、後ろでブンブン、ベースを奏でていた。
やはり、楽曲としては聴きなじみのないオリジナル曲より、圧倒的にレイ・チャールズのレパートリーが観客のリアクションがいい。オリジナルはぎりぎり2曲までか。(5曲オリジナルに2曲カヴァー) しかも、アンコールでは今回のためにわざわざ覚えたという「いとしのエリー」を途中日本語を交えながら歌った。この日一番の反応だった。
ただ僕は彼女のヴァージョンがちょっとテンポが速かったような気がした。かつてレイ・チャールズのヴァージョンを1989年か90年にライヴで聴いたが、その時はかなりテンポを落として、実に一言一言をかみしめて歌っていて胸を打たれた。シーラも、レイのヴァージョンをもっともっと聴きこむといいと思う。少なくとも、ビリー・ジョエルがレイを研究したくらいは、研究するといい。
ところで、この日、彼女もライヴ後ファンの人にサイン会を行ったが、そこで自伝『ビハンド・ザ・シェード』を即売していた。これはまだ200部しか印刷していないひじょうにレアな、出たばかりのもの。シーラのライフストーリーが書かれている。彼女と父親の関係、彼女のドラッグ中毒からの復活、1963年の誕生から、現在までを描いている。
この本を日本で出せないかと相談された。どなたか、出版社の方で、出版に興味がある方は、僕までご連絡ください。
■関連過去記事
November 23, 2005
Cotton Club Has Just Opened: Legend Begins With Ellington’s Song
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200511/2005_11_23.html
■Members:
Sheila Raye Charles (vocal)
Robyn Moffett (vocal)
Raenee Robinson McClellan (vocal)
Jason Craft (keyboards, musical director)
Mark Stevens (bass)
Glenn Swanson (drums)
■シーラ・レイ・チャールズ・オフィシャル・ウェッブ(英語)
http://www.sheilarayecharles.com/
■ Setlist : Sheila Raye Charles : Blue Note Tokyo, May 29, 2007
セットリスト シーラ・レイ・チャールズ ブルーノート
show started 21:30
00. Glenn Swanson’s Poetry Introduction
01. God Bless Our Child [Billie Holiday] (Vocal by Robyn Moffett)
02. Hallelujah, I Love You So
03. Sacrifice (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
04. Ain’t Nobody [Rufus/Chaka Kahn]
05. Unchain My Heart
06. Hit The Road Jack
07. Drown In My Own Tears
08. Behind The Shades (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
09. Have I Told You Lately (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
10. Georgia On My Mind (Vocal by Robyn Moffett)
11. Shine (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
12. What’d I Say
Enc. Ellie, My Love
Enc. Joy
show ended 22.46
(2007年5月29日火曜、東京ブルーノート=シーラ・レイ・チャールズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Charles, Sheila Ray
2007-72
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