本ブログでソウル・サーチン・ダイアリーをごらんのみなさま。

このダイアリーは使い勝手がわるいため、
ソウル・サーチン・ブログは、次の本サイトでごらんください。
 http://ameblo.jp/soulsearchin/ 

よろしくお願いします。

吉岡正晴
◎マサ小浜スペシャルPart 11~ジョージ・デューク・トリビュートも

【Masa Kohama Special Part 11】

11回目。

1980年代から90年代にかけてのソウル、R&Bヒットを中心に、洋楽ロックのヒットも含めた幅広い選曲で楽しませる人気ギタリスト、マサ小浜のスペシャル、パート11。今回も満員で、次々とおなじみのヒットを披露。なんか、最近、妙なオチのないゆるゆるトークが個性的に思えてきた。ナチュラルに笑わせるところが、マサ・スペシャル!

前回(第10回)は、マイケル・ジャクソンの「イモータル」の日程とかぶさり、常連の何人かが「イモータル」に行ってしまったことに触れ、「みんな、前回はサーカスのいんもー、なんとかに行っちゃったんだよね…」と。

第9回では「恋のバカンス」を披露した昭和歌謡曲コーナー、第11回は、今年全米ナンバーワンになって50年という「スキヤキ」。

第9回の音源一部ご紹介。(ラヴィ・シャンカール追悼のあとに)
https://soundcloud.com/soul_searchin_11/soul-searchin-radio-2012-12-16

これは、先日大西貴文DJのラジオ『ザ・ナイト』に一緒に出たときにトークで話がでたもの。一連の昭和歌謡の話になり、「じゃあ、スキヤキ、今年全米で1位になってから50周年だから、やってみれば」ということでリクエストしたら、見事にリクエストに応えていただいた。リクエストに応えて「スキヤキ」を演奏してくれてありがとう。

もう一曲ジョージ・デューク・トリビュートということで、「シャイン・オン」を、ジーノのベースをぶりぶり聞かせてやった。

みんな忙しいみたいで、リハもこの日の午後、会場でやっただけだという。それにしては、まとめる。


■次回マサ小浜スペシャルVol.12 は、2013年12月26日(木)、目黒ブルース・アレイ。

〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
  03-5496-4381

■過去関連記事

マサズ・ラウンジ第二回~アール・クルーからカーリー・レイ・ジェプセンまで
2013年02月15日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11470467495.html

マサ小浜スペシャルVol.9~ラヴィ・シャンカール追悼
2012年12月16日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11427694628.html

マサ小浜スペシャル第8回~世界の日野皓正飛び入り
2012年10月03日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20121003.html

マサ小浜ラウンジ~スムーズ・ジャズでゆったりと
2012年07月13日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11300757410.html

マサ小浜スペシャル~第7回
2012年04月19日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11226733025.html
(ここに過去記事一覧があります)

■ マサ小浜ウェッブ
http://masakohama.com/

■メンバー

マサ小浜 スペシャル PART11
SUMMER MADNESS MANIC Monday Nite Special
August 19, 2013 @ Blues Alley, Meguro

(G)マサ小浜 
(Key/Vo)Kaleb James 
(B)日野JINO賢二 
(Ds)Jay Stixx

■セットリスト
Setlist : Masa Kohama Special Vol.11, August 19, 2013 @ Blues Alley, Meguro
[ ] denotes original artists

1st set

show started 19:51
01.Intro - Summer Madness [Kool & The Gang]
02.Fallin’ [Alicia Keys]
03.Another Part Of Me [Michael Jackson]
04.Ordinary People [John Legend]
05.The Lady Wants To Know [Michael Franks]
06.Rio Samba [Larry Carlton]
07.Georgy Porgy [Toto / Eric Benet]
08.Red Light Special [TLC]
performance ended 20:54

2nd set

performance started 21:29
01.Sukiyaki [Kyu Sakamoto]
02.Maria Maria [Santana]
03.Rose [Bette Midler]
04.Breezin’ [George Benson]
05.Love X Love [George Benson]
06.Sky’s Crying [Blues]
07.Shine On [George Duke]
08.Jump [Van Halen]
Enc. Purple Rain [Prince]
Show ended 22:58

(2013年8月19日月曜、目黒ブルース・アレイ、マサ小浜スペシャル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Masa Kohama
◎ヘイミッシュ・スチュワート・ライヴ~もうひとつのアヴェレージ・ホワイト・バンド

【Hamish Stewart Live】

7年ぶり。

元アヴェレージ・ホワイト・バンド(AWB)のヘイミッシュ・スチュワートのバンドによる単独ライヴ。約7年ぶり。基本AWB時代の作品を中心に若干新曲など。ベースに旧知のウィル・リーを従え、さらにココモのオリジナル・メンバー、ジム・マレン(彼も古くからの仲間)、イギリスのファースト・コール・ドラマー、イアン・トーマス、キーボードにインコグニートにも参加していたグラハム・ハーヴィーというバンドはある種ドリーム・バンドでかなり強力に。

ヘイミッシュの来日は、AWBで1976年1月初来日、その後ポール・マッカートニーのサポートで2回(1990年3月、1993年11月)、モーション・ブルーのこけら落としで1回(2002年4月)、コットンで2006年3月、1回ということで、今回が6回目の来日だそう。あとダリル・ホール・ソロのサポートで来日してるのかな。そうなると7回目。

2013年11月のポールの来日には帯同しない。現在のバンドはポールの新しいバンドとのこと。

アラン・ゴーリーのAWBと別のヘイミッシュのAWBという感じがした。それでもAWBの片鱗だ。ただヘイミッシュに聞くと、「AWBは1982年に正式に解散し、自分の中では終わったもの。アランとはもうずいぶん長い間話してない」という。

ヘイミッシュは、気のいいスコットランド人という感じで、とても気さくな人物。「6-7年と明けずに、1-2年でまた戻ってきた」とも言う。

ヴォーカルでもっとも影響を受けたのはマーヴィン・ゲイとダニー・ハザウェイだと即答。マーヴィン、ダニーに会ったことはあるかと尋ねると、マーヴィンの前座をやったことある、という。

そのとき「悲しいうわさI Heard It Throught The Grapevine」にマーヴィンが飛び入りして歌ってくれたのがものすごくいい思い出だという。ニューヨークのホールだったらしい。

ダニーは、1978年頃、ロバータ・フラックとのデュエット・アルバムを作っているときに、ニューヨークのスタジオでアリフ・マーディンを介してちょっとだけ会ったことがあるそうだ。ただ、その直後、ダニーは自殺し、ゆっくり話すことはできなかった、という。

この二人の声は、「本当にピュアですばらしい」と絶賛。

ニューヨークの小さなライヴハウス、「ミケールズ」(今はない)の話になって、ヒットが出る前によく遊びに行っていて、そこで「ピック・アップ・ザ・ピーセス」が大ヒットした後、一度だけライヴをやったことがあるという。大ヒット後だったので、超満員となった。おそらく100人くらいはいればいっぱいの店だから、すぐに入れなくなる。彼らが「ピック・・・」の大ヒットを出した後だと、通常は2000人から5000人クラスのホールでライヴをやるので、それは満員だろう。そこでよくハングアウトしてたから、みんなでやってもいいかな、という話になったんだと思う、と振り返ってくれた。

ライヴ後は着替えて、ヘイミッシュとちょうど新作を出したばかりのウィル・リーがサイン・写真撮影会。ウィル・リーの新作『ラヴ・グラティテュード・アンド・アザー・ディストラクションズ』もなかなかよいです。

動画など。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artist/hamish-stuart/

■過去関連記事

September 28, 2006

Average White Band Live: Another "Soul Searching Band"
http://blog.soulsearchin.com/archives/001289.html


■セットリスト
Setlist : Hamish Stewart, August 18, 2013

Show started 20:02
01.Whatcha Gonna Don For Me
02.Queen Of My Soul
03.Cherry Blossom Time (new)
04.Some Other Time
05.How The Mighty Fall
06.Love And Learn (new)
07.If It’s Magic [Stevie Wonder]
08.Person To Person – a riff of Thank You, Good Times
Enc. Pick Up The Pieces
Show ended 21:20

(2013年8月18日日曜、丸の内コットンクラブ、ヘイミッシュ・スチュワート・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Stewart, Hamish

AWB 手ごろなベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000032VE/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

ウィル・リー最新作

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CWGYCQS/soulsearchiho-22/ref=nosim

◆ソウルいろいろ

【Soul Bits & Pieces】

生電話。

8月20日の「ソウル・サーチン・レイディオ」の生放送中、ちょうど、ホイットニー特集をやっていて、曲がかかっている間に、携帯がぶるぶるした。スタッフが、「吉岡さん、電話みたいですよ」というので見たらAIからだった。まだ曲の時間があったので、出たら、ホイットニーの「カウント・オン・ミー」そして「エイント・ノー・ウェイ」が良すぎて感激したから電話してきた、という。「あ、やっぱり生放送?? ごめんごめん」とか言って一旦切った。

AIに限らず、なぜか生放送中に電話がかかってくる頻度が高い印象がある。特に最近はメールのやりとりが多いので、ふだんは電話自体かかってくることが少ないが、なぜか本番中にかかってくる。不思議だ。(笑) 

インタヴュー。

「ソウル・サーチン・レイディオ」用に録ったインタヴューが、スタイリスティックス、
アース・ウィンド&ファイアー、そして、昨日のウィル・リーと貯まってしまった。徐々にリリースにあわせてご紹介していく予定。

みんなそれぞれ楽しかったが、ウィル・リーに「トップ5ベース・リフ」と題して、気に入っているベース・リフの曲を5曲選んでもらった。「別に1位から5位ということじゃないけどね、今、この瞬間の5曲」と言うことで選ばれたのは、まず、ラリー・グラハム。スライの「サンキュー」。ジェームス・ブラウンの「ゴナ・ハヴ・ファンク・グッド・タイムス」(「ドゥーイン・イット・トゥ・デス」)、ビートルズの「カム・トゥゲザー」など。全部、口でベースのリフをやってくれたので、番組内でご紹介したい。

ちょうど僕の前のインタヴュアーが亀田誠司さんだった。クインシー以来の再開となった。亀田さんも、ウィルもベース奏者なので、ベース談義に花が咲いたようだ。最後のフォトセッションを見ていたら、やたらおもしろそうだった。

ムゲン。

アースのラルフ・ジョンソンが以前1960年代後期にムゲンに箱バンドで来ていたと聞いた。「ミスター・マスイは元気か?」とムゲン・オウナーの名前を覚えていてびっくりした。ムゲンといえば、コン・ファンク・シャン、ジェームス・イングラムなどがブレイク前に来ていた。ほかにもいたんだ。

スタイリスティクスのカヴァー・アルバムのライナーノーツを仕上げた。9月の発売。これについてのインタヴューを再度聞き返したが、4人との会話がとても和気藹々でおもしろかった。

裸族。

昨日、ツイートしたのだが、ジョン・レジェンドの「ある一日」のビデオ。

これはおもしろい。ジョン・レジェンド A Day In The Life of John Legend は自宅では「裸族」だった。(笑)  http://bit.ly/1aq4cA3  これが9月発売の新作『ラヴ・イン・ザ・フューチャー』の宣伝ビデオですか(笑) いいね

今日のブログは、オチがありません。

ESSAY>


■「ソウル・サーチン・レイディオ」第21回セットリスト~ヘイミッシュ・スチュアートとAWBなど

【Soul Searchin Radio #021 - Setlist】

第21回。

「ソウル・ミュージックの過去現在未来」をご紹介する「ソウル・サーチン・レイディオ」。第21回は、ニュース&トピックスでフジロック・ライヴ音源からタワー・オブ・パワーのものをご紹介しました。JBメドレーです。

話題のトロント出身のドレイク、アドリア・ケイン、Rケリーの新曲も。

「フィーチャード・アーティスト」はただいま来日中、元アヴェレージ・ホワイト・バンドのヘイミッシュ・スチュアートに少し話を聞きました。彼にとっては、AWBはもう終わっている、という言葉が印象的でした。

ヘイミッシュ・スチュアートのコメント。

「『ワッチャ・ゴナ・ドゥ・フォー・ミー』は、友人のネッド・ドヒーニーと一緒に書いた。『ソウル・サーチン』のアルバム用にそれより先に『ラヴ・オブ・マイ・オウン』を書いていた。ネッドとは友人だったので、僕がLAに行くと彼のうちに行き、よく一緒に遊んでいた。マルガリータを飲んで、女の子を追っかけてって、若い連中誰もがやるようなことをやってた。(笑)そんな頃、キッチン・テーブルで二人で『ラヴ・オブ・マイ・オウン』を書いたがそれはすぐかけた。ギターを弾きながら30分程度でほぼできたよ。それからしばらく経って、『ワッチャ・ゴナ・・・』を書いた。『ラヴ・・・』ほどすぐには書けなかったけど、完成させたよ。歌詞のアイデアは、ネッドだ。それから何年かしてレコーディングされた。一緒にたくさんの曲は書いていないが、最初に書いた曲としては気に入ってるよ。僕はコード進行などをやった。あまり一人だけでは書かない。コラボレーションのほうが好きだな」

「ソウル・サーチン」の楽曲について。

「『ソウル・サーチン』は、バンドのベース奏者、アラン・ゴリーが書いた。すでにそのアルバムを『ソウル・サーチン』というタイトルにすると決まっていた。アランとギター奏者のオーニーがハーモニーをちょっと変えたりしたんじゃないかな。それでほかの曲と一緒にレコーディングした。それだけだよ。これ、僕も書いてたっけ?(笑) もうずいぶん昔のことであんまりよく覚えてないんだ。ただ、これはアランが歌っているので、僕はもう歌わないんだ。僕がやるのは、クイーン・オブ・マイ・ソウル、一方、カット・ザ・ケイクはアランが歌っているので僕はやらない。イフ・アイ・エヴァー・ルーズ・ディス・へヴン、ワッチャ・ゴナ・ドゥ・フォー・ミーはやる。たぶん、この「ソウル・サーチン」はアランと一緒に曲を書いたんだろう。(笑)」

ジェームス・ブラウンは、ビル・ドゲットのカヴァー。ビル・ドゲットが1958年10月からヒットさせ、ソウルチャートで3位まであげた曲のカヴァー。ビル・ドゲットもキングレコード所属。レーベルメイトのカヴァーです。ビル・ドゲットは1916年2月16日フィラデルフィア生まれ。1996年11月13日80歳で死去。ピアノ/オルガン奏者。1956年「ホンキー・トンク」がソウルで13週1位になる大ヒットを出しています。

オールディーズでは2人、バースデイ。アイザック・ヘイズにラップのKRS-ONE。いよいよ来週末に迫った「ソウル・パワー・サミット」の大ボス、鈴木雅之さんの『ソウル・サミット』コンピレーションの選曲を1曲。

マンスリーはホイットニー3回目。『ボディー・ガード』の話などをしました。

ホイットニー、教会、ゴスペルについてのコメント。

「まちがいない、母は私たち(子供たち)を教会で育てた。教会は、私たちのファミリー・トラディション、家族の伝統。私たちの人生の一部です。好き嫌いに関係なく、教会には行かなければならないの。でも、大きくなるにつれ、教会に行くのが大好きになっていった。私はそこで歌うのが大好きで、クワイアーが大好き、あの空気、雰囲気、エキサイトメントが大好きだった。感情のたかぶりがあそこにはある。説明しましょう。日曜、朝8時の礼拝があって、それから11時の礼拝がある。午後や、夜に礼拝があるときもある。礼拝というのは、すべて神を称えるということ。ずっと、称え続けるの。大きな声で、そうすると喜びにあふれて、抑えることができなくなり、歌って、自分の感情をどんどん吐き出す。

もちろん、いろんな人がいて、静かに参加する人もいれば、大いに感情を出す人もいる。バプティスト・チャーチ、ペンタコスタル・チャーチではみんな抑えることができない。シャウトして、神を称える。私は子供の頃、神についてはよくわからなかった。子供だったからでしょう。でも、両親から、ファミリーからその存在について教わりました。私たちが神に対して何をするにせよ、神は私たちがうたっていることが大好きなんです。大人になるにつれて、私自身の経験というものが培われていきました。私と神との関係がより強くなっていったと思うのです。そして、神が私の中にいると感じるようになりました。私の人生や経験を通じて、徐々にそういう風にして神を知るようになりました。いつか、私はゴスペル・アルバムを作るつもり。それもたくさん作りたい。そのことを避けて通れないと思っている。私のルーツだから。そして、ゴスペルはもっとも愛しているものだから。最初に私が触れた音楽、それがゴスペルなんですから。まちがいなく、いつかゴスペル・アルバムを作るわ。ゴスペルには、むかしながらのトラディショナルなゴスペル、ホエン・ザ・セインツ・ゴー・マーチン・イン、とか、神を直接称えるものから、コンテンポラリーなゴスペルもある。ビービー&シーシー・ワイナンズや、アル・グリーン、クラーク・シスターズなどなど。彼らはより今風です。より普遍的。若い人たちにアピールできるんです」

今日かけた曲は次の通り。

SOUL SEARCHIN RADIO: Setlist
SSR#021- 2013-08-20

M01Holds On We’re Going Home - Drake
M02My Story - R. Kelly featuring 2 Chainz
M03Gratitute - Will Lee
M04Lips – Adria Kain
M05Diggin On James Brown - James Brown Medley: It’s A New Day – The Popcorn – Mother Popcorn – There It Is – Soul Power – I Got The Feelin’ – Diggin On James Brown - Tower Of Power
(Live from Fuji Rock 7/26/2013, Orange Court)

~~~~
PART TWO: FEATURED ARTIST

TM(BGM Pick Up The Pieces)
M06Whatcha Gonna Do For Me- AWB
BGM 02 Cut The Cake - AWB
M07Soul Searching - AWB
BGM03 Walk On By - AWB
M08Person To Person - The Hamish Stuart Band

20:52—20:59
COMPLETE JAMES BROWN SINGLES #021
Jingle + TM Funky Drummer (1:00)

M09Hold It - Bill Doggett
M10Hold It (Instrumental) - James Brown
M11The Scratch - James Brown

~~~~

21:00
PART THREE : SOUL OLDIES
TM : Getaway

M12Theme From Shaft - Isaac Hayes
M13Power - KRS-ONE
BGM04 If Only For One Night - Luther Vandross
M14Here & Now - Luther Vandross
M15 Love TKO -Teddy Pendergrass
M16The Boss -Diana Ross
M17Swearing To God - Frankie Valli

~~~~~

21:30
PART FOUR : Monthly Special : Whitney Houston
THEME: The Greatest Love Of All (Instrumental) - Michael Masser
M18 What Becomes Of Broken Hearted - Jimmy Ruffin
M19 I Will Always Love You -Whitney Houston
BGMI Will Always Love You – Dolly Parton
BGMI’m Every Woman -Whitney Houston
M20Count On Me-Whitney Houston & Ce Ce Winans
M21 Ain’t No Way - Whitney Houston & Mary J Blige
Last Song
M22Saving All My Love For You-Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.

RADIO>SSR>#021

■ホイットニー・グレイテスト・ヒッツ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004R84V/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■ディーヴァズ・ライヴ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EG2L/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ドレイク 新作9月日本盤発売

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D13GRSW/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ウィル・リー20年ぶりの新作

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CWGYCQS/soulsearchiho-22/ref=nosim
■「ソウル・サーチン・レイディオ」第21回予告

【Soul Searchin Radio No.21】

午後8時。

ソウル・ミュージックの過去現在未来をわかりやすくご紹介する「ソウル・サーチン・レイディオ」第21回は、2013年8月20日午後8時から10時までインターFMで生放送されます。

今週は、まず、3枚目のアルバムがまもなくリリースされるドレイクの新曲、Rケリーの新曲などをどこよりも早くお届けします。また、フジロックでのタワー・オブ・パワーのライヴ音源から「ジェームス・ブラウン・メドレー」をかけます。

フィーチャード・アーティストは現在来日中、アヴェレージ・ホワイト・バンドの核的存在、ヘイミッシュ・スチュワートに少し話を聞いたので、ヘイミッシュとAWBについて紹介。AWBの再結成はあるのか。

ソウル・オールディーズではバースデイのほか、まもなく来日のフランキー・ヴァリの作品をちょうど再発されたCDから。

マンスリーは、ホイットニー第3回。

今日もたっぷり音楽ぎゅうづめでお送りします。

■■「ソウル・サーチン・レイディオ」の聴き方■■

■関東地区の方は、通常のFMラジオで。76.1mhzにあわせます。横浜地区は、76.5mhzです。デジタル表示では76.1に、アナログのダイアルではだいたい一番左側です。76 のあたりにあわせてみてください。一番感度のいいところでお聞きください。

■関東地区の方は、ラジコを通じて、パソコン、スマートホンで。

「ソウル・サーチン・レイディオ」は、関東地区(1都6県)では、通常のFM受信機(ラジオ)で聴くだけでなく、パソコンのアプリ、ラジコを通じて聴くことができます。ラジコは無料のサイト/アプリです。またスマホなどでは無料でラジコのアプリをダウンロードでき、これがあれば無料で聴けます。

ラジコのサイトはこちら。ここにアクセスして、「インターFM」をクリックすれば自動的に番組が聴けます。
http://radiko.jp/#
ここでインターFMをクリック。

■ 有料アプリ「ラジオグラバー」で。これがあれば全国のラジオ、コミュニティーFMも聴けます。アプリを買えばその後はほぼ無料。

これは有料ですが、「ラジオグラバー」という次のアプリがあれば、全国各地のラジコで聞けるラジオ(AM,FM)、インターネット放送をしているコミュニティーFMもすべて聴け、しかも留守録もできるようです。ラジオマニアにはお勧めです。

詳細はこちら。
http://www.internal.co.jp/products/util/radiograbber/about/

■携帯電話・スマートホン、AUのリスモウェーブで。AUスマホで全国で聴けます。(月使用料・有料)

AUのリスモウェーブと契約します。毎月315円。auスマートパス会員ならLISMO WAVEが無料。詳細はAUのサイトに。

http://www.au.kddi.com/mobile/service/smartphone/lismo/lismo-wave/

■USEN 大阪有線放送(有料)で。

有線放送サーヴィスのUSENと契約すると、全国・世界各地のFM/AM、各ジャンル別音楽チャンネルなど、約500チャンネルが聞けます。毎月4000円程度。(支払い方によってちがいます) 関東地区の契約の場合、USENではC-29チャンネルがインターFM。同社が運営する衛星からの放送サーヴィス、サウンドプラネットはW09チャンネル。サウンドプラネットで契約すれば、日本全国から聞けます。

詳細はこちら。衛星を使うものと、有線を使うものがあり、ちょっとややこしいので、直接電話で問い合わせするのがよいかと思います。
http://www.usen.com/music/signup.html

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番組宛へのメッセージ、リクエストはハッシュタグ #SSR761 をつけてツイートしていただくのが一番嬉しいです。リクエストは前日か前々日(日曜・月曜)までにいただければ、火曜日のオンエアに反映するよう努力いたします。

またメッセージなどをお送りいただくメールアドレスはこちら。 (コピー&ペーストしてください) ご意見、ご感想、ご希望などおよせください。メールは当日夕方以降、局でしか読めませんので、リクエストなどにお応えするのは翌週以降になります。逆にツイッターはいつでも読めます。
soul@interfm.jp

また、この「ソウル・サーチン・ブログ」や、吉岡正晴のツイッター @soulsearcher216 とも連動して放送します。

吉岡正晴個人ツイッター。
https://twitter.com/soulsearcher216

番組公式ツイッター
Soul Searchin Radio
@SSR761
https://twitter.com/SSR761
ハッシュタグも #SSR761

ハッシュタグをつけてツイートしてみてください。ツイート、メールはすべて読んでいます。ただ番組の中でご紹介できるのは時間的にも限られていますので、読まれなくてもご了承ください。

■インターFM内番組ホームページ

「ソウル・サーチン・レイディオ」の番組ホームページ
http://www.interfm.co.jp/ssr/index.php?mode=tue&id=11

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RADIO>Soul Searchin Radio>#021

◎黒沢薫ソロ・ライヴ2デイズ

【Kurosawa Kaoru Solo Live 2 Days】

2デイズ。

ちょうど8年ぶりのソロ・アルバム第二弾『ラヴ・ライフ』をリリースしたゴスペラーズの黒沢薫が、夏恒例となっているソロ・ライヴを、今回は2日にわたって敢行した。例年は一日なので2倍に増量だ。

今回はこれまでになくシークレット・ゲストも含めたくさんの出演者が舞台を飾り、本人は「ミニ・ソウル・パワーみたいだよ」と言うほど。実際ものすごく華やかで、しかも、楽屋はてんやわんやの大人数で収拾がつかないようだった。(笑)

新作から全曲を披露し、さらにこれまでの曲などを歌った。

この日は僕の横にたまたまケイウォンがいたのだが、2曲目「ラヴ・ア・フレイヴァ」でケイウォンがやっていたラップ部分は、なんと黒沢本人がやった。ライヴ後ケイウォンと楽屋に出向くと、「ええっ、いたの?? いたなら、やってほしかったなあ(笑)」。

5曲目「メイビー・ベイビー」では、曲内にジョニー・ギルの「マイ・マイ・マイ」、キース・スウェットの「メイク・イット・ラスト・フォーエヴァー」、ジョデシー「カム・アンド・トーク・トゥ・ミー」、盟友スクープ・オン・サムバディーの「ナイス・アンド・スロー」などのソウル・クラシックを巧みに入れ込んだ。「あそこが一番リハで苦労したところです(笑)」と本人も言う。

6曲目は、このところずっとバック・コーラスを担当しているダイスケとファイヤーリリーがセットによって交互に歌う。この回はダイスケが自作曲を歌った。この間にお着替え。

黒スーツに着替えて7曲目、CDでデュエットをしている日本のレゲエ・シンガー、プシンがサプライズで登場。レコード曲「ミラクルズ」を歌唱。初めてマーチンにEDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)をやってもらったという「心はいつも」では、マーチン声が録音で登場。本人でてきたのかと思った。しかし、なんと二日目(16日金曜)は、実際にシークレット登場したそう。

そして、次の2曲(下記9曲目、10曲目)で今回ソロ・ライヴで初めてダンサー二人(ミホ・ブラウンとコヒー)が参加。これら2曲の振り付けを担当したのはユーコ・スミダ・ジャクソン。マイケル・ジャクソンでおなじみ、また一足先にゴスペラーズとして出した「クラッシュ(Clash)」(西寺郷太作品)でも振り付けを担当。ミホ・ブラウンは久保田利伸やブラック系でおなじみのダンサー、コヒーはユーコ・ジャクソンのアウェイクニングのスタジオで教えている。さすがにダンサーが二人はいるだけで、ぐっと華やかになる。

アンコールでは、このところ関係が密になっている若手ソウル系ユニット、ドラマティック・ソウルの4人が全員登場した。こうして黒沢が若手をどんどん起用しているあたりの今後の展開もとてもおもしろそう。

昨年8月のライヴで、「来年には新しいアルバムを出す」予言をして、今回はその予言が現実のものとなった。

■黒沢薫「ソウル・サーチン・レイディオ」2013年8月27日放送の「フィーチャード・アーティスト」に登場

黒沢薫が「ソウル・サーチン・レイディオ」2013年8月27日(火曜・夜8時~10時、インターFM、関東地区76.1mhz)放送の「フィーチャード・アーティスト」に登場します。新作のこと、間近に迫った「ソウル・パワー・サミット」について話します。

■黒沢薫過去記事

黒沢薫ソロ・ライヴ終了~セットリスト発表~「アーバン・クロサワ」面目躍如
2012年08月11日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11324943202.html

黒沢薫~ラヴ・アンセム・フォープレイ・ライヴ
2012年08月03日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11318316912.html
(今ツアーの速報)

黒沢薫~スパイシーK登場:ハワイの風をウクレレに乗せて
2011年08月18日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10988835044.html

2010年04月12日(月)
黒沢薫ソロ・ライヴ~スパイス・フォー・ラヴァーズ~全ての香辛料は愛に通ず
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10506335571.html

2008年09月16日(火)
黒沢薫ライヴ~ヴァーサタイルなソング・スタイリストを目指す
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10139851807.html

September 07, 2007
Kurosawa Kaoru: You Are In The Circle Of Destiny
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200709/2007_09_07.html

April 06, 2006
Kurosawa Kaoru Live "Love Unlimited"
http://blog.soulsearchin.com/archives/000934.html

March 24, 2006
Kurosawa Kaoru Solo Live; Knowing Main Ingredients Of Group
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_24.html

■メンバー

黒沢 薫 / Kaoru Kurosawa(Vocals)

Keiko /Keiko (Piano, Keyboards, MD)
宇佐美 秀文 / Hidefumi Usami (Manipulator)
太田 貴之 / Takayuki Ota(Guitar)
後藤 克臣 / Katsuomi Goto(Bass)
田中 栄二 / Eiji Tanaka(Drums)
Fire Lily / Fire Lily(Chorus)
Daisuke/ Daisuke (Chorus)

プシン / Pushin (ヴォーカル)

ミホ・ブラウン Miho Brown (ダンサー)
コヒー (Kofi)(ダンサー)

ドラマティック・ソウル(ヴォーカル)=
 竹本健一 マル(Fire Lily) ヒロアキー(Hiro-a-key)  ルンヒャン

■セットリスト、2013年8月15日木曜セカンド

show started 21:35
01.Night Flight
02.Love A Flava
03.流星
04.金星 -Twinkle’n By The Sea-
05.Maybe, Baby…
06.Emotional (Diasuke)
07.Miracles (+Pushin)
08.心はいつも
09.Clash (+Miho Brown, Kohi)
10.Break It Down (+Miho Brown, Kohi)
11.そばにいて
Enc. Love Life (+Dramatic Soul)
Show ended 22:53

(2013年8月15日木曜、ビルボードライブ東京、黒沢薫ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kurosawa, Kaoru

黒沢薫 LOVE LIFE デラックス盤

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00C5S1P7W/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ファースト

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BAV1KC/soulsearchiho-22/ref=nosim/

★◎佐藤英里(さとう・ひらり)ちゃん、アマチュア・ナイト・ウィークリーで優勝

【Sato Hirari Wins Wednesday Night For Amateur Night At The Apollo】

優勝。

2012年9月に行われた障害者の音楽コンテスト「第9回ゴールド・コンサート」で優勝している現在12歳の盲目の少女、佐藤英里(さとう・ひらり)ちゃんが、2013年8月14日夜(日本時間15日)、ニューヨーク・アポロ・シアターで行われた「アマチュア・ナイト」の5歳から15歳までの子供を対象にした「スターズ・オブ・トゥモロー」に出演、ホイットニー・ヒューストンの「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー」を熱唱し、12組のエントリーの中で堂々優勝を果たした。

当初は現地のバンドと一緒に演奏を披露する予定だったが、リハーサルでバンドとうまくあわず、結局一人で弾き語りで歌うことになった。しかし、好評を得て、拍手で得点が決まる方式で93点(100点満点)を獲得、この日の優勝となった。映像を見ると、歌い終えたときにスタンディング・オヴェーションが巻き起こっている様子が見える。

アマチュア・ナイトは1934年から続いているアポロ・シアターの定番イヴェント。ここから多数のブラック・スターが誕生した。システムはこうだ。

毎週水曜に行われるウィークリー・ショー(予選的な意味合いをもつ)で優勝、または上位入賞者は月に一度の「ショー・オフ」に出場できる。さらにここで上位入賞すると、3ヶ月に1度の「トップ・ドッグ」、ここで上位に来ると、年間チャンピオンを決める「スーパー・ドッグ」へ進み、さらに全米でテレビ中継されるテレビのアマチュア・ナイト番組「ショー・タイム・アット・ジ・アポロ」へ進む。

今回の佐藤英里ちゃんは、最初のウィークリーで優勝したので、月末(今月は8月28日)に行われる「ショー・オフ」への出場権を獲得した。

そのときの様子の映像。アポロ・アマチュア・ナイトの公式ページから。約1分の映像。

http://www.amateurnight.org/videos/show?vid=2609250473001



佐藤英里ちゃんのブログ

Thank you very much!!
2013-08-15 23:13:00
http://ameblo.jp/042-749/entry-11593359238.html

ケンオー・ドット・コムでの紹介記事
2013年8月16日
http://www.kenoh.com/mimi/pc/12603432.html

■佐藤英里・過去関連記事

佐藤英里「ゴールド・コンサート」優勝
第9回ゴールド・コンサート~佐藤英里(ひらり)ちゃんグランプリ
2012年09月24日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11362347998.html

第8回ゴールド・コンサート~「車椅子のヒーロー」誕生 (ひらりちゃん準優勝)
2011年10月17日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11049379552.html#main

佐藤英里(ひらり)・ロビー・コンサート~「可能性」と「将来」と「夢」
2011年03月31日(木
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10846378481.html

2010年10月05日(火)
ゴールド・コンサート第7回~9歳の少女佐藤英里さん「アメージング・グレイス」で観客を圧倒~
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10666809323.html
(佐藤英里ちゃん初登場)

ARTIST>Sato, Hirari
◆ソウルあれこれ~ロビン・シック「ブラード・ラインズ」騒動、ジョージ・デューク追悼式

【Soul Bits & Pieces】

パワー。

いよいよ夏の祭典「ソウル・パワー」が近づいている。再来週の8月30日(金)、31日(土)東京国際フォーラム、9月7日(土)、8日(日)グランキューブ大阪・メインホールで行われる。

例年のそのパンフレット制作も佳境。メンバーは、部分ごとにリハーサルにはいっている。

8月15日(木)、16日(金)は黒沢薫ソロ・ライヴ。例年の夏のライヴだが、今回はステージに上がるメンバーが多く、本人曰く「ミニ・ソウル・パワーみたい」。黒沢さんは、8月27日(火曜)放送予定の「ソウル・サーチン・レイディオ」の「フィーチャード・アーティスト」部分に登場します。

~~~

ロビン・シックの「ブラード・ラインズ」問題

訴訟。

ロビン・シックの大ヒット「ブラード・ラインズ」について、「ブラード・ラインズ」の作者側がマーヴィン・ゲイに対して、権利の保全を主張する訴えを起こした。これは、マーヴィン・ゲイの遺族が「ブラード・ラインズ」がマーヴィンの「ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ」を参考に作ったものと主張しているために、それに対抗する意図があるらしい。

http://m.hollywoodreporter.com/thr-esq/robin-thicke-sues-protect-blurred-607492?utm_source=Sailthru&utm_medium=email&utm_term=hollywoodreporter_breakingnews_confirmed&utm_campaign=THR+Breaking+News

~~~~

ジョージ・デューク、メモリアル19日ヒルに

追悼式。

2013年8月5日、67歳で死去したジョージ・デュークのメモリアル・サーヴィスが8月19日(月)ロスアンジェルスで午後2時(日本時間20日午前6時)から行われる。この模様はユーストリームで生中継される予定。クインシー・ジョーンズ、ジョージのいとこダイアン・リーヴス、スタンリー・クラーク、ジェフリー・オズボーンらが登場、パフォーマンスを見せる予定。

http://www.eurweb.com/2013/08/memorial-services-for-george-duke-to-stream-live-on-centrictv-com/

http://bmr.jp/news/83511

NEWS>Bits & Pieces

◆▲リトル・ソウル・カフェにNASがやってきた

【NAS Dropped By At Little Soul Cafe】

来訪。

先日、ちょっと久々に下北沢のソウル・バー「リトル・ソウル・カフェ」に行ったら、マスターの宮前さんが、「この前、二日続けてNAS(ナーズ)が来たんですよ」という話になった。ちょうど、横浜公演(2013年8月8日木曜)をした夜と翌日金曜に来たという。金曜は「翌日、ライヴだ」と言っていたそうだ。

それも騒ぐでもなく、静かにお酒を飲みながら、宮前さんがかける曲をちょこちょこ口ずさみながら。

そして、その様子を宮前さんがブログに書いた。これも、とってもいい感じ。

http://blog.livedoor.jp/little_soul_cafe/archives/1769662.html

http://blog.livedoor.jp/little_soul_cafe/archives/1769823.html

二日続けて来たってことは、きっとお店のことを気に入ったのだろう。

~~~

エターナル・ラヴ。

ちょうど、僕が行ったのが「ソウル・サーチン・レイディオ」を終えた火曜(8月13日)の深夜のこと。そうしたら、「吉岡さん、なんかホイットニーのイヴェントやられたんでしょう。目黒のブルース・アレイからいらしたお客さんから、ポール・ジャバラの『エターナル・ラヴ』をリクエストされたんですよ。これ、あるんですが、今、どこにあるかがわからなくて・・・(笑)」と言う。そのお客さんは土曜か日曜に「ソウル・サーチン」のイヴェントを見て、月曜にいらしたらしい。そして、これをリクエストしたわけだ。

「エターナル・ラヴ」は、今回特別に選んで、露崎さんに歌ってもらった曲。選曲段階、またリハ、番組などでここ数週間何度も聞いていて、自分の中では今週のマイ・ヒット・チャート・ナンバーワン的な存在。

これは、ホイットニーの後、ステファニー・ミルズもアルバム『マーシレス Merciless』(1983年8月リリース)でレコーディング。なんとユーチューブに2者のものをくっつけたものがあったのでご紹介。ホイットニーのはポール・ジャバラのアルバム収録で1983年2月リリース。

http://youtu.be/ab3KMsA8L28



で、ホイットニーのカヴァーの話になり、Saving All My Love For You, All The Man That I Need, Just The Lonely Talking と話は止まらず。「セイヴィング・・・」はマリリン・マックー&ビリー・デイヴィス盤、「オール・ザ・マン…」は、リンダ・クリフォード盤とシスター・スレッジ盤、「ジャスト・・・」はマンハッタンズ盤と、次々と出してかけてくれた。さすが、「ソウルうちでの小槌(こづち)」だ。

それ以外でも、宮前さんがかけている曲を聴いていると、いろんな選曲のヒントがもらえるので、ソウル・バーはもっと来たほうがいいな、と改めて再認識した次第。

さて、宮前さんは、高級ウォッカのグレイグースを仕入れたかな?

~~~~

なんと、以前こんなブログ書いていた

2009-06-27
恵比寿アリ・オリ・トリオ、下北リトル・ソウル・カフェでご紹介
http://ameblo.jp/divided-soul/entry-10284418501.html#main

~~~~

店名LITTLE SOUL CAFE  リトル ソウル カフェ
営業時間PM21:00 - AM4:00 (日、祝日AM2:00) 年中無休
座席数カウンター 7席  ソファー 2.3人掛×1  4.5人掛×1
電話番号03-5454-9800
E-MAILlittlesoulcafe@hotmail.co.jp
住所〒155-0031 東京都世田谷区北沢3-20-2 大成ビル2階

SOUL BAR>Little Soul Cafe

○タワー・オブ・パワーのジェームス・ブラウン・メドレー

【Bits & Pieces : JB Medley of Tower Of Power】

お盆。

世間はお盆休みだそうだが、あんまり関係ない。

火曜日「ソウル・サーチン・レイディオ」では、フジ・ロックでのタワー・オブ・パワーのライヴ音源が期間限定でオンエアできることになり、2曲をメドレーで。フルサイズだと約90分あるが、さすがに全部は番組内ではできない。特番でもできればいいのだが。同じ火曜日の朝の番組でピーター・バラカンさんもかけていた。

実は、オンエアの許諾が来るのが遅れ、先週放送できなかったのだが、前からピーターさんとお互いかける曲をかぶらないようにしましょうとメールでやりとりをしていた。それで許諾が来て、僕が「You Ought To Be Having Fun~ Only So Much Oil In The Ground 」をかけようと思ってます、とメールしたら、ほんの5分後くらいにメールが入っていて、なんと同じ部分を選んでいた。彼は僕のメールを見る前にメールを送っていたらしい。しかし、十数曲ある中でなぜ、同じ部分を選んだだろう。シンクロニシティーか。(笑) おもしろいもの。で、ピーター氏からは、その数分後にメール見てませんでした、ではこちらで変更します、との追伸が。ありがとうございます。ということで、僕は予定通り、それらをかけた。

そして、来週は迫力のJBメドレーをかけます。

ところが、局からわたされたイージーなセットリストには、ただ JB Medley としか書かれていない。これではソウル・サーチャーのソウル・サーチンとしては納得できない。そこで、調べる。

タワー・オブ・パワー~ファンク爆発~セットリスト付き
2013年08月04日(日
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11583346737.html

これはブルーノートでのライヴから。基本は同じだと思うのだが、ちょっとこっちのほうが長いかもしれない。

そして、このブリッジ部分にもいろいろ曲の要素がある。ちょっと正確な曲がわからないので、さっそくミスター・ブラウンの生き字引、佐藤潔さんに尋ねた。

その結果、リフのところまで判明。約9分半のJBメドレーではこんなにジェームス・ブラウンの曲/リフが流れる。

JB Medley: (Details)

Diggin On James Brown

Papa’s Got A Brand New Bagのギターリフ
I Don’t Want Nobody To Give Me Nothing (Open Up The Door I’ll Get It Myself)のイントロ

It’s A New Day
The Popcorn
Mother Popcorn

Give It Up Or Turnit A Looseのギターリフ
Soul Powerのブレイク

There It Is
Soul Power
I Got The Feelin’

Diggin On James Brown

タワーたちはミスター・ブラウンのレパートリーをかなりたくさん持っているようで、セットによって、メドレーの曲が入れ替えられている。きっと僕も聞き逃しているというか、メモし忘れているものもあると思う。このブログの曲目を見ながら、来週は聞いてください。

流れ。

オンエア中は、なかなかじっくりオンエア曲を聴くことはできないのだが、同録を後から聞くと、ほんといい曲をいい並びでかけていい流れ作ってるなあ、と思ってしまいます。(笑)(自画自賛してどうする) 選曲のマジックですね。13日のオンエアではハワード・テイト→ジョー・テックス→キング・カーティスのところなんかすごくよかった。まあ、元の曲がみんないいからなんですが。

ということで、来週の「ソウル・サーチン・レイディオ」もお楽しみに!

【スペシャル・サンクス・トゥ・佐藤潔氏】

■JBメドレーは入っていないが、最新の最高のライヴ・アルバム

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0044E9MN4/soulsearchiho-22/ref=nosim/

RADIO>Soul Searchin Radio

■「ソウル・サーチン・レイディオ」第20回~ジョージ・デューク・トリビュートなど

【Soul Searchin Radio #020 - Setlist】

第20回。

「ソウル・ミュージックの過去現在未来」をご紹介する「ソウル・サーチン・レイディオ」。第20回は、ニュース&トピックスでフジロック・ライヴ音源からタワー・オブ・パワーのものをご紹介しました。この音源を使えるのが8月25日までの期間限定ですので、来週もう一度別の曲をご紹介します。

グレゴリー・ポーター、ダイアン・リーヴスと良いアーティストが9月にやってきます。

フィーチャード・アーティストは先週生放送中に飛び込んできた訃報を受け、今週はゆっくりジョージ・デュークを追悼しました。

オールディーズは誕生日、命日アーティストがけっこう多かったです。

マンスリー、ホイットニー2回目。土曜・日曜に行われた「ソウル・サーチン~ホイットニー・ヒューストン」のイヴェントについても少しお話しました。

セットリストは次の通り。

SOUL SEARCHIN RADIO: Setlist
#020 2013-08-13 

Theme
PART ONETopics & New Releases

M01Ain’t No Hat 4 ThatRobin Thicke
M02No Love DyingGregory Porter
M03I Want YouDianne Reeves ftg. Shawn Jones (tp)
M04Wine Glass WomanMayer Hawthorne
M05You Ought To Be Having FunTower Of Power
M06Only So Much Oil In The Ground Tower Of Power
Live from Fuji Rock 7/26/2013, Orange Court
M07Brazilian Stomp Masa Kohama

~~~~
PART TWO: FEATURED ARTIST George Duke

TM BGM Shine OnGeorge Duke

M08Reach For It George Duke
BGM Ball & Chain George Duke
M09Brazilian Love AffairGeorge Duke
M10Missing You George Duke

20:52—20:59
COMPLETE JAMES BROWN SINGLES

M11The BellsJames Brown
M12And I Do Just What I Want - James Brown

~~~~

21:00
PART THREE : SOUL OLDIES
TM : Getaway

M13The Bitter EndHoward Tate
M14I GotchaJoe Tex
M15Memphis Soul Stew (Live)King Curtis
M16 Let’s Get It On (demo)Marvin Gaye
BGM   The Song #3 Marvin Gaye
M17Kiss & Say Goodbye Manhattans
M18Can’t Take My Eyes Off YouFrankie Valli

21:29:00—CM

~~~~~

21:30
PART FOUR : Monthly Special : Whitney Houston
THEME: The Greatest Love Of All (Instrumental) Michael Masser

M19You Give Good LoveWhitney Houston
M20Saving All My Love YouWhitney Houston
BGM All At Once Whitney Houston
M21I Wanna Dance With SomebodyWhitney Houston
M22Just The Lonely Talking Again Whitney Houston
Last Song
M23All The Man That I Need - Linda Clifford

RADIO>SSR>#020
○「ソウル・サーチン~ホイットニー・トリビュート」 Day Two

【Soul Searchin The Session Vol.13 – A Tribute To Whitney Houston】

満員御礼。

毎回一組のソウル・レジェンドを選んで、そのアーティストについてのトークとリアル・ミュージシャンによるパフォーマンスで、そのアーティストの魅力を探るイヴェント「ソウル・サーチン:ザ・セッション」。その第13回は8月9日に生きていれば50歳を迎えたホイットニー・ヒューストン。

2日目はさらに熱い夜になりました。ご来場いただいた方、本当にありがとうございます。

2日目は急遽、ユーストリーム中継をすることにして、トーク部分からユーストリームをしました。

初日でかるくやっていた「When You Believe」をマル/ファイヤー・リリーが完成系で歌いました。これは、ほとんどリハーサルなしでのぶっつけ本番。僕も見ていてびっくりしました。

露崎さんの存在感は圧巻。特にセカンド・セットの4曲メドレーはお見事でした。

ケイリブがいつも言うように、「ライヴ・ハウスに来てリアル・ミュージシャンをサポートしてください」は、「ソウル・サーチン」のひとつの目標です。Uストは、実際にライヴにきていただくための「サンプル」です。Uストを見て、いいと思ったら、ぜひ実際の会場に足を運んでください。

彼らの近々のライヴ予定。

■マサ小浜スペシャル
2013年8月19日(月)19時半~
目黒ブルース・アレイ
住所:〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F電話:03-5496-4381

マサ小浜 スペシャル PART11
SUMMER MADNESS MANIC Monday nite special
(G)マサ小浜 (Key/Vo)Kaleb James (B)日野JINO賢二 (Ds)Jay Stixx

■キース・ヘインズ・ソウル・ショー
Soul Searchin Presents
PLC&Friends ~Ole School .R&B.Pop Nite~
(Key/Vo/MD)Keith R Haines (Vo)Winzel Bert Jr.、Ashton Moore、
Anthony Johnson (B/Key/Vo)Keith Williamson (Ds)Shin Takada
(G)Aaron blackmon
2013年10月11日(金)19時半~
目黒ブルース・アレイ

■ケイリブ・ジェームス~ニューヨーク・ミニット
NEW YORK MINUTE ~Live&Dance Party~
(Vo/Key)Kaleb James (G)Dickey Fukuda (B)Lawrence Daniels
(Ds)Jay-Stixx and more
2013年10月24日(木)19時半~
目黒・ブルース・アレイ

■マル/ファイヤー・リリー
詳細は、http://firelily.info/schedule/

2013/09/06 NANIWA★PARTY vol.2 @Live&Bar Pine Farm
2013/09/21 2013/09/21 DRAMATIC SOUL Vol.7 1st Anniversary Tour ~観たい、聴きたい、期待大!~<大阪> @心斎橋 Bar MUSZE
2013/09/22 DRAMATIC SOUL Vol.7 1st Anniversary Tour ~観たい、聴きたい、期待大!~<名古屋> @名古屋 栄 desti lounge (旧montage lounge)
2013/09/30 DRAMATIC SOUL Vol.7 1st Anniversary Tour ~観たい、聴きたい、期待大!~<東京> @渋谷 clubasia


■露崎春女

8/14(水) 丸の内キッズジャンボリー2013
Kids meet Soul ! のステージに出演決定!

8/31(土) Japanese Black Style presents
Sounds Good!!! ~Japanese R&B Party~ Vol.4
♦SUMMER DAYTIME SPECIAL♦

9/2(月),3(火) ~ROYALHORSE SPECIAL PRESENTS~
【大儀見元(Ds) Meets 露崎春女(Vo) & 宮本貴奈(P)】

詳細は、http://www.harumitsuyuzaki.com

(この項続く)

■ソウル・サーチン:ザ・セッション Vol.13 ~ア・トリビュート・トゥ・ホイットニー・ヒューストン ハッピーバースデイ 50

出演

≪Kaleb James&The Soul Searchers 》

Kaleb James (Keys, Vocal, MD)、
Keith Haines (Keys, Vocal)、
Masa Kohama (Guitar)、 
Jay Stixx (Drums)、
Nobuko (Bass)、 
Maru(Firelily),(Chorus)
Schanita Simmons-Ramos   (Chorus)

★Special Guest Vocal : Tsuyuzaki Harumi

MC: Yoshioka Masaharu (The Soul Searcher) 
MC assistant: Iwashita Clara

Ustream: Arai Kazuya

■ Setlist: Soul Searchin Day Two
セットリスト:ソウル・サーチン・ザ・セッションVol.13 ホイットニー・ヒューストン
2013年8月11日日曜、目黒ブルース・アレイ

1st
talk started 18:40
talk end 1908
performance started 19:11
01.I Wanna Dance With Somebody (Maru)
02.How Will I Know (Schanita)
03.Saving All My Love For You (Schanita)
04.I Learned From The Best (Schanita)
05.Where Do Broken Hearts Go (Maru)
HARUMI
06.You Give Good Love
07.Take Good Care Of My Heart
08.Eternal Love
09.Love Will Save The Day
Performance ended 20:13

2nd set
talk started 20:35
talk ended 20:53
performance started 20:56
01.My Love (Maru/Kaleb)
02.If I Told You That (Schanita / Kaleb)
03.When You Believe (Maru)
04.snippet of I’m Your Baby Tonight (Schanita)
05.For The Love Of You (Maru)
HARUMI
06.Medley : (6)-(11)All At Once
07.I Will Always Love You
08.The Greatest Love Of All
09.Count On Me
10.Exhale (Outro)
Enc.I Look To You (Kaleb /Harumi)
Enc. I’m Every Woman (all)
Show ended 22:13

(2013年8月11日日曜日、目黒・ブルース・アレイ、ソウル・サーチン・ザ・セッション、Vol.13 – ホイットニー・ヒューストン・トリビュート)
ENT>MUSIC>LIVE>Kaleb James & The Soul Searchers, featuring Tsuyuzaki Harumi, Maru/FireLily/Schanita Ramos Simmons)

露崎春女 『リスペクト』(2枚組み)(ソウル・カヴァー集、2枚目にホイットニー作品ばかりのライヴ音源)
ブルース・アレイでは速攻完売(笑)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007YYJYY8/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ホイットニー・ヒューストン:グレイテストヒッツ(輸入盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004R84V/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

○「ソウル・サーチン~ホイットニー・トリビュート」 Day One

【Soul Searchin The Session Vol.13 – A Tribute To Whitney Houston】

満員御礼。

「ソウル・サーチン:ザ・セッション Vol.13~ア・トリビュート・トゥ・ホイットニー・ヒューストン」、初日無事終了、2日目も無事終了しました。ご来場いただいたみなさまありがとうございます。

ここではまず初日のレポートを。

セットリスト上は19曲予定。下記にセットリストがあります。ホイットニーのヒット曲は約50曲。そのほかに客演や初期作品でヒットしていないものもあり、さらにアルバム・カットも。その中からケイリブと僕で選んだ19曲でした。泣く泣く落ちた曲も。

露崎春女さんは、ファーストでは赤のボディコンで登場! それをみたケイリブが度肝を抜かれた様子で驚いた。その受け方がおもしろかった。

さて、セットリスト以外では、ホイットニー初期の「エターナル・ラヴ」をやるときに、この曲が入ってるアルバムについてケイリブが話したとき、ウェザー・ガールズのことを話した。「みんなウェザー・ガール知ってるか?」というと、シーンという感じであまり反応がなかったので、その代表曲「イッツ・レイニング・マン」をその場で披露。すぐにメンバーがくっついて演奏してしまうところがすごい。(笑)

ファースト、いずれの9曲もアップテンポ、バラードともに、実に聴き応えあった。

セカンドセットは、2曲目と3曲目のフリートークのところで、3人(マル、シャニータ、ケイリブ)がそれぞれホイットニーの好きな曲をちらっとその場で歌うというアドリブが発生。マルは自身何度もカヴァーしているマライアとのデュエット「ホエン・ユー・ビリーヴ」を、ケイリブの弾き語りで披露。練習もせずにやったのに、やんやの喝采。シャニータは「アイム・ユア・ベイビー・トゥナイト」をアコースティック・ヴァージョンでその場でやってみせた。これもなかなかの雰囲気。

そして、露崎さんは、今度は黒のロングドレスでシックに登場。それを見たケイリブがまたバカ受けして、のけぞっていた。

ホイットニーの4曲メドレーは本当に圧巻。すぐにツイッターに次のように書いた。

「三年前ホイットニー最後の公演は彼女が歌えなくなっていて悲しくて泣いたが、今日はそのホイットニー作品を見事に歌ってくれてその素晴らしさに泣いた。なにがあってもホイットニーは永遠だ!」

ライヴを見てくださったマチコさんはこれを受けて「しかし今夜のこのライブが素晴らしかったり楽しかったりすると、余計にホイットニーの不在が悲しいというのも皮肉ですね~」とツイート。

本当におっしゃる通り。ホイットニーがいま、いないということがとても残念に思える。しかし、その彼女の晩年がさびしくとも、すばらしかった時期の輝きを消すものではない。それが記録されたアーカイヴのすばらしさだ。彼女の全盛期の作品は今でも人の心を打ち、多くの人の人生のサウンドトラックになっている。それを「よし」としようと、思う。それはマイケル・ジャクソンを思うときも同じだ。

~~~

露崎さんのホイットニー曲ライヴ音源が入っているCD(下記のリスペクト)は速攻売り切れた。っていうか、5枚しか持ってきてなかったんだって。(笑)手持ち在庫が休み中でなかったそうです。

(二日目レポートは明日以降に)

■ソウル・サーチン

出演

≪Kaleb James&The Soul Searchers 》

Kaleb James (Keys, Vocal, MD)、
Keith Haines (Keys, Vocal)、
Masa Kohama (Guitar)、 
Jay Stixx (Drums)、
Nobuko (Bass)、 
Maru(Firelily),(Chorus)
Schanita Simmons-Ramos   (Chorus)

★Special Guest Vocal : Tsuyuzaki Harumi

MC: Yoshioka Masaharu (The Soul Searcher) 

セットリスト:ソウル・サーチン・ザ・セッションVol.13 ホイットニー・ヒューストン
2013年8月10日土曜、目黒ブルースアレイ

1st
talk started 19:32
talk end 20:00
performance started 20:02
01.I Wanna Dance With Somebody (Maru)
02.How Will I Know (Schanita)
03.Saving All My Love For You (Schanita)
04.I Learned From The Best (Schanita)
05.Where Do Broken Hearts Go (Maru)
HARUMI
06.You Give Good Love
(00. It’s Raining Men- Weather Girls)
07.Take Good Care Of My Heart
08.Eternal Love
09.Love Will Save The Day
Performance ended 21:04

2nd set
talk started 21:23
talk ended 21:42
performance started 21:43
01.My Love (Maru/Kaleb)
02.If I Told You That (Schanita / Kaleb)
03.snippet of When You Believe (Maru)
04.snippet of I’m Your Baby Tonight (Schanita)
05.snippet of I Who Have Nothing (Kaleb)
06.For The Love Of You (Maru)
HARUMI
07.Medley : All At Once
08.I Will Always Love You
09.The Greatest Love Of All
10.Count On Me
11.Exhale (Outro)
Enc.I Look To You (Kaleb /Harumi)
Enc. I’m Every Woman (all)
Show ended 22:53

(2013年8月10日土曜日、目黒・ブルース・アレイ、ソウル・サーチン・ザ・セッション、Vol.13 – ホイットニー・ヒューストン・トリビュート)
ENT>MUSIC>LIVE>Kaleb James & The Soul Searchers, featuring Tsuyuzaki Harumi, Maru/FireLily/Schanita Ramos Simmons)

ブルースアレイでは速攻完売(笑) あのライヴ見たら、そりゃあ、持ってなかったら、お持ち帰りしたくなります

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007YYJYY8/soulsearchiho-22/ref=nosim/

グレイテストヒッツ(輸入盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004R84V/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

グレイテストヒッツ(日本盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009VK4PTC/soulsearchiho-22/ref=nosim/

○ソウル・サーチン・ザ・セッション~初日始まる

【Soul Searchin The Session – Whitney Houston】

初日。

毎回一組のソウル・レジェンドを選んでそのアーティストについてのトークとライヴでアーティストの魅力を掘り下げるイヴェント「ソウル・サーチン・ザ・セッション第13回~トリビュート・トゥ・ホイットニー・ヒューストン」の初日が、2013年8月10日、目黒ブルース・アレイで行われました。吉岡正晴がトークでホイットニー秘話などを話し、ケイリブ・ジェームス&ザ・ソウル・サーチャーズが、ホイットニー作品を20曲弱、お送りしました。

ほかでは聞かれないホイットニー初期の作品「エターナル・ラヴ」を露崎さんが歌ってくれました。いやあ、これ、本当にいい曲ですね。

日中の気温が記録的な暑さの中、お運びいただいたみなさま、ありがとうございます。

セットリストなど詳細は、明日のブログで報告いたします。

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「ソウル・サーチン」は今日(2013年8月11日)もあります。当日券が若干ありますので、興味ある方はぜひ。問い合わせは目黒・ブルース・アレイ 03-5496-4381 まで。今日は夜6時半開演です。この感動を生で味わってください。

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(追記)

しかし、このバンドに露崎さん、マル、シャニータのソウル・ディーヴァたちのヴォーカルがのって、本当に強力。それぞれのホイットニーの姿が浮かびあがった感じがします。

ちょっとネタばれになってしまいますが、セカンドの露崎さんのホイットニー・メドレーは本当に圧巻だった。3年前、ホイットニーがぜんぜん歌えなくなっていた姿を見て悲しくて泣き、そしてこの日はそのホイットニー楽曲を次世代のしかも日本のシンガーがホイットニー以上にして歌いそのすばらしさに泣いた。だが、彼女たちもいわば「ホイットニー・チルドレン」。バトンタッチされたのだ。その意味でホイットニーは永遠に不滅だ、と改めて確信した。

その部分を一部公開↓
https://www.facebook.com/photo.php?v=10201210527718011&l=773764271510812127

生で見る迫力は、この動画の比ではありません。

(追記ここまで)

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ところで、ホイットニーとディオンヌの関係ですが、ホイットニーのお母さん、シシー・ヒューストン(シシー・ドリンカード=1933-、ジョン・ヒューストンと結婚してシシー・ヒューストンになる)とディオンヌのお母さん(リー・ドリンカード=circa 1920-2005)が姉妹。シシーの娘であるホイットニー(1963-2011)とシシーのお姉さんリーの娘であるディオンヌ(1940-)は、いとこ同士です。

つまり、ディオンヌは7歳年上のシシーおばさんにものすごくあこがれ、ホイットニーは23歳年上のいとこのディオンヌに大いにあこがれたというわけです。


■「ソウル・サーチン・ザ・セッション」次回8月10日、11日、ホイットニー追悼・決定 ■

「ソウル・サーチン・ザ・セッション Vol.13 ~ トリビュート・トゥ・ホイットニー・ヒューストン ハッピーバースデイ50~」
Soul Searchin The Session Vol.13 ~ A Tribute To Whitney Houston Happy Birthday50~

出演

≪Kaleb James&The Soul Searchers 》

Kaleb James (Keys, Vocal, MD)、Keith Haines (Keys, Vocal)、Masa Kohama (Guitar)、 Jay Stixx (Drums)、Nobuko (Bass)、 Chorus: Maru(Firelily) and Schanita Simmons-Ramos

★Special Guest Vocal : Tsuyuzaki Harumi

MC: Yoshioka Masaharu (The Soul Searcher) 

昨年(2012年2月11日)誰も予期せぬ形で急逝したアメリカを代表するディーヴァ、ホイットニー・ヒューストン。8月9日、生きていれば50歳の誕生日を迎えるこの日、ホイットニーを追悼、トリビュート。ホイットニーを歌わせたらこの人の右に出るものはいないという露崎春女が「ソウル・サーチン」初登場。

公演日:2013年8月10日(土)夜7時半開演、
2013年8月11日(日)夜6時半開演、
会場名:目黒Blues Alley Japan
住所:〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話:03-5496-4381

主催:BLUES ALLEY JAPAN
企画制作:ソウル・サーチン・ザ・セッション制作委員会
一般問い合わせ先Blues Alley Japan ※予約受付センター(月~土 12:00~20:00) 電話:03-5740-6041(受付センター営業時間外は直接店舗 03-5496-4381 へ)

料金: テーブル席(指定)前売り5,500円、立見(自由)前売り5,000円、当日券は\500UP(各税込)※オーダー別  ☆テーブル席/当日シートチャージ\525が掛かります。精算方法⇒ご飲食代精算際にお支払頂きます。

ANNOUNCEMENT>Soul Searchin>Whitney Houston Tribute

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007YYJYY8/soulsearchiho-22/ref=nosim/

グレイテストヒッツ(輸入盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004R84V/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

グレイテストヒッツ(日本盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009VK4PTC/soulsearchiho-22/ref=nosim/

○いよいよ今日から「ソウル・サーチン~ホイットニー・ヒューストン・トリビュート」

【Tribute To Whitney Houston: Soul Searchin Starts Today】

スタート。

毎回一組のソウル・レジェンドをピックアップし、そのアーティストについてのトークとリアル・ミュージシャンによるライヴで魅力に迫る音楽イヴェント「ソウル・サーチン・ザ・セッション」。その第13回がホイットニー・ヒューストンの誕生日(8月9日)にちなんで、今日(8月10日)、明日(11日)、東京目黒のライヴ・ハウス、ブルース・アレイで行われる。

すでに前日までにきっちりとリハーサルを済ませ、準備万端。

ホイットニーのおよそ30年にわたるキャリアを振り返る。

ゲストにはホイットニーを歌わせたら彼女の右に出るものはいないといわれる露崎春女さん。自身、昨年ホイットニーの逝去を受けて、同じブルース・アレイでホイットニー追悼ライヴを行い、その模様をライヴ・レコーディング。CDとして発表している。

また、「ソウル・サーチン」にはおなじみのマルことファイヤーリリー(Firelily)、シャニータもディーヴァ・ホイットニー作品を歌う。

トーク部分では、吉岡正晴が初めてホイットニーに会った1984年7月のことから、最初の全米ツアー、1989年の公式インタヴュー、日本ツアーの秘話、ボビーとの関係、さらにホイットニーの未発表ドキュメンタリー映像を紹介する。

本日、明日ともに若干の当日券が出ると思われるので、興味ある方はぜひお運びください。

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■「ソウル・サーチン・ザ・セッション」次回8月10日、11日、ホイットニー追悼・決定 ■

「ソウル・サーチン・ザ・セッション Vol.13 ~ トリビュート・トゥ・ホイットニー・ヒューストン ハッピーバースデイ50~」
Soul Searchin The Session Vol.13 ~ A Tribute To Whitney Houston Happy Birthday50~

出演

≪Kaleb James&The Soul Searchers 》

Kaleb James (Keys, Vocal, MD)、Keith Haines (Keys, Vocal)、Masa Kohama (Guitar)、 Jay Stixx (Drums)、Nobuko (Bass)、 Chorus: Maru(Firelily) and Schanita Simmons-Ramos

★Special Guest Vocal : Tsuyuzaki Harumi

MC: Yoshioka Masaharu (The Soul Searcher) 

昨年(2012年2月11日)誰も予期せぬ形で急逝したアメリカを代表するディーヴァ、ホイットニー・ヒューストン。8月9日、生きていれば50歳の誕生日を迎えるこの日、ホイットニーを追悼、トリビュート。ホイットニーを歌わせたらこの人の右に出るものはいないという露崎春女が「ソウル・サーチン」初登場。

公演日:2013年8月10日(土)夜7時半開演、
    8月11日(日)夜6時半開演、
会場名:目黒Blues Alley Japan
住所:〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話:03-5496-4381
主催:BLUES ALLEY JAPAN
企画制作:ソウル・サーチン・ザ・セッション制作委員会
一般問い合わせ先Blues Alley Japan ※予約受付センター(月~土 12:00~20:00) 電話:03-5740-6041(受付センター営業時間外は直接店舗 03-5496-4381 へ)

料金: テーブル席(指定)前売り5,500円、立見(自由)前売り5,000円、当日券は\500UP(各税込)※オーダー別  ☆テーブル席/当日シートチャージ\525が掛かります。精算方法⇒ご飲食代精算際にお支払頂きます。

ANNOUNCEMENT>Soul Searchin>Whitney Houston Tribute

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007YYJYY8/soulsearchiho-22/ref=nosim/


グレイテストヒッツ(輸入盤)

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グレイテストヒッツ(日本盤)

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■○「ビッグ・スペシャル」クインシー・ジョーンズ特集

2013年8月7日深夜25時から28時(8日午前1時~4時)にJFN系で放送された『ビッグ・スペシャル』でクインシー・ジョーンズの特集をしました。

1時間目(午前1時台)は、クインシーのキャリアを駆け足でご紹介。CMタイムが6分もあるので、けっこうばたばたになりました。ま、いつものことですが。(笑)

2時間目は、先日の国際フォーラムでのライヴのセットリストを元に選曲。

3時間目は、これまでにクインシーがコラボレーションを行った作品を中心に選曲しました。1950年代はサラ、エラ、ダイナのジャズ大御所、盟友レイ・チャールズ、そして、1970年代にはアシュフォード&シンプソン、シャカ・カーン、最近ではジェニファー・ハドソン、ロビン・シックなど本当に時代もジャンルも超えたコラボを行っています。

セットリストは次の通りです。

BIG SPECIAL 2013-08-07 Wednesday QUINCY JONES SPECIAL*

25:00
M01You’d Be So Nice To Come Home To - Helen Merrill
M02Quintessence -Quincy Jones Orchestra
M03Soul Bossa Nova -Quincy Jones Orchestra
M04The Best Is Yet To Come -Frank Sinatra with Count Basie Orchestra
M05It’s My Party-Leslie Gore
M06The Sidewinder -Quincy Jones
CM
M07Ironside -Quincy Jones
M08Is It Love That We’re Missing -Quincy Jones
M09Stomp-Quincy Jones
M10Give Me The Night-George Benson
M11Razzmattaz -Quincy Jones / Patti Austin

26:00 From Live Setlist

M01Air Mail Special -Quincy Jones
M02Killer Joe -Quincy Jones
M03Ain’t No Way-Aretha Franklin
M04Q - Emily Bear
M05Ai No Corrida- Quincy Jones
M06Just Once-Quincy Jones / James Ingram
M07Baby Come To Me -James Ingram & Patti Austin
M08Man In The Mirror -Michael Jackson
M9We’re The World -USA For Africa

28:00 Collaboration with Other Acts

M1I Could Write A Book -Dinah Washington
M2Fly Me To The Moon -Sarah Vaughan
M3On The Sunny Side Of the Street - Ella Fitzgerald
M4 In the Heat Of The Night -QuincyJones/Ray Charles
M5Stuff Like That -Quincy Jones
M6 Moody’s Mood For Love – Quincy Jones Ftg. James Moody, Brian McKnight, Take 6, Rachelle Farrell
M7Bluesette - Quincy Jones
M8You Put A Move On My Heart- Quincy Jones, ftg Jennifer Hudson
M9Secret Garden -Quincy Jones ftg Usher, Robin Thicke…
M10Manteca (Live at Budokan)-Quincy Jones

全31曲でした。

END OF THE PROGRAM

クインシーQ80 ,ベスト

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Q ソウルボサノストラ

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●ジョージ・デューク~個人的なジョージとの思い出

【Death Of George Duke】

衝撃。

2013年8月6日火曜日夜8時、「ソウル・サーチン・レイディオ」が始まる直前(8時ちょっと前)、「ジョージ・デューク死去?」みたいなツイートを見かけて、焦った。いくつか調べてみると、かなりその情報がでていて、どうやらそれは相当かけめぐっているらしいことがわかった。ただまだ確定というほどのものが見つからなかったので、とりあえず、ジョージと親しいMさんにメールで問い合わせてみた。そうしたら、「そうです」との答えがすぐに返ってきて、ではまちがいないと確認し、急遽一曲差し替えて「スイート・ベイビー」を追悼でかけた。どうも夕方6時くらいからこの情報が出回ったらしい。

ジョージ・デュークに最後に会ったのは、そのインターFMのスタジオだった。2012年12月5日のこと。ジョージが「レディオ・ディスコ」に生ゲスト出演するというので、会いに行った。生放送が終わったあと、ロビーで雑談をしたのが最後だった。

番組が終わり、Mさんに電話すると、電話の向こうで泣いていた。そのときに、「実は白血病で…」という話を聞いた。ただ、その死因を発表するかどうかはわからないので、第一報では死因はわからない、とした。(その後、死因を追記)

今回知ったのだが、実はあの日(2012年12月5日)、ジョージは体調が芳しくなくインターFMののち、すぐに病院に行ったという。そこでいくつか検査をして白血病が発覚。ただ本人はどうやらそれを知っていたようだった、という。体調はよくなかったのにラジオのインタヴューをキャンセルすることもなかった、と今回、知った。その後、抗がん剤治療などもしていて、髪の毛がどんどん落ちていったそうだ。このあたりの事情は本当に彼のマネージャーなどごく近い人しかしらせていなかったという。

1983年。

僕はジョージ・デュークのノース・ハリウッドの自宅に行ってインタヴューしたことがある。調べると1983年8月3日のことだった。それがジョージとの初めての出会いだ。あれから30年の歳月が流れている。あのインタヴューは午前中のもので、リヴィングに現れた彼は、マグカップに強烈なブラック・コーヒーを飲んでいた。「朝はいつもこれで目を覚ますんだ」といったことを言っていたことを思い出す。

その後もジョージは何度となく日本の土を踏んでいる。自分名義では初来日だったか、フィリップ・ベイリー、デニース・ウィリアムスを従えてのライヴも強烈だった。あの頃、日本のレコード会社はジョージの多様性をして、「第二のクインシー」的な売り方をしていた。

2005年のジョージとジョー・サンプルという二人のピアノ奏者のみのデュエット・ライヴも強烈だった。2台のグランド・ピアノを向かい合わせに置き、それぞれがそれぞれの曲を弾いたり、二人であわせたり、あれは本当にすごかった。

■ジョー・サンプル、ジョージ・デューク・ふたりのピアノ対決

November 25, 2005

Joe Sample (Part 5); Performance In Living Room
【リヴィング・ルームのパフォーマンス】 
http://blog.soulsearchin.com/archives/000662.html

あ、このときだったのかな、ジョーとジョージを三宿のナッツに連れて行ったのは。

いつだったか、日本人シンガーのプロジェクトで来日していたときに、なぜかブルーノートでばったり会い(来日していることを知らなかった)、ジョージを僕の車に乗せてそのままホテルまで送っていったことがある。なぜか話の流れで、その車中でジョージが「マイルス・デイヴィスの物まね」をやってくれた。あれは本当にそっくりだった。録音しておきたかった。

2012年3月には、「スキヤキ」を徹底研究している佐藤剛さんがジョージ・デュークにインタヴューしたいというので、そのセッティングもして無事、剛さんはジョージの話を聞けた。「ジョージは年に2回も来るから、いつでも話は聞けますよ」とそのとき軽口を叩いたものだが、こんなことになってしまうと、聞けるときに話を聞かないとだめだなあ、とつくづく思う。

日本のミュージシャンとも親しかった。特に、トランペット奏者、フルーゲルホーンのトク(TOKU)とは個人的にも親しく、ジョージはTOKUとアルバムを作りたがっていたらしい。

最近では人気曲「スイート・ベイビー」の高い声が出ないので、オリジナル・キーではできない、とぼやいていた。それでも、観客はこの曲を一番求めていることを知っていて、1オクターブさげて、ちゃんとファンのために歌っていた。

僕は彼がPファンク系のファンクをやるのも好きだが、ソウル・シンガーのバックでさりげなく弾くアコースティック・ピアノも大好きだった。ジェフリー・オズボーンのバラードでのジョージのピアノは大好きなヴァージョンだ。彼もいつも新しいプロジェクトに燃え前進するタイプのアーティストだった。

ご冥福をお祈りします。

OBITUARY>Duke, George (January 12, 1946 – August 5, 2013, 67 year old)

■ジョージ・デューク最新作 ドリーム・ウィーヴァー

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傑作アルバム『ブラジリアン・ラヴ・アフェア』

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とりあえずのベスト

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■エッセンシャル 

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○■ 今日深夜「ビッグ・スペシャル」に登場

【The Soul Searcher Will Be On “Big Special”】

出演。

今日(2013年8月6日水曜)深夜25時(正確には7日木曜午前1時)から全国のJFN系列FM局で放送される『ビッグ・スペシャル』に吉岡正晴が出演します。今回の特集は、先日まで来日していたクインシー・ジョーンズ。

午前1時から4時まで。ただし東京FMでは2時からの放送になります。

ざっくり言うと、1時台がクインシー・ミニ・ストーリーと題して、クインシーの過去50年のキャリアを振り返ります。

2時台は今回のライヴのセットリストを元にそのライヴでかかった曲などを中心に。

3時台は、クインシーがてがけてきたり、あるいはコラボレーション、プロデュースをしてきたアーティストなどの作品をまとめます。

当日は生放送ですので、リスナーからのメール、ツイッターでのメッセージなども受け付けます。

ハッシュ・タグはビッグ・スペシャル #bigsp 東京FM #tfm これらのハッシュ・タグをつけてツイートしてください。

「ビッグ・スペシャル」番組宛のメールはこちら。

番組サイトhttp://www.jfn.co.jp/big

「ビッグ・スペシャル」を放送する局は次の通り。局によって放送時刻が微妙に変わりますので、お近くの放送局のタイムテーブルをご確認ください。東京FMは午前2時から4時までです。

FM青森 , FM岩手 , FM秋田 , FM山形 , ふくしまFM , RADIO BERRY , FMぐんま , FM-NIIGATA , FM長野 , FMとやま , FM石川 , FM福井 , K-MIX , FM AICHI , Radio80 , レディオキューブ , FM滋賀 , fm osaka , Kiss-FM KOBE , V-air , FM岡山 , HFM , FM山口 , FM徳島 , FM愛媛 , FM高知 , FM香川 , FM大分 , FM佐賀 , FM長崎 , FMK , μ FM , JOY FM , FM沖縄 , TOKYO FM

直接メールを送るフォームはこちら
http://www6.jfn.co.jp/mailforms/index/94

関東地区は、関東のラジコで。その他の地区は各地区のラジコでも聞けます。
http://radiko.jp/

こちらでTFMをお選びください。

関東地区以外でお聴きの方は、それぞれの地域のラジコでお聴きください。

http://www.fmsounds.co.jp/production/program_detail.php?b=1&p=62&PHPSESSID=vvnqkbcm

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RADIO>BIG SPECIAL>Jones, Quincy


クインシーQ80 ,ベスト

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アルフレッド・ロドリゲス

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ニッキ・ヤノフスキー

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エミリー・ベアー

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速報 ●ジョージ・デューク67歳で死去

【George Duke Dies At 67】

訃報。

キーボード奏者であり、シンガー、プロデューサーとして活躍してきたジョージ・デュークが2013年8月5日、アメリカ・ロスアンジェルスのセント・ジョンズ病院で死去した。死因はまだ明らかにされていない。ただ昨年あたりから体調不良で、重い病気を患っていたという。そして、その治療を続けていた。また、ジョージの最愛の妻であるコリーンさんがちょうど1年前、2012年7月18日に亡くなっている。ジョージ・デュークは2012年12月、クラーク・デューク・プロジェクトで来日、コンサートを行っていた。来日も多数。12月来日時も体調が芳しくなく、病院に行っていた。その後、治療に専念しつつ音楽活動なども押さえ気味に行っていた矢先のことだった。

デュークはひじょうにプライヴェートな人物で自分の病気についてはほんの一部の親しい人間にしか明かしていなかった。治療のために、頭髪が少なくなり始めたときは、「いっそのことマーカスのようにスキンヘッドにしよう」とジョークを言っていたそうだ。

また、8月8日から11日までロード・アイランド州でのライヴの予定が入っていた。これは、同地が地元のシンガーで、ジョージもアルバムをプロデュースしているジェフリー・オズボーンとのライヴ。

追記・8月7日午前3時半:死因は慢性リンパ球性白血病chronic lymphocytic leukemia(CLL)と発表された。
http://www.spin.com/articles/george-duke-dead-keyboardist/?utm_source=spintwitter&utm_medium=social&utm_campaign=spintwitter

追記ここまで↑
~~~

評伝。

ジョージ・デュークは1946年1月12日カリフォルニア州サン・ラファエル生まれ。サンフランシスコをベースにジャズに始まり、ソウル、ロックなどジャンルにとらわれずプレイ。フランスのヴァイオリン奏者、ジャン・リュック・ポンティー、ドン・エリス(ジャズ・トランペッター)、キャノンボール・アダレーなどと演奏。さらに、ロック・ミュージシャン、フランク・ザッパのバンドにも参加、ひじょうにユニークな活動をみせた。1970年代中ごろからはジャズ、フュージョンだけでなく、ファンクへアプローチを見せ、Pファンク的なサウンドも好んで演奏するようになった。「リーチ・フォー・イット」などはそうしたファンク・テイストがもっともよく出た作品。自身名義のジャズ/フュージョンものから、ソウル、R&B、ブラック・コンテンポラリーなもの、加えてブラジルなどジャンルを縦横無尽にまたいで音楽活動を行った。初期の作品は、のちにヒップホップ系のアーティストらによってサンプリングされた。

1980年には、ア・テイスト・オブ・ハニーの「スキヤキ」をプロデュース。これが大ヒットしたことによって、ソウル、R&B系のシンガーのプロデュース依頼が殺到するようになり、ジェフリー・オズボーン、デニース・ウィリアムス、姪のダイアン・リーヴスなどの作品をてがけるようになった。

また盟友ベースのスタンリー・クラークと「クラーク・デューク・プロジェクト」を結成。「スイート・ベイビー」(1981年)が大ヒット。

1986年マイルス・デイヴィスの『ツツ』収録曲などをプロデュース、さらに、1988年ロンドンで行われたネルソン・マンデラ・トリビュート・コンサートで音楽ディレクターを担当。ダフト・パンクの「ディジタル・ラヴ」は、デュークの「アイ・ラヴ・ユー・モア」をサンプリング。

2011年夏にはデイヴィッド・サンボーン、マーカス・ミラーとともにDMS(デューク、ミラー、サンボーン)を結成、ヨーロッパなどをツアーした。

~~~

(この項、明日に続く)

OBITUARY>Duke, George (January 12, 1946 – August 5, 2013, 67 year old)


■ジョージ・デューク最新作 ドリーム・ウィーヴァー

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傑作アルバム『ブラジリアン・ラヴ・アフェア』

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