◆いくつかのスピーチをまとめて

【Moving Speech Roundup】

スピーチ。

ときどきこれはと思うスピーチに出会うことがある。本ブログでは、そのようなスピーチを聞いたり見たりしたときには、できるだけオリジナル・ソースでスピーチの全文をご紹介しようと心がけている。先日のパキスタンのマララさんのスピーチも力強かったが、これまでにこの「ソウル・サーチン・ブログ」でご紹介したスピーチをまとめてみた。

なんといっても、オバマが第一期に大統領になったときの勝利スピーチはもう圧巻だった。言葉の力、文章の力、そしてそれをデリヴァリーするオバマ氏のうまさに圧倒された。

村上春樹氏のエルサレムでの英語でのスピーチも、その内容がよかった。

そしてウルグアイ大統領の地球環境に対するスピーチ。人口300万人の小国の大統領の大きな大きな意義のあるスピーチだった。

ブログ記事に掲載したリンクで日本のメディアのものは切れているものが多いが、これはなんとかならないものか。なぜ日本の新聞社はこうした意義ある記事のリンクをすぐ削除してしまうのだろうか。

■感動的スピーチのいくつか

November 08, 2008
「チェンジ・イズ・ゴナ・カム」から「チェンジ・ハズ・カム」へ~オバマ氏勝利演説
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081108.html

オバマ演説の中で、このシカゴでの「ヴィクトリー・スピーチ」は最高峰、白眉の出来だ。歴代大統領の演説の中でも名演説と言える。

英文全文こちらに。
http://edition.cnn.com/2008/POLITICS/11/04/obama.transcript/index.html

和訳はこちらに。
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20081105-05.html

別の和訳こちらにも。
http://takef.cocolog-nifty.com/ftrain/2008/11/post-c97d.html

磁力持つオバマのソウル・スピーチ
2009年01月19日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10194641661.html

オバマに望む3つの奇跡~就任演説を聴いて
2009年01月22日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10196105585.html

村上春樹氏「エルサレム賞」スピーチ全文
2009年02月20日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090220.html

村上春樹氏の「エルサレム賞」受賞について
2009年02月21日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090221.html

ウルグアイ大統領のリオ+20でのスピーチ~「真の環境問題」とは
2012年07月26日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11311210143.html

マララさん国連スピーチ全文(英語)(抄訳)~そのソウル・スピーチ
2013年07月14日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11571800656.html

■オバマスピーチはCD付書籍で発売

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/425500451X/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

ESSAY>SPEECH
SPEECH>

△スティーヴィー・ワンダー、フロリダなどで演奏しないと言明~ジマーマン無罪評決を受けて

【Stevie Wonder Declared He’d Never Play Again in Florida】

宣言。

スティーヴィー・ワンダーが2013年7月14日、カナダ・ケベックで行われた音楽祭「ケベック・フェスティヴァル」のトリを務め、そのライヴの中で「私は、フロリダ州、あるいは『スタンド・ユア・グラウンド法』(正当防衛法)がある場所では世界中のどこでも演奏をしない」と宣言した。その場にいた観客は一瞬何かと思ったようだが、すぐに大きな拍手喝さいが巻き起こった。

ニュース記事
http://www.vibe.com/article/stevie-wonder-boycotts-florida-states-stand-your-ground-law

これは2013年7月13日(土)、フロリダ州サンフォードの裁判所で行われた17歳のトレイヴォン・マーティン君を殺した元自警団のジョージ・ジマーマン(29)に対して無罪評決が出たことを受けてのもの。この裁判は陪審員6人が全員、白人女性だった。

このニュースを見て(下記リンク)、7月16日午前5時くらいにすぐにツイートした。

また、このツイートの中で「スタンド・ユア・グラウンド法」(自分の身に危害を及ぼす可能性がある相手に対して武器の使用を認めるという法律)に対してまだ定番の訳語がないようで、とりあえず、「正当防衛法」と訳した。

すると翻訳家・音楽評論家の五十嵐正さんから次のような解説・指摘をいただいた。

「この法律を『正当防衛法』と訳すと、少し誤解が生まれますね。自分の所有する家や車を侵入者から守るために正当防衛を認めるというのが基本で、米国の20少しの州で制定され、それぞれに規定が違いますが、フロリダなどの場合の問題点は主に2点あります。

通常、正当防衛というのは、見に迫った危険から逃げる余地もなく、反撃するしかない場合に適用されますが、この法律では逃げる義務を除外しています。危険だと感じたら、それを避けられるかどうか関係なしに、発砲していいんですね。

2点目は家に押し入られるとかだけでなく、その「ground」の領域をすごく拡大していることです。この2点があるので、今回も「スタンド・ユア・グラウンド」法が適用され、裁判では殺人罪に問えるだけの物的証拠と信頼に値する目撃証人がいなかったため、無罪となったわけです」

ひじょうにわかりやすい解説で、ジマーマンが無罪評決を得た理由が少しわかった。

とはいうものの、この無罪評決はとても納得がいくものではないので、おそらくスティーヴィーのように声をあげるアーティストはこんご続くと思われる。無罪評決は無罪の「評決」であり、「無罪」ではない。

http://quebec.huffingtonpost.ca/2013/07/15/stevie-wonder-festival-ete-quebec_n_3597555.html?utm_hp_ref=divertissement (記事はフランス語。ケベックはフランス語圏)

スティーヴィーがまずジマーマン無罪評決に「異議あり」と堂々と宣言したことを高く評価したい。

スティーヴィーがその宣言をしたときの動画。(オーディエンス・ショット)

http://youtu.be/3i9GSbwgvcQ



NEWS>Zimmerman
ARTIST>Wonder, Stevie

■「ソウル・サーチン・レイディオ」第16回~レ・ジット特集など

第16回。

昨日(2013年7月16日)のインターFM「ソウル・サーチン・レイディオ」では、レ・ジットのニュー・アルバムご紹介、ロビン・シック、デイム・ファンクとスティーヴ・アーリントン、ブラス・コンストラクションのランディー・ミュラーの新プロジェクト、ブルックリン・ビスケッツなどの新作をご紹介。イギリスのエスコー・ウィリアムス、ニュージーランドのエズラ・ブラウンご紹介。オンエアでエズラのことをニュージャージー出身と言ってしまいました。ニュージーランドに訂正します。

「マンスリー」では、クインシー・ジョーンズの第三回。大成功と激務の中、脳腫瘍ができるという人生最大のピンチに。果たして、そこからの復活、プロデューサーとしてますます加速していくクインシー。1パーセントの成功率しかなかった脳の外科手術を二度も受けたクインシーの類まれな生命力と、運命の強さは特筆に価します。

番組に対するご意見、ご希望などはハッシュタグ #ssr761 をつけてツイートしていただくのが一番よいです。

~~~

■ 有料アプリ「ラジオグラバー」があれば全国のラジオ、コミュニティーFMも聴けます

「ソウル・サーチン・レイディオ」は、関東地区(1都6県)では、通常のFM受信機(ラジオ)で聴くだけでなく、パソコンのアプリ、ラジコを通じて聴くことができます。ラジコは無料のサイトです。またスマホなどでは無料でアプリをダウンロードでき、これがあれば聴けます。

http://radiko.jp/#
ここでインターFMをクリック。

また有料アプリですが、「ラジオグラバー」という次のアプリがあれば、全国どこのラジオも、コミュニティーも含めて、聴け、しかも留守録もできるようです。

詳細はこちら。
http://www.internal.co.jp/products/util/radiograbber/about/

このほかAUのリスモウェーブでも全国で聴けます。(有料)

一般ラジオ(関東地区)では、FMで76.1mhz。

~~~

SOUL SEARCHIN RADIO Setlist:
SSR #016: July 16, 2013
On-Aired from: Inter-FM (76.1mhz)(Tokyo, Japan, Tuesday 8pm to 10pm)

M01Give It 2 U -Robin Thicke (featuring Kendrick Lamar)
BGM01Blurred Line – Robin Thicke
M02Beautiful Day -Brooklyn Soul Biscuits
BGM02Movin-Brass Construction
M03Blow Your Mind - Steve Arrington x DaM-FunK
BGM03Just A Touch Of Love -Slave
M04New Challenger -Esco Williams
M05Let Me Love You Down -Ezra James
M06If You Want It -Nakazawa Nobuyoshi

~~~~

Featured Artist : Le’Jit

TM(BGM04)Feel Good – Le’Jit

M07I Found Love -Le’Jit
BGM05Honey -Le’Jit
M08No Woman (Ain’t No Woman Like The One I’ve Got) -Le’Jit
BGM06Ain’t No Woman -Four Tops
M09How Can I -Le’Jit
M10Dedicated This 2 My Baby -Le’Jit

COMPLETE JAMES BROWN SINGLES #016

Jingle + TM Funky Drummer
M11Good Good Lovin’ -James Brown
M12Don’t Let It Happen To Me - James Brown

~~~~

21:00
PART THREE : SOUL OLDIES
TM : Getaway

M13Ebony & Ivory- Stevie Wonder & Paul McCartney
M14Trapped By A Thing Called Love - Denise LaSalle
BGM07It’s Lying Time Again -Denise LaSalle
M15I Forgot To Be Your Lover -William Bell
M16Starting All Over Again - Mel & Tim
M17The Thrill Is Gone (From Yesterday’s Kiss)- Aretha Franklin
M18Heatwave -Martha & Vandellas
M19Boogie Nights -Heatwave
M20I Will Survive -Chantay Savage

~~~~~

21:30
PART FOUR : Monthly Special : Quincy Jones
TM(BGM08)Ironside disc 2 [3]

M21Killer Joe – Quincy Jones
BGM09Gula Matari – Quincy Jones
M22If I Ever Lose This Heaven – Quincy Jones
BGM10Everything Must Change – Quincy Jones
M23Is It Love That We’re Missin’ – Quincy Jones
M24Stuff Like That – Quincy Jones
M25Ease On Down The Road - Michael Jackson & Diana Ross


ENDING

RADIO>SSR>#016

ロビン・シック、新作

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DFBVJQA/soulsearchiho-22/ref=nosim

Steve Arrington x DaM Funk (7月末発売予定が、8月に少しずれます)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DE7A84Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/

エスコ・ウィリアムス

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CH0V6ZE/soulsearchiho-22/ref=nosim/

BROOKLYN BISCUITS :


ちなみに、ブルックリン・ソウル・ビスケッツ Brooklyn Soul Biscuits はこちらでダウンロードできます。13ドル99セント、まあ、1400円くらいですね。フィジカルCDはまだの模様。

http://www.cdbaby.com/cd/brooklynsoulbiscuits

ブラス・コンストラクションのベスト

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005V6K4/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

Brass Construction 1なんといってもファースト。これは、ほんとよくかけた。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002IS03E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

エズラ・ジェームス

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D86MMCC/soulsearchiho-22/ref=nosim


中沢ノブヨシ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D1HOAR8/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ESSAY>Bits & Pieces
■「ソウル・サーチン・レイディオ」第16回~マンスリー=クインシー、ブルックリン・ソウル・ビスケッツ新曲など

午後8時。

「ソウル・サーチン・レイディオ」第16回は、2013年7月16日午後8時から10時までインターFMで。

昨日落としたばかりのブルックリン・ソウル・ビスケッツ、さらに、スレイヴが新譜を出すので、そのあたりも。ロビン・シックの「ブラード・ライン」に続く新曲「フォー・ザ・レスト・オブ・マイ・ライフ」を先週ご紹介しましたが、今週はやくも続くシングルをご紹介します。このほかにニュージーランド生まれオーストラリア育ちのR&Bシンガー、エズラ・ジェームスのデビュー・アルバムから新曲を。

「ソウル・オールディーズ」、バースデイ・コールはウィリアム・ベルとデニス・ラサール。

マンスリーはクインシーの3回目。一トランペット奏者からバンド・マスター、アレンジャーとして活躍の場を広げてきたクインシーは、かつてからの念願だったハリウッド進出を計り見事成功。今度は再び自身アーティストとしてA&Mと契約、次々と意欲作をリリースしていく。

■「ソウル・サーチン・レイディオ」の聴き方

■ 有料アプリ「ラジオグラバー」があれば全国のラジオ、コミュニティーFMも聴けます

「ソウル・サーチン・レイディオ」は、関東地区(1都6県)では、通常のFM受信機(ラジオ)で聴くだけでなく、パソコンのアプリ、ラジコを通じて聴くことができます。ラジコは無料のサイトです。またスマホなどでは無料でアプリをダウンロードでき、これがあれば無料で聴けます。

ラジコはこちら。
http://radiko.jp/#
ここでインターFMをクリック。

また有料アプリですが、「ラジオグラバー」という次のアプリがあれば、全国どこのラジオも、コミュニティーも含めて、聴け、しかも留守録もできるようです。

詳細はこちら。
http://www.internal.co.jp/products/util/radiograbber/about/

このほかAUのリスモウェーブでも全国で聴けます。(有料)

一般ラジオ(関東地区)では、FMで76.1mhz。

番組宛へのメッセージ、リクエストはハッシュタグ #SSR761 をつけてツイートしていただくのが一番嬉しいです。

またメッセージなどをお送りいただくメールアドレスはこちら。 (コピー&ペーストしてください) ご意見、ご感想、ご希望などおよせください
soul@interfm.jp

また、この「ソウル・サーチン・ブログ」や、吉岡正晴のツイッター @soulsearcher216 とも連動して放送します。

吉岡正晴個人ツイッター。
https://twitter.com/soulsearcher216

番組公式ツイッター
Soul Searchin Radio
@SSR761
https://twitter.com/SSR761
ハッシュタグも #SSR761

ハッシュタグをつけてツイートしてみてください。ツイート、メールはすべて読んでいます。ただ番組の中でご紹介できるのは時間的にも限られていますので、読まれなくてもご了承ください。

■インターFM内番組ホームページ

「ソウル・サーチン・レイディオ」の番組ホームページ
http://www.interfm.co.jp/ssr/index.php?mode=tue&id=11

RADIO>Soul Searchin Radio>016

ロビン・シック 2013年7月30日発売
(輸入盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DFBVJQA/soulsearchiho-22/ref=nosim

エズラ・ジェームス、2013年7月14日発売

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D86MMCC/soulsearchiho-22/ref=nosim


◆ブルックリン・ビスケッツ、マララさん、ジマーマン、ゴスペラーズxクインシーなどなど

【Bits & Pieces: Randy Muller New Project】

もろもろ。

毎週の「ソウル・サーチン・レイディオ」(火曜夜8時~10時、インターFM関東地区76.1mhz)の選曲・構成と、ちょうど今「ソウル・サーチン電子書籍・第5弾~ジョン・ホワイトヘッド」の加筆、さらに8月10日・11日の「ソウル・サーチン・ザ・セッション~ホイットニー・ヒューストン」のイヴェント準備などでなかなかゆっくりした時間が取れない。そんな中、息抜きに公園でカルガモを見たりしているのだが、このブログでも紹介したが、先日の国連でのマララさんのスピーチには感銘した。

かと思えば、ジマーマン被告が無罪評決というまったくどうなっているのかというニュースにも翻弄される。CNNでずっとやっていて、思わず見てしまった。

ジマーマン裁判の場合、事細かに全部を見ているわけではないのだが、陪審員が全員(6人)白人女性というのはそもそもおかしいのではないか。トレイヴォンに若干の非があったとしても、無罪はないんじゃないか。アメリカの裁判制度についてはよく知らないが、このあと二審、三審とかはないのだろうか。これで最終確定なの? しかし、アメリカの裁判ってわからない。と思ったら、オバマ政権が何かアクションを起こすとか起こさないとかというニュースもちらほら。この先、まだまだどうなるか注目してみていこう。

http://nationalreport.net/obama-files-federal-charges-against-george-zimmerman-following-acquittal-in-shooting-murder-of-trayvon-martin/

それにしても、マララさんはすごいなあ。あれで16歳でしょう。一回銃弾に撃たれて死の淵をさまよったのでしょう。タリバーンに再度狙われないよう、厳重にセキュリティーをしていただきたい。

なんてことを思っていたら、なんとゴスペラーズが月末のクインシー・ジョーンズの日本人トリビュート部門出演決定のニュースが。

こりゃあ、びっくりした。何、歌うのかな。楽しみ。

オールド・スクール・ファンにはおなじみかもしれないブラス・コンストラクション、スカイを生み出したプロデューサー、ランディー・ミュラーが新プロジェクト、ブルックリン・ソウル・ビスケッツを始動。そのデビュー・アルバムがオンラインでリリースされた。さっそくダウンロード、あいかわらずのブラス・セクションが入って、相当かっこいい。この硬い感じのファンク、以前、一時期「ブルックリン・ファンク」とか「ブルックリン・ビート」なんて呼ばれたこともあったが、まさにそれが復活という感じ。あげあげで暑い夏にもってこいだ。さっそくどれか「ソウル・サーチン・レイディオ」でかけよう。


BROOKLYN BISCUITS :


ちなみに、ブルックリン・ソウル・ビスケッツ Brooklyn Soul Biscuits はこちらでダウンロードできます。13ドル99セント、まあ、1400円くらいですね。フィジカルCDはまだの模様。僕は結局ダウンロードしてもCDに焼いてCDプレイヤーや車で聞くんですけど。(笑) いやあ、かっこいい。

ああ、カルガモ見に行きたい・・・。

http://www.cdbaby.com/cd/brooklynsoulbiscuits

ブラス・コンストラクションのベスト

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005V6K4/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

Brass Construction 1なんといってもファースト。これは、ほんとよくかけた。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002IS03E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

ESSAY>Bits & Pieces

◆△マララさん国連スピーチ全文(英語)~そのソウル・スピーチ

【Malala Speech At U.N.】

スピーチ。

昨年(2012年)10月9日、パキスタンのタリバーンに頭部を銃撃されたものの、奇跡的に回復した同国の人権活動家、マララ・ユサフザイ Malala Yousafzai さんが、2013年7月12日、16歳の誕生日に国連で「まず、子供たちへの教育が必要」とスピーチした。マララさんは、従来から女性に教育をと訴えてきたがそれが女性に対し教育を受けさせない考え方のタリバーンの反発をかい銃撃された。マララさんは1997年7月12日生まれ。この7月12日を国連は「マララ・デイ」とし、彼女を迎えた。スピーチは約17分、1500ワード強。日本語にすると4500~5000文字。しっかりとした言葉で教育の必要性を力説した。

いくつも示唆に富む言葉が語られ、そのたびに会場からは拍手が巻き起こった。僕はたまたま家に帰りテレビをつけたらCNNでこの生中継をやっていて思わず釘付けになった。とても感動的だったので、全文を探してみた。英語全文は下記に。

一部を訳した。

「何千人もの人々がテロリストたちに殺され、何百万人の人々が怪我を負わされています。私もそんなひとりです。そんな多くの中の一人の女子として私はここに立ち上がります。私は自分自身のためではなく、すべての女の子、男の子たちのために声をあげます。叫ぶのではなく、声をあげます」

「声なき声のために。権利のために戦っている人たちのために。
平和に生きる権利のために。
尊厳を持って扱われる権利のために。
機会の平等の権利のために。
教育を受ける権利のために」(声をあげます)

「みなさん、2012年10月9日、タリバーンは私の頭の左側を銃で撃ちました。私の友達も撃ちました。彼らは銃弾が私を黙らせ、私たちが目的をあきらめ、思いを変えるだろうと考えました。しかし、次のこと以外何も変わりませんでした。(変わったことといえば)弱さ、恐怖、絶望が消えうせたことです。その代わり(銃撃によって)、強さ、力、勇気が新たに生まれました。私は(以前と変わらぬ)同じマララです。私の目的は何も変わりません。私の希望も夢も何ひとつたりとも変わりません」

「みなさん、私は誰に対しても敵視するものではありません。タリバーンに対する個人的な復讐や他のテロリスト・グループに対して何かを言おうというものでもありません。私はここに、ただすべての子供たちが教育を受けられる権利を主張しに来ているだけです。私はあらゆる過激派、特にタリバーンの息子、娘たちにも教育を受けてもらいたいと思っています」

「私は私を撃ったタリバーンさえ憎みません。目の前に彼が立ち、わが手に銃があったとしても、私は彼を撃ちません。これは私が慈悲の預言者であるマハメドやイエスキリスト、仏陀から学んだ慈悲の心ゆえのものです。これは私がマーティン・ルーサー・キング、ネルソン・マンデラ、マハメド・アリ・ジンナらから受け継いでいる「変革の伝説」のたまものです。これは私がガンジー、カーン(インド独立のための運動家)、マザー・テレサらから学んだ非暴力の哲学です。そして私の母、父から学んだ『(あらゆる者を)許すこと』ゆえです。そうしたものすべてから、『すべてを平和に』『みなを愛しましょう』と私のソウル(魂)が私に語りかけてくるのです」

「親愛なる姉妹、兄弟のみなさん。漆黒の暗闇にいるとき、私たちは光の重要性を痛感します。沈黙しているとき、声をあげることの重要性を知ります。同じように、パキスタン北部のスワトにおいて、私たちは銃を見たとき、ペンと本の重要さを認識するのです」

「賢者が言う『ペンは剣よりも強し』は真実です。過激派は本とペンを恐れています。教育の力が彼らを恐れさせるのです。彼らは女性を恐れています。女性の声の力を彼らは恐れています。だから彼らはまったく無実の14名の学生をクエッタで殺害したのです。だから、彼らはプゥートゥーンで女性教師やポリオ研究者を殺害したのです。だから、彼らは毎日学校を爆破するのです。彼らは変革を恐れているのです。私たちが社会にもたらそうとしている平等におびえているのです」

「ジャーナリストに『なぜタリバーンは教育に反対なのか?』と聞かれた少年がいました。その少年は実に簡単にそこにあった一冊の本を指差して答えたのです。『タリバーンは本に書かれていることが読めずに理解できないからなんだ』 彼らが考える神とは小さな保守的な人間で、学校に行くという理由だけで女の子たちを地獄に落とす、そんな神なのです。テロリストたちはイスラムやパシュトゥーン(パシュトゥーン族=アフガニスタン東部からパキスタン西部の民族)の名の下に彼らだけの利益を求め、神を悪用しているにすぎないのです」

「パキスタンは平和を愛する民主的な国です。パシュトゥーン族は娘・息子に教育を受けさせようとしています。イスラムも平和で思いやりもあり兄弟愛にみちた宗教です。イスラムもあらゆる子供に教育を受ける権利があるだけでなく、それは義務であり責任であると言っています」

「国連事務総長、平和は教育に必須です。世界の多くの地域において、特にパキスタンやアフガニスタンなどで、テロリズム、戦争、紛争が子供たちを学校に行かせるとき足かせとなっています。私たちはこんな戦争にもうこりごりなのです。女性や子供たちは世界の多くの地域で様々な方法で犠牲になっています。インドでは罪のない貧しい子供たちが児童就労の犠牲になっています」

「ナイジェリアでは多くの学校が破壊されています。アフガニスタンの人々は何十年もの間、過激派の影響にさいなまされています。若い女の子は児童就労で家事をやらされ、若くして結婚を強制されています」

「貧困、無知、不正義、人種差別、基本的人権の剥奪は男性女性にかかわらず直面している大きな問題です」

「今日、私たちは世界のリーダーたちに平和と繁栄のために戦略的にその方針を変えていただきたいと訴えます。

私たちは世界のリーダーたちにあらゆる平和交渉は女性と子供の権利を必ず守っていただけるようお願いします。女性の尊厳や権利に反する交渉は決して受け入れられません。

私たちはすべての世界中の政府にあらゆる子供たちが無償の教育を受けられるように望みます。

私たちはすべての政府に子供を暴力から守るためテロリズムと暴力と戦うようお願いします」

「私たちはすべての子供たちに明るい未来をもたらすための学校と教育を求めます。誰も私たちを止めることはできません。私たちは、自分たちの権利のために声を上げ、私たちの声を通して変革を生み出します。私たちは自分たちの言葉の力、力強さを信じなければなりません。私たちの言葉は世界を変革することができるのです」

「無知(非識字)、貧困、テロリズムに対して世界規模で戦いましょう。私たちに本とペンを持たせてください。それこそが、もっとも強力な武器なのです」

「ひとりの子供、ひとりの教師、一本のペン、一冊の本、それが世界を変えることができるのです」

「教育こそが唯一の解決策です。まず、教育を」

「ありがとうございました」

~~~

「誰も私たちを止めない」などは、マクファーデン&ホワイトヘッドの「Ain’t No Stoppin’ Us Now」、変革はサム・クックの「A Change Is Gonna Come」、マイケル・ジャクソンの「マン・イン・ザ・ミラー」などを思わせる実にソウルに満ち溢れたすばらしいスピーチだ。しかし、これが16歳とはとても思えない。すごい。

~~~

リンク。

動画や全文記事はいずれリンクが切れるかもしれないので、複数アップしておきます。全文のものは、いくつか不足分があったので、こちらで加筆した。( )内はよくわからない部分。
全文の一部は次のところから。

http://digital.asahi.com/articles/TKY201307120488.html?ref=reca

動画。

http://youtu.be/3rNhZu3ttIU



http://aje.me/15AbmOd

Unfortunately your browser does not support IFrames.

International News
|
Entertainment

マララさんの国連演説全文(英語)、2013年7月12日 ( )部分は不明部分 (ovation)は拍手。

Thank you.

( )
In the name of God, The Most Beneficent, The Most Merciful.
Honourable UN Secretary General Mr Ban Ki-moon, Respected President General Assembly Vuk Jeremic, Honourable UN envoy for Global education Mr Gordon Brown, Respected elders and my dear brothers and sisters; ( )

Today, it is an honour for me to be speaking again after a long time. Being here with such honourable people is a great moment in my life. And it is honor for me today I wearing a shawl of Benazir Bhutto Shaheed.

I don’t know where to begin my speech. I don’t know what people would be expecting me to say. But first of all, thank you to God for whom we all are equal and thank you to every person who has prayed for my fast recovery and a new life.

I cannot believe how much love people have shown me. I have received thousands of good wish cards and gifts from all over the world. Thank you to all of them. Thank you to the children whose innocent words encouraged me. Thank you to my elders whose prayers strengthened me.

I would like to thank my nurses, doctors and the staff of the hospitals in Pakistan and the UK and the UAE government who have helped me to get better and recover my strength. I fully support Mr. Ban Ki-moon the Secretary-General in his Global Education First Initiative and the work of the UN Special Envoy Mr. Gordon Brown. Respected President General Assembly Vuk Jeremic. And I thank them both for the leadership they continue to give. They continue to inspire all of us to action.

Dear brothers and sisters, do you remember one thing? Malala day is not my day. Today is the day of every woman, every boy and every girl who have raised their voice for their rights. There are hundreds of Human rights activists and social workers who are not only speaking for their rights, but who are struggling to achieve their goals of peace, education, and equality. Thousands of people have been killed by the terrorists and millions have been injured. I am just one of them.

So here I stand....so here I stand, one girl among many.

I speak ― not for myself, but for those without voice can be heard.
Those who have fought for their rights.

Their right to live in peace.
Their right to be treated with (with, with) dignity.
Their right to equality of opportunity.
Their right to be educated.

Dear Friends, on the 9th of October 2012, the Taliban shot me on the left side of my forehead. They shot my friends too. They thought that the bullets would silence us. But they failed. And then, out of that silence came, thousands of voices.

The terrorists thought that they would change my aims and stop our ambitions but nothing changed in my life except this: Weakness, fear and hopelessness died. Strength, power and courage was born. (ovation)

I am the same Malala. My ambitions are the same. My hopes are the same. My dreams are the same.

Dear sisters and brothers, I am not against anyone. Neither am I here to speak in terms of personal revenge against the Taliban or any other terrorists group. I am here to speak up for the right of education of every child. (ovation)

I want education for the sons and the daughters of Taliban and all the terrorists and extremists.

I do not even hate the Talib who shot me. Even if there is a gun in my hand and he stands in front of me. I would not shoot him. This is the compassion that I have learnt from Muhammad-the prophet of mercy, Jesus christ and Lord Buddha.

This is the legacy of change that I have inherited from Martin Luther King, Nelson Mandela and Muhammad Ali Jinnah. (ovation)

This is the philosophy of non-violence that I have learnt from Gandhi Jee, Bacha Khan and Mother Teresa. And this is the forgiveness that I have learnt from my father and from my mother. (ovation)

This is what my soul is telling me, be peaceful and love everyone.

Dear sisters and brothers, we realise the importance of light when we see darkness. We realise the importance of our voice when we are silenced. In the same way, when we were in Swat, the north of Pakistan, we realised the importance of pens and books when we saw the guns.

The wise saying, “The pen is mightier than sword" was true. The extremists were and they are afraid of books and pens. The power of education frightens them. They are afraid of women. The power of the voice of women frightens them. And that is why they killed 14 innocent students in the recent attack in Quetta. And that is why they killed female teachers and polio workers in Khyber Pukhtoon Khwa. That is why they are blasting schools every day. Because they were and they are afraid of change, afraid of the equality that we will bring into our society.

I remember that there was a boy in our school who was asked by a journalist, “Why are the Taliban against education?" He answered very simply. By pointing to his book he said, “A Talib doesn’t know what is written inside this book." They think that God is a tiny, little conservative being who would send girls to the hell just because of going to school. The terrorists are misusing the name of Islam and Pashtun society for their own personal benefits. (ovation)

Pakistan is peace-loving democratic country. Pashtuns want education for their daughters and sons. And Islam is a religion of peace, humanity and brotherhood. Islam says that it is not only each child’s right to get education, rather it is their duty and responsibility.

Honourable Secretary General, peace is necessary for education. In many parts of the world especially Pakistan and Afghanistan; terrorism, wars and conflicts stop children to go to their schools. We are really tired of these wars.

Women and children are suffering in many parts of the world in many ways. In India, innocent and poor children are victims of child labour.

Many schools have been destroyed in Nigeria. People in Afghanistan have been affected by the hurdles of extremism for decades. Young girls have to do domestic child labour and are forced to get married at early age.

Poverty, ignorance, injustice, racism and the deprivation of basic rights are the main problems faced by both men and women.

Dear fellows, today I am focusing on women’s rights and girls’ education because they are suffering the most. There was a time when women social activists asked men to stand up for their rights. But, this time, we will do it by ourselves. (ovation)

I am not telling men to step away from speaking for women’s rights rather I am focusing on women to be independent to fight for themselves.

Dear sisters and brothers, now it’s time to speak up.

So today, we call upon the world leaders to change their strategic policies in favour of peace and prosperity.

We call upon the world leaders that all the peace deals must protect women and children’s rights. A deal that goes against the dignity of women and their rights is unacceptable. (ovation)

We call upon all governments to ensure free compulsory education all over the world for every child. (ovation)

We call upon all governments to fight against terrorism and violence, to protect children from brutality and harm.

We call upon the developed nations to support the expansion of educational opportunities for girls in the developing world.

We call upon all communities to be tolerant ― to reject prejudice based on cast, creed, sect, color, religion or gender. To ensure freedom and equality for women so that they can flourish. We cannot all succeed when half of us are held back.

We call upon our sisters around the world to be brave ― to embrace the strength within themselves and realise their full potential.

Dear brothers and sisters, we want schools and education for every child’s bright future.

We will continue our journey to our destination of peace and education for everyone.

No one can stop us. We will speak for our rights and we will bring change through our voice.

We must believe in the power and the strength of our words. Our words can change the whole world.

Because we are all together, united for the cause of education. And if we want to achieve our goal, then let us empower ourselves with the weapon of knowledge and let us shield ourselves with unity and togetherness.

Dear brothers and sisters, we must not forget that millions of people are suffering from poverty, injustice and ignorance. We must not forget that millions of children are out of their schools. We must not forget that our sisters and brothers are waiting for a bright peaceful future.

So let us wage a global struggle against illiteracy, poverty and terrorism and let us pick up our books and pens. They are our most powerful weapons.

One child, one teacher, one book and one pen can change the world.

Education is the only solution. Education First.

Thank you. (standing ovation)

ESSAY>Malala Speech
NEWS>Malala Speech at UN

◆カルガモ君たち (写真は、http://ameblo.jp/soulsearchin/  でごらんください)

【Anas Poecilorhyncha】

カルガモ。

仕事に煮詰まったりすると、ときどきうちの近くの公園に行くのだが、そこに数週間前になんとカルガモの子供が生まれていた。池の中にあるちょっとした岩の上にその親子がいた。すぐに池の中にはいってすいすい泳いでいる。ここはたくさんの鯉や亀や蛙などもいるのだが、カルガモは初めて見た。

管理人に聞くと、なんと2~3週間前に実際は6羽生まれたが、残ったのは現在の1羽だけだという。カルガモはかなり生命力もあり、冒険心もあるようで、池から地面にあがり、ひょいひょい山の上の管理人室の前あたりまで来ることさえあるという。地上にいる間に猫にやられたり、カラスにやられたり、ということらしい。割と毎年カルガモは生まれているらしいが、ここまで成長できたのは初めてらしい。


一番最初に見つけたところ。真ん中の卵のようなふたつのものは石です。卵ではありません。


この池では鯉のえさをみんながあげるのだが、このカルガモ君たちもこのえさにかなり食らいつく。(以前、ギタリストのデイヴィッド・T・ウォーカーとも鯉にえさをあげたなぁ。)ふだんは橋の上から鯉たちにえさをあげるが、さすがにカルガモ君のところにえさを投げた。えこひいき。


池の中をスイスイ・スイミング

特に子供のほうが足が速い。ひょいっとえさを投げると、そこに向かって親をものともせず、ツツツッ~~と一気に進んでパクっと食べる。鯉がそれに気づくと、いっせいにそっちに向かい激しい争いになる。親のほうはゆったりしている。

しばらく目を放した隙に親ガモが池にかかる小さな橋の上に乗っかっているので、驚いた。どうやってあがったんだろう。


いつの間にか橋の上に。これは親。


意外と近くまでやってくる。右が親

すっかりカルガモ君たちに魅せられ、数日あけて見に行ったら、なんか子ガモは一回り大きくなっているような感じがした。

ある程度大きくなったら、どこか遠くへ飛んでいってしまうそうだ。


カルガモ君たちは鯉たちとも仲良し

というわけで、カルガモ君に会いにちょくちょく行くのだが、この前は虫除けスプレーを忘れてしまい、いくなりいきなり体中蚊にさされてしまった。僕の足は10匹くらいに食われ膨れていた。カルガモ観察には、虫除けスプレー必須。

小さなデジカメで撮ったので、写真がなかなかピントとかあわない。

暑い毎日だが、池をすいすい泳ぐカルガモや鯉を見ているとちょっとだけ涼やかな気分になる。いかん、いかん、ラジオの選曲、あ、あと「ソウル・サーチン」の原稿もやらなくちゃ。こうしちゃいられない。おしまい。


最初の写真から1週間後。気持ち、子供が大きくなっている

ESSAY>
■「コンプリート・ジェームス・ブラウン・シングルス」~「ソウル・サーチン・レイディオ」~点からつながる線

【Complete James Brown Singles】

シングルス。

「ソウル・サーチン・レイディオ」は毎週4つの番組を作っているようなものだ、と以前書いた。実際そのとおりで、自分でいうのもなんだが、それぞれかなり密度が濃い。最初は生番組なので2時間を普通にゆるーくやろうと思っていたのだが、4パートにわけて、それぞれを作りこみ始めたら、えらく自分でも凝りだすようになってしまい、もはや後に引けなくなってしまった。(笑)

今、自分としてはとてもおもしろいのが、「コンプリート・ジェームス・ブラウン・シングルス」のコーナー。毎週デビュー曲から一枚ずつシングル盤の両面をかけていくというなんの変哲もないひじょうにシンプルなものだが、時間軸を3-4倍速くらいでリアル・タイムに追っている感じがして興味深い。つまり3ヶ月くらいの時間の流れが1週間に凝縮されているのだ。ジェームス・ブラウンがこのころから当時のヒットをうまく取り入れて(ぱくって)作ってきていたのがわかったりしておもしろい。

本当はジェームス・ブラウンのシングルが出た月や週のソウル・チャートの1位とかベスト3とかを同時にちょっとでも流せれば、その当時、どんな曲がはやっていたか、それをミスター・ブラウンはどれほど取り入れていたかなどが手に取るようにわかるはずだ。アトランティックをマンスリーでやっていたときに、ブラウン・シングルのリリースと同時期のものを何曲かかけたが、時代的に同じにおい、香りがあり、ああ、1958年とか1959年ってこんな感じだったろうな、と思った。

たとえば、ジェームス・ブラウンが後にJBズなどでインストゥルメンタルのアルバムをひんぱんに出すが、その流れは先週紹介したジェームス・デイヴィス名義の14枚目のシングルのインストものからすでに起源はあった。もちろん、「チキン」のインストも、もともとインストを出す流れがジェームス・ブラウンの音楽の中にあったから生まれるわけだ。しかも、当初はそれをレコード会社に反対されていたというところもおもしろい。

ファンクのルーツといわれる「パパズ・ガット・ア・ブランニユー・バッグ」「アイ・ガット・ユー・アイ・フィール・グッド」などは1965年の作品。40枚以上シングルを出してから、やっと出てくる。たぶん、そこにいくまでにさまざまな紆余曲折が、ちゃんとしたなんらかの流れがあるはずだ。今は点と点がただ流されているだけだが、1年、2年と振り返ると、きっと線につながってジェームス・ブラウンの歴史の一部がくっきりとうかびあがることだろう。僕もきっと新たな発見をするにちがいない。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000IZDTDW/soulsearchiho-22/ref=nosim/


RADIO>Soul Searchin Radio
ARTIST>Brown, James


■レデシーの誕生日

【Ledisi’s Birthday】

誕生日。

今週の「ソウル・サーチン・レイディオ」は7月9日の放送だった。そこでいつもどおり7月9日の誕生日のソウル・アーティストをピックアップして選曲もすませていた。一人はグウェン・ガスリー、もうひとり、レデシー。メモにはレデシー7月9日とあったのだが、年が書いてなかったのスタジオで一応ウィキに行って確認すると、なんと誕生日は1972年の3月28日とある。あれ、おかしいな。7月9日だったはずだが。

もう本番は始まっていた。レデシーのサイトなどに行っても誕生日がない。フェースブックのレデシーのファンサイトに行ったが、誕生日はなかった。いちおうタイムラインをずっとさかのぼる(これがけっこうめんどくさい)と3月28日のところに「私の誕生日」とあった。これで、誕生日は3月28日で間違いないので、レデシーの選曲はおろすことに。別曲に急遽差し替えたのはいいのだが、なぜ7月9日とメモが残っていたのか。

そこで翌日、ウィキを改めて検証した。

すると、彼女の誕生日はウィキでもしばらく前まで7月9日(1978年)とされていたことがわかった。編集履歴をさかのぼると、なんとつい一月ほど前の2013年6月4日に、1978年7月9日から1972年3月28日に変更されていたのだ。

たぶんずっとこの最初の情報が流布されていたのだろうが、この7月9日説はどこから来ていたのだろう。まあ、とりあえず、ギリギリセーフという感じでことなきを得たのだが、思わぬ発見であった。

レデシー曲でかけようと思っていた曲は、日本人ピアニスト、サヤの2003年のアルバム『デスティネーション・ファーアウェイ』(輸入盤のみ)収録の「アンティル・ウィ・ミート・アゲイン」という曲。サヤが書いて、その後、ネヴィル・ブラザーズが1999年のアルバム『ヴァレンス・ストリート』で録音した曲。レデシーがしっとりとした歌を歌っている。ちなみに、ここには山岸潤史、ブラクストン・ブラザースも参加している。このアルバム、さらに一枚前のデビュー作『シンプル・ポエム』も当時はよく聞いた。最近しばらく会っていないが、どうしてるのだろうか。

■SAYA Destination Faraway (1997年録音、1999年リリース)
(と思ってアマゾンで見ると、廃盤でなんと中古に3万円!? そんなあばかな)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NVIF1W/soulsearchiho-22/ref=nosim/"


と思ったら、このサイトではまだ定価で売っているかも

http://www.jazzpage.net/saya/cd_destination.html

と思ったら、このサイトもなくなってますね。

こちらは、デビュー作『シンプル・ポエム』(輸入盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BBPSE0/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CZ0T1I/soulsearchiho-22/ref=nosim/"


RADIO>Soul Searchin Radio>#015

■「ソウル・サーチン・レイディオ」第15回~ピー・ウィ・エリスの魅力

第15回。

昨日(2013年7月9日)の「ソウル・サーチン・レイディオ」は、ニュースでバーニー・ノーランの訃報、カニエ・ウェスト、ロビン・シック、TOKU(トク)の新曲など。

「フィーチャード・アーティスト」は元ジェームス・ブラウン・バンドのサックス奏者、アレンジャーでもあるピー・ウィ・エリス。

「チキン」について。

「『チキン』は、フィラデルフィアからサンフランシスコに向かうジェームス・ブラウンのツアー・バスの中でできたんだよ。僕はかつてジェームス・ブラウンのバスで、けっこうたくさん曲を書いていたんでね。バンドのメンバーとはいつも一緒のバスで移動していたんで、いつも練習ができた。バスが目的地に着いたら、みんなでレコーディングした、というわけだ」

さらに「コールド・スウェット」について。

「『コールド・スウェット』もニューヨークからオハイオ州シンシナティーに向かうジェームス・ブラウンのツアー・バスでできた。そのとき僕は、(マイルス・デイヴィスの)『ソー・ホワット』を聞いていた。だから、『コールド・スウェット』を作曲したとき、頭のどこかに『ソー・ホワット』があったんだ。そうやってできあがった」

ピー・ウィは体は大きいが、顔は小さい。(笑) 

「ソウル・オールディーズ」では、バースデイがグウェン・ガスリー。グウェンはルーサーとのデュエットが聞かれるクインシーの『スタッフ・ライク・ザット』から。

命日がコモドアーズのキーボード奏者、マイラン・ウィリアムス。キーボードを大々的にフィーチャーした出世作。「マシン・ガン」を。

「マンスリー」でクインシー第二弾。一トランペット奏者からバンド・マスターになり、自身のオーケストラを率い、さらに、マーキュリー・レコードの重役(ヴァイス・プレジデント)に就任。さらに、音楽界だけでなく、テレビ界、映画業界にも入り込み、多くのテレビ番組のテーマ、映画音楽などをてがけるようになる。

また取り扱うジャンルもジャズだけにとどまらず、ポップ、ブラジル、ソウル、ブルーズと幅広く手を伸ばしてきた。

~~~

番組に対するご意見、ご希望などはハッシュタグ #ssr761 をつけてツイートしていただくのが一番よいです。

~~~

■ 有料アプリ「ラジオグラバー」があれば全国のラジオ、コミュニティーFMも聴けます

「ソウル・サーチン・レイディオ」は、関東地区(1都6県)では、通常のFM受信機(ラジオ)で聴くだけでなく、パソコンのアプリ、ラジコを通じて聴くことができます。ラジコは無料のサイトです。またスマホなどでは無料でアプリをダウンロードでき、これがあれば聴けます。

http://radiko.jp/#
ここでインターFMをクリック。

また有料アプリですが、「ラジオグラバー」という次のアプリがあれば、全国どこのラジオも、コミュニティーも含めて、聴け、しかも留守録もできるようです。

詳細はこちら。
http://www.internal.co.jp/products/util/radiograbber/about/

このほかAUのリスモウェーブでも全国で聴けます。(有料)

一般ラジオ(関東地区)では、FMで76.1mhz。

~~~

■セットリスト。
「SOUL SEARCHIN RADIO
#015 2013-07-09 

M01 Black Skinhead - Kanye West
M02 For The Rest Of My Life -Robin Thicke
BGM01I’m In A Mood For Dancing- Nolans
M03 Sexy Music-Nolans
M04Heal The World - TOKU
BGM02How Will I Know – Whitney Houston
M05 All At Once -Tsuyuzaki Harumi

~~~~

Featured Artist : Pee Wee Ellis
SSR #015– 2013-07-09

TMChicken - James Brown
M06Chicken Soup - Pee Wee Ellis
M07Cold Sweat - James Brown
M08Say It Loud – I’m Black And I’m Proud Part 1 - James Brown

COMPLETE JAMES BROWN SINGLES #015

M09It Was You -James Brown
M10Got To Cry -James Brown

~~~~

21:00
PART THREE : SOUL OLDIES
TM : Getaway

M11Takin’ It To The Streets -Quincy Jones
BGM03Ain’t Nothing Goin’ On But A Rent- Gwen Guthlie
M12Machine Gun- Commodores
M13 If We Ever - Take 6
M14Peek-A-Boo - Stylistics
M15He Who Laughs Last - Monday After
M16You Don’t Have To Be A Star In My Show - Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.
M17Desperately -Love Machine

~~~~~

21:30
PART FOUR : Monthly Special : Quincy Jones
TMIronside

M18The Best Is Yet To Come - Frank Sinatra & Count Basie
BGM04It’s My Party - Leslie Gore
M19Judy’s Turn To Cry -Leslie Gore
BGM05The In Crowd - Quincy
M20Papa’s Got A Brand New Bag – Quincy
BGM06 The Sidewinder - Quincy
M21Theme From The Pawnbroker - Sarah Vaughn
M22Who Needs Forever - Astrud Gilberto
M23In The Heat Of The Night - Ray Charles
M24Ain’t Misbehavin’ -Ella Fitzgerald with Count Basie & His Orchestra

ENDING
RADIO>Soul Searchin Radio>#015


クインシー・ジョーンズ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002GC4/soulsearchiho-22/ref=nosim/

クインシー来日記念盤

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CR63ARK/soulsearchiho-22/ref=nosim/

Pee Wee Ellis 最新作

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004HZ14S6/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

ジェームス・ブラウン「チキン」MP3のダウンロード、250円

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BH3WHRI/soulsearchiho-22/ref=nosim/


■「ソウル・サーチン・レイディオ」第15回予告~ピー・ウィ・エリス・インタヴューなど

【Soul Searchin Radio #15 Starts 8pm Tonight】

午後8時。

「ソウル・サーチン・レイディオ」第15回は、今日午後8時から。「ニューズ&トピックス」は、テイク6の新作について、バーニー・ノーラン訃報など。

第二部「フィーチャード・アーティスト」では元ジェームス・ブラウン・バンドのサックス奏者、ピー・ウィ・エリスのインタヴュー。「コールド・スウェット」、「チキン」はいかにして誕生したか、など。

毎週ジェームス・ブラウンのシングル盤をA・B面1枚ずつ(2曲)かけていく「コンプリート・ジェームス・ブラウン・シングルス」第15回。

第三部「ソウル・オールディーズ」は7月9日誕生日のグウェン・ガスリー。グウェンはルーサー・ヴァンドロスとのデュエット曲をかけます。さて、曲はなんでしょうか。どちらもお楽しみに。

第四部「マンスリー」は、月末に来日公演を果たすクインシー・ジョーンズの第二回。1960年代中ごろから70年代にかけてのお話。ジャズ・プロデューサー、クインシーがマーキュリー・レコードの副社長になりポップも見ることになって生み出したヒットとは。

■「ソウル・サーチン・レイディオ」の聴き方

■ 有料アプリ「ラジオグラバー」があれば全国のラジオ、コミュニティーFMも聴けます

「ソウル・サーチン・レイディオ」は、関東地区(1都6県)では、通常のFM受信機(ラジオ)で聴くだけでなく、パソコンのアプリ、ラジコを通じて聴くことができます。ラジコは無料のサイトです。またスマホなどでは無料でアプリをダウンロードでき、これがあれば聴けます。

http://radiko.jp/#
ここでインターFMをクリック。

また有料アプリですが、「ラジオグラバー」という次のアプリがあれば、全国どこのラジオも、コミュニティーも含めて、聴け、しかも留守録もできるようです。

詳細はこちら。
http://www.internal.co.jp/products/util/radiograbber/about/

このほかAUのリスモウェーブでも全国で聴けます。(有料)

一般ラジオ(関東地区)では、FMで76.1mhz。

番組宛へのメッセージ、リクエストはハッシュタグ #SSR761 をつけてツイートしていただくのが一番嬉しいです。

またメッセージなどをお送りいただくメールアドレスはこちら。 (コピー&ペーストしてください) ご意見、ご感想、ご希望などおよせください
soul@interfm.jp

また、この「ソウル・サーチン・ブログ」や、吉岡正晴のツイッター @soulsearcher216 とも連動して放送します。

吉岡正晴個人ツイッター。
https://twitter.com/soulsearcher216

番組公式ツイッター
Soul Searchin Radio
@SSR761
https://twitter.com/SSR761
ハッシュタグも #SSR761

ハッシュタグをつけてツイートしてみてください。ツイート、メールはすべて読んでいます。ただ番組の中でご紹介できるのは時間的にも限られていますので、読まれなくてもご了承ください。

■インターFM内番組ホームページ

「ソウル・サーチン・レイディオ」の番組ホームページ
http://www.interfm.co.jp/ssr/index.php?mode=tue&id=11


RADIO>Soul Searchin Radio>#015


クインシー・ジョーンズ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002GC4/soulsearchiho-22/ref=nosim/

クインシー来日記念盤

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CR63ARK/soulsearchiho-22/ref=nosim/

Pee Wee Ellis 最新作

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004HZ14S6/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

ジェームス・ブラウン「チキン」MP3のダウンロード、250円

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BH3WHRI/soulsearchiho-22/ref=nosim/


◎ピー・ウィ・エリス・ライヴ~ジェームス・ブラウン・ファミリー卒業生

【Pee Wee Ellis Live : Former James Brown Sax Player】

小顔。

ジェームス・ブラウンの元で1965年から1969年までプレイし、アレンジなどもしていたサックス奏者、ピー・ウィ・エリスの「ピー・ウィ・エリス・ファンク・アセンブリー」名義のライヴ。ピー・ウィをメインにしたライヴとしては昨年(2012年)4月以来2度目の来日。そのほかに他のアーティストのサポートとして、またJBホーンズなどでも多数来日している。

体は大きいが、意外と顔は小さいピー・ウィは愛嬌たっぷりにサックスを吹く。現在はイギリス在住で、キーボード、ギター、ベースもイギリス在住ミュージシャン。

ジェームス・ブラウン・バンド在籍中には、一緒にスタジオでジャム・セッションをし、曲を作った。そうして出来上がった曲の中に、「コールド・スウェット」や「セイ・イット・ラウド、アイム・ブラック・アンド・アイム・プラウド」、そして、「チキン」などもあった。「チキン」はジェームス・ブラウンのものだけでなく、のちにジャコ・パストリアスがカヴァーすることで有名になる作品だ。「チキン」はピー・ウィにとっての名刺代わりの一曲ともいえる。

ジェームス・ブラウン・キャンプを去った後、1970年代初期からはニューヨークに来て、クリード・テイラーが始めたジャズ・レーベル、CTI/クドゥ・レーベルで多くの仕事をするようになった。また、近年ではロックのヴァン・モリソンのレコーディング、ライヴなどにも登場している。ジェームス・ブラウン・ファンからすれば、メイシオ・パーカーらとのJBホーンズでの活動も忘れられない。

そんなピー・ウィの自身のグループとしてのライヴは、ヴォーカルにピー・ウィ・バンドの準レギュラー、フレッド・ロス。サンフランシスコ出身、ブレンダ・ヴォーンとも友人だそうだ。バンドもしっかりして、ヴォーカルもきっちりしており、ファンク・グルーヴを踏襲。やはり、「チキン」は格別のリアクションだが、やらないセットもあったよう。下記に僕が実際に見たセカンドのセットリストのほかに、ファーストのセットリストももらったので、掲載するが、けっこうだぶりがなく、両セット見ても楽しめたかもしれない。

アンコールの「アイ・フィール・グッド」ももちろんピー・ウィがからんでいるが、ここではぐっとスローのグルーヴでやってくれた。これはおもしろいアレンジ。しかも、ピー・ウィ本人が歌う。

ライヴ後はサイン会。ライヴ後はサイン会。ピー・ウィがサイン会をやっている間、メンバーは仲良く写真撮影をしていた。また、ギターのレイとヴォーカルのフレッドは、前日起きたサンフランシスコ空港の事故の影響で、飛行機が飛ばず、一日延泊となった。

○「ソウル・サーチン・レイディオ」、7月9日放送での「フィーチャード・アーティスト」で紹介予定。

■ メンバーMEMBER

Pee Wee Ellis (sax), Fred Ross (vo), Gareth Williams (key), Ray Obiedo (g),
Laurence Cottle (b), Mark Mondesir (ds)

■ セットリスト 2013年7月5日(金)、丸の内コットンクラブ、ピー・ウィ・エリス・ファンク・アセンブリー・ライヴ

[ ] denotes original artist.

show started 21:01
01.Sticks
02.Use Me [Bill Withers] (Fred on vocal)
03.As [Stevie Wonder] (Fred)
04.Chicken Soup
05.Boogie On Reggae Woman [Stevie Wonder] (Fred)
06.Blues A LA L.S.
07.Neighbourhood / Caravan
Enc. I Feel Good
Show ended 22:30

First set

01.Chicken Soup
02.Dock Of The Bay [Otis Redding]
03.Ham
04.If You Want Me To Stay [Sly & Family Stone]
05.Just The Two Of Us [Grover Washington Jr. / Bill Withers]
06.New Moon
07.Cantaloupe
08.Cold Sweat
Enc. I Feel Good

(2013年7月5日金曜、丸の内コットンクラブ、ピー・ウィ・エリス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>The Ellis, Pee Wee Funk Assembly

■最新盤 (輸入盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004HZ14S6/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005O43Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

スティーヴィー曲2曲収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00079QXS2/soulsearchiho-22/ref=nosim/

●バーニー・ノーラン52歳で死去

【Bernie Nolan Dies At 52 : Lead Singer For Nolans】

訃報。

日本でも1980年7月にリリースされた「ダンシング・シスター(原題、I’m In A Mood For Dancing)」が大ヒットして以来大きな人気を獲得したイギリスの女性コーラス・グループ、ノーランズのリード・シンガー、バーニーが2013年7月4日、乳がんのため死去した。52歳だった。バーニーは2010年に乳がんが発覚、2012年に完治したとされていたが、再発した。

ノーランズは日本でもCMで使われている「ダンシング・シスター」が大人気だが、1980年代に多くのヒットを放った。この曲は最近ではソフトバンクのCMに使用されたが、過去にも三菱自動車「アクティヴ・フィールド・エディション」、キリン・ビール「常夏」、サントリー缶チューハイ「カロリ」などのCM曲としても使われている。

評伝。

ノーランズは、1974年、ノーラン家の姉妹によって結成されたコーラス・グループ。両親トミー(1925年~1998年)とモーリーン・ノーラン(1926年~2007年)はもともとアイルランド出身で、その後1962年にイギリスのブラックプールに移住。両親ともにシンガーだったので、両親と男兄弟も含む子供たちのファミリー・グループを作った。

それが発展し、1974年6人姉妹のうち上5人で姉妹グループ、ノーラン・シスターズを結成。6人姉妹は次の通り。

アン、1950年11月12日生まれ
デニース、1952年4月9日生まれ
モーリーン、1954年6月14日生まれ
リンダ、1959年2月23日生まれ、
バーニー、1960年10月17日生まれ-2013年7月4日死去
コリーン、1965年3月12日生まれ

このほかに兄弟で、トミー(1949年生まれ)、ブライアン(1955年生まれ)がいる。

活動、徐々に認知されレコード契約などもつかんだ。1978年ごろからエンゲルベルト・フンパーディングの前座などをつとめ人気も上昇。1979年、イギリスCBS傘下エピック・レーベルと契約。第二弾シングル「スピリット・ボディー・アンド・ソウル」がチャート入りを果たし、さらに第三弾シングル「ダンシング・シスター」がヒット。これは、日本では1980年7月にリリースされるやシングル盤が50万枚を超え、オリコン総合チャートで1位になった。これらの作品はイギリスのポップなプロデューサー、ベン・フィンドン、マイク・マイヤーズらの作品。

主なヒットのリード・ヴォーカルはバーニーが歌っている。

日本ではレコード会社が打ち出した「キャンディー・ポップ」というポップな女性グループを称したジャンルで大ヒット。フジテレビの『夜のヒットスタジオ』でロンドンからの衛星生中継などもおこなった。この頃のラインアップは、バーニー、コリーン、リンダ、モーリーンの4人。

1981年、東京音楽祭で「セクシー・ミュージック」がグランプリを獲得。この曲はのちに日本のグループ、ウィンクがカヴァー。

■セクシー・ミュージック
http://youtu.be/OBf_Lxthrzg



1987年には日本では、日本の曲を英語で歌うカヴァー・アルバムをリリース。これがまた話題になった。これらはのちに1991年、日本レコード大賞の「企画賞」を獲得。いわゆる日本語曲の英語カヴァーブームの一翼をになった。

その後、メンバーがソロになったり、一時期グループとして活動を休止したり、再開したりしていた。

2009年にはコリーン、バーニー、リンダ、モーリーンで再活動開始。

またバーニーはテレビドラマ「ザ・ビル(原題) / The Bill」「ブルックサイド(原題) / Brookside」などに女優としても出演したりしていた。

バーニーは2010年4月に乳がんが発覚。ちなみに、彼女たちの父親トミーは1998年肝がんで死去、またアンが2000年に、リンダが2006年に乳がんと診断されている。


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000WGUJZI/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007OE4TM/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006VL9OY/soulsearchiho-22/ref=nosim/

OBITUARY>Nolan, Bernie (October 17, 1960 – July 4, 2013, 52 year old)

■「ザ・ナイト」に出演して~「ソウル・サーチン~ホイットニー・トリビュート」を告知

【The Nite】

出演。

2013年7月4日(木)、FMバード制作番組『ザ・ナイト』(DJ大西貴文)にゲスト出演し、来る8月10日(土)、11日(日)に目黒ブルースアレイで行われる「ソウル・サーチン・ザ・セッション Vol.13~トリビュート・トゥ・ホイットニー・ヒューストン」のイヴェントの告知などをしました。

大西さんの要請でホイットニーのレア音源、マサ小浜の音源、過去のソウル・サーチンからの音源などをご紹介。

そのときのオンエア部分を期間限定でポッドキャスト・アップしました。CMをはさんで2パート。計約46分。
https://soundcloud.com/the_nite_2013_07_04



M01. Eternal Love – Paula Jabara / Whitney Houston
M02Q – Betcha Wouldn’t Hurt Me / Kaleb James & The Soul Searchers
M03 Love X Love / Masa Kohama
M04All At Once / Tsuyuzaki Harumi

実はホイットニーのマテリアル名義で録音した「メモリーズ」も用意していたのですが、時間がなくなりかけられませんでした。(笑)

マサ小浜は、ブルース・アレイでの2012年12月6日のライヴのものから。ジョージ・ベンソンの「ラヴ・タイムズ・ラヴ」でした。

当日は局のプリンターの調子が悪く、本番中にメールが読めなかったのですが、僕の出番が終わったころ直ったようで、印刷ができて、急遽、帰り際に「メール読みますから、もう一度でてください」ということになり、再登板となりました。このあたりのゆるさが最高ですね。大西さん。


夜ひとりスタジオでDJ。その姿はウルフマン・ジャックか(笑)

それにしても、ゲスト出演だと、本当に「おき楽」です。

そして、近々、次回「和製ディスコ」をテーマにまた来てください、と約束させられました。(笑)

大西さんが触れられていた露崎さん、弾き語りツアー、今日は京都、来週は東京! 

■露崎春女弾き語りツアー

2013年7月6日(土)京都ソール・カフェ満席、キャンセル待ち)

2013年7月13日(土)、14日(日)東京渋谷JZブラット(両日ともに満席、キャンセル待ち)

詳細こちら
http://www.harumitsuyuzaki.com/live_event/2013/02/2013-home-from-home.html

RADIO>The Nite

■ホイットニーの「エターナル・ラヴ」収録のポール・ジャバラのアルバム (輸入盤CDがありましたが、高額物件になってます)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000DRZM/soulsearchiho-22/ref=nosim/

露崎春女『リスペクト』~ホイットニー・トリビュート・ライヴ音源収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007YYJYY8/soulsearchiho-22/ref=nosim/

◎テイク6新作アルバムは、デビュー作の25年ぶり再録音

【Take 6 Will Record Their Very First Album】

再録。

アカペラ・グループとして最高の人気を誇るテイク6の次のアルバムが、なんと1988年リリースの彼らの名盤にして最高傑作であるデビュー作『Take 6』 の再録音であることが明らかにされた。彼らの2013年7月3日(水)のライヴ会場で明らかにされた。

テイク6のデビュー作『Take 6』は全米では1988年3月、ワーナー・ブラザーズ(リプリーズ・レーベル)から出た。日本盤はそれから遅れること一年余、1989年6月25日に出た。このとき僕がライナーノーツを書いた。テイク6のこのCDは前年に輸入盤を入手して聞いて気に入っていたのでライナーノーツ執筆依頼は二つ返事で引き受けた。

その存在を知ったのは、前年(1988年)秋にブレンダ・ラッセルのライヴのとき。ライヴ後ミュージシャンたちが打ち上げをしているときに、そこで大音量でこのデビュー作がかかっていて、アカペラのこれはなんだ、と驚嘆し、すぐに輸入盤店に走った。当時は今ほどアカペラが人気ではなかったので、日本のワーナーの担当者に出しましょうよ、とアピールしてもまったくだめだったが、徐々にこのアルバムが輸入盤でうわさになったり、スティーヴィー・ワンダーが何十枚と購入し、友達に配ったりといった話題が出て、日本盤も出ることになった。

僕がライナーを執筆したのは、1989年5月11日だったが、その直後の6月にロスアンジェルスで彼らのライヴを初めて見た。BRE(ブラック・レイディオ・エクスクルーシヴ誌)というアメリカのブラック・ミュージック専門音楽業界誌のコンヴェンションがあり、それに参加したとき、ショーケース的に彼らが登場した。ライヴを見て本当に驚いた。

何しろ、みんな楽器もなく、体だけでステージにあがり、ただマイクを握って、いきなり歌いだしたのだ。しかも、あの重厚なハーモニーがそのままスピーカーから流れてきた。たぶん、その時点では音楽関係者でも存在を知っている人は少なかったので、会場にいた音楽関係者全員ぶっとばされたと思う。

このアルバムはその後現在までアカペラを目指す人のひとつの「指標」、「金字塔」となっている。

それから四半世紀、テイク6は来日も23回を数え、すっかり日本でもおなじみになった。アカペラと言えば、テイク6という定説まで作り上げたのだから本当にすばらしい。

そんな彼らがこのデビュー・アルバムの全曲を再レコーディング、リリースする。実際、レコーディングは終了しているそうだ。ステージでクロードが明かしたが、「25年前より声も歌もよくなっている」と言う。

そして、もう一点、デビュー作では参加していない現在のメンバー、クリスチャン・デントリーとジョーイ・キブル(3作目から参加)が参加している点が前作と唯一違う点。クリスチャンは1988年盤にははいっていなかったが、これまでのライヴなどでファースト・アルバムの楽曲も歌っており、そのため「ゲット・アウェイ・ジョーダン」や「スプレッド・ラヴ」も堂々とステージで歌えるようになっているわけだ。

当時、クロードは26歳、アルヴィン・チアにいたっては21歳。みな20代半ばだった。

テイク6のファーストに関しては、その曲順通りに多くのファンが覚えている。傑作アルバムがどのようによみがえるか、今から楽しみすぎる。アルバムは年内には発表される。遅くとも秋口までに出そうだ。

さて、彼らのライヴは、2009年1月、2010年5月、2012年2月、2012年9月(東京ジャズ)に続くライヴ。23回目の来日。最近はマイケル・コーナーがすっかり定番となり、エンタテインメントっぽくなっている。

■過去テイク6関連記事

アカペラ最高峰、テイク6~2月14日にオーケストラと共演
2012年02月12日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11160938088.html

ドクター・セドリック・デントが復帰したテイク6~20回目の来日
2010年05月19日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10538649996.html
(過去記事一覧ここに)

東京ジャズ(パート5)~テイク6とベンEキング
2012年09月14日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11353405322.html

■セットリスト
Setlist : Take 6, July 3, 2013, at Billboard Live Tokyo
[ ] denotes original, ( ) first main lead singer

Show started 19:03
01.Spread Love
02.Wade In The Water [Traditional]
03.It’s Time To Fly (Khristian)
04.Windmills
05.Stand By Me [Ben E. King] (David)
06.Just In Time
07.Down Here I’ve Done My Best [Traditional]
08.Alleluia [Randal Thompson] (Mark, Claude, all)
09.Old School Medley: a) How Come You Don’t Call Me, Anymore [Prince, Alicia Keys] (David on Piano)
b) No More Sorry (Why My Weeping Eyes) [Traditional, Jubilation, Gospel] (Alvin)
c) Can’t Hide Love [Earth Wind & Fire](Claude)
d) What A Fool Believes [Doobie Brothers] (Claude)
e) I Wish [Stevie Wonder] (David)
f) Michael Jackson Medley – Rock With You – Remember The Time - The Way You Make Me Feel (Khristian)
10.So Much To Say –a riff of BAD – Beat It – The Way You Make Me Feel – Heal The World (David, Alvin, Mark) DJ Turntable (Khristian) – Stayin’ Alive – Rappers Delight – So Much To Say
Enc. My Friend (Joey – all)
Show ended 20:08

■メンバー

アルヴィン・チアー / Alvin Chea(Vocals,Bass)
デイヴィッド・トーマス / David Thomas(Vocals,Tenor)
マーク・キブル / Mark Kibble(Vocals,Tenor)
ジョーイ・キブル / Joey Kibble (Vocals,Tenor)
クロード・マックナイト / Claude McKnight(Vocals,Tenor)
クリスチャン・デントリー / Khristian Dentley
(Vocals,Baritone)

(2013年7月3日木曜、ビルボード・ライブ東京、テイク6・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Take 6

最新作『ワン』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006UFH0EI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

傑作デビューアルバム Take 6 (1988 Version)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HG1K/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■今夜「ザ・ナイト」にゲスト出演

【Yoshioka Will Be “The Nite” Tonight- Internet Radio】

ゲスト。

今夜、吉岡正晴が『大西貴文のザ・ナイト』(DJ大西貴文、Music Bird月~金21時~22時55分)にゲスト出演します。同番組への出演は、2011年2月1日、2013年1月11日以来、約6ヶ月ぶり。

この日は来月8月10日(土)、11日(日)に目黒ブルース・アレイで行われる音楽イヴェント「ソウル・サーチン・ザ・セッション、第13回~ホイットニー・ヒューストン・トリビュート」についての話を中心にお送りします。このフィーチャード・ゲスト・ヴォーカルにはホイットニーを歌わせたらこの人の右に出るものはいないといわれる露崎春女さんが登場。彼女が存分にホイットニー楽曲を歌います。番組での吉岡の出番は午後10時過ぎから11時少し前くらいまで。

DJ大西さんから、珍しい音源を持ってきてください、と言われたので、何かもってきます。たぶん、以前の「ソウル・サーチン・ザ・セッション」のライヴ音源あたりを持っていきます。

リクエストやご意見があれば、僕のツイッター @soulsearcher216 をつけて、つぶやいてください。あるいは、番組あてのメールでもOKです。nite@musicbird.co.jp 

■番組の聴き方

この番組は全国のコミュニティーFM約60局以上をネットして放送しています。

番組DJ紹介のホームページ
http://musicbird.jp/cfm/program/#the_nite

お近くの放送局を下記リストからお探しください。また各局はインターネット・ラジオ放送をしていますので、日本全国、世界でもインターネット・ラジオを通じてお聴きいただけます。

番組の聴き方(いずれも無料)

(2)のインターネットでの聴取がお勧めです

1)全国のコミュニティーFMで聴く方法

全国約70 以上のコミュニティーFM局で聴けます。ただコミュニティーFMは放送出力が5-20ワットと微弱なため、各局は極めて限られた地域でしかきけません。ご自宅の場所と下記コミュニティーFM局一覧を参照され、お近くのコミュニティーFM局をお探しください。また番組は3時間ですが、3時間フルで流すところや1時間、2時間流すところなどいろいろあります。

『ザ・ナイト』ファン・サイト。放送局・放送時間一覧
http://zelen.web.fc2.com/THE_NITE/
(ここに各局の放送時間が書かれています。3時間フルで放送されているところの、インターネット放送をお聴きになるといいと思います)

2)各コミュニティーFMのサイマル・ラジオ(インターネット・ラジオ)で聴く方法

サイマル・ラジオ(インターネットで聴けるラジオ)を放送している局の一覧はこちら。局によって放送時間が違いますので、ご注意ください。
http://www.jcbasimul.com/

これらの局のインターネット放送で聴けますが、たとえば、3時間フルで放送しているFM鹿島は次のアドレス(直接リンク)です。
http://www.simulradio.jp/asx/FmKashima.asx
このアドレスをコピーしてWindows Media Player, I-tunesなどにつないで直接お聴きになれます。あるいはこのアドレスをクリックすれば、ラジオを聴けるソフトが自動的に立ち上がると思います。

~~~

番組概要

『大西貴文のザ・ナイト』 DJ大西貴文 
FMバードおよびコミュニティーFM全国70局以上ネット 月~金21時~24時
(コミュニティーのネット局一覧=下記参照。ネット局は時間帯によって変更になっている場合もあります。ご了承ください)

FMミュージックバード
http://musicbird.jp/cfm/

DJ大西貴文ブログ
http://blog.livedoor.jp/tkcompany/

メールのあて先 nite@musicbird.co.jp

吉岡正晴のツイッターでも質問など受け付けます
http://www.twitter.com/soulsearcher216

『大西貴文のザ・ナイト』 DJ大西貴文 
FMバードおよびコミュニティーFM全国ネット局一覧です。コミュニティー・ラジオの周波数などは、お住まいの各地の新聞・ウェッブなどをごらんください。

〔北海道〕エフエムわっぴー FMおたる FMアップル FMねむろ FMいるか FM e-niwa

〔青森〕FMジャイゴウェーブ FMいわぬま
〔秋田〕FMゆーとぴあ FM765
〔福島〕FMきたかた Mot.Comもとみや FM-POCO
〔岩手〕奥州FM
〔宮城〕ほほえみ
〔山形〕

〔新潟〕Radio CHAT FMピッカラ FMゆきぐに FM-J エフエムとおかまち ラジオアガット
〔富山〕FMとなみ ラジオたかおか
〔福井〕ラジオあいらんど
〔石川〕

〔群馬〕(FM OZE) ラジオななみ いせさきFM
〔茨城〕FMパルルン FMかしま FMひたち
〔千葉〕かずさエフエム (木更津エフエム)
〔埼玉〕(エフエム茶笛) FMチャッピー
〔東京〕調布エフエム FM844(立川)
〔神奈川〕レディオ湘南 エフエム戸塚FMブルー湘南 

〔山梨〕FM-KOFU (Radio VILLA)FM八ヶ岳
〔静岡〕FM マリンパル FMボイスキュー FMチャオ G-sky765
〔長野〕FMさくだいら FM軽井沢 エルシーブイFM769 エフエムとなみ
〔愛知〕FMやしのみ(豊橋)FMおかざき MID FM(名古屋)SHANANA! FM RADIO LOVEAT メディアスFM
〔岐阜〕FM PIPI FMラインウェーブ

〔三重〕Port Wave FMなばり スズカヴォイスFM
〔京都〕FMいかる FMキャッスル
〔奈良〕FMハイホー
〔大阪〕FM HANAKO エフエム貝塚 千里ニュータウンFM
〔和歌山〕FMマザーシップ
〔兵庫〕エフエムみっきぃ FMジャングル エフエム宝塚

〔岡山〕エフエムゆめウェーブ レディオモモ
〔広島〕FM尾道
〔山口〕しゅうなんFM カモンエフエム
〔島根〕FM愛ステーション(エフエムいずも)

〔香川〕エフエム サン (FM まんでがん815)
〔徳島〕B-FM791
〔愛媛〕エフエム ラジオバリバリ

〔福岡〕スターコーンFM
〔熊本〕熊本CITY FM 791 (KAPPA FM)
〔宮崎〕サンシャインFM
〔長崎〕レインボーFM 壱岐FM
〔大分〕さいきFM
〔佐賀〕からつFM

ENT>RADIO>The Night

■露崎春女 

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007YYJYY8/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ホイットニー・ヒューストン物語

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4924880906/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■「ソウル・サーチン・レイディオ」第14回~サマンサ・トレイシーの謎明らかに~フィリップ・ウー・ライヴ

セットリスト。

昨日の「ソウル・サーチン・レイディオ」第14回は、「ニューズ&トピックス」では、ジョン・レジェンド来日、スタイリスティックス新曲、パフ・ジョンソン訃報、そして、ついに謎のシンガーとして注目されていたサマンサ・トレイシーの真実が明らかにされました。

「フィーチャード・アーティスト」は、日本在住のリアル・ソウル・アーティスト、フィリップ・ウー・ライヴ。これは彼が毎年行っている「ルーツ・ストーリー」の第三回にあたるもの。そのライヴ音源を特別にお借りして「ソウル・サーチン・エクスクルーシヴ」でオンエア。アシュトン・ムーア、リンなどのヴォーカルをお楽しみいただきました。どちらも注目の新人です。

フィリップのコメントは次の通り。

簡単な自己紹介。

「僕はワシントン州シアトルに57年前に生まれました。(1956年6月29日生まれ、57歳)あのころにはたくさんの音楽がありました。ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ショーの音楽、ファンク、ジェームス・ブラウンなどなど。うちは大家族で、(見ればわかるように、写真を指差して) 家族のみんなが音楽をやってましたが、最終的にプロのミュージシャンになったのは僕だけでした。ずいぶん若いころからバンド活動を始め、15歳でプロとなりました。まだハイスクールに行ってました。15歳のときに初めてのオルガンを手に入れ、ナイトクラブで地元のバンドでプレイを始めました。その後最終的にニューヨークに移り住み、本格的にプロになりました。そして、いまここにこうしています」

フィリップにとってロイ・エヤーズとは。

「ロイ・エヤーズは僕にとっては家族のようなものです。わる~いおじさんのようなものです。(笑) 彼はクレイジーなんだ。(笑) でも、僕は彼に感謝しなければなりません。彼は僕に世界を見せてくれたのです。シアトルに住んでいましたが、シアトルというところは、日本で言えば、青森のようなところです。つまり、どこに行くにもとにかく遠い所なんです。サンフランシスコも、シカゴ、どこも遠い。彼が僕をニューヨークに連れていってくれました。彼は僕をたくさんのレコーディングで使ってくれ、多くのすばらしいアーティストを紹介してくれました。考えられる限り、僕がアイドルのように崇めていたほとんどすべてのアーティストに会うことができました。僕たちは、彼らと世界中をツアーして回りました。彼には感謝してもしきれません。あの時代、音楽が最高の時代だったんです。70年代というのは、絶対にまちがいなく、音楽の最高の時代でした。(拍手) 19歳だった1976年にこれ以上望むものはありませんでした。あらゆる人がそこにいて、あらゆる人たちと一緒にプレイしました。アース・ウィンド&ファイアー、テンプテーションズ、アリーサ・フランクリン、マーヴィン・ゲイ、ルーサー・ヴァンドロス。それに、あらゆるジャズ・ミュージシャンもいました。僕たちは、みな同じショーにでていたりしたんです。僕の大好きなウォー、キャミオ、そうした人たちとロイ・エヤーズを通して知り合うことができました。そういうわけで、ありがとうアンクル・ロイ! ありがとう」

「ソウル・オールディーズ」では、悲劇のテンプテーションズ・メンバー、ポール・ウィリアムスらの誕生日。ジーン・マクファーデンの誕生日。彼の相棒ジョンも7月10日生まれと一週間しかちがいません。リクエストにもお応えしました。

「マンスリー」はクインシー・ジョーンズ。ジャズ界の一トランペット・プレイヤーから、多くのアーティストたちの楽譜を書いていくうちに、アレンジ、プロデュースなどもてがけていくようになります。このときに学んだ「ミュージック」と「ミュージック・ビジネス」の違いは、クインシーの生涯にわたる大きなテーマ、哲学になっていきます。

SOUL SEARCHIN RADIO#014 2013-07-02 

M01Tomorrow - Quincy Jones/John Legend
M02 Forever More -Puff Johnson
M03Suddenly -Stylistics
M04My Promise -Earth Wind & Fire
M05Summertime- Samantha Tracy
M06Summertime- Sammy & Freedom Unity

Featured Artist : Philip Woo

TM(BGM01)It Feels So Good -Philip Woo

M07Gimme Some Lovin’- Philip Woo ftg. Ashton Moore
BGM02 Can’t You See Me - Philip Woo
M08This Time I’ll Be Sweeter, - Philip Woo featuring Lyn
M09Back In Stride, - Philip Woo featuring Ashton Moore

COMPLETE JAMES BROWN SINGLES #014

M10 Doodle Bee (Instrumental) - James Davis
M11 Bucket Head (Instrumental) - James Davis

~~~~

21:00
PART THREE : SOUL OLDIES
Theme : Getaway

M12Don’t Look Back - Temptations featuring Paul Williams as lead
M13Ain’t No Stoppin Us Now -McFadden & Whitehead
M14Hope That We Can Be Together Soon - Harold Melvin & The Bluenotes
M15Good Times -Jacksons
M16Do Right Woman, Do Right Man - Otis Clay
M17Hey Jude - Wilson Pickett
M18Theme From SWAT -Rhythm Heritage

PART FOUR : Monthly Special : Quincy Jones
TM TM(BGM03)Ironside

M19You’d Be So Nice To Come Home To -Helen Merrill
M20Stockholm Sweetnin’- Quincy Jones 
BGM M04Air Mail Special – Quincy Jones
M21Quintessence - Quincy Jones
M22Soul Bossa Nova - Quincy Jones
M23Fascinating Rhythm - Sarah Vaughan

--END

RADIO>Soul Searchin Radio>#014

ロイ・エヤーズ・アンソロジー

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006J3LW/soulsearchiho-22/ref=nosim/

パフ・ジョンソン (えっ、これまた中古1円!)(送料340円と1円で341円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000028TG/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツのベスト 昨日かけたシャロン・ページの「ホープ・ザット・・・」も収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002YG6/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

現在入手可能なサミー&フリーダム・ユニティーによる「サマータイム」など収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BCXKA7M/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■「ソウル・サーチン・レイディオ」第14回~フィリップ・ウー・ライヴ特集~マンスリーはクインシー・ジョーンズ~サマンサ・トレイシー新曲

【Soul Searchin Radio #14 Starts 8pm】

午後8時。

「ソウル・サーチン・レイディオ」は、無事ワンクール(3ヶ月)終了し第二クールへ。通算14回目。

インターFM(76.1mhz)午後8時から10時まで。「ニューズ&トピックス」は、ロビン・シック、スタイリスティックス、アース新曲の予定。サマンサ・トレイシー新曲も。

「フィーチャード・アーティスト」は、先日行われたフィリップ・ウー・ライヴ音源を番組独占で。フィリップ・ウー・バンドのライヴ音源から、アシュトン・ムーア、リンらが歌う作品をご紹介。

「ソウル・オールディーズ」はこの日誕生日、命日のアーティスト。

「マンスリー」は、7月31日、8月1日国際フォーラムなどでライヴを行うクインシー・ジョーンズの50年以上におよぶ歴史を5週にわたってご紹介。クインシーのトランペッターとして、プロデューサーとして、クインシー・ジョーンズ・ビッグ・バンドのボスとして、さまざまな顔をご紹介します。

■クインシー・ジョーンズ32年ぶりの来日公演
詳細↓
http://qj80.jp/

Quincy Jones
The 80th Celebration Live in JAPAN
ピース・アーチ・ひろしま連携事業
2013 年
7 月31 日 (水)・8 月 1 日 (木) 18:00 開場/19:00 開演
東京国際フォーラム ホール A
SS 席 ¥12,000 S 席 ¥9,500 A 席 ¥8,000 (税込)
一般発売 : 6 月 15 日 (土)
問:ディスクガレージ 050-5533-0888 (平日 12:00~19:00)

25th Blue Note Tokyo Anniversary presents
Quincy Jones The 80th Celebration Live Gala Party
7 月28 日 (日) 1ST 16:30 (15:30 open) / 2nd 20:00 (18:30 open)
MUSIC CHARGE ¥25,000 (税込)
BLUE NOTE TOKYO (南青山 6 丁目/表参道から徒歩約8分)
出演:パティ・オースティン/アルフレッド・ロドリゲス・トリオ/ニッキー・ヤノフスキーほか
Produced by クインシー・ジョーンズ
(フォーラム公演とは出演者が異なります。詳しい情報はブルーノート東京公式サイトをご覧ください)

■「ソウル・サーチン・レイディオ」の聴き方

■ 有料アプリ「ラジオグラバー」があれば全国のラジオ、コミュニティーFMも聴けます

「ソウル・サーチン・レイディオ」は、関東地区(1都6県)では、通常のFM受信機(ラジオ)で聴くだけでなく、パソコンのアプリ、ラジコを通じて聴くことができます。ラジコは無料のサイトです。またスマホなどでは無料でアプリをダウンロードでき、これがあれば聴けます。

http://radiko.jp/#
ここでインターFMをクリック。

また有料アプリですが、「ラジオグラバー」という次のアプリがあれば、全国どこのラジオも、コミュニティーも含めて、聴け、しかも留守録もできるようです。

詳細はこちら。
http://www.internal.co.jp/products/util/radiograbber/about/

このほかAUのリスモウェーブでも全国で聴けます。(有料)

一般ラジオ(関東地区)では、FMで76.1mhz。

番組宛へのメッセージ、リクエストはハッシュタグ #SSR761 をつけてツイートしていただくのが一番嬉しいです。

またメッセージなどをお送りいただくメールアドレスはこちら。 (コピー&ペーストしてください) ご意見、ご感想、ご希望などおよせください
soul@interfm.jp

また、この「ソウル・サーチン・ブログ」や、吉岡正晴のツイッター @soulsearcher216 とも連動して放送します。

吉岡正晴個人ツイッター。
https://twitter.com/soulsearcher216

番組公式ツイッター
Soul Searchin Radio
@SSR761
https://twitter.com/SSR761
ハッシュタグも #SSR761

ハッシュタグをつけてツイートしてみてください。ツイート、メールはすべて読んでいます。ただ番組の中でご紹介できるのは時間的にも限られていますので、読まれなくてもご了承ください。

■インターFM内番組ホームページ

「ソウル・サーチン・レイディオ」の番組ホームページ
http://www.interfm.co.jp/ssr/index.php?mode=tue&id=11

RADIO>Soul Searchin Radio>014


■クインシー・ジョーンズ・ベスト (来日記念盤、2013年7月17日発売)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CR63ARK/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ベスト すでに発売中のもの。お手ごろ価格

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000DB4O/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■○「ソウル・サーチン」もろもろ

【Soul Searchin Bits & Pieces】

マンスリー。

毎週火曜日夜8時からオンエアしている「ソウル・サーチン・レイディオ」は、2時間番組だが、実質的にはまったく別の30分番組を4本作っているような感じだ。始まる前に想像していた以上に準備に時間がかかる。というか、凝りすぎてるのかもしれない。(笑)

さて、今月の「マンスリー」、ずっと先月の中ごろからいろいろと迷っていたが、7月末に32年ぶりに来日公演をするクインシー・ジョーンズに決めた。今、そのための準備中。彼は一度「ソウル・サーチン・ザ・セッション Vol.9 (Q)」でフィーチャーした。7月は5週間あるので、約20分x5=100分の特集になる。ちなみに、来月8月のマンスリーは当月誕生日で、「ソウル・サーチン・ザ・セッション」で取り上げるホイットニー・ヒューストンを予定している。

明日の「フィーチャード・アーティスト」は、先日(6月27日木曜)に目黒ブルース・アレイで行われたフィリップ・ウーのライヴ音源からご紹介する。このライヴがとてもよかったので、そのライヴ音源を「ソウル・サーチン・エクスクルーシヴ」でご紹介。これはフィリップ・ファンは必聴です。

日本における「ホーム・グロウン・ソウル」という位置づけでも改めてご紹介したい。

このあたりの紹介は他所(ラジオ・メディアも紙媒体でも)ではまったくありえない独自なもので、ものすごく「ソウル・サーチン・レイディオ」を特徴づけていると思う。

また、このところ連続でご紹介しているなぞのシンガー、サマンサ・トレイシーの新録曲をオンエアする予定。

~~~

電子書籍。

またリリースが遅れている電子書籍版「ソウル・サーチン」第5弾は、ジョン・ホワイトヘッドになる予定。この加筆作業がかなり遅れているが、なんとか至急完成させたいところ。

RADIO>Soul Searchin Radio>#014

■クインシー・ジョーンズ・ベスト (来日記念盤、2013年7月17日発売)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CR63ARK/soulsearchiho-22/ref=nosim/


■ベスト すでに発売中のもの。お手ごろ価格

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000DB4O/soulsearchiho-22/ref=nosim/



○◇ワックスポエティックス28号発売

【Waxpoetics Japan #28 Released】

ブルーアイド・ソウル。

音楽雑誌「ワックスポエティックス」日本版第28号(2013年6月/7月号)がリリースされた。

今回の特集はブルーアイド・ソウル。表紙がダリル・ホール。このほかにドナルド・フェイゲン、ネッド・ドヒーニー、ローラ・ニーロ、ボビー・コルドウェルなどの特集記事。

また、最近1970年代に活躍したソウル・シンガー、サミー関連で注目されているいわゆる「和ジャズ」の稲垣次郎の書き記事も掲載されている。

記事内ではサミーについてはふれていないが、稲垣次郎が1970年代初期にアメリカに行って衝撃を受け、自身の音楽性をジャズ・ロック・ソウル・フュージョンの方向性に変えたことなどが書かれている。

サミーについては、「ソウル・サーチン・レイディオ」でも「サマータイム」と「ロック・ステディー」をかけたところ、大変な反響を得た。

奇しくもこの2曲がユニヴァーサウンズ・レーベルから7インチ・アナログ盤で2013年7月12日にリリースされる。

リリース先↓
http://www.universounds.net/records_universounds.html


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4905298083/soulsearchiho-22/ref=nosim/"


■稲垣次郎・ソウル・メディア

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002WQSVHY/soulsearchiho-22/ref=nosim

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BCXK8WY/soulsearchiho-22/ref=nosim/

サミー/女ロビンソンクルーソー

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BCXKA8G/soulsearchiho-22/ref=nosim/

サミー/朝日のあたる家

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BCXKA7M/soulsearchiho-22/ref=nosim/

MAGAZINE>Waxpoetics Japan
ARTIST>Inagaki, Jiro
ARTIST>Sammy

1 2 3 4 5 6 7 8 9 >