◎フィリップ・ウー・ライヴ~ルーツ・ストーリー・パート3

【Philip Woo Roots Story Part 3】

ルーツ。

日本に住むアメリカのブラック・ミュージシャンはけっこう多い。そうしたアーティストたちが地道にソウル・ミュージックのライヴをここ日本で行い、それがある意味「日本のホーム・グロウン・ソウル」を作っている。

元メイズ、ロイ・エヤーズ・バンド、グローヴァー・ワシントン、さらに多くのソウル、R&Bアーティストのバックをつけてきたキーボード奏者フィリップ・ウーもそんな一人だ。この日ベースを担当しているクリフ・アーチャーも元アトランティック・スターのメンバー。ほかに、「ソウル・サーチン」のイヴェントの音楽ディレクター、ケイリブ・ジェームスや同じくキーボード奏者、キース・ヘインズなどもそうだ。

そんなフィリップ・ウーの年恒例「バースデイ・ライヴ」。彼のルーツ・ストーリー・パート3、3年目。

これまでフィリップがアメリカでかかわってきた多くのソウル・アーティストの作品にスポットをあて、そのアーティストとのエピソードなどを話しながら、そのアーティストの曲をプレイする。たとえば、この日はロイ・エヤーズ、アシュフォード&シンプソン、タワー・オブ・パワー、グローヴァー・ワシントン、フィリス・ハイマン、アンジェラ・ボフィール、ジェフリー・オズボーン、そしてメイズなどなど。音楽業界に入って42年、超ヴェテランだ。

じつにのりがよくグルーヴたっぷり。まさにフィリップ・ウーのソウル・ショーは、日本に育った「日本のホーム・グロウン・ソウル」。

多くのリードを取ったアシュトンがなかなかいい感じ。特にメイズ作品やダニー・ハザウェイ、アシュフォード&シンプソン作品などで声があう。

ファースト・セット冒頭、ジーン・マクダニエルズ作品、レス・マッキャンの「コンペアード・トゥ・ワット」、さらにスペンサー・デイヴィスの「ギミ・サム・ラヴィン」への圧巻の流れからスタート。

フィリップは昨年(2012年)タワー・オブ・パワーの東京ジャズ・ライヴにキーボードのピンチヒッターで急遽登場したが、やることが決まったのは本番の2日前だったという。しかし、フィリップはそれまでにもタワー・オブ・パワーのファンで何曲もカヴァーしていたので1日集中して練習してとくに問題なく本番をこなせたという。あるいは、「僕はメイズを2度辞めた」とか、ロイ・エヤーズがフィリップがサンタナと共演したときの壮絶キーボードを消してしまった、とかおもしろいエピソードも満載だ。

今回バラードでもっとも聞かせたのは、フィリップがかわいがっているリン。「ソウル・サーチン・レイディオ」でも彼女が歌う「パーフェクト・エンジェル」をかけたが、アンジェラ・ボフィールの歌で知られる「ディス・タイム・アイル・ビー・スイーター」はもう見事としかいいようがない出来だった。一番長い拍手を得たような気がした。リンによれば、これまでアンジェラのことは知らなかった、フィリップの選曲で勉強した、とのこと。

この日は会場にキース・ヘインズ、デイヴィッド・キング、ポーラ・ジョンソンらも見に来ていた。

フィリップ、ケイリブ、キースのような日本在住のソウル、R&Bミュージシャンが繰り広げていく日本のホーム・グロウン・ソウル。このソウル・サーチン・ブログでも大いにサポートしていきたい。





■セットリスト/メンバー

セットリスト フィリップ・ウー・ルーツ・ストーリー・パート3
Philip Woo “Roots Story Part 3” – Birthday Live

[ ] denotes original, ( ) denotes lead singer tonight

show started 19:45
01.Compared To What [Les McCann, Gene McDaniels] (Ashton)
02.Gimme Some Lovin’ [Spencer Davis Group] (Ashton)
03.Hard To Handle [Otis Redding] (Ashton)
04.Can’t You See Me [Roy Ayers]
05.Your Precious Love [Ashford & Simpson] (Ashton & Tahirih)
06.Solid [Ashford & Simpson]
07.What Is Hip? [Tower Of Power]
Ended 20:49

Started 21:28
01.It Feels So Good [Grover Washington Jr.]
02.You Are My Heaven [Roberta Flack & Donny Hathaway] (Ashton & Lyn)
03.You Know How To Love Me [Phyllis Hyman] (Tahirih)
04.This Time I’ll Be Sweeter [Angela Bofill] (Lyn)
05.Little Star [Philip Woo original]
06.We Party Hearty [LTD]
Enc. Back In Stride [Maze featuring Frankie Beverly] (Ashton)
Enc. Joy & Pain [Maze featuring Frankie Beverly] (Ashton)
Show ended 22:54

■メンバー

「Philip Woo “Roots Story Part3” ~Birthday Live~」

(HAMMONDB-3/Rhodes)Philip Woo  (Vo)Ashton Moore、Tahirih Walker (G)西山HANK史翁 (Ds)高田真 (B)Clifford Archer (Sax)Andy Wulf (Cho)Lyn

(2013年6月27日木曜、目黒ブルース・アレイ、フィリップ・ウー&フレンズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip

■アンジェラ・ボフィール・ベスト

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006TX27FS/soulsearchiho-22/ref=nosim/"


1曲目にやった「コンペアード・トゥ・ワット」~レス・マッキャン

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0072KWNLK/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■オッシー・ヨッシー復活

【Osshy Yosshy On Big Special】

復活。

DJオッシーが2013年6月27日(木)午前1時から4時までJFN系列全国ネットで放送された音楽番組「ビッグ・スペシャル」のパーソナリティーとして登場、吉岡正晴が2時から40分ほどゲスト出演し、久々に「オッシー・ヨッシー対談」が行われた。

今回のテーマは、「国産ディスコ」。いちおう、日本でディスコでのプレイを狙って作られた作品、という定義をし、それらをいくつか紹介した。

ドクター・ドラゴン&オリエンタル・エクスプレスの「セクシー・バスストップ」を最初の作品とするが、これ以前に日本のディスコでかかっていた洋楽風和製作品はある。スリー・ディグリーズの「苦い涙」、クック・ニック・チャッキーの「可愛いひとよ」などだ。

この日はオリエンタル・エクスプレス、ファンキー・ビューロー、ラヴ・マシーン、イースタン・ギャング、エボニー・ウェッブの「ディスコお富さん」などをかけた。

僕の登場前には、ホット・ブラッドの「ソウル・ドラキュラ」をかけたが、これについて「レコード輸入時代に吉岡さんが見つけた曲として紹介したかった」とのこと。ありがとうございます。

僕ももっと「和製ディスコ」について話したかったが、すぐに時間切れになった。(笑)ま、しょうがない。

オッシーは、ラジオ業界には20年以上いて、最近ではインターFMで「レディオ・ディスコ」、MXテレビで「ディスコ・トレイン」で顔出しもしているが、なんと、単独のパーソナリティー役は初めてとのこと。


ツーショットを撮るのを忘れたのでこちら。スタジオガラス越のオッシー

打ち合わせの段階からかなり緊張していた。そして、しゃべるネタをたくさん用意していたが、思ったことの10分の1もしゃべれなかったようだ。

DJオッシーについて、週刊文春ウェッブ版に今週一週間(5回連続)記事が掲載されています。

http://shukan.bunshun.jp/category/your_eyes_only

また、2013年8月3日(土)、高輪プリンスホテル・飛天の間で行われるディスコ・パーティーのDJの一人として登場します。2000人規模の集客が見込まれる大イヴェント。今年はカナダのディスコ・アーティスト、ライムが初登場。

イヴェント・サイト「プリンス・ディスコ2013」
http://bubblestokyo.jp/

ENT>RADIO>
ENT>DISCO>EVENT


「和製ディスコ」3タイトル一挙、紙ジャケットで発売

オリエンタル・エクスプレス

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D0UROF6/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ファンキー・ビューロー

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D0URO4W/soulsearchiho-22/ref=nosim

イースタン・ギャング

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D0URO60/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ラヴ・マシーン(この作品だけ発売が延期になりました)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D0URNSO/soulsearchiho-22/ref=nosim
■○今日「ビッグ・スペシャル」にゲスト~「和製ディスコ」について

【Disco Music Made In Japan】

和製ディスコ。

今日(2013年6月27日木曜)午前1時からJFNネット(全国36局)で放送される「ビッグ・スペシャル」は、DJオッシーがメイン・パーソナリティーとなって3時間出演します。その中で、午前2時すぎから、吉岡正晴がゲストで登場。久々の「オッシー・ヨッシー対談」をお送りします。テーマは、「和製ディスコ」。

1976年に始まった日本製ディスコ・ミュージックについて、話をします。

東京FMは午前2時からの放送。ちょうど関東地区の方は2時から聞けます。

今回主として話題にあげるのは次の4アーティスト。これらのうち3作が7月に紙ジャケット、リマスターされ発売されます。これらのライナーノーツを吉岡が担当しましたが、
これら作品をてがけたプロデューサー、ハッスル本多氏、ファンキー・ビューローのスセ氏などに話を聞き、これまでに明らかになっていなかったストーリーを書きました。そのあたりから、当時の「和製ディスコ」誕生の話、各プロジェクトの秘話などをご紹介する予定です。

「ビッグ・スペシャル」番組宛のメールはこちら。

番組サイトhttp://www.jfn.co.jp/big

「ビッグ・スペシャル」を放送する局は次の通り。局によって放送時刻が微妙に変わりますので、お近くの放送局のタイムテーブルをご確認ください。東京FMは午前2時から4時までです。

FM青森 , FM岩手 , FM秋田 , FM山形 , ふくしまFM , RADIO BERRY , FMぐんま , FM-NIIGATA , FM長野 , FMとやま , FM石川 , FM福井 , K-MIX , FM AICHI , Radio80 , レディオキューブ , FM滋賀 , fm osaka , Kiss-FM KOBE , V-air , FM岡山 , HFM , FM山口 , FM徳島 , FM愛媛 , FM高知 , FM香川 , FM大分 , FM佐賀 , FM長崎 , FMK , μ FM , JOY FM , FM沖縄 , TOKYO FM

直接メールを送るフォームはこちら
http://www6.jfn.co.jp/mailforms/index/94

関東地区は、関東のラジコで。その他の地区は各地区のラジコでも聞けます。
http://radiko.jp/

こちらでTFM東京FMをお選びください。

関東地区以外でお聴きの方は、それぞれの地域のラジコでお聴きください。

http://www.fmsounds.co.jp/production/program_detail.php?b=1&p=62&PHPSESSID=vvnqkbcm

当日は生放送ですので、リスナーからのメール、ツイッターでのメッセージなども受け付けます。

ハッシュ・タグはビッグ・スペシャル #bigsp 東京FM #tfm

■吉岡正晴は、2013年8月7日(水)「ビッグ・スペシャル」にクインシー・ジョーンズ特集でDJ担当

また吉岡正晴本人は、2013年8月7日水曜深夜「ビッグ・スペシャル」にDJとして登場する予定です。この日のテーマは、来日公演を終えたクインシー・ジョーンズ。来日公演を見た感想、もし本人に会えたらそのときの雰囲気などをレポートします。詳しくはまた近づいたらお知らせします。

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「和製ディスコ」3タイトル一挙、紙ジャケットで発売

オリエンタル・エクスプレス

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D0UROF6/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ファンキー・ビューロー

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D0URO4W/soulsearchiho-22/ref=nosim


イースタン・ギャング

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D0URO60/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ラヴ・マシーン(この作品だけ発売が延期になりました)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D0URNSO/soulsearchiho-22/ref=nosim

RADIO>Big Special
DISCO>Japanese Disco

■「ソウル・サーチン・レイディオ」第13回~ボビー・ブランド追悼、オーレー・ブールード・インタヴュー

【Soul Searchin Radio #013: Setlist】

セットリスト。

昨日の「ソウル・サーチン・レイディオ」第13回は、「ニュース」でボビー・ブランド訃報、マイケル・ジャクソン亡くなって4年、フィリップ・ウー・ライヴ、サマンサ・トレイシー3曲目など。

「フィーチャード・アーティスト」は、ノルウェイのブルーアイド・ソウル・アーティスト、オーレー・ブールード。「ソウル・オールディーズ」はたくさんのバースデイ・コールなど。この番組の前テーマ、後テーマのデイヴィッド・T・ウォーカーも6月25日生まれ。ジョージ・マイケルがかけられなくてすいません。

「マンスリー」は「アトランティックR&B1000」の8回目。

オーレー・ブールードのインタヴュー概要は次の通り。

ノルウェイの音楽状況について。

「ノルウェイの音楽シーンはとても活発で生き生きしている。音楽業界が大きく変化しており、その中でクリエイティヴなことが盛んに起こっている。どのようにアーティストが表現すればいいのか、どのように聞かれ、どのように見られればいいかなど、さまざまな試みがなされている。多くのアーティストが(売らなければならないなどの)ある種のプレッシャーを受けているようにも思えない。そのおかげで、アーティストにはクリエイティヴィティーが生まれていると思う」

CDかダウンロードか。

「それは、そのアーティストがどのターゲットに狙いを絞るかによると思う。ご存知のとおり、若い人相手であれば、ダウンロードだろうし、年齢層が高ければ、依然CDが売れている。まちがいない」

簡単にキャリアを。

「僕はいつもみんなで一緒に歌うような家族に育った。僕が5歳のときから、家族中が歌っていた。それ以来僕はずっと今日まで音楽をやってきている。歌って、プレイして、多くのいろいろなことをやっている。一言でまとめるとそんな感じだ。

ノルウェイで僕のCDを出しているのは、僕のレコード会社なんだ。だから僕が自分自身でリリースをコントロールしている。ただスウーエデンのナクサス社が配給をしてくれている。ファーストアルバムをレコーディングすると決めたところ、彼らの目に留まって、結局彼らのところからリリースされた」

影響を受けたアーティスト。

「簡単に言うと、音楽性で言えば、まずページスだ。彼らの大ファンなんだ。リチャード・ページスが入っていたミスター・ミスターも好き。そのあたりをたくさん聞いてきた。ほかには、スティーリー・ダンやドナルド・フェイゲンには大きな影響を受けた。しいていえば、この二組にはとても影響を受けた」

ライヴでも、ページスの曲を2曲やっていた。

セットリストは次のとおりです。

SOUL SEARCHIN RADIO
#013 2013-06-25 

M01WaterfallsTLC with Amuro Namie
M02Father Up The RoadBobby Bland
BGM01Members Only Bobby Bland
M03Someone In The DarkMichael Jackson
BGM02So Very Hard To GoTower Of Power
M04What Is Hip Tower Of Power
M05SukiyakiSamantha Tracy
M06Perfect AngelPhilip Woo featuring Lyn  

Featured Artist : Ole Børud
TM(BGM3) Better Deal

M07Step Into My Light Ole Børud
BGM04Through The Fire
M08Rock Steady Ole Børud
BGM05 Keep Moving Ole Børud
M09Shakin’ The GroundOle Børud

COMPLETE JAMES BROWN SINGLES #013

M10I’ve Got To Change James Brown
M11It Hurts To Tell YouJames Brown

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21:00
PART THREE : SOUL OLDIES

M12Knock On WoodEddie Floyd
M13Lover’s HolidayPeggy Scott & Jo Jo Benson
M14Don’t Leave Me This Way Harold Melvin & Bluenotes
M15Got My WhiskeyMel Waiters
M16Joanna LiveKool & The Gang
M17Come Rain Or Come ShineSarah Vaughan
M18Loving You Was Like A Party Marlena Shaw

21:30
PART FOUR : Monthly Special :
Atlantic R&B Best Collection 1000 Vol.1.-Vol.4 (Part 7)

TMTime Is Tight Booker T & The BG’s

M19Makin WhoopeeEsther Philips (live)
M20A Brand New MeAretha Franklin
M21Just As Soon As The Feeling’s OverMargie Joseph
BGM06The Life I Led Nikki Giovanni
M22Jesse Roberta Flack
M23Someday We’ll All Be FreeDonny Hathaway
M24People Get Ready Aretha Franklin

ENDING

■ロビン・シック(輸入盤)2013年7月30日発売

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D6CZ1C6/soulsearchiho-22/ref=nosim/

日本盤2013年8月7日発売

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DIFAQBW/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ボビー・ブランド・アンソロジー(輸入盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005K32H/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

タワー・オブ・パワー(5枚組みで2381円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AFZ86BK/soulsearchiho-22/ref=nosim/


アレサ・フランクリン ヤング・ギフテッド&ブラック~「ブランニュー・ミー」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AY1NXD6/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ダニー・ハサウェイ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AY1NW5A/soulsearchiho-22/ref=nosim/

アレサ・フランクリン~「レディー・ソウル」 「ピープル・ゲット・レディー」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AY1NXVS/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ロバータ・フラック 「ジェシー」「やさしく歌って」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AY1NY44/sou


●「ブルーズの巨人」~ボビー・ブルー・ブランド、死去~ブルーズ歌い半世紀

【Bobby Blue Bland Dies At 83】

訃報。

ブルーズ・アーティストとして多数のヒットを放ったボビー・ブルー・ブランドが2013年6月23日(日)、テネシー州メンフィスの自宅で家族に看取られながら死去した。83歳だった。ブランドは、3月に体調をくずしライヴをキャンセル、療養していた。

ブランドは1930年生まれ。1950年代からチェス、デューク・ピーコック、ABCなどで多数のヒットを生み出した。ソウル・チャート入りした作品だけでも60曲以上ある。初ヒットは1957年の「Farther Up The Road」(ソウル・チャート1位)。1992年、ロック殿堂入り。1997年、グラミー生涯功労賞など、多数を受賞している。

自らフランク・シナトラ、ナット・キング・コールに影響を受けたなどと広言し、ブルーズ、ゴスペル、ソウルを巧みに融合し、独自のスタイルを作り上げた。

評伝。

ボビー・ブルー・ブランドは1930年(昭和5年)1月27日テネシー州メンフィスの北部、ミリントン生まれ。(正しくはローズマークではないという) 本名、ロバート・カルヴィン・ブルックス。学校を3年で中退、綿畑で仕事をしながら音楽を独学で覚えた。1947年、同州メンフィスに移住。ゴスペルグループに参加、音楽活動を本格的に開始。1949年、メンフィスのグループ、ビール・ストリーターズに参加。ここには時期のずれこそあれ、ジョニー・エイス、ロスコー・ゴードン、アール・フォーレスト、BBキングらも在籍していた。ジョニー・エイスのバンドに入ったこともある。1951年モダン・レコードからデビュー、1952年、一旦徴兵。その後メンフィスに戻り、ジュニア・パーカー、BBキングの運転手などもしていた。チェスを経て、1957年デューク・レコードから出した「ファーザー・アップ・ザ・ロード」がソウル・チャート1位になり、以後多数の作品をデュークからリリース。ライヴ活動も活発で、年間300本以上のライヴをこなした。「ファーザー・・・」は、エリック・クラプトンらもカヴァー、また「アイ・ピティー・ザ・フール」(1961年)はクラプトン、デイヴィッド・ボウイなどもカヴァーしている。

1973年までデュークから出したシングルは40枚以上を数える。同年、デュークがABCレコードに買収されたのにともないそのままABC所属へ。1979年、MCAへ、さらに1985年マラコ・レコードへ移籍した。

初期からゴスペル、ブルーズ、R&Bを融合するサウンドを作り出し、さらに、フランク・シナトラ、ナット・キング・コールなどの影響を広言し、「ブルーズ界のシナトラ」といわれたこともある。

1981年ブルーズ殿堂入り。1992年、ロックンロール殿堂入り。さらに1997年にグラミー賞「ライフタイム・アチーヴメント」賞を受賞。

1978年初来日、以後1988年、1998年と3回来日した。

ロック・アーティストのヴァン・モリソンとともにレコーディング、ライヴをしたり、2008年、シンプリー・レッドのリード・ヴォーカル、ミック・ハックネルが「トリビュート・トゥ・ボビー」というアルバムを作っている。

その歌唱法はオーティス・レディング、ウィルソン・ピケットなどのソウル・シンガーから、オールマン・ブラザーズ、ザ・バンドなどのロック・グループにも影響を与えた。ラップのジェイZは、ブランドの1974年のヒット「エイント・ノー・ラヴ・イン・ザ・ハート・オブ・ザ・シティー」をサンプリングしている。

今年3月に体調不良でライヴをキャンセルするまでステージに立っていた。まさに生涯一現役アーティストだった。

2009年のインタヴューで、ブランドはこう言っている。「私は、多くの人の悲しいときや楽しいときに、彼らに最高のものを与えられる年老いた田舎者として記憶されればうれしいよ」と謙虚に語っている。

初ヒットからも50年余。まさに半世紀以上をブルーズに捧げたブルーズ界の伝説がまた火を消した。

http://www.reuters.com/article/2013/06/24/entertainment-us-usa-bland-death-idUSBRE95N04920130624

http://www.nytimes.com/2013/06/25/arts/music/bobby-blue-bland-soul-and-blues-balladeer-dies-at-83.html?pagewanted=all

■ボビー・ブランド
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005K32H/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000007QE7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000009D21/soulsearchiho-22/ref=nosim/"


◆ソウルあれこれ~ハッピー・バースデイ、デイヴィッド・T

【Bits & Pieces Of Soul】

あれこれ。

このところライヴを見ても時間がなくてなかなかゆっくりライヴ評がかけない。先日もローラ・ムヴーラ、シャンティ、オール・ブールード、アヴァント、キース・へインズなどを見ているが、まだ書けていない。

ほかに7月に4タイトルでる「和製ディスコ」もののお話も書いてみたい。これは、オリエンタル・エクスプレス、ファンキー・ビューローなどのCDがリマスター、紙ジャケットになってリリースされるもの。そのライナーノーツを書いたが、これを書くにあたり、当時のプロデューサー、ハッスル本多氏やファンキー・ビューローのスセ氏にインタヴューした。来週ゲストででる「ビッグ・スペシャル」ではそのあたりの話をする。

また、あのスタイリスティックスがかなり久々のアルバムをレコーディング、9月にリリースするが、そのネタも近々紹介したい。

こんどの「ソウル・サーチン・レイディオ」の放送日は6月25日(火曜)。6月25日といえば、マイケル・ジャクソンの命日。そして誕生日のソウル・アーティストが何人かいる。ひとりはエディー・フロイド、そして、わがプログラムの前テーマ、後テーマをやっているデイヴィッド・T・ウォーカーも誕生日。

■「ホワッツ・ゴーイング・オン」収録のこのアルバムは、すでに値段があがってますね

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JVS49Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/

「ストリート・ライフ」のほうはまだ大丈夫。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001G6RBB8/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ローラ・ムヴーラ(国内盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00C1P3I3I/soulsearchiho-22/ref=nosim/"


輸入盤

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AM0C6YG/soulsearchiho-22/ref=nosim/

オリエンタル・エクスプレス(紙ジャケ)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D0UROF6/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ファンキー・ビューロー(紙ジャケ)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D0URO4W/soulsearchiho-22/ref=nosim

ENT>ESSAY
ARTIST>Walker, David T.

○フィリップ・ウー・バースデイ・セレブレーション・ライヴ、6月27日(木)に

【Philip Woo Birthday Celebration Live】

誕生日。

自らの音楽生活40年以上を数えるヴぇ手ラン・キーボード奏者、フィリップ・ウーの恒例誕生日ライヴが2013年6月27日木曜日に目黒のブルース・アレイで行われる。

ヴォーカルにはアシュトン・ムーア、タヒラ・ウォーカー、リンら。ドラムス高田真、ベースにクリフ・アーチャー、サックスにアンディー・ウルフらおなじみのメンバーが顔をそろえる。

毎回しっかりとした実力派が集まりかつてのソウル・ミュージックのカヴァーを歌ったり、演奏したりする。フィリップのこれまでにかかわってきたミュージシャン、ロイ・エヤーズ、ホイットニー・ヒューストン、メイズ、パティー・ラベルなどの作品を中心に演奏する。

Philip Woo “Roots Story Part3”
~Birthday Live~
(HAMMONDB-3/Rhodes)Philip Woo  (Vo)Ashton Moore、Tahirih Walker
(G)西山HANK史翁 (Ds)高田真 (B)Clifford Archer (Sax)Andy Wulf (Cho)Lyn

公演日2013年6月27日(木)午後7時半開演
会場名目黒Blues Alley Japan
住所:〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F電話:03-5496-4381

一般問い合わせ先Blues Alley Japan ※予約受付センター(月~土 12:00~20:00) 電話:03-5740-6041

料金前売・当日共通 テーブル席(指定)\5,000 立見(自由)\4,500 (各税込))※オーダー別  ☆テーブル席/当日シートチャージ¥525が掛かります。

■過去フィリップ・ウー関連記事(一部)

フィリップ・ウー、自身の40年の歴史を振り返る
2011年07月01日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10939349540.html

2011年05月14日(土)
ドクター・フィリップ・ウー~ブルーノートをファンキー・ジョイントに(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10890040428.html
先月行われた2時間超のブルーノート東京におけるライヴの模様

フィリップ・ウー&ニューヨーク・オール・スターズ・ライヴ~BPM低くても踊れる黒いグルーヴ
2012年01月20日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11140356822.html

フィリップ・ウー・ライヴ18日と19日~今日の「ソウル・サーチン」は、レイラ・ハサウェイ、
2012年01月15日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11135803008.html

2011年11月27日(日)
フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11089996666.html

(2010年)

2010年08月05日(木)
フィリップ・ウー&フレンズ・ライヴ(パート1): 東京ナンバーワン・ソウルフル・ナイト 
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10610344511.html

2010年08月06日(金)
フィリップ・ウー&フレンズ・ライヴ(パート2): ケーブルテレビを無料で見る方法
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10610466616.html

ANNOUNCEMENT>Woo, Philip,
○■ 「ビッグ・スペシャル」「ザ・ナイト」ゲスト出演

【Yoshioka Will Be On Big Special, The Nite】

ゲスト。

吉岡正晴が、近々ラジオ番組にゲストで出演します。そのお知らせです。

まず一本目が、来週水曜深夜(2013年6月26日深夜、27日午前1時から)のJFN系『ビッグ・スペシャル』のDJオッシー出演回にゲストで登場します。吉岡の出番は午前2時過ぎから。約50分ほどの予定、テーマは「和製ディスコ」です。

1970年代中期、オリエンタル・エクスプレスの「セクシー・バスストップ」のヒット以来、次々と制作された日本製ディスコ・サウンドにスポットをあてた話をします。

オリエンタル・エクスプレス、ファンキー・ビューロー、ラヴ・マシーン、イースタン・ギャングなどの誕生秘話、いかにして和製ディスコができてきたかなどをご紹介します。

「ビッグ・スペシャル」番組宛のメールはこちら。

番組サイトhttp://www.jfn.co.jp/big

「ビッグ・スペシャル」を放送する局は次の通り。局によって放送時刻が微妙に変わりますので、お近くの放送局のタイムテーブルをご確認ください。東京FMは午前2時から4時までです。

FM青森 , FM岩手 , FM秋田 , FM山形 , ふくしまFM , RADIO BERRY , FMぐんま , FM-NIIGATA , FM長野 , FMとやま , FM石川 , FM福井 , K-MIX , FM AICHI , Radio80 , レディオキューブ , FM滋賀 , fm osaka , Kiss-FM KOBE , V-air , FM岡山 , HFM , FM山口 , FM徳島 , FM愛媛 , FM高知 , FM香川 , FM大分 , FM佐賀 , FM長崎 , FMK , μ FM , JOY FM , FM沖縄 , TOKYO FM

直接メールを送るフォームはこちら
http://www6.jfn.co.jp/mailforms/index/94

関東地区は、関東のラジコで。その他の地区は各地区のラジコでも聞けます。
http://radiko.jp/

こちらでTFMをお選びください。

関東地区以外でお聴きの方は、それぞれの地域のラジコでお聴きください。

http://www.fmsounds.co.jp/production/program_detail.php?b=1&p=62&PHPSESSID=vvnqkbcm

当日は生放送ですので、リスナーからのメール、ツイッターでのメッセージなども受け付けます。

ハッシュ・タグはビッグ・スペシャル #bigsp 東京FM #tfm

■吉岡正晴は、8月7日(水)「ビッグ・スペシャル」にクインシー・ジョーンズ特集でDJ担当

また吉岡正晴本人は、2013年8月7日水曜深夜「ビッグ・スペシャル」にDJとして登場する予定です。この日のテーマは、来日公演を終えたクインシー・ジョーンズ。来日公演を見た感想、もし本人に会えたらそのときの雰囲気などをレポートします。詳しくはまた近づいたらお知らせします。

~~~~~

■「ザ・ナイト」、7月4日(木)登場

ゲスト。

また、2013年7月4日(木)の『ザ・ナイト』(DJ大西貴文、Music Bird夜9時~12時)にゲスト出演します。この日は翌8月10日(土)、11日(日)に目黒ブルース・アレイで行われる音楽イヴェント「ソウル・サーチン・ザ・セッション、第13回~ホイットニー・ヒューストン・トリビュート」についての話を中心にお送りします。このゲストにホイットニーを歌わせたらこの人の右に出るものはいないといわれる露崎春女さんが登場。彼女が存分にホイットニー楽曲を歌います。吉岡の出番は午後10時過ぎ。

この番組は全国のコミュニティーFM約60局以上をネットして放送しています。

http://musicbird.jp/cfm/program/#the_nite

お近くの放送局を下記リストからお探しください。また各局はインターネット・ラジオ放送をしていますので、日本全国、世界でもインターネット・ラジオを通じてお聴きいただけます。

番組の聴き方(いずれも無料)

(2)のインターネットでの聴取がお勧めです

1)全国のコミュニティーFMで聴く方法

全国約70 以上のコミュニティーFM局で聴けます。ただコミュニティーFMは放送出力が5-20ワットと微弱なため、各局は極めて限られた地域でしかきけません。ご自宅の場所と下記コミュニティーFM局一覧を参照され、お近くのコミュニティーFM局をお探しください。また番組は3時間ですが、3時間フルで流すところや1時間、2時間流すところなどいろいろあります。

『ザ・ナイト』ファン・サイト。放送局・放送時間一覧
http://zelen.web.fc2.com/THE_NITE/
(ここに各局の放送時間が書かれています。3時間フルで放送されているところの、インターネット放送をお聴きになるといいと思います)

2)各コミュニティーFMのサイマル・ラジオ(インターネット・ラジオ)で聴く方法

サイマル・ラジオ(インターネットで聴けるラジオ)を放送している局の一覧はこちら。局によって放送時間が違いますので、ご注意ください。
http://www.jcbasimul.com/

これらの局のインターネット放送で聴けますが、たとえば、3時間フルで放送しているFM鹿島は次のアドレス(直接リンク)です。
http://www.simulradio.jp/asx/FmKashima.asx
このアドレスをコピーしてWindows Media Player, I-tunesなどにつないで直接お聴きになれます。あるいはこのアドレスをクリックすれば、ラジオを聴けるソフトが自動的に立ち上がると思います。

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番組概要

『大西貴文のザ・ナイト』 DJ大西貴文 
FMバードおよびコミュニティーFM全国70局以上ネット 月~金21時~24時
放送日 2013年1月11日(金)出演22時15分~23時の約45分(生放送)
(コミュニティーのネット局一覧=下記参照。ネット局は時間帯によって変更になっている場合もあります。ご了承ください)

FMミュージックバード
http://musicbird.jp/cfm/

DJ大西貴文ブログ
http://blog.livedoor.jp/tkcompany/

メールのあて先 nite@musicbird.co.jp

吉岡正晴のツイッターでも質問など受け付けます
http://www.twitter.com/soulsearcher216

『大西貴文のザ・ナイト』 DJ大西貴文 
FMバードおよびコミュニティーFM全国ネット局一覧です。コミュニティー・ラジオの周波数などは、お住まいの各地の新聞・ウェッブなどをごらんください。

〔北海道〕エフエムわっぴー FMおたる FMアップル FMねむろ FMいるか FM e-niwa

〔青森〕FMジャイゴウェーブ FMいわぬま
〔秋田〕FMゆーとぴあ FM765
〔福島〕FMきたかた Mot.Comもとみや FM-POCO
〔岩手〕奥州FM
〔宮城〕ほほえみ
〔山形〕

〔新潟〕Radio CHAT FMピッカラ FMゆきぐに FM-J エフエムとおかまち ラジオアガット
〔富山〕FMとなみ ラジオたかおか
〔福井〕ラジオあいらんど
〔石川〕

〔群馬〕(FM OZE) ラジオななみ いせさきFM
〔茨城〕FMパルルン FMかしま FMひたち
〔千葉〕かずさエフエム (木更津エフエム)
〔埼玉〕(エフエム茶笛) FMチャッピー
〔東京〕調布エフエム FM844(立川)
〔神奈川〕レディオ湘南 エフエム戸塚FMブルー湘南 

〔山梨〕FM-KOFU (Radio VILLA)FM八ヶ岳
〔静岡〕FM マリンパル FMボイスキュー FMチャオ G-sky765
〔長野〕FMさくだいら FM軽井沢 エルシーブイFM769 エフエムとなみ
〔愛知〕FMやしのみ(豊橋)FMおかざき MID FM(名古屋)SHANANA! FM RADIO LOVEAT メディアスFM
〔岐阜〕FM PIPI FMラインウェーブ

〔三重〕Port Wave FMなばり スズカヴォイスFM
〔京都〕FMいかる FMキャッスル
〔奈良〕FMハイホー
〔大阪〕FM HANAKO エフエム貝塚 千里ニュータウンFM
〔和歌山〕FMマザーシップ
〔兵庫〕エフエムみっきぃ FMジャングル エフエム宝塚

〔岡山〕エフエムゆめウェーブ レディオモモ
〔広島〕FM尾道
〔山口〕しゅうなんFM カモンエフエム
〔島根〕FM愛ステーション(エフエムいずも)

〔香川〕エフエム サン (FM まんでがん815)
〔徳島〕B-FM791
〔愛媛〕エフエム ラジオバリバリ

〔福岡〕スターコーンFM
〔熊本〕熊本CITY FM 791 (KAPPA FM)
〔宮崎〕サンシャインFM
〔長崎〕レインボーFM 壱岐FM
〔大分〕さいきFM
〔佐賀〕からつFM

ENT>RADIO>The Night
ENT>RADIO>Big Special
☆「音楽評論家 吉岡正晴と行くKing Of Pop を訪ねる旅 第二弾」締切若干延長

【Visiting King Of Pop Tour: Close Registration 】

締切。

昨年(2012年)6月に行なった「吉岡正晴と行くKing Of Pop を訪ねる旅 第二弾」の申し込みが本日(6月21日)、締切だったが、7月12日(金)まで若干延長することになった。

2013年8月21日(水)に日本を出発し、ロスアンジェルスへ。同地でマイケルゆかりの地を訪問。オプションでネヴァーランドをヘリコプターで見学するツアーもある。

8月26日(月)帰国の4泊6日。

参加希望の方は、ご検討を。

詳細はこちら。

詳細お問合せ先:

株式会社日放ツーリスト
観光庁長官登録旅行業第665号 社団法人日本旅行業協会正会員 総合旅行業務取扱管理者 麻生謙次
〒150-0047 東京都渋区神山町4-14 第三共同ビル(営業時間9時30分~18時15分 土・日・祝日休)
  TEL:03-3481-7666 FAX:03-3481-7664 e-mail:honsha@nippo-tourist.co.jp 担当:麻生、山口、関口

昨年、参加された方の声がパンフレットに載っています。

昨年参加されたお客様のお声

★とにかく三回忌の前にお墓参りをしたかったので、それが叶いとっても嬉しかった(SS)
★行く場所行く場所が全てマイケルの温かい腕?胸?の中にいるようで、夢のような時間でした♪同じ思いの仲間と感動を共有できたことも嬉しかった!何度でも行きたい!マイケルを感じられる地に!(FS) 

★世代も職業もバラバラの私たちがマイケルへの愛と言う名のもとにこんなに強い絆で結ばれるとは!マイケル関連でない観光地への無関心さたるひどいもので、少しでもマイケルがらみであれば石ころ一つ、葉っぱ一枚を必死で集めシェアした、涙あり笑いありの最高の旅でした。吉岡氏のマイペースな喋りが旅にエスプリを加えてくれました。また行きたい(YN) 

★マイケルに会いにLAに行ってきました!マイケルの足跡を巡りながら、涙・涙・感動・感激の旅で、マイケルがいないLAは悲しかったですが、大大大満足でした。今回は基礎編でしたが、応用編の旅にまた是非参加したいです!吉岡先生最高!I LOVE MICHAEL♥(OM) 

★マイケルを身近に感じた旅でした!マイケルが悪戯っぽく次々と私たちを驚かせてくれているようでした!不思議な繋がりも感じました!!そして世界の人と心を共有できたことに感謝します。LOVE&PEACE(SS) 

★マイケル縁の地を訪ねる旅に行って、やっとマイケルへの感謝の気持ちを伝えることができた気がします!足跡を巡る旅はほんとに楽しくて、同じ思いを共有する仲間ができたことも楽しさ倍増でした!涙あり、笑いありの珍道中!是非次回もマイケルのたくさんの足跡を巡って行きたいので、よろしくお願いします。(TM)

旅へのお誘い

昨年実施した『キング・オブ・ポップゆかりの地を訪ねる旅』はみなさんそれぞれ面識がない中、旅の初日からマイケルトークでいつのまにか意気投合しているのが素晴らしかった。ご案内役をさせていただき、マイケルゆかりの地をあちこち訪ねたが、それぞれに面白いストーリーなどもあり興味深かったので、ファンの方も大変喜ばれたようで嬉しい。それぞれの地でみなさんカメラ片手に撮影大会になり、多くの思い出ができた。また、フォレストローンのお墓参りもとても良かった。
今回のツアーでは昨年なかったネヴァーランドヘリツアーが限定オプションだが、ついているのでこのあたりも面白そう。マイケルゆかりの土地を訪ねることと、それに加えマイケルについて語りだしたら、何時間でも語り続けられるという「マイケル愛の人たち」が一堂に会することで盛り上がるマイケルトークもまた旅の一つの魅力になっていた。一味変わったマイケル愛サーチンの旅、あなたもいかがでしょうか!
(吉岡正晴)

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11522710667.html

< 日 程 表 >
日次月 日 曜都市名(発/着)時 間交通機関摘要食事

18月21日(水)東京(成田)発15:25 ロサンゼルス着 09:40 ■空路、デルタ航空直行便にてロサンゼルスへ。………………日付変更線通過……………■着後、入国・税関手続き。■DL284専用バスにてホテルへ。(夕刻まで自由行動。)※チェックインは15時以降を予定しています。■17:00↓19:00ホテル内会議室にて、吉岡正晴氏に「KING OF POP」を語っていただきます。(約2時間)機内食

28月22日(木)ロサンゼルス滞在終日専用バス■バス車内にて吉岡正晴氏の解説を聞きながらキング・オブ・ポップゆかりの地を訪ねます。①フォレストローン墓地②イーストロサンゼルスにあるスリラーのミュージックビデオでのゾンビたちとダンスをするシーンで使用された場所③オーフェウムシアター④チャイニーズシアター⑤グラミーミュージアム⑥WACKO(雑貨屋さん)⑦ピンクス(キング・オブ・ポップがよく買いにきたホットドックのお店)⑧スリラーハウス⑨マイケルが通っていたガードナー小学校⑩ビバリーヒルズ・ロデオドライブエリア⑪ジムヘンソン・スタジオ⑫ウェストレイク・スタジオ⑬ファーマーズ・マーケット※昼食はピンクスのホットドックをご賞味下さい。朝昼

38月23日(金)ロサンゼルス滞在終日 ■自由行動。★ご希望者には、ネヴァーランド行きヘリコプターのオプショナルツアーにご案内します。(別料金)朝食

48月24日(土)ロサンゼルス滞在終日 ■自由行動。★ご希望者には、ネヴァーランド行きヘリコプターのオプショナルツアーにご案内します。(別料金)朝食

58月25日(日)午前専用バスDL283 ■ホテルを出発、バスにて空港へ。■空路、ロサンゼルス発13:10デルタ航空直行便にて帰国の途へ。朝食 機内食

68月26日(月)東京(成田)着16:25 ■着後、入国・通関手続き。機内食

 ※時間帯の目安:朝04:00~06:00、午前06:00~12:00、午後12:00~18:00、夜18:00~23:00、深夜23:00~04:00

注)日程表の2日目に記載の訪問・見学場所は当日の交通事情や現地事情等により変更または中止となる場合がございますのでご了承ください。また、バスが駐停車または通り抜けできない道は徒歩での移動になりますのでご了承ください。

●旅行期間  平成25年8月21日(水)~8月26日(月) 6日間 
●旅行代金  おひとりさま 245,000円
 ※旅行代金には成田空港施設使用料(2,540円)、現地空港税(約5,650円)、燃油特別付加運賃(約48,000円)は含まれておりません。
この旅行代金は航空券発券時の為替レート、燃油価格により変動します。最終のご請求書にて一括請求させていただきますので予めご了承ください。
●最少催行人員  20名様(募集人員25名様)
●申込締切日  平成25年6月21日(金)
 ※おひとりさまでのご参加の場合は個室追加料金をご請求させていただきますので予めご了承ください。また2名様部屋利用時、ご同室の方がお取り消しされ、新たに同室者がいない場合は個室追加料金が必要となります。
●添乗員  成田空港よりご帰国まで全行程同行いたします。
●利用予定航空会社  デルタ航空(DL)、ユナイテッド航空(UA)、アメリカン航空(AA)、全日空(NH)、シンガポール航空(SQ)のいずれか
●食事  朝食4回、昼食1回、夕食0回(機内食を除く)
●利用ホテル ロサンゼルス: パサデナ・ヒルトン、ダブル・ツリー(旧キョウトグランド)または同等クラス
●個室追加料金  40,000円(4泊分)  ※個室の数に限りがありますので、お早めにお申込みください。

ANNOUNCEMENT>King Of Pop Tour



○今年の「ソウル・パワー」は8月末に

【Soul Power Will Be On August】

ソウル・パワー。

2006年から始まり、今年で8回目を迎えるソウル・ミュージックをキーワードに集まるミュージシャンらによる音楽イヴェント『ソウル・パワー』。昨年は7月中旬だったが、今年は8月30日(金)、31日(土)に東京、9月7日(土)、8日(日)に大阪で行なわれる。

チケットは2013年6月29日(土)から売り出される。

出演は、鈴木雅之 / ゴスペラーズ / Skoop On Somebody ほか。ゲスト・アーティストは、後日発表される。

■昨年ライヴ評(セットリスト)

ソウル・パワー2012無事終了(東京大阪完全セットリスト)
2012年07月22日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11308141805.html
(過去記事一覧も)

■ソウル・パワー・サミット2013年概要

SOUL POWER SUMMIT 2013
公演日 : 2013/08/30(金)
地域 : 東京都
会場 : 東京国際フォーラム ホールA
開場 : 17:30
開演 : 18:30
料金(税込) : ¥7,000
問い合わせ先 : ディスクガレージ:TEL 050-5533-0888 (平日12:00~19:00)
発売日 : 6/29

公演日 : 2013/08/31(土)
地域 : 東京都
会場 : 東京国際フォーラム ホールA
開場 : 16:30
開演 : 17:30
料金(税込) : ¥7,000
問い合わせ先 : ディスクガレージ:TEL 050-5533-0888 (平日12:00~19:00)
発売日 : 6/29

公演日 : 2013/09/07(土)
地域 : 大阪府
会場 : グランキューブ大阪 メインホール
開場 : 17:15
開演 : 18:00
料金(税込) : ¥7,000
問い合わせ先 : ソーゴー大阪:TEL 06-6344-3326
発売日 : 6/29

公演日 : 2013/09/08(日)
地域 : 大阪府
会場 : グランキューブ大阪 メインホール
開場 : 16:15
開演 : 17:00
料金(税込) : ¥7,000
問い合わせ先 : ソーゴー大阪:TEL 06-6344-3326
発売日 : 6/29

ANNOUNCEMENT>Soul Power>2013

■「ソウル・サーチン・レイディオ」第12回~桜井ユタカ・トリビュート~サマンサ・トレイシー~ジェラルド・アルストン・インタヴュー~アトランティックR&Bベスト・コレクション1000特集(パート7)

セットリスト。

昨日の「ソウル・サーチン・レイディオ」第12回は、「ニューズ&ニューリリース」で、ロビン・シックのめちゃかっこいい新曲「ブラード・ラインズ」。この原曲というかサンプリングの元となったマーヴィン・ゲイの曲を。また、先週かけてちょっとした話題となったサマンサ・トレイシーの「手紙」を、松尾潔プロデュース由紀さおりの「手紙」と続けて。

「フィーチャード・アーティスト」は、マンハッタンズのリード・ヴォーカル、ジェラルド・アルストンのインタヴュー。彼のサム・クックへの思い。

彼のコメントは次の通り。

最近のオールド・ヴォーカル・グループをとりまく状況について。

「僕たちマンハッタンズ、デルズ、スタイリスティックスのようなオールド・グループを巡っては、なかなかラジオのエアプレイを得られないというのが現状だ。ラジオでかかったとしても僕らの古い曲しかかからない。一方、インターネット・ラジオでは僕らの新しい曲もかかることはかかる。だが、通常のラジオ局ほどの影響力はないように思える。そういう意味で状況は厳しいが、僕たちが歌うようなタイプの音楽は、依然(僕らのようなグループに)レコーディングもされ、全米中、いや、世界中で支持されるものと思っている」

ジェラルドの最新作は2008年発表の『シングル・サム・クック』のアルバム。サム・クック・フォロワーとしても知られるジェラルドにとってまさに天職というか、どんぴしゃの企画。これが出来た経緯。

「(このアルバムのプロデューサー)アル・グッドマン(モーメンツ、レイ・グッドマン&ブラウンの一員)と僕はずっと親友同士だった。彼の長男は僕が名付け親なんだよ。1970年代初め、僕がプロとして歌い始めた頃に知り合って以来親しくなった。アルはずっと僕がサム・クックのカヴァー・アルバムをやりたいということを知っていた。ある夜、彼が電話してきて、『さあ、スタジオの時間、取ったぞ、レコーディングしよう』というんだ。そしてスタジオ入りして、レコーディングしたというわけだ。素晴らしい結果になったと思う。とても満足してるよ。彼のことが大好きで、ずっと彼がいなくなって寂しいよ」

サム・クックについて。

「サム・クックは僕のアイドルだ。彼の音楽を聞いて育った。彼の歌詞、彼が表現するその歌い方、すべてで彼はストーリーを語れる。彼は真に素晴らしいストーリー・テラー(語り部)の一人だ。歌う曲が同じでも、サムが歌えばその曲のストーリーが浮かび上がる、歌詞の意味がほんとうに伝わってくる。彼は素晴らしいシンガーだ」

「サム本人に会う機会はなかった。だが兄弟・姉妹には会った。亡くなった妹のアグネス、弟のLC、デイヴィッドだ。LCは、僕のアルバムをとても褒めてくれた。彼がライナーノーツを書いてくれたんだけどね。彼が気に入ってくれた点は、僕がサムの曲を、彼に対してトリビュート、追悼の意味を込めて歌っているんだが、『歌いこみすぎていない』、僕なりの方法で歌っているという点なんだ。これはとても大事なことだと言う。ほかのトリビュートものなどで多くのシンガーが、力が入って『歌いこみすぎる』ことがある。僕は、そうならないように心がけたんだ。つまり、サム・クックはサム・クックなんだから。だから僕にできるベストのことを淡々とやったということなんだ。それを光栄に思っている」

オールディーズのコーナー、アトランティック1000でも引き続き桜井ユタカさん関連の作品をかけて追悼しました。

SOUL SEARCHIN RADIO
#012 2013-06-18 

Theme
PART ONENews, Topics, & New Releases


M01Blurred Lines- Robin Thick
M02Got To Give It Up - Marvin Gaye
(Tribute To Sakurai Yutaka)
M03Blueberry Hill- Fats Domino
=Unsigned Artist=
M04Tegami - Samantha Tracy
M05Tegami - Yuki Saori
M06Just The Two Of Us - Philip Woo featuring Ashton Moore, Andy Wolf [Soul Searchin Exclusive]

Featured Artist : Gerald Alston
SSR #012 – 2013-06-18

TM(BGM01)You Send Me - Manhattans
M07Bring It On Home -Gerald Alston
BGM02 A Change Is Gonna Come -Manhattans
M08A Change Is Gonna Come -Gerald Alston
BGM04  There’s No Me Without You -Manhattans
M09You Send Me-Gerald Alston

COMPLETE JAMES BROWN SINGLES #012

M10I Want You So Bad - James Brown
M11There Must Be A Reason -James Brown

~~~~

21:00
PART THREE : SOUL OLDIES
Theme : Getaway

M12Don’t Go-Yaz
M13Freeway Of Love -Aretha Franklin

A Tribute To Yutaka Sakurai

M14Pain In My Heart -Otis Redding
M15Different Strokes- Syl Johnson
M16The Dark End Of The Street - James Carr
M17A Nickel & A Nail-O.V. Wright
M18Trying To Live My Life Without You- Otis Clay
M19I Can’t Stand The Rain -Ann Peebles
M20He Called Me Baby -Candi Staton

~~~~~

21:30
PART FOUR : Monthly Special :
Atlantic R&B Best Collection 1000 Vol.1.-Vol.4 (Part 7)

TM(BGM06)Time Is Tight -Booker T & The BG’s

M21Fool, Fool, Fool -Clovers
M22Searchin -Coasters
M23There Goes My Baby -Drifters
BGM06Baby Come On Home -Solomon Burke
M24Goodbye Baby (Baby Goddbye) - Solomon Burke
M25In The Midnight Hour -Wilson Pickett
M26Seesaw -Don Covay
M27Too Weak To Fight -Clarence Carter
M28Try A Little Tenderness 3:40[5]Otis Redding
End


インタヴューに答えてくれたジェラルド・アルストンのサム・クック曲集(輸入盤のみ)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001UXJOUS/soulsearchiho-22/ref=nosim/

桜井さんが最初に衝撃を受けたオーティス・レディングの「ペイン・イン・マイ・ハート」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AY1NWXW/soulsearchiho-22/ref=nosim

桜井さんが愛したもう一人のオーティス

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007ADKIFW/soulsearchiho-22/ref=nosim/


サザン・ソウルの日本での普及は桜井さんなしにはありえませんでした

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000069CIT/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

オーティスの「ソウル辞典」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B008PVD8VY/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■「ソウル・サーチン・レイディオ」第12回~ジェラルド・アルストン・インタヴュー~桜井ユタカ氏追悼~アトランティックR&Bベスト・コレクション1000特集(パート7)

【Soul Searchin Radio #12 Starts 8pm】

午後8時。

「ソウル・サーチン・レイディオ」第12回は、今日午後8時から。「ニューズ&トピックス」は、日本のソウル・ミュージック、R&Bの普及に大きな力を添えたソウル・ミュージック評論家桜井ユタカさん追悼、ロビン・シックの話題の新曲など。

第二部「フィーチャード・アーティスト」ではマンハッタンズのリード・シンガー、ジェラルド・アルストンのインタヴュー。彼が2008年にリリースした『シングス・サム・クック』アルバムについて。彼のサム・クックへの思いなど。

毎週ジェームス・ブラウンのシングル盤をA・B面1枚ずつ(2曲)かけていく「コンプリート・ジェームス・ブラウン・シングルス」第12回。

第三部「ソウル・オールディーズ」は、今日(6月11日)誕生日を迎えたアーティストなどのほか、桜井さんが好きだった作品をいくつか。

そして、第四部「マンスリー・スペシャル」は、「アトランティック・R&B1000」の第7回。今週はグループと男性シンガーを中心に。ここもざっくり言うと桜井トリビュートになります。

~~~~

■「ソウル・サーチン・レイディオ」の聴き方

■ 有料アプリ「ラジオグラバー」があれば全国のラジオ、コミュニティーFMも聴けます

「ソウル・サーチン・レイディオ」は、関東地区(1都6県)では、通常のFM受信機(ラジオ)で聴くだけでなく、パソコンのアプリ、ラジコを通じて聴くことができます。ラジコは無料のサイトです。またスマホなどでは無料でアプリをダウンロードでき、これがあれば聴けます。

http://radiko.jp/#
ここでインターFMをクリック。

また有料アプリですが、「ラジオグラバー」という次のアプリがあれば、全国どこのラジオも、コミュニティーも含めて、聴け、しかも留守録もできるようです。

詳細はこちら。
http://www.internal.co.jp/products/util/radiograbber/about/

このほかAUのリスモウェーブでも全国で聴けます。(有料)

一般ラジオ(関東地区)では、FMで76.1mhz。

番組宛へのメッセージ、リクエストはハッシュタグ #SSR761 をつけてツイートしていただくのが一番嬉しいです。

またメッセージなどをお送りいただくメールアドレスはこちら。 (コピー&ペーストしてください) ご意見、ご感想、ご希望などおよせください
soul@interfm.jp

また、この「ソウル・サーチン・ブログ」や、吉岡正晴のツイッター @soulsearcher216 とも連動して放送します。

吉岡正晴個人ツイッター。
https://twitter.com/soulsearcher216

番組公式ツイッター
Soul Searchin Radio
@SSR761
https://twitter.com/SSR761
ハッシュタグも #SSR761

ハッシュタグをつけてツイートしてみてください。ツイート、メールはすべて読んでいます。ただ番組の中でご紹介できるのは時間的にも限られていますので、読まれなくてもご了承ください。

■インターFM内番組ホームページ

「ソウル・サーチン・レイディオ」の番組ホームページ
http://www.interfm.co.jp/ssr/index.php?mode=tue&id=11

RADIO>Soul Searchin Radio>012

■Gerald Alston Sings Sam Cooke

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001UXJOUS/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001B84V4Q/soulsearchiho-22/ref=nosim/

◎ブルーイ・ソロ・ライヴ、ドナルド・バード・トリビュート

【Bluey: Jazz Funk & Donald Byrd】

ジャズ・ファンク。

そういえば、彼らがデビューした頃、ブルーイのグループは「ジャズ・ファンク・グループ」というジャンルででてきた。ソロ名義でのライヴは、この2月に逝去したジャズ・トランペッター、ドナルド・バードへのトリビュート。ドナルド・バード作品が8曲とセットリストの大半を占める。そもそも彼らのルーツはジャズ・ファンクだから、ちょっとした原点回帰とも受け取れるライヴだった。

前回のインコグニート名義(2012年8月)のキーボード、ドラムス、ベース、パーカッションなどが同じ。

今回はステージで本人曰く「56歳にして初めてのソロ・アルバムを出せた。つまり、何でも可能ということだ。みんなも、夢をもったら絶対に諦めずに希望を持っていこう」とポジティヴなメッセージを示す。

アンコールでブルーイのソロからのシングル・ヒット「ガット・トゥ・レット・マイ・フィーリングス・ショー」。これはソロ曲の中でももっともインコグニート・サウンドに近い。

ブルーイは、こうしたジャズ・ファンクもやれば、ポップなソウル、ダンサブルな曲までやり、幅広い音楽性を持つ。今日は、ジャズ・ファンクの一面を覗かせた。

■ライヴは17日月曜、18日火曜も。ブルーノート東京。

http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/bluey/

■過去関連記事

インコグニート、リオン・ウエアを招き11ヶ月ぶりの来日~期待値マックス
2012年08月16日
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11329061746.html

■ブルーイ・ソロ 輸入盤

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00B66NJUU/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■日本盤

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BHLWTH8/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ドナルド・バード ベスト、今日プレイされた曲収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002V11/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

ドナルド・バード「プレイセス&スペイセス」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000005H7S/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000005HDT/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■メンバー

Jean-Paul "Bluey" Maunick(g,vo)
ジャン=ポール“ブルーイ”モーニック(ギター、ヴォーカル)
Valerie Etienne(vo)
ヴァレリー・エティエンヌ(ヴォーカル)
Dominic Glover(tp)
ドミニク・グローヴァー(トランペット)
Jim Mullen(g)
ジム・ミューレン(ギター)
Matt Cooper(key)
マット・クーパー(キーボード)
Francis Hylton(b)
フランシス・ヒルトン(ベース)
Francesco Mendolia(ds)
フランチェスコ・メンドリア(ドラムス)
João Caetano(per)
ジョアー・カエターノ(パーカッション)

■セットリスト ブルーイ
Setlist : Bluey, @Bluenote Tokyo, June 16, 2013

show started 20:01
01.Sky
02.Take A Chance On Me
03.Jim Mullen Guitar Solo – Soul Eyes
04.[Donald Byrd Tribute: 04-12] Steppin’ Into Tomorrow
05.Places And Spaces
06.(Fallin’ Like) Dominoes
07.Wind Parade
08.Love’s So Far Away
09.Change (Makes You Want To Hustle)
10.Drum & Percussion Solo
11.You & The Music
12.Think Twice
Enc. Got To Let My Feelings Show
Show ended 21:24

(2013年6月16日日曜、東京ブルーノート、ブルーイ・ライヴ)
ENT>MUISC>LIVE>Bluey
2013-

●ソウルでつながる先輩たち

【Senior Colleague Whom Connected With Soul】

お通夜。

2013年6月14日、都内桐ケ谷斎場で桜井ユタカさんのお通夜が行なわれた。音楽業界の大先輩たちに本当に久しぶりにお会いできた。

奥様からは「ブログ読みました。長文、ありがとうございます」とご丁寧にご挨拶され恐縮。お会いするのは何十年ぶりでしょうか。元RVC関係の諸氏(石原さん、秋場さん、川嶋さん)、元キング、アルファ寒梅さん、フジパシ朝妻会長、折田さん、木崎さん、わりとよく会う鈴木啓志さん、久々上野さんら。みなさんお元気で何よりです。

桜井さんの唯一の心残りは『ソウル大辞典』が未完に終わったことだそうで、鈴木さんによれば、「Sの項までは出来たって桜井さんは言ってた。でももう気力が続かないとも言ってた」そうだ。第3巻はOで終わっているので、PからSまではデータを揃えていたようだ。ただSはかなりの量で、それが大きなネックだったらしい。

ちょうどお焼香のときに、木崎さんが鈴木さんに「残り、鈴木さんが引き継いだらどうなの」と声をかけられていた。Sまででもいいので鈴木さん、まとめてもらえないでしょうか。

控え室で隣になった朝妻さんとは初めて名刺を交換させていただいた。ちょっとした著作権についての談笑というかレクチャーをしていただき大感謝。

折田さんとは1月に野中さんの『パイレーツ・ロック』とお会いして以来。現在、7月19日に発売されるアーメット・アーティガンの伝記の監修作業をされている。原書も読みきり、翻訳版を最終チェックされている。

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その中のお話をしていただき、想像通りのおもしろさに期待に胸を躍らせた。

「アーティガンが最後事故死するところは、本当に悲しいよ」と折田さん。その話を聞いてまたまた感動。

鈴木さんとは、例のソウル・チルドレンの「アイル・ビー・ジ・アザー・ウーマン」のリード・シンガー、シェルブラについての話題で盛り上がった。鈴木さんも「当時相当聞き込んでああ書いたんだけど、『スタックス物語』であれがシェルブラだとあったんで、もう一度、じっくり聴き直さなきゃって懸案になってるんだよ」とおっしゃる。

それと、アリーサ@フィルモア・ウェストの録音日時の件からマトリックス・ナンバーのレクチャーを受ける。「あれはアトランティック・ディスコグラフィーを見れば、すぐにわかるんじゃないか」との助言。なるほど、さすが。

そうそう、鈴木さんが「サザン・ソウル」の本を書き下ろしているそうだ。果たしていつ出るか。詳細はまた後日。

話は尽きなかったが、時間が来たので鈴木さんらを近くの「サザン・ウインズSouthern Winds 」まで送っていった。僕は知らなかったが2010年4月にオープンしたソウル・バーらしい。この日は次の予定があったので、おじゃまできなかったが、今度行ってみよう。

繰り返しになるが、桜井さん、長い間おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。

OBITUARY>Sakurai, Yutaka

◎チキンシャック・リユニオン公演

【Chikenshack Reunion Live】

リユニオン。

昨年(2012年)3月にリユニオン公演を行なった日本が誇るファンキー・バンド、チキンシャックがレコーディングしてきた23年ぶりの作品『チキンシャックVII』(2013年6月12日発売)をリリースしてのライヴ。CDではオリジナル・メンバー土岐英史(sax)、山岸潤史(g)、続木徹(keys)に、清水興(b)、Wornell Jones(b)、鶴谷智生(ds)、Fuyu(ds)らのゲストを向かえ、この日のライヴでは、ベースにウォーネル、ドラムスに鶴谷の布陣。ニューオーリンズからの凱旋、山岸潤史がおもしろいMCも担当し、全8曲をプレイ。

ジョニー・ギター・ワトソンに捧げた「ジョニーG」、六本木「テンプス」のクロージング・テーマ「テンプス」からスタイリスティックスの「誓い」など次々とグルーヴある曲を。

「これからやる曲は、アースのあの曲を思い浮かべたら、一緒に歌ってもらってかまいません。はっきり言ってパクりました。アル・マッケイには印税は行きませんが、こっちにははいってきます(爆笑)」 こう言って演奏した曲のタイトルは「オクトーバー」! おもしろすぎだよ。(笑) サビ・メロがまんま「セプテンバー」。

本編最後でやった「ウォーク・アローン」、「あれ、ジュニア・ウォーカーの『ウェイ・バック・ホーム』を彷彿とさせるよね」と山岸潤史にライヴ後言うと、「正解です!(笑) それ聴きながら、こういう曲やりたいと思って、作った」と返ってきた。受ける。

新作、1985年くらいのサウンドっぽいよね、とふると、「いや1989年だ(笑)」。確かに。「スムーズ・ジャズ」っぽい曲があるのだが、「スムーズ・ジャズ」なんて20年以上前からやってたぞ、という雰囲気プンプンであった。そしてライヴ後は毎晩赤坂ミラクルへ。「だって、ほかに行くとこないもん」。わかりやすい。

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■メンバー

Hidefumi Toki(sax)
土岐英史(サックス)
June Yamagishi(g)
山岸潤史(ギター)
Toru Tsuzuki(p,key)
続木徹(ピアノ、キーボード)
Wornell Jones(b)
ウォーネル・ジョーンズ(ベース)
Tomo’o Tsuruya(ds)
鶴谷智生(ドラムス)

■セットリスト:チキンシャック

show started 21:31
01.Thrill Ain’t Gone
02.Have You Met Johnny G?
03.Flow
04.Temps – You Make Me Feel Like Brand New
05.October
06.Go – a riff of Bustin Loose
07.Walk Alone – a riff of People Get Ready
Enc. Tokyo
Show ended 22:50

(2013年6月13日木曜、ブルーノート東京、チキンシャック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Chickenshack


●桜井ユタカ氏、死去~ソウル・ミュージック紹介の第一人者

【Mr.Soul ; Yutaka Sakurai Dies At 71】

訃報。

ソウル、R&Bミュージックなどブラック・ミュージックの音楽評論家、桜井ユタカ氏が2013年6月11日午後、肺炎のため死去した。71歳だった。親族で密葬が行なわれる。

桜井氏は1960年代から、当時はまったくほかの誰もやらなかった黒人音楽の評論、紹介をするようになり、日本におけるソウル・ミュージックの普及に大きな足跡を残した。ファッツ・ドミノから入り、オーティス・レディング、サザン・ソウル系の作品など良質のR&B作品を多数日本に紹介した。1972年から発行した月刊誌「ソウル・オン」は30年以上続いた。またアメリカでリリースされた全ソウル・シングル、アルバムを網羅するという『ソウル大辞典』はAから始まり、2001年4月編集のOまでの第3巻で未完のまま終わった。

評伝。

桜井ユタカさんは、1941年(昭和16年)7月25日東京生まれ。法政大学卒業後、新興楽譜出版(現在のシンコー・ミュージック・エンタテインメント)に入社、「ミュージック・ライフ」の編集に携わった。その後、「ティーンビート」「ヤングミュージック」等の音楽誌編集に携わった後フリーランスに独立。ソウル・ミュージック、R&Bを中心に雑誌、ライナーノーツなどを多数執筆した。

1971年手書き印刷の同人誌「リトル・モア・ソウル」を発刊、これが1972年1月号からソウル専門の月刊誌「ソウル・オン」となり、2004年8月号379号まで発行した。他のメディアで紹介されない珍しいソウル・ミュージック、アーティストを積極的に紹介してきた。

また1970年代メンフィスのハイ・レコード発売時の監修、ライナーノーツ執筆、スタックス・レコードのボックスセット日本盤監修、ライナーノーツ執筆、ソウル曲を集めたコンピレーション盤『ディープ・ソウル』など多数のソウル・レコードの発売に尽力した。

アメリカ(とイギリスなど)で1950年から1995年頃までにリリースされたソウル・ミュージックのシングル盤とアルバムをすべてリストアップするという「ソウル大辞典」を編集、1997年から発行。Aから始まり、O(オー)まで3巻リリースされた。各巻500部限定発売。これは海外のソウル・ミュージック・コレクターからも注目された。

2004年8月号で雑誌「ソウル・オン」の発行を終了、『ソウル大辞典』の編集に集中していたが、しばらく前から実質的に引退していた。

オーティス・レディングをはじめとするメンフィス・サウンド、スタックス、ハイ・レコード関連など広くサザン・ソウルの普及に関しては大きな力となった。特にオーティス・クレイの日本でのスター化は桜井氏に負うところが大きい。1960年代以降、多くのソウルのレコードに書かれたライナーノーツは多くのソウル・ファンの道標となった。

~~~

原点。

湯川れい子さんのニューヨークからのツイート(2013年6月12日、日本時間15時15分)で訃報にふれてびっくりし、まず鈴木啓志さんに電話した。鈴木さん自身も桜井さんとは会っていなかったとは聞いていた。桜井さんはここ数年体調をくずされ、「ソウル・オン」廃刊を機に実質的に引退されていた。あのオーティス・クレイが2008年9月に来日したときも、友人が桜井さんに会いに行こうと声をかけたらしいが、行かれなかったと人づてに聞き、そのときかなり驚いた。

僕が桜井さんに初めて会ったのは高校時代だった。「ソウル・オン」のレコード・コンサートが赤坂のムゲンなどであってそれにでかけるようになって、桜井さん、八木誠さんなどと出会う。1972年前後のことだ。1973年から僕がソウル・シングルの輸入盤を取り寄せるようになり、それを機に親しくさせていただくようになった。たまたま僕が車の運転ができるということで、「ソウル・オン」の配本を毎月手伝うようになりあちこちの輸入レコード店や当時はほとんどなかったソウル・バー、いくつかのディスコなどにも配本に行った。さらに「書いてみないか」とお誘いをいただき、原稿を初めて書いた。ライター・デビューだ。

当初は「ソウル・オン」のニュースのページやレコード評、シングル・リリースのリスト作りなどを書かせていただいた。

いわば僕のソウル音楽ライターとしての出発点はこの桜井さん、「ソウル・オン」にある。正確に何年の何月号かが今ははっきりしないのだが、全部バックナンバーをひっくり返せばわかるはずだが、バックナンバーはトランクルームのどこかですぐにでてこない。1974年頃のどこかだと思う。

2ページか3ページの特集でシャーリー・ブラウンの「ウーマン・トゥ・ウーマン」について書いたのが、初めてのまとまった記事だったような記憶がある。あれが1974年の終わり頃か1975年初めだったと思う。

しかし、そのときに自分がこれを30年以上も続く仕事にするなどとは夢にも思わなかった。20歳そこそこで、10年後なんてまるで想像だにできなかった。だが今考えると、僕が20歳で学生のときに、桜井さんは34歳くらいだったわけだ。14歳しか違わないのに、ものすごく大人の尊敬すべき大先輩に思えた。いや14歳も違ったからなのかもしれない。そして今自分の年齢が当時の桜井さんよりはるか上になっていても、依然雲の上の存在のように思える。

思い出。

たくさんの思い出がある。六本木の今はなき喫茶店「ベニルイ」には一時期本当に入り浸った。桜井さんがそこでいろいろなレコード会社の人と打ち合わせをしていて、よく呼び出された。それからしばらくして青山のソウル・スナック「OA」だ。当時のRVC(渋谷)やビクター(原宿)のディレクターなどとはそちらのほうが近かったので、もっぱらOAだった。ワーナーパイオニアは六本木でベニルイの目と鼻の先だったから、ワナパイの人とはベニルイだった。おそらく当時のワーナーの折田さんは桜井さん経由でベニルイで紹介されたと思う。(場所は会社かもしれないが) そしてそれが僕の初めてのライナーノーツにつながる。1975年7月のメジャー・ハリスの『マイ・ウェイ』だ。例の「ラヴ・ウォント・レット・ミー・ウェイト」が入っているアルバムで、あれが僕の初めてのライナーノーツである。ベニルイから徒歩3分の今はミッドタウンの敷地になってしまったソウル・バー「ジョージ」にもよく流れた。

そういえば桜井さんは毎年夏、下田の海に行きつけの宿があり、そこにも連れて行ってもらった。下田までの一本道で調子にのってスピードを出していて、スピード違反で捕まったこともあった。もちろんライヴ・コンサートもお供した。とはいっても、その頃はめぼしいライヴは年に2-3本もあるかないかだった。中野サンプラのグラディス、アル・グリーンなんかそうだったかな。

桜井さんがラジオ関東(当時、現ラジオ日本)で深夜に週一でマニアックなソウル番組をやっていたことがあり、その手伝いもした。ディレクターはブリティッシュ・ロックに強い和田栄司さんだった。和田さんのキュー振りで僕がターンテーブルに7インチシングルやときにアルバムを乗っけて、レコードをまわした。半年くらい続いたのかなあ。と思ったら、和田さんと何十年ぶりかに話をして、おそらく1974年4月から1975年3月まで続いた『ディス・イズ・ワールド・オブ・ソウル』だったのではないか、と思い出していただいた。和田さんによると、彼が担当していた『神太郎の深夜放送一直線』(深夜1時~5時)の枠の3時半くらいから約1時間半、桜井さんが好き勝手にソウルのレコードをかけていた。あれも実にマニアックな番組だった。古いソウル・オンにはかけた曲目が残っているはずだ。

好き嫌い。

ソウル・ミュージックに関して言えば、桜井さんが好きなアーティスト、曲調などはだいたいわかった。そして、嫌いなものもよくわかった。特にディスコ嫌い、ジャズものも好きではなく、その好き嫌いをはっきり口に出したり、書いたりしていておもしろかった。しかも、それが一環していて絶対に好き嫌い、ポリシーは頑固にぶれなかった。

最後に桜井さんにお会いしたのは、OAのクロージング・パーティーだった。調べてみると2006年5月である。もう7年も前だ。僕のツイートを見て、村上てつやさんからも電話がかかってきた。彼も桜井さんに最後に会ったのがそのときだったというので、同じときだ。あれ以来ほとんど人前にでてこなくなってしまったのかもしれない。

本質。

桜井さんが書いて1976年4月(昭和51年)に講談社から出した『ソウル&ブルーズ~キミをとりこにする魂の音楽』を久々に引っ張り出した。活版印刷のソウルに関する本で、桜井さんがどのようにソウル・ミュージックの魅力に引き込まれたかという話から、ソウル・ミュージックの歴史などもわかりやすく解説され、買うべきレコードなどが紹介されている。ファッツ・ドミノを米軍放送(FEN)で聴いてこのソウル・ミュージックの世界にどっぷりとつかり、「3度のメシよりも好き」と広言する。そして「気付いたらもう20年もこれを聴いているが飽きたことがない」とも書く。その頃、20年も聴いてるのかとその長さに多いに驚いたことを覚えているが、今、自分が30年以上、40年近くこういう音楽ばかりを聴いていて、しかも、飽きないのだから、なんとも不思議な感じがする。

そしてこの本で僕がもっとも印象付けられている文章がある。それは本の最後に書かれている文章なのだが、6行ほどを引用してみたい。若い読者にソウル・ミュージックを聴く際にこうして欲しいという桜井さんの願い、希望だ。

「そして、もうひとつ、ぼくからの希望は、音楽を楽しむ時には、まず第一にアーティストの本質を聞いてから、次にいい曲だ悪い曲だと云々して欲しい。曲あってのアーティストという聞き方がまかり通っているが、これは絶対におかしい。まずあるのはアーティスト。次に曲だ。この順序をきもに銘じて、これからもどしどしソウル・ミュージックの奥深い世界にのめり込んでいってもらいたいと思う」(同著・211ページ)

この教えは僕もずっと肝に銘じている。

桜井さん、長い間、おつかれさまでした。ありがとうございました。最大の感謝を込めて。

2013年6月14日

吉岡正晴

OBITUARY>Sakurai, Yutaka>July 25, 1941 – June 11, 2013, 71-year-old

スペシャルサンクス: 鈴木 伸宏さんにソウル・オン誌の詳細データを提供いただきました。ありがとうございます。

■桜井さんの曲・アーティスト解説などを収録。スタックス・ボックス・セット

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004VPVFPO/soulsearchiho-22/ref=nosim

■ソウル・サーチン・レイディオ~アリーサのフィルモア・ウェスト・ライヴ

【Bits & Pieces About Soul Searchin Radio】

日付。

6月11日(火)の「ソウル・サーチン・レイディオ」のバースデイ・コールの中で、ドラマー、バーナード・パーディーの誕生日を祝って彼がプレイしている作品からアリーサ・フランクリンの名ライヴ盤『ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト』から一曲かけた。このときに、この録音は1971年2月5日と紹介した。

ところが、オンエアまもなくピーターさんから「3月5日~7日のはずです」とメールが入った。「あれ」と思い、CDのジャケットを改めて見ると、やはりそこには2月5日が1曲目から7曲目、7日が8曲目から10曲目と書かれている。中身のライナーノーツの文章自体はイギリスのヴェテラン、デイヴィッド・ネイサンが書いており、その中でも2月とされている。まもなくスタッフがネットなどで調べたところ、ネットのウィキなどでは3月5日から7日となっていた。このCD自体は1994年2月25日日本盤がリリースされており、日本語ライナーは鈴木啓志さん。ただし鈴木さんは日にちについての言及はなく、ただ1971年とだけ書かれていた。

このCDはリイシューでは定評のあるライノからのもので、デイヴィッドのライナーということで何も考えずに2月と紹介したが、どうやら、このライノ盤のクレジットがまちがっていたようだ。

ということで、アリーサのフィルモア・ウェストでのライヴ録音は1971年2月ではなく、3月に訂正いたします。

一応、デイヴィッド・ネイサンにも問合せメールを送ってみた。返事来るかな。

しかし、なんでライノのライナー、クレジットを間違えたんだろう。不思議だ。

問題の『フィルモア・ウェスト』(アトランティックR&B1000から)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AY1NWTG/soulsearchiho-22/ref=nosim

~~~

もうひとつ、火曜日のオンエアでソウル・チルドレンのシェルブラ・ベネットの訃報をお伝えした。

ソウル・チルドレンは4人のシンガーがいずれもリードを取れる実力者たち。男性2人、女性2人だ。ところがやっかいなことに、どの声が誰だかがわからない。動く映像を今回も探したが、『ソウル・トレイン』などもみつからなかった。で、ライナーにあたってみると、日本盤で鈴木さんが、「アイル・ビー・ジ・アザー・ウーマン」はもうひとりのアニータだと書いていて、「あ、そうなんだ。じゃあほかの曲をかけないと」と思っていた。

ところが、いろいろ調べていると、ソウル・チルドレンのノーマン・ウェストのインタヴューがあり、そこで「アイル・ビー・ジ・アザー・ウーマン」はシェルブラが歌った傑作、とコメントをしていた。「なんだ、じゃあ、これでかけられる」と思って選曲リストにいれておいたのもつかのま。今度は月曜日の朝の番組でピーターさんが、これをかけていた。ということで、また改めてシェルブラがリードの曲を探すことになった。

http://www.soulexpress.net/soulchildren.htm

正直僕もシェルブラとアニータの声の区別がつかない。ということで、しばしソウル・チルドレンを聞きあさってしまった。そして改めて、このグループはいいなあ、と再認識。

しかし、ひとつのクレジットやニュースを巡って、ほんとうに日々、勉強が続く。

「アイル・ビー・ジ・アザー・ウーマン」は下記『フリクション』収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000296NJ/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

RADIO>Soul Searchin Radio>011

■「ソウル・サーチン・レイディオ」第11回~ブルーイ・インタヴュー~アトランティックR&Bベスト・コレクション1000特集(パート6)

【Soul Searchin Radio #11 Setlist】

午後8時。

「ソウル・サーチン・レイディオ」第11回、プレイしたセットリストは下記の通りです。

第一部ではソウル・チルドレンのシェルブラの訃報。新設「アンサインド・アーティスト」のコーナーで、サマンサ・トレイシーという在米のシンガーの作品。高田渡の「生活の柄」のカヴァーを実にブルージー、ソウルフルに歌っています。驚きました。この曲への反応はすさまじく、i-tuneで探したがなかった、どういう人なのか、などとの問合せが殺到しました。いずれ詳細がわかり次第、ご報告できるはず。また、先日行なわれたゴスペル&レクチャーのレポートなども。

第二部では、今度の日曜からブルーノートでライヴを行なうインコグニートのブルーイの来日直前インタヴュー。

第三部ソウル・オールディーズではこの日誕生日、命日のアーティストを中心に。

第四部ソウル・レジェンド~マンスリー・スペシャルはアトランティックR&B1000シリーズ、その6。

ブルーイのインタヴューの内容は次の通り。

ブルーイの今度の新作のコンセプトについて。

「今度のアルバム『リープ・ザ・フェイス』の基本的なコンセプトは、もちろん僕の初めてのソロアルバムということだ。だからバンドなしで、バンドとは出来ない形で、僕自身のことを表現したいと思った。曲自体はとても僕の個人的なレヴェルで書かれたもので、そうした楽曲は、いつものバンドメンバーなしにレコーディングされた。僕とパートナーのでメインのプログラマー、リチャード・ボーと若干の知り合いのミュージシャンによって録音された。長い間やってきたインコグニートのやり方とはずいぶんちがう。インコグニートだと、1ヶ月から下手をすると1年くらいかかってしまう。でもこのアルバムはアイデアを考え、曲を作り出してから、録音してマスタリングの最終まで、わずか27日間の間にできた。一ヶ月以内だ。コンセプトは、ブルーイという男の内面を表に出したサウンドになっている。男、ブルーイ、ソングライターとしてのブルーイ、エンタテイナーとしてのブルーイの姿が出ているアルバムというわけだ」

今回のアルバム・タイトルは、リープ・オブ・フェイス、その曲をアルバム・タイトルにした理由。

「この曲をアルバムにいれて、タイトルにした理由は、僕の人生に大きな影響を与えた出来事について深く掘り下げてみてかったからなんだ。多くの人は、スティーヴィー・ワンダーやボブ・マーリーのことを素晴らしいミュージシャンだと思っているが、同時に素晴らしい一人の人間でもある。男性からも女性からも、愛される男ということだ。それはたとえば僕も曲の中で触れたが、マザー・テレサと同じような存在だ。僕に影響を与えた人物は、彼らは変えたいと思ったことを声を大にして言っただけでなく、行動を起こして、実際にこの世界に変革を起こしてきた。ネルソン・マンデラもマーティン・ルーサー・キングも、人々が変革したい思ってきた世界に生きてきた。だから彼らからは本当にインスピレーションを得ることができる。そういうこともあってこの「リープ・オブ・フェイス」という曲をこのアルバムにいれ、タイトル曲にしたんだ」

Leap of Faithとは辞書によると~

やみくも的な信仰、盲信、信頼に基づく賭け。blind faithは無批判に信じること。「愚行」というニュアンスを持つ。leap of faithは証明できない事柄について、信じることを選択すること。「非論理的」などの否定的ニュアンスを持つ場合と、「信頼・信仰・思い切り」などの肯定的ニュアンスを持つ場合がある。

今度のライヴはドナルド・バードへのトリビュートでもあるので、その点について。

「初めての自分のソロアルバムの曲を、初めて人前で演奏するというだけでなく、素晴らしいミュージシャンであり、ファンタスティックなトランペット・プレイヤー、ソングライター、素晴らしいピリットの持ち主、ドナルド・バードに対してのトリビュートをするつもりだよ」

かけた曲は次の通りです。今週も30曲かかりました。

SOUL SEARCHIN RADIO
#011 2013-06-11 
M01Better Deal -Ole Borud
M02Eeni Meeni Myni Mo -Omar
M03Starry EyedEsco Williams
M04It’s Out Of My Hands – Soul Children
BGM00I’ll Be The Other Woman - Soul Children
M05Respect -Duck Dunn Tribute Live Band
M06Seikatsu No Gara (生活の柄) -  Samantha Stacy
BGM01Wade In The Water -Eva Cassidy
M07Precious Lord -Andre Reynolds & TPW featuring Brenda Robinson

Featured Artist : Bluey—Incognito

TM(BGM02)Got To Let My Feeling Show
M08Take A Chance On MeBluey
BGM03Leap Of FaithBluey
M09SkyBluey
BGM04  Elevate The Feelin’
M10Why Did I Let You Go- Bluey

COMPLETE JAMES BROWN SINGLES #011
M11Try Me 2:29 CO- James Brown
M12Tell Me What I Did Wrong -James Brown

~~~~

21:00
PART THREE : SOUL OLDIES

M13Don’t Play That Song - Aretha Franklin (From Live At Fillmore West)
M14Peppermint Twist -Joey Dee & Starlighters
M15 The End -Earl Grant
M16Barefootin’-Wilson Pickett
M17Black Pearl-Sonny Charles & The Checkmates Ltd
M18In The Rain - Dramatics
M19Too Much Too Little Too Late - Johnny Mathis & Deniece Williams
M20Throw A Little Loving My Way - Bloodstone
M21Motown Mash- James Carter

~~~~~

21:30
PART FOUR : Monthly Special :
Atlantic R&B Best Collection 1000 (Part 6)

TM(BGM06)Time Is Tight -Booker T & The BG’s

M22Jim Dandy -LaVern Baker
M23Lucky Lips -Ruth Brown
M24Gee Whiz, Look At His Eyes -Carla Thomas
M25Just One Look -Doris Troy
BGM06Ain’t No Way-Aretha Franklin
M26I’m Gonna Run Away From You - Tami Lynn
M27Make Me Your Baby - Barbara Lewis
M28I’m Still Waiting-Patti LaBelle & The Bluenelles
M29Sweet Charlie Babe -Jackie Moore
M30Let’s Stay Together - Margie Joseph
END

■「ソウル・サーチン・レイディオ」の聴き方

■有料アプリ「ラジオグラバー」があれば全国のラジオ、コミュニティーFMも聴けます

「ソウル・サーチン・レイディオ」は、関東地区(1都6県)を聴取範囲にしている東京のFM局インターFM(76.1mhz)から毎週火曜日夜8時から10時まで生放送でお送りしています。関東地区では、通常のFM受信機(ラジオ)で聴くだけでなく、パソコンのラジコを通じて聴くことができます。ラジコは無料のサイト、アプリです。またスマホなどでは無料でアプリをダウンロードでき、これがあれば聴けます。

http://radiko.jp/#
ここでインターFMをクリック。

また有料ですが、「ラジオグラバー」という次のアプリがあれば、全国どこのラジオも、コミュニティーも含めて、聴け、しかも留守録もできるようです。

詳細はこちら。
http://www.internal.co.jp/products/util/radiograbber/about/

このほかAUのリスモウェーブでも全国で聴けます。(有料)

一般ラジオ(関東地区)では、FMで76.1mhz。

番組宛へのメッセージ、リクエストはハッシュタグ #SSR761 をつけてツイートしていただくのが一番嬉しいです。

またメッセージなどをお送りいただくメールアドレスはこちら。 (コピー&ペーストしてください) ご意見、ご感想、ご希望などおよせください。
soul@interfm.jp

また、この「ソウル・サーチン・ブログ」や、吉岡正晴のツイッター @soulsearcher216 とも連動して放送します。

吉岡正晴個人ツイッター。
https://twitter.com/soulsearcher216

番組公式ツイッター
Soul Searchin Radio
@SSR761
https://twitter.com/SSR761
ハッシュタグも #SSR761

ハッシュタグをつけてツイートしてみてください。ツイート、メールはすべて読んでいます。ただ番組の中でご紹介できるのは時間的にも限られていますので、読まれなくてもご了承ください。

■インターFM内番組ホームページ

「ソウル・サーチン・レイディオ」の番組ホームページ
http://www.interfm.co.jp/ssr/index.php?mode=tue&id=11


RADIO>Soul Searchin Radio>011



■「ソウル・サーチン・レイディオ」第11回予告~ブルーイ(インコグニート)インタヴュー~シェルブラ・ベネット(ソウル・チルドレン)追悼~アトランティックR&Bベスト・コレクション1000特集(パート6)

【Soul Searchin Radio #11 Starts 8pm】

午後8時。

「ソウル・サーチン・レイディオ」第11回は、今日午後8時から。「ニューズ&トピックス」は、メンフィス・ソウルのソウル・チルドレンのリード・シンガーのひとり、シェルブラ・ベネット追悼など。ピーターさんが月曜の朝早くに「I’ll Be The Other Woman」をかけていたので、僕もかけようと思っていましたが、別の曲を用意します。なお、日本盤ライナーノーツなどではこのリードがもうひとりのシンガー、アニタ・ルイスとなっていたのですが、これが実は間違いで「アイル・ビー・ジ・アザー・ウーマン」を全編で歌っていたのが、シェルブラです。(今回の訃報でいろいろ調べていてわかりました)(なお、これは時間の関係で「オールディーズ」のコーナーになるかもしれません)

第二部「フィーチャード・アーティスト」では来週2013年6月16日(日)から18日(火)までブルーノート東京に登場するインコグニートのブルーイのインタヴューをご紹介。

毎週ジェームス・ブラウンのシングル盤をA・B面1枚ずつ(2曲)かけていく「コンプリート・ジェームス・ブラウン・シングルス」第11回。ついに11枚目のシングルでデビュー・ヒット「プリーズ・プリーズ・プリーズ」以来のヒットが誕生します。

第三部「ソウル・オールディーズ」は、今日(6月11日)誕生日を迎えたアーティストなどを。

そして、第四部「マンスリー・スペシャル」は、「アトランティック・R&B1000」の第6回。今週は女性シンガーを中心に。

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■ 有料アプリ「ラジオグラバー」があれば全国のラジオ、コミュニティーFMも聴けます

「ソウル・サーチン・レイディオ」は、関東地区(1都6県)では、通常のFM受信機(ラジオ)で聴くだけでなく、パソコンのアプリ、ラジコを通じて聴くことができます。ラジコは無料のサイトです。またスマホなどでは無料でアプリをダウンロードでき、これがあれば聴けます。

http://radiko.jp/#
ここでインターFMをクリック。

また有料アプリですが、「ラジオグラバー」という次のアプリがあれば、全国どこのラジオも、コミュニティーも含めて、聴け、しかも留守録もできるようです。

詳細はこちら。
http://www.internal.co.jp/products/util/radiograbber/about/

このほかAUのリスモウェーブでも全国で聴けます。(有料)

一般ラジオ(関東地区)では、FMで76.1mhz。

番組宛へのメッセージ、リクエストはハッシュタグ #SSR761 をつけてツイートしていただくのが一番嬉しいです。

またメッセージなどをお送りいただくメールアドレスはこちら。 (コピー&ペーストしてください) ご意見、ご感想、ご希望などおよせください
soul@interfm.jp

また、この「ソウル・サーチン・ブログ」や、吉岡正晴のツイッター @soulsearcher216 とも連動して放送します。

吉岡正晴個人ツイッター。
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番組公式ツイッター
Soul Searchin Radio
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ハッシュタグをつけてツイートしてみてください。ツイート、メールはすべて読んでいます。ただ番組の中でご紹介できるのは時間的にも限られていますので、読まれなくてもご了承ください。

■インターFM内番組ホームページ

「ソウル・サーチン・レイディオ」の番組ホームページ
http://www.interfm.co.jp/ssr/index.php?mode=tue&id=11

RADIO>Soul Searchin Radio>011

■ブルーイ

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ソウル・チルドレン~ちょっとしたベスト

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000ZH0/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

2イン1


◎『ゴスペル・レクチャー・コンサート』~アメリカン・ブラック・ゴスペルの世界

【The World Of American Black Gospel】

レクチャー。

『ソウル・サーチン・レイディオ』でもその開催をお知らせしたレクチャーとライヴに行ってきた。

レクチャーとライヴ演奏でアメリカのブラック・ゴスペルの魅力を探るというイヴェント『ゴスペル・レクチャー・コンサート~アメリカン・ブラック・ゴスペルの世界』(主催ウィンズ Winds)が2013年6月8日(土)青山の東京ウィメンズプラザホールで行われた。講師にブラック・ゴスペルの歴史に詳しいヒストリアン、アンドレ・レイノルズ牧師、ゴスペル・シンガー、デビ・ディクソン、ケンドリック・フィンチャー、聞き手にピーター・バラカンで、一部がブラック・ゴスペルの簡単な歴史、第二部で実際のライヴ演奏が繰り広げられた。

特に第一部でアンドレ・レイノルズ牧師によるブラック・ゴスペルの歴史がたいへんおもしろかった。アンドレはなんと27回目の来日という大変な親日家。ピーターさんも「トーマスAドーシーと言う人が、ブラック・ゴスペルの父と言われていて、それを始めた人だとおもっていたが、アンドレによると、そのトーマスにブラック・ゴスペルを教えたチャールズ・ティンドレーだということを初めて知った」という通り、あまり知られていないことがわかりやすく解説された。

あるいは、「ウェイド・イン・ザ・ウォーター」といったブラック・ゴスペルの曲は、そこに「ダブル・ミーニング」(二重の意味)があるという話なども目からうろこだった。直訳は水の中を行く、だが、ここには奴隷から逃れて自由の世界へ行く、という意味が含められているという。

たとえば、その「ウェイド・イン・ザ・ウォーター」について話をするとき、アンドレはデビーとケンドリックに指示をして、その曲をちょっと歌わせる。説明があって、実際の歌があるので、ひじょうにわかりやすく、説得力も増す。

一時間余、レクチャーがあり、第二部ではたっぷりブラック・ゴスペルのライヴ。当たり前だが、みんな歌がうまい。ピアノも弾きながら歌うケンドリックなど、ちょっと一見アッシャー風だが、やることはずいぶんとトラディショナルなゴスペル、ソウルだ。

途中でブラック・ゴスペル、ブルーズ、ジャズ、ソウル、R&B、ジャズ、カリビアンまでの各種音楽スタイルを少しずつ聴かせて、ブラック・ミュージック自体の俯瞰した歴史を垣間見せたりしたところもわかりやすくて勉強になった。

この2時間余は、そのままラジオ番組かテレビ番組にしてもよさそうなイヴェントだった。ピーターさんの番組でも、近いうちに詳しい紹介があるかもしれない。アンドレは約1ヶ月日本に滞在し、あちこちにツアーをして周るので、どこかのタイミングでピーターさんの番組にゲスト出演の可能性もあるので、そのときはぜひお聴きください。

アンドレ牧師は、『A Music Called Black』(A4版28ページ)という小冊子を作って、会場で売っていた。CDもついている。

火曜日(11日)の『ソウル・サーチン・レイディオ』でも少しふれます。

~~~

アンドレ牧師がシンガーたちと全国を回ります。その主な日程は次の通り。

日時:2013年6月11日(火)19:00~21:00

場所:可児キリスト教会(岐阜県可児市禅台寺1-23)
TEL 0574-63-1723

参加費:一般3000円/学生1500円(予約は要りません。当日受付でお支払いください)

T.P.Wとは...アメリカ・アラバマ州に本部を持ち、メンバーはアメリカのゴスペル界や教会で活躍するトップアーティストたち。世界中にゴスペルの素晴らしさを伝えています。

このワークショップについての問い合わせは、(有)兼松企画まで。
TEL 0574-28-4000
FAX 0574-28-2280


2013年6月12日(水)

熊本ベテル教会
〒861-5522 熊本県熊本市北区下硯川1-1-45
http://www.kbc-official-site.com/

ワークショプ&コンサート
ワークショップ 17:00-18:00
コンサート 19:30 (19:00開場)
http://ameblo.jp/kbc-info/image-11530057339-12538035822.html

アクセス
http://www.kbc-official-site.com/contact.html


2013年6月13日(木)
久留米ベテルキリスト教会 http://bethel.jp/

ワークショプ&コンサート
ワークショップ 17:3018:30
コンサート 19:30
久留米ベテルキリスト教会
〒830-0052
福岡県久留米市上津町 2192-172
電話&FAX
TEL : 0942-21-8638
アクセス
http://bethel.jp/Access.html


2013年6月14日(金)
Brand New Mercy ゴスペルクワイア主催 
ワークショップ&コンサート
https://www.facebook.com/events/662679583747196/?ref=3
Thanksgiving, and Praise Worship
GOSPEL CONCERT 2013 in Kitakyushu

【場所】
NRCC HALL
ニューロビンカルチャーセンター
福岡県北九州市小倉北区鍛冶町2-2-11
http://www.newrobin-group.com/
【日時】
2013.6.14.金曜日 19:00open 19:30start
【料金】
大人前売3000円 当日3500円
小学生~高校生1000円 当日1500円 
小学生以下 無料
●前売券販売店:NRCCホール・ヤマハ小倉店
【出演】
Thanksgiving, and Praise Worship
Gospel Choir BRAND NEW MERCY
【お問い合わせ】
070-5274-8639(BRAND NEW MERCY)

19時~来日記念晩餐会@ホテルサンプラザシーズンズ
申し込みフォーム
http://ws.formzu.net/fgen/s67814151


2013年6月16日(日)
一麦教会礼拝賛美、
愛知県・岡崎ホープチャペル礼拝、ワークショップ、フェローシップ
http://hopechapelfamily.web.fc2.com/okazakievent.html

LIVE>EVENT>The World Of American Black Gospel

■マヘリア・ジャクソン

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001N1OTC/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005EJP0HU/soulsearchiho-22/ref=nosim/

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