The Fake Supremes On The Stage
2007年6月5日【テンプスとシュープリームスがテレビ『スマスマ』に??】
仰天。
さっき、たまたまつけたテレビ番組『スマップ・スマップ(SMAP X SMAP)』にシュープリームスとテンプテーションズがでていて、びっくり仰天した。メンバーに見た顔がほとんどいないのだ。録画はできなかったのだが、テンプスにはリチャード・ストリートがいた。だが、あとは見かけない顔。
リチャード・ストリートは、1959年から1960年と1971年から1993年までテンプスのメンバーだった。まあ、テンプテーションズを名乗る資格はあるといえば、ある。ただアメリカでは、テンプテーションズとは名乗らずに、リチャード・ストリート名義でやっているようだ。
シュープリームスのほう、これはなんだあ? 誰もオリジナルメンバーじゃないぞ。(笑) うわさのフェイク・シュープリームス(偽のシュープリームス)。で、いろいろ調べてみたら、このアーティスト名は正式には「ザ・サウンド・オブ・シュープリームス」というらしい。いわゆるオリジナルメンバーはひとりもいない。調べてみると、彼らはジョイントで、なんと全国9か所で5月末からライヴを行っているではないか。残念ながら僕は行っていない。この規模だと日本ツアーだ。
シュープリームスのうちのひとり、カーレン・ラグランドは、70年代から80年代にかけて、メリー・ウィルソンが作ったグループ(このときのアーティスト表記は、メリー・ウィルソン・フォーマリー・オブ・ザ・シュープリームス)にほんの一時期いたらしい。正確にはメリー・ウィルソンというソロ・シンガーのバックコーラスとして雇われたらしい。それだけの経験を根拠に「シュープリームス」を名乗るんだから、大変なもの。(笑)
このように「シュープリームス」をグループ名につけるアーティストは最低でも5つくらいあるという。「オンリー・ユー」で知られるプラターズにも、5つくらいはあるのだろう。このほかに、コースターズ、シャナナなどにも似たグループがたくさんいるという。
といったようなことがずっと問題になっていたので、アメリカではこうした「オリジナル・メンバーがいないグループに、そのグループの名前をつけることを禁止する」法律が制定されようとしている。その名も「トゥルース・イン・ミュージック(音楽における真実)」法案。
結局、これは最近メリー・ウィルソンなどのロビー活動が効を奏して、まずラスヴェガスで条例になった、という。ネヴァダ州では、少なくともオリジナル・グループとつながりのあるメンバーが最低1人以上いないグループは、「トリビュート」「サリュート」(捧げる、の意味)という単語をグループ名にいれないといけないという。A Tribute To Supremes featuring Karren 〜 という表記になるのかな。
さすがにアメリカではツアーができなくなってきているので、何も知らないアジアに来て営業か。(苦笑) なめられてるなあ。
Truth In Music Bill (English 英語)
http://www.vocalgroup.org/truth.htm
ENT>MUSIC>TOPICS>Fake Group
仰天。
さっき、たまたまつけたテレビ番組『スマップ・スマップ(SMAP X SMAP)』にシュープリームスとテンプテーションズがでていて、びっくり仰天した。メンバーに見た顔がほとんどいないのだ。録画はできなかったのだが、テンプスにはリチャード・ストリートがいた。だが、あとは見かけない顔。
リチャード・ストリートは、1959年から1960年と1971年から1993年までテンプスのメンバーだった。まあ、テンプテーションズを名乗る資格はあるといえば、ある。ただアメリカでは、テンプテーションズとは名乗らずに、リチャード・ストリート名義でやっているようだ。
シュープリームスのほう、これはなんだあ? 誰もオリジナルメンバーじゃないぞ。(笑) うわさのフェイク・シュープリームス(偽のシュープリームス)。で、いろいろ調べてみたら、このアーティスト名は正式には「ザ・サウンド・オブ・シュープリームス」というらしい。いわゆるオリジナルメンバーはひとりもいない。調べてみると、彼らはジョイントで、なんと全国9か所で5月末からライヴを行っているではないか。残念ながら僕は行っていない。この規模だと日本ツアーだ。
シュープリームスのうちのひとり、カーレン・ラグランドは、70年代から80年代にかけて、メリー・ウィルソンが作ったグループ(このときのアーティスト表記は、メリー・ウィルソン・フォーマリー・オブ・ザ・シュープリームス)にほんの一時期いたらしい。正確にはメリー・ウィルソンというソロ・シンガーのバックコーラスとして雇われたらしい。それだけの経験を根拠に「シュープリームス」を名乗るんだから、大変なもの。(笑)
このように「シュープリームス」をグループ名につけるアーティストは最低でも5つくらいあるという。「オンリー・ユー」で知られるプラターズにも、5つくらいはあるのだろう。このほかに、コースターズ、シャナナなどにも似たグループがたくさんいるという。
といったようなことがずっと問題になっていたので、アメリカではこうした「オリジナル・メンバーがいないグループに、そのグループの名前をつけることを禁止する」法律が制定されようとしている。その名も「トゥルース・イン・ミュージック(音楽における真実)」法案。
結局、これは最近メリー・ウィルソンなどのロビー活動が効を奏して、まずラスヴェガスで条例になった、という。ネヴァダ州では、少なくともオリジナル・グループとつながりのあるメンバーが最低1人以上いないグループは、「トリビュート」「サリュート」(捧げる、の意味)という単語をグループ名にいれないといけないという。A Tribute To Supremes featuring Karren 〜 という表記になるのかな。
さすがにアメリカではツアーができなくなってきているので、何も知らないアジアに来て営業か。(苦笑) なめられてるなあ。
Truth In Music Bill (English 英語)
http://www.vocalgroup.org/truth.htm
ENT>MUSIC>TOPICS>Fake Group
Philip Woo Promotes His Own Gig
2007年6月4日【フィリップ・ウー、コットン・ライヴのフライヤーを配る】
宣伝。
久保田利伸&クレバの「ユニティー・ライヴ」が終わって楽屋に行くと、ケイリブやゆりさん、有坂美香さんらがいて、みなくつろいでいた。そんな中、フィリップは、周囲の人たちに今週5日と6日にコットンクラブで行われる彼の「ビリー・プレストン・トリビュート・ライヴ」のフライヤーを精力的に宣伝して配っていた。「僕のギグ、みんな来てね〜」
一足先に、4月に行われたライヴを見たが、かなりファンキーなソウル・ライヴなので、4月の同ライヴをごらんになっていない方はぜひどうぞ。太鼓判押します。(笑)
下記5月24日付けのソウル・サーチン・ブログに4月のライヴのセットリストを掲載してあるので、予習されたい方はご参考に。
ところで、フィリップは自分からは絶対にメイズの曲をやると言わない。今回の久保田ライヴでも、メイズの「ビフォー・アイ・レット・ゴー」を8小節いれたことについて、「あれは、僕のアイデアじゃないんだ。久保田のアイデアなんだ」と説明する。なかなかその真相が聞けないのだが、いつかひざをつきあわせて、つっこんだ話をしてみたい。(笑)
僕が今年の1月にディーヴァ・グレイのライヴをやったように、「フィリップ・ウー・ヒストリー」みたいなライヴができたらおもしろいのではないかと密かに思っている。それこそ、彼の出発点のロイ・エアーズ、同じ故郷のケニー・G、メイズ、アシュフォード&シンプソン、グラディス・ナイト、オージェイズなど、レコーディング、ツアーで一緒に回ったソウル・アーティストは枚挙にいとまがない。ディーヴァのときは、かつてディーヴァがバックを担当した作品ばかりを集めて選曲し、ディーヴァのショーを組んだ。フィリップ関連の作品ばかり選曲したら、きっとおもしろいソウルファンをうならせるショーになると思う。
■ PHILIP WOO "A Tribute To Billy Preston"
2007年6月5日(火曜)、6月6日(水曜)
丸の内コットン・クラブ 午後7時、午後9時半 (入れ替え)
◎料金 自由席/テーブル席 : ¥5,250
◎指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥7,350 BOX B (2名席) : お1人様¥6,300 BOX S (2名席) : お1人様¥6,825 SEAT C (2名席) : お1人様¥6,300
◎今回のメンバー フィリップ・ウー "ア・トリビュート・トゥ・ビリー・プレストン"
Philip Woo(org,key), Kaleb James(vo,key), Robbie Danzie(vo), Satoshi Sano(tb), Shiro Sasaki(tp), Shoji Haruna(sax,per ※6.5のみ), Hajime Yamamoto(sax,per ※6.6のみ), Hank Nishiyama(g), Clifford Archer(b), Jay Stixx(ds)
◎予約受け付け電話 03-3215-1555(受付時間 11:00 am 〜11:00 pm)
■フィリップ過去関連記事(ビリー・プレストンについて)
May 24, 2007
Philip Woo’s Billy Preston Tribute Again; Jino’s Funky Gig Will Be On Next Week
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_05_24.html
April 04, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_04.html
April 05, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_05.html
ENT>ANNOUNCEMENT>Woo, Philip
宣伝。
久保田利伸&クレバの「ユニティー・ライヴ」が終わって楽屋に行くと、ケイリブやゆりさん、有坂美香さんらがいて、みなくつろいでいた。そんな中、フィリップは、周囲の人たちに今週5日と6日にコットンクラブで行われる彼の「ビリー・プレストン・トリビュート・ライヴ」のフライヤーを精力的に宣伝して配っていた。「僕のギグ、みんな来てね〜」
一足先に、4月に行われたライヴを見たが、かなりファンキーなソウル・ライヴなので、4月の同ライヴをごらんになっていない方はぜひどうぞ。太鼓判押します。(笑)
下記5月24日付けのソウル・サーチン・ブログに4月のライヴのセットリストを掲載してあるので、予習されたい方はご参考に。
ところで、フィリップは自分からは絶対にメイズの曲をやると言わない。今回の久保田ライヴでも、メイズの「ビフォー・アイ・レット・ゴー」を8小節いれたことについて、「あれは、僕のアイデアじゃないんだ。久保田のアイデアなんだ」と説明する。なかなかその真相が聞けないのだが、いつかひざをつきあわせて、つっこんだ話をしてみたい。(笑)
僕が今年の1月にディーヴァ・グレイのライヴをやったように、「フィリップ・ウー・ヒストリー」みたいなライヴができたらおもしろいのではないかと密かに思っている。それこそ、彼の出発点のロイ・エアーズ、同じ故郷のケニー・G、メイズ、アシュフォード&シンプソン、グラディス・ナイト、オージェイズなど、レコーディング、ツアーで一緒に回ったソウル・アーティストは枚挙にいとまがない。ディーヴァのときは、かつてディーヴァがバックを担当した作品ばかりを集めて選曲し、ディーヴァのショーを組んだ。フィリップ関連の作品ばかり選曲したら、きっとおもしろいソウルファンをうならせるショーになると思う。
■ PHILIP WOO "A Tribute To Billy Preston"
2007年6月5日(火曜)、6月6日(水曜)
丸の内コットン・クラブ 午後7時、午後9時半 (入れ替え)
◎料金 自由席/テーブル席 : ¥5,250
◎指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥7,350 BOX B (2名席) : お1人様¥6,300 BOX S (2名席) : お1人様¥6,825 SEAT C (2名席) : お1人様¥6,300
◎今回のメンバー フィリップ・ウー "ア・トリビュート・トゥ・ビリー・プレストン"
Philip Woo(org,key), Kaleb James(vo,key), Robbie Danzie(vo), Satoshi Sano(tb), Shiro Sasaki(tp), Shoji Haruna(sax,per ※6.5のみ), Hajime Yamamoto(sax,per ※6.6のみ), Hank Nishiyama(g), Clifford Archer(b), Jay Stixx(ds)
◎予約受け付け電話 03-3215-1555(受付時間 11:00 am 〜11:00 pm)
■フィリップ過去関連記事(ビリー・プレストンについて)
May 24, 2007
Philip Woo’s Billy Preston Tribute Again; Jino’s Funky Gig Will Be On Next Week
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_05_24.html
April 04, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_04.html
April 05, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_05.html
ENT>ANNOUNCEMENT>Woo, Philip
Kubota Toshinobu Meets Kreva
2007年6月3日【久保田利伸、クレバ・ライヴ】
ユニティー。
ラッパーのクレバ(KREVA)とソウルマン久保田利伸が『ユニティー』の名のもとにコラボレート。全国ツアーを行っている。その東京を見た。
渋谷アックスは超満員。人の熱気で酸欠気味。いきなり全員参加でセッションを始め、前半がクレバ、中盤で二者のコラボがあり、後半は久保田ヒッツで、また最後が一緒にという構成。
現在活動休止中のキック・ザ・カン・クリューのメンバーで1999年から2001年まで3年連続で「Bボーイ・パーク」のラップバトルで優勝したクレバのラップは、言葉がはっきり聞き取れ、何を言っているかがよく伝わってくるラップだ。大変な人気ぶりに驚いた。クレバって慶応卒業なんですか。知らなかった。
久保田パートは、いつものバンドでのソウルフルなパフォーマンス。ところどころ、ジェームス・ブラウン風あり、ゴー・ゴー・サウンドの要素あり、デルフォニックスの「ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー」を観客に歌わせたり、極めつけはアメリカのファンク・グループ、メイズ(フィリップ・ウーがかつて在籍)の「ビフォー・アイ・レット・ゴー」のメロディーを8小節ほどはさみこんだりとソウルマナーたっぷり。
ケイリブが、「ラ・ラ・ラ・ラヴ・ソング」の日本語コーラスをやっていたのには驚いた。(笑い)
クレバのKに、久保田のK。日本のブラックミュージック界のKKコンビだ。
■メンバー
クレバ (MC)
ブラスト・ランページ (フジー、千春)(MC)
DJシューホー
クマイゴロウ
+++
久保田利伸 (ヴォーカル)
柿崎洋一郎 (キーボード)
フィリップ・ウー(キーボード)
ジェイ・スティックス (ドラムス)
カルロス・ヘンダーソン (ベース)
西山ハンコ屋史翁 (ギター)
有坂美香 (コーラス)
神野ゆり (コーラス)
ケイリブ・ジェームス (コーラス)
Setlist
Kubota Toshinobu, Kreva @ Shibuya AX, June 2nd, 2007
久保田利伸、クレバ・ライヴ
show started 18:04
01. Unity Session (All)
02. The Show (Kreva↓)
03. 国民的行事
04. Have A Nice Day!
05. いいと思う
06. イッサイガッサイ
07. アグレッシ部
08. 音色 (Kreva + Kubota)
09. M☆A☆G☆I☆C (Kreva + Kubota)
10. TIMEシャワーに射たれて (Kreva + Kubota)
11. Breaking Through (Kubota↓)
12. Love Reborn
13. Rock With Me Poh!
14. Indigo Waltz
15. La La La Love Song
16. Never Turn Back (Kubota + Kreva)
Enc. Oh, What A Night! (All)
show ended 19:51
(2007年6月2日土曜、渋谷アックスAX=久保田利伸、クレバ[KREVA]・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kubota, Toshinobu & Kreva
2007-74
ユニティー。
ラッパーのクレバ(KREVA)とソウルマン久保田利伸が『ユニティー』の名のもとにコラボレート。全国ツアーを行っている。その東京を見た。
渋谷アックスは超満員。人の熱気で酸欠気味。いきなり全員参加でセッションを始め、前半がクレバ、中盤で二者のコラボがあり、後半は久保田ヒッツで、また最後が一緒にという構成。
現在活動休止中のキック・ザ・カン・クリューのメンバーで1999年から2001年まで3年連続で「Bボーイ・パーク」のラップバトルで優勝したクレバのラップは、言葉がはっきり聞き取れ、何を言っているかがよく伝わってくるラップだ。大変な人気ぶりに驚いた。クレバって慶応卒業なんですか。知らなかった。
久保田パートは、いつものバンドでのソウルフルなパフォーマンス。ところどころ、ジェームス・ブラウン風あり、ゴー・ゴー・サウンドの要素あり、デルフォニックスの「ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー」を観客に歌わせたり、極めつけはアメリカのファンク・グループ、メイズ(フィリップ・ウーがかつて在籍)の「ビフォー・アイ・レット・ゴー」のメロディーを8小節ほどはさみこんだりとソウルマナーたっぷり。
ケイリブが、「ラ・ラ・ラ・ラヴ・ソング」の日本語コーラスをやっていたのには驚いた。(笑い)
クレバのKに、久保田のK。日本のブラックミュージック界のKKコンビだ。
■メンバー
クレバ (MC)
ブラスト・ランページ (フジー、千春)(MC)
DJシューホー
クマイゴロウ
+++
久保田利伸 (ヴォーカル)
柿崎洋一郎 (キーボード)
フィリップ・ウー(キーボード)
ジェイ・スティックス (ドラムス)
カルロス・ヘンダーソン (ベース)
西山ハンコ屋史翁 (ギター)
有坂美香 (コーラス)
神野ゆり (コーラス)
ケイリブ・ジェームス (コーラス)
Setlist
Kubota Toshinobu, Kreva @ Shibuya AX, June 2nd, 2007
久保田利伸、クレバ・ライヴ
show started 18:04
01. Unity Session (All)
02. The Show (Kreva↓)
03. 国民的行事
04. Have A Nice Day!
05. いいと思う
06. イッサイガッサイ
07. アグレッシ部
08. 音色 (Kreva + Kubota)
09. M☆A☆G☆I☆C (Kreva + Kubota)
10. TIMEシャワーに射たれて (Kreva + Kubota)
11. Breaking Through (Kubota↓)
12. Love Reborn
13. Rock With Me Poh!
14. Indigo Waltz
15. La La La Love Song
16. Never Turn Back (Kubota + Kreva)
Enc. Oh, What A Night! (All)
show ended 19:51
(2007年6月2日土曜、渋谷アックスAX=久保田利伸、クレバ[KREVA]・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kubota, Toshinobu & Kreva
2007-74
James Brown’s Song Credit:
2007年6月2日【ジェームス・ブラウンの作品のクレジット】
クレジット。
ジェームス・ブラウンのアルバムが紙ジャケットでリリースされ、そのうちの『ゲッタップ・オファ・ザット・シング』(1976年7月)と『ボディーヒート』(1976年12月)のライナーを書いている。
いろいろと見ていたら、これらのアルバムの作曲家クレジットが、ディーナ・ブラウン、ヤマ・ブラウン、そして、デイドラ・ブラウンの3人になっていて、ジェームス・ブラウン本人の名前がないことに気づいた。デイドラは、ミスター・ブラウンの2番目の妻。ヤマとディーナは娘だ。
通常、ジェームス・ブラウンの曲は、ジェームス・ブラウンがひとりか、バンドメンバーたちとジャムセッションを続けながら作り上げていく。よって作曲家クレジットはジェームス・ブラウン(プラス・バンドメンバーの誰か)になることが普通だ。ところがここで妻や娘の名前をいれているということは、どういうことになるかというと、これらの楽曲から生まれる著作権印税が娘や妻に行くことになることを意味する。
言ってみれば、ブラウンが娘や妻へ、ある種お小遣いをあげている、というニュアンスなのだ。
このうち、ヤマ・ブラウンはミスター・ブラウンの自慢の娘でよく勉強もできたようで、現在はドクターになっている。1990年代に、レコードデビューさせようという話が進み、何曲かレコーディングしていた。
2番目の妻デイドラ(愛称・ディー・ディー)は、ブラウンにもっと家にいて子育てを手伝って欲しいと願っていた。そこで70年代中期、一時期ツアー本数を減らす。しかし、残念ながら最終的には1981年に離婚。
その後、3番目の妻となるエイドリアナと出会う。エイドリアナにクレジットを与えたかどうかは、調べてみないとわからない。
クレジット。
ジェームス・ブラウンのアルバムが紙ジャケットでリリースされ、そのうちの『ゲッタップ・オファ・ザット・シング』(1976年7月)と『ボディーヒート』(1976年12月)のライナーを書いている。
いろいろと見ていたら、これらのアルバムの作曲家クレジットが、ディーナ・ブラウン、ヤマ・ブラウン、そして、デイドラ・ブラウンの3人になっていて、ジェームス・ブラウン本人の名前がないことに気づいた。デイドラは、ミスター・ブラウンの2番目の妻。ヤマとディーナは娘だ。
通常、ジェームス・ブラウンの曲は、ジェームス・ブラウンがひとりか、バンドメンバーたちとジャムセッションを続けながら作り上げていく。よって作曲家クレジットはジェームス・ブラウン(プラス・バンドメンバーの誰か)になることが普通だ。ところがここで妻や娘の名前をいれているということは、どういうことになるかというと、これらの楽曲から生まれる著作権印税が娘や妻に行くことになることを意味する。
言ってみれば、ブラウンが娘や妻へ、ある種お小遣いをあげている、というニュアンスなのだ。
このうち、ヤマ・ブラウンはミスター・ブラウンの自慢の娘でよく勉強もできたようで、現在はドクターになっている。1990年代に、レコードデビューさせようという話が進み、何曲かレコーディングしていた。
2番目の妻デイドラ(愛称・ディー・ディー)は、ブラウンにもっと家にいて子育てを手伝って欲しいと願っていた。そこで70年代中期、一時期ツアー本数を減らす。しかし、残念ながら最終的には1981年に離婚。
その後、3番目の妻となるエイドリアナと出会う。エイドリアナにクレジットを与えたかどうかは、調べてみないとわからない。
【見覚えのあるボトル】
シャンペーン。
シャンパン、シャンパーン、シャンペーン、シャンパーニュ・・・。以上、シャンパン4段活用。ま、いろいろ表記はありますが。昨日あたりの世間の話題は、陣内&藤原紀香の披露宴でしょうか。テレビで生放送されたこともあり、さらにワイドショーなどのかっこうのねたになっています。
そんな中、披露宴の乾杯のシーンで使われたシャンパンのボトルに見覚えが! テレビの解説によれば、フランスで初めて日本人が作ったシャンパン・・・なんたらかんたら。おおおっ! あれだ!
そう、あのマーチンさんが3月にリリースした最新作『シャンペーン・ロワイヤル』でコラボしていた「ラ・スル・グロワール」のシャンパーンだ。おそらく、その中の「ル・レープ・グランクリュ」が乾杯のときに使われたものと思われる。3月6日にコットン・クラブで行われたときに、その時点ではまだ発売されていなかったそのシャンペーンが振舞われた。
じ、実は、このボトルが一本うちの冷蔵庫にもあったのだ。マーチンさんのコットン・クラブでのライヴの後に、「ラ・スル・グロワール」の合田社長から送られてきていたのだ。ありがとうございます。
思わず、テレビに映ったボトルを見て、冷蔵庫の中のボトルを取り出して確認した。これで、このボトルを開けるときに、うんちくがひとつ加わりました。
「ラ・スル・グロワール」ウェッブ
http://www.la-seule-gloire.com/index.html
マーチンさん、シャンペーンについて語る
http://www.la-seule-gloire.tv/
シャンペーン。
シャンパン、シャンパーン、シャンペーン、シャンパーニュ・・・。以上、シャンパン4段活用。ま、いろいろ表記はありますが。昨日あたりの世間の話題は、陣内&藤原紀香の披露宴でしょうか。テレビで生放送されたこともあり、さらにワイドショーなどのかっこうのねたになっています。
そんな中、披露宴の乾杯のシーンで使われたシャンパンのボトルに見覚えが! テレビの解説によれば、フランスで初めて日本人が作ったシャンパン・・・なんたらかんたら。おおおっ! あれだ!
そう、あのマーチンさんが3月にリリースした最新作『シャンペーン・ロワイヤル』でコラボしていた「ラ・スル・グロワール」のシャンパーンだ。おそらく、その中の「ル・レープ・グランクリュ」が乾杯のときに使われたものと思われる。3月6日にコットン・クラブで行われたときに、その時点ではまだ発売されていなかったそのシャンペーンが振舞われた。
じ、実は、このボトルが一本うちの冷蔵庫にもあったのだ。マーチンさんのコットン・クラブでのライヴの後に、「ラ・スル・グロワール」の合田社長から送られてきていたのだ。ありがとうございます。
思わず、テレビに映ったボトルを見て、冷蔵庫の中のボトルを取り出して確認した。これで、このボトルを開けるときに、うんちくがひとつ加わりました。
「ラ・スル・グロワール」ウェッブ
http://www.la-seule-gloire.com/index.html
マーチンさん、シャンペーンについて語る
http://www.la-seule-gloire.tv/
Sheila Raye Charles Live
2007年5月31日【シーラ・レイ・チャールズ〜異母姉妹、オン・ステージ】
異母。
『ソウルの神様』レイ・チャールズには7人の女性との間に12人の子供がいる。そのうちのひとり、シーラ・レイ・チャールズが、2005年11月、丸の内コットン・クラブのオープニングで初来日して以来、約1年半ぶりに来日。今回は会場スケジュールの関係で、横浜モーション・ブルーと東京ブルーノートでそれぞれ1日ずつライヴを行った。
ドラムス、ベース、キーボードの3人のバックに、2人コーラス、そして、シーラという計6人がオンステージ。非常におもしろいのが、2人の女性コーラス。ひとりは細身で、もう一人はかなり大柄。なんとこの2人とも、レイ・チャールズの娘で、すべて異母兄弟(姉妹)なのだ。シーラによれば、彼女たちはレイ・チャールズのお葬式(2004年6月)で初めて出会った、という。父の葬式で出会った3人姉妹が今、同じステージに立つ。ちょっとしたドラマだ。細身のロビンは、この日1曲目で「ゴッド・ブレス・アワ・チャイルド」をピアノの伴奏で歌い、さらに、途中で「ジョージア・オン・マイ・マインド」を歌った。
またこの日のベースは、マーク・スティーヴンス。ご存知の方も多いかもしれないが、かのシャカ・カーンの弟だ。なんで、マークが参加したのかはわからないが、後ろでブンブン、ベースを奏でていた。
やはり、楽曲としては聴きなじみのないオリジナル曲より、圧倒的にレイ・チャールズのレパートリーが観客のリアクションがいい。オリジナルはぎりぎり2曲までか。(5曲オリジナルに2曲カヴァー) しかも、アンコールでは今回のためにわざわざ覚えたという「いとしのエリー」を途中日本語を交えながら歌った。この日一番の反応だった。
ただ僕は彼女のヴァージョンがちょっとテンポが速かったような気がした。かつてレイ・チャールズのヴァージョンを1989年か90年にライヴで聴いたが、その時はかなりテンポを落として、実に一言一言をかみしめて歌っていて胸を打たれた。シーラも、レイのヴァージョンをもっともっと聴きこむといいと思う。少なくとも、ビリー・ジョエルがレイを研究したくらいは、研究するといい。
ところで、この日、彼女もライヴ後ファンの人にサイン会を行ったが、そこで自伝『ビハンド・ザ・シェード』を即売していた。これはまだ200部しか印刷していないひじょうにレアな、出たばかりのもの。シーラのライフストーリーが書かれている。彼女と父親の関係、彼女のドラッグ中毒からの復活、1963年の誕生から、現在までを描いている。
この本を日本で出せないかと相談された。どなたか、出版社の方で、出版に興味がある方は、僕までご連絡ください。
■関連過去記事
November 23, 2005
Cotton Club Has Just Opened: Legend Begins With Ellington’s Song
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200511/2005_11_23.html
■Members:
Sheila Raye Charles (vocal)
Robyn Moffett (vocal)
Raenee Robinson McClellan (vocal)
Jason Craft (keyboards, musical director)
Mark Stevens (bass)
Glenn Swanson (drums)
■シーラ・レイ・チャールズ・オフィシャル・ウェッブ(英語)
http://www.sheilarayecharles.com/
■ Setlist : Sheila Raye Charles : Blue Note Tokyo, May 29, 2007
セットリスト シーラ・レイ・チャールズ ブルーノート
show started 21:30
00. Glenn Swanson’s Poetry Introduction
01. God Bless Our Child [Billie Holiday] (Vocal by Robyn Moffett)
02. Hallelujah, I Love You So
03. Sacrifice (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
04. Ain’t Nobody [Rufus/Chaka Kahn]
05. Unchain My Heart
06. Hit The Road Jack
07. Drown In My Own Tears
08. Behind The Shades (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
09. Have I Told You Lately (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
10. Georgia On My Mind (Vocal by Robyn Moffett)
11. Shine (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
12. What’d I Say
Enc. Ellie, My Love
Enc. Joy
show ended 22.46
(2007年5月29日火曜、東京ブルーノート=シーラ・レイ・チャールズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Charles, Sheila Ray
2007-72
異母。
『ソウルの神様』レイ・チャールズには7人の女性との間に12人の子供がいる。そのうちのひとり、シーラ・レイ・チャールズが、2005年11月、丸の内コットン・クラブのオープニングで初来日して以来、約1年半ぶりに来日。今回は会場スケジュールの関係で、横浜モーション・ブルーと東京ブルーノートでそれぞれ1日ずつライヴを行った。
ドラムス、ベース、キーボードの3人のバックに、2人コーラス、そして、シーラという計6人がオンステージ。非常におもしろいのが、2人の女性コーラス。ひとりは細身で、もう一人はかなり大柄。なんとこの2人とも、レイ・チャールズの娘で、すべて異母兄弟(姉妹)なのだ。シーラによれば、彼女たちはレイ・チャールズのお葬式(2004年6月)で初めて出会った、という。父の葬式で出会った3人姉妹が今、同じステージに立つ。ちょっとしたドラマだ。細身のロビンは、この日1曲目で「ゴッド・ブレス・アワ・チャイルド」をピアノの伴奏で歌い、さらに、途中で「ジョージア・オン・マイ・マインド」を歌った。
またこの日のベースは、マーク・スティーヴンス。ご存知の方も多いかもしれないが、かのシャカ・カーンの弟だ。なんで、マークが参加したのかはわからないが、後ろでブンブン、ベースを奏でていた。
やはり、楽曲としては聴きなじみのないオリジナル曲より、圧倒的にレイ・チャールズのレパートリーが観客のリアクションがいい。オリジナルはぎりぎり2曲までか。(5曲オリジナルに2曲カヴァー) しかも、アンコールでは今回のためにわざわざ覚えたという「いとしのエリー」を途中日本語を交えながら歌った。この日一番の反応だった。
ただ僕は彼女のヴァージョンがちょっとテンポが速かったような気がした。かつてレイ・チャールズのヴァージョンを1989年か90年にライヴで聴いたが、その時はかなりテンポを落として、実に一言一言をかみしめて歌っていて胸を打たれた。シーラも、レイのヴァージョンをもっともっと聴きこむといいと思う。少なくとも、ビリー・ジョエルがレイを研究したくらいは、研究するといい。
ところで、この日、彼女もライヴ後ファンの人にサイン会を行ったが、そこで自伝『ビハンド・ザ・シェード』を即売していた。これはまだ200部しか印刷していないひじょうにレアな、出たばかりのもの。シーラのライフストーリーが書かれている。彼女と父親の関係、彼女のドラッグ中毒からの復活、1963年の誕生から、現在までを描いている。
この本を日本で出せないかと相談された。どなたか、出版社の方で、出版に興味がある方は、僕までご連絡ください。
■関連過去記事
November 23, 2005
Cotton Club Has Just Opened: Legend Begins With Ellington’s Song
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200511/2005_11_23.html
■Members:
Sheila Raye Charles (vocal)
Robyn Moffett (vocal)
Raenee Robinson McClellan (vocal)
Jason Craft (keyboards, musical director)
Mark Stevens (bass)
Glenn Swanson (drums)
■シーラ・レイ・チャールズ・オフィシャル・ウェッブ(英語)
http://www.sheilarayecharles.com/
■ Setlist : Sheila Raye Charles : Blue Note Tokyo, May 29, 2007
セットリスト シーラ・レイ・チャールズ ブルーノート
show started 21:30
00. Glenn Swanson’s Poetry Introduction
01. God Bless Our Child [Billie Holiday] (Vocal by Robyn Moffett)
02. Hallelujah, I Love You So
03. Sacrifice (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
04. Ain’t Nobody [Rufus/Chaka Kahn]
05. Unchain My Heart
06. Hit The Road Jack
07. Drown In My Own Tears
08. Behind The Shades (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
09. Have I Told You Lately (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
10. Georgia On My Mind (Vocal by Robyn Moffett)
11. Shine (From Sheila’s latest album "Behind The Shades")
12. What’d I Say
Enc. Ellie, My Love
Enc. Joy
show ended 22.46
(2007年5月29日火曜、東京ブルーノート=シーラ・レイ・チャールズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Charles, Sheila Ray
2007-72
Jino Hino Kenji Live At Cotton
2007年5月30日【大ジャムセッション、日野賢二〜ジーノ・ソウル・セッション】
ジャム。
日本一かっこいいファンキー・ベース・マン、ジーノ(日野賢二)を中心に、ジェイ・ファンキー・ドラマー・スティックス、パーカッションのゲイリー・スコットというソウル・サーチャー3人に加え、AIなどで活躍するキーボード、ペニーK、LA帰りのギタリスト、マサ、サックスにピエール、そして、4人の強力R&Bシンガーが集結した東京ファンキーR&Bセッション。
シンガーは、グリニスとアンジー・マーティン、ゴスペル仕立てのポーラ・ジョンソン、そして、東京イケメン・ソウルマン、ダニエル・モーガン、さらに、ゲストでバックコーラスでかつてダイアナ・ロスなどのバックを担当していたというアンソニー・ベイリーという布陣。
サックスのピエールは今年初め、吉祥寺のチャチャ・ハウスで知り合ったときには、まだ日本に来たばかりだと言っていたが、最近は都内に住んでいるらしい。アンソニーは、バックコーラスとして、職人系だった。ちょうどルーサーやシシー・ヒューストンのような、バック・コーラスをアートにします的な、それでいて声も強力なシンガーだった。日本には来たばかりで7月末まではいるというから、またどこかで会いそうだ。
これだけ多彩なR&Bシンガーが集うと、日本ではないみたいだ。ジェイ、ジーノ、ペニーK、そして初めて見たマサさんらのリズム隊は安定している。ほとんどリハなしでも、グルーヴの名のもとにジャムが続く。おもしろかったのは、ピエールが歌った気持ち悪い系のプリンスのカヴァー「イフ・アイ・ウォズ・ユア・ガールフレンド」。『ソウル・サーチン』でプリンスやるときには、ぜひ、お願いしたい。(笑)
単一の曲としては、ダニエルが歌ったニーヨの「ソー・シック」が、彼にもあっていて、そして何より楽曲が強力ということもあり、よかった。しかし、アンコールでやった「カム・トゥゲザー」の大ジャムセッション大会は、30分近くになって、えらく盛り上がった。ミュージシャン、シンガーたちが楽しんでいるのが、観客に伝わってくる。みんなにソロを回し、適当にフレーズをプレイしたり、歌ったりするジャム・セッション感覚がいい。それにしても、グリニスとダニエルは声質が似ているな。ほとんどリハなしでここまでできてしまうところが、すごい。
グルーヴのイメージを共有できるミュージシャンたちが適当に集まって、好きな曲を好きにパフォームするという場所があれば、もっともっとライヴシーンも活発化するだろうなと思った。
■メンバー
日野賢二 プレゼンツ “ソウル R&B セッション”
日野 "JINO" 賢二(b, vo), Daniel Morgan(vo), Glynis Martin(vo, b), Argie Martin(vo), Paula Johnson(vo), Pierre Andrea(sax, vo), Gary Scott(sax, percussion, vo), Penny-K(key), Masa Komatsu(g), Jay Stixx(ds), Anthony Bailey (vo)
Setlist : Hino Jino Kenji @ Cotton Club, May 28, 2007
セットリスト 日野賢二〜ジーノ・ソウルR&Bセッション
show started 21:33
01. Intro
02. If I Was Your Girl Friend (vocal by Pierre Andrea)
03. Black Ice (vocal by Glynis Martin)
04. If Only You Knew (vocal by Glynis Martin)
05. 7 Am (vocal by Daniel Morgan)
06. Give Me Answer (vocal by Daniel Morgan)
07. So Sick (vocal by Daniel Morgan)
enc. Come Together Jam - including a riff of "Thank You", "It’s Too Funky In Here", "Give Up For The Funk" (all)
show ended 23:09
(2007年5月28日月曜、丸の内コットン・クラブ=日野賢二・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Hino, Kenji
2007-71
ジャム。
日本一かっこいいファンキー・ベース・マン、ジーノ(日野賢二)を中心に、ジェイ・ファンキー・ドラマー・スティックス、パーカッションのゲイリー・スコットというソウル・サーチャー3人に加え、AIなどで活躍するキーボード、ペニーK、LA帰りのギタリスト、マサ、サックスにピエール、そして、4人の強力R&Bシンガーが集結した東京ファンキーR&Bセッション。
シンガーは、グリニスとアンジー・マーティン、ゴスペル仕立てのポーラ・ジョンソン、そして、東京イケメン・ソウルマン、ダニエル・モーガン、さらに、ゲストでバックコーラスでかつてダイアナ・ロスなどのバックを担当していたというアンソニー・ベイリーという布陣。
サックスのピエールは今年初め、吉祥寺のチャチャ・ハウスで知り合ったときには、まだ日本に来たばかりだと言っていたが、最近は都内に住んでいるらしい。アンソニーは、バックコーラスとして、職人系だった。ちょうどルーサーやシシー・ヒューストンのような、バック・コーラスをアートにします的な、それでいて声も強力なシンガーだった。日本には来たばかりで7月末まではいるというから、またどこかで会いそうだ。
これだけ多彩なR&Bシンガーが集うと、日本ではないみたいだ。ジェイ、ジーノ、ペニーK、そして初めて見たマサさんらのリズム隊は安定している。ほとんどリハなしでも、グルーヴの名のもとにジャムが続く。おもしろかったのは、ピエールが歌った気持ち悪い系のプリンスのカヴァー「イフ・アイ・ウォズ・ユア・ガールフレンド」。『ソウル・サーチン』でプリンスやるときには、ぜひ、お願いしたい。(笑)
単一の曲としては、ダニエルが歌ったニーヨの「ソー・シック」が、彼にもあっていて、そして何より楽曲が強力ということもあり、よかった。しかし、アンコールでやった「カム・トゥゲザー」の大ジャムセッション大会は、30分近くになって、えらく盛り上がった。ミュージシャン、シンガーたちが楽しんでいるのが、観客に伝わってくる。みんなにソロを回し、適当にフレーズをプレイしたり、歌ったりするジャム・セッション感覚がいい。それにしても、グリニスとダニエルは声質が似ているな。ほとんどリハなしでここまでできてしまうところが、すごい。
グルーヴのイメージを共有できるミュージシャンたちが適当に集まって、好きな曲を好きにパフォームするという場所があれば、もっともっとライヴシーンも活発化するだろうなと思った。
■メンバー
日野賢二 プレゼンツ “ソウル R&B セッション”
日野 "JINO" 賢二(b, vo), Daniel Morgan(vo), Glynis Martin(vo, b), Argie Martin(vo), Paula Johnson(vo), Pierre Andrea(sax, vo), Gary Scott(sax, percussion, vo), Penny-K(key), Masa Komatsu(g), Jay Stixx(ds), Anthony Bailey (vo)
Setlist : Hino Jino Kenji @ Cotton Club, May 28, 2007
セットリスト 日野賢二〜ジーノ・ソウルR&Bセッション
show started 21:33
01. Intro
02. If I Was Your Girl Friend (vocal by Pierre Andrea)
03. Black Ice (vocal by Glynis Martin)
04. If Only You Knew (vocal by Glynis Martin)
05. 7 Am (vocal by Daniel Morgan)
06. Give Me Answer (vocal by Daniel Morgan)
07. So Sick (vocal by Daniel Morgan)
enc. Come Together Jam - including a riff of "Thank You", "It’s Too Funky In Here", "Give Up For The Funk" (all)
show ended 23:09
(2007年5月28日月曜、丸の内コットン・クラブ=日野賢二・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Hino, Kenji
2007-71
【スウェーデン発アカペラグループ、リアル・グループのライヴ】
人気。
スウェーデン出身の男性3人女性2人計5人のアカペラ・グループ、「ザ・リアル・グループ」のライヴがあった。「ザ・リアル・グループ」というのが、グループ名だ。日本のグループ、スクープ・オン・サンバディーとコラボレーションした作品もあり、日本でも徐々に知名度をあげている。
僕はライヴは初めて見たが、何度かすでにショーケースなども含めて来日しているようで、CDも大手プロダクション、アミューズ傘下スパイス・オブ・ライフ・レコードから3枚でている。
驚いたのは、渋谷の東急文化村にあるオーチャード・ホール(収容人数約2150)がほぼ満員になっていたこと。やはりコーラスとかアカペラって人気なのだろうか。
まったくミュージシャンはおらず、素の5人がステージにでて、すべての音を声でだす。一言で言えば、マンハッタン・トランスファーのような感じだ。黒さはなく、マンハッタン・トランスファー風の白いポップできれいなコーラス・グループというイメージ。やはり、テイク6、ナチュラリー7といった次世代アカペラ進化系がでてくると、なかなか勝負も大変だ。(笑)
第二部で、ラジオ番組で出会い意気投合した日本の3人組スクープ・オン・サンバディーとのジョイントがあった。それにしても、タケさんのスター・オーラというか、人を惹きつける部分というのが目立った。
次のコットン・ライヴの時間が迫っていたので本編の最後(「カウント・ベイシー・メドレー)まででアンコール部分は聞けずに出た。しかし、オーチャード、満員はすごいなあ。アミューズのサポート体制はお見事。
Setlist : Real Group at Orchard Hall, Shibuya May 28, 2007
セットリスト リアル・グループ オーチャード・ホール
(according to press release)
1st set
show started 19:16
01. Prime Time Blues
02. I’ll Never Fall In Love Again
03. It Don’t Mean A Thing (If It Ain’t Got That Swing)
04. Uti Var Hage
05. There Goes My Heart (new song)
06. Sweet Lorraine (new song)
07. The Thingamabob
08. Vem Kan Segla
09. Mr. Father
10. Swedish hit Medley: Hooked On A Feeling / Dancing Queen / etc.
show ended 19:59
2nd set
show started 20:20
11. All For Love (+Skoop On Somebody)
12. What You Won’t Do For Love (Skoop On Somebody only)
13. Gota
14. Run Run Run
15. What Are You Doing The Rest Of Your Life
16. Commonly Unique
17. Lift Me Up
18. Basie Medley: (21:03)
Enc. Granada
Enc. Ticket To Ride
Enc. S.O.S
Enc. Hard To Say Goodbye
show ended
(2007年5月28日月曜、渋谷東急文化村・オーチャード・ホール=ザ・リアル・グループ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>The Real Group
2007-70
人気。
スウェーデン出身の男性3人女性2人計5人のアカペラ・グループ、「ザ・リアル・グループ」のライヴがあった。「ザ・リアル・グループ」というのが、グループ名だ。日本のグループ、スクープ・オン・サンバディーとコラボレーションした作品もあり、日本でも徐々に知名度をあげている。
僕はライヴは初めて見たが、何度かすでにショーケースなども含めて来日しているようで、CDも大手プロダクション、アミューズ傘下スパイス・オブ・ライフ・レコードから3枚でている。
驚いたのは、渋谷の東急文化村にあるオーチャード・ホール(収容人数約2150)がほぼ満員になっていたこと。やはりコーラスとかアカペラって人気なのだろうか。
まったくミュージシャンはおらず、素の5人がステージにでて、すべての音を声でだす。一言で言えば、マンハッタン・トランスファーのような感じだ。黒さはなく、マンハッタン・トランスファー風の白いポップできれいなコーラス・グループというイメージ。やはり、テイク6、ナチュラリー7といった次世代アカペラ進化系がでてくると、なかなか勝負も大変だ。(笑)
第二部で、ラジオ番組で出会い意気投合した日本の3人組スクープ・オン・サンバディーとのジョイントがあった。それにしても、タケさんのスター・オーラというか、人を惹きつける部分というのが目立った。
次のコットン・ライヴの時間が迫っていたので本編の最後(「カウント・ベイシー・メドレー)まででアンコール部分は聞けずに出た。しかし、オーチャード、満員はすごいなあ。アミューズのサポート体制はお見事。
Setlist : Real Group at Orchard Hall, Shibuya May 28, 2007
セットリスト リアル・グループ オーチャード・ホール
(according to press release)
1st set
show started 19:16
01. Prime Time Blues
02. I’ll Never Fall In Love Again
03. It Don’t Mean A Thing (If It Ain’t Got That Swing)
04. Uti Var Hage
05. There Goes My Heart (new song)
06. Sweet Lorraine (new song)
07. The Thingamabob
08. Vem Kan Segla
09. Mr. Father
10. Swedish hit Medley: Hooked On A Feeling / Dancing Queen / etc.
show ended 19:59
2nd set
show started 20:20
11. All For Love (+Skoop On Somebody)
12. What You Won’t Do For Love (Skoop On Somebody only)
13. Gota
14. Run Run Run
15. What Are You Doing The Rest Of Your Life
16. Commonly Unique
17. Lift Me Up
18. Basie Medley: (21:03)
Enc. Granada
Enc. Ticket To Ride
Enc. S.O.S
Enc. Hard To Say Goodbye
show ended
(2007年5月28日月曜、渋谷東急文化村・オーチャード・ホール=ザ・リアル・グループ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>The Real Group
2007-70
So Many Raged People These Days
2007年5月28日【切れる客が増えたそうで】
激怒。
たまたま調べ物をしていたら、おもしろい記事に出会った。ちょっと古いが2007年3月16日付けの朝日新聞の記事だ。
「キレる客対策、業界本腰 クラシック演奏会でトラブル急増」
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200703160235.html
要は、最近クラシック・コンサートで他の人のマナーに「切れる客」が増えている、というのだ。このところ、それまでクラシックのコンサートなどに来たことがない若い人たちが増えていて、そうした人たちがマナーがなっていないことが主な原因らしいが、それだけなく、些細なことで「客を外に出せ」などと主催者に言う人が増えたらしい。
僕はクラシックのコンサートにはめったにいかないので、こういうことが起きていることなどまったく知らなかった。しかし、ポピュラー音楽でも、静かな曲を聴かせるものなら、いずれこういうことが起こるかもしれない、と思った。
この記事どおりだとすると、鈴ひとつでその客を引っ張り出すというのは、ちょっと異常にも思える。この傾向っていったいなんなのだろう。やはり、世間のあちこちでいろいろなことに我慢ができずに、すぐに切れる人が増えているということなのだろうか。なぜ切れる人が増えたのかというと、たとえば、コンビニのものやファーストフードやお菓子などばかりを食べていると、切れやすくなるなどという話を聞いたこともある。
まあ、とはいうものの、あらゆるところで、マナーが悪くなった事実は否めないので、それに文句を言う人も多々でてくる、ということだろう。そのためには、いちいちマナーというものを教えなければならなくなる。
ESSAY>
激怒。
たまたま調べ物をしていたら、おもしろい記事に出会った。ちょっと古いが2007年3月16日付けの朝日新聞の記事だ。
「キレる客対策、業界本腰 クラシック演奏会でトラブル急増」
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200703160235.html
要は、最近クラシック・コンサートで他の人のマナーに「切れる客」が増えている、というのだ。このところ、それまでクラシックのコンサートなどに来たことがない若い人たちが増えていて、そうした人たちがマナーがなっていないことが主な原因らしいが、それだけなく、些細なことで「客を外に出せ」などと主催者に言う人が増えたらしい。
僕はクラシックのコンサートにはめったにいかないので、こういうことが起きていることなどまったく知らなかった。しかし、ポピュラー音楽でも、静かな曲を聴かせるものなら、いずれこういうことが起こるかもしれない、と思った。
この記事どおりだとすると、鈴ひとつでその客を引っ張り出すというのは、ちょっと異常にも思える。この傾向っていったいなんなのだろう。やはり、世間のあちこちでいろいろなことに我慢ができずに、すぐに切れる人が増えているということなのだろうか。なぜ切れる人が増えたのかというと、たとえば、コンビニのものやファーストフードやお菓子などばかりを食べていると、切れやすくなるなどという話を聞いたこともある。
まあ、とはいうものの、あらゆるところで、マナーが悪くなった事実は否めないので、それに文句を言う人も多々でてくる、ということだろう。そのためには、いちいちマナーというものを教えなければならなくなる。
ESSAY>
Fukamachi Jun #77 The Final At Art Cafe
2007年5月27日【深町純、アート・カフェでのピアノパーティー最終回】
フィナーレ。
2001年1月の最終土曜日から、恵比寿アート・カフェで始まった深町純のピアノ・パーティー(全曲・即興演奏)が、2007年5月26日(土曜)、アート・カフェにおける最終回を迎えた。アートカフェが地域再開発で、取り壊されるために、アート・カフェでのライヴは77回目で最後となった。来月以降は、深町氏自身が昨年12月に祐天寺にオープンしたカフェ・レストラン「FJズ」で、「キーボード・パーティー」として最終土曜日に続ける。
この日はさすがに、常連さんもかなり前からやってきていた。始まる前からちょっとした熱気にあふれていて、混んでいた。「さすがに混んでますね」と深町さんに言うと「僕は、関係ないから」と涼しい顔。
最終回ということで、話すほうにも熱が入り、この日は圧倒的におしゃべりが多かった。第二部では、深町さんのシンセサイザーによるおなじみの2曲が披露された。
特に最終回ということでも、変わったこともなく、花束贈呈以外は、粛々と演奏され、パーティーは終わった。なお、下記セットリストの「ナチュラル・ウーマン」は来ていた一般の観客の方が、大胆にも深町ピアノで歌おうとしたが、歌と演奏がバラバラになってしまい、かなりひどいものになった。しかし、これも即興というか、出たとこ勝負の宿命か。(笑) また最近お子さんを連れてこられる方がいるが、その子はかわいいのだが、ピアノの前で演奏中もうろうろするので、見ているほうとしてはひじょうに集中力が途切れて目障りだ。お子さんは、後ろのほうでごらんいただきたい。
最後の曲を終えた後、深町さんの音頭で乾杯となった。
なおアート・カフェ自体は、オウナーの鈴木正勝さんによると、すでに現住所から歩いて30秒ほどのところに、候補地を見つけて、来年春をめどに再オープン計画中だという。詳細については、アート・カフェのホームページで案内するという。
■過去関連ウェッブ
前回までのライヴ評など
April 29, 2007
Fukamachi Jun #76: Jun Sings For James McDonnell
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200704/2007_04_29.html
April 30, 2007
Fukamachi Jun Talks: What The Power Of Music Is
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200704/2007_04_30.html
February 26, 2007
Fukamachi Jun #74: Only 3 Parties To Go
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200702/2007_02_26.html
January 30, 2007
Fukamachi Jun’s Every Songs Are Different: Turns Every Songs Are Same
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_30.html
Fukamachi Jun #69
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200610/2006_10_01.html
May 28, 2006
Fukamachi Jun #65: Performer Knows How Do Audiences Feel
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_05_28.html
April 30, 2006
Fukamachi Jun Live #64
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_30.html
(ここに過去記事一覧があります)
■アートカフェ・オフィシャル・ウェッブ
http://artcafe1107.com/
深町純オフィシャル・ウェッブ
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
■Setlist: Fukamachi Jun #77 @ Art Cafe, Ebisu
May 26, 2007 (Saturday)
セットリスト 深町純 ピアノパーティー第77回
1st Set
show started 19:38
01. 2007年5月26日19時54分の作品 (08.07)
02. 2007年5月26日20時01分の作品 (06.04)
03. 2007年5月26日御題拝借作品1. (01.44) (Shanti’s melody)
04. 2007年5月26日御題拝借作品2. (01.43) (Sayama Yuri’s melody)
05. 2007年5月26日20時33分の作品 (08.57)
show ended 20:43
(approximately performing time 26 minutes 35 seconds of 65 minutes show)(.4089)
2nd Set
show started 21.05
01. フォーレの「夢の後に」 (初期の単音のシンセサイザーで)(2.47)
02. 「カタストロフィー」(初期の単音のシンセサイザーで) (5.11)
03. 2007年5月26日21時22分の作品 (9.10)
04. A Song Inspired By "You Make Me Feel Like Natural Woman"(一般観客の方の歌) (3.09)
05. 2007年5月26日21時48分の作品(蛍の光にインスパイアーされて) (13.28)
show ended 22:03
(approximately performing time: 33.45 of 58 minutes show)(.5819)
■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4 第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9 第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1 第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19
(2007年5月26日土曜、恵比寿アートカフェ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2007-69
フィナーレ。
2001年1月の最終土曜日から、恵比寿アート・カフェで始まった深町純のピアノ・パーティー(全曲・即興演奏)が、2007年5月26日(土曜)、アート・カフェにおける最終回を迎えた。アートカフェが地域再開発で、取り壊されるために、アート・カフェでのライヴは77回目で最後となった。来月以降は、深町氏自身が昨年12月に祐天寺にオープンしたカフェ・レストラン「FJズ」で、「キーボード・パーティー」として最終土曜日に続ける。
この日はさすがに、常連さんもかなり前からやってきていた。始まる前からちょっとした熱気にあふれていて、混んでいた。「さすがに混んでますね」と深町さんに言うと「僕は、関係ないから」と涼しい顔。
最終回ということで、話すほうにも熱が入り、この日は圧倒的におしゃべりが多かった。第二部では、深町さんのシンセサイザーによるおなじみの2曲が披露された。
特に最終回ということでも、変わったこともなく、花束贈呈以外は、粛々と演奏され、パーティーは終わった。なお、下記セットリストの「ナチュラル・ウーマン」は来ていた一般の観客の方が、大胆にも深町ピアノで歌おうとしたが、歌と演奏がバラバラになってしまい、かなりひどいものになった。しかし、これも即興というか、出たとこ勝負の宿命か。(笑) また最近お子さんを連れてこられる方がいるが、その子はかわいいのだが、ピアノの前で演奏中もうろうろするので、見ているほうとしてはひじょうに集中力が途切れて目障りだ。お子さんは、後ろのほうでごらんいただきたい。
最後の曲を終えた後、深町さんの音頭で乾杯となった。
なおアート・カフェ自体は、オウナーの鈴木正勝さんによると、すでに現住所から歩いて30秒ほどのところに、候補地を見つけて、来年春をめどに再オープン計画中だという。詳細については、アート・カフェのホームページで案内するという。
■過去関連ウェッブ
前回までのライヴ評など
April 29, 2007
Fukamachi Jun #76: Jun Sings For James McDonnell
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200704/2007_04_29.html
April 30, 2007
Fukamachi Jun Talks: What The Power Of Music Is
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200704/2007_04_30.html
February 26, 2007
Fukamachi Jun #74: Only 3 Parties To Go
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200702/2007_02_26.html
January 30, 2007
Fukamachi Jun’s Every Songs Are Different: Turns Every Songs Are Same
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_30.html
Fukamachi Jun #69
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200610/2006_10_01.html
May 28, 2006
Fukamachi Jun #65: Performer Knows How Do Audiences Feel
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_05_28.html
April 30, 2006
Fukamachi Jun Live #64
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_30.html
(ここに過去記事一覧があります)
■アートカフェ・オフィシャル・ウェッブ
http://artcafe1107.com/
深町純オフィシャル・ウェッブ
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
■Setlist: Fukamachi Jun #77 @ Art Cafe, Ebisu
May 26, 2007 (Saturday)
セットリスト 深町純 ピアノパーティー第77回
1st Set
show started 19:38
01. 2007年5月26日19時54分の作品 (08.07)
02. 2007年5月26日20時01分の作品 (06.04)
03. 2007年5月26日御題拝借作品1. (01.44) (Shanti’s melody)
04. 2007年5月26日御題拝借作品2. (01.43) (Sayama Yuri’s melody)
05. 2007年5月26日20時33分の作品 (08.57)
show ended 20:43
(approximately performing time 26 minutes 35 seconds of 65 minutes show)(.4089)
2nd Set
show started 21.05
01. フォーレの「夢の後に」 (初期の単音のシンセサイザーで)(2.47)
02. 「カタストロフィー」(初期の単音のシンセサイザーで) (5.11)
03. 2007年5月26日21時22分の作品 (9.10)
04. A Song Inspired By "You Make Me Feel Like Natural Woman"(一般観客の方の歌) (3.09)
05. 2007年5月26日21時48分の作品(蛍の光にインスパイアーされて) (13.28)
show ended 22:03
(approximately performing time: 33.45 of 58 minutes show)(.5819)
■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4 第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9 第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1 第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19
(2007年5月26日土曜、恵比寿アートカフェ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2007-69
Hiram Bullock : Plays Stevie Songs
2007年5月26日【ハイラム・ブロック・ライヴ〜スティーヴィー曲にチャレンジ】
超巨体。
しかし、面白い企画を立てるものだ。ニューヨークの人気ギタリスト、ハイラム・ブロックのライヴ。4日で、ジェームス・ブラウン・トリビュート、スティーヴィー・トリビュート、アース・トリビュートなどを行う。金曜は、スティーヴィーの日。
しかし、前日はオリジナルをたっぷり聴くつもりでいったら、冒頭からスティーヴィーのカヴァーで、この日は、スティーヴィー作品を聴くつもりで行ったら、ずっとオリジナルばっかりで、いつスティーヴィーがでてくるのかとずいぶん待たされた。(笑) スティーヴィー作品がでてきたのは、ショー開始から約55分経ってから。その後アンコールまで約50分スティーヴィー曲ばかりだったので、ちょうど、オリジナル、スティーヴィー半々の感じだった。全曲スティーヴィーだと思ったのに少々肩透かし。
しかし、ドラムス、異様に上手。ギター、めちゃくちゃのる。オルガン、相当ファンキー、ベースかなりいい。ということで、たった4人のバンドだが、バンドはタイトで強力。同行ソウルメイト、ハセヤンは、このドラムスを見て「オマー・ハキム以来の強力ドラマー。俺の100倍うまい」と評した。俺と比べるところがハセヤンらしい。
しかし、全編をハイラムが歌い切るのは、少々つらい。あくまでギタリストの歌だからだ。やはり、これだけ歌物が続くのであれば、ちゃんとしたシンガーが欲しくなる。グレン・ジョーンズのような。このバンドにフィーチャー・シンガーでグレンをいれてスティーヴィー曲を歌ってもらえば、かなりいいのでは? (笑)
しかし、ギタリストとしては、テーブルに乗るわ、客席は走り回るわで最高のエンタテイナーだ。あの超巨体(お相撲さん体形)がブルーノートの小さなテーブルの上に乗ると、4−5人のスタッフがいっせいにテーブルを押さえに飛んでくる図がおもしろかった。そして、彼が着ていたTシャツの虎の絵が彼がギターを弾きながら動くと、その筋肉が動いて、目のあたりが瞬くようになり、漫画チックで笑えた。
しかし、後半スティーヴィー作品ばかりになったら、ぐっと観客温度も上がってきた。さすが、スティーヴィー楽曲は強力。木曜はジェームス・ブラウンで、土曜はアース・ウィンド&ファイアー。
■ハイラム・ブロック 『トゥー・ファンキー・トゥ・イグノア』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B84R64/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
Hiram Bullock (Guitar)
Chris Codish (Keyboards)
Frank Gravis (Bass)
Jeremy Gaddie (Drums)
■Setlist : Hiram Bullock @ Blue Note Tokyo, May 25, 2007
セットリスト ハイラム・ブロック ブルーノート
show started 21:31
01. Give Em The Rock
02. Everything U Do
03. Born To Love You
04. Missing U Tonight
05. Bean Burrito
06. Get In The Kitchen
~Stevie Wonder Songs~
07. You Haven’t Done Nothing
08. Maybe Your Baby
09. Signed, Sealed, Delivered I’m Yours
10. Boogie On Reggae Woman
11. I Was Made To Love Her
12. Superstition
13. Living For The City
Enc. Higher Ground
show ended 23:15
(2007年5月25日金曜、東京ブルーノート=ハイラム・ブロック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bullock, Hiram
2007-68
超巨体。
しかし、面白い企画を立てるものだ。ニューヨークの人気ギタリスト、ハイラム・ブロックのライヴ。4日で、ジェームス・ブラウン・トリビュート、スティーヴィー・トリビュート、アース・トリビュートなどを行う。金曜は、スティーヴィーの日。
しかし、前日はオリジナルをたっぷり聴くつもりでいったら、冒頭からスティーヴィーのカヴァーで、この日は、スティーヴィー作品を聴くつもりで行ったら、ずっとオリジナルばっかりで、いつスティーヴィーがでてくるのかとずいぶん待たされた。(笑) スティーヴィー作品がでてきたのは、ショー開始から約55分経ってから。その後アンコールまで約50分スティーヴィー曲ばかりだったので、ちょうど、オリジナル、スティーヴィー半々の感じだった。全曲スティーヴィーだと思ったのに少々肩透かし。
しかし、ドラムス、異様に上手。ギター、めちゃくちゃのる。オルガン、相当ファンキー、ベースかなりいい。ということで、たった4人のバンドだが、バンドはタイトで強力。同行ソウルメイト、ハセヤンは、このドラムスを見て「オマー・ハキム以来の強力ドラマー。俺の100倍うまい」と評した。俺と比べるところがハセヤンらしい。
しかし、全編をハイラムが歌い切るのは、少々つらい。あくまでギタリストの歌だからだ。やはり、これだけ歌物が続くのであれば、ちゃんとしたシンガーが欲しくなる。グレン・ジョーンズのような。このバンドにフィーチャー・シンガーでグレンをいれてスティーヴィー曲を歌ってもらえば、かなりいいのでは? (笑)
しかし、ギタリストとしては、テーブルに乗るわ、客席は走り回るわで最高のエンタテイナーだ。あの超巨体(お相撲さん体形)がブルーノートの小さなテーブルの上に乗ると、4−5人のスタッフがいっせいにテーブルを押さえに飛んでくる図がおもしろかった。そして、彼が着ていたTシャツの虎の絵が彼がギターを弾きながら動くと、その筋肉が動いて、目のあたりが瞬くようになり、漫画チックで笑えた。
しかし、後半スティーヴィー作品ばかりになったら、ぐっと観客温度も上がってきた。さすが、スティーヴィー楽曲は強力。木曜はジェームス・ブラウンで、土曜はアース・ウィンド&ファイアー。
■ハイラム・ブロック 『トゥー・ファンキー・トゥ・イグノア』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B84R64/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
Hiram Bullock (Guitar)
Chris Codish (Keyboards)
Frank Gravis (Bass)
Jeremy Gaddie (Drums)
■Setlist : Hiram Bullock @ Blue Note Tokyo, May 25, 2007
セットリスト ハイラム・ブロック ブルーノート
show started 21:31
01. Give Em The Rock
02. Everything U Do
03. Born To Love You
04. Missing U Tonight
05. Bean Burrito
06. Get In The Kitchen
~Stevie Wonder Songs~
07. You Haven’t Done Nothing
08. Maybe Your Baby
09. Signed, Sealed, Delivered I’m Yours
10. Boogie On Reggae Woman
11. I Was Made To Love Her
12. Superstition
13. Living For The City
Enc. Higher Ground
show ended 23:15
(2007年5月25日金曜、東京ブルーノート=ハイラム・ブロック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bullock, Hiram
2007-68
Glenn Jones: We Want More Your Music
2007年5月25日【グレン・ジョーンズ・ライヴ】
贅沢。
1989年5月、1990年11月(エムザ有明)、その後、90年代中期にヴェルファーレでエリシャ・ラヴァーンとのジョイント・ライヴ(1998年7月?)、その他、クラブ・チッタでのライヴもあったという、意外とよく日本に来ている本格派シンガー、グレン・ジョーンズのコットン初登場ライヴ。1988年にはインタヴューもしていた。
しかし、オープニングからいきなりスティービーのカヴァー「サインド・シールド・・・」には驚いた。しかも、そこにはいない女性コーラスの声が録音で聞こえてくる。本物の女性コーラスのシンガーが欲しい。うむ、いいシンガーだけに・・・。
ドラムス、ギター、ベース、キーボードにグレン・ジョーンズというオンステージは5人。全10曲中、カヴァーが5曲。これだと普通のトップ40シンガーになってしまうのでは。う〜む、いいシンガーだけに・・・。
ライヴ後は、サイン会になったが、2−30人はサイン会に並んだのではないか。それだけ、熱心なファンが多かったということの証だ。実力派グレン・ジョーンズ。さすが、いいシンガーだけはある。
そこで、サイン会の最後にちらっと尋ねた。なぜコーラスを連れてこなかったのですか。「ああ、ビジネス的な・・・」 「予算の問題ですか(笑)」 「まあ、そういうことだ(笑)」 連れて来れなければ、日本在住のソウルシンガーを起用する手もある。カヴァー半分は多すぎない? 「いや、みんながどこまで僕の曲を知っているかわからないので。誰もが知ってる曲とのバランスをとったんだよ」 「なるほど、でも、ファンのみんなはあなたのオリジナルを聴きたいと思っていますよ」 「So you want my music! I gotcha(君たちは僕のオリジナルが聴きたいんだね。わかった)」
「最後に日本に来たのはいつですか」と尋ねると、マネジャーとともに「ちょうど、今、それを考えていたところなんだ」。僕が「1990年のエムザのライヴは、ひじょうによく覚えています」と言うと、「おお、イエー、あの時は、ジェノビア・ジーターと一緒に来たんだ」。彼女は、今、独自に活動していて、グレンのレコーディングにはつきあうが、ライヴには帯同しないという。「以前、(彼女とは)結婚していたんだよ」と彼が言ったので、「はい、知ってますよ」と答えた。どうやら、今は別れているようだ。
「グレンはずっと好きで全部アルバム持ってます。『イン・ユー』聴きたかったなあ」というのは、ラッパー下町兄弟の工藤さん。別席でライヴを見ていたソウルメイトIさん。「レコードと寸分違わずに歌うでしょう。だから、目をつぶって聴いていると最高ですよ。で、目を開けると本物のグレンがそこにいる。これは最高の贅沢でしょう」 おっしゃる通り。
■グレン・ジョーンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000070CS/soulsearchiho-22/ref=nosim
■メンバー
Glenn Jones(vo), Antonio Walker(key), Stephen Bethany(g), Antwaune Davis(b), Edward Cleveland(ds)
■Setlist : Glenn Jones @ Cotton Club, May 24, 2007
セットリスト グレン・ジョーンズ コットン・クラブ
show started 21:35
01. Signed, Sealed Delivered And I’m Yours (including a riff of "Sir Duke") [Stevie Wonder]
02. We’ve Only Just Begun
03. Here I Go Again
04. What’s Going On [Marvin Gaye, Donny Hathaway]
05. Nobody Wants You When You’re Down And Out [Bobby Womack]
06. I Love You More Than You’ll Ever Know [Donny Hathaway]
07. Show Me
08. Baby Come Home
09. I’ve Been Searchin’ (Nobody Like You)
Enc. I Wish [Stevie Wonder]
show ended 22:40
(2007年5月24日木曜、丸の内コットン・クラブ=グレン・ジョーンズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Jones, Glenn
2007-67
贅沢。
1989年5月、1990年11月(エムザ有明)、その後、90年代中期にヴェルファーレでエリシャ・ラヴァーンとのジョイント・ライヴ(1998年7月?)、その他、クラブ・チッタでのライヴもあったという、意外とよく日本に来ている本格派シンガー、グレン・ジョーンズのコットン初登場ライヴ。1988年にはインタヴューもしていた。
しかし、オープニングからいきなりスティービーのカヴァー「サインド・シールド・・・」には驚いた。しかも、そこにはいない女性コーラスの声が録音で聞こえてくる。本物の女性コーラスのシンガーが欲しい。うむ、いいシンガーだけに・・・。
ドラムス、ギター、ベース、キーボードにグレン・ジョーンズというオンステージは5人。全10曲中、カヴァーが5曲。これだと普通のトップ40シンガーになってしまうのでは。う〜む、いいシンガーだけに・・・。
ライヴ後は、サイン会になったが、2−30人はサイン会に並んだのではないか。それだけ、熱心なファンが多かったということの証だ。実力派グレン・ジョーンズ。さすが、いいシンガーだけはある。
そこで、サイン会の最後にちらっと尋ねた。なぜコーラスを連れてこなかったのですか。「ああ、ビジネス的な・・・」 「予算の問題ですか(笑)」 「まあ、そういうことだ(笑)」 連れて来れなければ、日本在住のソウルシンガーを起用する手もある。カヴァー半分は多すぎない? 「いや、みんながどこまで僕の曲を知っているかわからないので。誰もが知ってる曲とのバランスをとったんだよ」 「なるほど、でも、ファンのみんなはあなたのオリジナルを聴きたいと思っていますよ」 「So you want my music! I gotcha(君たちは僕のオリジナルが聴きたいんだね。わかった)」
「最後に日本に来たのはいつですか」と尋ねると、マネジャーとともに「ちょうど、今、それを考えていたところなんだ」。僕が「1990年のエムザのライヴは、ひじょうによく覚えています」と言うと、「おお、イエー、あの時は、ジェノビア・ジーターと一緒に来たんだ」。彼女は、今、独自に活動していて、グレンのレコーディングにはつきあうが、ライヴには帯同しないという。「以前、(彼女とは)結婚していたんだよ」と彼が言ったので、「はい、知ってますよ」と答えた。どうやら、今は別れているようだ。
「グレンはずっと好きで全部アルバム持ってます。『イン・ユー』聴きたかったなあ」というのは、ラッパー下町兄弟の工藤さん。別席でライヴを見ていたソウルメイトIさん。「レコードと寸分違わずに歌うでしょう。だから、目をつぶって聴いていると最高ですよ。で、目を開けると本物のグレンがそこにいる。これは最高の贅沢でしょう」 おっしゃる通り。
■グレン・ジョーンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000070CS/soulsearchiho-22/ref=nosim
■メンバー
Glenn Jones(vo), Antonio Walker(key), Stephen Bethany(g), Antwaune Davis(b), Edward Cleveland(ds)
■Setlist : Glenn Jones @ Cotton Club, May 24, 2007
セットリスト グレン・ジョーンズ コットン・クラブ
show started 21:35
01. Signed, Sealed Delivered And I’m Yours (including a riff of "Sir Duke") [Stevie Wonder]
02. We’ve Only Just Begun
03. Here I Go Again
04. What’s Going On [Marvin Gaye, Donny Hathaway]
05. Nobody Wants You When You’re Down And Out [Bobby Womack]
06. I Love You More Than You’ll Ever Know [Donny Hathaway]
07. Show Me
08. Baby Come Home
09. I’ve Been Searchin’ (Nobody Like You)
Enc. I Wish [Stevie Wonder]
show ended 22:40
(2007年5月24日木曜、丸の内コットン・クラブ=グレン・ジョーンズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Jones, Glenn
2007-67
【「ソウル・サーチャー」たちコットンクラブに〜フィリップ・ウーのビリー・プレストン・トリビュート再演、日野ジーノ賢二も】
再演。
人気キーボード奏者でソウル・サーチャーのひとり、フィリップ・ウーが4月に行った彼のアイドル、ビリー・プレストンのトリビュート・ライヴが、6月にコットン・クラブで再演されることになった。
前回のステージでは、ケイリブ・ジェームスとロビー・ダンジーのデュエットによる「ウィズ・ユー・アイム・ボーン・アゲイン」など、実にすばらしい作品がパフォーマンスされている。フィリップは、キーボードを自在に操るが、特にハモンドB3のオルガンのプレイは圧倒的。コットンではパフォーマンス時間が若干短くなるので、下記セットリスト15曲からセレクトされての演奏になるが、フィリップの熱いプレイが堪能できるだろう。
前回のメンバーとセットリストをご紹介しよう。
Philip Woo presents “A Tribute to Billy Preston” @ Blues Alley
(Pf/HAMMOND B-3/Key)Philip Woo (Key/Vo)Kaleb James (G)“Hank”Nishiyama (B)Cliff Archer (Ds)Jay Stixx (Sax)春名正治 (Tp)佐々木史郎 (Tb)佐野聡 Guest (Vo) Robbie Danzie
1st set
01. Space Race
02. Nothing From Nothing
03. John Henry
04. God Is Great
05. Get Back
06. Let It Be
07. The Bus
2nd set
01. Outa Space
02. Amazing Grace
03. That’s The Way God Planned It
04. I Wrote A Simple Song
05. With You, I’m Born Again
06. Should Have Known Better
07. Will It Go Round In Circles
Enc. You’re So Beautiful
(2007年4月19日木曜、目黒ブルース・アレー=フィリップ・ウー&フレンズ・ライヴ)
■フィリップ過去関連記事(ビリー・プレストンについて)
April 04, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_04.html
April 05, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_05.html
■ PHILIP WOO "A Tribute To Billy Preston"
2007年6月5日(火曜)、6月6日(水曜)
丸の内コットン・クラブ 午後7時、午後9時半 (入れ替え)
◎料金 自由席/テーブル席 : ¥5,250
◎指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥7,350 BOX B (2名席) : お1人様¥6,300 BOX S (2名席) : お1人様¥6,825 SEAT C (2名席) : お1人様¥6,300
◎今回のメンバー フィリップ・ウー "ア・トリビュート・トゥ・ビリー・プレストン"
Philip Woo(org,key), Kaleb James(vo,key), Robbie Danzie(vo), Satoshi Sano(tb), Shiro Sasaki(tp), Shoji Haruna(sax,per ※6.5のみ), Hajime Yamamoto(sax,per ※6.6のみ), Hank Nishiyama(g), Clifford Archer(b), Jay Stixx(ds)
◎予約受け付け電話 03-3215-1555(受付時間 11:00 am 〜11:00 pm)
+++++++++++++++++
また、同じくコットン・クラブで来週、ソウル・サーチャーのひとり、ファンキーなベース奏者、日野賢二のソウル、R&Bセッションが行われる。28日は、特にヴォーカルに4人の強力R&Bシンガーが揃い、なかなかおもしろそうだ。
■ JINO Presents “Soul R&B Session”
2007年5月28日(月)、5月29日(火)
丸の内コットン・クラブ 午後7時、午後9時半(入れ替え)
◎料金 自由席/テーブル席 : ¥4,725
指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥6,825 BOX B (2名席) : お1人様¥5,775 BOX S (2名席) : お1人様¥6,300 SEAT C (2名席) : お1人様¥5,775
◎予約受け付け電話 03-3215-1555(受付時間 11:00 am 〜11:00 pm)
■メンバー
日野賢二 プレゼンツ “ソウル R&B セッション”
日野 "JINO" 賢二(b), Daniel Morgan(vo ※5.28のみ), Glynis Martin(vo ※5.28のみ), Argie Martin(vo ※5.28のみ), Paula Johnson(vo ※5.28のみ), Tina(vo ※5.29のみ), Pierre Andrea(sax,vo), Gary Scotto(sax,vo), PENNY-K(key), MASA(g), Jay Stixx(ds), 他メンバー未定
コットン・クラブ・ウェッブ
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/index.html
+++++
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT
再演。
人気キーボード奏者でソウル・サーチャーのひとり、フィリップ・ウーが4月に行った彼のアイドル、ビリー・プレストンのトリビュート・ライヴが、6月にコットン・クラブで再演されることになった。
前回のステージでは、ケイリブ・ジェームスとロビー・ダンジーのデュエットによる「ウィズ・ユー・アイム・ボーン・アゲイン」など、実にすばらしい作品がパフォーマンスされている。フィリップは、キーボードを自在に操るが、特にハモンドB3のオルガンのプレイは圧倒的。コットンではパフォーマンス時間が若干短くなるので、下記セットリスト15曲からセレクトされての演奏になるが、フィリップの熱いプレイが堪能できるだろう。
前回のメンバーとセットリストをご紹介しよう。
Philip Woo presents “A Tribute to Billy Preston” @ Blues Alley
(Pf/HAMMOND B-3/Key)Philip Woo (Key/Vo)Kaleb James (G)“Hank”Nishiyama (B)Cliff Archer (Ds)Jay Stixx (Sax)春名正治 (Tp)佐々木史郎 (Tb)佐野聡 Guest (Vo) Robbie Danzie
1st set
01. Space Race
02. Nothing From Nothing
03. John Henry
04. God Is Great
05. Get Back
06. Let It Be
07. The Bus
2nd set
01. Outa Space
02. Amazing Grace
03. That’s The Way God Planned It
04. I Wrote A Simple Song
05. With You, I’m Born Again
06. Should Have Known Better
07. Will It Go Round In Circles
Enc. You’re So Beautiful
(2007年4月19日木曜、目黒ブルース・アレー=フィリップ・ウー&フレンズ・ライヴ)
■フィリップ過去関連記事(ビリー・プレストンについて)
April 04, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_04.html
April 05, 2007
Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_04_05.html
■ PHILIP WOO "A Tribute To Billy Preston"
2007年6月5日(火曜)、6月6日(水曜)
丸の内コットン・クラブ 午後7時、午後9時半 (入れ替え)
◎料金 自由席/テーブル席 : ¥5,250
◎指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥7,350 BOX B (2名席) : お1人様¥6,300 BOX S (2名席) : お1人様¥6,825 SEAT C (2名席) : お1人様¥6,300
◎今回のメンバー フィリップ・ウー "ア・トリビュート・トゥ・ビリー・プレストン"
Philip Woo(org,key), Kaleb James(vo,key), Robbie Danzie(vo), Satoshi Sano(tb), Shiro Sasaki(tp), Shoji Haruna(sax,per ※6.5のみ), Hajime Yamamoto(sax,per ※6.6のみ), Hank Nishiyama(g), Clifford Archer(b), Jay Stixx(ds)
◎予約受け付け電話 03-3215-1555(受付時間 11:00 am 〜11:00 pm)
+++++++++++++++++
また、同じくコットン・クラブで来週、ソウル・サーチャーのひとり、ファンキーなベース奏者、日野賢二のソウル、R&Bセッションが行われる。28日は、特にヴォーカルに4人の強力R&Bシンガーが揃い、なかなかおもしろそうだ。
■ JINO Presents “Soul R&B Session”
2007年5月28日(月)、5月29日(火)
丸の内コットン・クラブ 午後7時、午後9時半(入れ替え)
◎料金 自由席/テーブル席 : ¥4,725
指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥6,825 BOX B (2名席) : お1人様¥5,775 BOX S (2名席) : お1人様¥6,300 SEAT C (2名席) : お1人様¥5,775
◎予約受け付け電話 03-3215-1555(受付時間 11:00 am 〜11:00 pm)
■メンバー
日野賢二 プレゼンツ “ソウル R&B セッション”
日野 "JINO" 賢二(b), Daniel Morgan(vo ※5.28のみ), Glynis Martin(vo ※5.28のみ), Argie Martin(vo ※5.28のみ), Paula Johnson(vo ※5.28のみ), Tina(vo ※5.29のみ), Pierre Andrea(sax,vo), Gary Scotto(sax,vo), PENNY-K(key), MASA(g), Jay Stixx(ds), 他メンバー未定
コットン・クラブ・ウェッブ
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/index.html
+++++
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT
【フィリップ&ハンク&ユリ神野】
以心伝心。
先日の『ソウル・サーチン:ザ・セッション〜アレサ・フランクリン』でも「エイント・ノー・ウェイ」や「ロック・ステディー」などを歌ってくれた神野ゆりさんが、フィリップ&ハンクの「双子コンビ」のフィーチャリング・ゲストで登場。ソロをじっくり聞くのは、チャチャ・ハウス以来。
四谷メビウスは、小さなライヴハウスなので、まるでフィリップの自宅のリヴィングルームに仲間を集めて、セッションをしているような感覚になる。フィリップのピアノとハンコ屋さんのギターだけにあわせて、ゆりさんが歌う。やはり、驚かされるのが、演奏はピアノとギターだけなのに、ゆりさんの18番のひとつ、「アイ・キャント・スタンダ・ザ・レイン」をやると、それだけで、えらくファンキーになるところ。そして、歌がまたソウルフル。
今日の「涙そうそう(なだそうそう)」は、しっかり泣かずに歌いきりました。(拍手) そして、続くルーサーなどでおなじみ「イフ・オンリー・フォー・ワン・ナイト」も実に味わい深い歌唱を聞かせた。奇しくも、「ゲット・ヒア」とこの「イフ・オンリー・・・」は、ブレンダ・ラッセルの作品。なるほど、こういうメロディアスな曲が彼女には向いているのかもしれない。
ちょうど、おなじく『ソウル・サーチン』でベースをプレイしてくれた原たけしさんが来ていて、一緒に見ることになった。原さん曰く「(ゆりさんは)日本一うまいよ。彼女が売れないで、他の誰が売れるの」と絶賛コメント。
ゆりさんは、最後にKeep live music aliveと、ライヴ音楽を生かしつづけましょう、と言った。現在この3人は、久保田利伸&クレバの全国ツアーに帯同している。
ところでフィリップ&ハンクを「双子コンビ」と書いたのは、ときどき、フィリップがハンコ屋さんのことを「兄弟」とか「双子」というから。この日、立ち話の中で二人は長く一緒にやってきて「以心伝心(いしんでんしん)」と「あうんの呼吸」だよね、ということを一生懸命、ない英語力の中で説明しようとしたら、フィリップに「あ、双子みたいなもんでしょ」と言われて、そこで会話が終わった。(笑)
どうやって英語で説明すればいいのか、戻って調べた。以下はyahoo 辞書より。
・両者のあうんの呼吸が合っている
They are on the same wavelength./Their minds work the same way [run in the same channels].
・以心伝心
direct communication from mind to mind
・以心伝心でお互いの気持ちがよく分かるらしい
They seem to understand each other by some sort of telepathy.
■フィリップ、コットンクラブでビリー・プレストン・トリビュート
フィリップ・ウー "ア・トリビュート・トゥ・ビリー・プレストン"
Philip Woo(org,key), Kaleb James(vo,key), Robbie Danzie(vo), Satoshi Sano(tb), Shiro Sasaki(tp), Shoji Haruna(sax,per ※6.5のみ), Hajime Yamamoto(sax,per ※6.6のみ), Hank Nishiyama(g), Clifford Archer(b), Jay Stixx(ds)
2007年6月5日(火曜)、6月6日(水曜) 午後7時、9時半
自由席/テーブル席 : ¥5,250
コットンクラブhttp://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/
■神野ゆりオフィシャル・ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/divafresh/
■フィリップ・ウー・オフィシャル・ブログ
http://blog.goo.ne.jp/philipwoo
■フィリップ&ハンク、ユリ過去関連記事
February 16, 2007
Philip Woo & Friends @ Cha Cha House
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_02_16.html
(ここにフィリップ関連過去記事一覧があります)
■Setlist : Philip & Hank Featuring Yuri Kamino At Mobius, Yotsuya, May 22, 2007
セットリスト : フィリップ・ウー、西山ハンコ屋、神野ユリ
1st set
show started 20:05
01. Power House (Instrumental) [Chester Thompson]
02. Get Here [Brenda Russell, Oleta Adams]
03. Betcha By Golly Wow [Stylistics, Phylis Hyman, Prince]
04. I Can’t Stand The Rain [Ann Peebles, Graham Central Station]
05. Stop, Look, Listen [Stylistics]
show ended 20:39
2nd set
show started 21:18
01. Along Came Betty [Quincy Jones - "Body Heat" album]
02. Sweet Love [Anita Baker]
03. The Sound Of Carnival [久保田利伸]
04. 涙そうそう [夏川りみ]
05. If Only For One Night [Brenda Russell, Luther Vandross]
show ended 22.02
3rd set
show started 22:41
01.
02. I Still Believe [Brenda K. Starr]
03. Save the Best For The Last [Vanessa Williams]
04. Calling You [Jobette Steel]
05. Sweet Thing [Rufus/Chaka Kahn]
06. Don’t You Worry ’Bout A Thing [Stevie Wonder, Incognito]
show ended 23:23
(2007年5月22日火曜、四谷メビウス=フィリップ・ウー、ハンコ屋西山、神野ゆり・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip / Nishiyama Hanku / Kamino, Yuri
2007-66
以心伝心。
先日の『ソウル・サーチン:ザ・セッション〜アレサ・フランクリン』でも「エイント・ノー・ウェイ」や「ロック・ステディー」などを歌ってくれた神野ゆりさんが、フィリップ&ハンクの「双子コンビ」のフィーチャリング・ゲストで登場。ソロをじっくり聞くのは、チャチャ・ハウス以来。
四谷メビウスは、小さなライヴハウスなので、まるでフィリップの自宅のリヴィングルームに仲間を集めて、セッションをしているような感覚になる。フィリップのピアノとハンコ屋さんのギターだけにあわせて、ゆりさんが歌う。やはり、驚かされるのが、演奏はピアノとギターだけなのに、ゆりさんの18番のひとつ、「アイ・キャント・スタンダ・ザ・レイン」をやると、それだけで、えらくファンキーになるところ。そして、歌がまたソウルフル。
今日の「涙そうそう(なだそうそう)」は、しっかり泣かずに歌いきりました。(拍手) そして、続くルーサーなどでおなじみ「イフ・オンリー・フォー・ワン・ナイト」も実に味わい深い歌唱を聞かせた。奇しくも、「ゲット・ヒア」とこの「イフ・オンリー・・・」は、ブレンダ・ラッセルの作品。なるほど、こういうメロディアスな曲が彼女には向いているのかもしれない。
ちょうど、おなじく『ソウル・サーチン』でベースをプレイしてくれた原たけしさんが来ていて、一緒に見ることになった。原さん曰く「(ゆりさんは)日本一うまいよ。彼女が売れないで、他の誰が売れるの」と絶賛コメント。
ゆりさんは、最後にKeep live music aliveと、ライヴ音楽を生かしつづけましょう、と言った。現在この3人は、久保田利伸&クレバの全国ツアーに帯同している。
ところでフィリップ&ハンクを「双子コンビ」と書いたのは、ときどき、フィリップがハンコ屋さんのことを「兄弟」とか「双子」というから。この日、立ち話の中で二人は長く一緒にやってきて「以心伝心(いしんでんしん)」と「あうんの呼吸」だよね、ということを一生懸命、ない英語力の中で説明しようとしたら、フィリップに「あ、双子みたいなもんでしょ」と言われて、そこで会話が終わった。(笑)
どうやって英語で説明すればいいのか、戻って調べた。以下はyahoo 辞書より。
・両者のあうんの呼吸が合っている
They are on the same wavelength./Their minds work the same way [run in the same channels].
・以心伝心
direct communication from mind to mind
・以心伝心でお互いの気持ちがよく分かるらしい
They seem to understand each other by some sort of telepathy.
■フィリップ、コットンクラブでビリー・プレストン・トリビュート
フィリップ・ウー "ア・トリビュート・トゥ・ビリー・プレストン"
Philip Woo(org,key), Kaleb James(vo,key), Robbie Danzie(vo), Satoshi Sano(tb), Shiro Sasaki(tp), Shoji Haruna(sax,per ※6.5のみ), Hajime Yamamoto(sax,per ※6.6のみ), Hank Nishiyama(g), Clifford Archer(b), Jay Stixx(ds)
2007年6月5日(火曜)、6月6日(水曜) 午後7時、9時半
自由席/テーブル席 : ¥5,250
コットンクラブhttp://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/
■神野ゆりオフィシャル・ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/divafresh/
■フィリップ・ウー・オフィシャル・ブログ
http://blog.goo.ne.jp/philipwoo
■フィリップ&ハンク、ユリ過去関連記事
February 16, 2007
Philip Woo & Friends @ Cha Cha House
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_02_16.html
(ここにフィリップ関連過去記事一覧があります)
■Setlist : Philip & Hank Featuring Yuri Kamino At Mobius, Yotsuya, May 22, 2007
セットリスト : フィリップ・ウー、西山ハンコ屋、神野ユリ
1st set
show started 20:05
01. Power House (Instrumental) [Chester Thompson]
02. Get Here [Brenda Russell, Oleta Adams]
03. Betcha By Golly Wow [Stylistics, Phylis Hyman, Prince]
04. I Can’t Stand The Rain [Ann Peebles, Graham Central Station]
05. Stop, Look, Listen [Stylistics]
show ended 20:39
2nd set
show started 21:18
01. Along Came Betty [Quincy Jones - "Body Heat" album]
02. Sweet Love [Anita Baker]
03. The Sound Of Carnival [久保田利伸]
04. 涙そうそう [夏川りみ]
05. If Only For One Night [Brenda Russell, Luther Vandross]
show ended 22.02
3rd set
show started 22:41
01.
02. I Still Believe [Brenda K. Starr]
03. Save the Best For The Last [Vanessa Williams]
04. Calling You [Jobette Steel]
05. Sweet Thing [Rufus/Chaka Kahn]
06. Don’t You Worry ’Bout A Thing [Stevie Wonder, Incognito]
show ended 23:23
(2007年5月22日火曜、四谷メビウス=フィリップ・ウー、ハンコ屋西山、神野ゆり・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip / Nishiyama Hanku / Kamino, Yuri
2007-66
Naturally 7: Magnificent 7’s Vocal Play
2007年5月22日【ナチュラリー7・ライヴ、新ベース・ヴォーカルを向かえて】
独自。
本当に各種楽器を取り揃えています、という感じだ。すべての音が、人間の口からでてくる脅威のヴォーカル・グループ、ナチュラリー7のライヴ。来日は2006年7月以来、ほぼ10ヶ月ぶり今回で4回目。コットン・クラブは初登場。
ドラムス、ギター、ベース(エレキもアコースティックも)、キーボード、シンセサイザー、フルート、トロンボーン、DJ、ハーモニカなどなど。このところ、エア・ギターという、レコードにあわせてギターを弾いてるふりをするアクションが大流行だが、ナチュラリー7は、エア・ベース、エア・ドラムス、エアすべてだ。(笑)
今回あれっと思ったのが、ベース・ヴォーカル。ちょっと若い人がいるな、と思ったら、7−8ヶ月ほど前に新しく入ったアーマッド・ホップス・ハットンという人物だった。来日は初になる。前任者がグループを脱退し、新メンバーを探していたところ、友人の紹介という形でグループに入った。リーダー格ロジャーによれば、「探してたんだけど、最初に彼を紹介されたので、もうすぐに決まったよ(笑)」という。この日も、低音の魅力を思う存分発揮していた。
「リード・シンガー、ジャマールはいったいどれくらい高い声を出せるか、みんな聞きたくないかい?」とリーダー、ロジャーが言う。そして、おもむろにジャマールが低いところから徐々に高いところまで声をだす。かと思えば、「7−8年前、僕たちが始めた頃、こんな曲を歌っていた」と言って、センターに立てられたマイクの回りに集まり、みんなで歌うサイモン&ガーファンクルのメドレー。各個人の楽器(!)を紹介するメンバー紹介のコーナーなど、もりだくさんだ。もちろん、いつものDJプレイも、アナログ・レコードに針を落として聞こえるチリチリ音もでてくる。
これだけのヴォーカル・プレイを聴かせるアーティストは、現状、他にいない。まさにワン&オンリー。
■最新作『レディ・II・フライ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CBO0U8/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■過去関連記事
2004/06/05 (Sat)
Naturally 7: The Magnificent 7 Proved The Theory Of Evolution, Naturally
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040605-1.html
2004/06/06 (Sun)
Naturally 7 Talk: They Could Sing Anywhere, Anytime
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20040606.html
2004/10/07 (Thu)
Naturally 7 Will Hit First Japan Tour
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200410/diary20041007.html
2004/12/07 (Tue)
Naturally 7: Live At AX: It’s The Art
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041207.html
2004/12/08 (Wed)
More Naturally 7: They Bless This House
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041208.html
July 09, 2006
Naturally 7 Live: All Sounds Made By Human Voice
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_09.html
■メンバー
ナチュラリー 7
Dwight Stewart (trombone, vo), Garfield Buckley (harmonica, vo), Jamal Reed (guitar, vo), Roger Thomas (vo), Warren Thomas (drums,vo), Rod Eldridge (DJ, vo), Armand Hutton (bass, vo)
(楽器名を書いてありますが、あくまで口で出す音の楽器の種類です)
■Setlist : Naturally 7 @ Cotton Club, May 21, 2007
セットリスト ナチュラリー7 コットンクラブ
show started 21:45
01. Fly Baby
02. Can Ya Feel It
03. Broken Wings
04. Another You
05. What Is It -- A riff of "Human Nature"
--. Jamal’s High Voice
06. Say You Love Me
07. Simon & Garfunkel Medley: The Sound Of Silence - Scarborough Fair - April Come She Will
08. Members’ Solo: A riff of "The Way We Were" (Trombone), A riff of "Summertime" (Harmonica) , Bass, DJs, Guitar, Drums, etc.
09. Harder Than That
10. Amazing Grace
11. "Stay With Me Lord (Be With Me Jesus)"??
12. Feel It In The Air
Enc. Gone With The Wind
show ended 23.06
(2007年5月21日月曜、丸の内コットンクラブ=ナチュラリー7・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Naturally 7
2007-65
独自。
本当に各種楽器を取り揃えています、という感じだ。すべての音が、人間の口からでてくる脅威のヴォーカル・グループ、ナチュラリー7のライヴ。来日は2006年7月以来、ほぼ10ヶ月ぶり今回で4回目。コットン・クラブは初登場。
ドラムス、ギター、ベース(エレキもアコースティックも)、キーボード、シンセサイザー、フルート、トロンボーン、DJ、ハーモニカなどなど。このところ、エア・ギターという、レコードにあわせてギターを弾いてるふりをするアクションが大流行だが、ナチュラリー7は、エア・ベース、エア・ドラムス、エアすべてだ。(笑)
今回あれっと思ったのが、ベース・ヴォーカル。ちょっと若い人がいるな、と思ったら、7−8ヶ月ほど前に新しく入ったアーマッド・ホップス・ハットンという人物だった。来日は初になる。前任者がグループを脱退し、新メンバーを探していたところ、友人の紹介という形でグループに入った。リーダー格ロジャーによれば、「探してたんだけど、最初に彼を紹介されたので、もうすぐに決まったよ(笑)」という。この日も、低音の魅力を思う存分発揮していた。
「リード・シンガー、ジャマールはいったいどれくらい高い声を出せるか、みんな聞きたくないかい?」とリーダー、ロジャーが言う。そして、おもむろにジャマールが低いところから徐々に高いところまで声をだす。かと思えば、「7−8年前、僕たちが始めた頃、こんな曲を歌っていた」と言って、センターに立てられたマイクの回りに集まり、みんなで歌うサイモン&ガーファンクルのメドレー。各個人の楽器(!)を紹介するメンバー紹介のコーナーなど、もりだくさんだ。もちろん、いつものDJプレイも、アナログ・レコードに針を落として聞こえるチリチリ音もでてくる。
これだけのヴォーカル・プレイを聴かせるアーティストは、現状、他にいない。まさにワン&オンリー。
■最新作『レディ・II・フライ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CBO0U8/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■過去関連記事
2004/06/05 (Sat)
Naturally 7: The Magnificent 7 Proved The Theory Of Evolution, Naturally
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040605-1.html
2004/06/06 (Sun)
Naturally 7 Talk: They Could Sing Anywhere, Anytime
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20040606.html
2004/10/07 (Thu)
Naturally 7 Will Hit First Japan Tour
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200410/diary20041007.html
2004/12/07 (Tue)
Naturally 7: Live At AX: It’s The Art
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041207.html
2004/12/08 (Wed)
More Naturally 7: They Bless This House
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041208.html
July 09, 2006
Naturally 7 Live: All Sounds Made By Human Voice
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_09.html
■メンバー
ナチュラリー 7
Dwight Stewart (trombone, vo), Garfield Buckley (harmonica, vo), Jamal Reed (guitar, vo), Roger Thomas (vo), Warren Thomas (drums,vo), Rod Eldridge (DJ, vo), Armand Hutton (bass, vo)
(楽器名を書いてありますが、あくまで口で出す音の楽器の種類です)
■Setlist : Naturally 7 @ Cotton Club, May 21, 2007
セットリスト ナチュラリー7 コットンクラブ
show started 21:45
01. Fly Baby
02. Can Ya Feel It
03. Broken Wings
04. Another You
05. What Is It -- A riff of "Human Nature"
--. Jamal’s High Voice
06. Say You Love Me
07. Simon & Garfunkel Medley: The Sound Of Silence - Scarborough Fair - April Come She Will
08. Members’ Solo: A riff of "The Way We Were" (Trombone), A riff of "Summertime" (Harmonica) , Bass, DJs, Guitar, Drums, etc.
09. Harder Than That
10. Amazing Grace
11. "Stay With Me Lord (Be With Me Jesus)"??
12. Feel It In The Air
Enc. Gone With The Wind
show ended 23.06
(2007年5月21日月曜、丸の内コットンクラブ=ナチュラリー7・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Naturally 7
2007-65
【ドン勝本・トリビュート】
灯台下暗し。
2007年4月19日に57歳で他界した日本のキング・オブ・ソウル、ドン勝本さんのトリビュート・イヴェントが、5月20日、白金の勝本氏がオウナーだった店「ダンステリア」で行われた。この5月20日は、勝本氏の58歳の誕生日。ニック岡井氏、江守アイ氏らがDJを担当して、観客らと故人を偲んだ。
現在、有志の間で勝本氏の遺骨の一部を、オーガスタのジェームス・ブラウンのお墓の近くに埋めてもらうという話が進んでいる。ブラウンの息子のひとりであるダリルとの間で、基本的には話が了承されている、という。あとは、日程と、具体的にどのあたりの場所に、どのように埋葬するかということらしい。
葬儀以来、江守氏、ニック氏らと話をした。そんな中で、江守氏も、勝本氏との思い出を含めて、何か形に残したいという強い希望を持っている。江守氏は、銀河出版から以前『ディスコ伝説』(1997年発売、その後2002年に新装改訂版発売)をリリース。ここで日本のディスコについて資料的にまとめた。そこで、ダンサー、ダンスを切り口にした資料的な作品や、また、江守氏、勝本氏、ニック氏などが活躍した新宿のディスコシーンについても書こうと考えている、という。
そんな話をしているうちに、江守さんから「吉岡の『ソウル・サーチン』という本あるでしょう。あれの、日本版みたいのって書けないの? 今、いろいろ考えているんだけど、さすがに自分の話は自分では書きにくいので、吉岡が、僕のこととか、勝本のこととか、『ソウル・サーチン』という切り口で書いてみない? その時は、いくらでも取材してください、資料、全部だしますよ(笑)」と言われた。「ほら、カツはカツでジェームス・ブラウンとあれだけ親しいわけでしょう。それで、僕は僕で、デイヴィッド・シーを始めとするテンプスやエディー・ケンドリックス、あるいは、オーティス・クレイ、それからルーファス・トーマスなんかとの思い出もたくさんあるのよ。最初のデイヴィッドのアルバムを作る時のエピソードとか、ちょろっと話すとみんなおもしろい、って言うんだよ」 なるほど、これぞ灯台下暗しだ。
確かにそうだ。江守さんとは、かつて「ギャングスター」というソウル、ディスコのミニコミを何冊か出したっけ。江守さんの当時のアパートあたりで、深夜まで校正をしたこともあった。「やりましょう、やりましょう」と二つ返事で答えた。
ここまで長くいろいろとやってくると、みなそれぞれに語るべきストーリーを豊富に持っている。そしてそうしたストーリーは次世代へ語り継がれるべきだ。
■単行本「ディスコ伝説70’S 」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487777047X/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>PEOPLE>Katsumoto, Don
灯台下暗し。
2007年4月19日に57歳で他界した日本のキング・オブ・ソウル、ドン勝本さんのトリビュート・イヴェントが、5月20日、白金の勝本氏がオウナーだった店「ダンステリア」で行われた。この5月20日は、勝本氏の58歳の誕生日。ニック岡井氏、江守アイ氏らがDJを担当して、観客らと故人を偲んだ。
現在、有志の間で勝本氏の遺骨の一部を、オーガスタのジェームス・ブラウンのお墓の近くに埋めてもらうという話が進んでいる。ブラウンの息子のひとりであるダリルとの間で、基本的には話が了承されている、という。あとは、日程と、具体的にどのあたりの場所に、どのように埋葬するかということらしい。
葬儀以来、江守氏、ニック氏らと話をした。そんな中で、江守氏も、勝本氏との思い出を含めて、何か形に残したいという強い希望を持っている。江守氏は、銀河出版から以前『ディスコ伝説』(1997年発売、その後2002年に新装改訂版発売)をリリース。ここで日本のディスコについて資料的にまとめた。そこで、ダンサー、ダンスを切り口にした資料的な作品や、また、江守氏、勝本氏、ニック氏などが活躍した新宿のディスコシーンについても書こうと考えている、という。
そんな話をしているうちに、江守さんから「吉岡の『ソウル・サーチン』という本あるでしょう。あれの、日本版みたいのって書けないの? 今、いろいろ考えているんだけど、さすがに自分の話は自分では書きにくいので、吉岡が、僕のこととか、勝本のこととか、『ソウル・サーチン』という切り口で書いてみない? その時は、いくらでも取材してください、資料、全部だしますよ(笑)」と言われた。「ほら、カツはカツでジェームス・ブラウンとあれだけ親しいわけでしょう。それで、僕は僕で、デイヴィッド・シーを始めとするテンプスやエディー・ケンドリックス、あるいは、オーティス・クレイ、それからルーファス・トーマスなんかとの思い出もたくさんあるのよ。最初のデイヴィッドのアルバムを作る時のエピソードとか、ちょろっと話すとみんなおもしろい、って言うんだよ」 なるほど、これぞ灯台下暗しだ。
確かにそうだ。江守さんとは、かつて「ギャングスター」というソウル、ディスコのミニコミを何冊か出したっけ。江守さんの当時のアパートあたりで、深夜まで校正をしたこともあった。「やりましょう、やりましょう」と二つ返事で答えた。
ここまで長くいろいろとやってくると、みなそれぞれに語るべきストーリーを豊富に持っている。そしてそうしたストーリーは次世代へ語り継がれるべきだ。
■単行本「ディスコ伝説70’S 」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487777047X/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>PEOPLE>Katsumoto, Don
Kishita Kohshi Live At OAZO
2007年5月20日【木下航志ライヴ、丸の内・オアゾビル】
響き。
地下からエレヴェーターに乗って1階に進んでいくと、すでに、航志くんの歌声が聞こえてきた。「明日に架ける橋」だ。さすがに、場所が広く、天井が高いので、音が響く。ここは、丸の内・東京駅前にできたビル、オアゾ(OAZO)の1階。木下航志アコースティック・ライヴが行われた。これは、無料コンサートで、ビルを行き交う人が自由に座って見られるというもの。不定期にライヴが行われているようだ。
会場はオアゾ・ビルの1階OO広場(おおひろばと読むそうだ)。1階の一角に約60席作り、座って見られる。両サイドには、本にも使われた彼の写真などが飾られている。
航志くんはこの日はキーボードとベース(名村武さん)とともに、6曲ほどを約40分歌った。
たぶん、この日は、たまたま通りすがりで彼の歌声が気になって、座ったという人が多かったのだろう。もちろん、何人かの熱心な航志ファンもいた。歌っていると、みんな立ち止まっていく。
歌った作品は、先日出た2作目のアルバム『ヴォイス(Voice)』収録曲が中心。ライヴは会場がとても音が響くので、アコースティック・セットになったが、彼の歌声はよく響いていた。
CDと彼の本『Voice』を即売し、握手会をしていたが、本はあっという間に30冊近く売れたそうだ。観客100人(通りすがりの人をカウントするともっと多いが)で30冊も売れたら、これはすごい比率。彼のことをまったく知らない人でも、その歌を聴くと興味を持つようだ。
セカンド・アルバム 『VOICE』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000MV80WC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ファースト・アルバム 『絆』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CEK50Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/
木下航志オフィシャル・ウェッブ
http://www.kishitakohshi.com/
Setlist : Kishita Kohshi @ Oazo, Marunouchi, May 18, 2007
セットリスト 木下航志 丸の内・オアゾ 2007年5月18日(金)
1st
01. Ribbon In The Sky
02. Love Is Everywhere
03. 遠い街
04. たからもの
05. 通り雨
06. 絆
2nd set
show started 19:05
01. Bridge Over Troubled Water
02. Love Is Everywhere
03. 遠い街
04. たからもの
05. 絆
06. 竹田の子守唄
show ended 19:40
(2007年5月18日金曜、丸の内・オアゾ・ビル・OO広場(おおひろば)=木下航志・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kishita, Kohshi
2007-63
響き。
地下からエレヴェーターに乗って1階に進んでいくと、すでに、航志くんの歌声が聞こえてきた。「明日に架ける橋」だ。さすがに、場所が広く、天井が高いので、音が響く。ここは、丸の内・東京駅前にできたビル、オアゾ(OAZO)の1階。木下航志アコースティック・ライヴが行われた。これは、無料コンサートで、ビルを行き交う人が自由に座って見られるというもの。不定期にライヴが行われているようだ。
会場はオアゾ・ビルの1階OO広場(おおひろばと読むそうだ)。1階の一角に約60席作り、座って見られる。両サイドには、本にも使われた彼の写真などが飾られている。
航志くんはこの日はキーボードとベース(名村武さん)とともに、6曲ほどを約40分歌った。
たぶん、この日は、たまたま通りすがりで彼の歌声が気になって、座ったという人が多かったのだろう。もちろん、何人かの熱心な航志ファンもいた。歌っていると、みんな立ち止まっていく。
歌った作品は、先日出た2作目のアルバム『ヴォイス(Voice)』収録曲が中心。ライヴは会場がとても音が響くので、アコースティック・セットになったが、彼の歌声はよく響いていた。
CDと彼の本『Voice』を即売し、握手会をしていたが、本はあっという間に30冊近く売れたそうだ。観客100人(通りすがりの人をカウントするともっと多いが)で30冊も売れたら、これはすごい比率。彼のことをまったく知らない人でも、その歌を聴くと興味を持つようだ。
セカンド・アルバム 『VOICE』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000MV80WC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ファースト・アルバム 『絆』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CEK50Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/
木下航志オフィシャル・ウェッブ
http://www.kishitakohshi.com/
Setlist : Kishita Kohshi @ Oazo, Marunouchi, May 18, 2007
セットリスト 木下航志 丸の内・オアゾ 2007年5月18日(金)
1st
01. Ribbon In The Sky
02. Love Is Everywhere
03. 遠い街
04. たからもの
05. 通り雨
06. 絆
2nd set
show started 19:05
01. Bridge Over Troubled Water
02. Love Is Everywhere
03. 遠い街
04. たからもの
05. 絆
06. 竹田の子守唄
show ended 19:40
(2007年5月18日金曜、丸の内・オアゾ・ビル・OO広場(おおひろば)=木下航志・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kishita, Kohshi
2007-63
(ネタばれになります。これからごらんになる方はあなたのリスクにおいてお読みください)
【朝まで続くかレイクサイドのファンク・パーティー】
夜明け。
ほんと、朝まで続くかと思った「ファンタスティック・ヴォヤージ」。74分超のステージで実質6曲、「ファンタスティック・・・」は、19分も続いた! 10分くらいのところで、長いなと思って時計を見た。そろそろ、終わるかなと思ったら、また始まった。(笑) いや、べつに長くても、めちゃくちゃ盛り上がっていたんで、いいんですが。
金曜日セカンドは、始まる前からファンク・ガスが会場に充満していて、1曲目から火がついて、観客も立ち上がり大爆発。ドラムス、ギター、ベース、キーボード3人(うち1人はパーカッション兼務)、ヴォーカル3人という9人組グループ、レイクサイドの久々のライヴ。
歌う、踊る、振り付けが決まる、マイクスタンドを蹴ってマイクコードでひっぱり戻す(ジェームス・ブラウンのやる技のひとつ)、スタンドの足のところを押さえて、客席側に倒したマイクスタンドを手前に引っ張る、そして、ジャンプする。会場をファンクの嵐が襲った。
深みのあるリードシンガーでありグループのオリジナル、マーク・ウッド、そして、もうひとりのかなり声の強いすばらしいシンガー(ウィリアム・シェルビーかラリー・ボールデン。たぶん、ラリーのほう)。ドライヴ感あふれるグルーヴはパーティー・バンドの王道を行っている。
観客席には、アナログ盤のレイクサイドのアルバムを頭上に掲げる人たちも。ジャケットが、揺れる揺れる。
「子供の頃、テレビで見たグループ。白黒のテレビだった。映っていたのはロングヘアの若者たち、こんな感じだった。1964年!」と言って歌い始めたのがアップテンポの「抱きしめたい」。ちょっとやって、「では、この曲のレイクサイド・ヴァージョンをお届けしよう」といって、ぐっとスローにした同曲を歌い上げた。この曲では、「僕は君の手を握りたい(アイ・ウォナ・ホールド・ユア・ハンド)」どおり、マーク・ウッドは、観客席に下りてきて、みんなと握手をした。
ライヴ終了後は、ステージ衣装とはまた別のびしっと決まったスーツに着替えて、ファンサーヴィス。CDやレコードなどにサインしていた。
レイクサイドの来日は、1980年代に原宿の以前ピテカントロプスと名乗っていたクラブが名前を変えたところで1回(1987年11月=インタヴューもしていました)、その後、有明エムザ(MZA)で1回(1990年12月)、そして、彼らに聞いたところ1999年の大晦日に岩国ベースでライヴをやったそうで、今回は4回目になる。ただし一般ライヴは3回目。僕は原宿とMZAで見たので、3回目。
それにしても、まさに「ファンク・ランドへファンタスティックな旅」の70分余だった。
(レイクサイドの項は、明日以降に続きます)
■ レイクサイド・代表作『ファンタスティック・ヴォヤージ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ALJ05U/soulsearchiho-22/ref=nosim
■メンバー
レイクサイド
Mark Wood(vo), William Shelby(vo), Donald Tavie(vo,key), Stephen Shockley(vo,g), Marvin Craig(vo,b), Fred Alexander(vo,ds), Johnny Rogers(key), Fred Lewis(key,per), Larry Bolden(back vo)
■ Setlist : Lakeside @ Cotton Club, May 18, 2007
セットリスト レイクサイド 2007年5月18日 コットンクラブ
show started 21:38
01. Outrageous (From LP "Outrageous" - 1984)
02. Raid (From LP "Untouchables" - 1983)
03. Intro Slow Jam 〜 It’s All The Way Live (From LP "Shot Of Love" - 1978)
04. I Want To Hold Your Hand (Beatles Version) 〜 I Want To Hold Your Hand (Lakeside Version) (From LP "Your Wish Is My Command"-1982)
05. Something About That Woman (From LP "Your Wish Is My Command"-1982)
06. Drum Solo 〜 Fantastic Voyage (From LP "Fantastic Voyage" - 1980)
show ended 22:52
(2007年5月18日金曜、丸の内コットンクラブ=レイクサイド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Lakeside
2007-64
【朝まで続くかレイクサイドのファンク・パーティー】
夜明け。
ほんと、朝まで続くかと思った「ファンタスティック・ヴォヤージ」。74分超のステージで実質6曲、「ファンタスティック・・・」は、19分も続いた! 10分くらいのところで、長いなと思って時計を見た。そろそろ、終わるかなと思ったら、また始まった。(笑) いや、べつに長くても、めちゃくちゃ盛り上がっていたんで、いいんですが。
金曜日セカンドは、始まる前からファンク・ガスが会場に充満していて、1曲目から火がついて、観客も立ち上がり大爆発。ドラムス、ギター、ベース、キーボード3人(うち1人はパーカッション兼務)、ヴォーカル3人という9人組グループ、レイクサイドの久々のライヴ。
歌う、踊る、振り付けが決まる、マイクスタンドを蹴ってマイクコードでひっぱり戻す(ジェームス・ブラウンのやる技のひとつ)、スタンドの足のところを押さえて、客席側に倒したマイクスタンドを手前に引っ張る、そして、ジャンプする。会場をファンクの嵐が襲った。
深みのあるリードシンガーでありグループのオリジナル、マーク・ウッド、そして、もうひとりのかなり声の強いすばらしいシンガー(ウィリアム・シェルビーかラリー・ボールデン。たぶん、ラリーのほう)。ドライヴ感あふれるグルーヴはパーティー・バンドの王道を行っている。
観客席には、アナログ盤のレイクサイドのアルバムを頭上に掲げる人たちも。ジャケットが、揺れる揺れる。
「子供の頃、テレビで見たグループ。白黒のテレビだった。映っていたのはロングヘアの若者たち、こんな感じだった。1964年!」と言って歌い始めたのがアップテンポの「抱きしめたい」。ちょっとやって、「では、この曲のレイクサイド・ヴァージョンをお届けしよう」といって、ぐっとスローにした同曲を歌い上げた。この曲では、「僕は君の手を握りたい(アイ・ウォナ・ホールド・ユア・ハンド)」どおり、マーク・ウッドは、観客席に下りてきて、みんなと握手をした。
ライヴ終了後は、ステージ衣装とはまた別のびしっと決まったスーツに着替えて、ファンサーヴィス。CDやレコードなどにサインしていた。
レイクサイドの来日は、1980年代に原宿の以前ピテカントロプスと名乗っていたクラブが名前を変えたところで1回(1987年11月=インタヴューもしていました)、その後、有明エムザ(MZA)で1回(1990年12月)、そして、彼らに聞いたところ1999年の大晦日に岩国ベースでライヴをやったそうで、今回は4回目になる。ただし一般ライヴは3回目。僕は原宿とMZAで見たので、3回目。
それにしても、まさに「ファンク・ランドへファンタスティックな旅」の70分余だった。
(レイクサイドの項は、明日以降に続きます)
■ レイクサイド・代表作『ファンタスティック・ヴォヤージ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ALJ05U/soulsearchiho-22/ref=nosim
■メンバー
レイクサイド
Mark Wood(vo), William Shelby(vo), Donald Tavie(vo,key), Stephen Shockley(vo,g), Marvin Craig(vo,b), Fred Alexander(vo,ds), Johnny Rogers(key), Fred Lewis(key,per), Larry Bolden(back vo)
■ Setlist : Lakeside @ Cotton Club, May 18, 2007
セットリスト レイクサイド 2007年5月18日 コットンクラブ
show started 21:38
01. Outrageous (From LP "Outrageous" - 1984)
02. Raid (From LP "Untouchables" - 1983)
03. Intro Slow Jam 〜 It’s All The Way Live (From LP "Shot Of Love" - 1978)
04. I Want To Hold Your Hand (Beatles Version) 〜 I Want To Hold Your Hand (Lakeside Version) (From LP "Your Wish Is My Command"-1982)
05. Something About That Woman (From LP "Your Wish Is My Command"-1982)
06. Drum Solo 〜 Fantastic Voyage (From LP "Fantastic Voyage" - 1980)
show ended 22:52
(2007年5月18日金曜、丸の内コットンクラブ=レイクサイド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Lakeside
2007-64
Nate James Live At Shibuya Duo
2007年5月18日【ネイト・ジェームス・ライヴ】
イギリス。
まさにUKソウルという感じだった。ネイト・ジェームスの約1年ぶりのデュオでのライヴ。ドラムス、ギター、ベース、キーボード、コーラス1人にネイトという編成。しっかりとしたリズムを刻むバンドはなかなかいい音をだしていた。
そして、ネイトもきちんとイギリスのソウル・シンガーだった。例えば、イギリス産のソウル、インコグニート、アヴェレージ・ホワイト・バンド、オマーなどが思い浮かぶが、ネイトはまさにイギリスらしさがあった。
何が一番イギリスらしいのかというと、リズムはシンプルながら、メロディーを大事にしている点。日本の音楽と近いものがある。
中くらいのアフロヘアーで、一見、モーリス・ホワイト風。渋谷デュオは超満員で身動きとれなかった。次の予定があったので、最後まで見られなかったが、発表されていたセットリストを見ると、ずいぶんと曲数をやったようだ。
■ネイト・ジェームス過去記事
April 08, 2006
Nate James Live: Animal Trail From Duo To Gonpachi
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_08.html
(前回ライヴ)
■Setlist: Nate James @ Shibuya Duo, May 17, 2007
セットリスト ネイト・ジェームス
According to release from record company
show started 19:49
01. The Message
02. Set The Tone
03. Back To You
04. Medley: Universal / Superstition
05. Funkdefining
06. Kingdom Falls
07. Live For The Groove (with Pez)
08. Wonderland (with Pez)
09. When I Get You Alone
10. SMF
11. Get This Right
12. Choke
13. High Times
14. Out Of My Head
Enc.1. Justify Me
Enc.2. Conversation
Enc.3. Just Say Yes
show ended
(2007年5月17日木曜、渋谷デュオ・DUO=ネイト・ジェームス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>James, Nate
2007-62
イギリス。
まさにUKソウルという感じだった。ネイト・ジェームスの約1年ぶりのデュオでのライヴ。ドラムス、ギター、ベース、キーボード、コーラス1人にネイトという編成。しっかりとしたリズムを刻むバンドはなかなかいい音をだしていた。
そして、ネイトもきちんとイギリスのソウル・シンガーだった。例えば、イギリス産のソウル、インコグニート、アヴェレージ・ホワイト・バンド、オマーなどが思い浮かぶが、ネイトはまさにイギリスらしさがあった。
何が一番イギリスらしいのかというと、リズムはシンプルながら、メロディーを大事にしている点。日本の音楽と近いものがある。
中くらいのアフロヘアーで、一見、モーリス・ホワイト風。渋谷デュオは超満員で身動きとれなかった。次の予定があったので、最後まで見られなかったが、発表されていたセットリストを見ると、ずいぶんと曲数をやったようだ。
■ネイト・ジェームス過去記事
April 08, 2006
Nate James Live: Animal Trail From Duo To Gonpachi
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_08.html
(前回ライヴ)
■Setlist: Nate James @ Shibuya Duo, May 17, 2007
セットリスト ネイト・ジェームス
According to release from record company
show started 19:49
01. The Message
02. Set The Tone
03. Back To You
04. Medley: Universal / Superstition
05. Funkdefining
06. Kingdom Falls
07. Live For The Groove (with Pez)
08. Wonderland (with Pez)
09. When I Get You Alone
10. SMF
11. Get This Right
12. Choke
13. High Times
14. Out Of My Head
Enc.1. Justify Me
Enc.2. Conversation
Enc.3. Just Say Yes
show ended
(2007年5月17日木曜、渋谷デュオ・DUO=ネイト・ジェームス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>James, Nate
2007-62
【音楽に全身を委ねるシャンティー・ライヴ】
ソングライター。
もうひとりのソウル・サーチャー、『ソウル・サーチン』でもマーヴィン・ゲイ(2006年4月1日)、ルーサー・ヴァンドロス(2006年7月1日)で歌ってくれたシャンティーが、ついにそのブルースアレーで初の単独ライヴを行った。
バックは、フィリップ・ウー(キーボード)、渡邉裕美(ベース)、西山“HANK”史翁(ギター)、そして白根佳尚 (ドラムス)。バンドはかなりしっかりしたグルーヴを出していて、リハの回数が少ないわりには、ひじょうによくまとまっていた。白根くんは、目黒食堂でソウル・シンガー、ナオキのバックをやっていたのでよく知っている若手注目株だ。月曜のマルのライヴで、オープニングのタケオくんたちのパーカッションもやっていたそうだ。フィリップのハモンド・オルガンは、相変わらず強力。
さて、シャンティーは、ファーストとセカンドでトータル17曲を披露。全体的には、しっとりとした作品群だが、ミディアム調の曲もある。オリジナルが大半で、カヴァーは5曲のみ。オリジナルもなかなかいい作品が多い。これまでに、彼女は何曲かを自分のライヴで披露しているが、けっこう覚えた曲もある。
シャンティーは、メロディー、音楽に全身を委ねられるところが素敵だ。つまり、すべてがうまくいくと、音楽とシャンティーが一体化する。彼女は特に「シンガーズ・シンガー」(歌のうまさでぐっと聞かせ、観客を惹きつけるシンガー中のシンガー)ではないが、自作曲を自分の好みで歌うシンガー・ソングライターとして、とても魅力的だ。
また、歌い方、歌唱法はこれからもっと引き出しをたくさんそろえるともっと輝くだろう。この日の中では、「サマー・イン・ザ・シティー」(下記セットリスト4曲目)でのソウルフルな歌唱は個人的にはとても印象に残った。しかし、ソフトな歌い方のほうが、一般受けするだろう。さまざまな声色・歌唱を持つことは、その曲の表情を表現するために、とても有効だ。
将来的には、たとえば、名前のあるシンガーがぜひシャンティーの曲を歌いたいと行列を作るようになるといいと思う。そして、彼女が書いた曲の何曲かが大ヒットしていて、オリジナル・ソングライターがライヴをやると、そのヒットさせたシンガーたちが、こぞってお忍びでライヴにやってくる、そんな風になったらいい。
シャンティーの歌声を聞いていると、そこには、ジョニ・ミッチェルやキャロル・キングから、リズ・ライト、ノラ・ジョーンズあたりまでの香りを感じさせられる。だから、シャンティーの曲を例えばもしトミー・リピューマがプロデュースしたら、どんぴしゃになるだろう。
セカンドのMCの中で、ちょっと躊躇しながら、「夏の冷房の温度は1度あげたり、私はタンブラー(ドリンクをいれるコップ)を使って、無駄なプラスティックは使わないようにして、温暖化現象のストップにに少しでも協力できればと思っています」とエコロジーを心がけていることを語った。
14曲目の「クワイエットリー」は、昨年「ソウル・サーチン〜ルーサー・トリビュート」でルーサー作品をたくさん聞いて、それにインスパイアーされて書き下ろした曲だという説明があってから歌われた。僕は初めて聞いたのだが、なるほど、ルーサー的なところが感じられ、あのイヴェントからこんな風に曲が生まれたなら、これは僕にとっても個人的に予期せぬ嬉しい出来事だった。
次回のライヴの時は、このタイプの音楽が大好きな音楽ライターや雑誌編集者やDJ、音楽出版社関係者などにたくさん声をかけてみたいと思う。ガッツに火がついたら、次はシャンティーあたりに火がついてもいい。
■過去関連記事
2004/03/12 (Fri)
Is It Tuesday Night Music Club or Daikanyama Music Club? It’s Freeform Jam Session
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200403/diary20040312.html
(シャンティーとの出会い)
2004/03/20 (Sat)
Shanti Live At MoBius
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040320.html
(初めてのライヴ)
April 02, 2006
"Soul Searchin Talking Vol.5" (Part 1)
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200604/2006_04_02.html
(「ソウル・サーチン〜マーヴィン・ゲイ」の回)
August 20, 2006
Philip Woo & Shanti At Cotton Club: From Ashanti To Shanti
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200608/2006_08_20.html
(シャンティー、コットンクラブに登場)
■シャンティー・オフィシャル・ウェッブ
http://snydersmarket.com/shanti.html
■メンバー
フィリップ・ウー(キーボード)
渡邉裕美(ベース)
西山“HANK”史翁(ギター)
白根佳尚 (ドラムス)
シャンティー (ヴォーカル)
■Setlist: Shanti Snyder @ Blues Alley, May 16, 2007
セットリスト シャンティー
All songs are Shanti’s original except otherwise indicates.
[ ] shows original artist.
First set
show started 19:43
01. Shadows (Instrumental) [Dean Brown]
02. Share My Air
03. As God Loves You
04. Summer In The City [Loving Spoonful]
05. Let’s Live In The Light
06. Fields Of Gold [Sting, Eva Cassidy]
07. Sacred Souls
08. Shimmering Eyes
show ended 20:53
Second Set
show started 21:20
09. Maria (Instrumental) [Hank Nishiyama]
10. Formentera Sea [Saito Hironobu]
11. Ain’t No Sunshine [Bill Withers, Carol Duboc Version]
12. Summer Sun
13. We Were Made To Wake Up To The Sun
14. Quietly (Inspired by Luther Vandross)
15. The Road To There [Philip Woo]
Enc. A Case Of You [Joni Mitchell]
Enc. Spooky [Classics IV, Dusty Springfield]
show ended 22:22
(2007年5月16日水曜、目黒ブルースアレー=シャンティー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shanti
2007-61
ソングライター。
もうひとりのソウル・サーチャー、『ソウル・サーチン』でもマーヴィン・ゲイ(2006年4月1日)、ルーサー・ヴァンドロス(2006年7月1日)で歌ってくれたシャンティーが、ついにそのブルースアレーで初の単独ライヴを行った。
バックは、フィリップ・ウー(キーボード)、渡邉裕美(ベース)、西山“HANK”史翁(ギター)、そして白根佳尚 (ドラムス)。バンドはかなりしっかりしたグルーヴを出していて、リハの回数が少ないわりには、ひじょうによくまとまっていた。白根くんは、目黒食堂でソウル・シンガー、ナオキのバックをやっていたのでよく知っている若手注目株だ。月曜のマルのライヴで、オープニングのタケオくんたちのパーカッションもやっていたそうだ。フィリップのハモンド・オルガンは、相変わらず強力。
さて、シャンティーは、ファーストとセカンドでトータル17曲を披露。全体的には、しっとりとした作品群だが、ミディアム調の曲もある。オリジナルが大半で、カヴァーは5曲のみ。オリジナルもなかなかいい作品が多い。これまでに、彼女は何曲かを自分のライヴで披露しているが、けっこう覚えた曲もある。
シャンティーは、メロディー、音楽に全身を委ねられるところが素敵だ。つまり、すべてがうまくいくと、音楽とシャンティーが一体化する。彼女は特に「シンガーズ・シンガー」(歌のうまさでぐっと聞かせ、観客を惹きつけるシンガー中のシンガー)ではないが、自作曲を自分の好みで歌うシンガー・ソングライターとして、とても魅力的だ。
また、歌い方、歌唱法はこれからもっと引き出しをたくさんそろえるともっと輝くだろう。この日の中では、「サマー・イン・ザ・シティー」(下記セットリスト4曲目)でのソウルフルな歌唱は個人的にはとても印象に残った。しかし、ソフトな歌い方のほうが、一般受けするだろう。さまざまな声色・歌唱を持つことは、その曲の表情を表現するために、とても有効だ。
将来的には、たとえば、名前のあるシンガーがぜひシャンティーの曲を歌いたいと行列を作るようになるといいと思う。そして、彼女が書いた曲の何曲かが大ヒットしていて、オリジナル・ソングライターがライヴをやると、そのヒットさせたシンガーたちが、こぞってお忍びでライヴにやってくる、そんな風になったらいい。
シャンティーの歌声を聞いていると、そこには、ジョニ・ミッチェルやキャロル・キングから、リズ・ライト、ノラ・ジョーンズあたりまでの香りを感じさせられる。だから、シャンティーの曲を例えばもしトミー・リピューマがプロデュースしたら、どんぴしゃになるだろう。
セカンドのMCの中で、ちょっと躊躇しながら、「夏の冷房の温度は1度あげたり、私はタンブラー(ドリンクをいれるコップ)を使って、無駄なプラスティックは使わないようにして、温暖化現象のストップにに少しでも協力できればと思っています」とエコロジーを心がけていることを語った。
14曲目の「クワイエットリー」は、昨年「ソウル・サーチン〜ルーサー・トリビュート」でルーサー作品をたくさん聞いて、それにインスパイアーされて書き下ろした曲だという説明があってから歌われた。僕は初めて聞いたのだが、なるほど、ルーサー的なところが感じられ、あのイヴェントからこんな風に曲が生まれたなら、これは僕にとっても個人的に予期せぬ嬉しい出来事だった。
次回のライヴの時は、このタイプの音楽が大好きな音楽ライターや雑誌編集者やDJ、音楽出版社関係者などにたくさん声をかけてみたいと思う。ガッツに火がついたら、次はシャンティーあたりに火がついてもいい。
■過去関連記事
2004/03/12 (Fri)
Is It Tuesday Night Music Club or Daikanyama Music Club? It’s Freeform Jam Session
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200403/diary20040312.html
(シャンティーとの出会い)
2004/03/20 (Sat)
Shanti Live At MoBius
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040320.html
(初めてのライヴ)
April 02, 2006
"Soul Searchin Talking Vol.5" (Part 1)
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200604/2006_04_02.html
(「ソウル・サーチン〜マーヴィン・ゲイ」の回)
August 20, 2006
Philip Woo & Shanti At Cotton Club: From Ashanti To Shanti
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200608/2006_08_20.html
(シャンティー、コットンクラブに登場)
■シャンティー・オフィシャル・ウェッブ
http://snydersmarket.com/shanti.html
■メンバー
フィリップ・ウー(キーボード)
渡邉裕美(ベース)
西山“HANK”史翁(ギター)
白根佳尚 (ドラムス)
シャンティー (ヴォーカル)
■Setlist: Shanti Snyder @ Blues Alley, May 16, 2007
セットリスト シャンティー
All songs are Shanti’s original except otherwise indicates.
[ ] shows original artist.
First set
show started 19:43
01. Shadows (Instrumental) [Dean Brown]
02. Share My Air
03. As God Loves You
04. Summer In The City [Loving Spoonful]
05. Let’s Live In The Light
06. Fields Of Gold [Sting, Eva Cassidy]
07. Sacred Souls
08. Shimmering Eyes
show ended 20:53
Second Set
show started 21:20
09. Maria (Instrumental) [Hank Nishiyama]
10. Formentera Sea [Saito Hironobu]
11. Ain’t No Sunshine [Bill Withers, Carol Duboc Version]
12. Summer Sun
13. We Were Made To Wake Up To The Sun
14. Quietly (Inspired by Luther Vandross)
15. The Road To There [Philip Woo]
Enc. A Case Of You [Joni Mitchell]
Enc. Spooky [Classics IV, Dusty Springfield]
show ended 22:22
(2007年5月16日水曜、目黒ブルースアレー=シャンティー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shanti
2007-61