(昨日からの続き。舞台は自由が丘から西麻布へ)

【自由が丘へのルーツ】

西麻布。

なぜ、大貫さんと僕が「レノマス」に「エスピガ」のDJとして誘われたか。

それから遡ること3年余。1979年夏。僕は西麻布にあったDJバー「トミーズ・ハウス」という店に足を運び入れた。西麻布に住む友人が、「半地下からいい音が聞えてくるなんか面白そうな店があるから、行ってみよう」といって誘ってくれたのだ。六本木交差点から西麻布の交差点に向かい、左側を歩いていくと、交番の手前にその店はある。階段を数段下りて入っていくと、中では大音響で音楽が流れていた。

たくさんの曲を聴いたが、特に印象に残っていたのはちょうどその頃全米で流行っていたハーブ・アルパートのインストゥルメンタル曲で全米ナンバーワンになる「ライズ」だ。10坪程度の小さな店だったが音響に凝っていて、JBLとウーハーがものすごくいい音を出し、当時の流行の洋楽曲がかかっていた。カウンターは対面で客が座るようになっていて、そのテーブルには、バックギャモンのゲーム盤が作りつけられていた。店のスタッフは、ローラースケートを履いてドリンクを運ぶという、当時としてはかなり斬新な、しかもアメリカナイズされた店だった。バックギャモンのゲームを覚えたのもこの店だった。

オウナーはトミーで、彼は洋楽も最先端のものから、邦楽も洋楽寄りのものを厳選してかけていた。初めて足を踏み入れたその日、僕はそこの店の音の良さ(音響の良さと選曲の良さ)にほれ込み、以来頻繁に通うようになり、そのうちトミーに誘われひまな時間にDJをするようになったのだ。それがいつしかレギュラーで週末にDJをするようになった。僕は毎週金曜と土曜の夜10時半から夜中の3時まで4時間半、ノンストップで立ちっ放しでDJをした。僕がかけたのはほとんどソウル、ディスコばかりだった。

毎日深夜3時。店のクロージング・テーマは決まっていた。毎日、週末も平日も、深夜3時になると、「トミーズ・ハウス」では必ずこの曲がかかかり、この曲とともに暗かった照明が明るくなった。それが山下達郎さんの「ラスト・ステップ」だ。僕が達郎さんの音楽を知ったのがこの「トミーズ・ハウス」だったといっても過言ではない。トミーが達郎さんのレコードを大変好きで、洋楽曲の中にぽっと達郎さんのレコードをはさみこんでよくかけていた。彼が1980年に大ブレイクする前の話である。

1979年。

1979年夏というと、ソニーのウォークマンが世に出たときである。さっそく新しいもの好きの編集者などがそれを持って「トミーズ」にやってきたことを思い出す。初めてウォークマンを聴いたときの驚きといったらなかった。これはとんでもないものがでてきたと思った。

この「トミーズ・ハウス」はまもなくその音の良さで音楽関係者やファッション業界、雑誌編集者などが多数来るようになる。そんな中に大貫さんがいた。僕もそこで大貫さんと知り合うことになるのだが、大貫さんもトミーに誘われ、毎週水曜日にDJをすることになったのだ。大貫さんは、1980年に「ロンドン・ナイト」のイヴェントを始めていて、ほぼ同時期にこちらでもDJをやりだした。大貫さんと僕の選曲は決してかぶることがないので、それはそれでおもしろい。

ここで強烈に印象に残っているのは、さきほどの「ライズ」以外では、マクファーデン&ホワイトヘッドの「エイント・ノー・ストッピン・アス・ナウ」、クルセイダーズの「ストリート・ライフ」、マイケル・ジャクソンの『オフ・ザ・ウォール』のアルバムなどだ。「トミーズ・ハウス」での思い出もけっこうあるので、いずれ別の機会にでも書いてみよう。

そして、自由が丘の「レノマス」は、よくこの「トミーズ・ハウス」に遊びに来ていた。そこで、僕や大貫さんと知り合い、「エスピガ」でのDJへとつながっていくのだ。

ところが、その「エスピガ」は、あるときキッチンでちょっとしたボヤを出してしまう。僕はたまたまその日店にいたのだが、DJは終わっていたか、休憩中だった。キッチンの方から火がでてびっくりした。しかし、よくある料理のときにフライパンなどから瞬間火がぼーと燃え上がるのかと思っていたら、それがなかなか消えず、あれと思ったら、瞬く間に煙がでてきた。あわてて「火事じゃない?」と言って、店のスタッフがお客さんを店外に出した。結局、そのボヤは自力で消し大事には至らなかったのだが、その日は当然営業中止。確か店はキッチンが使えないためにしばらく休業し、これを機に、そのままクローズしてしまったように記憶する。

「エスピガ」をやめてからは「レノマス」とは疎遠になってしまい、近況はわからない。しばらくしてアメリカに行ったことを風の便りに聞いたくらいだ。

だが今回、「マルディ・グラ」が、実は以前「レノン・ストリート」の跡地だったという小さな事実を確認できたことは、個人的には大きな収穫だった。自由が丘の何の変哲もない交差点の角にあった昔の店と今の店。世田谷区奥沢5−29−10、この小さな角地には音楽好きの神が宿っているのかもしれないなどと無理やりにこじつけてみたくなった。

(この項、終わり)

■マルディ・グラのウェッブ
http://www.jiyugaoka-mardigras.com/

■大貫さんの「ロンドン・ナイト」のウェッブ
http://www.kenrocks.net/i.htm

ENT>MUSIC>ESSAY>Jiyugaoka
【マルディ・グラからつながる自由が丘の思い出】

自由が丘。

自由が丘の駅から東横線沿いに日吉方面に右側の道を歩いていくと四つ角がある。左に曲がると上が東横線が走るガード。右角に雑貨屋があり、その地下に「マルディ・グラ」がある。

『ガンボズ・イアーVol.12〜ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト』でお世話になった「マルディ・グラ」は、名前から想像できるように、ニューオーリンズ気分にしてくれる音楽のある店だ。壁には何枚もの1970年代のロックやソウルのレコードのジャケットが額に入れて飾られている。ここで守島さんのイヴェント『ガンボズ・イアー』の第1回が行われたのが2000年10月。ちょうど同年7月に拙著『ソウル・サーチン』が発売され、「発売記念イヴェントは別にないです」と言ったら、守島さんが「じゃあ、なにかやりましょう」ということで企画してくださった。

それから7年を経て、再び、ここで「ガンボズ・イアー第12回」に参加したのだが、実は、この会場「マルディ・グラ」のある場所については以前から気になっていた。

レノン・ストリート。

その昔、1970年代後半から自由が丘でよく来る店があった。それは「レノン・ストリート」という当時比較的おしゃれな店だった。それこそ田中康夫氏の小説『なんとなく、クリスタル』(1980年)に出てきそうな(ひょっとしたら出てきていたかもしれない)店だ。まだ「カフェ・バー」という言葉が生まれる前に、新しめの洋楽のレコードをかけていた「カフェ・バー」風の店だった。たぶん1978年か1979年あたりのことだったのだろう。

で、7年前(2000年)に「マルディ・グラ」に来たときに、この辺に「レノン・ストリート」があったような気がおぼろげにしていた。そのときは、すっかりそれを確かめるのを忘れたのだが、日曜日(8月19日)に久しぶりに行った「マルディ・グラ」のオウナー川村さんに尋ねた。

すると、やはり、この地はまさにかつて「レノン・ストリート」があった場所だったのだ。「レノン・ストリート」の入口は東横線沿いだったが、「マルディ・グラ」の入口がそれと直角に交わる道にあるので、ちょっとわからなかったのだ。川村さんによれば、この場所は「レノン・ストリート」のマスター(僕や仲間たちは当時彼のことを「レノン・ストリートのマスター」ということで略して「レノマス」と呼んでいた)の両親が持っていたもので、建物を一部改装し、2階に住居、1階部分を「レノン・ストリート」という店にしていたのだという。もちろん、「レノマス」は、ジョン・レノンが大好きだったから、この店名にした。

「レノン・ストリート」も店内はブラックを基調にしたいい店で、レコードジャケットを壁に飾っていた。ビートルズや西海岸のイーグルスや、マイケル・フランクスやら、ちょっとしたソウル系、フュージョン系のレコードをそれほど大音量ではなくかけていた。

そして1980年代後期か1990年代初期に、「レノマス」はアメリカ人女性と結婚し、アメリカに移住することになり、この土地を売却、新たに買い求めた人が3階建てのビルを建て、その地下1階に「マルディ・グラ」がはいったらしい。

「マルディ・グラ」は最初のオウナー、ミックさんが1992年にオープン。しかし、1997年10月彼は事情で九州・熊本県人吉市に引っ越し、そのときにミックさんから現在のオウナー川村さんが店を引き継いだ。ミックさんは熊本でも、やはり「マルディ・グラ」のようなレコードをたくさん置いている音楽バー「ベアーズ・カフェ」という店を経営されている。ミックさんは、「マルディ・グラ」の前には青山で「サル・パラダイス」という店もやっていたというから根っからのミュージック・マンのようだ。「マルディ・グラ」はオープンして15年、川村さんの代になってからでもすでにちょうど10年だ。

僕が初めて「マルディ・グラ」に行ったのがいつだったかは正確には覚えていないのだが、2000年に行ったときは初めてではなかったので、その前に行っているはずだ。ひょっとしたら、あの近くに住んでいるFM局のディレクターをやっていたC氏に連れられて行ったのかもしれない。この店名から「音楽関係のバー」だということはわかる。(笑)

エスピガ。

さて、さきほどの「レノマス」だが、彼は1983年頃、「レノン・ストリート」も経営しながら、同じ自由が丘に「エスピガ(espiga)」というレストランをオープンした。これはスペイン語で「穂」といった意味らしいが、メキシコ系の食事をだしていた。「カフェ・バー」という言葉はこの頃までにかなり浸透したが、「カフェ・バー」というよりレストラン、しかし、若い人も入れるカジュアルなレストランだった。「レノン・ストリート」よりもっと広く明るい店になっていた。そして、そこはレストランなのに音楽好きのオウナーの趣味を反映し、店の中央の一段高いところにターンテーブルが2台あり、BGM的にDJをやっていた。レストランでDJブースがある店など、あの時代には他にはなかった。

そこで、「レノン」時代からのつきあいだった「レノマス」から、「週一でもいいからDJをしないか」と誘われた。そして、僕は週一でDJを始めたのだ。オープンしてまもなくだったので、やはり1983年頃のことだろう。僕は毎週水曜に入ったが、そのとき、別の曜日に別のDJが入った。たぶん、彼は金曜あたりだったような記憶なのだが、違うかもしれない。それがUKロックの大家・音楽評論家の大貫憲章さんだ。

僕は、どういう選曲をしようかいろいろ考えたのだが、ちょうどその頃存在を知ったアメリカのラジオで流行りだした「クワイエット・ストーム」のフォーマットを真似してやろうと思い、その路線で選曲をした。当時は「ラウンジ」などという言葉はなかったが、今から思えばまさに「ラウンジDJ」だった。

この「クワイエット・ストーム」を取り入れたのは、相当早かった。ちゃんと向こうのラジオのように、波の音とか、鳥の鳴き声とか、エアポートの音などの効果音を曲間にはさんでかけた。ターンテーブルは2台しかなかったので、効果音は事前にカセットに録音してかけたり、効果音のレコードなら、2−30秒かけている間に次の曲をセットするという早業をやっていた。

アメリカで「クワイエット・ストーム」がブレイクするのが1985年から1986年以降なので、かなり時代の先を行っていたかもしれない。僕はサンフランシスコのKBLX局のテープを入手したか、誰かから話をきいたかで、「クワイエット・ストーム」のことを知った。だが「クワイエット・ストーム」の歴史自体を知るのは、そのずっと後のことだ。当時のソウルのスロー・ジャム(そんな言葉もなかった)と若干のフュージョン系インストゥルメンタル曲に効果音。自分でいうのもなんだが、けっこういけてた。たぶん、「エスピガ」でやっていたものも、何本かカセットに録音して自分でも楽しんでいたように思う。

ところで、先ほどからずっと「レノン・ストリート」のマスターのことを「レノマス」としか書いてないのには、わけがある。実は「レノマス」の本名を思い出せないのである。(笑) 当時はもちろん知っていたのだが・・・。ずいぶん昔のことなので、かなり記憶がおぼろげである。情けない。(笑)

(この項、続く)

(明日は、なぜ大貫さんと僕がこの店でDJをすることになったか、などについてご紹介します)

ENT>MUSIC>ESSAY>Jiyugaoka
【ガンボズ・イアー】

続編。

僕の前に守島さんがプレイしたビデオリスト。彼が『ソウル・サーチン』の本の中で取り上げられたアーティストをいくつかピックアップしてくれた。

1曲目はムーン・グロウズ。ハーヴィー・フークワがいるドゥワップ・グループ。ハーヴィーは、一番低いベースのヴォーカル。映像ではおそらく向かって一番左の人物だったと思う。リードは、1956年作品なら、ボビー・レスターではないかと思う。

2曲目は、最初のシックのレコードに参加していたノーマ・ジーン・ライト、ルーシー・マーティンが歌う「ル・フリーク」。これはおもしろい。(笑)

ナイル・ロジャーズの1996年の映像は懐かしかった。この映像は武道館で行われたものだったので、バーナードはこれから6時間以内に亡くなることになる。あるいはビデオは二日にわたってまわしていたのかな。バーナードは武道館二日目の後、亡くなっている。そう思ってみると、心なしか元気がないように見えなくもない。

スティーヴィーの「アズ」とマーヴィン「ホワッツ・ゴーイング・オン」は、当時のいわゆるプロモーション・フィルム(映像)(1980年代になってのプロモーション・ビデオ=PVにあたる)なのだろうか。1970年代は、めったにプロモーション・フィルムは作られなかったが、それでもごく一部のアーティストは楽曲のフィルムを作っていた。

レイ・チャールズ、グラディス・ナイトのデュエットによる「ニーザー・ワン・オブ・アス」はいいコラボだ。どちらもジョージア出身。まさにジョージアがつなぐソウル・デュオだ。おそらく1973年〜1975年前後の映像ではないかと思う。

デイヴィッド・ボウイの「ヤング・アメリカンズ」は、ボウイが若いのと、そのバックに映るルーサーに驚いた。

ところで、明日は、このイヴェントが行われた自由が丘のマルディ・グラという店について、ちょっと書いてみたい。

Gumbo’s Ear; Morishima’s Setlist

1) Moonglows (Harvey Fuqua) / Over And Over Again (1956)
2) Norma Jean Wright & Luci Martin of Chic with KC & The Sunshine Band / Le Freak (2004)
3) Chic / Good Times (1996)
4) Natalie Cole / This Will Be (2003頃)
5) Stevie Wonder / Signed, Sealed, Delivered I’m Yours (1970)
6) Stevie Wonder / As (録音風景?)
7) Ray Charles & Gladys Knight / Neither One Of Us (年代不明)
8) Marvin Gaye / What’s Going On〜What’s Happening Brother (1972)
9) David Bowe (with Luther Vandross) / Young Americans (1974)
10) Aretha Franklin, Carole King, Celine Dion, Gloria Estefan, Shania Twain, Mariah Carey/ Natural Woman〜Gospel (1998)

(2007年8月19日日曜、自由が丘マルディグラ=ガンボズ・イアーVol.12〜ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト)

ENT>MUSIC>EVENT>Gumbo’s Ear Vol.12〜Soul Searchin Video Night
2007-101
【動くテディー・ペンダグラス】

70年代。

19日(日)、東京・自由が丘のバー「マルディ・グラ」で、音楽愛好家・守島さん主催のイヴェント『ガンボズ・イアーVol.12〜ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト』が行われた。前半を守島さんがビデオを紹介しながら解説、後半を吉岡正晴が同様に1970年代のソウル系のビデオを紹介した。(守島さんの分のセットリストは、守島さんのウェッブに掲載されると思います)

この中で興味深いのがアル・グリーンの部分。これは、全米で1972年ごろにアメリカで放送されていた『The Soul』という番組からのもの。これは当時2年くらい続いたのか、約100本くらいテープが残っているらしい。僕は数年前たまたまニューヨークの友人から話を聞き、送ってもらった。

この種の番組ではシカゴの『ソウル・トレイン』がかなり一般的だが、この『ザ・ソウル』はほとんど知られていない。『ソウル・トレイン』は口パク、レコード、一般客のダンスシーンが中心だったが、『ザ・ソウル』は、毎週一組か二組のアーティストをゲストに迎え、司会者がわりときっちりとインタヴューして、ライヴも実際にライヴをやるというちゃんとした番組だ。観客も椅子に座っている。もちろん、一般的には『ソウル・トレイン』のほうが、受けるだろうし、人気にもなったのだろうが、こういう番組があったということが興味深い。

また1982年3月に交通事故で下半身不随になってしまうテディー・ペンダーグラスの1979年ごろのライヴ映像、バリー・ホワイトの1975年のライヴ映像など、今となっては本人のライヴが見られない1970年代の映像をご紹介した。

ご来場いただいたみなさま、企画の守島さん、おつかれさま、ありがとうございました。

Setlist: Gumbo’s Ear Vol.13 Soul Searchin Video Night
8.19.2007

show started 20:51

[I] Barry White (Live In Germany 1975)

1. Love’s Theme
2. Can’t Get Enough Of Your Love
3. Never Never Gonna Give You Up

[II] Teddy Pendergrass (Live footage circa 1979)

1. Only You
2. Come Go With Me
3. Close The Door
4. Turn Off the Lights

[III] Al Green (From TV Programme "The Soul" circa 1973)

1. I’m Tired Of Being Alone
2. Look What You’ve Done To Me

[IV] Minnie Riperton (TV Programme "Soul Train" circa 1975)

1. Lovin’ You

[V] Soul Searchin

1. Doctor Feelgood (Brenda Vaughn & The Soul Searchers) (Footage from March 26, 2007, The Soul Searchin: The Session)
2. Brenda’s CM (Pachinko)

[VI] Isley Brothers (From TV Programme "Soul Train" circa 1975)

1. Summer Breeze

show ended 22:30

(2007年8月19日日曜、自由が丘マルディグラ=ガンボズ・イアーVol.12〜ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト)
ENT>MUSIC>EVENT>Gumbo’s Ear Vol.12〜Soul Searchin Video Night
2007-101
(ネタバレがあります。これからご覧になる方は、ご注意ください)

【ジェイ&シルキー、ソイソウル・ライヴ】

ソウル・パワー!

ソウル・パワーの派生プロジェクトとして、ジェイ&シルキーとソイ・ソウルという組み合わせのライヴが行われた。今後も、ソウル・パワー関係のアーティストをいろいろ組み合わせてライヴをやっていこう、とのこと。観客は98パーセントまで女性。ステージとお店のスタッフの男性の数のほうが、観客としての男性より多い。と思う。(笑)

基本的にはソイソウルが約40分、ジェイ&シルキーが40分やったあと、両者交えて残りを一気にソウル・パワー! 

この日はMC(司会者)に村上るいか(哲也)がはいり、名調子でライヴを盛り上げた。ソイソウル、ジェイ&シルキーともに、どちらも全開で、ソウルを爆発、ソウル・パワー!

ソイソウルは今回「チャンス・トゥ・チェンジ」という新曲を披露。どれもアップテンポでハイエナジー。いつもながらにジャンプ、ジャンプと飛び跳ね、ラップにファンクにバラードにソウル・パワー!

一番、暑く熱くなったのは、ジェイシル・パートの「ロック・ミー・トゥナイト」のところ。ジェイと、ソイソウルのケイズが観客席に下りてきて、好みの女性を口説くバトルを繰り広げるという大胆演出が大いに盛り上がった。ここでは、メドレーで、マーヴィンの「レッツ・ゲット・イット・オン」やビリー・ポールの「ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ」などを挟み込み、官能の18分に及ぶソウル・パワー! 

それにしても、ジェイ&シルキーのMCは、まるで漫才かというほどおもしろい。関西人は違いますねえ。(笑) 一番笑ったのが、彼らが着ていたステージ衣装。かなり豪華で派手で、黒人っぽいと思ったのだが、なんと彼らがバーケイズとのレコーディングでメンフィスに行ったときに、ツルシで買ったものだそうだ。靴までついて200ドルもしないという安さ。シルキーさんに聞くと、「向こうのひとたちは、こういうのを着て、日曜とかに教会に行くようですよ。安くドレスアップということでしょうね。見てくれは派手ですけど、素材はビニールみたいな安いやつですよ。(笑)」 まさにこれぞソウル・パワー! 

Setlist: Soul Power Presents Jaye & Silky With Soysoul Live @ STB139, Sweet Basil, August 18, 2007

First set [Soysoul]
show started 18:35
01. Can’t Stop
02. Super Fly
03. Chance To Change (new)
04. Why Don’t You...?
05. Soysoul
06. ひまわり
show ended 19:15

Second set [Jaye And Silky]
show started 19:31
07. Ecstasy (Red Hot)
08. Play Girl
09. Oh Let Me Know It [Special Delivery]
10. よりそうように
11. Fantasy [Earth Wind And Fire]
12. Happyで行こう
-----[Jaye And Silky + Soysoul]
13. Killer Joe [Quincy Jones]
14. You Don’t Have o Be A Star [Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.]
15. Rock Me Tonight [Freddie Jackson] 〜 Let’s Get It On [Marvin Gaye] 〜 Me And Mrs. Jones [Billy Paul] 〜 Rock Me Tonight
16. Can’t Give You Anything (But My Love) [Stylistics]
17. Ain’t No Mountain High Enough [Marvin Gaye & Tammi Terrell, Diana Ross]
Enc1. Let’s Stay Together (Murakami Ruika) [Al Green]
Enc2. 青空 (Zooco) 
Enc3. Feel The Need [Detroit Emeralds, Graham Central Station]
show ended 21:10

(2007年8月18日土曜日、六本木スイートベイジルSTB139=ジェイ&シルキー、ソイソウル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Jaye & Silky, Soy Soul
2007-100
【ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト、明日自由が丘マルディグラで】

音楽愛好家守島さんの主催の『ガンボズ・イアー・VOL.12〜ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト』が明日(8月19日・日曜)、自由が丘のマルディグラで行われます。吉岡正晴が秘蔵ソウルビデオをもっていき、ゆるーくビデオをかけながら、おしゃべりします。お時間あるかた、どうぞ。座席に関しては、直接お店にご連絡ください。

(詳細はこちら↓)
July 30, 2007
The Soul Searcher Will Be Appearing At "Gumbo’s Ear, Vol.12"
http://blog.soulsearchin.com/archives/001922.html



イヴェント名: Gumbo’s Ear Vol.12 Soul Searchin’ Videos Night
日時: 2007年8月19日(日曜) 開場:18:30 開演:19:00
場所: 自由が丘・マルディグラ (Mardi Gras)
住所: 東京都世田谷区奥沢5-29-10リブレB1
電話: 03-3722-6892
ウェッブ: www.jiyugaoka-mardigras.com 
地図: http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%C0%A4%C5%C4%C3%AB%B6%E8%B1%FC%C2%F45-29-10&lat=35.602665&lon=139.67116083&type=&gov=13112.8.5.28.10(東急線・自由が丘駅から徒歩約4分)
VJ&Talk:吉岡正晴,守島尚彦
イヴェントチャージ:¥1000(別途テーブルチャージ=525円、飲食代などがかかります)
企画:守島尚彦
ガンボズ・イアー・ウェッブ: http://morishima.00page.com/(ここに過去11回分の記録があります)
ソウル・サーチン・ウェッブ: http://www.soulsearchin.com/

EVENT>ANNOUNCEMENT>Gumbo’s Ear Vol.12

Live M! Day Two:

2007年8月18日
【ライヴM〜2日目】

予定外。

アコースティック・ソウル・サーチャーズの第二日目。この日のハイライトは、前日に飛び入りしていただいた梶原順さんに続き、サックスの本田雅人さんが飛び入りで参加していただいたあたり。梶原さんは、この日初見で「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」に参加。セカンドの3曲目、4曲目で本田さんが登場。この2曲は5人での演奏となった。5曲目「リボン」は本田さんが去り、梶原さんが残る。

結局、シークレット・ゲストはアンコールでも参加。アンコール曲「ラヴ・ザ・ワン・ユア・ウィズ」が終わっても、拍手は鳴り止まず、その場で急遽、予定していなかった「ホワッツ・ゴーイング・オン」のセッションが始まった。これはなかなかの聴きものになった。

返ってきたアンケートでは、ライヴはいかがでしたかの質問に4つの選択肢から、A「素晴らしかった」が約8割2分、B「よかった」が約1割8分という高評価。また、選曲について尋ねたところ4つの選択肢からA「知ってる曲が多くよかった」が約2割7分、B「知らない曲が多かったがよかった」が約7割3分と、知らない曲でも、ライヴとして大変楽しめたという評価をいただいた。

シャンティーのパフォーマンスでは、ケイリブとのデュエット「イフ・ディス・ワールド・ワー・マイン」、ソロで歌った「イフ・オンリー・フォー・ワン・ナイト」、そして、ジョー・サンプル、リズ・ライトの「ノーワン・バット・マイセルフ・トゥ・ブレイム」などのスロー系が、彼女にあっていたひじょうによかった。ケイリブでは「クリーピン」、「リボン・イン・ザ・スカイ」などがよかった。この日は急遽ゲイリーのサックスと歌をフィーチャーした「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」をいれたが、ゲイリーがこの曲では大活躍した。

前日のパフォーマンスを土台に、この日はリハーサルにも十分な時間がとれ、かなり練れたステージになった。

ご来場のみなさま、ありがとうございます。そして、参加されたミュージシャン、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。

■梶原順オフィシャル・ウェッブ
http://www.4creator.com/JunKajiwara/

■本田雅人オフィシャル・ウェッブ
http://www.ciao-ciao-ciao.com/masato-h/

■シャンティ・オフィシャル・ウェッブ
http://snydersmarket.com/shanti.html

■ケイリブ・ジェームス・オフィシャル・ウェッブ
http://www.kalebjames.com/

■ゲイリー・スコット・オフィシャル・ウェッブ
http://www.gshstudios.com/

■マルターノ・オフィシャル・ウエッブ
http://www.martano.jp/

■メンバー

Kaleb James (Piano, Vocal)
Gary Scott (Percussion, Sax)
Shanti (Vocal)
---
Kajiwara Jun (Guitar)
Honda Masato (Sax)

■セットリスト

Setlist: Acoustic Soul Serchers Featuring Shanti @ Martano, Fujigaoka, August 17, 2007

[ ] indicates original artists and/or performing artists

First set
show started 19:16
1. Give Me The Night [George Benson, Randy Crawford Version]
2. Cotton Fields [Fertile Ground]
3. What A Fool Believes [Doobie Brothers]
4. If This World Were Mine (Kaleb & Shanti) [Marvin Gaye & Tammi Terrell, Luther Vandross & Cheryl Lynn]
5. Creepin’ [Stevie Wonder, Luther Vandross]
6. If Only For One Night [Brenda Russell, Luther Vandross]
7. Jealous Guy [John Lennon, Donny Hathaway]
show ended 20:05

Second Set
show started 20:47
1. Heaven Only Knows [Swing Out Sisters]
2. Just The Two Of Us [Grover Washington Jr., Bill Withers] (feat. Kajiwara Jun)
3. Spooky (feat. Kajiwara Jun & Honda Masato) [Classics Four, Dusty Springfield version]
4. I Can’t Help It (Kaleb & Shanti) (feat. Kajiwara Jun& Honda Masato) [Michael Jackson]
5. Ribbon In The Sky (feat. Kajiwara Jun) [Stevie Wonder]
6. No One But Myself To Blame [Joe Sample & Lizz Right]
7. Tell Me Something Good [Rufus featuring Chaka Kahn]
Enc. Love The One You’re With [Crosby, Stills, Nash & Young, Isley Brothers, Luther Vandross] (+Kajiwara Jun, Honda Masato)
Enc. What’s Going On [Marvin Gaye] (+Kajiwara Jun, Honda Masato)
show ended 22:16

(2007年8月17日金曜、藤が丘マルターノ=アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンティー・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Acoustic Soul Searchers Featuring Shanti
2007-99
【ライヴM! 梶原順さん飛び入り】

暑熱(あつあつ)。

東急田園都市線・藤が丘駅前のピッツェリア「マルターノ」が行った初めてのライヴ「ライヴM!]が16日行われ、アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンティが2部にわたってパフォーマンスした。第2部では、近くに住む日本のトップ・ギタリストとして音楽シーンで大活躍中の梶原順さんが飛び入りで参加。3曲、プラスアンコールでも見事なギターを披露した。

この日は日中はものすごく暑く、夜になっても若干気温は下がったものの、ステージ、さらに店内はものすごく暑く、ミュージシャンたちも1曲目から汗だくになって熱演した。

6割以上のお客様がアンケートに書いてくださり、これは大変嬉しいところ。そして、そのうちの7割近くの方がライヴは「大変素晴らしかった」、3割の方が「よかった」と評価された。

とはいうものの、普段は普通のレストランが、ざまざま楽器、機材、照明を持ち込んで、ライヴハウスに変身し、地元を中心としたお客さんでいっぱいになったものの、すべてが初めてということで、さまざまな課題が残った。いくつかは今日(二日目)に改善し、できない部分はこんごの宿題として序々に解決していけばいいのではないだろうか。

梶原さんは、実はマルターノ・オウナー大西さんと、近くの和食レストランで出会って、大西さんが「今度ライヴをやるんですが」と言ったら、快く飛び入りを承諾していただいた。とはいうものの、梶原さんは日本の音楽業界では大変名前のある方なので、事前告知はせずにこの日を迎えた。

下記セットリストでは「スプーキー」と「アイ・キャント・ヘルプ・イット」は実は事前に打ち合わせをしていて、音も合わせていたのだが、「リボン・・・」はその直前にケイリブが譜面を書いて、その場で彼に渡して演奏してもらった。梶原さんも驚いていたが、さすが超一流プロ。この「リボン・・・」は、途中からのギター・アドリブがものすごくよかった。個人的にはこの日一番の聴きものになった。

「飛び入り」は、いろいろ言い方はあるようだが、Jump Inという熟語も使える。そこで、ジュンの「ジャンプ・イン」なので、ジュンプ・インですね。梶原さん、ありがとうございます! 

+++++

『ライヴM!』は、今日(8月17日)も行われる。問い合わせなどは次の通り。ただし、今日は予約でほぼいっぱいで、テラス席でのご案内になるが、昨日のライヴを見たところテラスでもモニターもあり、音もでてくるので十分楽しめる。

■ライヴ日時 2007年8月17日(金) 開場午後6時 開演第一部午後7時 第二部午後8時半 (二部構成・入れ替えなし)
場所 ピッツェリア・バール・マルターノ藤が丘店 
住所 神奈川県横浜市青葉区藤が丘1−29−2−2F 
(東急・田園都市線・藤が丘駅前徒歩1分。藤が丘駅までは、渋谷から約30分。駅に降りるとすぐお店が見えます)
電話 045-973-5844

■梶原順オフィシャル・ページ
http://www.4creator.com/JunKajiwara/

■マルターノ・オフィシャル・ウエッブ
http://www.martano.jp/

■メンバー

Kaleb James (Piano, Vocal)
Gary Scott (Percussion, Sax)
Shanti (Vocal)
---
Kajiwara Jun (Guitar)

■セットリスト

Setlist: Acoustic Soul Serchers Featuring Shanti @ Martano, Fujigaoka, August 16, 2007

[ ] indicates original artists and/or performing artists

First set
show started 19:17
1. Give Me The Night [George Benson, Randy Crawford Version]
2. Cotton Fields [Fertile Ground]
3. What A Fool Believes [Doobie Brothers]
4. If This World Were Mine (Kaleb & Shanti) [Marvin Gaye & Tammi Terrell, Luther Vandross & Cheryl Lynn]
5. Creepin’ [Stevie Wonder, Luther Vandross]
6. If Only For One Night [Brenda Russell, Luther Vandross]
7. Jealous Guy [John Lennon, Donny Hathaway]
show ended 20:14

Second Set
show started 20:57
1. Trouble Man [Marvin Gaye]
2. Heaven Only Knows [Swing Out Sisters]
3. Spooky (feat. Kajiwara Jun) [Classics Four, Dusty Springfield version]
4. I Can’t Help It (Kaleb & Shanti) (feat. Kajiwara Jun) [Michael Jackson]
5. Ribbon In The Sky (feat. Kajiwara Jun) [Stevie Wonder]
6. No One But Myself To Blame [Joe Sample & Lizz Right]
7. Tell Me Something Good [Rufus featuring Chaka Kahn]
Enc. Love The One You’re With (feat. Kajiwara Jun) [Crosby, Stills, Nash & Young, Isley Brothers, Luther Vandross] (feat. Kajiwara Jun)
show ended 22:08

(2007年8月16日木、藤が丘マルターノ=アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンティー・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Acoustic Soul Searchers Featuring Shanti
2007-98
【アコースティック・ソウル・サーチャーズ、藤が丘マルターノにて】

選曲。

いよいよ今日、藤が丘マルターノで『ライヴM!』(アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンテイー)が行われる。そのリハーサルが今日、行われた。『ライヴM!』は、普通のピッツェリアで行われるライヴなので、音響照明楽器などを一式レンタルしなければならない。

今回は、当初はキーボードの予定だったが、やはり、いい音を作りたいということで、思い切ってグランドピアノをレンタル。さらに、テラス席のお客さんにも見易くなるようテレビモニターを備えたり、当初の予定よりはかなり規模も大きくなってしまった。

セットリストも、最初は本当に誰でも知ってる曲を、みたいな感じだったのが、けっこうマニアックというか、ちょっと「お、これは」というような味わいのある選曲、しかし、聞けばみななっとくという曲になりつつある。

では、セットリストのヒントをここにご紹介しよう。下記のアルバムの中のなにかの曲が、アコースティック・ソウル・サーチャーズによって歌われる。さて、下記アルバム中のどの曲が歌われるか、あなたはどこまで推理できますか。(笑) 

■イヴェント詳細

August 05, 2007
Many Events Coming Up August
http://blog.soulsearchin.com/archives/001936.html

■こんなアーティストのこんなCDからの曲が何か歌われる・・・

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000006XUH/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006UYOJW/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000026V9/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000652UC/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000060NH/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005NUZM/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000060NH8/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002PER/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ENT>LIVE>ANNOUNCEMNET>LIVE M

Shiota Nori & Maru Live 

2007年8月15日
【塩田ライヴ】

3日間。

前の神保町での打ち合わせが延び、横浜モーションについたのが9時15分。9時半からのステージだと思っていたら、なんと8時半から。あららら。ニューヨーク在住で最近ではすっかりプロデュース仕事がめっきり増えているベース奏者、塩田哲嗣(しおた・のりひで)さんのセッション的ライヴ3日のうちの初日。

この日は、われらがソウル・サーチャー、マルがフィーチャリング・シンガーとなるというのではるばる遠出。はいったとき、すでにセカンドセット5曲目だった。最初、インストで何曲かやった後、マルが登場して、しっかり歌う構成。

マルは言う。「自分は別にジャンルにこだわらず、ジャズ、R&B、ヒップ・ホップ、ポップ、レゲエとどんなものでできる『マルチ・ジャンル・シンガー』になっていきたい。そしてどんなジャンルのスタイルを歌っていても、そこにマルというアイデンティティーが出てくれば、すごく嬉しい。そういうのを目指しています」

ふだんよく見るマルは、ジル・スコット的なR&Bが多いが、この塩田さんとのセッションはジャズになる。結局、『歌えるシンガー』は、なんでもこなせるということなのだろう。まあ、ここまで歌えるんだから、たいしたもの。

最近ポニー・キャニオンから出た塩田さんプロデュースの『JAZZ!!』というアルバムでマルは2曲、「ラウンド・ミッドナイト」と「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を歌っているが、このうちの前者をライヴで見せた。生で見たかったなあ。「ストリート・ライフ」も。

■メンバー

Maru(vo)、ハクエイ・キム(p)、岩瀬立飛(ds)、塩田哲嗣(b)

■セットリスト

Setlist : Nori Shiota Special Session, "Mo’ Swing" Vol.7 August 14, 2007
セットリスト  塩田哲嗣 スペシャル・セッション “Mo’ Swing” Vol.7

1st set

01. Stolen Moments
02. Dolphin Dance
03. Stable Mates
04. Between The Sheets
05. Get Here
06. Round Midnight
07. Street Life

Second set

01. All Blues
02. For Heaven’s Sake
03. Falling Grace
04. E.S.P.
05. Ordinary People
06. If I Ain’t Got You
07. Overjoyed
08. Street Walking Woman
Enc. Feel Like Making Love
Enc. Hiding
show ended 22:02

(2007年8月14日火曜、横浜モーション・ブルー=塩田哲嗣ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shiota, Norihide
2007-97

Many Events Coming Up:

2007年8月14日
【準備でばたばたです】

準備。

日曜日、『ソウル・ブレンズ』に行くために都内を走ったが、なんと空気の澄んだいること。昨日(月曜)も、同じく車の絶対数が少なく、空気がきれいな感じだ。お盆と正月は、東京の人口が東京に住んでる人だけになってぐっと減る。いつもこれくらいだとすごし易いのになあ、と思ったりして。(笑) 外に出て、空気が違うなんてことがわかるほど、空気感が違うって、ふだんの空気は一体、何? 慣れとは怖いもの。人間は「慣れる」生き物。

さて、世間はお盆休み真っ只中だが、こちらはイヴェント準備でおおわらわです。

今週16日(木曜)、17日(金)の藤が丘マルターノでの「LIVE M」(ザ・アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンティ)、さらに19日(日)の自由が丘マルディグラでの『ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト』、さらに29日の『木下航志ソウルを求めて〜真夏の品川教会にて』の準備と、かなりばたばたになっている。

「LIVE M」、「航志ライヴ」もほぼセットリストは決まり、あとはリハーサルで煮詰めていくだけ。さっき、ケイリブに会って、いろいろこまごま話をした。少しだけネタバレをすると、どちらのセットリストも、これまでの『ソウル・サーチン』で歌われた楽曲のいくつかが、姿形を変えて登場する。

つい最近やっと『アトランティック・レコーズ〜60〜ザ・ハウス・アーメット・アーティガン・ビルト』のDVDを見た。いやあ、おもしろかった。今は亡き、アトランティック創始者のひとり、アーメットのインタヴュー、そして、彼が育てたアーティストたちのインタヴューなどなど、ふんだんに昔話が飛び出てくる。一度、ゆっくりご紹介しよう。

■DVD

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000QCQC6I/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■イヴェントの概要

August 05, 2007
Many Events Coming Up August
http://blog.soulsearchin.com/archives/001936.html

ENT>ESSAY
【マル、黒沢薫のソロライヴでバックコーラスに】

抜擢。

『ソウル・サーチン:ザ・セッション』などでもおなじみのソウルフルなシンガー、マルが9月に行われる黒沢薫ソロ・ライヴでバックコーラスを務めることになった。黒沢薫のライヴは、9月6日(木)、目黒のブルースアレーで行われる。ただしチケットはほぼソールドアウトになっている模様。

■ブルース・アレー・オフィシャル・ウェッブ
http://www.bluesalley.co.jp/schedule/live_body.html

■黒沢薫オフィシャル・ウェッブ
http://www.kaorukurosawa.com/

■マルオフィシャル・ウェッブ
http://www.marudiva.com/

+++++

黒沢さんとマルは、昨年(2006年)4月1日にブルース・アレーで行われた『ソウル・サーチン〜マーヴィン・ゲイ』、さらに7月1日に行われた『ソウル・サーチン:ザ・セッション〜ルーサー・ヴァンドロス』で同じステージに立っていた。特にルーサーの回には、「ソー・アメージング」を二人で堂々とデュエット、拍手喝采をあびた。実際、このデュエットは見事だった。

『ソウル・サーチン』で、バックのギター、コーラスをつけていたのが、ガッツ。実は黒沢さんは、その後、「もし自分がソロライヴをやるときには、ガッツとマルにバックコーラスをやって欲しい」と言っていた。そして、この9月に彼の久々のソロライヴが決まったが、たまたまガッツとマルは、このブログでも報告しているとおり、ドリームズ・カム・トゥルーのツアーのコーラスの候補に抜擢されていた。ガッツは全ツアーに参加することになったが、マルは残念ながら最終的に外れてしまい、逆にそのために黒沢さんのライヴに参加がかなうことになった。

ところで、そのマルの盟友であり、彼女がソロライヴを行うときのミュージカル・ディレクター(MD)を担当しているキーボード兼アレンジャーの林田くん(通称ポチ)は、次のスガシカオのキーボード奏者に抜擢されたという。彼のバンドは、メンバーを一新するらしい。林田くんは、これまでにマル・バンドをまとめたり、100人のゴスペル隊をまとめたライヴを行ったり、幅広く活躍している。

ちゃんとやり続けていれば、みんな着実に抜擢され、出世してる感じだ。

■過去関連記事

August 27, 2006
1025 Gospel Choir Live: Audience & Singers Become As One
林田くん主催のゴスペルライヴ
http://blog.soulsearchin.com/archives/001226.html

July 03, 2006
"Soul Searchin’ : The Session Vol.1" (Part 2): Full Of Roses In Her Arms
マルと黒沢さんのデュエット
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_03.html

+++++

ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>
【歌うのは喜び〜ソウル・パワー燃焼す(セットリスト付き)】

燃え尽き。

というわけで、ナニワのソウル・サミットも終わり、やっと情報解禁ということで。

一体何組のコーラボレーションがあったのだろうか。多すぎて数え切れない。普段の各アーティストの単独コンサートでは決して見ることができない、めくるめくアーティストたちのコラボレーション(共演)。そもそも、ユニットの武田哲也も、エナメル・ブラザーズも共演から始まっている。

ダンスマンにサンペラーズ、スクープにズーコ、ジェイ&シルキーに酒井雄二、東方神起にタケ、ゴスペラーズにジェイ&シルキー、ゴスに東方神起、ゴスにハウイ・D、ゴスにズーコ、マーチンにK3B、マーチンにゴス、ゴスペラッツ、そして、オオトリにバブルガム・ブラザースのブラザー・コーン。これだけでも12通りだ。

実際にライヴに行かれた方は、下記セットリストをごらんになれば、その日のことがフラッシュバックするのではないだろうか。カヴァー曲にはそのオリジナル・アーティスト名を[ ]内に記したので、その楽曲を気に入られたら、ぜひオリジナルにも耳を傾けていただければ幸いだ。

武道館は、ステージ真横のラインの2階までぎっしり観客が。こんなぎっしりつまった武道館は久々に見た。

そして、見所は〜〜。ぜ〜〜んぶだ。(笑) やはり、各アーティストの通常のライヴでは見られない作品をこの『ソウル・パワー』で歌うというところに、このイヴェントの意義がある。

それぞれのパートに、解説をつけたいところだが、それだと日が暮れてしまいそうなので、本当に簡単に。

前回のトップバッター、アマチュアだった前座エナメル・ブラザース結成のきっかけとなったのが、アイズレー・ブラザース。今回の前座のポジションを引き継いだのは、武田哲也。そしてカヴァー曲がアイズレー。アイズレー→エナメル→武田→アイズレーと、アイズレーを軸に歴史が一回転した。

ダンスマンは昨年はカラオケだったが、今年は生バンドで。そして、どちらもソウル・ヒット。ジョージ・デュークの「シャイン・オン」と、カール・カールトンの「シーズ・バッド・ママ・ジャマ」。どちらも傑作空耳だ。このときは歌詞がモニターに映ってわかりやすかった。そして、サンペラーズの参加もひじょうにいい感じ。

スクープは渾身のスティーヴィー・メドレーから。スティーヴィー、ダニー・ハザウェイ好きのスクープならでは。

メジャー・デビューを果たしたエナメルは持ち歌もできて堂々たるステージ。

ゴスペラーズの今回のハイライトは、テンプテーションズの「マイ・ガール」のカヴァー。なんとここで、テンプス風の振り付けを披露した。この振り付けを担当したのは、われらがマイケル鶴岡。ご存知勝本謙二らとともに、キング・オブ・ソウルで活躍しているダンスマスターであり、三宿「ソウル・ナッツ」のオウナーでもある。振り付けを見ていてなんかマイケルっぽいなあ、テンプスっぽいなあ、と思ったら案の定だった。武道館の通路でばったり会ったので、どうしたのかと思ったら、こういうことだったのだ。「マイ・ガール」は、昨年「ソウル・パワー」で本編アンコールが終わった後に流れたCD、その曲でもある。昨年の終演後の「マイ・ガール」は、今年への大胆なる予告編だったのかもしれない。

また、ジェイ&シルキーとの共演「シルクの雨」の後半のジェイ、シルキーとのヴォーカル・バトルは、武道館を完璧に圧倒した。

唯一、セットリストの中にソウル曲がなかったのが東方神起。次回参加の際は、それこそジェームス・イングラムの「ジャスト・ワンス」やスティーヴィー、ブライアン・マクナイトでも歌って欲しいところ。

アンコールの「ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ」は元々フィラデルフィアのビリー・ポールのヒットだが、今回はそれをカヴァーしたドラマティックスのヴァージョンを元に作っている。そこで、佐藤善雄さんの低音がどんと生きてくるわけだ。これも圧巻だった。

最後のサプライズは、マーチンの最終兵器的サプライズ。もともとマーチンとブラザー・コーンは仲間だったが、このところ、コーンさんが体調不良などで一線を退いていた。だがここにきて復調の兆しがあり、マーチンの『シャンペーン・ロワイヤル』のリリース・パーティーなどにも顔を出していた。そこでそれなら、ぜひ復活の花道ということで、マーチンならではの方法でこうした場を作り出したのだ。

武道館は規定で「音出し」を10時までにやめなければならない。そこで、そのためにかなり綿密な時間計算がされた。セットリスト進行表には秒単位で時間が書かれていた。場面転換もテンポよく、そしてトークも無駄がなく、そのため結果的にひじょうに密度の濃いステージが出来上がった。

そして、どのアーティストも、歌うこと、この『ソウル・パワー』という大きなイヴェントに参加できることがことのほか、楽しい、喜びになっていた。

来年も熱く、暑く、そして、厚く燃えて欲しい。歓喜の3時間半、武道館が燃え尽きた〜〜〜っ。(バタッ)

■ソウルパワーの公式ページ
http://www.soulpowersummit.com/index.html

■ソウルパワー、前回の過去関連記事

July 27, 2006
Soul Power Tokyo Summit 2006
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_27.html

August 01, 2006
Soul Power Tokyo Summit 2006: A Leader Said "Thank You" To Another Leader
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200608/2006_08_01.html

■完全セットリスト (東京分=なにわ分は少し違います)

Setlist: Soul Power Tokyo Summit 2007@Budoukan, July 30, 2007
セットリスト: ソウル・パワー・東京サミット 2007 武道館

( )はステージ上でのコラボレーション。[ ]はその楽曲のオリジナルアーティスト。特記なきものは、そのアーティストがオリジナル。

show started 18:30
=武田哲也=
01. Soul Power Wrappin’(Opening)
02. Between The Sheets [Isley Brothers]
03. 母に捧げるバラード [海援隊]
=ダンスマン=
04. シャツたたんで収納 (Shine On)(+酒井、安岡、北山=サンペラーズ) [George Duke]
05. 背の高いヤツはジャマ (She’s A Bad Mama Jama) (+酒井、安岡、北山=サンペラーズ) [Carl Carlton]
=スクープ・オン・サムバディー=
06. Stevie Wonder Medley: Living For The City / Higher Ground / (A Riff Of) Sir Duke / Superstition / I Wish / Isn’t She Lovely
07. Tonight I Celebrate My Love (愛のセレブレーション)(+ Zooco) [Roberta Flack & Peabo Bryson]
08. Don’t Know Why [Norah Jones]
09. Sha La La
=エナメル・ブラザーズ=
00. (Theme-Get On The Boat) [Prince]
10. モテるのもラクじゃない
11. When Something Is Wrong With My Baby (僕のベイビーに何か) [Sam & Dave]
12. She Is My Girl
00. (Theme-Get On The Boat) [Prince]
=ジェイ&シルキー=
13. Jupiter [Earth Wind & Fire]
14. Take Me To Your Paradise
15. Happyで行こう (+酒井雄二 from ゴスペラーズ)
=東方神起=
16. Choosey Lover
17. Try My Love
18. Heart, Mind And Soul (+Take from スクープ・オン・サムバディー)
19. Love In The Ice
=ゴスペラーズ=
00. (Theme - Tighten Up) [Archie Bell & The Drells] (+ダンスマンMC)
20. ウルフ
21. My Girl [The Temptations]
22. シルクの雨 (+ジェイ&シルキー)
23. 永遠に (+東方神起)
24. No One Else Comes Close (+Howie D) [Backstreet Boys]
25. 二人のラブゾーン (+Zooco)
26. Love Machine (ラヴ・マシーン) [Miracles]
=鈴木雅之=
27. 違うそうじゃない (+桑マン・ウィズ・スリー・ビックリーズ=K3B)
28. Billy’s Boot Camp (+桑マン・ウィズ・スリー・ビックリーズ=K3B)
28. It Only Takes A Minute To Fall In Love (愛のディスコティック) [Tavares]
29. さよならいとしのBaby Blues 
=アンコール=
31. Me And Mrs. Jones (Dramatics Version) (+ゴスペラーズ)[Billy Paul]
32. ハリケーン (+ゴスペラーズ、佐藤善雄、スクープ・オン・サムバディー)
33. Won’t Be Long (+ブラザー・コーン、全員) [バブルガム・ブラザース]
show ended 21:55

(2007年7月30日月曜、日本武道館=ソウル・パワー・サミット2007)

ENT>MUSIC>LIVE>Soul Power 2007, Tokyo Summit
2007-93
【BBBCBライヴ】

サングラス。

サングラスがきらりと光る。黒いスーツが照明に映える。胸元のネクタイが揺れる。あの伝説のブルース・ブラザースをカヴァーした日本人バンド、その名もブルース・ブラザース・バンド・カヴァー・バンド、略してBBBCB(スリー・ビー・シー・ビー)のライヴが渋谷デュオで行われた。前回のライヴは2007年3月2日にあり、それも見たので約5ヶ月ぶり。

ドラムス、ベース、ギター2、キーボード、パーカッションにブラスセクションが4名、そして、黒スーツサングラスのブルース・ブラザースが2名。大所帯だ。全編ブルース・ブラザースのレパートリーをこなす。ブラスがはいるので、ファンキーなサウンドが際立つ。なにより選曲がよいし、バンドもそこそこやるのだが、曲間のMCが多すぎで間延びするのがひじょうにおしい。全部トークをとっぱらって、曲をメドレー形式にして、1部2部を分けずに通してやったら、今の3倍はよくなる。そうすれば、無音になった曲間のところで煽らずともみんな自然に席から立ち上がる。

黒スーツにサングラス、尼さんのかっこうしたお客さんまでいた。なによりも、渋谷デュオを椅子席ながら満員にする観客動員力はすごい。

■過去関連記事

April 03, 2007
Blues Brothers Rock The House: Happy Birthday Kiyoshiro
アメリカのブルース・ブラザースの2007年のライヴ評
http://blog.soulsearchin.com/archives/001689.html

2003/01/22 (Wed)
Blues Brothers @ Bluenote
ブルース・ブラザースの2003年来日時のライヴ評
http://www.soulsearchin.com//entertainment/movie/review/diary20030122.html

■セットリスト 

Setlist : BBBCB (Blues Brothers Band Cover Band) @ Shibuya Duo, August 10th, 2007

[ ] indicates original artist or artist who made song famous

First Set
show started 22:05
00. Video
01. I Can’t Turn You Loose [Otis Redding]
02. Going Back To Miami [Wayne Cochran]
03. Hey Bartender [Floyd Dixon]
04. Messin’ With The Kid [Junior Wells]
05. Cheaper To Keep Her [Johnnie Taylor]
06. (I Got Everything I Need) Almost [Downchild Blues Band]
07. Groove Me [King Floyd]
08. Looking For A Fox [Clarence Carter]
09. Soul Man [Sam & Dave]
10. Shot Gun Blues [Downchild Blues Band]
show ended 20:59

Second Set
show started 21:21
01. Peter Gun [Henry Mancini]
02. She Caught The Katy [Taj Mahal]
03. Flip, Flop And Fly [Joe Turner]
04. Gimme Some Lovin’ [Spencer Davis Group]
05. Shake Your Tailfeather [Ray Charles]
06. Sweet Home Chicago [Robert Johnson]
07. Do You Love Me [Contours]
08. "B" Movie Box Car Blues [Delbert McClinton]
09. Everybody Needs Somebody To Love [Solomon Burke]
Enc. Jailhouse Rock [Elvis Presley]
Enc. New Orleans [Gary U.S. Bonds]
show ended 22:34

(2007年8月10日金、渋谷デュオDUO=BBBCBライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>BBBCB
2007-96
【ユリ初単独ライヴ】

ジャンプ。

久保田利伸のバック、また、最近ではアイ(AI)のバックなどでも活躍中、さらに前回の『ソウル・サーチン:ザ・セッション』でアレサ作品を堂々と歌ってくれた女性シンガー、ユリ(YURI)が、昨年ニューヨークから帰国後、初単独ライヴを行った。会場、JZ(ジェイジー)ブラットは椅子席満員、女性の方が多い感じ。

ソウル・サーチャー、ファンクの要ジェイ・スティックスのドラム、同じく日野賢二ベース、そして久保田バンドの総帥柿崎洋一郎キーボード、初めて見たがかなりかっこいいカッティングギターを見せた馬谷イサム、さらにDJマスと強力なバンドで臨んだ初ライヴは、聞かせ躍らせの120分弱だった。

彼女のライヴ自体は、5月の四谷メビウス以来だったが、さすがに自分のバンド、自分のライヴだけにかなりの意気込みだ。バンドもよし、歌もよし、初ライヴとしては申し分ないだろう。ただ、玉に瑕(たまにきず)だったのが、若干トークが長かった点。ファーストで2曲歌った後、15分のトークはちょい長すぎ。ここでプラス2曲はできたような気も。(笑) もちろん初めてなので、話したいことがたくさんあるのは重々わかるが。

セカンド、アレサ・フランクリンの「ロック・ステディー」は、『ソウル・サーチン:ザ・セッション』でも歌ってくれたが、この日のアレンジはギター・リフも含めてものすごくかっこよかった。また続く曲(フローエトリーの「バタフライズ」)での親友有坂美香とのデュエットは見事。声質も似てるような感じで、ミカ&ユリとかでユニット組んだらおもしろいのではないかと思った。

また、クレバの右腕・千晴の作ったトラック(書きセットリストでセカンドの3〜5)もバンドではないがかなりいい感じ。

個人的にこの日一番印象に残ったのは、アンコールで歌われたアリシア・キーズの「イフ・アイ・エイント・ガット・ユー」。このタイプは歌のうまいユリに実にぴったりだ。後半の伸びの部分など最高だ。次はもう少し広い会場でできるだろう。ホップ、ステップ、ジャンプ。

セットの間にジーノ、マル、ケイリブらソウル・サーチャーの面々がやってきて、いろいろ話をしていたらあっという間に休憩時間が終わった。(笑) 

■メンバー

YURI(vo), 日野“JINO”賢二(b), 柿崎洋一郎(keys,talkbox), Isamu Umatani(g), Jay Stixx(ds)
Special Guest:有坂美香(vo)
Surprise Guest:千晴 from BLAST RAMPAGE
+DJ Mass

■関連ウェッブ 

YURIウェッブ
http://plaza.rakuten.co.jp/divafresh/

有坂美香ウェッブ
http://plaza.rakuten.co.jp/mikaarisakasings/

■過去関連記事

May 23, 2007
Philip & Hank, Yuri Kamino : Mind To Mind Communication
http://blog.soulsearchin.com/archives/001786.html

March 27, 2007
Soul Searchin: The Session〜A Tribute To Aretha Franklin (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/001671.html

February 16, 2007
Philip Woo & Friends @ Cha Cha House
http://blog.soulsearchin.com/archives/001592.html

October 31, 2006
Arisaka Mika Live: Things You Can’t Touch Would Be Into Your Heart
http://blog.soulsearchin.com/archives/001351.html

August 03, 2006
Tonight Is Ty Night: Philip Woo & New York All Stars Final
http://blog.soulsearchin.com/archives/001184.html

July 13, 2006
Philip Woo Band: So Tight, So Funky
http://blog.soulsearchin.com/archives/001141.html

■Setlist : Yuri @ JZ Brat, August 9, 2007
セットリスト ユリ @JZ(ジェイジー)ブラット

show started 19:35
00. Intro
01. You Got The Love [Rufus]
02. Sweet Surrender [Yuri’s original]
03. Sound Of Carnival [Kubota Toshinobu] (+Arisaka Mika)
04. You Should Been (A Riff of "Still A Friend Of Mine") [Yuri’s original] (+Arisaka Mika)
05. Stop, Look, Listen (To Your Heart) [Stylistics]
show ended 20:30

Second set
show started 21:20
01. Rock Steady [Aretha Franklin] (+Arisaka Mika)
02. Butterflies [Floetry] (+Arisaka Mika)
03. Breakin’/無礼King [Chiharu] (+Chiharu)
04. Up & Down [Chiharu] (+Chiharu)
05. ノイズの向こう [Chiharu] (+Chiharu)
06. I Can’t Stand The Rain [Ann Peebles]
Enc. If I Ain’t Got You [Alicia Keys]
show ended 22:19

(2007年8月9日木曜、渋谷JZブラット=ユリ[YURI]ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Yuri
2007-95
【お騒がせセレブ、二コール・リッチーはライオネル・リッチーの養子】

セレブ。

お騒がせセレブの名を欲しいままにしているパリス・ヒルトンらと幼少の頃から友人だった二コール・リッチーは、1970年代にコモドアーズのメンバーとして活躍し、その後ソロ・シンガーとして一世を風靡したライオネル・リッチーの養子だ。

先日、K-MIXの番組『ブギー・ナイツ』の「ブラック・アンド・ホワイト」のコーナーでライオネル・リッチーを紹介するときに、いろいろと調べていたら、最近話題の二コール・リッチーがライオネルの養子だということを知った。僕は二コールのお騒がせセレブの部分を知らなかったのだが、担当ディレクターが詳しく、いろいろと教わった。

アメリカのリアリティー番組(実生活をそのまま取材して放送する番組。超リッチなお嬢様が部屋掃除をしたり、ファーストフードのレストランでアルバイトをしたりする様子を撮影して放送する)『シンプル・ライフ』にパリス・ヒルトンとともに登場し、毎週やりたい放題やって、全米の話題を集めたという。(同番組を僕は見ていないのでなんとも説明しにくいが)

ライオネル・リッチーは大学時代からつきあっていたブレンダ・ハーヴェイと1975年10月に結婚。しかし、二人には子供がなかなか生まれなかった。そんな折、ライオネルのバンド関係者の女性が子供を産んだ。その子をライオネル夫妻はかわいがった。そこで、1983年、当時2歳だったライオネル夫妻がこの二コール(1981年9月21日生まれ=生まれたときの名前は、ニコール・カミル・エスコヴェード)を養子として迎え、育てることにした。

ところがライオネルは、1986年ごろから、妻ブレンダ以外の女性ダイアン・アレキサンダーと交際を始め、妻は激怒。ライオネル、ブレンダは3年以上にわたる話し合いの末、1993年8月9日、正式離婚。

ライオネルは、この二コールをもともとプリンスのライヴコンサートで見たという。小さな二コールがいるのを見たが、二コールの実際の母はプリンスの衣装関係の仕事をしていたという。その姓エスコヴィードからわかるように、サンフランシスコを本拠に活躍しているパーカッション・プレイヤー、シーラ・エスコヴィード、あるいはピート・エスコヴィードの親戚だ。

その後、ライオネルはダイアンと1994年5月に結婚。1995年と1998年に一男一女をもうけた。しかし、二人は2004年に離婚。

二コールによれば、ライオネル夫妻は彼女の子供時代から好き放題にさせ、欲しいといったものは何でも買ってくれたという。それで甘やかされ、わがままになったのかもしれない。

二コールは、2006年12月に飲酒運転で逮捕され、4日間の禁固刑が言い渡された。

8月9日は、奇しくもライオネルとブレンダの離婚記念日だ。

ENT>NEWS>
【ベイビーフェイスの新作は、70年代カヴァー曲集】

期待。

ベイビーフェイスが2007年9月18日に全米で2年ぶりの新作『プレイリスト』をリリースするが、これは彼が十代によく聴いていた思い出の曲を録音したものになる。1970年代のヒット集で、しかも、ソウル、R&B系ではなく、ポップ、ロック系の選曲というユニークな企画で大きな話題を集めそうだ。またこれはアイランド・レコード移籍第一弾となる。

選ばれた曲は、ジェームス・テイラーの「ファイアー・アンド・レイン」(1970年)、同じくテイラーの「シャワー・ザ・ピープル」(1976年)、エリック・クラプトンの「ワンダフル・トゥナイト」(1978年)、ブレッドの「ダイアリー」(1972年)、ジム・クローチの「タイム・イン・ア・ボトル」(1973年)、ボブ・ディランの「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」(1973年)、デイヴ・ロギンスの「プリーズ・カム・トゥ・ボストン」(1974年)、ダン・フォーゲルバーグの「ロンガー」(1979年)など。この他に、2曲のオリジナル新曲が録音されている。新曲の1曲「ノット・ゴーイング・ノーホエア(どこにも行かない)」は、ベイビーフェイスが別れた元妻トレイシーと、その間に生まれた子供のことを歌った作品。両親は離婚しても、親はどこにも行かない、ずっとそばにいる、というもので、もう1曲「ソルジャー・ソング」はイラク戦争に行っている兵士たちのことを歌ったもの。

この選曲ラインアップを見るだけで、ベイビーフェイスの音楽的趣向性のようなものがわかる。また、ベイビーフェイスにあった楽曲が選ばれており、前作以上のセールスが期待される。

ベイビーフェイスによれば、「自分の過去を形作ったのがこうした曲であり、これらの作品はこんどは自分の将来を形作るものになると思う」と語っている。

ある意味で、ロッド・スチュワートがジャズスタンダード、アメリカン・スタンダードをカヴァーして大ヒットを飛ばしたが、それよりさらに時代が進み、現在トップで活躍しているアーティストたちが多感な十代から二十代前半までにヒットしていた1970年代の作品、つまり、彼らがリアルタイムで聞いてきた曲をカヴァーするという企画は、タイミング的にもかなりいいような気がする。

ベイビーフェイスは1958年4月10日インディアナ州インディアナポリス生まれ。1970年にはちょうど12歳。1970年代はまさに彼にとって青春時代だ。

個人的には、ジム・クローチの名曲「タイム・イン・ア・ボトル」が一体どんなベイビーフェイス節になっているのか、ものすごく楽しみだ。

■2001年作品『ザ・デイ』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005L9LO/soulsearchiho-22/ref=nosim/

『ラヴ・ソングス』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CPGWA0/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ENT>MUSIC>ARTIST>Babyface

Etta James Hospitalized

2007年8月7日
【エタ・ジェームス入院】

入院。

ヴェテランR&B、ブルーズ・シンガー、エタ・ジェームスが7月末にロスアンジェルスのシーダース・サイナイ病院に入院した。これは、去る6月中旬に腹部の手術をした結果、容態が悪くなり再入院したもの。現在は、容態は安定しており、8月末には退院できるのではないかと見られている。

エタ・ジェームスは、今月からBBキング、アル・グリーンらとのツアーが予定されていたが、エタに代わってシャカ・カーンが参加することになった。

医師は、「もちろん、ツアーに戻るのは彼女の判断だが、実際ツアーに戻るのは、かなり危険だ」と警告している。

エタ・ジェームスは1938年1月生まれの69歳。白人とのハーフ。母親は16歳のときにエタを生んだ。父親は、後に母親がエタに語ったところによると、1930年代以降全米をまたにかけ活躍した有名なビリヤード・プレイヤー、ミネソタ・ファッツだという。

エタのソウルフルな歌唱は、のちにジャニス・ジョプリンに大きな影響を与え、ジャニスをして「あなたのように歌いたい」と言わせた。

最新作は2006年にリリースされた『オール・ザ・ウェイ』。

1992年8月に来日して公演もしている。

■エタ・ジェームス (ベスト・アルバム) 『ゴールド』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000LXSTQI/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■エタ・ジェームス自伝(英語)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0306812622/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ENT>MUSIC>ARTIST>James, Etta
【スティーヴィー・ワンダー全米ツアーへ】

12年ぶり。

スティーヴィー・ワンダーが、約12年ぶり(正確には12年8ヶ月ぶり)に全米ツアーにでる。今回のツアー・タイトルは『ア・ワンダー・サマーズ・ナイト・ツアー』で、現在、13都市でのライヴが予定されている。若干の追加公演がでるかもしれない。チケットは8月1週目から順次発売される予定。オープニングは8月23日のカリフォルニア州サンディエゴ。

スティーヴィーの全米規模のツアーは、1994年12月末から1995年1月にかけての『ナチュラル・ワンダー・ツアー』以来。このときは11都市を回った。単発のライヴやゲスト出演などは数多くあったり、また、日本ツアーはこの間にも何度か行っているが、全米ツアーは久々となる。今回の公演会場はだいたい5000人収容の中規模のホールで、これまでの大規模アリーナではない。

また、スティーヴィーはこのツアー開始に関連して、2007年8月4日付けニューズウィーク誌電子版でインタヴューに答えた。その中で、スティーヴィーは次作のタイトルは『ゴスペル・インスパイアード・バイ・ルーラ(The Gospel Inspired by Lula)』 で、昨年5月に亡くなった母親へ捧げる作品となり、来年(2008年)1月11日の母親の誕生日までにリリースしたい、と言っている。このツアーでも、そのアルバムに収録される予定の作品から歌うつもりだとも述べている。

■インタヴュー記事(2007年8月4日付けニューズウィーク=英語)
http://www.msnbc.msn.com/id/20123598/site/newsweek/

■スティーヴィーの母、死去の記事
June 14, 2006
Stevie Wonder’s Mother Died
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200606/2006_06_14.html

■"A WONDER SUMMER’S NIGHT TOUR"公演予定

Aug. 23, 2007 San Diego, CA Humphrey’s
Aug. 25 Lake Tahoe, CA Harvey’s Lake Tahoe Amphitheatre
Aug. 26 Concord, CA Concord Pavilion
Aug. 28 Santa Barbara, CA Santa Barbara Bowl
Aug. 30 Portland, OR Edgefield Amphitheatre
Aug. 31 Woodinville, WA Chateau Saint Michelle Winery
Sept. 04 Saratoga, CA Mountain Winery
Sept. 05 Los Angeles, CA Greek Theatre
Sept. 10 Chicago, IL Charter One Pavilion
Sept. 12 Detroit, MI Meadowbrook
Sept. 14 Atlanta, GA Chastain Park Amphitheatre
Sept. 16 Baltimore, MD Pier Six Pavilion
Sept. 20 Boston, MA Bank of America Pavilion
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Sept. 18 New York, NY Radio City Music Hall
appearing with "The Dream Concert"

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ENT>MUSIC>LIVE>
ENT>MUSIC>ARTIST>Wonder, Stevie
【イヴェント多しのオーガスト】

八月。

なぜかソウル・サーチャーがからんだイヴェントがこの8月に目白押しだ。自分でも整理する意味で、ここにまとめてみたい。

[1] 2007年8月16日(木)、17日(金) 午後7時〜
『ライヴM!』『アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンティー・ウィズ・ケイリブ・ジェームス、ゲイリー・スコット』
@神奈川県横浜市藤が丘・ピッツェリア「マルターノ」藤が丘店

詳細は下記へ。
June 30, 2007
Acoustic Soul Searchers Featuring Shanti Will Be Performing At Martano : Second Spin Off Project Of Soul Searchin’
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_06_30.html

ザ・ソウル・サーチャーズのアコースティック・ヴァージョン。ケイリブのピアノ、ゲイリーのサックス&パーカッションに「ソングバード」シャンティーのソウルフルでさわやかな歌声が響く。基本的にはソウル・ヒットのカヴァーを、シャンティーとケイリブでアコースティックで歌う。たぶん耳なじみの曲を、彼ら独自のアレンジで聴かせる。

このライヴには近くに住むギタリスト、サックス奏者らが飛び入り参加のうわさもある。ビデオ収録し、インターネット、もしくは、衛星テレビなどでのオンエアーを計画中。(正式決定してから発表いたします)

最初に発表した17日(金)はすでに予約で満席、急遽、16日(木)に追加公演を決定した。16日分に限り、若干本ブログ読者に座席をキープしているが、残りわずか。

soul_searchin_the_session@yahoo.co.jpまでお名前、人数、電話番号をお書きの上Eメールをお送りください。折り返し確認メールをお送りします。

[2] 2007年8月19日(日)午後7時
『ガンボズ・イアーVOL.12〜ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト』
@東京・自由が丘マルディグラ

音楽愛好家・守島さん主催のイヴェントの第12回目。ふだんはレコード、CDコンサートを行っているが、今回はタイトルからおわかりになるように、ソウル系のビデオを紹介する。

現在のところ、できるだけ映像のきれいなもので、市販されていないものを中心に選曲中。今考慮中なのが、バリー・ホワイト(1975年)、ラリー・グラハム、ルーファス・トーマス、デルフォニックス、アル・グリーン、ミニー・リパートン、ビル・ウィザース(1971年)、テディー・ペンダグラスなどの珍しい映像を持っていく予定。話はかなり脱線して、きっとゆるーいものになると思う。(笑) まあ、気軽にソウル談義におつきあいください。

会場は30人程度で満席になるので予約をお願いします。また、主催者の守島さんから本ブログ読者のために10席確保していただきましたので、いつものようにsoul_searchin_the_session@yahoo.co.jp までお名前、人数、電話番号をお書きの上Eメールをお送りください。折り返し確認メールをお送りします。

詳細は次に。
The Soul Searcher Will Be Appearing At "Gumbo’s Ear, Vol.12"
[ EVENT & ANNOUNCEMENTS>]
【ソウル・サーチャー、「ガンボズ・イアー第12回」に登場】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_07_30.html
守島さんのウェッブ
http://morishima.00page.com/

[3] 2007年8月26日(日)午後3時〜
『candy candy & LA SCALA 一日限りの復活祭』
@東京・西麻布クラブ・クロス
詳細は次に。
http://www.so-pro.co.jp/seisaku/event/070826.html
(↑ここに、イヴェントのCM音声も入っています)

いわゆるディスコ・イヴェント。DJオッシー、松本”赤シャツ”ミツグ、鈴木昇治ら往年のディスコDJが集結する。ダンスマンのライヴも。僕も『ソウル・ブレンズ』が終わった後、ちょっと遊びに行きます。(笑) 

[4] 2007年8月29日(水)午後6時半〜
『木下航志のソウルを求めて〜真夏の品川教会にて』
Kohshi Kishita & The Soul Searchers Live
@東京・品川品川教会
チケットの入手方法など詳細は次に。
http://www.soulsearchin.com/
あるいは http://www.kishitakohshi.com/index2.html
ここでライヴ情報へ。

これまで、『ソウル・サーチン』のイヴェントに4回連続出場の記録を持つソウルフルなシンガー、ソングライター木下航志が、『ソウル・サーチン』でグルーヴを共有したザ・ソウル・サーチャーズと堂々の初共演。第一部はオリジナルを中心に、第二部ではザ・ソウル・サーチャーズとともに、多くのソウル・ヒットのカヴァーを「木下航志流」大胆アレンジで聴かせる。これまでに『ソウル・サーチン』で歌ったソウル作品も歌うが、その変遷ぶりにはきっと驚かれる方も多いだろう。成長、進歩、進展の一こまの証人となる。しかも、場所は教会。神のソウルも降りてくるにちがいない。

ENT>MUSIC>LIVE>ANNOUNCEMENT


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