【高山広〜マルターノに登場】
大図鑑。
これまでに『ソウル・サーチン:ザ・セッション』イヴェントで、ルーサー・ヴァンドロスの回(2006年7月)、アレサ・フランクリンの回(2007年3月)でそれぞれのストーリーを一人芝居で演じたエンタテイナー、シンガー ソング ライター のような「アクター ディレクト ライター」と自称する高山広さんが、11月6日(火曜)に藤が丘マルターノに登場する。
『ソウル・サーチン』や彼個人のソロ・ライヴ・パフォーマンスをご覧になられた方はおわかりになると思うが、高山さんはさまざまなキャラクターを一人で演じる。それは単にひとりの人間のキャラクターだけではない。物にもなってしまうのだ。たとえば、そこにパソコンがあり、モニターがあれば、それだけで一ネタ作ってしまうだろう。それは、彼の観察力のすばらしさに負うところが大だ。
高山さんはいろいろな出し物を持っており、ネタも数百を超えるが、大きく分けて二種類のタイトルがある。比較的小さな会場(30人〜)のところで演じる場合『高山広の一人芝居おキモチ∞HANJOH(だいはんじょう)』(PA、マイクなどを基本的には使わない)、大きな劇場などで行う場合『高山広のおキモチ大図鑑』(PA、マイクなどを使用)となる。
先日マルターノで打ち合わせをした時、現場に来た高山さん「いやあ、おしゃれなレストランですねえ。はい、ここでは『おキモチ大図鑑』ですね」。おそらく客席数は50強といったところだが、彼としてはマイクを使うので「劇場並」の『大図鑑』をやる腹積もりらしい。もちろん、彼のパフォーマンスにかける意気込みは観客数には関係ない。
この『おキモチ大図鑑』は、彼のプロフィールによるとこうだ。「92年からスタートした数本立てショートストーリーの一人芝居シリーズ『高山広のおキモチ大図鑑』は、人間や動物、昆虫といった生物はもとより、ありとあらゆるモノ(花火、パチンコ玉、歯ブラシと雑巾、傘、爪切り、たばこ、信号、消化器、星…)や概念(昨日さんと今日さん、ウソ君とマコトちゃん…)まで演じながらその「キモチ」や機微を描いていくという作風で「一人芝居の概念を変えた」と評されています」 まさにこの説明の通り。
11月6日のライヴの出し物・ネタについては未定だ。しかし、何が飛び出るにせよ、面白いものが演じられることはまちがいない。藤が丘近辺にはこうしたものを見せるライヴハウスはない。果たして、かの地でどのような反響を巻き起こすか興味深い。
■高山広オフィシャル・ウエッブ
http://www.schop.jp/
マルターノ・オフィシャル・ウエッブ
http://martano.exblog.jp/d2007-09-30
高山広の一人芝居「おキモチ大図鑑」@マルターノ
日 時:2007年11月6日(火曜) 18時開場 20時開演(ライヴは90分程度の予定)
会 場:ピッツェリアバール・マルターノ(藤が丘店)
TEL & FAX 045-973-5844
横浜市青葉区藤が丘1-29-2-2F
(東急・田園都市線・藤が丘駅前東側・徒歩1分)
メールアドレス info@martano.jp
料 金:2,500円(税込み)(この他にご飲食代がかかります)
出 演:高山 広
ご予約:マルターノへ直接お電話、メールなどでしてください
ENT>LIVE>ANNOUNCEMENT>Takayama Hiroshi
大図鑑。
これまでに『ソウル・サーチン:ザ・セッション』イヴェントで、ルーサー・ヴァンドロスの回(2006年7月)、アレサ・フランクリンの回(2007年3月)でそれぞれのストーリーを一人芝居で演じたエンタテイナー、シンガー ソング ライター のような「アクター ディレクト ライター」と自称する高山広さんが、11月6日(火曜)に藤が丘マルターノに登場する。
『ソウル・サーチン』や彼個人のソロ・ライヴ・パフォーマンスをご覧になられた方はおわかりになると思うが、高山さんはさまざまなキャラクターを一人で演じる。それは単にひとりの人間のキャラクターだけではない。物にもなってしまうのだ。たとえば、そこにパソコンがあり、モニターがあれば、それだけで一ネタ作ってしまうだろう。それは、彼の観察力のすばらしさに負うところが大だ。
高山さんはいろいろな出し物を持っており、ネタも数百を超えるが、大きく分けて二種類のタイトルがある。比較的小さな会場(30人〜)のところで演じる場合『高山広の一人芝居おキモチ∞HANJOH(だいはんじょう)』(PA、マイクなどを基本的には使わない)、大きな劇場などで行う場合『高山広のおキモチ大図鑑』(PA、マイクなどを使用)となる。
先日マルターノで打ち合わせをした時、現場に来た高山さん「いやあ、おしゃれなレストランですねえ。はい、ここでは『おキモチ大図鑑』ですね」。おそらく客席数は50強といったところだが、彼としてはマイクを使うので「劇場並」の『大図鑑』をやる腹積もりらしい。もちろん、彼のパフォーマンスにかける意気込みは観客数には関係ない。
この『おキモチ大図鑑』は、彼のプロフィールによるとこうだ。「92年からスタートした数本立てショートストーリーの一人芝居シリーズ『高山広のおキモチ大図鑑』は、人間や動物、昆虫といった生物はもとより、ありとあらゆるモノ(花火、パチンコ玉、歯ブラシと雑巾、傘、爪切り、たばこ、信号、消化器、星…)や概念(昨日さんと今日さん、ウソ君とマコトちゃん…)まで演じながらその「キモチ」や機微を描いていくという作風で「一人芝居の概念を変えた」と評されています」 まさにこの説明の通り。
11月6日のライヴの出し物・ネタについては未定だ。しかし、何が飛び出るにせよ、面白いものが演じられることはまちがいない。藤が丘近辺にはこうしたものを見せるライヴハウスはない。果たして、かの地でどのような反響を巻き起こすか興味深い。
■高山広オフィシャル・ウエッブ
http://www.schop.jp/
マルターノ・オフィシャル・ウエッブ
http://martano.exblog.jp/d2007-09-30
高山広の一人芝居「おキモチ大図鑑」@マルターノ
日 時:2007年11月6日(火曜) 18時開場 20時開演(ライヴは90分程度の予定)
会 場:ピッツェリアバール・マルターノ(藤が丘店)
TEL & FAX 045-973-5844
横浜市青葉区藤が丘1-29-2-2F
(東急・田園都市線・藤が丘駅前東側・徒歩1分)
メールアドレス info@martano.jp
料 金:2,500円(税込み)(この他にご飲食代がかかります)
出 演:高山 広
ご予約:マルターノへ直接お電話、メールなどでしてください
ENT>LIVE>ANNOUNCEMENT>Takayama Hiroshi
【深町純第81回〜レス・トーク、モア・ミュージック】
CP80。
孤高のピアニスト、深町純、即興キーボード・パーティー第81回。毎月最終土曜日の定例会。祐天寺FJズに移ってから4回目。
彼がここで演奏するピアノはヤマハのCP80というもの。普通のグランドピアノは弦を3本張るが、これは2本にして、その弦を斜めに張って、若干スペースを省略化できる。弦にピックアップがついていて、それをアンプにつなぎ、スピーカーから音を出す。また彼のは、シンセサイザーとミディ(MIDI)でつなぎ、さまざまなシンセ音とも混合できる。音色の調整などは足元でやっている。
深町さんは、前日(28日=金)、東京都庁前の広場で「小河内ダム竣工50周年」を記念するイヴェントでピアノ演奏を披露してきた、という。アメリカ人のジューン・ヘッズ(熱心な深町純ファン=グレイトフル・デッドのマニア、デッド・へッズにならって)、トーマスは「なんで、小河内ダムで深町さんなんだ。ま、記念イヴェントはいいけど、それなら、なぜ、その小河内ダムでやらないの」と疑問を呈した。それはそれなりにその通りで、それを聞いて、おおっ、ダムとかそういう自然の中で深町ピアノを聴くのもおもしろそうだなと企画が浮かんだ。
冒頭MCで、深町さん「僕の話は評判が悪いようで、みんなに、しゃべるな、と
言われる。でも、そう言われると、もっとしゃべってやろうかと思ってしまう(笑)」などといつもの調子でトークが炸裂したが、第2部は冒頭で15分ほどしゃべった後は一気に3曲続けて約43分演奏した。今日の話は、夏目漱石の小説「こころ」のこと、「斧」の話、オランダの話、プラトンの話、国家と法律の話など。
恒例、観客からメロディーをちょっとだけもらって、それを元に即興演奏するという「御題拝借」の2曲は、どちらもよかった。特に2曲目は曲として完成していたような気がする。それを証明するかのように、御題拝借作品としては普通は2分以内が多いのに対し、異例の4分超となった。
ライヴ会場が祐天寺に引っ越して、CP80のサウンドにも、僕個人も慣れてきた。そして何よりここFJズでのほうが、レス・トーク、モア・ミュージックになっているところがいい。
■深町純・サントリー・ホールでコンサート決定、定例会は第三土曜に
深町さんが、来る2007年10月27日(土曜)、東京・赤坂のサントリーホール・小ホールで単独ライヴを行う。サントリー・ホールでの演奏は、深町さんにとって初めて。チケットは5000円、全席指定。ロウソン・チケットなどで発売中。下記ウェッブから深町さんへ直接予約をいれることもできる。これに伴い、毎月最終土曜日の定例キーボード・パーティーは10月のみ通常から繰り上げ第三土曜10月20日に行われる。
■深町純オフィシャル・ウェッブ
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
■FJ’ズ オフィシャル・ウェッブ
http://fjs.fukamachi-jun.com/
■Setlist: Fukamachi Jun #81 @ FJ’s, Yutenji, September 29, 2007 (Saturday)
セットリスト 深町純 キーボードパーティー第81回(第4回)
First Set
show started 19:39
01. 2007年9月29日19時39分の作品 (17:12)
02. 2007年9月29日20時09分の作品 (16.08) 「斧」
03. 2007年9月29日お題拝借作品1(2.17)
04. 2007年9月29日お題拝借作品2(4.14)
show ended 20:35
Second Set
show started 21:02
01. 2007年9月29日21時17分の作品 (16.05)
02. 2007年9月29日21時33分の作品(14.04)
03. 2007年9月29日21時47分の作品(12.58)
show ended 22:06
■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4 第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9 第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1 第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19 【恵比寿・アートカフェ最終回】
2007年06月 第一・二部(通し)64.78 (2時間50分)【祐天寺FJ’s1回目】
2007年07月 第一部 66.23 第二部 66.45
2007年08月 第一部 67.03 第二部 68.04
2007年09月 第一部 71.16 第二部 67.30
(2007年9月29日土曜、祐天寺FJ’ズ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2007-124
CP80。
孤高のピアニスト、深町純、即興キーボード・パーティー第81回。毎月最終土曜日の定例会。祐天寺FJズに移ってから4回目。
彼がここで演奏するピアノはヤマハのCP80というもの。普通のグランドピアノは弦を3本張るが、これは2本にして、その弦を斜めに張って、若干スペースを省略化できる。弦にピックアップがついていて、それをアンプにつなぎ、スピーカーから音を出す。また彼のは、シンセサイザーとミディ(MIDI)でつなぎ、さまざまなシンセ音とも混合できる。音色の調整などは足元でやっている。
深町さんは、前日(28日=金)、東京都庁前の広場で「小河内ダム竣工50周年」を記念するイヴェントでピアノ演奏を披露してきた、という。アメリカ人のジューン・ヘッズ(熱心な深町純ファン=グレイトフル・デッドのマニア、デッド・へッズにならって)、トーマスは「なんで、小河内ダムで深町さんなんだ。ま、記念イヴェントはいいけど、それなら、なぜ、その小河内ダムでやらないの」と疑問を呈した。それはそれなりにその通りで、それを聞いて、おおっ、ダムとかそういう自然の中で深町ピアノを聴くのもおもしろそうだなと企画が浮かんだ。
冒頭MCで、深町さん「僕の話は評判が悪いようで、みんなに、しゃべるな、と
言われる。でも、そう言われると、もっとしゃべってやろうかと思ってしまう(笑)」などといつもの調子でトークが炸裂したが、第2部は冒頭で15分ほどしゃべった後は一気に3曲続けて約43分演奏した。今日の話は、夏目漱石の小説「こころ」のこと、「斧」の話、オランダの話、プラトンの話、国家と法律の話など。
恒例、観客からメロディーをちょっとだけもらって、それを元に即興演奏するという「御題拝借」の2曲は、どちらもよかった。特に2曲目は曲として完成していたような気がする。それを証明するかのように、御題拝借作品としては普通は2分以内が多いのに対し、異例の4分超となった。
ライヴ会場が祐天寺に引っ越して、CP80のサウンドにも、僕個人も慣れてきた。そして何よりここFJズでのほうが、レス・トーク、モア・ミュージックになっているところがいい。
■深町純・サントリー・ホールでコンサート決定、定例会は第三土曜に
深町さんが、来る2007年10月27日(土曜)、東京・赤坂のサントリーホール・小ホールで単独ライヴを行う。サントリー・ホールでの演奏は、深町さんにとって初めて。チケットは5000円、全席指定。ロウソン・チケットなどで発売中。下記ウェッブから深町さんへ直接予約をいれることもできる。これに伴い、毎月最終土曜日の定例キーボード・パーティーは10月のみ通常から繰り上げ第三土曜10月20日に行われる。
■深町純オフィシャル・ウェッブ
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
■FJ’ズ オフィシャル・ウェッブ
http://fjs.fukamachi-jun.com/
■Setlist: Fukamachi Jun #81 @ FJ’s, Yutenji, September 29, 2007 (Saturday)
セットリスト 深町純 キーボードパーティー第81回(第4回)
First Set
show started 19:39
01. 2007年9月29日19時39分の作品 (17:12)
02. 2007年9月29日20時09分の作品 (16.08) 「斧」
03. 2007年9月29日お題拝借作品1(2.17)
04. 2007年9月29日お題拝借作品2(4.14)
show ended 20:35
Second Set
show started 21:02
01. 2007年9月29日21時17分の作品 (16.05)
02. 2007年9月29日21時33分の作品(14.04)
03. 2007年9月29日21時47分の作品(12.58)
show ended 22:06
■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4 第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9 第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1 第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19 【恵比寿・アートカフェ最終回】
2007年06月 第一・二部(通し)64.78 (2時間50分)【祐天寺FJ’s1回目】
2007年07月 第一部 66.23 第二部 66.45
2007年08月 第一部 67.03 第二部 68.04
2007年09月 第一部 71.16 第二部 67.30
(2007年9月29日土曜、祐天寺FJ’ズ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2007-124
Teddy Riley’s Jam @ Billboard Live
2007年9月29日【ニュー・ジャック・スイング復活】
NJS。
テディー・ライリー率いるガイ、ブラック・ストリートの作品を惜しげもなく演奏する。このバンド自体は、ガイでもなく、ブラック・ストリートでもないのだが、ドラムスのほか楽器はキーボード4人、コーラス4人、これにテディーの歌とキーボードが入るという大所帯。しかし、テディーがいれば、それはすぐにニュー・ジャック・スウィング(NJS)になる。
ドラムスの音は最近のR&B系の音をしていた。しかし、ベースもなければ、ギターもない。音だしするのは、ドラムスと数台のキーボードだけ。これだけで実にグルーヴある音を作り出す。アップテンポで次々とたたみかけてくるところはさすがだ。何度かトーキング・ボックスを使った音も聞かせた。
全体的には当時のニュー・ジャック・スウィングのファン、テディーのファンが多いのだろう。このバンドは、今回のために結成されたバンドだそうで、リハの後、人前でライヴをするのは今回が初めてだそうだ。2−3分ずつで、次々と作品が演奏される。
本編後のアンコールが終わっても、この日は盛り上がったせいか5分以上も拍手が続いた。けっこうのりがよかったので、観客も大いに盛り上がったということだろう。そして、その後しばらくするうちに、サインを待つファンが列をなしていた。ちょうど、ステージの端から端くらいまでの人数だ。テディーはこれを全部裁くらしい。えらい。
■ガイ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ROAKIG/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ブラックストリート
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001Y61/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■メンバー
テディー・ライリー/Teddy Riley (Vocals)
ジェイ/Jay(Vocals)
ロニー/Lonnie(Vocals)
シャーマン・ティスデール/Sherman Tisdale (Vocals)
カバーロ/Kavarro (Tyler Thurmond)(DJ)
ロス/Los (Carlos McSwain)(Drums, Vocals)
ジーン/Gene(Keyboards, Bass)
ユングウールド/yungwurld(Derrick McCalister)(Keyboards)
クリス・トンプキンス/Chris Thomkins(Keyboards)
■Setlist : Teddy Riley @ Billboard Live, September 28, 2007
セットリスト テディー・ライリー
show started 21:35
00. Intro
01. Her [2nd Guy CD "The Future"-1990]
02. Spend The Night [1st Guy CD " Guy" - 1988]
03. Fantasy
04. I Wanna Get With U (Drop Da Bomb) [2nd Guy CD "The Future"]
05. Booti Call [1st Blackstreet CD - 1994]
06. Fix [2nd Blackstree CD "Finally"]
07. Let’s Chill [2nd Guy CD "The Future"]
08. Joy [1st Blackstreet CD "Report from California]
09. Before I Let You Go [2nd Guy CD "The Future"]
10. Don’t Leave Me [2nd Blackstreet CD"Finally - 1999]
11. I Like [1st Guy CD " Guy" - 1988]
12. Teddy’s Solo -- Rampshaker [1st Guy CD " Guy" - 1988]
13. Drummer Solo
14. Teddy’s Jam [1st Guy CD " Guy" - 1988]
15. No Diggity [2nd Blackstreet CD "Another Level" - 2003-3]
Enc. Groove Me [1st Guy CD "Guy" - 1988]
Enc. Grownman
Enc. Fly [3rd Guy CD "III" - 2000]
(2007年9月28日金曜、ビルボード・ライヴ=テディー・ライリー・ライヴ)
EN>MUSIC>LIVE>Riley, Teddy
2007-123
NJS。
テディー・ライリー率いるガイ、ブラック・ストリートの作品を惜しげもなく演奏する。このバンド自体は、ガイでもなく、ブラック・ストリートでもないのだが、ドラムスのほか楽器はキーボード4人、コーラス4人、これにテディーの歌とキーボードが入るという大所帯。しかし、テディーがいれば、それはすぐにニュー・ジャック・スウィング(NJS)になる。
ドラムスの音は最近のR&B系の音をしていた。しかし、ベースもなければ、ギターもない。音だしするのは、ドラムスと数台のキーボードだけ。これだけで実にグルーヴある音を作り出す。アップテンポで次々とたたみかけてくるところはさすがだ。何度かトーキング・ボックスを使った音も聞かせた。
全体的には当時のニュー・ジャック・スウィングのファン、テディーのファンが多いのだろう。このバンドは、今回のために結成されたバンドだそうで、リハの後、人前でライヴをするのは今回が初めてだそうだ。2−3分ずつで、次々と作品が演奏される。
本編後のアンコールが終わっても、この日は盛り上がったせいか5分以上も拍手が続いた。けっこうのりがよかったので、観客も大いに盛り上がったということだろう。そして、その後しばらくするうちに、サインを待つファンが列をなしていた。ちょうど、ステージの端から端くらいまでの人数だ。テディーはこれを全部裁くらしい。えらい。
■ガイ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ROAKIG/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ブラックストリート
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001Y61/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■メンバー
テディー・ライリー/Teddy Riley (Vocals)
ジェイ/Jay(Vocals)
ロニー/Lonnie(Vocals)
シャーマン・ティスデール/Sherman Tisdale (Vocals)
カバーロ/Kavarro (Tyler Thurmond)(DJ)
ロス/Los (Carlos McSwain)(Drums, Vocals)
ジーン/Gene(Keyboards, Bass)
ユングウールド/yungwurld(Derrick McCalister)(Keyboards)
クリス・トンプキンス/Chris Thomkins(Keyboards)
■Setlist : Teddy Riley @ Billboard Live, September 28, 2007
セットリスト テディー・ライリー
show started 21:35
00. Intro
01. Her [2nd Guy CD "The Future"-1990]
02. Spend The Night [1st Guy CD " Guy" - 1988]
03. Fantasy
04. I Wanna Get With U (Drop Da Bomb) [2nd Guy CD "The Future"]
05. Booti Call [1st Blackstreet CD - 1994]
06. Fix [2nd Blackstree CD "Finally"]
07. Let’s Chill [2nd Guy CD "The Future"]
08. Joy [1st Blackstreet CD "Report from California]
09. Before I Let You Go [2nd Guy CD "The Future"]
10. Don’t Leave Me [2nd Blackstreet CD"Finally - 1999]
11. I Like [1st Guy CD " Guy" - 1988]
12. Teddy’s Solo -- Rampshaker [1st Guy CD " Guy" - 1988]
13. Drummer Solo
14. Teddy’s Jam [1st Guy CD " Guy" - 1988]
15. No Diggity [2nd Blackstreet CD "Another Level" - 2003-3]
Enc. Groove Me [1st Guy CD "Guy" - 1988]
Enc. Grownman
Enc. Fly [3rd Guy CD "III" - 2000]
(2007年9月28日金曜、ビルボード・ライヴ=テディー・ライリー・ライヴ)
EN>MUSIC>LIVE>Riley, Teddy
2007-123
【シャンティ・ライヴ〜足元を固めつつ】
着実。
ナチュラル・ソングバード、シャンティのパリでレコーディングしたアルバム『シェア・マイ・エア』の完成披露ライヴ。パリ盤の日本入荷は11月くらいになりそうだが、一足先に全曲ご紹介だ。
バックを支えるのは、フィリップ・ウー、ゲイリー・スコット、渡辺裕美、白根佳尚、ハンク西山の強力バンド。何度も一緒にやってきているだけに、かなり音も固まってきている感がある。カヴァーとオリジナルを織り交ぜ作り上げるシャンティ・ワールド。別に音楽的にはソウルではないのに、不思議な魅力があるアーティストだ。
今回は6割以上の方からアンケートが戻ってきた。7割8分の方が「素晴らしかった」、1割8分が「良かった」と評価。楽曲自体にも気に入られた作品が多かったようだ。そこでアンケートによる人気曲ベスト3(全15曲中)の発表!
第3位! 2曲タイで「セイクレッド・ソウル」と「シメリング・アイズ」。後者は、海を遠くから見ると目にまぶしくキラキラ輝く、そんな様子を描いた、唯一の日本語曲。これは一般受けしそう。「セイクレッド・・・」は、ミディアム調の当初のアルバムタイトル曲。共に12票獲得。第2位! 16票獲得のセカンドセット最後の「アイ・ガット・ユー」。歌詞がよかったという声もあった。ポップな曲。そして堂々の第1位!! これが、なんとセカンドセット本編後のアンコールで歌った「ザ・ロード・トゥ・ゼア」!! 当初はこれが本編最後で、「アイ・ガット・ユー」がアンコールの予定だったのだが、この日順番を逆にした。そうしたら、これが1番人気になった。19票獲得。何度もフィリップ&シャンティで歌われているが、フィリップの作品なのだ。そして3位作品に1票差で「シェア・マイ・エア」「ウェイク・アプ・トゥ・ザ・サン」「サマー・サン」の3曲が続く。
セカンド後半からちょっとシャンティの声が出にくくなったが、アンコール後のトークでシャンティが声を詰まらせながら告白した。「実は、シストという喉に腫れ物ができていて、数ヶ月前にお医者さんから手術を勧められたの。でも、手術すると2ヶ月はまったく歌えなくなり、しかも、その後もまた一からやり直さなければならないというので、私は『手術をしない』という決断をしました。だから、今日こうして無事(ライヴを)終えられてよかったです」
いくつかのトーク・パートもエコの話あり、21グラムの話ありで、わかりやすかった。「サマー・サン」でのシャンティ自身が撮った写真のスライド・ショーも曲とマッチしてひじょうによかった。こうしたきっちりとしたライヴをやっていけばまちがいなくファン層はできていく。来た人の満足度は高いわけだから、足元を固めつつ着実に焦らずにやっていけばいいのだろう。
■シャンティ次回のライヴ
「風のようにそよぐソングバード、シャンティがツイン・ギターとともに」
シャンティ(ヴォーカル)、ハンク西山(ギター)、木原良介(ギター)
2007年10月31日(水曜) 20時〜、21時20分〜、22時40分〜
四谷メビウス 東京都新宿区船町8 船町ビルB1
(営団地下鉄・丸の内線 四谷三丁目駅 徒歩3分)
03-3341-3732
料金・未定 2500円前後の予定
(シャンティがギター2本だけをバックに歌うアコースティックセット)
『ブルース・アレー・プレイヤーズ・ナイト』出演決定
2007年11月19日(月曜)
目黒ブルース・アレー
出演 IKA BALL=松村良太郎(ヴォーカル・ギター)、NAOH(サックス)、シャンティ(ヴォーカル)
詳細未定
++++++
■Members:
Shanti (vocal) Philip Woo (keyboards) Nishiyama Hank (guitar) Watanabe Hiromi (bass) Shirane Yoshitaka (drums) Gary Scott (sax, percussions, vocal)
■Setlist: Shanti @ Blues Alley, September 27th, 2007
セットリスト シャンティ @ ブルース・アレー
[ ] denotes original, while other songs are Shanti’s composition and/or lyrics.
=First set=
show started 19:43
1. Shadows (Instrumental) [Dean Brown - 2004]
2. Summer In The City [Lovin’ Spoonful - 1966]
3. Poetry Man [Phoebe Snow - 1974]
4. Share My Air
5. Wake Up To The Sun
6. Formentera Sea
7. Shimmering Eyes (日本語)
show ended 20.49
=Second set=
show started 21:21
1. A Case Of You [Joni Mitchell - 1971]
2. Sacred Soul
3. Let’s Live In The Light
4. As God Loves You
5. Summer Sun
6. Yuyake
7. I Got You
enc. The Road To There [Philip Woo]
show ended 22:29
(2007年9月27日・木曜、目黒ブルース・アレー=シャンティ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shanti
2007-122
着実。
ナチュラル・ソングバード、シャンティのパリでレコーディングしたアルバム『シェア・マイ・エア』の完成披露ライヴ。パリ盤の日本入荷は11月くらいになりそうだが、一足先に全曲ご紹介だ。
バックを支えるのは、フィリップ・ウー、ゲイリー・スコット、渡辺裕美、白根佳尚、ハンク西山の強力バンド。何度も一緒にやってきているだけに、かなり音も固まってきている感がある。カヴァーとオリジナルを織り交ぜ作り上げるシャンティ・ワールド。別に音楽的にはソウルではないのに、不思議な魅力があるアーティストだ。
今回は6割以上の方からアンケートが戻ってきた。7割8分の方が「素晴らしかった」、1割8分が「良かった」と評価。楽曲自体にも気に入られた作品が多かったようだ。そこでアンケートによる人気曲ベスト3(全15曲中)の発表!
第3位! 2曲タイで「セイクレッド・ソウル」と「シメリング・アイズ」。後者は、海を遠くから見ると目にまぶしくキラキラ輝く、そんな様子を描いた、唯一の日本語曲。これは一般受けしそう。「セイクレッド・・・」は、ミディアム調の当初のアルバムタイトル曲。共に12票獲得。第2位! 16票獲得のセカンドセット最後の「アイ・ガット・ユー」。歌詞がよかったという声もあった。ポップな曲。そして堂々の第1位!! これが、なんとセカンドセット本編後のアンコールで歌った「ザ・ロード・トゥ・ゼア」!! 当初はこれが本編最後で、「アイ・ガット・ユー」がアンコールの予定だったのだが、この日順番を逆にした。そうしたら、これが1番人気になった。19票獲得。何度もフィリップ&シャンティで歌われているが、フィリップの作品なのだ。そして3位作品に1票差で「シェア・マイ・エア」「ウェイク・アプ・トゥ・ザ・サン」「サマー・サン」の3曲が続く。
セカンド後半からちょっとシャンティの声が出にくくなったが、アンコール後のトークでシャンティが声を詰まらせながら告白した。「実は、シストという喉に腫れ物ができていて、数ヶ月前にお医者さんから手術を勧められたの。でも、手術すると2ヶ月はまったく歌えなくなり、しかも、その後もまた一からやり直さなければならないというので、私は『手術をしない』という決断をしました。だから、今日こうして無事(ライヴを)終えられてよかったです」
いくつかのトーク・パートもエコの話あり、21グラムの話ありで、わかりやすかった。「サマー・サン」でのシャンティ自身が撮った写真のスライド・ショーも曲とマッチしてひじょうによかった。こうしたきっちりとしたライヴをやっていけばまちがいなくファン層はできていく。来た人の満足度は高いわけだから、足元を固めつつ着実に焦らずにやっていけばいいのだろう。
■シャンティ次回のライヴ
「風のようにそよぐソングバード、シャンティがツイン・ギターとともに」
シャンティ(ヴォーカル)、ハンク西山(ギター)、木原良介(ギター)
2007年10月31日(水曜) 20時〜、21時20分〜、22時40分〜
四谷メビウス 東京都新宿区船町8 船町ビルB1
(営団地下鉄・丸の内線 四谷三丁目駅 徒歩3分)
03-3341-3732
料金・未定 2500円前後の予定
(シャンティがギター2本だけをバックに歌うアコースティックセット)
『ブルース・アレー・プレイヤーズ・ナイト』出演決定
2007年11月19日(月曜)
目黒ブルース・アレー
出演 IKA BALL=松村良太郎(ヴォーカル・ギター)、NAOH(サックス)、シャンティ(ヴォーカル)
詳細未定
++++++
■Members:
Shanti (vocal) Philip Woo (keyboards) Nishiyama Hank (guitar) Watanabe Hiromi (bass) Shirane Yoshitaka (drums) Gary Scott (sax, percussions, vocal)
■Setlist: Shanti @ Blues Alley, September 27th, 2007
セットリスト シャンティ @ ブルース・アレー
[ ] denotes original, while other songs are Shanti’s composition and/or lyrics.
=First set=
show started 19:43
1. Shadows (Instrumental) [Dean Brown - 2004]
2. Summer In The City [Lovin’ Spoonful - 1966]
3. Poetry Man [Phoebe Snow - 1974]
4. Share My Air
5. Wake Up To The Sun
6. Formentera Sea
7. Shimmering Eyes (日本語)
show ended 20.49
=Second set=
show started 21:21
1. A Case Of You [Joni Mitchell - 1971]
2. Sacred Soul
3. Let’s Live In The Light
4. As God Loves You
5. Summer Sun
6. Yuyake
7. I Got You
enc. The Road To There [Philip Woo]
show ended 22:29
(2007年9月27日・木曜、目黒ブルース・アレー=シャンティ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shanti
2007-122
【悲劇のシンガー、フィリス・ハイマンの自伝全米発売】
自伝。
1970年代から活躍し一世を風靡(ふうび)し1995年6月30日に自殺したソウル・シンガー、フィリス・ハイマンの自伝が9月に発売された。筆者はジャーナリストのジェイソン・A・マイケル。マイケルは、ハイマンの死後すぐに彼女のストーリーを書こうと思ったが、何度も挫折し、結局完成させるまでに12年の歳月がかかってしまった。タイトルは『ストレンス・オブ・ア・ウーマン: フィリス・ハイマン・ストーリー』(女性の強さ:フィリス・ハイマン物語)。
マイケルは言う。「彼女の死後すぐに、本を書きたいと思った。まちがいなくそこにはストーリーがあると感じた。でも、その頃僕はまだ大学生だった。いろいろ挑戦したんだが、当時はうまく物事を進められなかった。自分以外にもハイマンのストーリーを書く人物が現れるかと思ったが、6年経ってそうした人物は現れなかった。ハイマンの本を読みたいと思ったら、僕が書くしかないと感じた。そして、書こうと思って3度目にしてやっと完成した」
マイケルは完成した作品をニューヨークのいくつかの出版社に売り込みに行ったが、どこの社からも「フィリスの本のマーケットはない」と断られた。さらに、エージェント2社を通じて売込みを続けたが、出版社はハイマンが死後マーヴィン・ゲイのようなアイコンになっていないこと、また、多くの人が彼女のことを記憶していないことなどを売れない理由として挙げていた、という。出版社は結局そのアーティストのファンがどれくらいいるのかにしか関心はなかったようだとマイケルは感じている。結局、大手出版社からのリリースはかなわず、マイケル自身がジャムブックスを設立、発売することになった。
マイケルは言う。「僕のゴールは、彼ら(大手出版社)がまちがっていたこと、そして、大きな機会を逃したと証明することだ」
マイケルは、フィリスの歌声の魅力に惹かれたひとり。「僕は彼女の声に痛みを聴く。それが僕の胸に直接響いているのだと思う。フィリスが死んだとき、僕は(R&Bシンガー)ベティー・ライトの下で働いていた。ベティーは1970年代にフィリスと一緒に仕事をしたことがあった。もちろん、ベティーは大変ショックを受けていたが、フィリスの自殺についてはそれほど驚いていなかった。このときに、僕はきっと何か(彼女の人生には語られるべき)ストーリーがあるに違いないと嗅ぎ取ったんだ」
彼自身はフィリス本人に会ったことはないが、周辺取材で書き上げた。「むしろ、会わなかったことで、自分の(彼女に対する)主観が入らず、バランスのとれた作品になったと思う」と語る。
取材によると、フィリスは1995年6月の自殺以前に1989年と1990年と2度自殺を試みていたという。躁鬱病でリタリンという薬を処方され、また、アルコール依存症にもなっていた。リハビリも何度か試したが、依存症から完全に抜け出ることはできなかった。彼女自身の心の問題は、ずっと公にはされず、秘密にされていた。しかし、彼女はステージでは明るく振舞い、オーディエンスにはこれっぽっちもそうした影の闇の部分を見せることはなかった。
リタリンは最近、急速に注目集めている薬で、抗躁鬱などに処方されるが、一時的な幸福感を得られ、また中毒性があることから、ドラッグ代わりになり始め、大きな社会問題となっているもの。特に副作用が強く、それによって自殺に至るケースが報告されている。もっとも10年以上前まではそこまでの研究はなされていなかった。
(奇しくも毎日新聞が「リタリン」問題を追及中)
<薬物依存症>「リタリン」で急増 医師の安易処方が原因か (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_ritalin__20070919_1/story/18mainichiF0918m112/
<リタリン>大量処方で幻覚 25歳男性自ら命絶つ 名古屋 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_ritalin__20070919_1/story/18mainichiF0918m113/
著者であるマイケル自身にも躁鬱病の症状があり、フィリスのストーリーをリサーチしていくにつれ、彼女の物語から多くを学ぶことになったという。「彼女は自分の人生を自らの手で断ち切った。だが、僕自身がこうしてしっかり自分の人生を生きているのは彼女の(ことから多くを学んだ)おかげだと言いたい」
取材によれば、フィリスの両親のうち父親はアルコール依存症、母親も躁鬱、また2人の兄弟も躁鬱気味だったという。したがってフィリスの誕生から、彼女には悲劇のヒロインへの道が用意されていたのかもしれない。その人物にクリエイティヴな才能があり、性格が繊細であればあるほど、さまざまなことに落ち込み、憂鬱になるのだろう。
幼少時代、成長する時代、大人になってからのアルコールとドラッグ漬けの時代。また、映画『カラー・パープル』のオーディションでシュグ・エイヴリー役(主役ウーピー・ゴールドバーグの夫の愛人で歌手=マーガレット・エイヴリーが演じた)を取れなかったときの落胆、彼女が所属していたアリスタ・レコード社長クライヴ・デイヴィスとの衝突、その頃人気だった女性アーティストたち、ジョディー・ワトリー、ヴァニティー、ポーラ・アブドゥールらについてのコメントなども収録されている。
まさに、苦悩の人生を歩んできたフィリス・ハイマンのストーリーは、ソウル・サーチンの連続だったにちがいない。
■著作のオフィシャル・ウェッブ(英語版)
http://www.phyllishymanstory.com/
(ここから買えます)
■フィリス・ハイマン 『ユー・ノウ・ハウ・トゥ・ラヴ・ミー 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000K5AK/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MUSIC>ARTIST>Hyman, Phyllis
ENT>MUSIC>BOOK>Hyman, Phyllis
自伝。
1970年代から活躍し一世を風靡(ふうび)し1995年6月30日に自殺したソウル・シンガー、フィリス・ハイマンの自伝が9月に発売された。筆者はジャーナリストのジェイソン・A・マイケル。マイケルは、ハイマンの死後すぐに彼女のストーリーを書こうと思ったが、何度も挫折し、結局完成させるまでに12年の歳月がかかってしまった。タイトルは『ストレンス・オブ・ア・ウーマン: フィリス・ハイマン・ストーリー』(女性の強さ:フィリス・ハイマン物語)。
マイケルは言う。「彼女の死後すぐに、本を書きたいと思った。まちがいなくそこにはストーリーがあると感じた。でも、その頃僕はまだ大学生だった。いろいろ挑戦したんだが、当時はうまく物事を進められなかった。自分以外にもハイマンのストーリーを書く人物が現れるかと思ったが、6年経ってそうした人物は現れなかった。ハイマンの本を読みたいと思ったら、僕が書くしかないと感じた。そして、書こうと思って3度目にしてやっと完成した」
マイケルは完成した作品をニューヨークのいくつかの出版社に売り込みに行ったが、どこの社からも「フィリスの本のマーケットはない」と断られた。さらに、エージェント2社を通じて売込みを続けたが、出版社はハイマンが死後マーヴィン・ゲイのようなアイコンになっていないこと、また、多くの人が彼女のことを記憶していないことなどを売れない理由として挙げていた、という。出版社は結局そのアーティストのファンがどれくらいいるのかにしか関心はなかったようだとマイケルは感じている。結局、大手出版社からのリリースはかなわず、マイケル自身がジャムブックスを設立、発売することになった。
マイケルは言う。「僕のゴールは、彼ら(大手出版社)がまちがっていたこと、そして、大きな機会を逃したと証明することだ」
マイケルは、フィリスの歌声の魅力に惹かれたひとり。「僕は彼女の声に痛みを聴く。それが僕の胸に直接響いているのだと思う。フィリスが死んだとき、僕は(R&Bシンガー)ベティー・ライトの下で働いていた。ベティーは1970年代にフィリスと一緒に仕事をしたことがあった。もちろん、ベティーは大変ショックを受けていたが、フィリスの自殺についてはそれほど驚いていなかった。このときに、僕はきっと何か(彼女の人生には語られるべき)ストーリーがあるに違いないと嗅ぎ取ったんだ」
彼自身はフィリス本人に会ったことはないが、周辺取材で書き上げた。「むしろ、会わなかったことで、自分の(彼女に対する)主観が入らず、バランスのとれた作品になったと思う」と語る。
取材によると、フィリスは1995年6月の自殺以前に1989年と1990年と2度自殺を試みていたという。躁鬱病でリタリンという薬を処方され、また、アルコール依存症にもなっていた。リハビリも何度か試したが、依存症から完全に抜け出ることはできなかった。彼女自身の心の問題は、ずっと公にはされず、秘密にされていた。しかし、彼女はステージでは明るく振舞い、オーディエンスにはこれっぽっちもそうした影の闇の部分を見せることはなかった。
リタリンは最近、急速に注目集めている薬で、抗躁鬱などに処方されるが、一時的な幸福感を得られ、また中毒性があることから、ドラッグ代わりになり始め、大きな社会問題となっているもの。特に副作用が強く、それによって自殺に至るケースが報告されている。もっとも10年以上前まではそこまでの研究はなされていなかった。
(奇しくも毎日新聞が「リタリン」問題を追及中)
<薬物依存症>「リタリン」で急増 医師の安易処方が原因か (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_ritalin__20070919_1/story/18mainichiF0918m112/
<リタリン>大量処方で幻覚 25歳男性自ら命絶つ 名古屋 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_ritalin__20070919_1/story/18mainichiF0918m113/
著者であるマイケル自身にも躁鬱病の症状があり、フィリスのストーリーをリサーチしていくにつれ、彼女の物語から多くを学ぶことになったという。「彼女は自分の人生を自らの手で断ち切った。だが、僕自身がこうしてしっかり自分の人生を生きているのは彼女の(ことから多くを学んだ)おかげだと言いたい」
取材によれば、フィリスの両親のうち父親はアルコール依存症、母親も躁鬱、また2人の兄弟も躁鬱気味だったという。したがってフィリスの誕生から、彼女には悲劇のヒロインへの道が用意されていたのかもしれない。その人物にクリエイティヴな才能があり、性格が繊細であればあるほど、さまざまなことに落ち込み、憂鬱になるのだろう。
幼少時代、成長する時代、大人になってからのアルコールとドラッグ漬けの時代。また、映画『カラー・パープル』のオーディションでシュグ・エイヴリー役(主役ウーピー・ゴールドバーグの夫の愛人で歌手=マーガレット・エイヴリーが演じた)を取れなかったときの落胆、彼女が所属していたアリスタ・レコード社長クライヴ・デイヴィスとの衝突、その頃人気だった女性アーティストたち、ジョディー・ワトリー、ヴァニティー、ポーラ・アブドゥールらについてのコメントなども収録されている。
まさに、苦悩の人生を歩んできたフィリス・ハイマンのストーリーは、ソウル・サーチンの連続だったにちがいない。
■著作のオフィシャル・ウェッブ(英語版)
http://www.phyllishymanstory.com/
(ここから買えます)
■フィリス・ハイマン 『ユー・ノウ・ハウ・トゥ・ラヴ・ミー 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000K5AK/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MUSIC>ARTIST>Hyman, Phyllis
ENT>MUSIC>BOOK>Hyman, Phyllis
【シャンティのショーケース、明日ブルース・アレー】
奇遇。
24日(月曜)、先日ケイリブ&アコースティック・ソウル・サーチャーズのライヴを行った東急・田園都市線・藤が丘駅前の「マルターノ」に打ち合わせにいった。
後日正式に発表するが、『ソウル・サーチン』で過去ルーサー・ヴァンドロスとアレサ・フランクリンを演じた一人芝居の高山広さんのライヴ・パフォーマンスをここでやることになったのだ。おしゃれなこのレストランで、果たしてどうなるか。僕自身、大変興味津々である。
オウナー大西さんの動員力はかなりすごいものがあるので、きっとこの地域の方で満員になるだろう。藤が丘駅から3つ渋谷寄りのあざみ野駅には劇団四季があるという。だったら、あざみ野駅前で演劇志望者向けにフライアー配りなんかいいのではないか(笑)、などという話にもなった。11月6日(火曜)だ。後日、正式に詳細が決まり次第お知らせする。
高山さんの舞台をどうするか、PAをどうするか、照明をどうするか、などの打ち合わせを終え、その後、シャンティにここに来てもらい木曜のライヴの打ち合わせ。
シャンティは、才能あるシンガー・ソングライターなのだが、彼女はそれだけでなく、絵も書いたり、写真も撮ったりする。それがけっこういいセンスをしているのだ。これまでに絵の個展も鎌倉のライヴハウスなどで、小規模ながらやっている。
歌もやれば、絵も描くと言えば、カナダのシンガー・ソングライター・アーティスト、大御所のジョニ・ミッチェルを思わせる。そこで、彼女の絵や写真をライヴ会場に飾ったらどうか、というアイデアをだしたのだが、ブルース・アレーには残念ながらそうした壁のスペースがない。そこで、彼女の絵や写真作品を、コンパクトにビデオ映像にまとめて、それをライヴ中に流そうということになった。
ここ1週間、彼女はその編集を夜も寝ないでやった。どうも、ひとつのことをやりだすと凝り性の性格がでるらしい。(笑) マックの映像ソフトもまだあんまり使い込んでないので、取扱説明書を読みながら、一生懸命作った。それを見せてもらい、そのDVDがブルース・アレーの再生機で読み込めるか確認することになり、それを持って僕がブルース・アレーに行くことになっていた。
見せてもらうとこれが、けっこういい感じに仕上がっていた。今回のニュー・アルバムをレコーディングしたパリのエンジニア一家を撮影したもの(これがかなりかわいいいい写真になっている)や、彼女の作品などがスチール写真でまとめられている。当日、いらっしゃる方は歌とともにぜひごらんください。
そして、そのDVDを持って目黒へ。お店からはその日のライヴが終わり、撤収が始まる頃に来てくださいといわれていたので10時過ぎにブルース・アレーに到着。すると、その日の出演者が、石井一孝さんだった。なんと、『ソウル・サーチン』のライヴを撮影してくれたレムTVのスタッフから、彼の話は聞いていて1度紹介したい、本人も会いたがってると言われていたのだ。そして、会場に行くとなんとレムTVのスタッフKちゃんがいて、紹介してくれることになった。
彼はファンの人に囲まれて写真を撮っていたが、紹介されると、「これはこれは〜」ということになり、「ぜひ今度ゆっくりお話しましょう」ということになった。彼はミュージカル界では大変なスターなのだが、AOR系を中心にしたかなりのレコード・コレクターでもある。そして、どうやら僕の解説がついたCDやレコードもかなりの数、持っているらしい。いやいや、予想外の奇遇であった。AOR好きということで、ぜひ石井さんにもシャンティ・ライヴに来ていただきたかったが、残念ながらお仕事があって無理のようだ。
さて、もってきたDVDはちゃんとブルース・アレーの機材でも読み込めた。当日、うまく流せるだろう。いい演出効果がでると嬉しい・・・。
+++++
■シャンティ 『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ@ブルース・アレー
〜シャンティ・『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ〜
日時 2007年9月27日(木曜) 開場18時 ファースト19時半〜、セカンド21時15分(入れ替えなし=ファーストとセカンドは曲目が変わります)
会場 目黒・ブルースアレー http://www.bluesalley.co.jp/
住所 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話 03−5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
料金 4000円(この他にテーブルチャージ525円、ご飲食代は別途)
メンバー Philip Woo-Keyboards, "Hank"Nishiyama-Guitar, Hiromi Watanabe-Bass, Gary Scott-Percussion/Sax/Background Vocals, & Yoshitaka Shirane - Drums
なお、ライヴへのご予約は直接、ブルース・アレーにおいれください。また、ブルース・アレーにつながらない場合は、 share_my_air@yahoo.co.jp 宛てに、お名前(フルネーム)、人数、連絡先電話番号をお書きの上、お送りいただければ、席をお取りします。折り返し確認メールをお送りします。
+++++
ENT>ANNOUNCEMENT>LIVE>Shanti
奇遇。
24日(月曜)、先日ケイリブ&アコースティック・ソウル・サーチャーズのライヴを行った東急・田園都市線・藤が丘駅前の「マルターノ」に打ち合わせにいった。
後日正式に発表するが、『ソウル・サーチン』で過去ルーサー・ヴァンドロスとアレサ・フランクリンを演じた一人芝居の高山広さんのライヴ・パフォーマンスをここでやることになったのだ。おしゃれなこのレストランで、果たしてどうなるか。僕自身、大変興味津々である。
オウナー大西さんの動員力はかなりすごいものがあるので、きっとこの地域の方で満員になるだろう。藤が丘駅から3つ渋谷寄りのあざみ野駅には劇団四季があるという。だったら、あざみ野駅前で演劇志望者向けにフライアー配りなんかいいのではないか(笑)、などという話にもなった。11月6日(火曜)だ。後日、正式に詳細が決まり次第お知らせする。
高山さんの舞台をどうするか、PAをどうするか、照明をどうするか、などの打ち合わせを終え、その後、シャンティにここに来てもらい木曜のライヴの打ち合わせ。
シャンティは、才能あるシンガー・ソングライターなのだが、彼女はそれだけでなく、絵も書いたり、写真も撮ったりする。それがけっこういいセンスをしているのだ。これまでに絵の個展も鎌倉のライヴハウスなどで、小規模ながらやっている。
歌もやれば、絵も描くと言えば、カナダのシンガー・ソングライター・アーティスト、大御所のジョニ・ミッチェルを思わせる。そこで、彼女の絵や写真をライヴ会場に飾ったらどうか、というアイデアをだしたのだが、ブルース・アレーには残念ながらそうした壁のスペースがない。そこで、彼女の絵や写真作品を、コンパクトにビデオ映像にまとめて、それをライヴ中に流そうということになった。
ここ1週間、彼女はその編集を夜も寝ないでやった。どうも、ひとつのことをやりだすと凝り性の性格がでるらしい。(笑) マックの映像ソフトもまだあんまり使い込んでないので、取扱説明書を読みながら、一生懸命作った。それを見せてもらい、そのDVDがブルース・アレーの再生機で読み込めるか確認することになり、それを持って僕がブルース・アレーに行くことになっていた。
見せてもらうとこれが、けっこういい感じに仕上がっていた。今回のニュー・アルバムをレコーディングしたパリのエンジニア一家を撮影したもの(これがかなりかわいいいい写真になっている)や、彼女の作品などがスチール写真でまとめられている。当日、いらっしゃる方は歌とともにぜひごらんください。
そして、そのDVDを持って目黒へ。お店からはその日のライヴが終わり、撤収が始まる頃に来てくださいといわれていたので10時過ぎにブルース・アレーに到着。すると、その日の出演者が、石井一孝さんだった。なんと、『ソウル・サーチン』のライヴを撮影してくれたレムTVのスタッフから、彼の話は聞いていて1度紹介したい、本人も会いたがってると言われていたのだ。そして、会場に行くとなんとレムTVのスタッフKちゃんがいて、紹介してくれることになった。
彼はファンの人に囲まれて写真を撮っていたが、紹介されると、「これはこれは〜」ということになり、「ぜひ今度ゆっくりお話しましょう」ということになった。彼はミュージカル界では大変なスターなのだが、AOR系を中心にしたかなりのレコード・コレクターでもある。そして、どうやら僕の解説がついたCDやレコードもかなりの数、持っているらしい。いやいや、予想外の奇遇であった。AOR好きということで、ぜひ石井さんにもシャンティ・ライヴに来ていただきたかったが、残念ながらお仕事があって無理のようだ。
さて、もってきたDVDはちゃんとブルース・アレーの機材でも読み込めた。当日、うまく流せるだろう。いい演出効果がでると嬉しい・・・。
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■シャンティ 『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ@ブルース・アレー
〜シャンティ・『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ〜
日時 2007年9月27日(木曜) 開場18時 ファースト19時半〜、セカンド21時15分(入れ替えなし=ファーストとセカンドは曲目が変わります)
会場 目黒・ブルースアレー http://www.bluesalley.co.jp/
住所 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話 03−5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
料金 4000円(この他にテーブルチャージ525円、ご飲食代は別途)
メンバー Philip Woo-Keyboards, "Hank"Nishiyama-Guitar, Hiromi Watanabe-Bass, Gary Scott-Percussion/Sax/Background Vocals, & Yoshitaka Shirane - Drums
なお、ライヴへのご予約は直接、ブルース・アレーにおいれください。また、ブルース・アレーにつながらない場合は、 share_my_air@yahoo.co.jp 宛てに、お名前(フルネーム)、人数、連絡先電話番号をお書きの上、お送りいただければ、席をお取りします。折り返し確認メールをお送りします。
+++++
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【メトロ銀座駅前で、『フィリー・ソウル・ナイト』開催】
フィリー。
来る10月5日(金)、東京銀座・メトロ銀座駅内コンコースで『フィリー・ソウル・ナイト』というイヴェントが行われる。これは、10月10日から開催される『フィラデルフィア美術館展』(主催・東京都美術館、読売新聞東京本社ほか)と関連したイヴェントで、フィラデルフィアということで、フィラデルフィア・ソウルの作品の数々をケイリブ・ジェームス&フィリー・ソウル・サーチャーズが歌う。会場は、銀座ソニービルの地下一階の入口前あたり、日本画家平山画伯の作品が展示されている前にステージ、客席を作って行う。入場は無料。概要は次のとおり。
『Metro Music Oasis Vol.13(メトロ・ミュージック・オアシス13)』
日時 2007年(平成19年)10月5日(金)
1stステージ 17時00分〜17時45分
2ndステージ 18時30分〜19時15分
場所 東京メトロ 銀座駅 日比谷線コンコース 銀座のオアシス
入場料 無料
出演者紹介 ケイリブ&フィリー・ソウル・サーチャーズ
ケイリブ・ジェームス(キーボード・ヴォーカル)
ゲイリー・スコット(パーカッション、サックス、ヴォーカル)
グリニス・マーティン(ヴォーカル)
アージー・マーティン(ヴォーカル)
ポーラ・ジョンソン(ヴォーカル)
■関連ウェッブ
東京メトロニュース
http://www.tokyometro.jp/news/2007/2007-40.html
東京メトロニュース・フィリー・ソウル・ナイト詳細
http://www.tokyometro.jp/news/2007/2007-40_1.html
フィラデルフィア美術館展・公式ページ
http://www.phila2007.jp/
+++++
フィリー・ソウル・サーチャーズは、このイヴェントのために結成されたグループ。ケイリブとゲイリーは、もちろんソウル・サーチャーズの一員としてすっかりおなじみ。またグリニス、アージーの2人も自身のライヴ・パフォーマンスなどを多数行っている。ポーラは、ケイリブとAIのライヴ・ツアーなどで歌っているシンガー。
無料ということもあるので、お時間ある方、ぜひどうぞ。座席は50席くらいで、開演の30分ほど前から、開場する予定。席に座れなくても、通路でも十分鑑賞できる。
+++++
ENT>LIVE>ANNOUNCEMENT>Philly Soul Night
フィリー。
来る10月5日(金)、東京銀座・メトロ銀座駅内コンコースで『フィリー・ソウル・ナイト』というイヴェントが行われる。これは、10月10日から開催される『フィラデルフィア美術館展』(主催・東京都美術館、読売新聞東京本社ほか)と関連したイヴェントで、フィラデルフィアということで、フィラデルフィア・ソウルの作品の数々をケイリブ・ジェームス&フィリー・ソウル・サーチャーズが歌う。会場は、銀座ソニービルの地下一階の入口前あたり、日本画家平山画伯の作品が展示されている前にステージ、客席を作って行う。入場は無料。概要は次のとおり。
『Metro Music Oasis Vol.13(メトロ・ミュージック・オアシス13)』
日時 2007年(平成19年)10月5日(金)
1stステージ 17時00分〜17時45分
2ndステージ 18時30分〜19時15分
場所 東京メトロ 銀座駅 日比谷線コンコース 銀座のオアシス
入場料 無料
出演者紹介 ケイリブ&フィリー・ソウル・サーチャーズ
ケイリブ・ジェームス(キーボード・ヴォーカル)
ゲイリー・スコット(パーカッション、サックス、ヴォーカル)
グリニス・マーティン(ヴォーカル)
アージー・マーティン(ヴォーカル)
ポーラ・ジョンソン(ヴォーカル)
■関連ウェッブ
東京メトロニュース
http://www.tokyometro.jp/news/2007/2007-40.html
東京メトロニュース・フィリー・ソウル・ナイト詳細
http://www.tokyometro.jp/news/2007/2007-40_1.html
フィラデルフィア美術館展・公式ページ
http://www.phila2007.jp/
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フィリー・ソウル・サーチャーズは、このイヴェントのために結成されたグループ。ケイリブとゲイリーは、もちろんソウル・サーチャーズの一員としてすっかりおなじみ。またグリニス、アージーの2人も自身のライヴ・パフォーマンスなどを多数行っている。ポーラは、ケイリブとAIのライヴ・ツアーなどで歌っているシンガー。
無料ということもあるので、お時間ある方、ぜひどうぞ。座席は50席くらいで、開演の30分ほど前から、開場する予定。席に座れなくても、通路でも十分鑑賞できる。
+++++
ENT>LIVE>ANNOUNCEMENT>Philly Soul Night
Brick Gonna You Sweat
2007年9月24日【ブリック】
三面六臂(さんめんろっぴ)。
1976年、「ダズ」の大ヒットで一躍シーンに踊りでたアトランタのセルフ・コンテインド・グループ、ブリックが初来日、丸の内コットン・クラブで火曜(25日)までライヴを行っている。
ドラムス、ギター、ベース、キーボード、そして「ホーンズ」(笑)の計5人。このうち、ベース、ギター、「ホーンズ」の3人がオリジナル・メンバー。おもしろいのがこの「ホーンズ」ことジミー・ブラウン、なんとステージ中央のスタンドには、トランペット、サックス、トロンボーン、クラリネット(これは使用せず)、そして、フルートを立てかけ、次々とこれらの楽器を演奏する。ホーン関係を一人で何役もやるので、一人なのに「ホーンズ」だ。トロンボーンを吹いたかと思えば、次の小節では首にかけたサックスを吹いたり、三面六臂(さんめんろっぴ)の大活躍。この他に、もちろん、ヴォーカルとダンスが加わると1人6役だ!
安定したドラムス、ベース、ギター、キーボードで相当濃いファンク・グルーヴが生まれでて、おなじみのヒット曲には、ぐっとくる。ただアンコール含めて67分はちょっと短いかなあ、という感じも。個人的には前日のライヴが6万人=3時間半だったので、1時間=100人のライヴだとちょっと軽く感じたのかもしれない。
LTDの大ヒット「ラヴ・バラード」を歌ったのは、ブリックに入って9年、日本は初めてのキーボード、グレン・パーデュー。なかなかしっとりとしたいい感じだった。続く「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」は、三面六臂男ジミーがルイ・アームストロングを真似て歌った。さすがに、アンコールの「ダズ」では観客が総立ちになった。総立ちの観客の中には、超ビッグなアフロ・ヘアーの女子2人もいて、目立っていた。あれは何者?
ちなみに、ドラムスのヴィクターは日本に来るのは13回目だそうで、そのうちの1回はトランジットで立ち寄った1998年ごろだという。それが、なんとルーサー・ヴァンドロスがシンガポールでライヴをやった時のことで、そのバックを務めたそうだ。なんだって、ルーサー、シンガポールまで来てた? 聞いてないぞ。(笑)
■メンバー
Jimmy Brown(vo,tp,tb,sax,fl), Glen Perdew(vo,key), Reginald Hargis(vo,g), Raymond Ransom(vo,b), Victor Alexander(ds)
コットン・クラブ・オフィシャル
〔ブリックは、9月24日、25日まで〕
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/index.php?yr=2007&mn=09#181
Setlist : Brick @ Cotton Club, September 23, 2007
セットリスト : ブリック
show started 20:02
01. Intro
02. Ain’t Gonna Hurt Nobody
03. Sweat (Til You Get Wet)
04. Happy
05. Love Ballad
06. What A Wonderful World
07. Dusic
--. (Drum Solo)
08. We Don’t Wanna Sit Down, We Wanna Get Down
Enc. Dazz
show ended 21:09
(2007年9月23日日曜、丸の内コットン・クラブ=ブリック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Brick
2007-121
三面六臂(さんめんろっぴ)。
1976年、「ダズ」の大ヒットで一躍シーンに踊りでたアトランタのセルフ・コンテインド・グループ、ブリックが初来日、丸の内コットン・クラブで火曜(25日)までライヴを行っている。
ドラムス、ギター、ベース、キーボード、そして「ホーンズ」(笑)の計5人。このうち、ベース、ギター、「ホーンズ」の3人がオリジナル・メンバー。おもしろいのがこの「ホーンズ」ことジミー・ブラウン、なんとステージ中央のスタンドには、トランペット、サックス、トロンボーン、クラリネット(これは使用せず)、そして、フルートを立てかけ、次々とこれらの楽器を演奏する。ホーン関係を一人で何役もやるので、一人なのに「ホーンズ」だ。トロンボーンを吹いたかと思えば、次の小節では首にかけたサックスを吹いたり、三面六臂(さんめんろっぴ)の大活躍。この他に、もちろん、ヴォーカルとダンスが加わると1人6役だ!
安定したドラムス、ベース、ギター、キーボードで相当濃いファンク・グルーヴが生まれでて、おなじみのヒット曲には、ぐっとくる。ただアンコール含めて67分はちょっと短いかなあ、という感じも。個人的には前日のライヴが6万人=3時間半だったので、1時間=100人のライヴだとちょっと軽く感じたのかもしれない。
LTDの大ヒット「ラヴ・バラード」を歌ったのは、ブリックに入って9年、日本は初めてのキーボード、グレン・パーデュー。なかなかしっとりとしたいい感じだった。続く「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」は、三面六臂男ジミーがルイ・アームストロングを真似て歌った。さすがに、アンコールの「ダズ」では観客が総立ちになった。総立ちの観客の中には、超ビッグなアフロ・ヘアーの女子2人もいて、目立っていた。あれは何者?
ちなみに、ドラムスのヴィクターは日本に来るのは13回目だそうで、そのうちの1回はトランジットで立ち寄った1998年ごろだという。それが、なんとルーサー・ヴァンドロスがシンガポールでライヴをやった時のことで、そのバックを務めたそうだ。なんだって、ルーサー、シンガポールまで来てた? 聞いてないぞ。(笑)
■メンバー
Jimmy Brown(vo,tp,tb,sax,fl), Glen Perdew(vo,key), Reginald Hargis(vo,g), Raymond Ransom(vo,b), Victor Alexander(ds)
コットン・クラブ・オフィシャル
〔ブリックは、9月24日、25日まで〕
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/index.php?yr=2007&mn=09#181
Setlist : Brick @ Cotton Club, September 23, 2007
セットリスト : ブリック
show started 20:02
01. Intro
02. Ain’t Gonna Hurt Nobody
03. Sweat (Til You Get Wet)
04. Happy
05. Love Ballad
06. What A Wonderful World
07. Dusic
--. (Drum Solo)
08. We Don’t Wanna Sit Down, We Wanna Get Down
Enc. Dazz
show ended 21:09
(2007年9月23日日曜、丸の内コットン・クラブ=ブリック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Brick
2007-121
(若干ネタばれになります。これからご覧になる方は、あなたのリスクにおいてごらんください)
【ドリームズ・カム・トゥルー・ライヴ、夢次元ライヴ】
最強。
いやあ、驚かされました。屋外のこの規模のライヴを見たのは、マイケル・ジャクソンのミュンヘンとバンコック以来。次から次へと、めくるめく超大型絵巻。『史上最強』と銘打つだけのことはあった。4年に1度行われる「ドリームズ・カム・トゥルー・ワンダーランド」、会場は、札幌、福岡、名古屋、大阪の4ヵ所はすべてドーム、東京だけ屋外に6万人を2日間(計12万人)集める国立競技場だ。
それにしても、さまざまなアイデアと度肝を抜く演出が施され、約3時間半飽きさせない。ライヴというより、音楽を軸にした一大エンタテインメント・イヴェントという感じだ。これだけの仕掛けを作れるのも、トータル44万人という動員ができるからこそ。これだけのファンが集まるから、巨額のステージ制作予算が取れ、予算があるから、アイデアを存分にいかした試みが出来る。別の言葉で言えば、このスケールの大きいステージ、ライヴのすべては観客35万人とドリームズ・カム・トゥルーの見事な共同作品と言える。
最近で言えば、音楽のジャンルは別として、日本でやったマドンナやローリング・ストーンズよりも規模は大きい。彼らのライヴを見るのは初めてだったが、十分楽しめた。
少しネタばれになるので、もし最終日にご覧になる方はご注意ください。
夕方5時15分はまだ太陽も落ちておらず明るく、微妙にまだ蒸し暑い。メインスタンド側にメインステージが組まれ、左右中央に計5台のモニターが置かれている。さらに、中央に観客席にせり出すように花道のステージ。13個ほどの白い巨大バルーンがステージのあちこちにランダムに置かれ、さらに1個が花道の先端に置いてある。
オープニング、吉田美和は、花道に登場、そのバルーンが徐々に宙に浮かび、バルーンに吊られ歌いながら空中遊歩を始めた。1曲歌っているうちに、ゆっくりとそのバルーンがセンターステージに向かい徐々に着地。いきなりの度肝抜きだ。
そして、次々と作品を歌いながら、プログラムはどんどんと進んだ。10曲目、6時過ぎあたりでいつの間にか太陽は落ち、夜の帳(とばり)に包まれ、ステージや会場を照らす照明が美しく輝き始めた。そして、バックスタンド上には半月がぽっかりと浮かび、会場を見下ろし、時折、気持ちのいい秋風が吹き抜け、体を冷ます。
センターステージの向かいのバックスタンドに小さなバックスタンド・ステージがあり、センターとバックをつなぐ花道が、ふと気が付くと左右・両脇に出来上がっている。これらによってちょうど、アリーナ席を四方で囲む形になる。一片は100メートル以上はあるだろう。そして、ライヴが始まる前に14個あったバルーンはいつの間にか、ひとつ減り、ふたつ減りと最後には2個になっていく。
14曲目「眼鏡越しの空」から18曲目までは比較的スローからスロー・ミディアムの曲中心になったが、ここでまた、バルーンを使った空中の舞、空中遊歩が競技場の横ライン、左側から右側まで一挙に敢行された。
「何度でも/Love Love Love」では、バックコーラスのガッツとラヴらが、その歌い方を6万人に指導。体を揺らす振りとコーラスを教え、そのリハーサルを元に本番へ向かうが、しばしステージから隠れていた吉田・中村の2人は、いつの間にかバックスタンド後方の一番高い聖火台のところにいた。聖火を灯したふたりは、ファンにもみくちゃにされながら、下のバックスタンド・ステージへ。6万人のバックコーラスが国立競技場に響く。リハから本番終わりまでこの1曲のコーナーは30分を越えた。まさにこれも観客6万人とドリカムの共同作品だ。
空を舞い、地で踊り、花道を激走する吉田美和。グリーンのペンライトが会場全体のどこかしこで無数に光り、それらがゆっくりリズムに乗って揺れる様はまるで蛍がドリカムの歌を楽しんでいるかのようだ。
彼らは国立競技場という会場の全面積、全体積をすべてひとつのステージにし尽くしていた。それは2次元でなく3次元のステージであり、しかもそれは夢次元のステージになっていた。
■オフィシャル・ページ
http://www.dwl2007.com/index.html
■国立競技場の俯瞰図
http://www.naash.go.jp/kokuritu/rikujyou_seat.html
(メインスタンド側にメインステージ。バックスタンド側に小さなバックステージ。この図面で左右に立て位置にメインとバックスタンドをつなぐ花道が出来る)
■メンバー
ドリームズ・カム・トゥルー Dreams Come True
吉田美和(vocal)
中村正人(bass)
バックバンド・メンバー Wonderlander 007
佐藤博 Satou Hiroshi (piano) (音楽ディレクター)
松本幸弘 Matsumoto Yukihiro (drums)
武藤良明 Mutoh Yoshiaki (guitar)
永井誠一郎 Nagai Seiichiro (keyboards)
大儀見 元 Ogimi Gen (percussion)
佐々木史郎 Sasaki Shiro (trumpet)
中野 勇介 Nakano Yusuke (trumpet)
吉田治 Yoshida Osamu (sax)
本間将人 Honma Masato (sax)
五十嵐誠 Igarashi Makoto (trombone)
最上みきお Mogami Mikio (computer programming)
マースレス D ニーリー Mercellus D. Nealy (mc)
シゲ Shige (performer)
ケイタ Keita (performer)
ラヴ Love (backing vocal)
ガッツ Gatz (backing vocal, guitar)
■セットリスト
Setlist : Dreams Come True @ Kokuritsu Kyogijou, (The National Athletic Stadium) September 22, 2007
セットリスト ドリームズ・カム・トゥルー 史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007
show started 17:17
01. うれしい!たのしい!大好き!
02. 薬指の決心
03. JET!!!
04. go for it!
05. マスカラまつげ
06. 朝がまた来る
07. サンキュ.
-----
08. 大阪LOVER
09. うれしはずかし朝帰り
10. ていうか
11. OL A! VITORIA!
12. Lovetide〜Make Me Your Own
13. さよならを待ってる
-----
14. 眼鏡越しの空
15. 空を読む
16. 星空が映る海
17. 悲しいKiss
18. やさしいキスをして
19. PROUD OF YOU
20. HAPPY HAPPY BIRTHDAY
-----
21. 何度でも/LOVE LOVE LOVE
-----
22. 彼は友達
23. SUNSHINE・・・サヨナラ59ers!
24. あなたに会いたくて
25. 時間旅行
26. 未来予想図?
27. あの夏の花火
-----
Encore1. きみにしか聞こえない
Encore2. ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜わたしたちの未来予想図〜
Encore3. LOVE GOES ON・・・
Encore4. 決戦は金曜日
show ended 20:40
(2007年9月22日土曜、国立競技場=ドリームズ・カム・トゥルー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dreams Come True
2007-120
【ドリームズ・カム・トゥルー・ライヴ、夢次元ライヴ】
最強。
いやあ、驚かされました。屋外のこの規模のライヴを見たのは、マイケル・ジャクソンのミュンヘンとバンコック以来。次から次へと、めくるめく超大型絵巻。『史上最強』と銘打つだけのことはあった。4年に1度行われる「ドリームズ・カム・トゥルー・ワンダーランド」、会場は、札幌、福岡、名古屋、大阪の4ヵ所はすべてドーム、東京だけ屋外に6万人を2日間(計12万人)集める国立競技場だ。
それにしても、さまざまなアイデアと度肝を抜く演出が施され、約3時間半飽きさせない。ライヴというより、音楽を軸にした一大エンタテインメント・イヴェントという感じだ。これだけの仕掛けを作れるのも、トータル44万人という動員ができるからこそ。これだけのファンが集まるから、巨額のステージ制作予算が取れ、予算があるから、アイデアを存分にいかした試みが出来る。別の言葉で言えば、このスケールの大きいステージ、ライヴのすべては観客35万人とドリームズ・カム・トゥルーの見事な共同作品と言える。
最近で言えば、音楽のジャンルは別として、日本でやったマドンナやローリング・ストーンズよりも規模は大きい。彼らのライヴを見るのは初めてだったが、十分楽しめた。
少しネタばれになるので、もし最終日にご覧になる方はご注意ください。
夕方5時15分はまだ太陽も落ちておらず明るく、微妙にまだ蒸し暑い。メインスタンド側にメインステージが組まれ、左右中央に計5台のモニターが置かれている。さらに、中央に観客席にせり出すように花道のステージ。13個ほどの白い巨大バルーンがステージのあちこちにランダムに置かれ、さらに1個が花道の先端に置いてある。
オープニング、吉田美和は、花道に登場、そのバルーンが徐々に宙に浮かび、バルーンに吊られ歌いながら空中遊歩を始めた。1曲歌っているうちに、ゆっくりとそのバルーンがセンターステージに向かい徐々に着地。いきなりの度肝抜きだ。
そして、次々と作品を歌いながら、プログラムはどんどんと進んだ。10曲目、6時過ぎあたりでいつの間にか太陽は落ち、夜の帳(とばり)に包まれ、ステージや会場を照らす照明が美しく輝き始めた。そして、バックスタンド上には半月がぽっかりと浮かび、会場を見下ろし、時折、気持ちのいい秋風が吹き抜け、体を冷ます。
センターステージの向かいのバックスタンドに小さなバックスタンド・ステージがあり、センターとバックをつなぐ花道が、ふと気が付くと左右・両脇に出来上がっている。これらによってちょうど、アリーナ席を四方で囲む形になる。一片は100メートル以上はあるだろう。そして、ライヴが始まる前に14個あったバルーンはいつの間にか、ひとつ減り、ふたつ減りと最後には2個になっていく。
14曲目「眼鏡越しの空」から18曲目までは比較的スローからスロー・ミディアムの曲中心になったが、ここでまた、バルーンを使った空中の舞、空中遊歩が競技場の横ライン、左側から右側まで一挙に敢行された。
「何度でも/Love Love Love」では、バックコーラスのガッツとラヴらが、その歌い方を6万人に指導。体を揺らす振りとコーラスを教え、そのリハーサルを元に本番へ向かうが、しばしステージから隠れていた吉田・中村の2人は、いつの間にかバックスタンド後方の一番高い聖火台のところにいた。聖火を灯したふたりは、ファンにもみくちゃにされながら、下のバックスタンド・ステージへ。6万人のバックコーラスが国立競技場に響く。リハから本番終わりまでこの1曲のコーナーは30分を越えた。まさにこれも観客6万人とドリカムの共同作品だ。
空を舞い、地で踊り、花道を激走する吉田美和。グリーンのペンライトが会場全体のどこかしこで無数に光り、それらがゆっくりリズムに乗って揺れる様はまるで蛍がドリカムの歌を楽しんでいるかのようだ。
彼らは国立競技場という会場の全面積、全体積をすべてひとつのステージにし尽くしていた。それは2次元でなく3次元のステージであり、しかもそれは夢次元のステージになっていた。
■オフィシャル・ページ
http://www.dwl2007.com/index.html
■国立競技場の俯瞰図
http://www.naash.go.jp/kokuritu/rikujyou_seat.html
(メインスタンド側にメインステージ。バックスタンド側に小さなバックステージ。この図面で左右に立て位置にメインとバックスタンドをつなぐ花道が出来る)
■メンバー
ドリームズ・カム・トゥルー Dreams Come True
吉田美和(vocal)
中村正人(bass)
バックバンド・メンバー Wonderlander 007
佐藤博 Satou Hiroshi (piano) (音楽ディレクター)
松本幸弘 Matsumoto Yukihiro (drums)
武藤良明 Mutoh Yoshiaki (guitar)
永井誠一郎 Nagai Seiichiro (keyboards)
大儀見 元 Ogimi Gen (percussion)
佐々木史郎 Sasaki Shiro (trumpet)
中野 勇介 Nakano Yusuke (trumpet)
吉田治 Yoshida Osamu (sax)
本間将人 Honma Masato (sax)
五十嵐誠 Igarashi Makoto (trombone)
最上みきお Mogami Mikio (computer programming)
マースレス D ニーリー Mercellus D. Nealy (mc)
シゲ Shige (performer)
ケイタ Keita (performer)
ラヴ Love (backing vocal)
ガッツ Gatz (backing vocal, guitar)
■セットリスト
Setlist : Dreams Come True @ Kokuritsu Kyogijou, (The National Athletic Stadium) September 22, 2007
セットリスト ドリームズ・カム・トゥルー 史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007
show started 17:17
01. うれしい!たのしい!大好き!
02. 薬指の決心
03. JET!!!
04. go for it!
05. マスカラまつげ
06. 朝がまた来る
07. サンキュ.
-----
08. 大阪LOVER
09. うれしはずかし朝帰り
10. ていうか
11. OL A! VITORIA!
12. Lovetide〜Make Me Your Own
13. さよならを待ってる
-----
14. 眼鏡越しの空
15. 空を読む
16. 星空が映る海
17. 悲しいKiss
18. やさしいキスをして
19. PROUD OF YOU
20. HAPPY HAPPY BIRTHDAY
-----
21. 何度でも/LOVE LOVE LOVE
-----
22. 彼は友達
23. SUNSHINE・・・サヨナラ59ers!
24. あなたに会いたくて
25. 時間旅行
26. 未来予想図?
27. あの夏の花火
-----
Encore1. きみにしか聞こえない
Encore2. ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜わたしたちの未来予想図〜
Encore3. LOVE GOES ON・・・
Encore4. 決戦は金曜日
show ended 20:40
(2007年9月22日土曜、国立競技場=ドリームズ・カム・トゥルー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dreams Come True
2007-120
【東京ジャズ2007〜ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード、キャンディー・ダルファーなど一挙に】
過多。
2002年からスタートした「東京ジャズ」のライヴ・イヴェント。数日間にわたって、いくつかの会場でジャズ・ミュージシャンたちが白熱のライヴを繰り広げる日本ジャズ界最大のイヴェントだ。
金曜日・夜、フォーラムAでの、4アーティストが出るプログラムを見た。しかし、さすがに4組となると、体力的に厳しいので、2組目のソウル・ボップ・バンドの途中から。(ソイルさん、すいません) ソウル・ボップなる連中は、なかなかファンキーなライヴを見せた。ハイラム・ブロックはブルーノートでも客席に降りてくるが、この会場でも客席に降り、通路をプレイしながら練り歩いた。それにしても4アーティストは多すぎないかなあ・・・。せいぜい3アーティストで聴くほうもいっぱいいっぱいのような感じ。
キャンディー・ダルファーには、ベースでプリンスのロンダ・スミスが参加、びっくりした。実は東京ジャズのウェッブのどこを見ても、詳しいメンバー紹介がないので、ステージを見るまで誰がでているかわからない。(もちろん、主アーティスト名くらいはでている) これは、改善してほしいところ。
やはり、ふだんブルーノートなどの小さなハコでこうしたキャンディーみたいなアーティストを見慣れてしまうと、さすがにこのフォーラムAは超大きい。なんとなく、遠くでやっている、という雰囲気で、なかなか一体感を得られない。ま、テレビ収録目的のライヴとなれば、これも仕方ないところだが。
そして、およそ2年ぶりのジョー・サンプル。しかも、ランディー・クロフォードとの共演だ。昨年リリースされたアルバム『フィーリング・グッド』を、ライヴで見せてくれる。
ドラムス、アコースティック・ベースにジョーのピアノというシンプルなトリオにランディーの歌がからまる。いつものギグが始まる。5000人の会場でも、300人の会場でも、プレイは変わらない。どこをとっても、どこを切っても、ジョー節がそこかしこに顔を出す。
そして、「ストリート・ライフ」の1979年からおよそ28年。ランディー・クロフォード、その歌声も健在だった。あの独特の声を震わせる歌い方もそのまま。こういう人たちは、声は年を取らないのだろうか。
なんと、ジョーとランディーは、観客の拍手に応えてアンコールをやった。ジョーはこの後、ニュージーランドなどに行くという。そして、来年3月頃には、またランディーともう一枚アルバムを作ろうと話している。
■ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード 『フィーリング・グッド』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FTW8YC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ジョー・サンプル過去記事
November 19, 2005
Groove Hand, Poet Hand: Magic Hand Of Joe Sample (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/000644.html
November 20, 2005
The Master Of Improvisation; Like Raindrops & Clouds : Joe Sample (Part 2)〜
http://blog.soulsearchin.com/archives/000645.html
November 21, 2005
Could You Do Me A Favor? Will You Play "Stardust" For Me? : Joe Sample (Part 3)
http://blog.soulsearchin.com/archives/000646.html
November 22, 2005
A Night To Remember: Thank God For Joe Played It For Me 〜 Joe Sample (Part 4)
http://blog.soulsearchin.com/archives/000647.html
November 25, 2005
Joe Sample (Part 5); Performance In Living Room
June 13, 2006
http://blog.soulsearchin.com/archives/000662.html
November 27, 2005
Joe & George: Can Never Describe Their Music By Words
http://blog.soulsearchin.com/archives/000664.html
June 13, 2006
Joe Sample’s New Album Featuring Randy Crawford
http://blog.soulsearchin.com/archives/001071.html
■さらに過去関連記事
2004/08/29 (Sun)
Crusaders In Misty
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040829.html
2004/05/07 (Fri)
Joe Sample Solo Live
ニューオーリンズ。
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040507.html
2004/05/05 (Wed)
Once In A Life Time Melody: Joe Sample Live At Blue Note
一期一会。
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040505.html
ジョー・サンプル・ライヴ 「引き算のピアノ」 2003年12月
Joe Sample: Abstract Subtraction
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200312/diary20031211.html
クルセイダーズ・ライヴ 「ウォーリッツァーの初体験」 2003年10月
What Did 40 Year Old Wurlitzer See In Tokyo?
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200310/diary20031009.html
ジョー・サンプル・ライヴ 「宇宙のように大きな背中」 2002年4月
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/joe20020409.html
ジョー・サンプル&レイラ・ハザウエイ・ライヴ 「魔術師の指」 1999年6月
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/sample19990608.html
ブルーノートウェッブ
http://www.bluenote.co.jp/art/20051120.html
■Tokyo Jazz 2007: September 21, 2007
Performed Artists
1) Soil & "Pimp" Sessions
2) Soul Bop Band: Featuring Randy Brecker, Bill Evans, Hiram Bullock, Chris Min Doky, Rodney Homes
3) Candy Dulfer And Band
4) Joe Sample And Randy Crawford
東京ジャズオフィシャル・ウェッブ
http://www.tokyo-jazz.com/
■Setlist: Joe Sample And Randy Crawford
セットリスト: ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード
show started 22.01
01. Hipping The Hop [George Benson CD Absolute Benson]
02. Spellbound [Spellbound]
03. Gee Baby, Ain’t I Good To You [Nat King Cole]
04. Happiness Is A Thing Called Joe [Ella, Judy, Woody Herman etc]
05. Feeling Good [Joe Sample, Randy Crawford]
06. Almaz (Sweet Love) [Randy Crawford]
07. Tell Me More And More And Then Some [Billie Holiday]
08. Rio De Janeiro Blue [Joe Sample, Randy Crawford]
09. One Day I’ll Fly Away [Joe Sample, Randy Crawford]
10. Street Life [Joe Sample, Randy Crawford, Crusaders]
Enc. Last Night In Danceland [Joe Sample, Randy Crawford]
show ended 22:59
(2007年9月21日金曜、東京国際フォーラム・フォーラムA=東京ジャズ2007=ソウル・ボップ・バンド、キャンディー・ダルファー、ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Soul Bop Band: Featuring Randy Brecker, Bill Evans, Hiram Bullock, Chris Min Doky, Rodney Homes
2007-117
ENT>MUSIC>LIVE>Candy Dulfer And Band
2007-118
ENT>MUSIC>LIVE> Joe Sample And Randy Crawford
2007-119
過多。
2002年からスタートした「東京ジャズ」のライヴ・イヴェント。数日間にわたって、いくつかの会場でジャズ・ミュージシャンたちが白熱のライヴを繰り広げる日本ジャズ界最大のイヴェントだ。
金曜日・夜、フォーラムAでの、4アーティストが出るプログラムを見た。しかし、さすがに4組となると、体力的に厳しいので、2組目のソウル・ボップ・バンドの途中から。(ソイルさん、すいません) ソウル・ボップなる連中は、なかなかファンキーなライヴを見せた。ハイラム・ブロックはブルーノートでも客席に降りてくるが、この会場でも客席に降り、通路をプレイしながら練り歩いた。それにしても4アーティストは多すぎないかなあ・・・。せいぜい3アーティストで聴くほうもいっぱいいっぱいのような感じ。
キャンディー・ダルファーには、ベースでプリンスのロンダ・スミスが参加、びっくりした。実は東京ジャズのウェッブのどこを見ても、詳しいメンバー紹介がないので、ステージを見るまで誰がでているかわからない。(もちろん、主アーティスト名くらいはでている) これは、改善してほしいところ。
やはり、ふだんブルーノートなどの小さなハコでこうしたキャンディーみたいなアーティストを見慣れてしまうと、さすがにこのフォーラムAは超大きい。なんとなく、遠くでやっている、という雰囲気で、なかなか一体感を得られない。ま、テレビ収録目的のライヴとなれば、これも仕方ないところだが。
そして、およそ2年ぶりのジョー・サンプル。しかも、ランディー・クロフォードとの共演だ。昨年リリースされたアルバム『フィーリング・グッド』を、ライヴで見せてくれる。
ドラムス、アコースティック・ベースにジョーのピアノというシンプルなトリオにランディーの歌がからまる。いつものギグが始まる。5000人の会場でも、300人の会場でも、プレイは変わらない。どこをとっても、どこを切っても、ジョー節がそこかしこに顔を出す。
そして、「ストリート・ライフ」の1979年からおよそ28年。ランディー・クロフォード、その歌声も健在だった。あの独特の声を震わせる歌い方もそのまま。こういう人たちは、声は年を取らないのだろうか。
なんと、ジョーとランディーは、観客の拍手に応えてアンコールをやった。ジョーはこの後、ニュージーランドなどに行くという。そして、来年3月頃には、またランディーともう一枚アルバムを作ろうと話している。
■ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード 『フィーリング・グッド』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FTW8YC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ジョー・サンプル過去記事
November 19, 2005
Groove Hand, Poet Hand: Magic Hand Of Joe Sample (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/000644.html
November 20, 2005
The Master Of Improvisation; Like Raindrops & Clouds : Joe Sample (Part 2)〜
http://blog.soulsearchin.com/archives/000645.html
November 21, 2005
Could You Do Me A Favor? Will You Play "Stardust" For Me? : Joe Sample (Part 3)
http://blog.soulsearchin.com/archives/000646.html
November 22, 2005
A Night To Remember: Thank God For Joe Played It For Me 〜 Joe Sample (Part 4)
http://blog.soulsearchin.com/archives/000647.html
November 25, 2005
Joe Sample (Part 5); Performance In Living Room
June 13, 2006
http://blog.soulsearchin.com/archives/000662.html
November 27, 2005
Joe & George: Can Never Describe Their Music By Words
http://blog.soulsearchin.com/archives/000664.html
June 13, 2006
Joe Sample’s New Album Featuring Randy Crawford
http://blog.soulsearchin.com/archives/001071.html
■さらに過去関連記事
2004/08/29 (Sun)
Crusaders In Misty
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040829.html
2004/05/07 (Fri)
Joe Sample Solo Live
ニューオーリンズ。
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040507.html
2004/05/05 (Wed)
Once In A Life Time Melody: Joe Sample Live At Blue Note
一期一会。
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040505.html
ジョー・サンプル・ライヴ 「引き算のピアノ」 2003年12月
Joe Sample: Abstract Subtraction
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200312/diary20031211.html
クルセイダーズ・ライヴ 「ウォーリッツァーの初体験」 2003年10月
What Did 40 Year Old Wurlitzer See In Tokyo?
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200310/diary20031009.html
ジョー・サンプル・ライヴ 「宇宙のように大きな背中」 2002年4月
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/joe20020409.html
ジョー・サンプル&レイラ・ハザウエイ・ライヴ 「魔術師の指」 1999年6月
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/sample19990608.html
ブルーノートウェッブ
http://www.bluenote.co.jp/art/20051120.html
■Tokyo Jazz 2007: September 21, 2007
Performed Artists
1) Soil & "Pimp" Sessions
2) Soul Bop Band: Featuring Randy Brecker, Bill Evans, Hiram Bullock, Chris Min Doky, Rodney Homes
3) Candy Dulfer And Band
4) Joe Sample And Randy Crawford
東京ジャズオフィシャル・ウェッブ
http://www.tokyo-jazz.com/
■Setlist: Joe Sample And Randy Crawford
セットリスト: ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード
show started 22.01
01. Hipping The Hop [George Benson CD Absolute Benson]
02. Spellbound [Spellbound]
03. Gee Baby, Ain’t I Good To You [Nat King Cole]
04. Happiness Is A Thing Called Joe [Ella, Judy, Woody Herman etc]
05. Feeling Good [Joe Sample, Randy Crawford]
06. Almaz (Sweet Love) [Randy Crawford]
07. Tell Me More And More And Then Some [Billie Holiday]
08. Rio De Janeiro Blue [Joe Sample, Randy Crawford]
09. One Day I’ll Fly Away [Joe Sample, Randy Crawford]
10. Street Life [Joe Sample, Randy Crawford, Crusaders]
Enc. Last Night In Danceland [Joe Sample, Randy Crawford]
show ended 22:59
(2007年9月21日金曜、東京国際フォーラム・フォーラムA=東京ジャズ2007=ソウル・ボップ・バンド、キャンディー・ダルファー、ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Soul Bop Band: Featuring Randy Brecker, Bill Evans, Hiram Bullock, Chris Min Doky, Rodney Homes
2007-117
ENT>MUSIC>LIVE>Candy Dulfer And Band
2007-118
ENT>MUSIC>LIVE> Joe Sample And Randy Crawford
2007-119
【ジョージ、再びクローズへ】
再閉店。
昭和39年(1964年)日本初のソウル・バーとして開店、2005年、六本木ミッドタウンの地域開発のために、41年の歴史に幕を下ろした「ジョージ」が、その後西麻布で再出発したが、再び今月末で一時期閉店することになった。
ジョージが六本木から西麻布に引っ越して再オープンしたのが2005年8月のこと。約2年ということになる。正式なクローズは、9月29日(土)の予定。
今回の突然の閉店は、現在入居しているビルの再開発のためだという。オウナーは、新しい物件を探しているが、細長いうなぎの寝床のような物件がなかなかなくて苦労しているそうだ。
ちょうど、このジョージの隣には、しばらく前に、やはり1950年にオープンし、1970年代からつい最近まで六本木で人気のあった「ハンバーガー・イン」も引越してきていた。
■ジョージ・過去関連記事
August 21, 2005
George’s Re-Opened In Nishi-Azabu
http://blog.soulsearchin.com/archives/000458.html
■ジョージ最後の日〜日本最古のソウルバーの閉店の模様
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_24.html
The Last Day Of George’s: Part 1
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_25.html
The Last Day Of George’s: Part 2
■ソウルバー・ジョージス
Soul Bar George’s
港区西麻布1−11−6メンテルス六本木1F
電話 03-3401-8335
2005年8月24日正式オープン
日曜・祝日定休
営業 20時から2時、週末は朝まで
チャージなし 一杯1000円から
SOUL BARS>George’s
再閉店。
昭和39年(1964年)日本初のソウル・バーとして開店、2005年、六本木ミッドタウンの地域開発のために、41年の歴史に幕を下ろした「ジョージ」が、その後西麻布で再出発したが、再び今月末で一時期閉店することになった。
ジョージが六本木から西麻布に引っ越して再オープンしたのが2005年8月のこと。約2年ということになる。正式なクローズは、9月29日(土)の予定。
今回の突然の閉店は、現在入居しているビルの再開発のためだという。オウナーは、新しい物件を探しているが、細長いうなぎの寝床のような物件がなかなかなくて苦労しているそうだ。
ちょうど、このジョージの隣には、しばらく前に、やはり1950年にオープンし、1970年代からつい最近まで六本木で人気のあった「ハンバーガー・イン」も引越してきていた。
■ジョージ・過去関連記事
August 21, 2005
George’s Re-Opened In Nishi-Azabu
http://blog.soulsearchin.com/archives/000458.html
■ジョージ最後の日〜日本最古のソウルバーの閉店の模様
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_24.html
The Last Day Of George’s: Part 1
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_25.html
The Last Day Of George’s: Part 2
■ソウルバー・ジョージス
Soul Bar George’s
港区西麻布1−11−6メンテルス六本木1F
電話 03-3401-8335
2005年8月24日正式オープン
日曜・祝日定休
営業 20時から2時、週末は朝まで
チャージなし 一杯1000円から
SOUL BARS>George’s
【大宝、ダンチュウの表紙を飾る】
思いやり。
先日書店に立ち寄ると、おいしそうなチャーハンの写真が映っている雑誌ダンチュウ(Dancyu)が置かれているではないか。(写真は以前大宝に行ったときに撮ったチャーハン)
Dancyu 2007年10月 インデックスhttp://www.president.co.jp/dan/20071000/index.html
特集のひとつがチャーハンなので、表紙を飾っているのだが、それにつられ即レジへ直行。家に帰って読んでみると、なんと、4年前に知って、いまでもちょくちょく行く古川橋近くの「大宝」が巻頭で3ページも紹介されているではないか!! (大宝の記事は下記・過去関連記事参照) おおおっと感嘆の声をあげながら読むと、いろいろ知らなかった大宝チャーハンの秘密が、店主・小林さん(名前も初めて知った)の口から語られているではないか。どうやら、ラードに秘密があるらしい。う〜む、オランダ産の一級品ラードか・・・。
ということで、こんな写真を見て記事を読んでしまったら、大宝に行かないわけにはいかないではないか。(おい、どっちだ)
で、9時40分に打ち合わせをそそくさと切り上げ、乃木坂を出て古川橋に直行。なぜか小雨降る降る古川橋。10時閉店に間に合うかと、どきどきしながら向かう。信号待ちで止まったあたりから遠めに見ると看板の照明がまだついている。セーフだ。ところが徐々に近づくと店前に何人かの人影があるではないか。まさか、ちょっとや〜な予感。
車を止めて店前に行くと嫌な予感、見事的中。指折り数えて1−2−3−4−5−6。6人待ち! が〜〜ん。正確に言えば3人組、1人、2人組の計6人だ。(別に正確に言う必要はない) もう閉店時間だぞ。たまたま電話が入って、電話でしゃべっているうちに何人かがでて、しばらくして、席をやりくりして、6人が中に入った。で、中を覗いてソウル・サーチャーが見たものは?
なんと、食べているのは2人で、2人がビールでギョーザ待ち。指折り数えるとまだ11人が、注文品を今か今かと待っているではないか。また、今日も「最後の客」かな。さて、どうしたものか。しばし、思案しながら暖簾(のれん)の下で待っていたら、店の外の照明が突然消えた。え〜〜っ。打ち止め? (笑) いやあ、待ってたら、いれてはくれるはず・・・。
しかし、おそらく11人分はこれから30−40分はかかるだろう。ここはあんまり迷惑をかけてもいけない。こんな調子がダンチュー発売日の6日から2週間も続いていたら、小林さんの体に悪い。そこで僕は、やさしく帰って、少しでも彼らを楽にしてあげようと泣く泣く意を決した。これこそ「半常連の思いやり帰宅」である。古川橋に降る雨は、大宝チャーハン諦めの悲しみの涙だ。(おおげさすぎ) in the rain... しかし、ダンチュウ表紙とは・・・。おめでとうございます。だが、恨めしや〜ダンチュウ効果・・・。(苦悩)
■過去関連記事 大宝 『手渡されたバトン』
2003/05/13 (Tue)
Baton Was Passed On To
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200305/diary20030513.html
(40年間、毎日タンメンを食べに来たタクシー運転手さんの話が、好き。この話は、メモもとらず、もちろんテープもとらずに書いた。いまさらながらよく書けたものだと思う(笑))
DINING>RESTAURANTS>ESSAY
思いやり。
先日書店に立ち寄ると、おいしそうなチャーハンの写真が映っている雑誌ダンチュウ(Dancyu)が置かれているではないか。(写真は以前大宝に行ったときに撮ったチャーハン)
Dancyu 2007年10月 インデックスhttp://www.president.co.jp/dan/20071000/index.html
特集のひとつがチャーハンなので、表紙を飾っているのだが、それにつられ即レジへ直行。家に帰って読んでみると、なんと、4年前に知って、いまでもちょくちょく行く古川橋近くの「大宝」が巻頭で3ページも紹介されているではないか!! (大宝の記事は下記・過去関連記事参照) おおおっと感嘆の声をあげながら読むと、いろいろ知らなかった大宝チャーハンの秘密が、店主・小林さん(名前も初めて知った)の口から語られているではないか。どうやら、ラードに秘密があるらしい。う〜む、オランダ産の一級品ラードか・・・。
ということで、こんな写真を見て記事を読んでしまったら、大宝に行かないわけにはいかないではないか。(おい、どっちだ)
で、9時40分に打ち合わせをそそくさと切り上げ、乃木坂を出て古川橋に直行。なぜか小雨降る降る古川橋。10時閉店に間に合うかと、どきどきしながら向かう。信号待ちで止まったあたりから遠めに見ると看板の照明がまだついている。セーフだ。ところが徐々に近づくと店前に何人かの人影があるではないか。まさか、ちょっとや〜な予感。
車を止めて店前に行くと嫌な予感、見事的中。指折り数えて1−2−3−4−5−6。6人待ち! が〜〜ん。正確に言えば3人組、1人、2人組の計6人だ。(別に正確に言う必要はない) もう閉店時間だぞ。たまたま電話が入って、電話でしゃべっているうちに何人かがでて、しばらくして、席をやりくりして、6人が中に入った。で、中を覗いてソウル・サーチャーが見たものは?
なんと、食べているのは2人で、2人がビールでギョーザ待ち。指折り数えるとまだ11人が、注文品を今か今かと待っているではないか。また、今日も「最後の客」かな。さて、どうしたものか。しばし、思案しながら暖簾(のれん)の下で待っていたら、店の外の照明が突然消えた。え〜〜っ。打ち止め? (笑) いやあ、待ってたら、いれてはくれるはず・・・。
しかし、おそらく11人分はこれから30−40分はかかるだろう。ここはあんまり迷惑をかけてもいけない。こんな調子がダンチュー発売日の6日から2週間も続いていたら、小林さんの体に悪い。そこで僕は、やさしく帰って、少しでも彼らを楽にしてあげようと泣く泣く意を決した。これこそ「半常連の思いやり帰宅」である。古川橋に降る雨は、大宝チャーハン諦めの悲しみの涙だ。(おおげさすぎ) in the rain... しかし、ダンチュウ表紙とは・・・。おめでとうございます。だが、恨めしや〜ダンチュウ効果・・・。(苦悩)
■過去関連記事 大宝 『手渡されたバトン』
2003/05/13 (Tue)
Baton Was Passed On To
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200305/diary20030513.html
(40年間、毎日タンメンを食べに来たタクシー運転手さんの話が、好き。この話は、メモもとらず、もちろんテープもとらずに書いた。いまさらながらよく書けたものだと思う(笑))
DINING>RESTAURANTS>ESSAY
Ono Hitomi Live
2007年9月19日【小野ひとみライヴ】
薔薇。
またまた縁あって、70年代のディスコ・ヒットを黒塗りで歌う女版シャネルズことスリー・ビックリーズのメンバーのひとりヴァニラ役、小野ひとみさんの単独ソロ・ライヴへ。会場の六本木スイート・ベイジルの入口には40本の赤い薔薇が飾られ、そこには「あなたの村上より」という名札が。小野さんは、六本木のライヴハウスやバーなどで定期的に歌っているので、そのお客さんだろうか。わからん。3日後9月21日誕生日を迎えるので、大々的なバースデイ・ライヴだ。
前半は彼女が高校時代にテレビの洋楽番組『ベスト・ヒットUSA』やラジオなどでなじみになった作品を中心に、さらに第2部ではオリジナルを中心に聴かせた。
僕が座った近くに父親と娘の2人で来ているテーブルがあった。娘は10歳にもなっていないのではないか。その父親は娘に「これから歌う歌手の人は、パパが一番好きな歌手なんだよ」と言っている。「ママは知ってるの?」 「ママは知らないよ。だってパパが一番好きな歌手なんだから、ママは来ないんだよ」 って、よくわからん。(笑)
バックコーラスは小川里永子さん。なんと、スリー・ビックリーズのチェリーだ。そして、第2部ではもうひとりのハブこと俵山栄子さんも登場。スリー・ビックリーズの作品を白い3人がカヴァー(?=笑)して歌った。っていうか、この3人になると、がぜんトークがかしまし娘のお笑い系になるからすごい。っていうか本名で呼ばれても、わからん。(笑)
スリー・ビックリーズの次にさらにびっくり〜なゲスト、その昔ショーグン、ABズなどで活躍したギタリスト、芳野藤丸さんも登場した。
1部が始まったら偶然、僕の知ってる村上さんが入ってきた。おおっ。「あの薔薇、あげたんですか?」 「ちがうよ、俺じゃないよ。(笑) 俺もあれ見て、びっくりしたよ。酔っ払った勢いで俺が頼んじゃったのかと思ったよ(爆笑)」 とんだ同姓村上薔薇事件。そんな薔薇もさることながら、ステージの彼女に大きな大きな花束を手渡す人がかなりいたんで驚いた。客層は40代後半から50代にかけての男性が7割、あと女性ファン。さて、バースデイ・ライヴ、本人はステージで「大台」「節目」とだけ語っていた。ま、『ベスト・ヒットUSA』(1981年〜1989年)が放送されていた頃に高校生だったということで・・・。いずれにせよ、ハッピー・バースデイ!
そうそう、スリー・ビックリーズ、メンフィスでライヴをするそうだ。その応援ツアーのフライアーがテーブルにおいてあった。10月26日と27日、メンフィス・デルタ・キッチンというところでライヴを行う。応援ツアーは298,000円なり。
まじかい?(笑) でも、スタックス・ミュージアム、ウイリー・ミッチェル・スタジオ訪問なども。詳細はこちら↓
http://www.airlink.co.jp/raretabi/3b/index.html
■メンバー
小野ひとみ(vo)、宮部智夫(Tomochin)(key)、星牧人(key)、山名重徳(g)、谷源昌(b)、清水淳(ds)、澤田 英哉(tb)、 鍬田修一(sax)、阿久澤一哉(tp) ゲスト 小川里永子(スリービックリーズ)、俵山栄子(スリービックリーズ)、マーヴィン・ペイン(dance)
■セットリスト
Setlist : Ono Hitomi Live @ Sweet Basil 139, September 18, 2007
セットリスト 小野ひとみ
[ ] denotes original
1st set
show started 20:02
01. MacArthur Park [Richard Harris, Donna Summer]
02. "Best Hit USA: Medley"- Flashdance...What A Feeling [Irene Cara]- Power Of Love [Huey Lewis & The News]- What A Fool Believes [Doobie Brothers]
03. Round Midnight [Thelonious Monk]
04. Cat [Original]
05. No One In The World [Anita Baker]
06. Don’t Say You Know [Original]
07. "Stevie Wonder Medley" - Sir Duke - I Wish - Do I Do - Another Star
show ended 20:57
2nd Set
show started 21:15
01. Tears In Rain [3 Bicrees’ Original] (White 3 Bicrees)
02. It’s Raining Men [Weather Girls] (White 3 Bicrees)
03. Turquoise Blue [Original] (+Yoshino Fujimaru)
04. Responsibility [Original] (+Yoshino Fujimaru)
05. 足跡 [Original]
06. Blue Heaven [Original]
07. You Can Fly [Original]
Encore1. Medley: Shy Guy [Diana King] - Beat It [Michael Jackson] - To Love You More [Celine Dion]
Encore2. Fantasy [Earth Wind & Fire]
show ended 22:25
(2007年9月18日火曜、六本木スイートベイジル=STB139=小野ひとみ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Ono, Hitomi
2007-116
薔薇。
またまた縁あって、70年代のディスコ・ヒットを黒塗りで歌う女版シャネルズことスリー・ビックリーズのメンバーのひとりヴァニラ役、小野ひとみさんの単独ソロ・ライヴへ。会場の六本木スイート・ベイジルの入口には40本の赤い薔薇が飾られ、そこには「あなたの村上より」という名札が。小野さんは、六本木のライヴハウスやバーなどで定期的に歌っているので、そのお客さんだろうか。わからん。3日後9月21日誕生日を迎えるので、大々的なバースデイ・ライヴだ。
前半は彼女が高校時代にテレビの洋楽番組『ベスト・ヒットUSA』やラジオなどでなじみになった作品を中心に、さらに第2部ではオリジナルを中心に聴かせた。
僕が座った近くに父親と娘の2人で来ているテーブルがあった。娘は10歳にもなっていないのではないか。その父親は娘に「これから歌う歌手の人は、パパが一番好きな歌手なんだよ」と言っている。「ママは知ってるの?」 「ママは知らないよ。だってパパが一番好きな歌手なんだから、ママは来ないんだよ」 って、よくわからん。(笑)
バックコーラスは小川里永子さん。なんと、スリー・ビックリーズのチェリーだ。そして、第2部ではもうひとりのハブこと俵山栄子さんも登場。スリー・ビックリーズの作品を白い3人がカヴァー(?=笑)して歌った。っていうか、この3人になると、がぜんトークがかしまし娘のお笑い系になるからすごい。っていうか本名で呼ばれても、わからん。(笑)
スリー・ビックリーズの次にさらにびっくり〜なゲスト、その昔ショーグン、ABズなどで活躍したギタリスト、芳野藤丸さんも登場した。
1部が始まったら偶然、僕の知ってる村上さんが入ってきた。おおっ。「あの薔薇、あげたんですか?」 「ちがうよ、俺じゃないよ。(笑) 俺もあれ見て、びっくりしたよ。酔っ払った勢いで俺が頼んじゃったのかと思ったよ(爆笑)」 とんだ同姓村上薔薇事件。そんな薔薇もさることながら、ステージの彼女に大きな大きな花束を手渡す人がかなりいたんで驚いた。客層は40代後半から50代にかけての男性が7割、あと女性ファン。さて、バースデイ・ライヴ、本人はステージで「大台」「節目」とだけ語っていた。ま、『ベスト・ヒットUSA』(1981年〜1989年)が放送されていた頃に高校生だったということで・・・。いずれにせよ、ハッピー・バースデイ!
そうそう、スリー・ビックリーズ、メンフィスでライヴをするそうだ。その応援ツアーのフライアーがテーブルにおいてあった。10月26日と27日、メンフィス・デルタ・キッチンというところでライヴを行う。応援ツアーは298,000円なり。
まじかい?(笑) でも、スタックス・ミュージアム、ウイリー・ミッチェル・スタジオ訪問なども。詳細はこちら↓
http://www.airlink.co.jp/raretabi/3b/index.html
■メンバー
小野ひとみ(vo)、宮部智夫(Tomochin)(key)、星牧人(key)、山名重徳(g)、谷源昌(b)、清水淳(ds)、澤田 英哉(tb)、 鍬田修一(sax)、阿久澤一哉(tp) ゲスト 小川里永子(スリービックリーズ)、俵山栄子(スリービックリーズ)、マーヴィン・ペイン(dance)
■セットリスト
Setlist : Ono Hitomi Live @ Sweet Basil 139, September 18, 2007
セットリスト 小野ひとみ
[ ] denotes original
1st set
show started 20:02
01. MacArthur Park [Richard Harris, Donna Summer]
02. "Best Hit USA: Medley"- Flashdance...What A Feeling [Irene Cara]- Power Of Love [Huey Lewis & The News]- What A Fool Believes [Doobie Brothers]
03. Round Midnight [Thelonious Monk]
04. Cat [Original]
05. No One In The World [Anita Baker]
06. Don’t Say You Know [Original]
07. "Stevie Wonder Medley" - Sir Duke - I Wish - Do I Do - Another Star
show ended 20:57
2nd Set
show started 21:15
01. Tears In Rain [3 Bicrees’ Original] (White 3 Bicrees)
02. It’s Raining Men [Weather Girls] (White 3 Bicrees)
03. Turquoise Blue [Original] (+Yoshino Fujimaru)
04. Responsibility [Original] (+Yoshino Fujimaru)
05. 足跡 [Original]
06. Blue Heaven [Original]
07. You Can Fly [Original]
Encore1. Medley: Shy Guy [Diana King] - Beat It [Michael Jackson] - To Love You More [Celine Dion]
Encore2. Fantasy [Earth Wind & Fire]
show ended 22:25
(2007年9月18日火曜、六本木スイートベイジル=STB139=小野ひとみ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Ono, Hitomi
2007-116
【塩谷達也ゴスペル・ライヴ】
勉強。
縁あって横浜モーション・ブルーでやるゴスペル・ライヴを見に行った。「塩谷達也プレゼンツ・ゴスペル・エクスペリエンス」というもの。塩谷さんは1970年生まれ。ICU(国際基督教大学)卒業後、黒人音楽を研究するためにニューヨークにわたった。教会でのゴスペルに衝撃を受け、1998年、クリスチャンになり、現在ゴスペルの普及に尽力しているという人物。ゴスペルを歌って10年近くになる、という。
バンドはドラム、キーボード、ベース、ギター。これに歌が塩谷さんを含め4人。その中に、このところあちこちでよく見かけるブラック・シンガー、オリヴィアがいた。モーションは教会関係者、コーラス・ファン、ゴスペル・ファンなどだろうか、満員になっている。さすが、ゴスペル・パワー。
音楽的には、塩谷さんがゴスペル曲を歌うときの声に光るものがあった。彼は相当ゴスペルの洗礼を受けているようだ。一方日本語で歌うオリジナル曲は完璧にJポップに聞こえたので、何でも歌えるということだろう。彼が司祭のごとく話をしたり、これらのバンド、歌、そして後半にでてきた12人のクワイアーなどをまとめる。
圧倒的だったのは、オリヴィア・バレル。先日、マルのライヴでもバックコーラスを担当していたカナダ出身のジャマイカ系黒人シンガー。途中で「ジーザス・ラヴズ・ミー」を歌ったが、これは圧巻。オリヴィアのソロはスケジュールがあわなかったりしてなかなか見られていなかったが、この日は偶然ながら、こうしたソロを聴けてよかった。声質は、シー・シー・ワイナンズ的なゴスペル・ベースの聴きやすいポップなもの。この曲はホイットニー・ヒューストンも歌っているせいか、少しホイットニー的な雰囲気も感じた。さらにアンコールの「アメージング・グレイス」でも数小節ソロを取ったが、これも存在感を見せつけた。
オリヴィアによると、彼女の出身地ジャマイカ(彼女はカナダに移住、その後日本にやってきている)の教会で歌われているゴスペルは、アメリカ、カナダのものとも若干違うという。アメリカのもののほうがよりコンテンポラリーで、ジャマイカのほうがよりトラディショナルな感じがする、という。
僕が思うのは、神のことを百万の言葉で語るよりも、オリヴィアの声で一語でも歌われた瞬間にゴスペルを感じるということだ。別の言い方をすれば「オリヴィアの声にゴスペルを聴く」という感じだ。
僕は、ゴスペルをソウル・ミュージックのルーツとして、音楽ジャンルのひとつとして聴くので、宗教的メッセージが必要以上に語られることを好まない。(ある程度は、その音楽の性質上かまわない) つまり、ゴスペルにもエンタテインメントを求めている傾向がある。たとえばそのライヴに行くのは、その時間なり音楽なりを楽しみたいと思うからで、説教を聴きたい、暗い話を聞きたいとは思わない。
なので、今回のライヴは若干MC(話)が僕には重かった。しかし、教会に行き、神に救いを求めたいと思う人にはそれが必要なのだろう。だからこうしたゴスペル系ライヴでは、どの観客にターゲットを絞るのかひじょうに重要な課題になってくるように思えた。そして、僕自身がゴスペルをどういう立ち位置で聴くのかということを再確認することになった。そういう意味で勉強になった。
■メンバー
TATSUYA SHIOYA(g,vo) presents
"Gospel Experience"
塩谷達也 プレゼンツ「ゴスペル・エクスペリエンス」
塩谷達也(vo,g)、堀木健太(b)、佐藤五魚(key)、
佐藤主一(g)、中原由貴(ds)、高森美和(vo)、
Olivia Burrell(vo)、山根圭織(vo)
■セットリスト
Setlist : Shioya Tatsuya Presents Gospel Experience @ Motion Blue, Yokohama, September 17, 2007
セットリスト 塩谷達也 ライヴ
( ) denotes featured singer
show started 19:35
01. Falling In Love With Jesus (Shioya)
02. Hallelujah (Miwa)
03. Hail Jesus (Shioya)
04. Glad About It (Saori)
05. Jesus Loves Me (Olivia)
06. When I Think About The Lord (Miwa)
07. As The Deer (Shioya)
08. アタラシイウタ (Shioya)
09. I Need You To Survive (With Choir)
10. Total Praise (With Choir)
11. God Bless You (All)
Enc.1. Amazing Grace (Shioya-Miwa-Saori-Olivia)
Enc.2. I Need You To Survive (Repeat)
Enc.3. Hallelujah
show ended 21.51
(2007年9月17日月曜、横浜モーション・ブルー=塩谷達也・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shioya, Tatsuya
2007-115
勉強。
縁あって横浜モーション・ブルーでやるゴスペル・ライヴを見に行った。「塩谷達也プレゼンツ・ゴスペル・エクスペリエンス」というもの。塩谷さんは1970年生まれ。ICU(国際基督教大学)卒業後、黒人音楽を研究するためにニューヨークにわたった。教会でのゴスペルに衝撃を受け、1998年、クリスチャンになり、現在ゴスペルの普及に尽力しているという人物。ゴスペルを歌って10年近くになる、という。
バンドはドラム、キーボード、ベース、ギター。これに歌が塩谷さんを含め4人。その中に、このところあちこちでよく見かけるブラック・シンガー、オリヴィアがいた。モーションは教会関係者、コーラス・ファン、ゴスペル・ファンなどだろうか、満員になっている。さすが、ゴスペル・パワー。
音楽的には、塩谷さんがゴスペル曲を歌うときの声に光るものがあった。彼は相当ゴスペルの洗礼を受けているようだ。一方日本語で歌うオリジナル曲は完璧にJポップに聞こえたので、何でも歌えるということだろう。彼が司祭のごとく話をしたり、これらのバンド、歌、そして後半にでてきた12人のクワイアーなどをまとめる。
圧倒的だったのは、オリヴィア・バレル。先日、マルのライヴでもバックコーラスを担当していたカナダ出身のジャマイカ系黒人シンガー。途中で「ジーザス・ラヴズ・ミー」を歌ったが、これは圧巻。オリヴィアのソロはスケジュールがあわなかったりしてなかなか見られていなかったが、この日は偶然ながら、こうしたソロを聴けてよかった。声質は、シー・シー・ワイナンズ的なゴスペル・ベースの聴きやすいポップなもの。この曲はホイットニー・ヒューストンも歌っているせいか、少しホイットニー的な雰囲気も感じた。さらにアンコールの「アメージング・グレイス」でも数小節ソロを取ったが、これも存在感を見せつけた。
オリヴィアによると、彼女の出身地ジャマイカ(彼女はカナダに移住、その後日本にやってきている)の教会で歌われているゴスペルは、アメリカ、カナダのものとも若干違うという。アメリカのもののほうがよりコンテンポラリーで、ジャマイカのほうがよりトラディショナルな感じがする、という。
僕が思うのは、神のことを百万の言葉で語るよりも、オリヴィアの声で一語でも歌われた瞬間にゴスペルを感じるということだ。別の言い方をすれば「オリヴィアの声にゴスペルを聴く」という感じだ。
僕は、ゴスペルをソウル・ミュージックのルーツとして、音楽ジャンルのひとつとして聴くので、宗教的メッセージが必要以上に語られることを好まない。(ある程度は、その音楽の性質上かまわない) つまり、ゴスペルにもエンタテインメントを求めている傾向がある。たとえばそのライヴに行くのは、その時間なり音楽なりを楽しみたいと思うからで、説教を聴きたい、暗い話を聞きたいとは思わない。
なので、今回のライヴは若干MC(話)が僕には重かった。しかし、教会に行き、神に救いを求めたいと思う人にはそれが必要なのだろう。だからこうしたゴスペル系ライヴでは、どの観客にターゲットを絞るのかひじょうに重要な課題になってくるように思えた。そして、僕自身がゴスペルをどういう立ち位置で聴くのかということを再確認することになった。そういう意味で勉強になった。
■メンバー
TATSUYA SHIOYA(g,vo) presents
"Gospel Experience"
塩谷達也 プレゼンツ「ゴスペル・エクスペリエンス」
塩谷達也(vo,g)、堀木健太(b)、佐藤五魚(key)、
佐藤主一(g)、中原由貴(ds)、高森美和(vo)、
Olivia Burrell(vo)、山根圭織(vo)
■セットリスト
Setlist : Shioya Tatsuya Presents Gospel Experience @ Motion Blue, Yokohama, September 17, 2007
セットリスト 塩谷達也 ライヴ
( ) denotes featured singer
show started 19:35
01. Falling In Love With Jesus (Shioya)
02. Hallelujah (Miwa)
03. Hail Jesus (Shioya)
04. Glad About It (Saori)
05. Jesus Loves Me (Olivia)
06. When I Think About The Lord (Miwa)
07. As The Deer (Shioya)
08. アタラシイウタ (Shioya)
09. I Need You To Survive (With Choir)
10. Total Praise (With Choir)
11. God Bless You (All)
Enc.1. Amazing Grace (Shioya-Miwa-Saori-Olivia)
Enc.2. I Need You To Survive (Repeat)
Enc.3. Hallelujah
show ended 21.51
(2007年9月17日月曜、横浜モーション・ブルー=塩谷達也・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shioya, Tatsuya
2007-115
【スティーヴィー、新作を来年1月までに発売したいと思う】
計画。
スティーヴィー・ワンダーが次のアルバムを制作し、来年1月までにリリースしたいと考えている。これは、昨年から伝えられているものでアルバムのタイトルは『ア・ゴスペル・トリビュート・トゥ・ルーラ』あるいは『ゴスペル・インスパイアード・バイ・ルーラ』というもの。スティーヴィーが久々のツアーを開始、そのデトロイトで記者会見を行い発表した。
2006年5月31日に、スティーヴィーの母ルーラ・ハーダウェイが死去。その悲しみと、母へトリビュートする意味で作品を作り始めた。スティーヴィーは、2008年1月11日に発売したいという。これは、母ルーラの78歳の誕生日になる。スティーヴィーはこの日にリリースするために、珍しく「締切」を意識している、という。
作品は、スティーヴィーがほぼすべての楽器を操りレコーディング。ツアー中でも、ホテルの部屋に機材を持ち込んでコツコツ録音してきている。この制作方法は、前作『ア・タイム・トゥ・ラヴ』と同様。そして、いくつかの部分をリアル・ミュージシャンにプレイしてもらう。前回で言えば、「ソー・ホワット・ザ・ファス」にプリンスのギターをいれてもらったり、アン・ヴォーグのコーラスをいれたりといった具合だ。
このアルバム用に十分な楽曲は揃っているという。トラディショナルなゴスペルだけでなく、母親が好きだった作品、母がスティーヴィーに教えた作品、あるいは、歌う言語も英語だけに限らず、ズールー語。ヘブライ語、アラビア語などで歌う作品もはいるかもしれない、という。
もし、1月11日に発売されると前作から約2年3ヶ月ぶりということになるが、これは近年のスティーヴィー作品のリリース頻度としては記録的な速さとなる。「でも、満足できる出来でなければ、リリースはしないよ。わかってるだろ」とスティーヴィーは言う。
しかし、スティーヴィーの新作情報は、あくまで「予定中の予定」だ。話半分に聞いておこう。
■過去スティーヴィー関連記事・一部
June 14, 2006
Stevie Wonder’s Mother Died
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200606/2006_06_14.html
(スティーヴィーの母・死去のニュース、および葬儀の模様)
October 22, 2005
Studying "A Time To Love" Part 1
http://blog.soulsearchin.com/archives/000600.html
October 23, 2005
Studying "A Time To Love" Part 2
http://blog.soulsearchin.com/archives/000601.html
(前作『ア・タイム・トゥ・ラヴ』のアルバム・研究
ENT>MUSIC>ARTIST>Wonder, Stevie
計画。
スティーヴィー・ワンダーが次のアルバムを制作し、来年1月までにリリースしたいと考えている。これは、昨年から伝えられているものでアルバムのタイトルは『ア・ゴスペル・トリビュート・トゥ・ルーラ』あるいは『ゴスペル・インスパイアード・バイ・ルーラ』というもの。スティーヴィーが久々のツアーを開始、そのデトロイトで記者会見を行い発表した。
2006年5月31日に、スティーヴィーの母ルーラ・ハーダウェイが死去。その悲しみと、母へトリビュートする意味で作品を作り始めた。スティーヴィーは、2008年1月11日に発売したいという。これは、母ルーラの78歳の誕生日になる。スティーヴィーはこの日にリリースするために、珍しく「締切」を意識している、という。
作品は、スティーヴィーがほぼすべての楽器を操りレコーディング。ツアー中でも、ホテルの部屋に機材を持ち込んでコツコツ録音してきている。この制作方法は、前作『ア・タイム・トゥ・ラヴ』と同様。そして、いくつかの部分をリアル・ミュージシャンにプレイしてもらう。前回で言えば、「ソー・ホワット・ザ・ファス」にプリンスのギターをいれてもらったり、アン・ヴォーグのコーラスをいれたりといった具合だ。
このアルバム用に十分な楽曲は揃っているという。トラディショナルなゴスペルだけでなく、母親が好きだった作品、母がスティーヴィーに教えた作品、あるいは、歌う言語も英語だけに限らず、ズールー語。ヘブライ語、アラビア語などで歌う作品もはいるかもしれない、という。
もし、1月11日に発売されると前作から約2年3ヶ月ぶりということになるが、これは近年のスティーヴィー作品のリリース頻度としては記録的な速さとなる。「でも、満足できる出来でなければ、リリースはしないよ。わかってるだろ」とスティーヴィーは言う。
しかし、スティーヴィーの新作情報は、あくまで「予定中の予定」だ。話半分に聞いておこう。
■過去スティーヴィー関連記事・一部
June 14, 2006
Stevie Wonder’s Mother Died
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200606/2006_06_14.html
(スティーヴィーの母・死去のニュース、および葬儀の模様)
October 22, 2005
Studying "A Time To Love" Part 1
http://blog.soulsearchin.com/archives/000600.html
October 23, 2005
Studying "A Time To Love" Part 2
http://blog.soulsearchin.com/archives/000601.html
(前作『ア・タイム・トゥ・ラヴ』のアルバム・研究
ENT>MUSIC>ARTIST>Wonder, Stevie
【シャンティ、ニュー・アルバムのショーケースをブルースアレーで】
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『ソウル・サーチン』イヴェントでも、マーヴィン・ゲイ、ルーサー・ヴァンドロスの回に登場し、しっとりとした歌声を聴かせ注目を集めたシンガー・ソングライター、シャンティがついに自身初のフル・アルバム『シェア・マイ・エア』を完成させ、そのお披露目ショーケース・ライヴを来る9月27日(木)目黒のブルース・アレーで行う。
この新作『シェア・マイ・エア』は、1曲を除きすべて自作曲。昨年暮と2007年2月にフランス・パリへ行き、同地のミュージシャンとレコーディングしてきた。副題は「パリス・セッション」。参加ミュージシャンはジャン・ミッシェル・カジェダン(ギター)、スィエリー・ファンファン(ベース)、ジャン・フィリッペ・ファンファン(ドラムス)、マリオ・キャノンジェ(ピアノ、キーボード)ら。パリの音楽シーンで活躍するメンバーが揃い、生音中心のアコースティックなリアル・ミュージックに、シャンティのやさしい歌声が響く。
シャンティはこれまでにも、テイク6、TOKU、日野賢二、五十嵐一生、マリーン、クリスタル・ケイなどの作品に歌詞を提供したり、桑田佳祐、クリスタル・ケイ、日野賢二らの錚々たるセッションや、ライヴに参加。あるいは、多数のCM作品を書いたりと着実に実績を積み上げてきた。そんな彼女がここ数年書き溜めた自作曲を集大成する意味で、自分の好きなパリのミュージシャンを起用してのレコーディングとなった。
パリのデザイナーによるジャケットを制作し、パリ・プレス盤を作り、それを正式に輸入、その輸入盤でのリリースとなる。(パリ盤の正式な入荷日は未定)
いくつかの曲は彼女の過去ライヴで披露されているが、今回のライヴでは、楽器構成もじっくりと練られたCDも完成し、よりグレードアップして聴かせることになりそうだ。現在、媒体用のサンプルを限定で制作、これをレコード会社、マスメディアなどに配布し、一般リリースへつなげる。このサンプルには全8曲が収録されており1曲だけがジョニ・ミッチェルのカヴァー「ア・ケース・オブ・ユー」を除いてすべて自作曲。全編英語で、透き通ったシャンティのヴォーカルが染み渡るなかなかの出来。またオリジナルもスローバラードからミディアム調までバランスよく構成されていて聴きやすい。
シャンティのこのCDは、元々『セイクレッド・ソウル(神聖なる魂=ソウル)』というタイトルにしようかと思ったそうだが、最終的に『シェア(Share)=〜を共有する』をキーワードにすべく、『シェア・マイ・エア(この空気を共にシェアしましょう)』になった。全体的には、わかりやすく言えば、ジョニ・ミッチェル、キャロル・キング、ローラ・ニーロ、シャーデー、ノラ・ジョーンズ的な雰囲気が漂う。日本でいうAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)的ともいえる作品なので、その類の音楽がお好きな方には特にお勧めだ。
どの楽曲にもシャンティのソウルのピース(piece)が散りばめられていて、そこから紡ぎ出される音のひとつひとつは、喧騒を静寂の色に変え、荒れた心をやさしく癒す。そして、日本、アメリカ、フランスなどの国境、関係なし、音楽ジャンル、関係なし、言語、関係なし、人種、関係なし、季節、関係なしということもさりげなく主張する。いつでも、どこでも、どんなときでもこの音楽が流れてくれば、シャンティの空気がゆらりと漂ってくる。
シャンティは言う。"Music is light, music is love, this is what I can share with you..."(音楽は光、音楽は愛。これこそ、私があなたとシェア(共有)したいもの)
『ソウル・サーチン』でシャンティを聴かれて興味を持たれた方、AOR系お好きな方、そして、なによりシャンティの光と、愛の音楽をシェアしてみたい方は、ぜひブルース・アレーにどうぞ。
■シャンティ 『シェア・マイ・エア』
Shanti : Share My Air (Hayama 0001) (日本発売は未定=年末までにパリ盤が輸入CDショップなどに並ぶ予定)
1. I Got You 2. Sacred Souls 3. Summer Sun 4. Let’s Live In The Light 5. A Case Of You 6. As God Loves you 7. Share My Air 8. Wake Up To The Sun
(なおアルバムについてのお問い合わせは share_my_air@yahoo.co.jp まで)
■シャンティ過去関連記事
2004/03/20 (Sat)
Shanti Live At MoBius
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040320.html
(シャンティの初ライヴ評。2004年)
April 04, 2006
"Soul Searchin Talking Vol.5" (Part 3)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_04.html
(ソウル・サーチン〜マーヴィン・ゲイに初登場。「ピーセス・オブ・クレイ」を熱唱)
May 17, 2007
Shanti Live @ Blues Alley ; Music & Shanti Will Be As One
http://blog.soulsearchin.com/archives/001775.html
(シャンティ、前回ブルース・アレーでのライヴ評)
July 15, 2007
Shanti Live At Motion Blue
http://blog.soulsearchin.com/archives/001893.html
(2007年5月のブルース・アレーでのライヴの短縮版)
August 18, 2007
Live M! Day Two:
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_08_18.html
(先月、ライヴMでのライヴ。カヴァー曲中心のライヴ)
■シャンティ 『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ@ブルース・アレー
〜シャンティ・『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ〜
日時 2007年9月27日(木曜) 開場18時 ファースト19時半〜、セカンド21時15分(入れ替えなし=ファーストとセカンドは曲目が変わります)
会場 目黒・ブルースアレー http://www.bluesalley.co.jp/
住所 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話 03−5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
料金 4000円(この他にテーブルチャージ525円、ご飲食代は別途)
メンバー Philip Woo-Keyboards, "Hank"Nishiyama-Guitar, Hiromi Watanabe-Bass, Gary Scott-Percussion/Sax/Background Vocals, & Yoshitaka Shirane - Drums
なお、ライヴへのご予約は直接、ブルース・アレーにおいれください。また、ブルース・アレーにつながらない場合は share_my_air@yahoo.co.jp 宛てに、お名前(フルネーム)、人数、連絡先電話番号をお書きの上、お送りいただければ、席をお取りします。折り返し確認メールをお送りします。メール・アドレスはお使いのメール送信ソフトのアドレス部分へコピー&ペーストしてください。
+++++
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Shanti
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『ソウル・サーチン』イヴェントでも、マーヴィン・ゲイ、ルーサー・ヴァンドロスの回に登場し、しっとりとした歌声を聴かせ注目を集めたシンガー・ソングライター、シャンティがついに自身初のフル・アルバム『シェア・マイ・エア』を完成させ、そのお披露目ショーケース・ライヴを来る9月27日(木)目黒のブルース・アレーで行う。
この新作『シェア・マイ・エア』は、1曲を除きすべて自作曲。昨年暮と2007年2月にフランス・パリへ行き、同地のミュージシャンとレコーディングしてきた。副題は「パリス・セッション」。参加ミュージシャンはジャン・ミッシェル・カジェダン(ギター)、スィエリー・ファンファン(ベース)、ジャン・フィリッペ・ファンファン(ドラムス)、マリオ・キャノンジェ(ピアノ、キーボード)ら。パリの音楽シーンで活躍するメンバーが揃い、生音中心のアコースティックなリアル・ミュージックに、シャンティのやさしい歌声が響く。
シャンティはこれまでにも、テイク6、TOKU、日野賢二、五十嵐一生、マリーン、クリスタル・ケイなどの作品に歌詞を提供したり、桑田佳祐、クリスタル・ケイ、日野賢二らの錚々たるセッションや、ライヴに参加。あるいは、多数のCM作品を書いたりと着実に実績を積み上げてきた。そんな彼女がここ数年書き溜めた自作曲を集大成する意味で、自分の好きなパリのミュージシャンを起用してのレコーディングとなった。
パリのデザイナーによるジャケットを制作し、パリ・プレス盤を作り、それを正式に輸入、その輸入盤でのリリースとなる。(パリ盤の正式な入荷日は未定)
いくつかの曲は彼女の過去ライヴで披露されているが、今回のライヴでは、楽器構成もじっくりと練られたCDも完成し、よりグレードアップして聴かせることになりそうだ。現在、媒体用のサンプルを限定で制作、これをレコード会社、マスメディアなどに配布し、一般リリースへつなげる。このサンプルには全8曲が収録されており1曲だけがジョニ・ミッチェルのカヴァー「ア・ケース・オブ・ユー」を除いてすべて自作曲。全編英語で、透き通ったシャンティのヴォーカルが染み渡るなかなかの出来。またオリジナルもスローバラードからミディアム調までバランスよく構成されていて聴きやすい。
シャンティのこのCDは、元々『セイクレッド・ソウル(神聖なる魂=ソウル)』というタイトルにしようかと思ったそうだが、最終的に『シェア(Share)=〜を共有する』をキーワードにすべく、『シェア・マイ・エア(この空気を共にシェアしましょう)』になった。全体的には、わかりやすく言えば、ジョニ・ミッチェル、キャロル・キング、ローラ・ニーロ、シャーデー、ノラ・ジョーンズ的な雰囲気が漂う。日本でいうAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)的ともいえる作品なので、その類の音楽がお好きな方には特にお勧めだ。
どの楽曲にもシャンティのソウルのピース(piece)が散りばめられていて、そこから紡ぎ出される音のひとつひとつは、喧騒を静寂の色に変え、荒れた心をやさしく癒す。そして、日本、アメリカ、フランスなどの国境、関係なし、音楽ジャンル、関係なし、言語、関係なし、人種、関係なし、季節、関係なしということもさりげなく主張する。いつでも、どこでも、どんなときでもこの音楽が流れてくれば、シャンティの空気がゆらりと漂ってくる。
シャンティは言う。"Music is light, music is love, this is what I can share with you..."(音楽は光、音楽は愛。これこそ、私があなたとシェア(共有)したいもの)
『ソウル・サーチン』でシャンティを聴かれて興味を持たれた方、AOR系お好きな方、そして、なによりシャンティの光と、愛の音楽をシェアしてみたい方は、ぜひブルース・アレーにどうぞ。
■シャンティ 『シェア・マイ・エア』
Shanti : Share My Air (Hayama 0001) (日本発売は未定=年末までにパリ盤が輸入CDショップなどに並ぶ予定)
1. I Got You 2. Sacred Souls 3. Summer Sun 4. Let’s Live In The Light 5. A Case Of You 6. As God Loves you 7. Share My Air 8. Wake Up To The Sun
(なおアルバムについてのお問い合わせは share_my_air@yahoo.co.jp まで)
■シャンティ過去関連記事
2004/03/20 (Sat)
Shanti Live At MoBius
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040320.html
(シャンティの初ライヴ評。2004年)
April 04, 2006
"Soul Searchin Talking Vol.5" (Part 3)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_04.html
(ソウル・サーチン〜マーヴィン・ゲイに初登場。「ピーセス・オブ・クレイ」を熱唱)
May 17, 2007
Shanti Live @ Blues Alley ; Music & Shanti Will Be As One
http://blog.soulsearchin.com/archives/001775.html
(シャンティ、前回ブルース・アレーでのライヴ評)
July 15, 2007
Shanti Live At Motion Blue
http://blog.soulsearchin.com/archives/001893.html
(2007年5月のブルース・アレーでのライヴの短縮版)
August 18, 2007
Live M! Day Two:
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_08_18.html
(先月、ライヴMでのライヴ。カヴァー曲中心のライヴ)
■シャンティ 『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ@ブルース・アレー
〜シャンティ・『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ〜
日時 2007年9月27日(木曜) 開場18時 ファースト19時半〜、セカンド21時15分(入れ替えなし=ファーストとセカンドは曲目が変わります)
会場 目黒・ブルースアレー http://www.bluesalley.co.jp/
住所 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話 03−5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
料金 4000円(この他にテーブルチャージ525円、ご飲食代は別途)
メンバー Philip Woo-Keyboards, "Hank"Nishiyama-Guitar, Hiromi Watanabe-Bass, Gary Scott-Percussion/Sax/Background Vocals, & Yoshitaka Shirane - Drums
なお、ライヴへのご予約は直接、ブルース・アレーにおいれください。また、ブルース・アレーにつながらない場合は share_my_air@yahoo.co.jp 宛てに、お名前(フルネーム)、人数、連絡先電話番号をお書きの上、お送りいただければ、席をお取りします。折り返し確認メールをお送りします。メール・アドレスはお使いのメール送信ソフトのアドレス部分へコピー&ペーストしてください。
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ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Shanti
【メイシオ、「ブル〜〜ノ〜」と言う】
100%。
ギタリストの名前は、ブルーノー・スペイト。なんと、かつてアトランタのファンクバンド、SOSバンドにいた人物だった。ピーウイ、フレッド・ウェスリーを従えたメイシオは、かつてのJBホーンズ。このメンバーで横浜などで来日公演をしていたが、メイシオ・パーカー名義では、2001年4月、2005年9月以来ちょうど2年ぶり。その間にプリンスでの来日もある。メイシオ、マーサともに少し痩せたか? フレッドは相変わらずがっちりいい体格。
かつて自分の音楽を「98パーセントのファンク、2パーセントのジャズ」と宣言したメイシオだが、今日のこのファンク度合いは「100パーセント・ファンク」と断言しよう。
フレッドとメイシオはともに1943年生まれ、ピー・ウイだけ1941年生まれ、ちょっと先輩だが、ほぼ同世代の仲間。さすがにこの3人のホーンセクションは強力だ。今年4月にフレッドは、ファンク・マスターズで来ていたが、このときのジャボらオールド・スクールでやるのとまた違う。もちろん、フレッド、ピー・ウイなしのソロとも違う。おそらく、メイシオ、フレッド、ピー・ウイの3人を中心にしたバンド編成が一番はまるのではないかと感じた。長尺曲での3人のソロ・パフォーマンスの回しなどは圧巻だ。
3度の飯よりメシオが好きなソウルメイト、ハセヤンは「メイク・イット・ファンキー」のサビに行くところで、普通のファンクバンドだとが〜〜と行きたくなるのに、が〜〜といかずに、ぐっと引いて押さえるところが並じゃあできない、と感心。
そしてショー半ばで登場、毎度おなじみマーサ・ハイは見事な「シンク」を聴かせる。一方、コーラスを取る男性シンガー、コーリー・パーカーはメイシオの息子。また、メイシオがドラマーに向かって腕で指示をする様は、御大ジェームス・ブラウンを思わせた。しかし、そういえば、ボビー・バードの死去にはなんら触れなかった。まさかまだ知らないのかなあ・・・。
アンコールで、メイシオがマイクを取り、会場の照明や音響らスタッフに感謝を述べた。そして「and blue no...」と言って、瞬間にフリーズ、目の前のテーブルにあったメニューを取り上げ、「ビルボード・ライヴッ!!」と言い直し叫んだ。しかし、そのときすでに観客からやんやの喝采を浴びた。「オオッ、ノー」などこの日一番沸いた瞬間かもしれない。(笑) ま、ミスター・ブラウンがバンマスだったら、ミスター・ブラウンはメイシオに右手を広げて「わかってるな」と恫喝するであろう。(右手を広げられたら、5ドルの罰金という意味)
アンコール曲「ホワット・ユー・ノウ・アバウト・ファンク」から「ソウル・パワー」などのリフへの続くあたりは、怒涛のファンク。ぐちゃぐちゃどろどろファンクが炸裂、ファンク度は100パーセントから120パーセントへジャンプ・ア〜〜〜プ! 間違いなくジェームス・ブラウンのDNAとレガシーはここに受け継がれている。
こんなファンクの洗礼を受けたら、黙ってまっすぐ家には帰れない・・・。
■メイシオ・パーカー最新作『M2~パワー・アンド・グレイス 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HWCN/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■過去関連記事
September 02, 2005
Maceo Parker Live: Another Minister Of Funk
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200509/2005_09_02.html
(前回ライヴ評、セットリスト、メンバー表も)
April 21, 2007
Show James Brown And Don Katsumoto Live Of FunkMasters
http://blog.soulsearchin.com/archives/001722.html
April 23, 2007
FunkMasters : Good Audience Makes Good Performance
http://blog.soulsearchin.com/archives/001731.html
(フレッド・ウェスリーを含むファンク・マスターズ・ライヴ評)
■メンバー
メシオ・パーカー/Maceo Parker (Alto Saxophone/Vocals)
フレッド・ウェズリー/Fred Wesley (Trombone)
ピィー・ウィー・エリス/Pee Wee Ellis (Tenor Saxophone)
マーサ・ハイ/Martha High (Vocals)
コーリー・パーカー/Corey Parker (Vocals)
ブルーノ・スペイト/Bruno Speight (Guitar)
ウィル・ブールウェア/Will Boulware (Keyboards)
ロドニー・”スキート”・カーティス/Rodney "Skeet" Curtis (Bass)
ジャマル・トーマス/Jamal Thomas (Drums)
■セットリスト
Setlist : Maceo Parker @ Billboard Live, October 12, 2007
セットリスト メイシオ・パーカー
[ ] indicates album
show started 21.35
01. Intro / Fiesta
02. Off The Hook [Made By Maceo]
03. Make It Funky - A Riff Of "It’s Too Funky In Here"
04. Children’s World [Roots Revisited]
05. Uptown Up [Funk Overload]
06. Think (Featuring Martha High)
07. (Funky Good Time) Doing It To Death
Enc. What You Know About Funk? [School’s In]
Enc. Pass The Peas - A Riff Of "Soul Power"
show ended 23.02
(2007年9月14日金曜、東京・ビルボード・ライヴ=メイシオ・パーカー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Parker, Maceo
2007-114
100%。
ギタリストの名前は、ブルーノー・スペイト。なんと、かつてアトランタのファンクバンド、SOSバンドにいた人物だった。ピーウイ、フレッド・ウェスリーを従えたメイシオは、かつてのJBホーンズ。このメンバーで横浜などで来日公演をしていたが、メイシオ・パーカー名義では、2001年4月、2005年9月以来ちょうど2年ぶり。その間にプリンスでの来日もある。メイシオ、マーサともに少し痩せたか? フレッドは相変わらずがっちりいい体格。
かつて自分の音楽を「98パーセントのファンク、2パーセントのジャズ」と宣言したメイシオだが、今日のこのファンク度合いは「100パーセント・ファンク」と断言しよう。
フレッドとメイシオはともに1943年生まれ、ピー・ウイだけ1941年生まれ、ちょっと先輩だが、ほぼ同世代の仲間。さすがにこの3人のホーンセクションは強力だ。今年4月にフレッドは、ファンク・マスターズで来ていたが、このときのジャボらオールド・スクールでやるのとまた違う。もちろん、フレッド、ピー・ウイなしのソロとも違う。おそらく、メイシオ、フレッド、ピー・ウイの3人を中心にしたバンド編成が一番はまるのではないかと感じた。長尺曲での3人のソロ・パフォーマンスの回しなどは圧巻だ。
3度の飯よりメシオが好きなソウルメイト、ハセヤンは「メイク・イット・ファンキー」のサビに行くところで、普通のファンクバンドだとが〜〜と行きたくなるのに、が〜〜といかずに、ぐっと引いて押さえるところが並じゃあできない、と感心。
そしてショー半ばで登場、毎度おなじみマーサ・ハイは見事な「シンク」を聴かせる。一方、コーラスを取る男性シンガー、コーリー・パーカーはメイシオの息子。また、メイシオがドラマーに向かって腕で指示をする様は、御大ジェームス・ブラウンを思わせた。しかし、そういえば、ボビー・バードの死去にはなんら触れなかった。まさかまだ知らないのかなあ・・・。
アンコールで、メイシオがマイクを取り、会場の照明や音響らスタッフに感謝を述べた。そして「and blue no...」と言って、瞬間にフリーズ、目の前のテーブルにあったメニューを取り上げ、「ビルボード・ライヴッ!!」と言い直し叫んだ。しかし、そのときすでに観客からやんやの喝采を浴びた。「オオッ、ノー」などこの日一番沸いた瞬間かもしれない。(笑) ま、ミスター・ブラウンがバンマスだったら、ミスター・ブラウンはメイシオに右手を広げて「わかってるな」と恫喝するであろう。(右手を広げられたら、5ドルの罰金という意味)
アンコール曲「ホワット・ユー・ノウ・アバウト・ファンク」から「ソウル・パワー」などのリフへの続くあたりは、怒涛のファンク。ぐちゃぐちゃどろどろファンクが炸裂、ファンク度は100パーセントから120パーセントへジャンプ・ア〜〜〜プ! 間違いなくジェームス・ブラウンのDNAとレガシーはここに受け継がれている。
こんなファンクの洗礼を受けたら、黙ってまっすぐ家には帰れない・・・。
■メイシオ・パーカー最新作『M2~パワー・アンド・グレイス 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HWCN/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■過去関連記事
September 02, 2005
Maceo Parker Live: Another Minister Of Funk
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200509/2005_09_02.html
(前回ライヴ評、セットリスト、メンバー表も)
April 21, 2007
Show James Brown And Don Katsumoto Live Of FunkMasters
http://blog.soulsearchin.com/archives/001722.html
April 23, 2007
FunkMasters : Good Audience Makes Good Performance
http://blog.soulsearchin.com/archives/001731.html
(フレッド・ウェスリーを含むファンク・マスターズ・ライヴ評)
■メンバー
メシオ・パーカー/Maceo Parker (Alto Saxophone/Vocals)
フレッド・ウェズリー/Fred Wesley (Trombone)
ピィー・ウィー・エリス/Pee Wee Ellis (Tenor Saxophone)
マーサ・ハイ/Martha High (Vocals)
コーリー・パーカー/Corey Parker (Vocals)
ブルーノ・スペイト/Bruno Speight (Guitar)
ウィル・ブールウェア/Will Boulware (Keyboards)
ロドニー・”スキート”・カーティス/Rodney "Skeet" Curtis (Bass)
ジャマル・トーマス/Jamal Thomas (Drums)
■セットリスト
Setlist : Maceo Parker @ Billboard Live, October 12, 2007
セットリスト メイシオ・パーカー
[ ] indicates album
show started 21.35
01. Intro / Fiesta
02. Off The Hook [Made By Maceo]
03. Make It Funky - A Riff Of "It’s Too Funky In Here"
04. Children’s World [Roots Revisited]
05. Uptown Up [Funk Overload]
06. Think (Featuring Martha High)
07. (Funky Good Time) Doing It To Death
Enc. What You Know About Funk? [School’s In]
Enc. Pass The Peas - A Riff Of "Soul Power"
show ended 23.02
(2007年9月14日金曜、東京・ビルボード・ライヴ=メイシオ・パーカー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Parker, Maceo
2007-114
【ジェームス・ブラウンの相棒ボビー・バード死去】
パートナー。
長年のジェームス・ブラウンのコラボレーターであり、多くの作品の共同作者でもあったボビー・バードが2007年9月12日(水曜)、 ホームタウンのローガンヴィルの自宅で家族などに見守られながら死去した。73歳だった。死因はガン。
ボビー・バードは、ジェームス・ブラウンの大ヒット曲「セックス・マシーン」でブラウンが「ゲッタップ」と歌うと、「ゲットンアップ」と合いの手を打つシンガーとしても有名。これ以外にも初期のジェームス・ブラウン作品でコーラス、合いの手などで参加している。
ボビー・バードは1934年8月15日ジョージア州トコア生まれ。彼は、1950年代初期にジェームス・ブラウンが刑務所に入っているときに知り合い、バードが持っていたゴスペル・グループにブラウンを誘った。バード一家は、ブラウンの後見人として早期出所に力を貸しブラウンの面倒をみた。
以後、ブラウンとバードはゴスペルを中心とした音楽活動を続け、次第にブラウンが頭角を出すようになる。ブラウンが1956年に「プリーズ・プリーズ・プリーズ」で大ヒットを飛ばすと、その後バードはブラウンのバンドで活動。1970年代初期までファミリーの一員として活動した。ちょうど同時期にジェームス・ブラウン・ファミリーにいた女性シンガー、ヴィッキー・アンダーソンと1970年に結婚。後にイギリスを本拠に活躍するR&Bシンガー、カーリーン・アンダーソンは娘。
バードはブラウン・ファミリーを脱退後1971年、ソロ・シングル「アイ・ノウ・ユー・ガット・ソウル」をリリース、これが大ヒット。またこの曲は後にパブリック・エナミー、エリック・B・ラキーム、アイス・キューブら多くのヒップ・ホップ・アーティストにサンプリングという手法で使われることになる。
バードとブラウンの関係は、グループに戻ったり、出たりといった具合だった。
ボビー・バードはヴィッキー・アンダーソンとともに1988年4月、ライヴ・コンサートのため来日している。
バード夫妻は、昨年12月のジェームス・ブラウンの葬儀でも歌っている。
+++++
Another One Followed Boss
再び、ソウル・ファンに衝撃のニュースが走った。
ボスの後を追い、またひとり相棒(パートナー)が逝ってしまった。
僕がボビー・バードに会ったのは1988年4月、愛妻ヴィッキー・アンダーソンとともに来日したときのこと。ヴィッキーとともにインタヴューした。あのときは、渋谷のクアトロでライヴがあったと記憶するが、そのライヴ自体はちょっとしたトラックで歌うような少々期待はずれのものではあった。だが、長年のブラウン・ファミリー好きにとっては、ボビー・バードは格別の存在だった。
なにしろ、1970年代初期にブラウンストーン・レーベルやクワンザ・レーベルの7インチを死に物狂いで集めたシンガーだ。ジェームス・ブラウンとは一味違って、しかし、まさにファミリーの一員というひじょうにユニークなポジションのシンガーだった。
その後1996年1月、ミスター・ブラウンのワイフ、エイドリアンさんの葬儀に出席したときに、やはり、バード・アンダーソン夫妻と再会した。そのときに「以前日本で会った」というようなことを言ったら、「おお、そうかそうか」と覚えてはいなかっただろうが、ひじょうに上機嫌で応対してくれた。彼はいつも笑顔という印象がある。だからとても人なつっこく見える。
ヴィッキー・アンダーソンは、ボビーの作品の中で「ベイビー・アイ・ラヴ・ユー」が好きだという。これは、ボビーが初めて彼女のために書いた曲だそうだ。
ミスター・ブラウンと一歳違い。どちらも73歳で旅立った。天国でのミスター・ブラウンとの再会を祝して・・・。
■ボビー・バード ベストアルバム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005MXTN/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>OBITUARY>Byrd, Bobby / August 15, 1934 - September 12, 2007 (73)
パートナー。
長年のジェームス・ブラウンのコラボレーターであり、多くの作品の共同作者でもあったボビー・バードが2007年9月12日(水曜)、 ホームタウンのローガンヴィルの自宅で家族などに見守られながら死去した。73歳だった。死因はガン。
ボビー・バードは、ジェームス・ブラウンの大ヒット曲「セックス・マシーン」でブラウンが「ゲッタップ」と歌うと、「ゲットンアップ」と合いの手を打つシンガーとしても有名。これ以外にも初期のジェームス・ブラウン作品でコーラス、合いの手などで参加している。
ボビー・バードは1934年8月15日ジョージア州トコア生まれ。彼は、1950年代初期にジェームス・ブラウンが刑務所に入っているときに知り合い、バードが持っていたゴスペル・グループにブラウンを誘った。バード一家は、ブラウンの後見人として早期出所に力を貸しブラウンの面倒をみた。
以後、ブラウンとバードはゴスペルを中心とした音楽活動を続け、次第にブラウンが頭角を出すようになる。ブラウンが1956年に「プリーズ・プリーズ・プリーズ」で大ヒットを飛ばすと、その後バードはブラウンのバンドで活動。1970年代初期までファミリーの一員として活動した。ちょうど同時期にジェームス・ブラウン・ファミリーにいた女性シンガー、ヴィッキー・アンダーソンと1970年に結婚。後にイギリスを本拠に活躍するR&Bシンガー、カーリーン・アンダーソンは娘。
バードはブラウン・ファミリーを脱退後1971年、ソロ・シングル「アイ・ノウ・ユー・ガット・ソウル」をリリース、これが大ヒット。またこの曲は後にパブリック・エナミー、エリック・B・ラキーム、アイス・キューブら多くのヒップ・ホップ・アーティストにサンプリングという手法で使われることになる。
バードとブラウンの関係は、グループに戻ったり、出たりといった具合だった。
ボビー・バードはヴィッキー・アンダーソンとともに1988年4月、ライヴ・コンサートのため来日している。
バード夫妻は、昨年12月のジェームス・ブラウンの葬儀でも歌っている。
+++++
Another One Followed Boss
再び、ソウル・ファンに衝撃のニュースが走った。
ボスの後を追い、またひとり相棒(パートナー)が逝ってしまった。
僕がボビー・バードに会ったのは1988年4月、愛妻ヴィッキー・アンダーソンとともに来日したときのこと。ヴィッキーとともにインタヴューした。あのときは、渋谷のクアトロでライヴがあったと記憶するが、そのライヴ自体はちょっとしたトラックで歌うような少々期待はずれのものではあった。だが、長年のブラウン・ファミリー好きにとっては、ボビー・バードは格別の存在だった。
なにしろ、1970年代初期にブラウンストーン・レーベルやクワンザ・レーベルの7インチを死に物狂いで集めたシンガーだ。ジェームス・ブラウンとは一味違って、しかし、まさにファミリーの一員というひじょうにユニークなポジションのシンガーだった。
その後1996年1月、ミスター・ブラウンのワイフ、エイドリアンさんの葬儀に出席したときに、やはり、バード・アンダーソン夫妻と再会した。そのときに「以前日本で会った」というようなことを言ったら、「おお、そうかそうか」と覚えてはいなかっただろうが、ひじょうに上機嫌で応対してくれた。彼はいつも笑顔という印象がある。だからとても人なつっこく見える。
ヴィッキー・アンダーソンは、ボビーの作品の中で「ベイビー・アイ・ラヴ・ユー」が好きだという。これは、ボビーが初めて彼女のために書いた曲だそうだ。
ミスター・ブラウンと一歳違い。どちらも73歳で旅立った。天国でのミスター・ブラウンとの再会を祝して・・・。
■ボビー・バード ベストアルバム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005MXTN/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>OBITUARY>Byrd, Bobby / August 15, 1934 - September 12, 2007 (73)
Maru Will Write New Song With Each Live
2007年9月13日【マル、ライヴごとに新曲1曲を課す】
課題。
だいたい2−3ヶ月に一度のペースでコンスタントに自身のライヴを敢行しているマル。「関西系ファットママ・シンガー」とのキャッチフレーズで躍進を続ける。ニューヨークのベース奏者、塩田さんのライヴ(モーション・ブルー)、黒沢薫さんのライヴでのバック・コーラス以来、ソロとしては5月以来のもの。
バンドは、ドラム、ギター、ベース、キーボードにコーラス2人の編成。このうち、ドラム、ベース、キーボードが現在スガシカオ・バンドのメンバーになっている。
歌声は強く、MCのトークも冴える。今回聴いた中では、スティーヴィーの「ノックス・ミー・オフ・マイ・ハート」が意外と彼女にあってる選曲に思えた。マリーナ・ショウの2曲も、もちろん彼女にとってはかなりの「オハコ」だが、これを聴いていて、ひょっとしてアニタ・ベイカー系の曲も彼女にはありかな、とも、ふと思った。
終わってみればアンコール含め、一時間半・超のライヴをなんなくこなすマル。フル・アルバム・デビュー前なのになかなかすごいね。やはり、ミュージシャン、シンガーはライヴで鍛えてからデビューというのがいい。
アンコール後にでてきたブレイズというヒップホップ・ユニットの2人組みとの絡みは、フリースタイルでその場でやったものだという。彼らは普段は3人で活動しているようだが、彼らのビデオにマルがゲスト出演したことでこの日ライヴに飛び入りしたらしい。一見ブラックなのだが、流暢に日本語を話す。ハーフだそうだ。この日登場したのはアーク(Ark)とイゴール(Igor)。歌も少し聴かせたが、なかなか印象的な声でおもしろい。話をしたいなと思ったら、すぐに帰ってしまった。
もうひとりこの日バックコーラスにいた長谷川雅洋さんもかなりユニークな声を持っていた。バランスの関係で、彼の歌をじっくり聴けなかったがバックコーラスにしては、目立つのでいい意味で気になった。
そこでライヴ後、話を聞くと「1025ゴスペル・クワイアー」で歌っていた、という。さっそくライヴ評をひっくり返して見てみると、あった。下記ブログでの「マサヒロ」くんというのが彼だった。
August 27, 2006
1025 Gospel Choir Live: Audience & Singers Become As One
http://blog.soulsearchin.com/archives/001226.html
ジェイ公山ばりと書いてある。そうだった、そんな感じだ。すると、最初に影響を受けたのが、「ザ・ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート」のジェームス・カーだというではないか。22歳だというのに、驚かされた。聞けば実家ちかくにレコードコレクターがいて、その人に聴かされ気に入ったという。どちらかというと、オーティスやジェームス・カー、あるいはウイルソン・ピケットなどのシャウト系が好きだそうだ。まだ学生でソロ活動などは行っていないというが、気になる人材だ。
マルはアルフィーでのライヴ後、いよいよブルース・アレーにソロで登場。毎回のライヴごとに1曲新曲を書くと自身に課題を与えている。今回も1曲目がそれだった。とってもいいことです。
■マル今後のライヴ
2007年10月13日(土曜)六本木アルフィー
http://homepage1.nifty.com/live/alfie/alfieTop.html
東京都港区六本木6-2-35 ハマ六本木ビル5F (日比谷線六本木一番出口出てすぐ右) 03(3479)2037
演奏時刻:20:00、22:00より (開場 19:00)
Charge 3,675 Drink別
2007年11月7日(水曜)目黒ブルースアレー
http://www.bluesalley.co.jp/index.html
〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F 03−5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
開場18:00 開演19:30〜 21:15〜
前売券 テーブル席(指定)4,000 当日券は500UP (各税込)
■オリヴィア・ライヴ
バックコーラスのオリヴィアのミニ・ライヴ。ギタリストと2人で軽くやるライヴ。
2007年10月5日(金曜)祖師ヶ谷大蔵カフェ・ムリウイ
http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/info.html
(音楽チャージなし=時間は未定なのでお店にお問い合わせください。だいたい7時過ぎになりそうとのこと)
〒157-0072 世田谷区祖師谷4-1-22-3F
03-5429-2033
■マル過去関連記事
May 15, 2007
Maru Live; Takeo & Mana Live
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200705/2007_05_15.html
(前回ライヴ評=ここに過去記事一覧があります)
■MARU バンドメンバー
林田“pochi”裕一(key)
渥美幸裕(guitar)
坂本竜太(bass)
岸田容男(drums)
Olivia(vocal)
長谷川雅洋(vocal)
http://www.marudiva.com/
■セットリスト
Setlist : Maru live at Plug, Shibuya, September 12, 2007
セットリスト マル
show started 20:44
01. Jewels (新曲)
02. Can’t Stop
03. Loving You Is Like A Party [Marlena Shaw]
04. Street Walking Woman [Marlena Shaw]
05. Hiding
06. Knocks Me Off My Heart [Stevie Wonder]
07. Come Inside
08. Music
09. 少しだけ
10. Shining Star
11. 守りたいから
Enc. Happy Birthday to Sakamoto & Kishida
Enc. Ordinary People [John Legend]
Enc. "Freestyle, No title" (With Blendz)
show ended 23.22
(2007年9月12日水曜、渋谷プラグ=マルmaruライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>maru
2007-113
課題。
だいたい2−3ヶ月に一度のペースでコンスタントに自身のライヴを敢行しているマル。「関西系ファットママ・シンガー」とのキャッチフレーズで躍進を続ける。ニューヨークのベース奏者、塩田さんのライヴ(モーション・ブルー)、黒沢薫さんのライヴでのバック・コーラス以来、ソロとしては5月以来のもの。
バンドは、ドラム、ギター、ベース、キーボードにコーラス2人の編成。このうち、ドラム、ベース、キーボードが現在スガシカオ・バンドのメンバーになっている。
歌声は強く、MCのトークも冴える。今回聴いた中では、スティーヴィーの「ノックス・ミー・オフ・マイ・ハート」が意外と彼女にあってる選曲に思えた。マリーナ・ショウの2曲も、もちろん彼女にとってはかなりの「オハコ」だが、これを聴いていて、ひょっとしてアニタ・ベイカー系の曲も彼女にはありかな、とも、ふと思った。
終わってみればアンコール含め、一時間半・超のライヴをなんなくこなすマル。フル・アルバム・デビュー前なのになかなかすごいね。やはり、ミュージシャン、シンガーはライヴで鍛えてからデビューというのがいい。
アンコール後にでてきたブレイズというヒップホップ・ユニットの2人組みとの絡みは、フリースタイルでその場でやったものだという。彼らは普段は3人で活動しているようだが、彼らのビデオにマルがゲスト出演したことでこの日ライヴに飛び入りしたらしい。一見ブラックなのだが、流暢に日本語を話す。ハーフだそうだ。この日登場したのはアーク(Ark)とイゴール(Igor)。歌も少し聴かせたが、なかなか印象的な声でおもしろい。話をしたいなと思ったら、すぐに帰ってしまった。
もうひとりこの日バックコーラスにいた長谷川雅洋さんもかなりユニークな声を持っていた。バランスの関係で、彼の歌をじっくり聴けなかったがバックコーラスにしては、目立つのでいい意味で気になった。
そこでライヴ後、話を聞くと「1025ゴスペル・クワイアー」で歌っていた、という。さっそくライヴ評をひっくり返して見てみると、あった。下記ブログでの「マサヒロ」くんというのが彼だった。
August 27, 2006
1025 Gospel Choir Live: Audience & Singers Become As One
http://blog.soulsearchin.com/archives/001226.html
ジェイ公山ばりと書いてある。そうだった、そんな感じだ。すると、最初に影響を受けたのが、「ザ・ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート」のジェームス・カーだというではないか。22歳だというのに、驚かされた。聞けば実家ちかくにレコードコレクターがいて、その人に聴かされ気に入ったという。どちらかというと、オーティスやジェームス・カー、あるいはウイルソン・ピケットなどのシャウト系が好きだそうだ。まだ学生でソロ活動などは行っていないというが、気になる人材だ。
マルはアルフィーでのライヴ後、いよいよブルース・アレーにソロで登場。毎回のライヴごとに1曲新曲を書くと自身に課題を与えている。今回も1曲目がそれだった。とってもいいことです。
■マル今後のライヴ
2007年10月13日(土曜)六本木アルフィー
http://homepage1.nifty.com/live/alfie/alfieTop.html
東京都港区六本木6-2-35 ハマ六本木ビル5F (日比谷線六本木一番出口出てすぐ右) 03(3479)2037
演奏時刻:20:00、22:00より (開場 19:00)
Charge 3,675 Drink別
2007年11月7日(水曜)目黒ブルースアレー
http://www.bluesalley.co.jp/index.html
〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F 03−5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
開場18:00 開演19:30〜 21:15〜
前売券 テーブル席(指定)4,000 当日券は500UP (各税込)
■オリヴィア・ライヴ
バックコーラスのオリヴィアのミニ・ライヴ。ギタリストと2人で軽くやるライヴ。
2007年10月5日(金曜)祖師ヶ谷大蔵カフェ・ムリウイ
http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/info.html
(音楽チャージなし=時間は未定なのでお店にお問い合わせください。だいたい7時過ぎになりそうとのこと)
〒157-0072 世田谷区祖師谷4-1-22-3F
03-5429-2033
■マル過去関連記事
May 15, 2007
Maru Live; Takeo & Mana Live
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200705/2007_05_15.html
(前回ライヴ評=ここに過去記事一覧があります)
■MARU バンドメンバー
林田“pochi”裕一(key)
渥美幸裕(guitar)
坂本竜太(bass)
岸田容男(drums)
Olivia(vocal)
長谷川雅洋(vocal)
http://www.marudiva.com/
■セットリスト
Setlist : Maru live at Plug, Shibuya, September 12, 2007
セットリスト マル
show started 20:44
01. Jewels (新曲)
02. Can’t Stop
03. Loving You Is Like A Party [Marlena Shaw]
04. Street Walking Woman [Marlena Shaw]
05. Hiding
06. Knocks Me Off My Heart [Stevie Wonder]
07. Come Inside
08. Music
09. 少しだけ
10. Shining Star
11. 守りたいから
Enc. Happy Birthday to Sakamoto & Kishida
Enc. Ordinary People [John Legend]
Enc. "Freestyle, No title" (With Blendz)
show ended 23.22
(2007年9月12日水曜、渋谷プラグ=マルmaruライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>maru
2007-113
(速報) Bobby Byrd Dies At 73
2007年9月13日【ジェームス・ブラウン・ファミリーのボビー・バード死去】
死去。
ジェームス・ブラウン・ファミリーの一員であり、ジェームス・ブラウンと多くの作品で共演してきたボビー・バードが2007年9月12日(水曜)、 ホームタウンのローガンヴィルの自宅で家族などに見守られながら死去した。73歳だった。死因はガン。
(詳細はのちほど)
死去。
ジェームス・ブラウン・ファミリーの一員であり、ジェームス・ブラウンと多くの作品で共演してきたボビー・バードが2007年9月12日(水曜)、 ホームタウンのローガンヴィルの自宅で家族などに見守られながら死去した。73歳だった。死因はガン。
(詳細はのちほど)