【ファンキー・ライヴはハッピー・ピープルが行く所】
錚々(そうそう)。
ダズ・バンドに来ていたお客さんで、僕のすぐ近くに若いグループがいた。そのうちの何人かが、めちゃ踊りがうまく、しばし、見ていたのだが、スキップ・マーティンたち(メンバー)も同じように思ったらしく、その中の一人を指さし、ステージにあげた。その彼は、ステージでも大爆発し、のりにのって踊り観客席からも喝采を浴びた。
「うう〜う〜」と掛け声をかけさせたり、腕の動かし方を指示したり、躍らせたり、可能な限り観客とのコール&レスポンスを試みる。こういうの慣れると、普通のただじっと 聴かせるようなライヴが少々退屈になってくるから困ったものだ。(笑)
ライヴが終わって、その踊りのうまい子に声をかけると、なんと一緒にきたサラリーマン風(スーツとネクタイだったので)が踊りの先生で、その生徒だという。彼は82年生まれ。え〜〜って感じ。「じゃあ、いつどこで覚えたの? ダズバンドは」 「ダンス習い始めてからですよ。数年前です」と彼は言う。
「レット・イット・ウィップ」は、奇しくも1982年の大ヒットである。これが大ヒットした年に生まれた彼が、それから24年後に無我夢中で本物のダズ・バンドのライヴで踊っているのだ。やはり、音楽の力はすごいな。(笑)
ちょうど彼らが座っていたテーブルは6人で、向かい合って、2人ずつ座っていた。6人とも仲間同士かと思ったら、全然違って、3組それぞれが2人ずつやってきていた。ところが途中から共通の地元話題などで大盛り上がりになっていた。まさに、One Nation Under The Groove! (笑)
1人の女性は、ソウルバーをやっている吉岡さんを知ってる、というので「『フィリーズ』でしょう」というと、「そうだ」という。すると、さっきの踊りのうまかった彼が要町あたりが地元だということで、フィリーズも知っていて一挙に距離が縮まったのだ。フィリーズの誰かと同じ中学だとかいう話しもでていたかもしれない。みんないい音楽を聴いて、かなりハッピーになっていた。
こういうファンキーなバンドのライヴは、まさにハッピー・ピープルが行くところなのだ。
ところで、今回メンバーのマーロン・マクレイン(ギター)とナサニエル・フィリップス(ベース)は、ファンタジー・レーベルからアルバムを出しているファンキーなセルフ・コンテインド・グループ、プレジャーのメンバーでもある。マーロンは、今、オレゴン州ポートランドに住んでいると言っていたが、そこは彼の生まれ故郷で、プレジャーもオレゴンで結成されている。
マーロンは1985年にダズ・バンドに加入、ナサニエルはその後にマーロンの誘いで入った。また昨日も書いたが、ドラマーは18年間ギャップ・バンドのドラムを担当したレイモンド・カフーン。こうやって書くと、このダズ・バンドはファンク業界の錚々(そうそう)たるメンバーが勢ぞろいしていることになる。
(2006年7月24日、丸の内コットンクラブ=ダズ・バンド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dazz Band
2006-144
錚々(そうそう)。
ダズ・バンドに来ていたお客さんで、僕のすぐ近くに若いグループがいた。そのうちの何人かが、めちゃ踊りがうまく、しばし、見ていたのだが、スキップ・マーティンたち(メンバー)も同じように思ったらしく、その中の一人を指さし、ステージにあげた。その彼は、ステージでも大爆発し、のりにのって踊り観客席からも喝采を浴びた。
「うう〜う〜」と掛け声をかけさせたり、腕の動かし方を指示したり、躍らせたり、可能な限り観客とのコール&レスポンスを試みる。こういうの慣れると、普通のただじっと 聴かせるようなライヴが少々退屈になってくるから困ったものだ。(笑)
ライヴが終わって、その踊りのうまい子に声をかけると、なんと一緒にきたサラリーマン風(スーツとネクタイだったので)が踊りの先生で、その生徒だという。彼は82年生まれ。え〜〜って感じ。「じゃあ、いつどこで覚えたの? ダズバンドは」 「ダンス習い始めてからですよ。数年前です」と彼は言う。
「レット・イット・ウィップ」は、奇しくも1982年の大ヒットである。これが大ヒットした年に生まれた彼が、それから24年後に無我夢中で本物のダズ・バンドのライヴで踊っているのだ。やはり、音楽の力はすごいな。(笑)
ちょうど彼らが座っていたテーブルは6人で、向かい合って、2人ずつ座っていた。6人とも仲間同士かと思ったら、全然違って、3組それぞれが2人ずつやってきていた。ところが途中から共通の地元話題などで大盛り上がりになっていた。まさに、One Nation Under The Groove! (笑)
1人の女性は、ソウルバーをやっている吉岡さんを知ってる、というので「『フィリーズ』でしょう」というと、「そうだ」という。すると、さっきの踊りのうまかった彼が要町あたりが地元だということで、フィリーズも知っていて一挙に距離が縮まったのだ。フィリーズの誰かと同じ中学だとかいう話しもでていたかもしれない。みんないい音楽を聴いて、かなりハッピーになっていた。
こういうファンキーなバンドのライヴは、まさにハッピー・ピープルが行くところなのだ。
ところで、今回メンバーのマーロン・マクレイン(ギター)とナサニエル・フィリップス(ベース)は、ファンタジー・レーベルからアルバムを出しているファンキーなセルフ・コンテインド・グループ、プレジャーのメンバーでもある。マーロンは、今、オレゴン州ポートランドに住んでいると言っていたが、そこは彼の生まれ故郷で、プレジャーもオレゴンで結成されている。
マーロンは1985年にダズ・バンドに加入、ナサニエルはその後にマーロンの誘いで入った。また昨日も書いたが、ドラマーは18年間ギャップ・バンドのドラムを担当したレイモンド・カフーン。こうやって書くと、このダズ・バンドはファンク業界の錚々(そうそう)たるメンバーが勢ぞろいしていることになる。
(2006年7月24日、丸の内コットンクラブ=ダズ・バンド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dazz Band
2006-144
【ダズ・バンド・ファンキー・ライヴ】
文句なし。
「日本には8ー9回来てるよ。一番最初に来たのは、渋谷の『ライヴ・イン』だよ。それから、大阪のブルーノート、日比谷の公園でもやった。(日比谷野外音楽堂のこと)」 めちゃくちゃかっこいいギターのマーロン・マクレインがそう語ってくれた。
元々は70年代中期にオハイオ州クリーヴランドで結成されたセルフ・コンテインド・グループ。「オハイオ・ファンク」の中軸を担う連中だ。中心メンバーのスキップ・マーティン(リード・ヴォーカル)とサックスで実質的なリーダー、ボビー・ハリスは「26年来の親友」とステージで言っていた。スキップはグループがモータウン入りした80年ごろ参加したということらしい。いずれにせよ、四半世紀以上の歴史を持つファンク・グループだ。
月曜にもかかわらず、コットンは満席。観客席には、随分と知り合いがいた。
久々に見たダズ・バンドは、めちゃくちゃかっこよかった。スタジオでレコーディングを聴いているかのように、正確なリズムで、しかも、120パーセントのファンク・グルーヴを醸し出していた。ベースの音も、ドラムスの音も、ギターも、キーボードも、リズムの音がすべてくっきりと聴こえ、どれも抜群のグルーヴがあり、観客は今にも立ち上がりそうな爆発寸前の様相を呈していた。
7曲目の「ジョイスティック」で、マグマは一気に噴煙を伴って大爆発した。観客に踊りや動きを指示しやらせたり、歌わせたり、徹底したエンタテインメントが実に楽しい。ここまでやっていただければ脱帽だ。
ダズ・バンドは、当初キンズマン・ダズと名乗っていた。クリーヴランドにあった「キンズマンズ・グリル」のハウスバンドだったことから来ている。「ダズ」は当時の流行の言葉で、「ディスコ」と「ジャズ」とを合わせた新語だった。20世紀から2枚アルバムを出し、80年代に入ってモータウン入り。82年、世紀の大ヒット「レット・イット・ウィップ」が誕生し、一躍人気バンドとなった。ということもあってか、ブリックで大ヒットした「ダズ」を彼らなりのアレンジで披露。
ギターのマーロン・マクレインは他のアーティストのプロデュースをしたり、また、ダズに参加して7年のドラマー、レイモンド・カフーンは、なんとギャップ・バンドで18年間ドラマーをやってきた人物だと言う。ギャップのアルバムを見てみるとしっかり彼の名前がクレジットされていた。
例えば「ジョイスティック」は、後半が自由な「エクステンション(延長もの)」。いわゆるジャム・セッションになっていた。リード・ヴォーカルでもあるスキップ・マーティンはここで、ボビーとトランペット対サックスのバトルを繰り広げる。マイルス・デイヴィスを意識したようなジャジーなトランペットとファンキーのサックスソロが交互に演奏され緊張感を高める。近くで立って踊っていた男性がめちゃくちゃ踊りがうまかった。ダンサーかと思っていたら、バンドメンバーにステージの上に引っ張りあげられ、一踊り。大いに盛り上げた。
本当にライヴバンドたたき上げの連中によるライヴは最高だ。しかも、このコットン・クラブは、こういうファンク・バンドの音が驚異的にいい。PAの相性がいいのだろう。ブルーノートよりも、野太い、ファンク向きの音に仕上がっているような気がした。あるいは、エンジニアがそのように狙っているのか。
メンバーそれぞれのソロ・パートもしっかり用意され、充分楽しめる。アンコール前の本編最後は、最近亡くなったというメンバー、テリー・スタントン(88年にスキップが一時期クール&ギャングのリード・シンガーになった時にダズ・バンドに入ったシンガー)に捧げた「ユー・アー・マイ・スターシップ」だった。元々ノーマン・コナーズでヒットしたバラードで、グループからそのテリーへ捧げる歌としては、ぴったりだった。
文句なしだぜ、ダズ・バンド。
THE DAZZ BAND
ザ・ダズ・バンド
Bobby Harris (vo,sax), Skip Martin (vo,tp), Marlon McClain(vo,g),
Nate Philips(vo,b), Reginald Jones(key), Raymond Calhoun(ds)
Setlist
show started 21:33
01. Keep It Live
02. Swoop (I’m Yours)
03. (Disco) Dazz (Brick)
04. Ain’t Nuthin’ But A Jam Y’All
05. Heartbeat
06. (Down Stairs Lounge)[Drum Solo]
07. Joystick (Extention)
08. Let It All Blow
09. You Are My Starship (Norman Conners)
Enc. Let It Whip
show ended 22:54
(2006年7月24日、丸の内コットンクラブ=ダズ・バンド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dazz Band
2006-144
文句なし。
「日本には8ー9回来てるよ。一番最初に来たのは、渋谷の『ライヴ・イン』だよ。それから、大阪のブルーノート、日比谷の公園でもやった。(日比谷野外音楽堂のこと)」 めちゃくちゃかっこいいギターのマーロン・マクレインがそう語ってくれた。
元々は70年代中期にオハイオ州クリーヴランドで結成されたセルフ・コンテインド・グループ。「オハイオ・ファンク」の中軸を担う連中だ。中心メンバーのスキップ・マーティン(リード・ヴォーカル)とサックスで実質的なリーダー、ボビー・ハリスは「26年来の親友」とステージで言っていた。スキップはグループがモータウン入りした80年ごろ参加したということらしい。いずれにせよ、四半世紀以上の歴史を持つファンク・グループだ。
月曜にもかかわらず、コットンは満席。観客席には、随分と知り合いがいた。
久々に見たダズ・バンドは、めちゃくちゃかっこよかった。スタジオでレコーディングを聴いているかのように、正確なリズムで、しかも、120パーセントのファンク・グルーヴを醸し出していた。ベースの音も、ドラムスの音も、ギターも、キーボードも、リズムの音がすべてくっきりと聴こえ、どれも抜群のグルーヴがあり、観客は今にも立ち上がりそうな爆発寸前の様相を呈していた。
7曲目の「ジョイスティック」で、マグマは一気に噴煙を伴って大爆発した。観客に踊りや動きを指示しやらせたり、歌わせたり、徹底したエンタテインメントが実に楽しい。ここまでやっていただければ脱帽だ。
ダズ・バンドは、当初キンズマン・ダズと名乗っていた。クリーヴランドにあった「キンズマンズ・グリル」のハウスバンドだったことから来ている。「ダズ」は当時の流行の言葉で、「ディスコ」と「ジャズ」とを合わせた新語だった。20世紀から2枚アルバムを出し、80年代に入ってモータウン入り。82年、世紀の大ヒット「レット・イット・ウィップ」が誕生し、一躍人気バンドとなった。ということもあってか、ブリックで大ヒットした「ダズ」を彼らなりのアレンジで披露。
ギターのマーロン・マクレインは他のアーティストのプロデュースをしたり、また、ダズに参加して7年のドラマー、レイモンド・カフーンは、なんとギャップ・バンドで18年間ドラマーをやってきた人物だと言う。ギャップのアルバムを見てみるとしっかり彼の名前がクレジットされていた。
例えば「ジョイスティック」は、後半が自由な「エクステンション(延長もの)」。いわゆるジャム・セッションになっていた。リード・ヴォーカルでもあるスキップ・マーティンはここで、ボビーとトランペット対サックスのバトルを繰り広げる。マイルス・デイヴィスを意識したようなジャジーなトランペットとファンキーのサックスソロが交互に演奏され緊張感を高める。近くで立って踊っていた男性がめちゃくちゃ踊りがうまかった。ダンサーかと思っていたら、バンドメンバーにステージの上に引っ張りあげられ、一踊り。大いに盛り上げた。
本当にライヴバンドたたき上げの連中によるライヴは最高だ。しかも、このコットン・クラブは、こういうファンク・バンドの音が驚異的にいい。PAの相性がいいのだろう。ブルーノートよりも、野太い、ファンク向きの音に仕上がっているような気がした。あるいは、エンジニアがそのように狙っているのか。
メンバーそれぞれのソロ・パートもしっかり用意され、充分楽しめる。アンコール前の本編最後は、最近亡くなったというメンバー、テリー・スタントン(88年にスキップが一時期クール&ギャングのリード・シンガーになった時にダズ・バンドに入ったシンガー)に捧げた「ユー・アー・マイ・スターシップ」だった。元々ノーマン・コナーズでヒットしたバラードで、グループからそのテリーへ捧げる歌としては、ぴったりだった。
文句なしだぜ、ダズ・バンド。
THE DAZZ BAND
ザ・ダズ・バンド
Bobby Harris (vo,sax), Skip Martin (vo,tp), Marlon McClain(vo,g),
Nate Philips(vo,b), Reginald Jones(key), Raymond Calhoun(ds)
Setlist
show started 21:33
01. Keep It Live
02. Swoop (I’m Yours)
03. (Disco) Dazz (Brick)
04. Ain’t Nuthin’ But A Jam Y’All
05. Heartbeat
06. (Down Stairs Lounge)[Drum Solo]
07. Joystick (Extention)
08. Let It All Blow
09. You Are My Starship (Norman Conners)
Enc. Let It Whip
show ended 22:54
(2006年7月24日、丸の内コットンクラブ=ダズ・バンド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dazz Band
2006-144
【オーティス・クレイ・ライヴ】
雨。
「O.V.ライト、アルバート・キング、君がいなくなって寂しいよ。ウィルソン・ピケット、I get lonely...」 物故者の名前が続く。ジョニー・テイラー、リトル・ミルトン、タイロン・デイヴィス・・・。シカゴのソウルマン、オーティス・クレイの歌う「ニックル&ア・ネイル」(O.V.ライトのヒット)の中でのことだ。オーティス・クレイのライヴが始まった6時11分は、野外音楽堂だけに、まだまだ明るい。それに夏の夕方、時折、ポツリ、ポツリと小さな雨粒が腕に触れてくる。
今年から、タイトルが「ブルーズ」だけでなく、「ブルーズ&ソウル」となったイヴェント。オーティスは最後に登場。『ソウル・ブレンズ』が5時に終わってから向かったので、どうしても6時過ぎになったが、オーティスが始まる前に到着できた。会場は圧倒的に年齢層が高い。平均40代から50代か。雲行きが若干心配だ。
日本では78年のライヴ・アルバムが伝説的な評価を得て以来、高い人気を誇るシカゴのオーティス・クレイ。声もよく出ていてひじょうにソウルフルなバックバンドとともに、すばらしいパフォーマンスを見せてくれた。久々の本格的ディープソウルを味わった。
「アルバム『リスペクト・ユアセルフ』から、レイ・プライス、クリス・クリストファーソン、アル・グリーンや、タイロン・デイヴィスなどが歌った作品です」と言って歌い始めたのが、スローの「フォー・ザ・グッド・タイムス」。しっとりとして実にいい。また、ポツリ。
かなり長尺のバラードから、彼の最大のヒット「トライング・トゥ・リヴ・・・」へ。イントロから一挙に盛り上がる。まさに歌に魂を込めるソウル・シンガー、オーティス・クレイ。この頃になると、夜の帳(とばり)が落ち始めた。この本編最後となったこの曲、なんとなく、終わり方が変な感じ、唐突だったが、なぜなのだろう。
バックはドラムス、ギター、ベース、キーボード2、3管(トランペット、サックス、トロンボーン)、コーラス2という大所帯。キーボードにシカゴの名アレンジャー、トム・トム84、またタイロン・デイヴィスなどのプロデューサーとして知られるウィリー・ヘンダーソンなどもいた。テレサ・デイヴィスは、確かタイロンの妹でグループをやっていたはず。バンドもかっこいい。
最後は出演者が何人か集まり、「ノック・オン・ウッド」を大合唱。ただしアンコールを含めて1時間8分ほどは少々短い。複数アーティストが出るとは言え、前前日の川崎ではもうちょっと長くやったそうなので、残念だった。
結局、最後まで雨らしい雨は降らなかった。
2002/12/18 (Wed)
Otis Clay: Soul Hero In Japan
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200212/diary20021218.html
■Members
Theresa Davis (Background vocals)
Dianne Madison (Background vocals)
Bennie Brown (Hammond B-3=Organ=, Keyboards)
Thomas (Tom Tom) Washington (Piano)
John Randolph (Guitar)
Bernard Reed (Bass)
Mark Clay (Drums)
Willie Henderson (Baritone Sax)
Stephen Hawkins (Trumpet)
Willie Woods (Trombone)
Setlist
show started 18:11
01. Nickel And A Nail
02. I Can Take You To Heaven Tonight
03. If I Could Reach Out
04. When Hearts Grow Cold
05. Show Wasn’t Me
06. For The Good Times
07. Trying To Live My Life Without You -- Love Bones
Enc. Knock On Wood (Otis & Others)
show ended 19:19
(2006年7月23日日曜、日比谷野外音楽堂=オーティス・クレイ・ライヴ=ジャパン・ブルーズ&ソウル・カーニヴァル2006)
ENT>MUSIC>LIVE>Clay, Otis
ENT>MUSIC>LIVE>FESTIVAL>Japan Blues & Soul Carnival ’06
2006-143
雨。
「O.V.ライト、アルバート・キング、君がいなくなって寂しいよ。ウィルソン・ピケット、I get lonely...」 物故者の名前が続く。ジョニー・テイラー、リトル・ミルトン、タイロン・デイヴィス・・・。シカゴのソウルマン、オーティス・クレイの歌う「ニックル&ア・ネイル」(O.V.ライトのヒット)の中でのことだ。オーティス・クレイのライヴが始まった6時11分は、野外音楽堂だけに、まだまだ明るい。それに夏の夕方、時折、ポツリ、ポツリと小さな雨粒が腕に触れてくる。
今年から、タイトルが「ブルーズ」だけでなく、「ブルーズ&ソウル」となったイヴェント。オーティスは最後に登場。『ソウル・ブレンズ』が5時に終わってから向かったので、どうしても6時過ぎになったが、オーティスが始まる前に到着できた。会場は圧倒的に年齢層が高い。平均40代から50代か。雲行きが若干心配だ。
日本では78年のライヴ・アルバムが伝説的な評価を得て以来、高い人気を誇るシカゴのオーティス・クレイ。声もよく出ていてひじょうにソウルフルなバックバンドとともに、すばらしいパフォーマンスを見せてくれた。久々の本格的ディープソウルを味わった。
「アルバム『リスペクト・ユアセルフ』から、レイ・プライス、クリス・クリストファーソン、アル・グリーンや、タイロン・デイヴィスなどが歌った作品です」と言って歌い始めたのが、スローの「フォー・ザ・グッド・タイムス」。しっとりとして実にいい。また、ポツリ。
かなり長尺のバラードから、彼の最大のヒット「トライング・トゥ・リヴ・・・」へ。イントロから一挙に盛り上がる。まさに歌に魂を込めるソウル・シンガー、オーティス・クレイ。この頃になると、夜の帳(とばり)が落ち始めた。この本編最後となったこの曲、なんとなく、終わり方が変な感じ、唐突だったが、なぜなのだろう。
バックはドラムス、ギター、ベース、キーボード2、3管(トランペット、サックス、トロンボーン)、コーラス2という大所帯。キーボードにシカゴの名アレンジャー、トム・トム84、またタイロン・デイヴィスなどのプロデューサーとして知られるウィリー・ヘンダーソンなどもいた。テレサ・デイヴィスは、確かタイロンの妹でグループをやっていたはず。バンドもかっこいい。
最後は出演者が何人か集まり、「ノック・オン・ウッド」を大合唱。ただしアンコールを含めて1時間8分ほどは少々短い。複数アーティストが出るとは言え、前前日の川崎ではもうちょっと長くやったそうなので、残念だった。
結局、最後まで雨らしい雨は降らなかった。
2002/12/18 (Wed)
Otis Clay: Soul Hero In Japan
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200212/diary20021218.html
■Members
Theresa Davis (Background vocals)
Dianne Madison (Background vocals)
Bennie Brown (Hammond B-3=Organ=, Keyboards)
Thomas (Tom Tom) Washington (Piano)
John Randolph (Guitar)
Bernard Reed (Bass)
Mark Clay (Drums)
Willie Henderson (Baritone Sax)
Stephen Hawkins (Trumpet)
Willie Woods (Trombone)
Setlist
show started 18:11
01. Nickel And A Nail
02. I Can Take You To Heaven Tonight
03. If I Could Reach Out
04. When Hearts Grow Cold
05. Show Wasn’t Me
06. For The Good Times
07. Trying To Live My Life Without You -- Love Bones
Enc. Knock On Wood (Otis & Others)
show ended 19:19
(2006年7月23日日曜、日比谷野外音楽堂=オーティス・クレイ・ライヴ=ジャパン・ブルーズ&ソウル・カーニヴァル2006)
ENT>MUSIC>LIVE>Clay, Otis
ENT>MUSIC>LIVE>FESTIVAL>Japan Blues & Soul Carnival ’06
2006-143
Kishita Kohshi Will Be On "Soul Blends"
2006年7月23日【航志くんへのメール募集】
募集。
『ソウル・サーチン・ザ・セッション Vol.1』でルーサーの「スーパースター」を熱唱した木下航志くんが、今日午後のインターFMの『ソウル・ブレンズ』にゲスト出演する。キーボードのローズを持ち込み、生歌で「スーパースター」を披露する。
航志君への質問、お便りなどを番組宛へお送りください。アドレスは、
marvin@interfm.co.jp
番組は『ソウル・ブレンズ』(76.1mhz)(午後2時から5時)で、航志くんの登場は3時30分くらいから約20分の予定。
ENT>RADIO>ANNOUNCEMENT
募集。
『ソウル・サーチン・ザ・セッション Vol.1』でルーサーの「スーパースター」を熱唱した木下航志くんが、今日午後のインターFMの『ソウル・ブレンズ』にゲスト出演する。キーボードのローズを持ち込み、生歌で「スーパースター」を披露する。
航志君への質問、お便りなどを番組宛へお送りください。アドレスは、
marvin@interfm.co.jp
番組は『ソウル・ブレンズ』(76.1mhz)(午後2時から5時)で、航志くんの登場は3時30分くらいから約20分の予定。
ENT>RADIO>ANNOUNCEMENT
【高山広〜中毒になる一人芝居】
圧熱暑。
『ソウル・サーチン・ザ・セッション』で「ヘヴンズ・スタジオ〜ルーサー物語」を演じた高山広さんの目黒ミッドナイト・アワーでの月定例会。今回は、7演目、2時間を超えた。ここで始めて4年、今月から5年目に入る。
今回のタイトルは、『来夏Bar人』。さてなんと読むか。「ライカ・ヴァージン」と読む。5年目に入るが、初心に戻ったような気持ちになって、やってみようということでついたタイトル。もちろん、夏がやって来て、ということもある。
それにしても、うまいなあ。彼は一人でいろんな人物を演じる。それぞれのキャラクターの描写が実にうまい。人物だけではない。物にもなる。いわゆる擬人化だ。例えば、今回では忠犬になったり、歯ブラシになったり、タオルになったり。
また、ストーリーの起承転結が抜群におもしろい。「え〜〜っ?」というどんでん返しを仕込んでいる。この物語の持っていき方は圧巻。コネタもおもしろい。
そして、「ネヴァー・チェンジ」では、身体をすべて使っての大熱演。会場ミッドナイト・アワーは酸欠になりそうなほどの暑さ。
ネタばれになってしまうので、書きづらいが、例えば「ど演歌の花道」では、演歌歌手を特集するテレビ番組という設定。司会者がその悲劇の演歌歌手の生まれてからの今日までを紹介する。しかし、次々と訪れる悲劇の数々が、これでもかと押し寄せてくる。話しが進んでいくと、その歌手は、なんと交通事故で死亡していたのだ。では、その歌手はどうやってそこで持ち歌を歌うのか。
「ネヴァー・チェンジ」は、御用済みになった歯ブラシになって、その歯ブラシの視点で物語を演じる。その歯ブラシは、どこに異動させられたか。その異動先で御用済みになったタオル君と再び出会う。
いやいや、まいりました。この高山広は中毒になるなあ。(笑) ぜひ次回の『ソウル・サーチン・ザ・セッション』でも、アーティストはまだ何になるかわかりませんが、よろしくお願いします。(元になる資料をたくさん、用意しないと・・・)
■高山広・過去関連記事
July 07, 2006
Takayama Hiroshi Talks About Luther Vandross
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_07.html
May 22, 2006
Takayama Hiroshi One Man Stage Play
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200605/2006_05_22.html
July 02, 2006
Big Big Thanks For Joining "Soul Searchin’: The Session Vol.1"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_02.html
『ソウル・サーチン・ザ・セッション』での感想など。
◎高山広
http://www.schop.jp/
■Setlist
おキモチ∞HANJOH(おきもち・大繁盛) 『来夏Bar人』
2006.7.22@Midnight Hour, Meguro
show started 20:58
1. 男塾 (約31分)
2. ど演歌の花道 (約15分)
3. 溺れた男 (約7分)
4. しまってゆこうぜ!〜OBと人生篇 (約10分)
5. チョーそそっかしいけど、チョー熱い忠犬 (約14分)
6. 風情(かぜなさけ) (約19分)
7. Never Change (約35分)
show ended 23:09
(2006年7月22日土曜日、目黒ミッドナイト・アワー=高山広・一人芝居ライヴ)
ENT>PLAY>Takayama, Hiroshi
2006-142
圧熱暑。
『ソウル・サーチン・ザ・セッション』で「ヘヴンズ・スタジオ〜ルーサー物語」を演じた高山広さんの目黒ミッドナイト・アワーでの月定例会。今回は、7演目、2時間を超えた。ここで始めて4年、今月から5年目に入る。
今回のタイトルは、『来夏Bar人』。さてなんと読むか。「ライカ・ヴァージン」と読む。5年目に入るが、初心に戻ったような気持ちになって、やってみようということでついたタイトル。もちろん、夏がやって来て、ということもある。
それにしても、うまいなあ。彼は一人でいろんな人物を演じる。それぞれのキャラクターの描写が実にうまい。人物だけではない。物にもなる。いわゆる擬人化だ。例えば、今回では忠犬になったり、歯ブラシになったり、タオルになったり。
また、ストーリーの起承転結が抜群におもしろい。「え〜〜っ?」というどんでん返しを仕込んでいる。この物語の持っていき方は圧巻。コネタもおもしろい。
そして、「ネヴァー・チェンジ」では、身体をすべて使っての大熱演。会場ミッドナイト・アワーは酸欠になりそうなほどの暑さ。
ネタばれになってしまうので、書きづらいが、例えば「ど演歌の花道」では、演歌歌手を特集するテレビ番組という設定。司会者がその悲劇の演歌歌手の生まれてからの今日までを紹介する。しかし、次々と訪れる悲劇の数々が、これでもかと押し寄せてくる。話しが進んでいくと、その歌手は、なんと交通事故で死亡していたのだ。では、その歌手はどうやってそこで持ち歌を歌うのか。
「ネヴァー・チェンジ」は、御用済みになった歯ブラシになって、その歯ブラシの視点で物語を演じる。その歯ブラシは、どこに異動させられたか。その異動先で御用済みになったタオル君と再び出会う。
いやいや、まいりました。この高山広は中毒になるなあ。(笑) ぜひ次回の『ソウル・サーチン・ザ・セッション』でも、アーティストはまだ何になるかわかりませんが、よろしくお願いします。(元になる資料をたくさん、用意しないと・・・)
■高山広・過去関連記事
July 07, 2006
Takayama Hiroshi Talks About Luther Vandross
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_07.html
May 22, 2006
Takayama Hiroshi One Man Stage Play
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200605/2006_05_22.html
July 02, 2006
Big Big Thanks For Joining "Soul Searchin’: The Session Vol.1"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_02.html
『ソウル・サーチン・ザ・セッション』での感想など。
◎高山広
http://www.schop.jp/
■Setlist
おキモチ∞HANJOH(おきもち・大繁盛) 『来夏Bar人』
2006.7.22@Midnight Hour, Meguro
show started 20:58
1. 男塾 (約31分)
2. ど演歌の花道 (約15分)
3. 溺れた男 (約7分)
4. しまってゆこうぜ!〜OBと人生篇 (約10分)
5. チョーそそっかしいけど、チョー熱い忠犬 (約14分)
6. 風情(かぜなさけ) (約19分)
7. Never Change (約35分)
show ended 23:09
(2006年7月22日土曜日、目黒ミッドナイト・アワー=高山広・一人芝居ライヴ)
ENT>PLAY>Takayama, Hiroshi
2006-142
Tami Chynn; New Star From Jamaica
2006年7月22日【タミー・チン・ショウケース・ライヴ】
ハイパーヴェンティレイティング。
ジャマイカ出身の23歳の新人シンガー、タミー・チンがプロモーションで来日。西麻布のディスコ、クロスでショーケースを行った。タミーは1983年6月14日ジャマイカ・キングストン生まれ。ショーン・ポールのアルバムなどにゲスト出演して、注目されるようになって、自らの名前でこの8月9日に日本先行でデビュー。アルバムは、『アウト・オブ・メニー...ワン』で、リアーナのようなのりのりのポップなレゲエだ。レゲエの世界では新しいリズムが次々と生まれるが、彼女のサウンドは、レゲトンに続く「ステップス」というそうだ。
メジャー・デビュー・シングルは「ハイパーヴェンティレイティング」。なんと邦題は、「恋はハイ!ハイ!ハイ!」。これは、「興奮して息切れしてしまう状態」を意味するという。
ショーケースでは、DJをバックに6曲ほど歌ったが、このシングルのほかに、「ルーキー・ルーキー」、「1,2,3,4」が印象に残った。いかにも今風で、売れそうだ。「ルーキー・ルーキー」とは、女の子ばっかりをあちこち目移りして、見つづける男の子のことだそうだ。「ルック」が名詞になって、「ルーキー」。ということは、イケメンばっかり狙ってる女の子も「ルーキー・ルーキー」になるんだろうか。
彼女の血筋は、父親が中国系ジャマイカ人、母親がチェロキーと黒人も入ったイギリス系ということで、かなりのマルチナショナルな感じ。とても、エキゾチックで、可愛く、さらに明るく、素直そうな性格で、いい雰囲気だ。使う日本語がしゃれてる。「お寿司くださ〜い」。
■タミー・チン「アウト・オブ・メニー...ワン」 2006年8月9日日本リリース
Setlist
show started 19:26
01. Hyperventilating
02. Be Mine
03. Love
04. Looky Looky
05. 1,2,3,4
06. Hot
show ended 19:50
(2006年7月21日金、西麻布クロス=タミー・チン・ショーケース・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Chynn, Tami
2006-141
ハイパーヴェンティレイティング。
ジャマイカ出身の23歳の新人シンガー、タミー・チンがプロモーションで来日。西麻布のディスコ、クロスでショーケースを行った。タミーは1983年6月14日ジャマイカ・キングストン生まれ。ショーン・ポールのアルバムなどにゲスト出演して、注目されるようになって、自らの名前でこの8月9日に日本先行でデビュー。アルバムは、『アウト・オブ・メニー...ワン』で、リアーナのようなのりのりのポップなレゲエだ。レゲエの世界では新しいリズムが次々と生まれるが、彼女のサウンドは、レゲトンに続く「ステップス」というそうだ。
メジャー・デビュー・シングルは「ハイパーヴェンティレイティング」。なんと邦題は、「恋はハイ!ハイ!ハイ!」。これは、「興奮して息切れしてしまう状態」を意味するという。
ショーケースでは、DJをバックに6曲ほど歌ったが、このシングルのほかに、「ルーキー・ルーキー」、「1,2,3,4」が印象に残った。いかにも今風で、売れそうだ。「ルーキー・ルーキー」とは、女の子ばっかりをあちこち目移りして、見つづける男の子のことだそうだ。「ルック」が名詞になって、「ルーキー」。ということは、イケメンばっかり狙ってる女の子も「ルーキー・ルーキー」になるんだろうか。
彼女の血筋は、父親が中国系ジャマイカ人、母親がチェロキーと黒人も入ったイギリス系ということで、かなりのマルチナショナルな感じ。とても、エキゾチックで、可愛く、さらに明るく、素直そうな性格で、いい雰囲気だ。使う日本語がしゃれてる。「お寿司くださ〜い」。
■タミー・チン「アウト・オブ・メニー...ワン」 2006年8月9日日本リリース
Setlist
show started 19:26
01. Hyperventilating
02. Be Mine
03. Love
04. Looky Looky
05. 1,2,3,4
06. Hot
show ended 19:50
(2006年7月21日金、西麻布クロス=タミー・チン・ショーケース・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Chynn, Tami
2006-141
【何トンものソウル】
中毒。
ミュージシャンたちに一言言うとすれば、こうだ。「みんな、日本に引っ越してきて、こっちに住んでよ」
もしあなたが70年代、80年代の音楽を知っていれば、下記のセットリストを見るだけで、そのライヴがどんなものだったか、想像し、楽しめることだろう。
日本のシンガー、久保田利伸のバックバンドのメンバーが、東京地区で何度か楽しみのために、ライヴを行った。グループ名は、「フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスター」。
僕は先週水曜、はるばる吉祥寺まで旅をして彼らを見に行ったが、その価値は充分あった。このバンドは、見事にタイトで、素晴らしいシンガーたちを抱えていた。全員、ザ・ソウル・サーチャーがとても楽しめるソウルをふんだんに持ち合わせていた。
今日の、パフォーマンスも自宅から20マイルも離れているが、そこまで行く価値があることは充分わかっていた。たとえ、雨が降ったとしてもだ。
ミュージシャンたちは、僕がブログに書いた先週の吉祥寺チャチャハウスのライヴ評を読んでいた。ブログは日本語で書かれていたが、彼らの友人が英語に通訳していたのだ。そこで今回は英語で書いてみることにする。
会場に到着すると、すでに「テル・ミー・サムシング・グッド」は終わろうとしていた。バンドマスターのフィリップがシンガーのユリを呼び、彼女は「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」を歌い始めた。これを聴いて、そういえば先週も雨だったことを思い出した。彼女の声はとてもディープだ。もし『ソウル・サーチン・ザ・セッション:メンフィス・ソウル』などという企画をやるときには、彼女にそっと連絡してみよう。
そして、タイが登場。先週、僕が聞き逃した作品を歌った。スティーヴィー・ワンダー作、後に誰あろうルーサーもカヴァーする「ノックス・ミー・オフ・マイ・フィート」だ。これは、スティーヴィーのヴァージョンか、はたまたルーサーのヴァージョンか。いや、これは、タイ・スティーブンスのヴァージョンになっていた。彼は、『ソウル・サーチン〜ルーサー・ヴァンドロス』の会に来るべきだった。彼ともっと早く知り合っていれば。
ケイリブ・ジェームスとシャンティが観客にいることを発見し、休憩時間に挨拶に行った。
第二部は、とてもファンキーなウォーの「スリッピン・イントゥ・ダークネス」から始まった。これは、ひじょうに才能があるドラマー・シンガー、ラルフが歌い、フィリップがハーモニカを吹いた。ラルフはアル・グリーンの曲も歌った。
フィリップがフェリシアを呼び出し、彼女はあの素晴らしき「エイント・ノー・ウェイ」を歌い始めた。これは、僕の大のお気に入りだ。観客全員が彼女を見つめた。彼女は、アレサにもなれるし、シャカにもなれるが、しっかりと自分自身というシンガーとして地に足をつけている。『ソウル・サーチン〜アレサ・フランクリン』をやる際には、彼女は声をかける筆頭の人物だ。フィリップは、もう少しアレサの曲をやろうと、ユリを呼び、彼女が「デイ・ドリーミン」を歌った。
フィリップは、「タイとアンプラグドでやってみたいと思う」と言い、残りのミュージシャンを舞台から降ろした。そしてピアノの鍵盤を高いほうから低いほうへ奏で始めた。ダニーだ。タイはおそらくこの曲を1000回以上歌っているにちがいない。これは、まさに「完璧な10点満点」のヴァージョンだ。
最後の曲は彼らが「ブギー・ウギー・ウギー」を演奏し始めたが、まもなく、「ブギー・ナイツ」になり、さらに、自然にたくさんのソウル・ヒットがメドレーになってあふれでてきた。観客は大喜びだ。ある時はラルフが何かの曲を始め他のミュージシャンやシンガーがそれを歌いだしたり、シンガーが何かを歌い始めると、バックがそれを付け始めたりした。とても自然発生的だった。レイ・ブラウンがお気に入りベースだというカルロス・ヘンダーソンのベースもおもいきり弾けていた。本当のミュージシャンは、いとも簡単に何でも弾けるものだ。アンコールでは観客席にいたブレンダ・ヴォーンや、シャンティ、ケイリブなどもステージにあがり、みんなで「アイム・エヴリ・ウーマン」をジャムセッションした。
フィリップ以外のニューヨーク・オールスターズは4ヶ月の日本滞在を終えて、8月7日に離日する。このモーション・ブルーの夜は彼らの最後のライヴだそうだ。彼らのバンド・サウンドは、本当に僕にとって中毒になる。こんなに中毒にしておいて、僕を放って帰らないでくれ。それほど素晴らしいバンドだ。次は彼らにいつ会えるのだろうか。
今夜、ザ・ソウル・サーチャーは、ひとかけらのソウルなんてものではなく、何トンものソウルを発見した。
(フィリップ、ハンコ屋さん、タイ・スティーブンスは8月2日に小さなライヴハウス、メビウスでライヴをします)
セットリストは、7月20日の日記に。
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_20.html
(2006年7月19日水曜、横浜モーションブルー=フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip & New York Allstars
2006-139
中毒。
ミュージシャンたちに一言言うとすれば、こうだ。「みんな、日本に引っ越してきて、こっちに住んでよ」
もしあなたが70年代、80年代の音楽を知っていれば、下記のセットリストを見るだけで、そのライヴがどんなものだったか、想像し、楽しめることだろう。
日本のシンガー、久保田利伸のバックバンドのメンバーが、東京地区で何度か楽しみのために、ライヴを行った。グループ名は、「フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスター」。
僕は先週水曜、はるばる吉祥寺まで旅をして彼らを見に行ったが、その価値は充分あった。このバンドは、見事にタイトで、素晴らしいシンガーたちを抱えていた。全員、ザ・ソウル・サーチャーがとても楽しめるソウルをふんだんに持ち合わせていた。
今日の、パフォーマンスも自宅から20マイルも離れているが、そこまで行く価値があることは充分わかっていた。たとえ、雨が降ったとしてもだ。
ミュージシャンたちは、僕がブログに書いた先週の吉祥寺チャチャハウスのライヴ評を読んでいた。ブログは日本語で書かれていたが、彼らの友人が英語に通訳していたのだ。そこで今回は英語で書いてみることにする。
会場に到着すると、すでに「テル・ミー・サムシング・グッド」は終わろうとしていた。バンドマスターのフィリップがシンガーのユリを呼び、彼女は「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」を歌い始めた。これを聴いて、そういえば先週も雨だったことを思い出した。彼女の声はとてもディープだ。もし『ソウル・サーチン・ザ・セッション:メンフィス・ソウル』などという企画をやるときには、彼女にそっと連絡してみよう。
そして、タイが登場。先週、僕が聞き逃した作品を歌った。スティーヴィー・ワンダー作、後に誰あろうルーサーもカヴァーする「ノックス・ミー・オフ・マイ・フィート」だ。これは、スティーヴィーのヴァージョンか、はたまたルーサーのヴァージョンか。いや、これは、タイ・スティーブンスのヴァージョンになっていた。彼は、『ソウル・サーチン〜ルーサー・ヴァンドロス』の会に来るべきだった。彼ともっと早く知り合っていれば。
ケイリブ・ジェームスとシャンティが観客にいることを発見し、休憩時間に挨拶に行った。
第二部は、とてもファンキーなウォーの「スリッピン・イントゥ・ダークネス」から始まった。これは、ひじょうに才能があるドラマー・シンガー、ラルフが歌い、フィリップがハーモニカを吹いた。ラルフはアル・グリーンの曲も歌った。
フィリップがフェリシアを呼び出し、彼女はあの素晴らしき「エイント・ノー・ウェイ」を歌い始めた。これは、僕の大のお気に入りだ。観客全員が彼女を見つめた。彼女は、アレサにもなれるし、シャカにもなれるが、しっかりと自分自身というシンガーとして地に足をつけている。『ソウル・サーチン〜アレサ・フランクリン』をやる際には、彼女は声をかける筆頭の人物だ。フィリップは、もう少しアレサの曲をやろうと、ユリを呼び、彼女が「デイ・ドリーミン」を歌った。
フィリップは、「タイとアンプラグドでやってみたいと思う」と言い、残りのミュージシャンを舞台から降ろした。そしてピアノの鍵盤を高いほうから低いほうへ奏で始めた。ダニーだ。タイはおそらくこの曲を1000回以上歌っているにちがいない。これは、まさに「完璧な10点満点」のヴァージョンだ。
最後の曲は彼らが「ブギー・ウギー・ウギー」を演奏し始めたが、まもなく、「ブギー・ナイツ」になり、さらに、自然にたくさんのソウル・ヒットがメドレーになってあふれでてきた。観客は大喜びだ。ある時はラルフが何かの曲を始め他のミュージシャンやシンガーがそれを歌いだしたり、シンガーが何かを歌い始めると、バックがそれを付け始めたりした。とても自然発生的だった。レイ・ブラウンがお気に入りベースだというカルロス・ヘンダーソンのベースもおもいきり弾けていた。本当のミュージシャンは、いとも簡単に何でも弾けるものだ。アンコールでは観客席にいたブレンダ・ヴォーンや、シャンティ、ケイリブなどもステージにあがり、みんなで「アイム・エヴリ・ウーマン」をジャムセッションした。
フィリップ以外のニューヨーク・オールスターズは4ヶ月の日本滞在を終えて、8月7日に離日する。このモーション・ブルーの夜は彼らの最後のライヴだそうだ。彼らのバンド・サウンドは、本当に僕にとって中毒になる。こんなに中毒にしておいて、僕を放って帰らないでくれ。それほど素晴らしいバンドだ。次は彼らにいつ会えるのだろうか。
今夜、ザ・ソウル・サーチャーは、ひとかけらのソウルなんてものではなく、何トンものソウルを発見した。
(フィリップ、ハンコ屋さん、タイ・スティーブンスは8月2日に小さなライヴハウス、メビウスでライヴをします)
セットリストは、7月20日の日記に。
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_20.html
(2006年7月19日水曜、横浜モーションブルー=フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip & New York Allstars
2006-139
(Note; Musicians want me to write in English, so I try. Japanese version will be appearing on tomorrow’s blog, here.) (簡単な日本語版、明日ご紹介します)
【Found Tons Of Soul, Not Only A Piece Of Soul】
Addicted.
One thing The Soul Searcher would like to say to the musicians is "You guys, move to Japan and live here".
If you know the music of 70s and 80s, just read the following setlist, you could imagine and enjoy them.
The back up band for Japanese singer Kubota Toshinobu, they call themselves Philip Woo & The New York Allstars, has been doing few gigs around Tokyo area just for fun. I had traveling all the way from Tokyo to Kichijouji last Wednesday. But it was worth it. They are incredible band, tight unit, great singers, all the musicians have tons of soul which The Soul Searcher really enjoyed.
Their another performance today was once again more than 20 miles away from my home but I know it would be worth it. Even if it’s in the rain.
Musicians happened to read my last blog wrote about performance Cha Cha House in Kichijouji which was written in Japanese but thank God some of their friend translated to them. So I try to write in English, this time.
When I arrived there, they has just ended "Tell Me Something Good". As I sit, Philip called Yuri and she started sing "I Can’t Stand The Rain". That reminded me that last Wednesday was also rain. Deep voice. If I would do "Soul Searchin’: The Session: Memphis Soul" or something, I will delicately call her.
Then came Ty. He sings the song which I missed last week. Stevie’s "Knocks Me Off My Feet" later covered by no other than Luther. Is his version is Stevie’s rendition or Luther’s rendition? No, it’s Ty’s rendition! He should come and sing this on July 1st at "Soul Searchin’: The Session, A Tribute To Luther Vandross". I should know him earlier.
I found Kaleb James and Shanti in the audience and said hi to them while on the intermission.
Second set kicked off with very funky War’s "Slippin’ Into Darkness" which was sung by talented drummer/singer Ralph, who could also sing Al Green among others, besides Philip on harmonica.
Philip called Felicia again and she started to sing awesome "Ain’t No Way", my favorite. Every audience gazed at her. She could be Aretha, she could be Chaka, but she is standing her own right. If I would do "Soul Searchin: Aretha", she’ll be the first singer on my list. Philip decided to play another Aretha song which was sung by Yuri called "Day Dreamin’".
Then Philip said "I’d like to do some unplugged with Ty" and made others left the stage and started to touch keyboards on acoustic piano from high note to down low. Here comes Donny. Ty must have been singing this song thousand times. This is perfect 10 version.
On the last song, they started to play "Boogie Oogie Oogie", but soon the song went into "Boogie Nights", then came strings of soul hits spontaneously which every audience has been really enjoyed. Sometimes, Ralph start to play some song and others followed, or as singer started to sing something, other musicians followed. Very spontaneous. Pumpin’ bass by Carlos Henderson whose favorite bass player is Ray Brown, is alive and kicking. Real musicians could play anything easily. On encore, singers in the audience such as Brenda Vaughn, Shanti, Kaleb came on the stage and jammed with "I’m Every Woman".
New York Allstars, except Philip who resides in Japan, will be leaving on August 7th after 4 months stay in Japan. This Motion Blue Night was said to be the last gig of their own. Their band sound is so addicted to me. Don’t leave me this way. Such a great band. When can I see them again?
Tonight, The Soul Searcher found tons of soul, not only a piece of soul.
[Written by Yoshioka Masaharu--The Soul Searcher]
(Philip and Hanko-ya san and Ty Stephens will have a gig at small Mebius on August 2nd)
(簡単な日本語版、明日ご紹介します)
■メンバー Members
Philip Woo (Keyboard)
Nishiyama "Hankoya" Fumio (Guitar)
Ralph Rolle (Drums)
Carlos Henderson (Bass)
Felicia Graham (Vocal)
Ty Stephens (Vocal)
Kamino Yuri (Vocal)
++Guests
Kaleb James
Shanti
Brenda Vaughn
DJ Stock
Setlist ( )denotes lead singer. [ ] denotes original artist.
01. Shadows (Instrumental)
02. I Know You, I Live You [Chaka Khan]
03. If You Really Love Me [Stevie Wonder]
04. It’s A Shame [Spinners]
05. Tell Me Something Good [Rufus/Chaka Khan]
(19:19)
06. I Can’t Stand The Rain (Yuri) [Ann Peebles, Tina Turner, Graham Central Station]
07. Knocks Me Off My Feet (Ty) [Stevie Wonder, Luther Vandross]
show ended 19:34
Second set
show started 20:34
01. Slippin’ Into Darkness (Ralph on vocal, Philip on harmonica) [War]
02. Ain’t No Way (Felicia) [Aretha Franklin]
03. Day Dreaming (Yuri) [Aretha Franklin]
04. A Song For You (Ty) [Leon Russell, Donny Hathaway, Carpenters]
05. Let’s Stay Together (Ralph, Brenda Vaughn) [Al Green]
06. Fingertips (Part 1 & 2) (Felicia on lead vocal, Kaleb on keys, Philip on harmonica) [Stevie Wonder]
07. I’m Going Down (Felicia) [Rose Royce]
08. Soul Jam Medley: Boogie Woogie Oogie (everybody) [A Taste Of Honey]
--Boogie Nights [Heatwave]
--Papa Was A Rolling Stone [Temptations]
--Boogie Nights [Heatwave]
--Shake Your Body Down To The Ground [Jacksons]
--Wanna Be Startin’ Something [Michael Jackson]
--Supersition [Stevie Wonder]
--Billie Jean (intro riff) [Michael Jackson]
--Thank You [Sly & Family Stone]
--Rhythm Nation (riff) [Janet Jackson]
--Goodtimes/Rappers Delight [Chic / Sugarhill Gang]
--We Are Family [Sister Sledge]
09. Higher Ground [Stevie Wonder]
Enc. I’m Every Woman [Chaka Khan, Whitney Houston]
show ended 22:07
(2006年7月19日水曜、横浜モーションブルー=フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip & New York Allstars
2006-139
【Found Tons Of Soul, Not Only A Piece Of Soul】
Addicted.
One thing The Soul Searcher would like to say to the musicians is "You guys, move to Japan and live here".
If you know the music of 70s and 80s, just read the following setlist, you could imagine and enjoy them.
The back up band for Japanese singer Kubota Toshinobu, they call themselves Philip Woo & The New York Allstars, has been doing few gigs around Tokyo area just for fun. I had traveling all the way from Tokyo to Kichijouji last Wednesday. But it was worth it. They are incredible band, tight unit, great singers, all the musicians have tons of soul which The Soul Searcher really enjoyed.
Their another performance today was once again more than 20 miles away from my home but I know it would be worth it. Even if it’s in the rain.
Musicians happened to read my last blog wrote about performance Cha Cha House in Kichijouji which was written in Japanese but thank God some of their friend translated to them. So I try to write in English, this time.
When I arrived there, they has just ended "Tell Me Something Good". As I sit, Philip called Yuri and she started sing "I Can’t Stand The Rain". That reminded me that last Wednesday was also rain. Deep voice. If I would do "Soul Searchin’: The Session: Memphis Soul" or something, I will delicately call her.
Then came Ty. He sings the song which I missed last week. Stevie’s "Knocks Me Off My Feet" later covered by no other than Luther. Is his version is Stevie’s rendition or Luther’s rendition? No, it’s Ty’s rendition! He should come and sing this on July 1st at "Soul Searchin’: The Session, A Tribute To Luther Vandross". I should know him earlier.
I found Kaleb James and Shanti in the audience and said hi to them while on the intermission.
Second set kicked off with very funky War’s "Slippin’ Into Darkness" which was sung by talented drummer/singer Ralph, who could also sing Al Green among others, besides Philip on harmonica.
Philip called Felicia again and she started to sing awesome "Ain’t No Way", my favorite. Every audience gazed at her. She could be Aretha, she could be Chaka, but she is standing her own right. If I would do "Soul Searchin: Aretha", she’ll be the first singer on my list. Philip decided to play another Aretha song which was sung by Yuri called "Day Dreamin’".
Then Philip said "I’d like to do some unplugged with Ty" and made others left the stage and started to touch keyboards on acoustic piano from high note to down low. Here comes Donny. Ty must have been singing this song thousand times. This is perfect 10 version.
On the last song, they started to play "Boogie Oogie Oogie", but soon the song went into "Boogie Nights", then came strings of soul hits spontaneously which every audience has been really enjoyed. Sometimes, Ralph start to play some song and others followed, or as singer started to sing something, other musicians followed. Very spontaneous. Pumpin’ bass by Carlos Henderson whose favorite bass player is Ray Brown, is alive and kicking. Real musicians could play anything easily. On encore, singers in the audience such as Brenda Vaughn, Shanti, Kaleb came on the stage and jammed with "I’m Every Woman".
New York Allstars, except Philip who resides in Japan, will be leaving on August 7th after 4 months stay in Japan. This Motion Blue Night was said to be the last gig of their own. Their band sound is so addicted to me. Don’t leave me this way. Such a great band. When can I see them again?
Tonight, The Soul Searcher found tons of soul, not only a piece of soul.
[Written by Yoshioka Masaharu--The Soul Searcher]
(Philip and Hanko-ya san and Ty Stephens will have a gig at small Mebius on August 2nd)
(簡単な日本語版、明日ご紹介します)
■メンバー Members
Philip Woo (Keyboard)
Nishiyama "Hankoya" Fumio (Guitar)
Ralph Rolle (Drums)
Carlos Henderson (Bass)
Felicia Graham (Vocal)
Ty Stephens (Vocal)
Kamino Yuri (Vocal)
++Guests
Kaleb James
Shanti
Brenda Vaughn
DJ Stock
Setlist ( )denotes lead singer. [ ] denotes original artist.
01. Shadows (Instrumental)
02. I Know You, I Live You [Chaka Khan]
03. If You Really Love Me [Stevie Wonder]
04. It’s A Shame [Spinners]
05. Tell Me Something Good [Rufus/Chaka Khan]
(19:19)
06. I Can’t Stand The Rain (Yuri) [Ann Peebles, Tina Turner, Graham Central Station]
07. Knocks Me Off My Feet (Ty) [Stevie Wonder, Luther Vandross]
show ended 19:34
Second set
show started 20:34
01. Slippin’ Into Darkness (Ralph on vocal, Philip on harmonica) [War]
02. Ain’t No Way (Felicia) [Aretha Franklin]
03. Day Dreaming (Yuri) [Aretha Franklin]
04. A Song For You (Ty) [Leon Russell, Donny Hathaway, Carpenters]
05. Let’s Stay Together (Ralph, Brenda Vaughn) [Al Green]
06. Fingertips (Part 1 & 2) (Felicia on lead vocal, Kaleb on keys, Philip on harmonica) [Stevie Wonder]
07. I’m Going Down (Felicia) [Rose Royce]
08. Soul Jam Medley: Boogie Woogie Oogie (everybody) [A Taste Of Honey]
--Boogie Nights [Heatwave]
--Papa Was A Rolling Stone [Temptations]
--Boogie Nights [Heatwave]
--Shake Your Body Down To The Ground [Jacksons]
--Wanna Be Startin’ Something [Michael Jackson]
--Supersition [Stevie Wonder]
--Billie Jean (intro riff) [Michael Jackson]
--Thank You [Sly & Family Stone]
--Rhythm Nation (riff) [Janet Jackson]
--Goodtimes/Rappers Delight [Chic / Sugarhill Gang]
--We Are Family [Sister Sledge]
09. Higher Ground [Stevie Wonder]
Enc. I’m Every Woman [Chaka Khan, Whitney Houston]
show ended 22:07
(2006年7月19日水曜、横浜モーションブルー=フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip & New York Allstars
2006-139
Kishita Kohshi: The Moment Time Freezed
2006年7月19日【木下航志、時を止めた瞬間】
フリーズ。
いまだに『ソウル・サーチン・ザ・セッションVol.1〜トリビュート・トゥ・ルーサー・ヴァンドロス』への感想をもらう。感謝してもしきれない。ありがとうございます。こんなメールをSさんからいただいた。
それは、一部の最後を飾った木下航志くんのライヴ・パフォーマンスについてだ。Sさんは、けっこう音楽好き。さまざまなジャンルを聴くが、やはりソウル、R&B系は一番のおきにいりのようだ。ルーサー・ヴァンドロスもリアルタイムで聴いてきたので、『ザ・セッション』自体すべて気に入った、とのことだったが、中でも、航志くんのライヴには今回、特に感銘を受けた、という。
「彼が『スーパースター』を歌い始めた瞬間、凍りついた感じがしました。そして、会場全体がひとつになって、彼を凝視し、全員のエネルギーのヴェクトルが彼に向かったように感じました。会場全体を覆うなんともいえない緊張感。ミュージシャンと観客の間にぴーんと張りつめたものがありました。過去に同じような緊張感を一度だけ経験したことがありました。それは、サンフランシスコでレイ・チャールズのライヴを見た時のことです。その時、レイは『ジョージア・オン・マイ・マインド』と『イエスタデイ』を歌ったのですが、その時の観客もまさにひとつになって、レイに対して恐るべき集中力で耳を傾けていました。航志くんの『スーパースター』を聴いて、その時と同じくらい背筋がぞくぞくとしました。それぐらいすばらしかった。観客を磁石のように、しかも、有無を言わさず惹きつけてしまう航志くんというのは、ほんとうにとてつもない存在だと思います。一体この子は将来、どうなって、どこへ行ってしまうのでしょう」
実は、まだ書いてなかったが、本番前のリハーサルの時にも似たようなことが起こっていたのだ。リハの時は、スタッフも出演者もそれぞれの持ち場で、いろいろなことをやっているので、本当にがやがやしているもの。そんな中で音をだして、正しくでているかなどをチェックしながら、ある者は楽器の音だしをし、ある者は歌ったりしている。
そして、航志くんがケイリブとともに「スーパースター」を歌い始めたところ、少々大げさに言えば、みんなの手が止まったのだ。それを見た僕も、一瞬立ちすくんだ。プロデューサーの永島さんから「かなりいいできだよ」とは聴いていたのだが、まさかここまで作り上げるとは、とびっくりしていた。それで、その感想を一言、彼が観客の前で歌う時にちらっともらしてしまったほどだった。本番では、高山広さんの感動の『ヘヴンズ・スタジオ〜ルーサー物語』が終わった後。あの後を受けて、歌えるのは航志くんしかいない。あの流れは完璧だったと思う。
シンガーは、他人の曲を自分のものにしてこそ、シンガー。その曲の理解力、解釈力、それはミュージシャンとしての力、実力だ。ルーサーも、アレサも、カヴァーのセンスが抜群だった。そして航志くんも、「スーパースター」をしっかりと自分のものにしていた。
航志くんには、あの「スーパースター」という楽曲が、ものすごくあっていたのだろうと思う。航志くんは、「きっとあの時、音楽の神様が降りてきたのだと思います」とこともなげに言う。音楽の神か、ルーサーが降りてきて、時をフリーズしたのだろう。そんな瞬間に立ち会えた人は幸福だ。
■木下航志、『ソウル・ブレンズ』でその「スーパースター」をローズ1本で歌います。7月23日(日曜)インターFM(76.1)、ゲスト枠午後3時半くらいから。これは要エアチェックです。
ENT>MUSIC>ARTIST>Kishita, Kohshi
フリーズ。
いまだに『ソウル・サーチン・ザ・セッションVol.1〜トリビュート・トゥ・ルーサー・ヴァンドロス』への感想をもらう。感謝してもしきれない。ありがとうございます。こんなメールをSさんからいただいた。
それは、一部の最後を飾った木下航志くんのライヴ・パフォーマンスについてだ。Sさんは、けっこう音楽好き。さまざまなジャンルを聴くが、やはりソウル、R&B系は一番のおきにいりのようだ。ルーサー・ヴァンドロスもリアルタイムで聴いてきたので、『ザ・セッション』自体すべて気に入った、とのことだったが、中でも、航志くんのライヴには今回、特に感銘を受けた、という。
「彼が『スーパースター』を歌い始めた瞬間、凍りついた感じがしました。そして、会場全体がひとつになって、彼を凝視し、全員のエネルギーのヴェクトルが彼に向かったように感じました。会場全体を覆うなんともいえない緊張感。ミュージシャンと観客の間にぴーんと張りつめたものがありました。過去に同じような緊張感を一度だけ経験したことがありました。それは、サンフランシスコでレイ・チャールズのライヴを見た時のことです。その時、レイは『ジョージア・オン・マイ・マインド』と『イエスタデイ』を歌ったのですが、その時の観客もまさにひとつになって、レイに対して恐るべき集中力で耳を傾けていました。航志くんの『スーパースター』を聴いて、その時と同じくらい背筋がぞくぞくとしました。それぐらいすばらしかった。観客を磁石のように、しかも、有無を言わさず惹きつけてしまう航志くんというのは、ほんとうにとてつもない存在だと思います。一体この子は将来、どうなって、どこへ行ってしまうのでしょう」
実は、まだ書いてなかったが、本番前のリハーサルの時にも似たようなことが起こっていたのだ。リハの時は、スタッフも出演者もそれぞれの持ち場で、いろいろなことをやっているので、本当にがやがやしているもの。そんな中で音をだして、正しくでているかなどをチェックしながら、ある者は楽器の音だしをし、ある者は歌ったりしている。
そして、航志くんがケイリブとともに「スーパースター」を歌い始めたところ、少々大げさに言えば、みんなの手が止まったのだ。それを見た僕も、一瞬立ちすくんだ。プロデューサーの永島さんから「かなりいいできだよ」とは聴いていたのだが、まさかここまで作り上げるとは、とびっくりしていた。それで、その感想を一言、彼が観客の前で歌う時にちらっともらしてしまったほどだった。本番では、高山広さんの感動の『ヘヴンズ・スタジオ〜ルーサー物語』が終わった後。あの後を受けて、歌えるのは航志くんしかいない。あの流れは完璧だったと思う。
シンガーは、他人の曲を自分のものにしてこそ、シンガー。その曲の理解力、解釈力、それはミュージシャンとしての力、実力だ。ルーサーも、アレサも、カヴァーのセンスが抜群だった。そして航志くんも、「スーパースター」をしっかりと自分のものにしていた。
航志くんには、あの「スーパースター」という楽曲が、ものすごくあっていたのだろうと思う。航志くんは、「きっとあの時、音楽の神様が降りてきたのだと思います」とこともなげに言う。音楽の神か、ルーサーが降りてきて、時をフリーズしたのだろう。そんな瞬間に立ち会えた人は幸福だ。
■木下航志、『ソウル・ブレンズ』でその「スーパースター」をローズ1本で歌います。7月23日(日曜)インターFM(76.1)、ゲスト枠午後3時半くらいから。これは要エアチェックです。
ENT>MUSIC>ARTIST>Kishita, Kohshi
Two Interesting Compilation Album Has Released: "Atlantic Unearthed: Soul Brothers" & "Atlantic Une…
2006年7月18日【アトランティック掘り起し作品集登場】
掘り起し。
ソウルの名門アトランティック・レコードの倉庫に眠る作品群を掘り起した強力なコンピレーション・アルバム2枚が出た。
男性シンガーを編纂した「アトランティック・アンアースド:ソウル・ブラザース」とその女性版「アトランティック・アンアースド:ソウル・シスターズ」。「アンアースド(Unearthed)」というのが、「〜を掘り起す、発掘する」という意味だ。まさに、タイトル通りのコンピレーション、全米で2006年6月6日リリースされた。
ソウルの宝庫アトランティック・レコードに残っている未発表曲、またシングルのB面などに収められていた作品などを集めて編纂したアルバムで、初CD化のものも多数ある。日本でのリリースも検討中。
例えば、男性編では、ウィルソン・ピケット、ダニー・ハザウェイ、アーサー・コンレー、パーシー・スレッジらの未発表曲が収録されている。女性シンガー編ではアレサ・フランクリン、マージー・ジョセフ、パティー・ラベル、ディー・ディー・ワーウィック、スイート・インスピレーション、べティー・スワンの未発表曲が収録。またシングルのみのリリースでCD化されていなかった作品なども多い。だいたい64年から73年までにリリースされたものが中心になっている。
このコンピレーションを編纂したのは、ソウル・ミュージック研究家デイヴィッド・ネイサン。ネイサンはイギリス人で、現在はロスアンジェルス在住。イギリスのソウル音楽雑誌「ブルース・アンド・ソウル」に60年代後期からソウル関係の原稿を書き始め、「イギリスのソウルミュージック大使」の異名をとる。膨大な知識と取材によって、ソウル博士としても知られ、多数のライナーノーツ、コンピレーションの編集などを行っている。
どの曲も聴き応えがあるが、男性シンガーではピケット、ウーマック、クレイなど特に印象に残る。また、ダニー・ハザウェイの未発表曲も、すばらしい。これは73年1月にアリフ・マーディンのプロデュースで録音されている。シャイ・ライツで72年にヒットする「コールデスト・デイズ・オブ・マイ・ライフ」は、それより先に、おなじくシカゴのウォルター・ジャクソンが70年にレコーディングしていたことを初めて知った。
女性編では、なんといってもアレサ・フランクリンが歌う未発表ヴァージョン「マイ・ウェイ」だろう。しかし、なんであのスタンダードがこんなにもソウルフルになってしまうのだろうか。まさに楽曲の解釈力のすさまじさを爆発させている。プロデュースはトム・ダウドとアリフ・マーディンで、70年3月の録音。
カントリー・フィールもあるベティー・スワンの未発表曲「アイ・エイント・ザット・イージー・トゥ・ルーズ」は、モータウンのテルマ・ヒューストンが録音した曲のカヴァーということだが、どこかグラディス・ナイトあたりがレコーディングしそうな作品だ。「イフ・アイ・ワー・ユア・ウーマン」によく似ている。
ベイビー・ワシントンの歌うジミー・ラッフィンのヒット「ホワット・ビカームズ・オブ・ザ・ブロークン・ハーテッド」は、最近では『永遠のモータウン』で歌われ、かなり日本でも有名になっている。
それにしても、アトランティックの倉庫は、宝の山なんだろうな。
■ライノのウェッブ
"Atlantic Unearthed: Soul Brothers" (Atlantic/Rhino 77625-2)
http://www.rhino.com/store/ProductDetail.lasso?Number=77625
01. Can’t Stop A Man In Love - Wilson Pickett
02. How Does It Feel - Bobby Womack
03. You Left The Water Running - Sam & Dave
04. Rome (Wasn’t Built In A Day) - Arthur Conley
05. Book Of Memories - Percy Wiggins
06. That’s How It Feels - The Soul Clan
07. I Love You More Than Words Can Say - Otis Redding
08. Baby, Baby, Baby - Percy Sledge
09. Hold On - James Carr
10. Pouring Water On A Drowning Man - Otis Clay
11. Lovebones - Mighty Sam
12. The Love Of My Woman - Darrell Banks
13. Coldest Days Of My Life - Walter Jackson
14. Whiter Shade Of Pale - R.B. Greaves
15. Change With The Seasons - Carl Hall
16. What A Woman Really Means - Donny Hathaway
"Atlantic Unearthed: Soul Sisters" (Atlantic/Rhino 77626-2)
http://www.rhino.com/store/productdetail.lasso?number=77626
01. My Way - Aretha Franklin
02. It’s Growing - Margie Joseph
03. (1-2-3-4-5-6-7) Count The Days - Patti LaBelle & The Blue Belles
04. Please Little Angel - Doris Troy
05. Hands Off My Baby - Mary Wells
06. My Best Friend’s Man - Dee Dee Sharp
07. Rescue Me - Dee Dee Warwick
08. What Becomes Of The Brokenhearted - Baby Washington
09. Full Time Woman - Irma Thomas
10. I Got To Love Somebody’s Baby - Judy Clay
11. Cheater Man - Esther Phillips
12. What A Man - Laura Lee
13. Ain’t Nothing Gonna Change Me - The Sweet Inspirations
14. It Ain’t Who You Know - Jackie Moore
15. I Ain’t that Easy To Lose - Betty Swann
16. Thankful For What I Got - Barabara Lewis
ENT>MUSIC>ALBUM>Soul Compilation
掘り起し。
ソウルの名門アトランティック・レコードの倉庫に眠る作品群を掘り起した強力なコンピレーション・アルバム2枚が出た。
男性シンガーを編纂した「アトランティック・アンアースド:ソウル・ブラザース」とその女性版「アトランティック・アンアースド:ソウル・シスターズ」。「アンアースド(Unearthed)」というのが、「〜を掘り起す、発掘する」という意味だ。まさに、タイトル通りのコンピレーション、全米で2006年6月6日リリースされた。
ソウルの宝庫アトランティック・レコードに残っている未発表曲、またシングルのB面などに収められていた作品などを集めて編纂したアルバムで、初CD化のものも多数ある。日本でのリリースも検討中。
例えば、男性編では、ウィルソン・ピケット、ダニー・ハザウェイ、アーサー・コンレー、パーシー・スレッジらの未発表曲が収録されている。女性シンガー編ではアレサ・フランクリン、マージー・ジョセフ、パティー・ラベル、ディー・ディー・ワーウィック、スイート・インスピレーション、べティー・スワンの未発表曲が収録。またシングルのみのリリースでCD化されていなかった作品なども多い。だいたい64年から73年までにリリースされたものが中心になっている。
このコンピレーションを編纂したのは、ソウル・ミュージック研究家デイヴィッド・ネイサン。ネイサンはイギリス人で、現在はロスアンジェルス在住。イギリスのソウル音楽雑誌「ブルース・アンド・ソウル」に60年代後期からソウル関係の原稿を書き始め、「イギリスのソウルミュージック大使」の異名をとる。膨大な知識と取材によって、ソウル博士としても知られ、多数のライナーノーツ、コンピレーションの編集などを行っている。
どの曲も聴き応えがあるが、男性シンガーではピケット、ウーマック、クレイなど特に印象に残る。また、ダニー・ハザウェイの未発表曲も、すばらしい。これは73年1月にアリフ・マーディンのプロデュースで録音されている。シャイ・ライツで72年にヒットする「コールデスト・デイズ・オブ・マイ・ライフ」は、それより先に、おなじくシカゴのウォルター・ジャクソンが70年にレコーディングしていたことを初めて知った。
女性編では、なんといってもアレサ・フランクリンが歌う未発表ヴァージョン「マイ・ウェイ」だろう。しかし、なんであのスタンダードがこんなにもソウルフルになってしまうのだろうか。まさに楽曲の解釈力のすさまじさを爆発させている。プロデュースはトム・ダウドとアリフ・マーディンで、70年3月の録音。
カントリー・フィールもあるベティー・スワンの未発表曲「アイ・エイント・ザット・イージー・トゥ・ルーズ」は、モータウンのテルマ・ヒューストンが録音した曲のカヴァーということだが、どこかグラディス・ナイトあたりがレコーディングしそうな作品だ。「イフ・アイ・ワー・ユア・ウーマン」によく似ている。
ベイビー・ワシントンの歌うジミー・ラッフィンのヒット「ホワット・ビカームズ・オブ・ザ・ブロークン・ハーテッド」は、最近では『永遠のモータウン』で歌われ、かなり日本でも有名になっている。
それにしても、アトランティックの倉庫は、宝の山なんだろうな。
■ライノのウェッブ
"Atlantic Unearthed: Soul Brothers" (Atlantic/Rhino 77625-2)
http://www.rhino.com/store/ProductDetail.lasso?Number=77625
01. Can’t Stop A Man In Love - Wilson Pickett
02. How Does It Feel - Bobby Womack
03. You Left The Water Running - Sam & Dave
04. Rome (Wasn’t Built In A Day) - Arthur Conley
05. Book Of Memories - Percy Wiggins
06. That’s How It Feels - The Soul Clan
07. I Love You More Than Words Can Say - Otis Redding
08. Baby, Baby, Baby - Percy Sledge
09. Hold On - James Carr
10. Pouring Water On A Drowning Man - Otis Clay
11. Lovebones - Mighty Sam
12. The Love Of My Woman - Darrell Banks
13. Coldest Days Of My Life - Walter Jackson
14. Whiter Shade Of Pale - R.B. Greaves
15. Change With The Seasons - Carl Hall
16. What A Woman Really Means - Donny Hathaway
"Atlantic Unearthed: Soul Sisters" (Atlantic/Rhino 77626-2)
http://www.rhino.com/store/productdetail.lasso?number=77626
01. My Way - Aretha Franklin
02. It’s Growing - Margie Joseph
03. (1-2-3-4-5-6-7) Count The Days - Patti LaBelle & The Blue Belles
04. Please Little Angel - Doris Troy
05. Hands Off My Baby - Mary Wells
06. My Best Friend’s Man - Dee Dee Sharp
07. Rescue Me - Dee Dee Warwick
08. What Becomes Of The Brokenhearted - Baby Washington
09. Full Time Woman - Irma Thomas
10. I Got To Love Somebody’s Baby - Judy Clay
11. Cheater Man - Esther Phillips
12. What A Man - Laura Lee
13. Ain’t Nothing Gonna Change Me - The Sweet Inspirations
14. It Ain’t Who You Know - Jackie Moore
15. I Ain’t that Easy To Lose - Betty Swann
16. Thankful For What I Got - Barabara Lewis
ENT>MUSIC>ALBUM>Soul Compilation
【暑すぎる夏〜ソイソウルの新曲は「トゥ・ホット」】
狂気。
『ソウル・ブレンズ』に東京のファンクバンド、ソイ・ソウルがゲストで登場。総勢11人の大型セルフ・コンテインド・バンドだが、まさか11人スタジオに来ていただいても中には入れないので、今回はリード・シンガーのズーコと、ラッパーのケイオンの2人が参加。
ソイソウル・ファンならご存知だが、ケイオンはしばらく前から登場しているキャラクター「ドクター・ウォン」でもある。ドクター・ウォンは、オハイオ州出身のファンクマスターだが現在なぜか仮の住まいを御徒町に構えている。僕もその姿を前回のライヴで見たが、かなりおもしろい。
最新シングルのタイトルは、「トゥ・ホット」。クール&ザ・ギャングの大ヒットにも同名曲があったが、これはまったく違うオリジナル曲。ズーコ曰く「大体レコーディングは夜中なんで、夜中に大騒ぎしてやってるのをこうやって真昼間に聴くと、はずかしいわ〜〜」とのこと。アップテンポのロック調の作品で、あちこちにドクター・ウォンの妙な声が入る。アイポッドのダウンロードでは、3位になる人気だそうだ。もっともっとブレイクすればいいのにね!
それにしても、このところの暑さははんぱじゃない。まあ、そんな暑い東京の夏に、どんぴしゃな1曲というところでしょうか。「トゥ・ホット(暑すぎる)」は、夏の狂気(サマー・マッドネス)を演出。
■来週日曜(23日)渋谷デュオで、ソイソウルのライヴあります。
■過去関連記事
今までにこんなに書いてたとは、自分でもびっくり。
2004/01/17 (Sat)
Soysoul Live At Shibuya Quatro: Zooco Is A Tamer Of Wild Beasts
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040117.html
2004/07/03 (Sat)
"Midnight Love" To Soysoul Live
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200407/diary20040703.html
2004/09/06 (Mon)
Two Places At The Same Time: Budoukan Or Yokosuka
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200409/diary20040906.html
2004/11/04 (Thu)
Chain Of Funk Gang: From Soysoul To Their Friends, One After Another
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041104.html
August 07, 2005
Soysoul Live At Blues Alley: Hottest Funk Band On A Hottest Day Of This Summer
http://blog.soulsearchin.com/archives/000432.html
June 06, 2006
Soysoul Live & Philip Woo Announces His Live Info In Japanese
http://blog.soulsearchin.com/archives/001061.html
■ ソイソウル・ライヴ
2006年7月23日(日曜)
渋谷デュオ 開場 17時 開演17時30分
チケット 前売り3500円 当日4000円(ドリンク別、全席自由、整理番号順入場)
問合せ キョードー東京 03-3498-9999
2006年7月26日(水曜)
「SOUL POWER TOKYO SUMMIT 2006」
会場 : 国立代々木競技場第一体育館
開場 : 17:30 開演 : 18:30
料金(税込) : ¥7,000(税込)
問い合わせ先 : ディスクガレージ TEL:03-5436-9600
出演:ゴスペラーズ、ゴスペラッツ、鈴木雅之、Skoop On Somebody SOY SOUL
+++++++++++
ENT>MUSIC>ARTIST>Soy Soul
狂気。
『ソウル・ブレンズ』に東京のファンクバンド、ソイ・ソウルがゲストで登場。総勢11人の大型セルフ・コンテインド・バンドだが、まさか11人スタジオに来ていただいても中には入れないので、今回はリード・シンガーのズーコと、ラッパーのケイオンの2人が参加。
ソイソウル・ファンならご存知だが、ケイオンはしばらく前から登場しているキャラクター「ドクター・ウォン」でもある。ドクター・ウォンは、オハイオ州出身のファンクマスターだが現在なぜか仮の住まいを御徒町に構えている。僕もその姿を前回のライヴで見たが、かなりおもしろい。
最新シングルのタイトルは、「トゥ・ホット」。クール&ザ・ギャングの大ヒットにも同名曲があったが、これはまったく違うオリジナル曲。ズーコ曰く「大体レコーディングは夜中なんで、夜中に大騒ぎしてやってるのをこうやって真昼間に聴くと、はずかしいわ〜〜」とのこと。アップテンポのロック調の作品で、あちこちにドクター・ウォンの妙な声が入る。アイポッドのダウンロードでは、3位になる人気だそうだ。もっともっとブレイクすればいいのにね!
それにしても、このところの暑さははんぱじゃない。まあ、そんな暑い東京の夏に、どんぴしゃな1曲というところでしょうか。「トゥ・ホット(暑すぎる)」は、夏の狂気(サマー・マッドネス)を演出。
■来週日曜(23日)渋谷デュオで、ソイソウルのライヴあります。
■過去関連記事
今までにこんなに書いてたとは、自分でもびっくり。
2004/01/17 (Sat)
Soysoul Live At Shibuya Quatro: Zooco Is A Tamer Of Wild Beasts
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040117.html
2004/07/03 (Sat)
"Midnight Love" To Soysoul Live
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200407/diary20040703.html
2004/09/06 (Mon)
Two Places At The Same Time: Budoukan Or Yokosuka
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200409/diary20040906.html
2004/11/04 (Thu)
Chain Of Funk Gang: From Soysoul To Their Friends, One After Another
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041104.html
August 07, 2005
Soysoul Live At Blues Alley: Hottest Funk Band On A Hottest Day Of This Summer
http://blog.soulsearchin.com/archives/000432.html
June 06, 2006
Soysoul Live & Philip Woo Announces His Live Info In Japanese
http://blog.soulsearchin.com/archives/001061.html
■ ソイソウル・ライヴ
2006年7月23日(日曜)
渋谷デュオ 開場 17時 開演17時30分
チケット 前売り3500円 当日4000円(ドリンク別、全席自由、整理番号順入場)
問合せ キョードー東京 03-3498-9999
2006年7月26日(水曜)
「SOUL POWER TOKYO SUMMIT 2006」
会場 : 国立代々木競技場第一体育館
開場 : 17:30 開演 : 18:30
料金(税込) : ¥7,000(税込)
問い合わせ先 : ディスクガレージ TEL:03-5436-9600
出演:ゴスペラーズ、ゴスペラッツ、鈴木雅之、Skoop On Somebody SOY SOUL
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ENT>MUSIC>ARTIST>Soy Soul
【ソウル・ステップ・ダンスの踊り方教則本・発売】
集大成。
これまでに日本のディスコで踊られてきたさまざまなステップ・ダンスの踊り方などを詳細な図解で紹介した本が2006年7月2日発売された。タイトルは、『All About Soul Disco Dance・ソウル・ディスコ・ダンスのすべて』(ドン勝本著=メディア・ミル〜星雲社=1905円+税)。
勝本氏は、70年代初期から多くのディスコの運営をし、またさまざまなステップをニック岡井氏らとともに、開発、広めてきた。この本では、日本でよく踊られるさままざなステップを網羅し、足や手の動かし方などを図解と分解写真で踊り方を紹介している。またそのステップを踊るのに適した楽曲の一覧表もある。
例えば「ファンキー・ウォーク」、「ポップコーン」、「バスストップ」、「ゲット・レディー」などのステップに適した曲は何かなどがすぐわかる。
他に、ソウル・ディスコ・ダンスの歴史なども紹介されている。また、この本には踊り方を示したDVDも添付されていて、イラストなどでわかりにくい部分も、この実際に動く映像でよくわかるようになっている。ソウル・ダンスの集大成のような本だ。
全国の書店、ソウルバーなどで発売中。ソウル・ステップを覚えたい人には便利な一冊。
(ドン勝本氏、7月30日の『ソウル・ブレンズ』内「ソウル・サーチン」のコーナーにゲスト出演します)
ENT>BOOKS>All About Soul Disco Dance
集大成。
これまでに日本のディスコで踊られてきたさまざまなステップ・ダンスの踊り方などを詳細な図解で紹介した本が2006年7月2日発売された。タイトルは、『All About Soul Disco Dance・ソウル・ディスコ・ダンスのすべて』(ドン勝本著=メディア・ミル〜星雲社=1905円+税)。
勝本氏は、70年代初期から多くのディスコの運営をし、またさまざまなステップをニック岡井氏らとともに、開発、広めてきた。この本では、日本でよく踊られるさままざなステップを網羅し、足や手の動かし方などを図解と分解写真で踊り方を紹介している。またそのステップを踊るのに適した楽曲の一覧表もある。
例えば「ファンキー・ウォーク」、「ポップコーン」、「バスストップ」、「ゲット・レディー」などのステップに適した曲は何かなどがすぐわかる。
他に、ソウル・ディスコ・ダンスの歴史なども紹介されている。また、この本には踊り方を示したDVDも添付されていて、イラストなどでわかりにくい部分も、この実際に動く映像でよくわかるようになっている。ソウル・ダンスの集大成のような本だ。
全国の書店、ソウルバーなどで発売中。ソウル・ステップを覚えたい人には便利な一冊。
(ドン勝本氏、7月30日の『ソウル・ブレンズ』内「ソウル・サーチン」のコーナーにゲスト出演します)
ENT>BOOKS>All About Soul Disco Dance
【ブラック・アイド・ピーズ】
次。
今回で4回目の来日となるブラック・アイド・ピーズは、まさに旬の勢いが爆発している。いくつか気づいたことを簡単に。
ファギーは「シャット・アップ」で右手にマイクを持ち、片手で前回転をする。5回くらいか。かなりの筋肉質だ。これはすごいな。(笑)
セットリストの「テーブルス&ソロ」は、二人がテーブルと椅子のようなものをステージに持って、それらをステージの床に叩いて、音をだすもの。『ブリング・ダ・ノイズ』や『ストンプ』を思い出した。彼らもそのあたりのパフォーマンスを見て、アイデアを得たのだろう。ここで、机を叩くスティックを舞台そでのスタッフにワンバウンドで投げるのだが、スタッフからそれが直接投げ返され、彼がキャッチして、また叩きつづける。
ただここでロック風ギターのソロ、サックスのソロなどが演奏されるが、別にバンドの演奏技術で勝負するミュージシャンではないので、これはカットできるだろう。この部分を他のヒット曲に差し替えてもらうともっといい。
いわゆる「ニュー・クラシック・ソウル」に「ヒップ・ホップ」の要素をふんだんにとりいれた音楽性、それがBEPの特徴のように感じた。ファギーひとりが加わることによって、ブラック・アイド・ピーズには「彩り(いろどり)」がついた。
3作目のタイトルは『エレファンク』、「エレファント(象)」をもじったもの。4作目は、『モンキー・ビジネス』。猿だ。では、5作目の動物は何になるのだろうか。ネコ、犬? それとももっと大きく、キリンとかワニとか。
来日は2001年、2004年2月、2005年9月以来。
それにしても、「世の中どうなってしまったんだ、愛はどこへ行った」と歌う「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」は、「21世紀の『ホワッツ・ゴーイング・オン』」になりつつある。まさに永久不滅曲だ。この曲は彼らが2001年12月26日から録音し始めた作品ということで、まさに2001年9月11日のテロでの衝撃を歌にしたものだ。
ジャケットを見ていたら、彼らのツアーの条件の詳細がでていた。4人はファースト・クラスをそれぞれ2席ずつ使うのね。
■ブラック・アイド・ピーズ前前回のライヴ記事
2004/02/12 (Thu)
Black Eyed Peas Live At Ebisu Garden Hall: Love Is There
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040212.html
ENT>MUSIC>LIVE>Black Eyed Peas
次。
今回で4回目の来日となるブラック・アイド・ピーズは、まさに旬の勢いが爆発している。いくつか気づいたことを簡単に。
ファギーは「シャット・アップ」で右手にマイクを持ち、片手で前回転をする。5回くらいか。かなりの筋肉質だ。これはすごいな。(笑)
セットリストの「テーブルス&ソロ」は、二人がテーブルと椅子のようなものをステージに持って、それらをステージの床に叩いて、音をだすもの。『ブリング・ダ・ノイズ』や『ストンプ』を思い出した。彼らもそのあたりのパフォーマンスを見て、アイデアを得たのだろう。ここで、机を叩くスティックを舞台そでのスタッフにワンバウンドで投げるのだが、スタッフからそれが直接投げ返され、彼がキャッチして、また叩きつづける。
ただここでロック風ギターのソロ、サックスのソロなどが演奏されるが、別にバンドの演奏技術で勝負するミュージシャンではないので、これはカットできるだろう。この部分を他のヒット曲に差し替えてもらうともっといい。
いわゆる「ニュー・クラシック・ソウル」に「ヒップ・ホップ」の要素をふんだんにとりいれた音楽性、それがBEPの特徴のように感じた。ファギーひとりが加わることによって、ブラック・アイド・ピーズには「彩り(いろどり)」がついた。
3作目のタイトルは『エレファンク』、「エレファント(象)」をもじったもの。4作目は、『モンキー・ビジネス』。猿だ。では、5作目の動物は何になるのだろうか。ネコ、犬? それとももっと大きく、キリンとかワニとか。
来日は2001年、2004年2月、2005年9月以来。
それにしても、「世の中どうなってしまったんだ、愛はどこへ行った」と歌う「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」は、「21世紀の『ホワッツ・ゴーイング・オン』」になりつつある。まさに永久不滅曲だ。この曲は彼らが2001年12月26日から録音し始めた作品ということで、まさに2001年9月11日のテロでの衝撃を歌にしたものだ。
ジャケットを見ていたら、彼らのツアーの条件の詳細がでていた。4人はファースト・クラスをそれぞれ2席ずつ使うのね。
■ブラック・アイド・ピーズ前前回のライヴ記事
2004/02/12 (Thu)
Black Eyed Peas Live At Ebisu Garden Hall: Love Is There
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040212.html
ENT>MUSIC>LIVE>Black Eyed Peas
【愛はどこに? ブラック・アイド・ピーズ・ライヴ】
暑。
武道館のいわゆるアリーナは、ブロック指定の立ち見で、巨大ダンスフロアーと化していた。ウィル・アイ・アム、アップル・ダップ、タブー、そして、紅一点ファギーの4人組ブラック・アイド・ピーズのライヴ。ヒップホップだが、音楽的要素が強くここ2年ほどで爆発的人気を獲得している。やはり前作(通算3作目)『エレファンク』からの「ホエア・イズ・ラヴ」の大ヒットが大きかった。
ファギーが可愛くセクシーで、ひじょうに存在感をアピール。片手で前方に回転したのには驚いた。他にメンバーたちは爆転までしていた。かと思えばウィル・アイ・アムのとぼけた表情もおもしろい。
例えば80年代の作品をサンプリングすることによってベーシックな音楽的要素が強まるので、やはり聴きやすく、しかものりも抜群。ステージは熱く、観客席は暑かった。
舞台正面にあったモンキーの平面イラストは、いつのまにか巨大な立体のモンキーになって、左右前後に動いていた。
後半「ホエア・イズ・ラヴ」では、観客に携帯電話のライトをつけさせ、それを持って腕を振らせた。暗闇の観客席に揺れ動く無数の光りは、まるで星の瞬きのようだった。そして、曲が終わったところで、メンバーは指でハートマークを作った。まさに、武道館に愛が溢れた瞬間だった。
CD
1st CD Behind The Front (1998/6)
2nd CD Bridging The Gap (2000/10)
3rd CD Elephunk (2003/8)
4th CD Monkey Business (2005/5)
Setlist
show started 19:07 (lights went off)
01. Intro
02. Hey Mama (From 3rd "Elephunk")
03. Hands Up (From 3rd "Elephunk")
04. Disco Club (From 4th "Monkey Business")
05. Dum Diddly (From 4th "Monkey Business")
06. Smells Like Funk (From 3rd "Elephunk")
07. Joints & Jam (From 1st "Behind The Front")
08. Don’t Lie (From 4th "Monkey Business")
09. Shut Up (From 3rd "Elephunk")
[Freestyle Section 10-16]
10. No Woman, No Cry (Wil I Am)
11. Freestyle Jam (Taboo)
12. The Apl Song (From 3rd "Elephunk") (Apl)
13. Bebot (From 4th "Monkey Business")
14. Freestyle Jam (Fergie)
15. London Bridges (From New Fergie Solo Album "The Dutchess") (Fergie)
16. Gone Going (From 4th "Monkey Business") (Wil)
17. Pump It (From 4th "Monkey Business")
18. Where Is The Love (From 3rd "Elephunk")
19. Tables & Solos
20. My Style (From 4th "Monkey Business")
21. Don’t Phunk With My Heart (From 4th "Monkey Business")
22. My Humps (From 4th "Monkey Business")
23. Let’s Get Started (Let’s Get Retarded) (From 3rd "Elephunk")
24. Jump Around
--. Happy Birthday (To Taboo)
show ended 20:59
(2006年7月13日木曜、日本武道館=ブラック・アイド・ピーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Black Eyed Peas
2006-136
暑。
武道館のいわゆるアリーナは、ブロック指定の立ち見で、巨大ダンスフロアーと化していた。ウィル・アイ・アム、アップル・ダップ、タブー、そして、紅一点ファギーの4人組ブラック・アイド・ピーズのライヴ。ヒップホップだが、音楽的要素が強くここ2年ほどで爆発的人気を獲得している。やはり前作(通算3作目)『エレファンク』からの「ホエア・イズ・ラヴ」の大ヒットが大きかった。
ファギーが可愛くセクシーで、ひじょうに存在感をアピール。片手で前方に回転したのには驚いた。他にメンバーたちは爆転までしていた。かと思えばウィル・アイ・アムのとぼけた表情もおもしろい。
例えば80年代の作品をサンプリングすることによってベーシックな音楽的要素が強まるので、やはり聴きやすく、しかものりも抜群。ステージは熱く、観客席は暑かった。
舞台正面にあったモンキーの平面イラストは、いつのまにか巨大な立体のモンキーになって、左右前後に動いていた。
後半「ホエア・イズ・ラヴ」では、観客に携帯電話のライトをつけさせ、それを持って腕を振らせた。暗闇の観客席に揺れ動く無数の光りは、まるで星の瞬きのようだった。そして、曲が終わったところで、メンバーは指でハートマークを作った。まさに、武道館に愛が溢れた瞬間だった。
CD
1st CD Behind The Front (1998/6)
2nd CD Bridging The Gap (2000/10)
3rd CD Elephunk (2003/8)
4th CD Monkey Business (2005/5)
Setlist
show started 19:07 (lights went off)
01. Intro
02. Hey Mama (From 3rd "Elephunk")
03. Hands Up (From 3rd "Elephunk")
04. Disco Club (From 4th "Monkey Business")
05. Dum Diddly (From 4th "Monkey Business")
06. Smells Like Funk (From 3rd "Elephunk")
07. Joints & Jam (From 1st "Behind The Front")
08. Don’t Lie (From 4th "Monkey Business")
09. Shut Up (From 3rd "Elephunk")
[Freestyle Section 10-16]
10. No Woman, No Cry (Wil I Am)
11. Freestyle Jam (Taboo)
12. The Apl Song (From 3rd "Elephunk") (Apl)
13. Bebot (From 4th "Monkey Business")
14. Freestyle Jam (Fergie)
15. London Bridges (From New Fergie Solo Album "The Dutchess") (Fergie)
16. Gone Going (From 4th "Monkey Business") (Wil)
17. Pump It (From 4th "Monkey Business")
18. Where Is The Love (From 3rd "Elephunk")
19. Tables & Solos
20. My Style (From 4th "Monkey Business")
21. Don’t Phunk With My Heart (From 4th "Monkey Business")
22. My Humps (From 4th "Monkey Business")
23. Let’s Get Started (Let’s Get Retarded) (From 3rd "Elephunk")
24. Jump Around
--. Happy Birthday (To Taboo)
show ended 20:59
(2006年7月13日木曜、日本武道館=ブラック・アイド・ピーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Black Eyed Peas
2006-136
Philip Woo Band: So Tight, So Funky
2006年7月13日【フィリップ・ウー・バンド〜ファンキーでタイト】
タイト。
ちょうどチャチャハウスに到着したのが、8時半頃。最初3セットでセカンドが8時半からかと思っていたら、なんと2ステージで7時45分と9時45分だった。ファーストは半分くらい聴けなかった。
フィリップがバンドマスターを務めるバンドだが、主要メンバーはみな現在久保田利伸のツアーに参加しているミュージシャンたちだ。はいってすぐに「スーパースター」が歌われたが、これに続いてウォーの大ヒット「スリッピン・イントゥ・ダークネス」が演奏された。いやあ、まいった。めちゃかっこいいバンドだ。間違いないソウル、ファンク・バンド。日本在住のミュージシャンでここまでできるか、これはすごい、と思ったら、フィリップと西山さん以外はみなニューヨーク(ニュージャージー)から、来ている連中だという。それにしても、バンドサウンドとしてずいぶんとまとまっていて、なによりグルーヴ感があり、彼らのような素晴らしいバンドをこのようなライヴハウスで簡単に見られるなんて、などと喜んでしまった。
さらに、次にでてきた女性シンガー、フェリシア・グラハムが歌いだしたのは、わおおおおおっ、アレサ・フランクリンの「エイント・ノー・ウェイ」! このタイトなソウルバンドに、このソウルフルな歌。もうノックアウトさせられた。「ソウル・サーチン・ザ・セッション」でアレサをやるときは、絶対に彼女にでてもらいたい。そして、この時バックでコーラスをつけていたタイ・スティーブンス。これまたすごい声をだしていた。まいった。彼のコーラスとフェリシアの歌のセットで、ぜひお願いしたい。単体の曲としては、かなり感動した。日本に引っ越してきて! っていう感じだ。
それにしても、このバンドはメンバーがすでに3回も久保田ツアーをやっているというので、お互い気心も知れ、ひじょうにタイトにまとまっている。このバンドで歌える久保田さんは、それは気持ちいいことでしょう。
シンガーがこの日は3人いた。フェリシア、タイ、そして、ニューヨークを本拠にする日本人シンガー、ユリ(神野百合)さんだ。このユリさんが、また強力で驚いた。アン・ピーブルスでおなじみの「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」を歌った。太い声でソウルフル。僕はアンのヴァージョンをイメージしたが、彼女はラリー・グラハムのグラハム・セントラル・ステーションのヴァージョンで知って、それを元に歌ったという。
フィリップがタイと二人だけで歌うとメンバーに指示した。そして、タイが歌い始めたのがダニー・ハザウェイ・ヴァージョンの「ア・ソング・フォー・ユー」。なんと、これぶっつけ本番、まったくのリハなしだったという。フィリップによれば「タイは、楽曲のエンサイクロペディア
(百科事典)だよ。どんな曲でも歌詞とメロディーを知っているから、すぐに一緒にできる」という。これも、すばらしい出来だった。タイはファーストの最後でもダニーの「サムデイ・ウィル・オール・ビー・フリー」を熱唱していた。
個人的に超嬉しかったのは、メイン・イングレディエントの大ヒット「ハピネス・イズ・ジャスト・アラウンド・ザ・ベンド」を生で聴けたこと。こんな曲を選曲するなんざ、さすが、フィリップ・ウーだ。たぶん、これを生で聴いたのは初めてだと思う。これなんか、フィリップのキーボードがアレンジで大活躍、見事だ。70年代のソウル好きの人なら、これは間違いなく楽しめるバンドだ。
■このフィリップ・ウー・バンド来週水曜にもう一度だけ横浜モーションブルーであります。
7月19日(水) ▼Soul / R&B
PHILIP WOO(key) / ’HANK’ NISHIYAMA(g) with NEW YORK ALLSTARS
フィリップ・ウー /‘HANK’西山 ウィズ・ニューヨーク・オールスターズ
Philip Woo(key), ’HANK’ Nishiyama(g), Ralph Rolle(ds), Carlos Henderson(b), Felicia(vo)
charge:4,200(税込) 6/17(土)発売開始
※Showtimes_6:30pm & 8:30pm (open_5:00pm)
Motion Blue Yokohama 045-226-1919
■メンバー
Philip Woo (Keyboard)
Nishiyama "Hankoya" Fumio (Guitar)
Ralph Rolle (Drums)
Carlos Henderson (Bass)
Felicia Graham (Vocal)
Ty Stephens (Vocal)
Kamino Yuri (Vocal)
Setlist ( )=lead singer
show started 19:45(?)
20:35
00. Let’s Stay Together (Ralph)
00. Superstar (Dancer,Warner)
00. Slippin’ Into Darkness (Felicia, Ty)
00. Ain’t No Way (Felicia, Ty)
00. Someday We’ll All Be Free (Ty)
show ended 21:04
2nd Set
show started 21:52
01. (Medley) I Want You Back (Felicia, Ty, Yuri)
02. --Shake Your Down To The Ground
03. I Can’t Stand The Rain (Yuri)
04. A Song For You (Ty)
05. Happiness Is Just Around The Bend (Ralph)
06. I Know You, I Live You (Felicia)
07. Fingertips (Felicia, Philip on Harmonica)
08. I’m Every Woman (Felicia)
09. Boogie Oogie Oogie -- a riff of "Boogie Night" (Yuri)
10. If You Really Love Me (Ty)
show ende 23:05
(2006年7月12日水曜、吉祥寺チャチャハウス=フィリップ・ウー・バンド・ウィズ・ニューヨーク・オールスターズ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip Band With New York All Stars
2006-135
タイト。
ちょうどチャチャハウスに到着したのが、8時半頃。最初3セットでセカンドが8時半からかと思っていたら、なんと2ステージで7時45分と9時45分だった。ファーストは半分くらい聴けなかった。
フィリップがバンドマスターを務めるバンドだが、主要メンバーはみな現在久保田利伸のツアーに参加しているミュージシャンたちだ。はいってすぐに「スーパースター」が歌われたが、これに続いてウォーの大ヒット「スリッピン・イントゥ・ダークネス」が演奏された。いやあ、まいった。めちゃかっこいいバンドだ。間違いないソウル、ファンク・バンド。日本在住のミュージシャンでここまでできるか、これはすごい、と思ったら、フィリップと西山さん以外はみなニューヨーク(ニュージャージー)から、来ている連中だという。それにしても、バンドサウンドとしてずいぶんとまとまっていて、なによりグルーヴ感があり、彼らのような素晴らしいバンドをこのようなライヴハウスで簡単に見られるなんて、などと喜んでしまった。
さらに、次にでてきた女性シンガー、フェリシア・グラハムが歌いだしたのは、わおおおおおっ、アレサ・フランクリンの「エイント・ノー・ウェイ」! このタイトなソウルバンドに、このソウルフルな歌。もうノックアウトさせられた。「ソウル・サーチン・ザ・セッション」でアレサをやるときは、絶対に彼女にでてもらいたい。そして、この時バックでコーラスをつけていたタイ・スティーブンス。これまたすごい声をだしていた。まいった。彼のコーラスとフェリシアの歌のセットで、ぜひお願いしたい。単体の曲としては、かなり感動した。日本に引っ越してきて! っていう感じだ。
それにしても、このバンドはメンバーがすでに3回も久保田ツアーをやっているというので、お互い気心も知れ、ひじょうにタイトにまとまっている。このバンドで歌える久保田さんは、それは気持ちいいことでしょう。
シンガーがこの日は3人いた。フェリシア、タイ、そして、ニューヨークを本拠にする日本人シンガー、ユリ(神野百合)さんだ。このユリさんが、また強力で驚いた。アン・ピーブルスでおなじみの「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」を歌った。太い声でソウルフル。僕はアンのヴァージョンをイメージしたが、彼女はラリー・グラハムのグラハム・セントラル・ステーションのヴァージョンで知って、それを元に歌ったという。
フィリップがタイと二人だけで歌うとメンバーに指示した。そして、タイが歌い始めたのがダニー・ハザウェイ・ヴァージョンの「ア・ソング・フォー・ユー」。なんと、これぶっつけ本番、まったくのリハなしだったという。フィリップによれば「タイは、楽曲のエンサイクロペディア
(百科事典)だよ。どんな曲でも歌詞とメロディーを知っているから、すぐに一緒にできる」という。これも、すばらしい出来だった。タイはファーストの最後でもダニーの「サムデイ・ウィル・オール・ビー・フリー」を熱唱していた。
個人的に超嬉しかったのは、メイン・イングレディエントの大ヒット「ハピネス・イズ・ジャスト・アラウンド・ザ・ベンド」を生で聴けたこと。こんな曲を選曲するなんざ、さすが、フィリップ・ウーだ。たぶん、これを生で聴いたのは初めてだと思う。これなんか、フィリップのキーボードがアレンジで大活躍、見事だ。70年代のソウル好きの人なら、これは間違いなく楽しめるバンドだ。
■このフィリップ・ウー・バンド来週水曜にもう一度だけ横浜モーションブルーであります。
7月19日(水) ▼Soul / R&B
PHILIP WOO(key) / ’HANK’ NISHIYAMA(g) with NEW YORK ALLSTARS
フィリップ・ウー /‘HANK’西山 ウィズ・ニューヨーク・オールスターズ
Philip Woo(key), ’HANK’ Nishiyama(g), Ralph Rolle(ds), Carlos Henderson(b), Felicia(vo)
charge:4,200(税込) 6/17(土)発売開始
※Showtimes_6:30pm & 8:30pm (open_5:00pm)
Motion Blue Yokohama 045-226-1919
■メンバー
Philip Woo (Keyboard)
Nishiyama "Hankoya" Fumio (Guitar)
Ralph Rolle (Drums)
Carlos Henderson (Bass)
Felicia Graham (Vocal)
Ty Stephens (Vocal)
Kamino Yuri (Vocal)
Setlist ( )=lead singer
show started 19:45(?)
20:35
00. Let’s Stay Together (Ralph)
00. Superstar (Dancer,Warner)
00. Slippin’ Into Darkness (Felicia, Ty)
00. Ain’t No Way (Felicia, Ty)
00. Someday We’ll All Be Free (Ty)
show ended 21:04
2nd Set
show started 21:52
01. (Medley) I Want You Back (Felicia, Ty, Yuri)
02. --Shake Your Down To The Ground
03. I Can’t Stand The Rain (Yuri)
04. A Song For You (Ty)
05. Happiness Is Just Around The Bend (Ralph)
06. I Know You, I Live You (Felicia)
07. Fingertips (Felicia, Philip on Harmonica)
08. I’m Every Woman (Felicia)
09. Boogie Oogie Oogie -- a riff of "Boogie Night" (Yuri)
10. If You Really Love Me (Ty)
show ende 23:05
(2006年7月12日水曜、吉祥寺チャチャハウス=フィリップ・ウー・バンド・ウィズ・ニューヨーク・オールスターズ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip Band With New York All Stars
2006-135
【コモドアーズのオリジナル・メンバー、マイラン・ウィリアムス死去】
握手。
コモドアーズのオリジナル・メンバー、マイラン・ウィリアムスが去る2006年7月9日、テキサス大学ガンセンターで死去した。長い間、ガンを患っていた。58歳だった。
マイラン・B・ウィリアムスは、1948年3月28日ミシシッピー州オコローナ生まれ。キーボード、ギターをプレイする。アラバマ州タスキギーにあるタスキギー大学に進学。この頃からすでにバンド活動をしており、マイランはジェイズというバンドにいた。1968年、この学生を中心に結成されていたもうひとつのグループ、ミスティックスと合体。ひとつのグループになった。
その時のメンバーがマイランのほか、ライオネル・リッチー、ウォルター・オレンジ、ウィリアム・キング、トーマス・マクラリー、ロナルド・ラプリードだった。彼らはグループの名前を、辞書をぱっと開いたところにあった単語から、コモドアーズとした。
1971年、ジャクソン・ファイヴの前座を務めたことから1972年までにモータウンと契約。1974年、マイランが書いたインストゥルメンタル曲「マシン・ガン」が初ヒットとなり、一躍注目され、以後次々と大ヒットを放つようになった。特に、ファンキーでダンサブルな作品と、リード・シンガー、ライオネル・リッチーの作り出すメロディアスな作品が人気を博すようになった。マイラン作品としては、共作も含め「バンプ」「ブリック・ハウス」「アフィ・フィール・サンクティファイド」などがある。
グループからは、82年、リードシンガーのライオネルがソロへ独立。グループは、新しいリードシンガー、JDニコラスを迎え再出発を計った。70年代ほどの大ヒットには恵まれなかったが、クラブなどでのライヴは行っていた。なお、マイランは1989年、コモドアーズを脱退し、ソロで音楽活動を続けていた。また、コモドアーズは現在、ウォルター・オレンジ、ウィリアム・キング、そして、JDニコラスの3人編成となっている。
マイランが病床にあった最近、マイランとコモドアーズのメンバーたちと電話でコンファレンス・コール(複数人が同時に電話でできる、電話会議)が行われた。メンバーに向けて、マイランはこう言ったという。
「みんな、たとえ、君たちが誰かといさかいを持ったり、敵対したとしても、そんなことはどこかに追いやって、握手をしろ。そして、神があなたに与えてくれた貴重な人生を前向きに生きなさい。人生は短いものだよ」
マイランは、現在の妻メラニー・ブルーノ・ウィリアムスと前妻との間に生まれた二人の息子、ジェイソンとリッチーによって送られる。
マイラン・ウィリアムス、永遠にセイル・オン!
(トシミさん、情報ありがとうございます)
ENT>OBITUARY>Williams, Milan B.Mardin,/March 28, 1948 --July 9, 2006 (58)
握手。
コモドアーズのオリジナル・メンバー、マイラン・ウィリアムスが去る2006年7月9日、テキサス大学ガンセンターで死去した。長い間、ガンを患っていた。58歳だった。
マイラン・B・ウィリアムスは、1948年3月28日ミシシッピー州オコローナ生まれ。キーボード、ギターをプレイする。アラバマ州タスキギーにあるタスキギー大学に進学。この頃からすでにバンド活動をしており、マイランはジェイズというバンドにいた。1968年、この学生を中心に結成されていたもうひとつのグループ、ミスティックスと合体。ひとつのグループになった。
その時のメンバーがマイランのほか、ライオネル・リッチー、ウォルター・オレンジ、ウィリアム・キング、トーマス・マクラリー、ロナルド・ラプリードだった。彼らはグループの名前を、辞書をぱっと開いたところにあった単語から、コモドアーズとした。
1971年、ジャクソン・ファイヴの前座を務めたことから1972年までにモータウンと契約。1974年、マイランが書いたインストゥルメンタル曲「マシン・ガン」が初ヒットとなり、一躍注目され、以後次々と大ヒットを放つようになった。特に、ファンキーでダンサブルな作品と、リード・シンガー、ライオネル・リッチーの作り出すメロディアスな作品が人気を博すようになった。マイラン作品としては、共作も含め「バンプ」「ブリック・ハウス」「アフィ・フィール・サンクティファイド」などがある。
グループからは、82年、リードシンガーのライオネルがソロへ独立。グループは、新しいリードシンガー、JDニコラスを迎え再出発を計った。70年代ほどの大ヒットには恵まれなかったが、クラブなどでのライヴは行っていた。なお、マイランは1989年、コモドアーズを脱退し、ソロで音楽活動を続けていた。また、コモドアーズは現在、ウォルター・オレンジ、ウィリアム・キング、そして、JDニコラスの3人編成となっている。
マイランが病床にあった最近、マイランとコモドアーズのメンバーたちと電話でコンファレンス・コール(複数人が同時に電話でできる、電話会議)が行われた。メンバーに向けて、マイランはこう言ったという。
「みんな、たとえ、君たちが誰かといさかいを持ったり、敵対したとしても、そんなことはどこかに追いやって、握手をしろ。そして、神があなたに与えてくれた貴重な人生を前向きに生きなさい。人生は短いものだよ」
マイランは、現在の妻メラニー・ブルーノ・ウィリアムスと前妻との間に生まれた二人の息子、ジェイソンとリッチーによって送られる。
マイラン・ウィリアムス、永遠にセイル・オン!
(トシミさん、情報ありがとうございます)
ENT>OBITUARY>Williams, Milan B.Mardin,/March 28, 1948 --July 9, 2006 (58)
【プリンス・トーク・イヴェント(パート2)】
マニアック。
ホストのツナさんは、プリンスの自宅で行われるリスニング・パーティーに参加したいために、CDを10枚くらい買った。そこに入ってる応募券で応募し当選すると、日本から1人だけそのパーティーに行けることになっていた。だが、外れた。
「ツナさんは10枚くらい買ったらしいよ」と僕が言うと、安斎さん「それじゃあ・・・(ダメよ、みたいなニュアンス)。普通100枚くらい買うでしょう。大人買いしなきゃ」 「あれ、じゃあ安斎さん、何枚くらい買ったんですか」 「え、俺? 俺・・・ 2枚・・・」(爆笑) 「なんですか、その中途半端な2枚って?」 「いやあ、1枚買ったら入ってなくて、もう1枚買った・・・。だけど、2枚買ってあたらなければ、普通あたらないでしょ(笑)」 しかし、1枚買って、封切って、中に入ってないのに失望して、もう1枚買ったというその姿を想像するだけでおもしろい。
プリンスが朝のテレビ番組『グッド・モーニング・アメリカ』のために、ニューヨークのブライアント・パークで無料ライヴを行った。そこに行った人が、この会場に2人もいた。すると、安斎さん、ぽつりと言った。「殺してやる」(笑)
朝8時半から、プリンスのヒットを大爆音で聴くニューヨーカーたち。「なんでこんな朝早くから、こんなに集まってるの? ばっかじゃないの?(笑)」 (安斎)
ニューヨークのシークレット・ライヴ。ソーホーの200人も入らないレストランで行われたプリンスのシークレット・ライヴに潜入したファンのお話。ネットで昼の12時から予約開始というところ、たまたま11時55分頃、ネットカフェに入り、プリンスのサイトに行き、クレジットカードの番号などを入力し、オーダー・ボタンを押したらすでにソールドアウトだった。それでも、当日夜、その会場まで行って並んでみた。しばらくすると、係りの人間がチケットを持っている人間と持ってない人間を振り分けたら、なんと持ってないのが2-30人いたという。そんなにいるのか。(笑) すると、今からキャッシュで312ドル10セント払えばいれてやる、という。そんな大金現金では持っていないので、あわてて近くのATMまで走っていって現金を下ろし、無事店の中にはいって、プリンス様を拝んだ、という。その根性に会場から大拍手。
前回(3月)のトーク・イヴェントでやはりホストのテリー植田さんが、7月くらいにプリンス来日の噂がある、と言ったところ、安斎さんはその言葉を信じ、その翌日から毎日10人くらいに、「プリンスが来るぞ〜〜、プリンスが来るぞ〜〜」と広めた、という。「こないじゃんか、テリー。そのガセネタはどうしてくれるんだよ。オマケに、みうらじゅんにまで言っちゃったんだよ」(爆笑)
「空耳アワー」での傑作、「農協牛乳」のビデオを上映。しかも、その前後のトークも見せたところ、なんと、安斎さん、めちゃ若い。タモリも、若い。94年の映像だそうだ。ちょうど3回前のワールドカップのTシャツを着ていた。安斎さん、さかんに「もういいですよ・・・。若い自分を見るのがやなんですよ」(笑)
今回のイヴェントで一番最後に紹介されたのが、6月27日にロスのシュライン・オーディトリウムで発表された「BET(ブラック・エンタテインメント・テレビ)アワード」の授賞式でのパフォーマンス。シャカ・カーンへ功労賞が授与され、それを記念する歌がメドレーで歌われた。このバックがプリンス、スティーヴィー・ワンダー、また歌ったシンガーがヨランダ・アダムス、インディア・アリーなどそうそうたるメンバーだった。映像でのライヴが終わると観客から拍手が・・・。いやあ、すごいライヴですね。それにしても、マニアックな集いだ。(笑)
■プリンス・トーク・イヴェント「トーク・アバウト・プリンス VOL.4」
=トーク出演=
ツナ(Tuna) (司会)
テリー植田
安斎肇
吉岡正晴
Setlist
1st set
show started 19:05
01. I Wanna Be Your Lover / Prince (From TV "American Bandstand" - 1980) (lip synch)
02. Prince Interviewed by Dick Clark (MC of "American Bandstand"- 1980)
03. Why You Wanna Treat Me So Bad? / Prince (From TV"American Bandstand"- 1980) (lip synch)
04. Jerk Out / The Time (From TV "Arsenio Hall Show" - 1990)
05. Chocolate / The Time (From TV "Arsenio Hall Show"- 1990)
06. Crazay / Jesse Johnson (with Sly Stone) (Promotional Video Clip - 1986)
07. A Love Bizarre / Sheila E. (From TV "Saturday Night Live" - 1985)
08. Droppin’ Like Flies / Sheila E. (From TV "Arsenio Hall Show" "BET Award)
09. The Glamorous Life / Sheila E. (Ringo Starr All Star Band from "Ringo Starr Live" 2003-7 Tronto, Canada)
10. 10 / Madhouse (Promotional Video Clip - 1987)
11. 13 / Madhouse (Promotional Video Clip - 1988)
show ended 20:25
2nd set
show started 20:46
01. Fury / Prince (Promotional Video Clip - 2006)
02. On Your Own / Prince featuring Tamar (Outtakes 1994)(Audio Only)
03. Rock Steady / Tamar (Live At Orpheum Theater In Minneapolis, Minnesota - 2006/2/25) (Audio Only)
04. Lolita / Prince (From TV "American Idol" - 2006/5/24)
05. Satisfied / Prince (From TV "American Idol" - 2006/5/24)
06. Get On The Boat / Prince (From TV "Good Morning America" - 2006/6/15)
07. Red Headed Stepchild / Prince (From TV "Good Morning America" 2006/6/15)
08. Let’s Go Crazy / Prince (From TV "Good Morning America" 2006/6/15)
09. Soramimi Hour: Batdance / Prince (農協牛乳-1994)
10. Best Male R&B Artist Award Acceptance Speech (From TV "BET Award" - 2006/6/27)
11. A Tribute To Chaka Kahn Segment :
Sweet Thing / Yolanda Adams (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
12. Tell Me Something Good / India Arie (From TV "BET Award" - 2006/6/27)
13. Through The Fire / Chaka Kahn (From TV "BET Award" - 2006/6/27)
14. I Feel For U / Chaka Kahn (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
15. I’m Every Man / Chaka Kahn and Yolanda Adams (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
16. 3121 / Prince featuring Will.I.Am (Black Eyed Peas) on Rap (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
show ended 22:50
(Special thanks to Tuna for making setlist)
(2006年7月9日日曜、新宿ネイキッド・ロフト=プリンス・トーク・イヴェント Vol.4)
ENT>EVENT>Prince Talk Event Vol.4
マニアック。
ホストのツナさんは、プリンスの自宅で行われるリスニング・パーティーに参加したいために、CDを10枚くらい買った。そこに入ってる応募券で応募し当選すると、日本から1人だけそのパーティーに行けることになっていた。だが、外れた。
「ツナさんは10枚くらい買ったらしいよ」と僕が言うと、安斎さん「それじゃあ・・・(ダメよ、みたいなニュアンス)。普通100枚くらい買うでしょう。大人買いしなきゃ」 「あれ、じゃあ安斎さん、何枚くらい買ったんですか」 「え、俺? 俺・・・ 2枚・・・」(爆笑) 「なんですか、その中途半端な2枚って?」 「いやあ、1枚買ったら入ってなくて、もう1枚買った・・・。だけど、2枚買ってあたらなければ、普通あたらないでしょ(笑)」 しかし、1枚買って、封切って、中に入ってないのに失望して、もう1枚買ったというその姿を想像するだけでおもしろい。
プリンスが朝のテレビ番組『グッド・モーニング・アメリカ』のために、ニューヨークのブライアント・パークで無料ライヴを行った。そこに行った人が、この会場に2人もいた。すると、安斎さん、ぽつりと言った。「殺してやる」(笑)
朝8時半から、プリンスのヒットを大爆音で聴くニューヨーカーたち。「なんでこんな朝早くから、こんなに集まってるの? ばっかじゃないの?(笑)」 (安斎)
ニューヨークのシークレット・ライヴ。ソーホーの200人も入らないレストランで行われたプリンスのシークレット・ライヴに潜入したファンのお話。ネットで昼の12時から予約開始というところ、たまたま11時55分頃、ネットカフェに入り、プリンスのサイトに行き、クレジットカードの番号などを入力し、オーダー・ボタンを押したらすでにソールドアウトだった。それでも、当日夜、その会場まで行って並んでみた。しばらくすると、係りの人間がチケットを持っている人間と持ってない人間を振り分けたら、なんと持ってないのが2-30人いたという。そんなにいるのか。(笑) すると、今からキャッシュで312ドル10セント払えばいれてやる、という。そんな大金現金では持っていないので、あわてて近くのATMまで走っていって現金を下ろし、無事店の中にはいって、プリンス様を拝んだ、という。その根性に会場から大拍手。
前回(3月)のトーク・イヴェントでやはりホストのテリー植田さんが、7月くらいにプリンス来日の噂がある、と言ったところ、安斎さんはその言葉を信じ、その翌日から毎日10人くらいに、「プリンスが来るぞ〜〜、プリンスが来るぞ〜〜」と広めた、という。「こないじゃんか、テリー。そのガセネタはどうしてくれるんだよ。オマケに、みうらじゅんにまで言っちゃったんだよ」(爆笑)
「空耳アワー」での傑作、「農協牛乳」のビデオを上映。しかも、その前後のトークも見せたところ、なんと、安斎さん、めちゃ若い。タモリも、若い。94年の映像だそうだ。ちょうど3回前のワールドカップのTシャツを着ていた。安斎さん、さかんに「もういいですよ・・・。若い自分を見るのがやなんですよ」(笑)
今回のイヴェントで一番最後に紹介されたのが、6月27日にロスのシュライン・オーディトリウムで発表された「BET(ブラック・エンタテインメント・テレビ)アワード」の授賞式でのパフォーマンス。シャカ・カーンへ功労賞が授与され、それを記念する歌がメドレーで歌われた。このバックがプリンス、スティーヴィー・ワンダー、また歌ったシンガーがヨランダ・アダムス、インディア・アリーなどそうそうたるメンバーだった。映像でのライヴが終わると観客から拍手が・・・。いやあ、すごいライヴですね。それにしても、マニアックな集いだ。(笑)
■プリンス・トーク・イヴェント「トーク・アバウト・プリンス VOL.4」
=トーク出演=
ツナ(Tuna) (司会)
テリー植田
安斎肇
吉岡正晴
Setlist
1st set
show started 19:05
01. I Wanna Be Your Lover / Prince (From TV "American Bandstand" - 1980) (lip synch)
02. Prince Interviewed by Dick Clark (MC of "American Bandstand"- 1980)
03. Why You Wanna Treat Me So Bad? / Prince (From TV"American Bandstand"- 1980) (lip synch)
04. Jerk Out / The Time (From TV "Arsenio Hall Show" - 1990)
05. Chocolate / The Time (From TV "Arsenio Hall Show"- 1990)
06. Crazay / Jesse Johnson (with Sly Stone) (Promotional Video Clip - 1986)
07. A Love Bizarre / Sheila E. (From TV "Saturday Night Live" - 1985)
08. Droppin’ Like Flies / Sheila E. (From TV "Arsenio Hall Show" "BET Award)
09. The Glamorous Life / Sheila E. (Ringo Starr All Star Band from "Ringo Starr Live" 2003-7 Tronto, Canada)
10. 10 / Madhouse (Promotional Video Clip - 1987)
11. 13 / Madhouse (Promotional Video Clip - 1988)
show ended 20:25
2nd set
show started 20:46
01. Fury / Prince (Promotional Video Clip - 2006)
02. On Your Own / Prince featuring Tamar (Outtakes 1994)(Audio Only)
03. Rock Steady / Tamar (Live At Orpheum Theater In Minneapolis, Minnesota - 2006/2/25) (Audio Only)
04. Lolita / Prince (From TV "American Idol" - 2006/5/24)
05. Satisfied / Prince (From TV "American Idol" - 2006/5/24)
06. Get On The Boat / Prince (From TV "Good Morning America" - 2006/6/15)
07. Red Headed Stepchild / Prince (From TV "Good Morning America" 2006/6/15)
08. Let’s Go Crazy / Prince (From TV "Good Morning America" 2006/6/15)
09. Soramimi Hour: Batdance / Prince (農協牛乳-1994)
10. Best Male R&B Artist Award Acceptance Speech (From TV "BET Award" - 2006/6/27)
11. A Tribute To Chaka Kahn Segment :
Sweet Thing / Yolanda Adams (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
12. Tell Me Something Good / India Arie (From TV "BET Award" - 2006/6/27)
13. Through The Fire / Chaka Kahn (From TV "BET Award" - 2006/6/27)
14. I Feel For U / Chaka Kahn (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
15. I’m Every Man / Chaka Kahn and Yolanda Adams (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
16. 3121 / Prince featuring Will.I.Am (Black Eyed Peas) on Rap (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
show ended 22:50
(Special thanks to Tuna for making setlist)
(2006年7月9日日曜、新宿ネイキッド・ロフト=プリンス・トーク・イヴェント Vol.4)
ENT>EVENT>Prince Talk Event Vol.4
Prince Talk Event Vol.4
2006年7月10日【プリンス・トーク・イヴェント第4回】
新着映像。
3月に続いてのツナさんらが主催するプリンスに関するトーク・イヴェント『トーク・アバウト・プリンス VOL.4』にゲストで参加した。毎回ツナさんがさまざまなプリンス関連の映像を集めてきて、それを見ながらあーだこーだと雑談をするもの。
今回も初めて見る映像が目白押しだったが、プリンスが「アイ・ウォナ・ビー・ユア・ラヴァー」が1979年にヒットした後に出たテレビ番組『アメリカン・バンドスタンド』のインタヴューや、最近では『アメリカン・アイドル』に出演した時のもの、また、BETアワードででてきた時の映像などが印象的だった。
『アメリカン・バンドスタンド』出演時のものは、司会者ディック・クラークの「よりによってミネソタ出身の〜」という一言にカチンときて、以後の受け答えをふてくされてやっていたというのを初めて見た。あるいは、シーラEがムキムキのマッチョマンを這いつくばせてその上にドラムスをのせて、それを叩いていたシーンなどもおもしろかった。
7時からの予定に空耳スト安斎肇さんは、8時半過ぎに登場。たくさんの初めて見る映像にはしゃいだ。最後のBETアワードでのシャカ・カーン・メドレー、さらに、プリンス自体の「3121」のライヴ演奏も最高だった。安斎さんも大喜び。また、6月に行われたニューヨーク・マンハッタンの42丁目にあるブライアント・パークでの朝8時半からのテレビ番組『グッドモーニング・アメリカ』での生映像などもすごい。ちょうどお客さんの中に、これに参加した人が2名もいて、その方々のはなしもかなりおもしろかった。
(2006年7月9日日曜、新宿ネイキッド・ロフト=プリンス・トーク・イヴェント Vol.4)
ENT>EVENT>Prince Talk Event Vol.4
新着映像。
3月に続いてのツナさんらが主催するプリンスに関するトーク・イヴェント『トーク・アバウト・プリンス VOL.4』にゲストで参加した。毎回ツナさんがさまざまなプリンス関連の映像を集めてきて、それを見ながらあーだこーだと雑談をするもの。
今回も初めて見る映像が目白押しだったが、プリンスが「アイ・ウォナ・ビー・ユア・ラヴァー」が1979年にヒットした後に出たテレビ番組『アメリカン・バンドスタンド』のインタヴューや、最近では『アメリカン・アイドル』に出演した時のもの、また、BETアワードででてきた時の映像などが印象的だった。
『アメリカン・バンドスタンド』出演時のものは、司会者ディック・クラークの「よりによってミネソタ出身の〜」という一言にカチンときて、以後の受け答えをふてくされてやっていたというのを初めて見た。あるいは、シーラEがムキムキのマッチョマンを這いつくばせてその上にドラムスをのせて、それを叩いていたシーンなどもおもしろかった。
7時からの予定に空耳スト安斎肇さんは、8時半過ぎに登場。たくさんの初めて見る映像にはしゃいだ。最後のBETアワードでのシャカ・カーン・メドレー、さらに、プリンス自体の「3121」のライヴ演奏も最高だった。安斎さんも大喜び。また、6月に行われたニューヨーク・マンハッタンの42丁目にあるブライアント・パークでの朝8時半からのテレビ番組『グッドモーニング・アメリカ』での生映像などもすごい。ちょうどお客さんの中に、これに参加した人が2名もいて、その方々のはなしもかなりおもしろかった。
(2006年7月9日日曜、新宿ネイキッド・ロフト=プリンス・トーク・イヴェント Vol.4)
ENT>EVENT>Prince Talk Event Vol.4
【ナチュラリー7・ライヴ】
働き者。
ナチュラリー7のほぼ1年半ぶりくらいのライヴ。今回はTBSが主催ということもあって、ブリッツ(横浜)という会場になった。ちょっと微妙に遠いが、相手がナチュラリー7となれば、そんなことは言ってられない。
ナチュラリー7は、CDから出てくる音をすべて人間の口で演奏している連中だ。ドラムス、ギター、ベース、トランペットなどの管楽器、キーボード、そして人間の声。普通に例によって、間に休憩をはさみトータルで2時間弱。あれだけ声を使うのだから、途中の休憩もいいだろう。
相変わらず、どの音もすごいなあ。技に磨きをかけてる感じだ。ところで、この日の観客、普段、ソウル、R&B系のライヴにやってくる客層と違う印象を持った。男女比は6−4か7−3で女性が多く見受けられたが、いかにもコーラスを勉強してます、ゴスペル歌ってます、的な歌を趣味でやってる風の人たちが大勢来ているような気がした。たしかに、趣味でコーラスなどやっていたら、これは、勉強になるだろう。
今回のライヴは、5月に出た新作『レディ・II・フライ』の作品を何曲かいれながらやっていた。ジャマールのディストーション(歪)のかかったロック風、ジミー・ヘンドリックス風のギターは、その長さも含め恐れ入った。(前回ギターは、ウォーレンだったが、今回ジャマールがやっていた。勉強して覚えたのかな? それとも、二人ともギターをやっているのか。ちょっとわからない) ロッドは再びレコードのスクラッチ技、針がチリチリ言う音もやってくれた。
ライヴが終わった後まもなく彼ら全員がロビーに出てきて、CDを買った人全員へサイン会を始めた。相当な長蛇の列ができた。すごい働き者! えらい! (なお、今回はベースのマーカス・デイヴィスが来日しておらず、別のメンバーが参加していた)
■過去関連記事
2004/06/05 (Sat)
Naturally 7: The Magnificent 7 Proved The Theory Of Evolution, Naturally
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040605-1.html
2004/06/06 (Sun)
Naturally 7 Talk: They Could Sing Anywhere, Anytime
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20040606.html
2004/10/07 (Thu)
Naturally 7 Will Hit First Japan Tour
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200410/diary20041007.html
2004/12/07 (Tue)
Naturally 7: Live At AX: It’s The Art
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041207.html
2004/12/08 (Wed)
More Naturally 7: They Bless This House
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041208.html
Setlist
show started 18:02
01. Fly Baby
02. Can Ya Fell It
03. BMG
04. Broken Wings
05. Forever For You
06. Harder Than That
07. Yesterday
08. Another You
show ended 18:44
Second Set
show started 19:01
09. What Is It -- A riff of "Human Nature"
10. Say You Love Me
11. Let It Rain
12. Sukiyaki
13. Solos: Member Solo Adlib
14. Amazing Grace
15. Feel It In The Air
Encore. Gone With The Wind -- A riff of Billy Jean
show ended 19:58
(2006年7月8日土曜、横浜ブリッツ=ナチュラリー7・ライヴ)
2006-133
働き者。
ナチュラリー7のほぼ1年半ぶりくらいのライヴ。今回はTBSが主催ということもあって、ブリッツ(横浜)という会場になった。ちょっと微妙に遠いが、相手がナチュラリー7となれば、そんなことは言ってられない。
ナチュラリー7は、CDから出てくる音をすべて人間の口で演奏している連中だ。ドラムス、ギター、ベース、トランペットなどの管楽器、キーボード、そして人間の声。普通に例によって、間に休憩をはさみトータルで2時間弱。あれだけ声を使うのだから、途中の休憩もいいだろう。
相変わらず、どの音もすごいなあ。技に磨きをかけてる感じだ。ところで、この日の観客、普段、ソウル、R&B系のライヴにやってくる客層と違う印象を持った。男女比は6−4か7−3で女性が多く見受けられたが、いかにもコーラスを勉強してます、ゴスペル歌ってます、的な歌を趣味でやってる風の人たちが大勢来ているような気がした。たしかに、趣味でコーラスなどやっていたら、これは、勉強になるだろう。
今回のライヴは、5月に出た新作『レディ・II・フライ』の作品を何曲かいれながらやっていた。ジャマールのディストーション(歪)のかかったロック風、ジミー・ヘンドリックス風のギターは、その長さも含め恐れ入った。(前回ギターは、ウォーレンだったが、今回ジャマールがやっていた。勉強して覚えたのかな? それとも、二人ともギターをやっているのか。ちょっとわからない) ロッドは再びレコードのスクラッチ技、針がチリチリ言う音もやってくれた。
ライヴが終わった後まもなく彼ら全員がロビーに出てきて、CDを買った人全員へサイン会を始めた。相当な長蛇の列ができた。すごい働き者! えらい! (なお、今回はベースのマーカス・デイヴィスが来日しておらず、別のメンバーが参加していた)
■過去関連記事
2004/06/05 (Sat)
Naturally 7: The Magnificent 7 Proved The Theory Of Evolution, Naturally
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040605-1.html
2004/06/06 (Sun)
Naturally 7 Talk: They Could Sing Anywhere, Anytime
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20040606.html
2004/10/07 (Thu)
Naturally 7 Will Hit First Japan Tour
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200410/diary20041007.html
2004/12/07 (Tue)
Naturally 7: Live At AX: It’s The Art
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041207.html
2004/12/08 (Wed)
More Naturally 7: They Bless This House
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041208.html
Setlist
show started 18:02
01. Fly Baby
02. Can Ya Fell It
03. BMG
04. Broken Wings
05. Forever For You
06. Harder Than That
07. Yesterday
08. Another You
show ended 18:44
Second Set
show started 19:01
09. What Is It -- A riff of "Human Nature"
10. Say You Love Me
11. Let It Rain
12. Sukiyaki
13. Solos: Member Solo Adlib
14. Amazing Grace
15. Feel It In The Air
Encore. Gone With The Wind -- A riff of Billy Jean
show ended 19:58
(2006年7月8日土曜、横浜ブリッツ=ナチュラリー7・ライヴ)
2006-133
Jody Watley Live At Cotton Club
2006年7月8日【ジョディー・ワトリー・ライヴ】
クール。
2年前に横浜モーション・ブルーに来てのライヴも記憶に新しい元シャラマー、ジョディー・ワトリー。DJがジョディーが登場する前にプレイし、観客を暖めている。おもむろに出てくるジョディーはさすがにかっこいい。元々ダンサーからスタートしただけに、ちょっとした身体の動き、切れなどが鋭い。
ここ数年、いわゆるR&B系ダンスというより、ラウンジ系、クラブ系のサウンドに傾注している感もあるジョディーだが、このライヴは昔ながらのジョディーと最近のジョディーの姿をバランスよく投影していた。また87年のファースト・アルバムからの「スティル・ア・スリル」など、オリジナルは随分とプリンス色が強いアレンジだったが、ここではベースを全面にだしたシンプルなスペースのあるアレンジで聴き応えがあった。
ステージ上にある小さなテーブルにミネラル・ウォーターとワイングラス、花を飾り、おしゃれ感を演出。水を飲む時もグラスに入れ替えて飲む。そして、観客席にどんどん下りてきて、観客と一緒に踊る。エンタテイメント性充分だ。
マドンナの「ボーダーライン」をカヴァーしていた。ふと考えた。マドンナは今度の来日は、東京ドーム。一方、同じダンス・アーティストとして出発したジョディーは小さなクラブでのライヴ。同じようなタイプの同じようなアーティストなのに、なぜここまで大きな差がつくのか。彼女たちのアーティストとしての力は、観客数では計れない。別にジョディーのほうがマドンナの100分の1しか魅力がないなんて決していえない。何が違うのだろうか。レコード会社のプロモーションのせいか。宣伝力か。
そんなことは関係なく、ジョディーは元祖クール・ビューティーという感じだ。彼女はステージでこんなことを言っていた。「私がニューアルバムを作る時は、いつでも最大の努力をする。なぜなら、音楽を愛しているから」 ステージでは新作『メイク・オーヴァー』(全米で8月発売予定)からの作品も披露していた。
■前回のライヴ評
2004/03/04 (Thu)
Jody Watley Live At Motion Blue: She Never Sung Any Shalamar Song
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040304.html
Setlist (imcomplete)
show started 19:00
01. Looking For A New Love (CD"Jody Watley"-1987)
02. Some Kind Of Lover (CD"Jody Watley"-1987)
03. Still A Thrill (CD"Jody Watley"-1987)
04. Friends (CD"Larger Than Life-1989)
05. Everything (CD"Larger Than Life-1989)
06. Borderline (From New Album "Make Over")
07. Don’t You Want Me (CD"Jody Watley"-1987)
08. Most Of All (CD"Jody Watley"-1987)
09. I Don’t Wanna Waiting For Love (new?)
10. Saturday Night Experience (CD"Midnight Lounge"-2001)
11. Whenever (CD"Midnight Lounge"-2001)
12. I’m The One You Need (CD"Affair Of The Heart"-1991)
13. You Can Dance
14. Real Love (CD"Larger Than Life-1989)
Enc. I Want Your Love
show ended 20:23
(2006年 7月 3日月曜、丸の内コットンクラブ=ジョディー・ワトリー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Watley, Jody
2006-131
クール。
2年前に横浜モーション・ブルーに来てのライヴも記憶に新しい元シャラマー、ジョディー・ワトリー。DJがジョディーが登場する前にプレイし、観客を暖めている。おもむろに出てくるジョディーはさすがにかっこいい。元々ダンサーからスタートしただけに、ちょっとした身体の動き、切れなどが鋭い。
ここ数年、いわゆるR&B系ダンスというより、ラウンジ系、クラブ系のサウンドに傾注している感もあるジョディーだが、このライヴは昔ながらのジョディーと最近のジョディーの姿をバランスよく投影していた。また87年のファースト・アルバムからの「スティル・ア・スリル」など、オリジナルは随分とプリンス色が強いアレンジだったが、ここではベースを全面にだしたシンプルなスペースのあるアレンジで聴き応えがあった。
ステージ上にある小さなテーブルにミネラル・ウォーターとワイングラス、花を飾り、おしゃれ感を演出。水を飲む時もグラスに入れ替えて飲む。そして、観客席にどんどん下りてきて、観客と一緒に踊る。エンタテイメント性充分だ。
マドンナの「ボーダーライン」をカヴァーしていた。ふと考えた。マドンナは今度の来日は、東京ドーム。一方、同じダンス・アーティストとして出発したジョディーは小さなクラブでのライヴ。同じようなタイプの同じようなアーティストなのに、なぜここまで大きな差がつくのか。彼女たちのアーティストとしての力は、観客数では計れない。別にジョディーのほうがマドンナの100分の1しか魅力がないなんて決していえない。何が違うのだろうか。レコード会社のプロモーションのせいか。宣伝力か。
そんなことは関係なく、ジョディーは元祖クール・ビューティーという感じだ。彼女はステージでこんなことを言っていた。「私がニューアルバムを作る時は、いつでも最大の努力をする。なぜなら、音楽を愛しているから」 ステージでは新作『メイク・オーヴァー』(全米で8月発売予定)からの作品も披露していた。
■前回のライヴ評
2004/03/04 (Thu)
Jody Watley Live At Motion Blue: She Never Sung Any Shalamar Song
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040304.html
Setlist (imcomplete)
show started 19:00
01. Looking For A New Love (CD"Jody Watley"-1987)
02. Some Kind Of Lover (CD"Jody Watley"-1987)
03. Still A Thrill (CD"Jody Watley"-1987)
04. Friends (CD"Larger Than Life-1989)
05. Everything (CD"Larger Than Life-1989)
06. Borderline (From New Album "Make Over")
07. Don’t You Want Me (CD"Jody Watley"-1987)
08. Most Of All (CD"Jody Watley"-1987)
09. I Don’t Wanna Waiting For Love (new?)
10. Saturday Night Experience (CD"Midnight Lounge"-2001)
11. Whenever (CD"Midnight Lounge"-2001)
12. I’m The One You Need (CD"Affair Of The Heart"-1991)
13. You Can Dance
14. Real Love (CD"Larger Than Life-1989)
Enc. I Want Your Love
show ended 20:23
(2006年 7月 3日月曜、丸の内コットンクラブ=ジョディー・ワトリー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Watley, Jody
2006-131