【映画『ブロック・パーティー』】
お気遣い。
11月11日(土)からアミューズCQNで公開されるブラック映画『ブロック・パーティー』の試写を見た。新橋のヤクルトホール。どうやら、ずっと前から試写はやっていたようだが、知らずに、この日が最終ということであわてて出向いた。
ソウル・サーチャー岡伸昭さんと待ち合わせたのだが、彼がぎりぎりになるというので、担当の人に後から「岡さんという人が来るのでよろしくお願いします」と伝えて、僕は劇場内に入って座った。彼は映画が始まって5分くらいで入ってきた。
内容はこうだ。ニューヨークで活躍するコメディアン、デイヴ・シャペルが自分の成功を地元の人たちに還元したいということで、ラップ、R&Bのフリーコンサートを企画する。そしてその模様を映画に記録したものが、これ。カニエ・ウェストやら、多くのラッパー、エリカ・バドゥー、ジル・スコット、ローリン・ヒルなどが登場している。
僕が個人的に印象に残ったのは、エリカとジルのライヴパフォーマンスのシーン。バックは、ルーツのメンバーがやっている。驚いたというか、なんでこの映像をそのまま出すかと思ったのが、ローリン・ヒルのパフォーマンスのシーン。よくこれ、本人がOKしたね、というもの。彼女は今、何か人生で問題があるのだろうか。昔の輝きがまったくない。ほとんどこのところ歌っていないのだろう。
デイヴの意図というかコンセプトがはっきりわからないので、そのあたりのストーリーがもう少し欲しかった。
映画が終わるなり、「吉岡さん、僕の容姿とか、伝えられましたか?」と岡さんが言うので、「いや、別に、名前だけだよ」。「そうなんですか。僕が階段駆け上がってったら、いきなり(担当の人が)『岡さんですね、お待ちしてました』って寄ってきたんですよ。なんで、僕ってわかったんですかねえ(笑)」 「そりゃ、僕もわからないよ。でも、そのアフロヘアのインパクト勝ちじゃないの(笑)」 謎。
その岡さん、映画の間中、ずっと腰をかがめていて、お腹でも痛いのかと思ったら、どうやら、後ろの人が彼のビッグアフロで見づらかったらしいので、かがんでいたそうだ。お気遣い、おつかれさま〜〜。(笑)
ヒップホップ好きの方、エリカやジルのパフォーマンスを見たい方、一度、劇場へ足をお運びください。劇場で見るときには、前に大きなアフロヘアーの人がいない席にお座りください。
映画のオフィシャル
http://blockparty.jp/home.html
ENT>MOVIE>Block Party
お気遣い。
11月11日(土)からアミューズCQNで公開されるブラック映画『ブロック・パーティー』の試写を見た。新橋のヤクルトホール。どうやら、ずっと前から試写はやっていたようだが、知らずに、この日が最終ということであわてて出向いた。
ソウル・サーチャー岡伸昭さんと待ち合わせたのだが、彼がぎりぎりになるというので、担当の人に後から「岡さんという人が来るのでよろしくお願いします」と伝えて、僕は劇場内に入って座った。彼は映画が始まって5分くらいで入ってきた。
内容はこうだ。ニューヨークで活躍するコメディアン、デイヴ・シャペルが自分の成功を地元の人たちに還元したいということで、ラップ、R&Bのフリーコンサートを企画する。そしてその模様を映画に記録したものが、これ。カニエ・ウェストやら、多くのラッパー、エリカ・バドゥー、ジル・スコット、ローリン・ヒルなどが登場している。
僕が個人的に印象に残ったのは、エリカとジルのライヴパフォーマンスのシーン。バックは、ルーツのメンバーがやっている。驚いたというか、なんでこの映像をそのまま出すかと思ったのが、ローリン・ヒルのパフォーマンスのシーン。よくこれ、本人がOKしたね、というもの。彼女は今、何か人生で問題があるのだろうか。昔の輝きがまったくない。ほとんどこのところ歌っていないのだろう。
デイヴの意図というかコンセプトがはっきりわからないので、そのあたりのストーリーがもう少し欲しかった。
映画が終わるなり、「吉岡さん、僕の容姿とか、伝えられましたか?」と岡さんが言うので、「いや、別に、名前だけだよ」。「そうなんですか。僕が階段駆け上がってったら、いきなり(担当の人が)『岡さんですね、お待ちしてました』って寄ってきたんですよ。なんで、僕ってわかったんですかねえ(笑)」 「そりゃ、僕もわからないよ。でも、そのアフロヘアのインパクト勝ちじゃないの(笑)」 謎。
その岡さん、映画の間中、ずっと腰をかがめていて、お腹でも痛いのかと思ったら、どうやら、後ろの人が彼のビッグアフロで見づらかったらしいので、かがんでいたそうだ。お気遣い、おつかれさま〜〜。(笑)
ヒップホップ好きの方、エリカやジルのパフォーマンスを見たい方、一度、劇場へ足をお運びください。劇場で見るときには、前に大きなアフロヘアーの人がいない席にお座りください。
映画のオフィシャル
http://blockparty.jp/home.html
ENT>MOVIE>Block Party
Emotions Live At Cotton Club
2006年11月2日(少しネタばれになります。これからご覧になる方は、あなたのリスクにおいてお読みください)
【シカゴの歌姫エモーションズ】
格。
ステージでは、10年ぶりの来日と言う女性3人組エモーションズ。前回は96年にブルーノートと言っているが、『レッツ・グルーヴ』のライヴか。大阪ブルーノートにも行ったのかな。「ブギー・ワンダーランド」(79年)のヒット後に、単独で来日したことを覚えているが・・・。
きらびやかな総銀ラメの派手な衣装に身を包んだ3人姉妹が、4人(ドラムス、ギター、ベース、キーボード)のバンドを従えての登場。初ヒットが1969年だからかなりのヴェテランになるが、元気いっぱいのステージを繰り広げた。多くの曲をワンダとシーラがリードを取り、残った二人がコーラスをつけるパターン。CDで聴かれるかん高い声が印象的だ。ワンダが次女(1951年生まれ)、シーラが3女(1953年生まれ)、パメラが4女(1958年生まれ)である。(長女ジーネット[1950年生まれ]は当初はグループにいたが、家庭にはいるために1970年に脱退した。その後1978年に一度復帰するが、また脱退、よって現在はワンダ、シーラ、パメラの3人)
ゴスペルを基盤にし、そこにソウル、ジャズ、ブルーズなどの要素も含めた歌唱を聴かせる。唯一のパメラのソロ曲「ストーミー・マンデイ」(ブルーズ)、シーラのソロ曲ジャズスタンダードの「ミスティー」などをはさみヴァラエティーを演出した。楽しいエンタテインメントショウになっている。
もちろん、一番大受けはアース・ウィンド&ファイアーと一緒に歌ってヒットした「ブギーワンダーランド」と彼女たち自身の最大のヒット「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」。観客、もちろん立ち上がりました。バンドもしっかりしていて、特にベース奏者がばつぐんに良かった。本編最後で「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」をやってしまったので、アンコールはなんだろう、と思っていたら、アンコールなしだった。「スマイル」とか、まだあったのにね。
途中のアナウンスで思い出したが、彼女たちは「グラミー・アワード・ウィニング・アーティスト!」なのだ。だから、アメリカではスリー・ディグリーズより格が上でギャラが高いというわけか。
(ライヴは土曜日4日まで)
■ジ・エモーションズ
Wanda Vaughan(vo), Sheila Hutchinson(vo), Pamela Hutchinson(vo), Justin Avery(key), Daniel Diaz(g), Kenneth Gray(b), Fred Dinkins(ds)
Setlist; Emotions @ Cotton Club, 11/1/2006
セットリスト エモーションズ コットンクラブ
Second Set
show started 21:33
01. Rejoice (1977-LP)
02. I Don’t Wanna Loose Your Love (1976)
03. A Feeling Is (1977-LP)
04. So I Can Love You (1969)
05. Show Me How (1971)
06. Flowers (1976)
07. What Goes Up Must Come Down (Blues) (Pamela solo)
08. Key To My Heart (1977-LP)
09. Misty (Jazz Standard)
10. Blessed (1977-LP)
11. Don’t Ask My Neighbors (1977)
12. Boogie Wonderland (1979)
13. Best Of My Love (1977)
show ended 22:50
(2006年11月1日水曜、丸の内コットンクラブ=エモーションズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Emotions
2006-204
【シカゴの歌姫エモーションズ】
格。
ステージでは、10年ぶりの来日と言う女性3人組エモーションズ。前回は96年にブルーノートと言っているが、『レッツ・グルーヴ』のライヴか。大阪ブルーノートにも行ったのかな。「ブギー・ワンダーランド」(79年)のヒット後に、単独で来日したことを覚えているが・・・。
きらびやかな総銀ラメの派手な衣装に身を包んだ3人姉妹が、4人(ドラムス、ギター、ベース、キーボード)のバンドを従えての登場。初ヒットが1969年だからかなりのヴェテランになるが、元気いっぱいのステージを繰り広げた。多くの曲をワンダとシーラがリードを取り、残った二人がコーラスをつけるパターン。CDで聴かれるかん高い声が印象的だ。ワンダが次女(1951年生まれ)、シーラが3女(1953年生まれ)、パメラが4女(1958年生まれ)である。(長女ジーネット[1950年生まれ]は当初はグループにいたが、家庭にはいるために1970年に脱退した。その後1978年に一度復帰するが、また脱退、よって現在はワンダ、シーラ、パメラの3人)
ゴスペルを基盤にし、そこにソウル、ジャズ、ブルーズなどの要素も含めた歌唱を聴かせる。唯一のパメラのソロ曲「ストーミー・マンデイ」(ブルーズ)、シーラのソロ曲ジャズスタンダードの「ミスティー」などをはさみヴァラエティーを演出した。楽しいエンタテインメントショウになっている。
もちろん、一番大受けはアース・ウィンド&ファイアーと一緒に歌ってヒットした「ブギーワンダーランド」と彼女たち自身の最大のヒット「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」。観客、もちろん立ち上がりました。バンドもしっかりしていて、特にベース奏者がばつぐんに良かった。本編最後で「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」をやってしまったので、アンコールはなんだろう、と思っていたら、アンコールなしだった。「スマイル」とか、まだあったのにね。
途中のアナウンスで思い出したが、彼女たちは「グラミー・アワード・ウィニング・アーティスト!」なのだ。だから、アメリカではスリー・ディグリーズより格が上でギャラが高いというわけか。
(ライヴは土曜日4日まで)
■ジ・エモーションズ
Wanda Vaughan(vo), Sheila Hutchinson(vo), Pamela Hutchinson(vo), Justin Avery(key), Daniel Diaz(g), Kenneth Gray(b), Fred Dinkins(ds)
Setlist; Emotions @ Cotton Club, 11/1/2006
セットリスト エモーションズ コットンクラブ
Second Set
show started 21:33
01. Rejoice (1977-LP)
02. I Don’t Wanna Loose Your Love (1976)
03. A Feeling Is (1977-LP)
04. So I Can Love You (1969)
05. Show Me How (1971)
06. Flowers (1976)
07. What Goes Up Must Come Down (Blues) (Pamela solo)
08. Key To My Heart (1977-LP)
09. Misty (Jazz Standard)
10. Blessed (1977-LP)
11. Don’t Ask My Neighbors (1977)
12. Boogie Wonderland (1979)
13. Best Of My Love (1977)
show ended 22:50
(2006年11月1日水曜、丸の内コットンクラブ=エモーションズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Emotions
2006-204
Soul Talking About Aaron Neville’s Album
2006年11月1日【アーロン・ネヴィル新作をめぐる談義】
談義。
ソウルメイトMを家に送るために、Mが僕の車に乗った。このところ、すっかりヘヴィーローテーションになっているアーロン・ネヴィルのアルバム『ブリング・イット・オン・ホーム〜ザ・ソウル・クラシック』がかかっていた。ちょうど、8曲目の「レッツ・ステイ・トゥゲザー」だ。アーロンとチャカ・カーンがデュエットしている。Mは、60年代から最近までソウル〜ブラックミュージックをかなり聴きこんでいる相当なソウルの聴き手だ。
M曰く、「これを聴くと、チャカの歌の下手さが際立つよね」。「おおっ、それはまた、すごい発言」 「もちろん、チャカはうまいですよ。めちゃくちゃうまいレヴェルですけどね。ここでは、アーロンのうまさと比べたら・・・。チャカってみんなが言うほど、そんなにうまいと僕は思わないんだよねえ。『うまいですよねえ』と言われたら、『はー、そうですね〜』くらいしか、返せないというか。(笑) チャカとか、きっと、子供の頃から『歌が上手だねえ』ってみんなに言われて、育って、今日まで来てると思うんだよね。で、自分もうまいことを知ってる。でも、例えば、チャカとか、パティー・ラベルとか、シャウトしてが〜〜と力で押して、それでど〜〜んと拍手もらう、っていうのはね、もちろん、拍手をもらうのはエンタテインメントだから、ありだけどね、それと歌の本来のうまさとは違うと思うんだよね」
「へえ、じゃあアレサは」 「アレサもうまいですけど、彼女がナンバーワンで他に誰もいないみたいな、言い方はないと思うな。チャカ、パティー、あたりだと、がーんときたときには、どの曲もみな同じに聴こえちゃうんですよ。もちろん、みんなすばらしい歌い手ですよ」 「グラディス・ナイトは?」 「あれはうまいですよ。ベストじゃないですか」 「な〜〜るほど。おもしろい」 「チャカとか、昔だったらそれほど注目されなかったかもしれないけれど、何らかの理由で、うまく(時流に)乗って、注目されて今のポジションがある、っていうかね。例えば、『スタンド・バイ・ユア・マン』を歌ったキャンディ・ステイトンね、歌の表現力とかうまさだったら、チャカとまったくひけをとらないですよ。でも、キャンディはそんなに注目されなかった。知名度もない。まあ、ちょっとだけ復活みたいになったけどね。チャカに比べれば、キャンディは時流には乗れなかったよね。それは、きっと楽曲のよしあしというものだけじゃないんだよね。つまり、レコード会社がどれだけ金かけてプロ-モーションしたか、とか、プロダクションがどれだけ強いとか、どういうイメージやキャッチコピーを打ち出したか、とか、あとタイミングとかね。そういうので、ぐーんと有名になっていく歌手もいれば、そうでない歌手もいる。でも、歌のうまさだけなら、有名にならない歌手でもいくらでも、いる。歌のうまさとは、別のところにあるんだよね」 「確かに、そのとおりだ」
「しかし、このアルバム、『ソウル・アルバム』として受け入れる若い人はいるのかなあ。かっこいいとは思わないんじゃないかなあ」 「う〜ん、でも、これはソウル・アルバムでしょう」 「だって、ここで一番新しい曲でも、『エイント・ノー・サンシャイン』、『リスペクト・ユアセルフ』、『レッツ・ステイ・トゥゲザー』でみんな71年から72年でしょう」
「これって、曲、どうやって選んだろうね」と僕。「考えてないんじゃない? 5分で決めたんじゃない? (笑) 彼にとって、マーヴィン・ゲイって言ったら、『ホワッツ・ゴーイング・オン』じゃなくて、『エイント・ザット・ペキュリアー』とか、『スタバン・カインド・オブ・フェラ』くらいしかないんだよ」
「お、でも、この『ドック・オブ・ザ・ベイ』のアレンジいいねえ。ギター誰かな」 「(クレジットを見て)レイ・パーカーみたいだね。ドラムスはジェームス・ギャドソン。キーボードは、ジョー・サンプルだ」 ソウル談義、止まらず・・・。
アーロン・ネヴィルは1941年1月24日ニューオーリンズ生まれ。現在65歳。Mは車を降りる時に言った。「これ、明日、買いに行こうっと」 僕はこのレコーディングのミュージシャンをバックに、ブルーノートあたりでアーロンの歌を聴きたいねえ。しびれるだろうなあ。
■アルバム紹介
October 28, 2006
Aaron Neville: New Album "Bring It On Home...The Soul Classics"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_28.html
ENT>ARTIST>ALBUM>Neville, Aaron
談義。
ソウルメイトMを家に送るために、Mが僕の車に乗った。このところ、すっかりヘヴィーローテーションになっているアーロン・ネヴィルのアルバム『ブリング・イット・オン・ホーム〜ザ・ソウル・クラシック』がかかっていた。ちょうど、8曲目の「レッツ・ステイ・トゥゲザー」だ。アーロンとチャカ・カーンがデュエットしている。Mは、60年代から最近までソウル〜ブラックミュージックをかなり聴きこんでいる相当なソウルの聴き手だ。
M曰く、「これを聴くと、チャカの歌の下手さが際立つよね」。「おおっ、それはまた、すごい発言」 「もちろん、チャカはうまいですよ。めちゃくちゃうまいレヴェルですけどね。ここでは、アーロンのうまさと比べたら・・・。チャカってみんなが言うほど、そんなにうまいと僕は思わないんだよねえ。『うまいですよねえ』と言われたら、『はー、そうですね〜』くらいしか、返せないというか。(笑) チャカとか、きっと、子供の頃から『歌が上手だねえ』ってみんなに言われて、育って、今日まで来てると思うんだよね。で、自分もうまいことを知ってる。でも、例えば、チャカとか、パティー・ラベルとか、シャウトしてが〜〜と力で押して、それでど〜〜んと拍手もらう、っていうのはね、もちろん、拍手をもらうのはエンタテインメントだから、ありだけどね、それと歌の本来のうまさとは違うと思うんだよね」
「へえ、じゃあアレサは」 「アレサもうまいですけど、彼女がナンバーワンで他に誰もいないみたいな、言い方はないと思うな。チャカ、パティー、あたりだと、がーんときたときには、どの曲もみな同じに聴こえちゃうんですよ。もちろん、みんなすばらしい歌い手ですよ」 「グラディス・ナイトは?」 「あれはうまいですよ。ベストじゃないですか」 「な〜〜るほど。おもしろい」 「チャカとか、昔だったらそれほど注目されなかったかもしれないけれど、何らかの理由で、うまく(時流に)乗って、注目されて今のポジションがある、っていうかね。例えば、『スタンド・バイ・ユア・マン』を歌ったキャンディ・ステイトンね、歌の表現力とかうまさだったら、チャカとまったくひけをとらないですよ。でも、キャンディはそんなに注目されなかった。知名度もない。まあ、ちょっとだけ復活みたいになったけどね。チャカに比べれば、キャンディは時流には乗れなかったよね。それは、きっと楽曲のよしあしというものだけじゃないんだよね。つまり、レコード会社がどれだけ金かけてプロ-モーションしたか、とか、プロダクションがどれだけ強いとか、どういうイメージやキャッチコピーを打ち出したか、とか、あとタイミングとかね。そういうので、ぐーんと有名になっていく歌手もいれば、そうでない歌手もいる。でも、歌のうまさだけなら、有名にならない歌手でもいくらでも、いる。歌のうまさとは、別のところにあるんだよね」 「確かに、そのとおりだ」
「しかし、このアルバム、『ソウル・アルバム』として受け入れる若い人はいるのかなあ。かっこいいとは思わないんじゃないかなあ」 「う〜ん、でも、これはソウル・アルバムでしょう」 「だって、ここで一番新しい曲でも、『エイント・ノー・サンシャイン』、『リスペクト・ユアセルフ』、『レッツ・ステイ・トゥゲザー』でみんな71年から72年でしょう」
「これって、曲、どうやって選んだろうね」と僕。「考えてないんじゃない? 5分で決めたんじゃない? (笑) 彼にとって、マーヴィン・ゲイって言ったら、『ホワッツ・ゴーイング・オン』じゃなくて、『エイント・ザット・ペキュリアー』とか、『スタバン・カインド・オブ・フェラ』くらいしかないんだよ」
「お、でも、この『ドック・オブ・ザ・ベイ』のアレンジいいねえ。ギター誰かな」 「(クレジットを見て)レイ・パーカーみたいだね。ドラムスはジェームス・ギャドソン。キーボードは、ジョー・サンプルだ」 ソウル談義、止まらず・・・。
アーロン・ネヴィルは1941年1月24日ニューオーリンズ生まれ。現在65歳。Mは車を降りる時に言った。「これ、明日、買いに行こうっと」 僕はこのレコーディングのミュージシャンをバックに、ブルーノートあたりでアーロンの歌を聴きたいねえ。しびれるだろうなあ。
■アルバム紹介
October 28, 2006
Aaron Neville: New Album "Bring It On Home...The Soul Classics"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_28.html
ENT>ARTIST>ALBUM>Neville, Aaron
【有坂美香ライヴ〜触れぬ物が心の中に】
曼荼羅。
青山のライヴハウス、曼荼羅(まんだら)に初めて行った。以前から、何回か誘われていたが、なんらかの都合で行けなかった場所。入口から地下に入っていくと、中はけっこう広い。聴けば94年オープンですでに12年経っており、また、店内は120席くらいあり、席を減らして立ち見にすれば200人くらい入るという。この日は90−100人くらいのいりか。窮屈じゃなくて、ちょうどいい感じ。照明の雰囲気もなかなかいいライヴハウスだ。7月のガッツライヴでコーラスを務めていた有坂美香さんから誘われてきた。
パーカッションの大儀見さん、ギターの真中さんと有坂さんの3人。かなりアコースティックなセッションだ。これに何曲かゲストでピアノに佐藤さん、そして、ヴォーカルでユリさんが入った。ユリさんは、久保田バンドのコーラスのひとりで、ニューヨーク・オールスターズのライヴでもすっかりおなじみ。
アコースティック・トリオということで、ゆったり、まったりした空気感のライヴだった。有坂さんは、アニメ系のテーマなどを歌っているそうだ。ここで歌う曲はアニメ・ソングではない。どちらかというと彼女の透き通ったきれいな声を全面にだしたスロー系の作品が多い。しいて言えば、癒し系なのだろうか。観客は7−3で女性が多い。
ユリさんの「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」は、バンドで何度も聴いたが、この日はパーカッションとギターというアコースティックでのヴァージョン。これはこれで新鮮だったが、やはり、ボトムの効いたドラムが欲しいかも。
有坂さんステージで「触れない物、触れられない物」についての話をした。音楽も触ることはできない。だがそれは深く人の心の中に入っていく。水も形はないようなもので、手で持とうにも下に落ちてしまう。でも、そんな水も身体の奥へ入っていく。自分の作る音楽も、水のように聴く人の心の中に入ればいいなあ、ということかもしれない。形がないもののほうが、より心の奥に到達することが容易なのかもしれない。
ところで、有坂さん、インリン似では?
■有坂美香ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/mikaarisakasings/linklist/
■ユリさん関連記事(フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ関連)
July 13, 2006
Philip Woo Band: So Tight, So Funky
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_13.html
■メンバー
有坂美香 (ありさか・みか) ヴォーカル
大儀見元 (おおぎみ・げん) パーカッション
真中やす (まなかやす) ギター
=ゲスト=
佐藤真吾 (さとう・しんご) ピアノ
神野ゆり (かみの・ゆり) ヴォーカル
■Setlist: Arisaka Mika Live At Mandara, 10/30/2006
セットリスト 有坂美香 青山 曼荼羅
First Set
show started 19:43
01. Children Of The Ocean
02. 桜貝
03. Close To You
04. 月迷風影(げつめいふうえい)
05. 弧月蒼夜 (こげつそうや)
06. Black Bird
07. I Can’t Stand The Rain (Yuri)
08. Amazing Grace (Yuri+Mika)
09. Vamosa Bailar
show ended 20:49
2nd Set
show started 21:16
01. Dis〜Over The Dream
02. Perfidia
03. 青い鳥のゆくえ
04. Aquantum
05. Rise
06. You Should Be Mine (Yuri original)
07. Everything
08. 時の砂漠
Enc. Water Flow
show ended 22:25
(2006年10月30日月曜、青山曼荼羅=有坂美香ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Arisaka, Mika
2006- 203
曼荼羅。
青山のライヴハウス、曼荼羅(まんだら)に初めて行った。以前から、何回か誘われていたが、なんらかの都合で行けなかった場所。入口から地下に入っていくと、中はけっこう広い。聴けば94年オープンですでに12年経っており、また、店内は120席くらいあり、席を減らして立ち見にすれば200人くらい入るという。この日は90−100人くらいのいりか。窮屈じゃなくて、ちょうどいい感じ。照明の雰囲気もなかなかいいライヴハウスだ。7月のガッツライヴでコーラスを務めていた有坂美香さんから誘われてきた。
パーカッションの大儀見さん、ギターの真中さんと有坂さんの3人。かなりアコースティックなセッションだ。これに何曲かゲストでピアノに佐藤さん、そして、ヴォーカルでユリさんが入った。ユリさんは、久保田バンドのコーラスのひとりで、ニューヨーク・オールスターズのライヴでもすっかりおなじみ。
アコースティック・トリオということで、ゆったり、まったりした空気感のライヴだった。有坂さんは、アニメ系のテーマなどを歌っているそうだ。ここで歌う曲はアニメ・ソングではない。どちらかというと彼女の透き通ったきれいな声を全面にだしたスロー系の作品が多い。しいて言えば、癒し系なのだろうか。観客は7−3で女性が多い。
ユリさんの「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」は、バンドで何度も聴いたが、この日はパーカッションとギターというアコースティックでのヴァージョン。これはこれで新鮮だったが、やはり、ボトムの効いたドラムが欲しいかも。
有坂さんステージで「触れない物、触れられない物」についての話をした。音楽も触ることはできない。だがそれは深く人の心の中に入っていく。水も形はないようなもので、手で持とうにも下に落ちてしまう。でも、そんな水も身体の奥へ入っていく。自分の作る音楽も、水のように聴く人の心の中に入ればいいなあ、ということかもしれない。形がないもののほうが、より心の奥に到達することが容易なのかもしれない。
ところで、有坂さん、インリン似では?
■有坂美香ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/mikaarisakasings/linklist/
■ユリさん関連記事(フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ関連)
July 13, 2006
Philip Woo Band: So Tight, So Funky
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_13.html
■メンバー
有坂美香 (ありさか・みか) ヴォーカル
大儀見元 (おおぎみ・げん) パーカッション
真中やす (まなかやす) ギター
=ゲスト=
佐藤真吾 (さとう・しんご) ピアノ
神野ゆり (かみの・ゆり) ヴォーカル
■Setlist: Arisaka Mika Live At Mandara, 10/30/2006
セットリスト 有坂美香 青山 曼荼羅
First Set
show started 19:43
01. Children Of The Ocean
02. 桜貝
03. Close To You
04. 月迷風影(げつめいふうえい)
05. 弧月蒼夜 (こげつそうや)
06. Black Bird
07. I Can’t Stand The Rain (Yuri)
08. Amazing Grace (Yuri+Mika)
09. Vamosa Bailar
show ended 20:49
2nd Set
show started 21:16
01. Dis〜Over The Dream
02. Perfidia
03. 青い鳥のゆくえ
04. Aquantum
05. Rise
06. You Should Be Mine (Yuri original)
07. Everything
08. 時の砂漠
Enc. Water Flow
show ended 22:25
(2006年10月30日月曜、青山曼荼羅=有坂美香ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Arisaka, Mika
2006- 203
【ジェームス藤木&トウキョウ・モウタウン・ショウ】
徹底。
今年の4月、さらに5月28日にも渋谷でライヴを披露しているクールスのジェームス藤木さんのソウルバンド、トウキョウ・モウタウン・ショウのライヴが約5ヶ月ぶりにあった。前回(5月28日)と同じ渋谷27デスティニー。ライヴは最高なのだが、音響がかなり劣悪で、本当にもっと音響がよく、ステージも広いところで、が〜んと見たい。
これでもか、これでもか、とソウルヒッツばかりを次々とカヴァーして披露。この徹底したソウル路線が嬉しい。
今回の違いは、サックスに女性サックス奏者ミユキさんが加入したこと。和製キャンディー・ダルファーか、かなりファンキー路線を見せた。女性シンガー、イクミのパートはものすごい迫力。和製ティナ・ターナー+アレサ・フランクリン+リン・コリンズという感じ。「ソウル・サーチン」アレサの回には、前から彼女の「ロック・ステディー」をやってもらおうと密かに思っている。イクミは、こうしたジャンプナンバーもいいが、以前にも書いたグラディスの「ニーザー・ワン・オブ・アス」などもいいのでたいしたもの。
一方、前々回から参加のトモコさんは、「ピロー・トーク」が以前のパフォーマンスと比べると徐々にセクシーになってきた。「いやあ、最初は恥ずかしかったですよ〜」という。普段はラウンジやオールディーズ・バンドなどでも歌っているという。
最大16人がステージに上る見事なビッグ・レヴュー。ライヴのために、毎週必ずリハーサルをしているという。だからこそ、これだけのタイトなショウを繰り広げられるのだろう。同行オッシーも、「サイコーですねえ。こういうのは、応援したいですね!」とえらくお気に召した様子。
アンコールでは、アイズレーの「イッツ・ユア・シング」からジェームス・ブラウンの「イッツ・マイ・サング」へなだれ込んだ。徹底したファンクで幕を下ろした。次回ライヴがあるときには、事前に告知します。
(前回5月28日のライヴ評は書いていたが、なぜか未発表になっていました)
■ジェームスさん過去関連記事
2002/11/06 (Wed)
Street Cafe 5th Anniversary
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200211/diary20021106.html
2003/06/04 (Wed)
Oldest Funk Band in Tokyo at Newest Live House
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030604.html
2003/11/10 (Mon)
Party To Party: Street Cafe To Brown Sugar
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20031110.html
2004/05/31 (Mon)
James Fujiki & Respect All Live At Graffiti
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040531.html
May 01, 2006
James Fujiki’s New Soul Band: Tokyo Mowtown Show Debut
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_05_01.html
■メンバー James Fujiki & Tokyo Mowtown Show
ジェームス藤木 (ギター、ヴォーカル)
【ヴァレンティノス】
ジョージ・ヴァレンティノ (デイヴィッド・ラッフィン系)
ナオキ・ブルー (低音系)
キャット・ケイ (ファルセット系)
ケン (ゲット・レディーなど)
サブ (ドラムス)
アッキー (ギター)
ショウゴ (ギター)
マミ (キーボード)
ボビー長野(べース)
ケンタロー (トロンボーン)
ノブ (トランペット)
ミユキ (サックス)(新加入)
イクミ・ストリート (ヴォーカル)
トモコ・ルルベル (ヴォーカル)
ワイズマン・アキ (MC)
(振り付け・マイケル鶴岡)
■Setlist: James Fujiki & Tokyo Mowtown Show @ 27 Destiny, Shibuya, 10/29/2006
セットリスト ジェームス藤木 & トウキョウ・モウタウン・ショウ
[ ] indicates original artist
show started 20:34
01. TMS (Tokyo Mowtown Show) Theme
02. Get Ready [Temptations, Rare Earth]
03. Back Stabbers [O’Jays]
04. 25 Miles [Edwin Starr]
05. Rock Steady (Featuring Ikumi) [Aretha Franklin]
06. Sweet Sweet Baby (Featuring Ikumi) [Aretha Franklin]
07. I Feel Good (Featuring Ikumi) [James Brown]
08. You’ll Never Find Another Love Like Mine [Lou Rawls]
09. Pillow Talk (Featuring Tomoko) [Sylvia]
10. It Only Takes A Minute [Tavares]
11. How Sweet It Is [Marvin Gaye]
12. I’m Gonna Make You Love Me (Ikumi & Valentinos) [Diana Ross & Supremes And Temptations]
13. You Don’t Have To Be A Star [Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.]
14. Heatwave (Featuring Tomoko) [Martha & The Vandellas]
Enc. Funky Nassau [Beginning Of The End]
Enc. It’s Your Thing (Ikumi) [Isley Brothers]
Enc. It’s My Thing (Ikumi) [Marva Whitney, James Brown]
show ended 21:48
(2006年10月29日日曜、渋谷27デスティニー=ジェームス藤木&トウキョウ・モウタウン・ショウ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fujiki, James & Tokyo Mowtown Show
2006-202
徹底。
今年の4月、さらに5月28日にも渋谷でライヴを披露しているクールスのジェームス藤木さんのソウルバンド、トウキョウ・モウタウン・ショウのライヴが約5ヶ月ぶりにあった。前回(5月28日)と同じ渋谷27デスティニー。ライヴは最高なのだが、音響がかなり劣悪で、本当にもっと音響がよく、ステージも広いところで、が〜んと見たい。
これでもか、これでもか、とソウルヒッツばかりを次々とカヴァーして披露。この徹底したソウル路線が嬉しい。
今回の違いは、サックスに女性サックス奏者ミユキさんが加入したこと。和製キャンディー・ダルファーか、かなりファンキー路線を見せた。女性シンガー、イクミのパートはものすごい迫力。和製ティナ・ターナー+アレサ・フランクリン+リン・コリンズという感じ。「ソウル・サーチン」アレサの回には、前から彼女の「ロック・ステディー」をやってもらおうと密かに思っている。イクミは、こうしたジャンプナンバーもいいが、以前にも書いたグラディスの「ニーザー・ワン・オブ・アス」などもいいのでたいしたもの。
一方、前々回から参加のトモコさんは、「ピロー・トーク」が以前のパフォーマンスと比べると徐々にセクシーになってきた。「いやあ、最初は恥ずかしかったですよ〜」という。普段はラウンジやオールディーズ・バンドなどでも歌っているという。
最大16人がステージに上る見事なビッグ・レヴュー。ライヴのために、毎週必ずリハーサルをしているという。だからこそ、これだけのタイトなショウを繰り広げられるのだろう。同行オッシーも、「サイコーですねえ。こういうのは、応援したいですね!」とえらくお気に召した様子。
アンコールでは、アイズレーの「イッツ・ユア・シング」からジェームス・ブラウンの「イッツ・マイ・サング」へなだれ込んだ。徹底したファンクで幕を下ろした。次回ライヴがあるときには、事前に告知します。
(前回5月28日のライヴ評は書いていたが、なぜか未発表になっていました)
■ジェームスさん過去関連記事
2002/11/06 (Wed)
Street Cafe 5th Anniversary
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200211/diary20021106.html
2003/06/04 (Wed)
Oldest Funk Band in Tokyo at Newest Live House
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030604.html
2003/11/10 (Mon)
Party To Party: Street Cafe To Brown Sugar
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20031110.html
2004/05/31 (Mon)
James Fujiki & Respect All Live At Graffiti
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040531.html
May 01, 2006
James Fujiki’s New Soul Band: Tokyo Mowtown Show Debut
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_05_01.html
■メンバー James Fujiki & Tokyo Mowtown Show
ジェームス藤木 (ギター、ヴォーカル)
【ヴァレンティノス】
ジョージ・ヴァレンティノ (デイヴィッド・ラッフィン系)
ナオキ・ブルー (低音系)
キャット・ケイ (ファルセット系)
ケン (ゲット・レディーなど)
サブ (ドラムス)
アッキー (ギター)
ショウゴ (ギター)
マミ (キーボード)
ボビー長野(べース)
ケンタロー (トロンボーン)
ノブ (トランペット)
ミユキ (サックス)(新加入)
イクミ・ストリート (ヴォーカル)
トモコ・ルルベル (ヴォーカル)
ワイズマン・アキ (MC)
(振り付け・マイケル鶴岡)
■Setlist: James Fujiki & Tokyo Mowtown Show @ 27 Destiny, Shibuya, 10/29/2006
セットリスト ジェームス藤木 & トウキョウ・モウタウン・ショウ
[ ] indicates original artist
show started 20:34
01. TMS (Tokyo Mowtown Show) Theme
02. Get Ready [Temptations, Rare Earth]
03. Back Stabbers [O’Jays]
04. 25 Miles [Edwin Starr]
05. Rock Steady (Featuring Ikumi) [Aretha Franklin]
06. Sweet Sweet Baby (Featuring Ikumi) [Aretha Franklin]
07. I Feel Good (Featuring Ikumi) [James Brown]
08. You’ll Never Find Another Love Like Mine [Lou Rawls]
09. Pillow Talk (Featuring Tomoko) [Sylvia]
10. It Only Takes A Minute [Tavares]
11. How Sweet It Is [Marvin Gaye]
12. I’m Gonna Make You Love Me (Ikumi & Valentinos) [Diana Ross & Supremes And Temptations]
13. You Don’t Have To Be A Star [Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.]
14. Heatwave (Featuring Tomoko) [Martha & The Vandellas]
Enc. Funky Nassau [Beginning Of The End]
Enc. It’s Your Thing (Ikumi) [Isley Brothers]
Enc. It’s My Thing (Ikumi) [Marva Whitney, James Brown]
show ended 21:48
(2006年10月29日日曜、渋谷27デスティニー=ジェームス藤木&トウキョウ・モウタウン・ショウ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fujiki, James & Tokyo Mowtown Show
2006-202
Alfonso Freeman, Son Of Morgan Freeman, Live
2006年10月29日【アルフォンソ・フリーマン〜モーガン・フリーマンの息子のライヴ】
千円。
音楽とまったく関係のない友人から、家の近くのライヴハウスでライヴがあるから来ませんか、という誘いがあり、そのアーティストが面白そうだったので、仙川まで出向いた。仙川と書いて、「せんがわ」と読む。「せんかわ」だと思っていた。会場のキックバック・カフェは、この夏にコットン・クラブに出ていたシーラEが遊びに来て飛び入りした店ということで、名前だけは聞いていた。けっこうライヴをやっているようだ。
通常の座席に補助席などをいれて約80席、これに立ち見が加わり、店内は身動きとれないほどの大盛況。アルフォンソは、名優モーガン・フリーマン(1937年6月1日テネシー州メンフィス生まれ=現在69歳)の48歳になる息子だ。ステージのおしゃべりでも言っていたが、なんと彼は24歳になるまで、自分の父親のことを知らずにいたという。現在では、良い関係を保っているそうだ。ロスアンジェルス生まれで、劇場で演劇をやったり、映画に出たり、音楽もやったりしている。日本では佐川急便のEコレクトのCMで加藤ローザと一緒に映っていたのが、このアルフォンソだという。
この日のライヴのポイントは、なんとミュージックチャージが1000円だということ。1000円で、生の歌を聴けるというのはひじょうにいい。普段あまりライヴに行かない人にぜひ、こうしたライヴミュージックの良さ、楽しさを知って欲しいと思う。いくつかトラック(カラオケ)とバンド(ドラムス、ベース、キーボード)を伴い、歌う。雰囲気はジャズ、ゴスペル、ソウル的なものをあわせた感じ。2003年に出した自主制作のCD『アイ・ウォント・トゥ・ビリーヴ』の曲を中心にライヴを繰り広げた。
歌としては、後半、比較的彼が張り上げて歌うスタイルの曲が少し印象に残った。また「アズ・ザ・ディアー」、「ジーザス・ラヴズ・ミー」などのピアノの弾き語りはそれなりに雰囲気はあった。「ジーザス・ラヴズ・ミー」は、日本ではホイットニー・ヒューストンのヴァージョンが『ボディガード』に収録されていて、よく知られているかもしれない。
ただ、彼はミニスターなのか、かなり神の話をする。若干その手のおしゃべりが多すぎて僕にはトゥーマッチだった。神の話より、彼自身の生い立ちについて、その中での苦労、父を24歳で知ったときの思い、有名人の息子であることのプレッシャーなどについて話してもらったほうが、よりリアルに身近に感じられるだろう。そうした苦労から生まれた歌です、といって歌われたほうが、理解しやすい。
彼の話しぶりから、人柄がものすごくいいな、というのがわかった。ライヴが終わって、すぐにサイン会を始めた。CDにサインをもらう時に「いつもは、ジャズ・クラブ、それとも、教会などで歌ってるのですか」と尋ねると、「声がかかれば、どこでも歌うよ」と明るく答えてくれた。
キック・バック・カフェは、他に無料ライヴもやっている。ぜひ無料、もしくは1000円までのチャージでのライヴシリーズを続けていただきたい。
キック・バック・カフェのウェッブ
http://www.kickbackcafe.jp/
Setlist: Alfonso Freeman @ Kick Back Cafe, 10/28/2006
セットリスト: アルフォンソ・フリーマン キック・バック・カフェ
(# indicates songs from his album "I Want To Believe")
show started 20:00
01. Through Praise #
02. Medley: Trying To Make Our Way #
03. Gratitude
04. I Want To Believe #
05. New Mercies #
06. As The Deer
07. Jesus Loves Me
show ended 20:55
Second set
show started 21:17
01. Fearfully And Wonderfully Made #
02. Preach The Word #
03. I Was #
04. Fairest Lord Jesus #
05. God Is Good (new-from upcoming album)
06. Grace And Peace
Enc1. I Love You Lord
Enc2. Do Me Like Jesus
show ended 21:56
(2006年10月28日土曜、仙川キック・バック・カフェ=アルフォンソ・フリーマン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Freeman, Alfonse
2006-201
千円。
音楽とまったく関係のない友人から、家の近くのライヴハウスでライヴがあるから来ませんか、という誘いがあり、そのアーティストが面白そうだったので、仙川まで出向いた。仙川と書いて、「せんがわ」と読む。「せんかわ」だと思っていた。会場のキックバック・カフェは、この夏にコットン・クラブに出ていたシーラEが遊びに来て飛び入りした店ということで、名前だけは聞いていた。けっこうライヴをやっているようだ。
通常の座席に補助席などをいれて約80席、これに立ち見が加わり、店内は身動きとれないほどの大盛況。アルフォンソは、名優モーガン・フリーマン(1937年6月1日テネシー州メンフィス生まれ=現在69歳)の48歳になる息子だ。ステージのおしゃべりでも言っていたが、なんと彼は24歳になるまで、自分の父親のことを知らずにいたという。現在では、良い関係を保っているそうだ。ロスアンジェルス生まれで、劇場で演劇をやったり、映画に出たり、音楽もやったりしている。日本では佐川急便のEコレクトのCMで加藤ローザと一緒に映っていたのが、このアルフォンソだという。
この日のライヴのポイントは、なんとミュージックチャージが1000円だということ。1000円で、生の歌を聴けるというのはひじょうにいい。普段あまりライヴに行かない人にぜひ、こうしたライヴミュージックの良さ、楽しさを知って欲しいと思う。いくつかトラック(カラオケ)とバンド(ドラムス、ベース、キーボード)を伴い、歌う。雰囲気はジャズ、ゴスペル、ソウル的なものをあわせた感じ。2003年に出した自主制作のCD『アイ・ウォント・トゥ・ビリーヴ』の曲を中心にライヴを繰り広げた。
歌としては、後半、比較的彼が張り上げて歌うスタイルの曲が少し印象に残った。また「アズ・ザ・ディアー」、「ジーザス・ラヴズ・ミー」などのピアノの弾き語りはそれなりに雰囲気はあった。「ジーザス・ラヴズ・ミー」は、日本ではホイットニー・ヒューストンのヴァージョンが『ボディガード』に収録されていて、よく知られているかもしれない。
ただ、彼はミニスターなのか、かなり神の話をする。若干その手のおしゃべりが多すぎて僕にはトゥーマッチだった。神の話より、彼自身の生い立ちについて、その中での苦労、父を24歳で知ったときの思い、有名人の息子であることのプレッシャーなどについて話してもらったほうが、よりリアルに身近に感じられるだろう。そうした苦労から生まれた歌です、といって歌われたほうが、理解しやすい。
彼の話しぶりから、人柄がものすごくいいな、というのがわかった。ライヴが終わって、すぐにサイン会を始めた。CDにサインをもらう時に「いつもは、ジャズ・クラブ、それとも、教会などで歌ってるのですか」と尋ねると、「声がかかれば、どこでも歌うよ」と明るく答えてくれた。
キック・バック・カフェは、他に無料ライヴもやっている。ぜひ無料、もしくは1000円までのチャージでのライヴシリーズを続けていただきたい。
キック・バック・カフェのウェッブ
http://www.kickbackcafe.jp/
Setlist: Alfonso Freeman @ Kick Back Cafe, 10/28/2006
セットリスト: アルフォンソ・フリーマン キック・バック・カフェ
(# indicates songs from his album "I Want To Believe")
show started 20:00
01. Through Praise #
02. Medley: Trying To Make Our Way #
03. Gratitude
04. I Want To Believe #
05. New Mercies #
06. As The Deer
07. Jesus Loves Me
show ended 20:55
Second set
show started 21:17
01. Fearfully And Wonderfully Made #
02. Preach The Word #
03. I Was #
04. Fairest Lord Jesus #
05. God Is Good (new-from upcoming album)
06. Grace And Peace
Enc1. I Love You Lord
Enc2. Do Me Like Jesus
show ended 21:56
(2006年10月28日土曜、仙川キック・バック・カフェ=アルフォンソ・フリーマン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Freeman, Alfonse
2006-201
【魅惑のヴォイス、アーロン・ネヴィル新作はソウル・クラシック集】
クラシック。
ネヴィル・ブラザースのリードシンガー、アーロン・ネヴィルの新作アルバムが出た。タイトルは『ブリング・イット・オン・ホーム...ザ・ソウル・クラシック』。ボーナストラックを含めて全15曲。おおおっ、この選曲のラインアップを見るだけで、失神ものだ。
美しい絹のような声で、数々のソウル・クラシックが歌われる。アーロン・ネヴィルというシンガーの名前と曲のリストを見ただけで、中身の素晴らしさがわかろうというもの。素晴らしいのはわかっている。あとは、どれくらい素晴らしいのかを確認するだけだ。
例えば5曲目、サム・クックのクラシック「ユー・センド・ミー」では途中にエレクトリック・ピアノの華麗な響きが入る。だれかと思ってクレジットを見れば、ジョー・サンプル。他にも、現在来日中のレイ・パーカー、レイとともに来日中のフレディー・ワシントン、あるいは、ロスのトップミュージシャンたち、ニール・ラーセンなど多数の一線級がレコーディングに参加している。
ゲストも多彩だ。クリス・ボッティー、メヴィス・ステイプル、シャカ・カーン、デイヴィッド・サンボーンなどなど。
カーティス・メイフィールドの2曲「イッツ・オールライト」と「ピープル・ゲット・レディー」も見事。デイヴィッド・リッツのライナーノーツによれば、アーロンはカーティスを死去前に見舞っている、という。
アーロンの声は一瞬聴いただけでわかる。そして、どんなに有名な曲でもどれも、すぐにアーロン節になる。他人の曲を自分のものにして歌えてこそ、何ぼのもの。アーロンの解釈力は見事というほかない。
ライナーノーツをデイヴィッド・リッツが書いている。また国内盤は2曲ボーナストラックが収録されている。
アーロン・ネヴィル〜ソウル・クラシックを歌う
Aaron Neville / Bring It On Home...The Soul Classics
1. 雨のジョージア
2. 消えゆく太陽
3. ドック・オブ・ベイ
4. スタンド・バイ・ミー
5. ユー・センド・ミー
6. リスペクト・ユアセルフ
7. 男が女を愛するとき
8. レッツ・ステイ・トゥゲザー
9. イッツ・オール・ライト
10. ピープル・ゲット・レディ
11. マイ・ガール
12. エイント・ザット・ペキュリア
13. チェンジ・イズ・ゴナ・カム
14. ハイヤー・アンド・ハイヤー (ボーナストラック)
15. ブリング・イット・オン・ホーム (ボーナストラック)
ENT>MUSIC>ALBUM>Neville, Aaron
クラシック。
ネヴィル・ブラザースのリードシンガー、アーロン・ネヴィルの新作アルバムが出た。タイトルは『ブリング・イット・オン・ホーム...ザ・ソウル・クラシック』。ボーナストラックを含めて全15曲。おおおっ、この選曲のラインアップを見るだけで、失神ものだ。
美しい絹のような声で、数々のソウル・クラシックが歌われる。アーロン・ネヴィルというシンガーの名前と曲のリストを見ただけで、中身の素晴らしさがわかろうというもの。素晴らしいのはわかっている。あとは、どれくらい素晴らしいのかを確認するだけだ。
例えば5曲目、サム・クックのクラシック「ユー・センド・ミー」では途中にエレクトリック・ピアノの華麗な響きが入る。だれかと思ってクレジットを見れば、ジョー・サンプル。他にも、現在来日中のレイ・パーカー、レイとともに来日中のフレディー・ワシントン、あるいは、ロスのトップミュージシャンたち、ニール・ラーセンなど多数の一線級がレコーディングに参加している。
ゲストも多彩だ。クリス・ボッティー、メヴィス・ステイプル、シャカ・カーン、デイヴィッド・サンボーンなどなど。
カーティス・メイフィールドの2曲「イッツ・オールライト」と「ピープル・ゲット・レディー」も見事。デイヴィッド・リッツのライナーノーツによれば、アーロンはカーティスを死去前に見舞っている、という。
アーロンの声は一瞬聴いただけでわかる。そして、どんなに有名な曲でもどれも、すぐにアーロン節になる。他人の曲を自分のものにして歌えてこそ、何ぼのもの。アーロンの解釈力は見事というほかない。
ライナーノーツをデイヴィッド・リッツが書いている。また国内盤は2曲ボーナストラックが収録されている。
アーロン・ネヴィル〜ソウル・クラシックを歌う
Aaron Neville / Bring It On Home...The Soul Classics
1. 雨のジョージア
2. 消えゆく太陽
3. ドック・オブ・ベイ
4. スタンド・バイ・ミー
5. ユー・センド・ミー
6. リスペクト・ユアセルフ
7. 男が女を愛するとき
8. レッツ・ステイ・トゥゲザー
9. イッツ・オール・ライト
10. ピープル・ゲット・レディ
11. マイ・ガール
12. エイント・ザット・ペキュリア
13. チェンジ・イズ・ゴナ・カム
14. ハイヤー・アンド・ハイヤー (ボーナストラック)
15. ブリング・イット・オン・ホーム (ボーナストラック)
ENT>MUSIC>ALBUM>Neville, Aaron
Soul Talking With Mr. Luther
2006年10月27日【ルーサーさんとソウル談義・・・】
エア・ベース。
2007年1月14日(日)に第5回目のソロ・ライヴを行うミスター・低音ルーサー市村さんと、ライヴについてあれこれお話しをしてきた。すでに3ヶ月を切っているわけだが、まだ2ヶ月以上あるといえば、ある。だが、こんなのはあっという間に過ぎてしまう。(笑)
ルーサーさんすでに、かなりの曲を聞きこんでいて、さらに歌詞カードも集めておられているが、選曲に迷われている感じ。ルーサーさん向きと思われる曲を集めたCDを1枚焼いて持って行った。その他に、ルー・ロウルズのライヴ、アーロン・ネヴィルの届いたばかりの新譜(これがすばらしい、後日詳しく書きます)、ロナルド・アイズレーのバカラックのアルバムなどをお渡しした。果たして、どうなるか、乞うご期待。
曲の話も少しはしたのだが、それより、どうも気がつくとお笑いネタのほうに行ってしまうのはルーサーさんならではか。(笑) その席で思いついた曲は、ソウルナッツのDJケイコに頼んでかけてもらったり。
前回までのライヴのリスナーの反応は、曲についてよりも、トークネタへの反応のほうが圧倒的に多いそうだ。それはそれで、受ける。
そうこうしているうちに隣に、先日ブルースアレーのガッツのライヴでベースを弾いていた坂本竜太さんが仲間たちと来て、予期せぬ再会、雑談。そういえば、坂本さん、この近くに住んでいてよくナッツに来ていると言っていた。ルーサーさんと坂本さんを紹介すると、最初はわからなかったが、話し始めて大分たってから、実はかつて番組かなにかで会ったことがあったそうだ。坂本さん「ソウルバー、いいですよねえ! うちでCD聴くより、ここでアナログ聴くほうが、いいんですよ」
彼に「ねえねえ、エアー・ベースやって」と言ったら、テレながら堂々とやってくれた。(笑) ルーサーさん「エアー・ギターっていうのは聴いたことあるけど、エアー・ベースっていうのは初めて聴いた」 「僕も、今思いついて、初めて言いました(笑)」 「今、思い出しました。そういえばアメリカでは、楽器はほとんどなんでも『エアなんとか』、ってあるそうですね」 「へえ、そうなんですか」 「エア・ドラム、エア・ギター、エア・ヴァイオリンなんかもあるそうですよ」 「あ、じゃあ、ルーサーさん、ステージで曲の途中にピアノソロいれて、エア・ピアノでもやったら?」
エア・ベース、っていったら、普通Air Base 航空機基地=飛行場のことだねえ。スペルが違うが。Air Bass ね。しかし、話は尽きません。
■ルーサーさんソロライヴ
October 15, 2006
Luther Number 1 Ichimura’s Solo Live Will Be Held In January
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_15.html
ENT>ESSAY>Luther Ichimura
エア・ベース。
2007年1月14日(日)に第5回目のソロ・ライヴを行うミスター・低音ルーサー市村さんと、ライヴについてあれこれお話しをしてきた。すでに3ヶ月を切っているわけだが、まだ2ヶ月以上あるといえば、ある。だが、こんなのはあっという間に過ぎてしまう。(笑)
ルーサーさんすでに、かなりの曲を聞きこんでいて、さらに歌詞カードも集めておられているが、選曲に迷われている感じ。ルーサーさん向きと思われる曲を集めたCDを1枚焼いて持って行った。その他に、ルー・ロウルズのライヴ、アーロン・ネヴィルの届いたばかりの新譜(これがすばらしい、後日詳しく書きます)、ロナルド・アイズレーのバカラックのアルバムなどをお渡しした。果たして、どうなるか、乞うご期待。
曲の話も少しはしたのだが、それより、どうも気がつくとお笑いネタのほうに行ってしまうのはルーサーさんならではか。(笑) その席で思いついた曲は、ソウルナッツのDJケイコに頼んでかけてもらったり。
前回までのライヴのリスナーの反応は、曲についてよりも、トークネタへの反応のほうが圧倒的に多いそうだ。それはそれで、受ける。
そうこうしているうちに隣に、先日ブルースアレーのガッツのライヴでベースを弾いていた坂本竜太さんが仲間たちと来て、予期せぬ再会、雑談。そういえば、坂本さん、この近くに住んでいてよくナッツに来ていると言っていた。ルーサーさんと坂本さんを紹介すると、最初はわからなかったが、話し始めて大分たってから、実はかつて番組かなにかで会ったことがあったそうだ。坂本さん「ソウルバー、いいですよねえ! うちでCD聴くより、ここでアナログ聴くほうが、いいんですよ」
彼に「ねえねえ、エアー・ベースやって」と言ったら、テレながら堂々とやってくれた。(笑) ルーサーさん「エアー・ギターっていうのは聴いたことあるけど、エアー・ベースっていうのは初めて聴いた」 「僕も、今思いついて、初めて言いました(笑)」 「今、思い出しました。そういえばアメリカでは、楽器はほとんどなんでも『エアなんとか』、ってあるそうですね」 「へえ、そうなんですか」 「エア・ドラム、エア・ギター、エア・ヴァイオリンなんかもあるそうですよ」 「あ、じゃあ、ルーサーさん、ステージで曲の途中にピアノソロいれて、エア・ピアノでもやったら?」
エア・ベース、っていったら、普通Air Base 航空機基地=飛行場のことだねえ。スペルが違うが。Air Bass ね。しかし、話は尽きません。
■ルーサーさんソロライヴ
October 15, 2006
Luther Number 1 Ichimura’s Solo Live Will Be Held In January
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_15.html
ENT>ESSAY>Luther Ichimura
【フィリップ・ウー、エボニー、石成ライヴ】
トリオ。
フィリップが、東京在住のソウルシンガー、エボニー・フェイと初めて組んでの四谷メビウスでのライヴ。すっかり忘れていたら、当日、フィリップからメールが来たので、途中から見た。ギターはおなじみ石成正人さん。
フィリップは今日はアコースティックのピアノだけ、そして、ギターでエボニーが歌う。比較的シンプルな構成。エボニーとは、以前、コンズ・コーナー時代に見ていて、のりがいいので、よくおしゃべるするようになった。何せ、日本語がけっこうしゃべれるので、受けがいい。この日のステージもさかんに日本語でお客さんに話しかける。石成さんを紹介するのに「石成、カミナリ、石成、カミナリ・・・」を連呼。受ける。
2セット目、特に低い声がよくでる曲がいいように思えた。例えば、シンディー・ロウパーの「タイム・アフター・タイム」、さらにこの日の最大のハイライトとなったレイ・チャールズの「ジョージア・オン・マイ・マインド」。これは、思い切り熱唱。
3セット目、「ソング・フォー・ユー」ではフィリップのピアノ・ソロ、さらに石成さんのギター・ソロがたっぷり聴けた。
ところでセカンド最初のインスト曲「パワー・ハウス」という曲を知らなかったので、フィリップに聞くと、タワー・オブ・パワーのキーボード奏者、チェスター・トンプソンの作品だという。で、調べてみると、彼の同名のアルバムがあった。チェスターは、タワーのほかにサンタナにも参加していた。
+++++
■過去関連記事
October 08, 2006
Philip Woo Will Be At Cotton Club With Roy Ayers: Reunion First In 28 Years : Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 1)
フィリップがロイとの出会いを語る
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_08.html
October 09, 2006
Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_09.html
■フィリップ・ウー&ロイ・エアーズ、コットン・クラブが11月5日(日)と6日(月)いよいよ間近。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html
フィリップに聞いたところ、「もちろんみんなが大好きな『エヴリバディー・ラヴズ・ザ・サンシャイン』、やるよ」とのこと。また、メンバーも決まった。フィリップ、ロイのほか、ヴォーカルにロビー・ダンジー、ギターに西山ハンコ屋さん、ベースはクリフォード・アーチャー、ドラムスがジェイ・スティックス。
フィリップ・ウー & ロイ・エアーズ 〜ユビクィティー・リユニオン〜
Philip Woo(key), Roy Ayers(vib), Robbie Danzie(vo), Hank Nishiyama(g), Cliff Archer(b), Jay Stixx(ds)
■次回『ソウル・ブレンズ』内、「ソウル・サーチン」でフィリップ&ロイ・エアーズをご紹介します。10月29日(日)午後3時15分頃、インターFM76.1
mhz。
+++++
■メンバー
フィリップ・ウー (ピアノ)
エボニー・フェイ (ヴォーカル)
石成正人 (ギター)
Setlist セットリスト フィリップ・ウー (Philip Woo At Mobius 10/25/2006)
Second Set
show started 21:28
01. Power House (Instrumental) (Chester Thompson)
02. Summertime (standard)
03. Time After Time (Cindy Lauper)
04. Georgia On My Mind (Ray Charles)
05. Through The Fire (Chaka Kahn)
show ended 21:55
Third Set
show started 22:51
01. Sweet Thing (Rufus ftg. Chaka Kahn)
02. For Once In My Life (Stevie Wonder)
03. A Song For You (Leon Russell, Donny Hathaway)
04. You’re The Sunshine Of My Life (Stevie Wonder)
05. God Bless Our Child (Billie Holiday)
show ended 23:30
(2006年10月25日水、四谷メビウス=フィリップ・ウー、エボニー・フェイ、石成正人・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip / Faye, Ebony / Ishinari, Masato
2006-200
トリオ。
フィリップが、東京在住のソウルシンガー、エボニー・フェイと初めて組んでの四谷メビウスでのライヴ。すっかり忘れていたら、当日、フィリップからメールが来たので、途中から見た。ギターはおなじみ石成正人さん。
フィリップは今日はアコースティックのピアノだけ、そして、ギターでエボニーが歌う。比較的シンプルな構成。エボニーとは、以前、コンズ・コーナー時代に見ていて、のりがいいので、よくおしゃべるするようになった。何せ、日本語がけっこうしゃべれるので、受けがいい。この日のステージもさかんに日本語でお客さんに話しかける。石成さんを紹介するのに「石成、カミナリ、石成、カミナリ・・・」を連呼。受ける。
2セット目、特に低い声がよくでる曲がいいように思えた。例えば、シンディー・ロウパーの「タイム・アフター・タイム」、さらにこの日の最大のハイライトとなったレイ・チャールズの「ジョージア・オン・マイ・マインド」。これは、思い切り熱唱。
3セット目、「ソング・フォー・ユー」ではフィリップのピアノ・ソロ、さらに石成さんのギター・ソロがたっぷり聴けた。
ところでセカンド最初のインスト曲「パワー・ハウス」という曲を知らなかったので、フィリップに聞くと、タワー・オブ・パワーのキーボード奏者、チェスター・トンプソンの作品だという。で、調べてみると、彼の同名のアルバムがあった。チェスターは、タワーのほかにサンタナにも参加していた。
+++++
■過去関連記事
October 08, 2006
Philip Woo Will Be At Cotton Club With Roy Ayers: Reunion First In 28 Years : Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 1)
フィリップがロイとの出会いを語る
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_08.html
October 09, 2006
Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_09.html
■フィリップ・ウー&ロイ・エアーズ、コットン・クラブが11月5日(日)と6日(月)いよいよ間近。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html
フィリップに聞いたところ、「もちろんみんなが大好きな『エヴリバディー・ラヴズ・ザ・サンシャイン』、やるよ」とのこと。また、メンバーも決まった。フィリップ、ロイのほか、ヴォーカルにロビー・ダンジー、ギターに西山ハンコ屋さん、ベースはクリフォード・アーチャー、ドラムスがジェイ・スティックス。
フィリップ・ウー & ロイ・エアーズ 〜ユビクィティー・リユニオン〜
Philip Woo(key), Roy Ayers(vib), Robbie Danzie(vo), Hank Nishiyama(g), Cliff Archer(b), Jay Stixx(ds)
■次回『ソウル・ブレンズ』内、「ソウル・サーチン」でフィリップ&ロイ・エアーズをご紹介します。10月29日(日)午後3時15分頃、インターFM76.1
mhz。
+++++
■メンバー
フィリップ・ウー (ピアノ)
エボニー・フェイ (ヴォーカル)
石成正人 (ギター)
Setlist セットリスト フィリップ・ウー (Philip Woo At Mobius 10/25/2006)
Second Set
show started 21:28
01. Power House (Instrumental) (Chester Thompson)
02. Summertime (standard)
03. Time After Time (Cindy Lauper)
04. Georgia On My Mind (Ray Charles)
05. Through The Fire (Chaka Kahn)
show ended 21:55
Third Set
show started 22:51
01. Sweet Thing (Rufus ftg. Chaka Kahn)
02. For Once In My Life (Stevie Wonder)
03. A Song For You (Leon Russell, Donny Hathaway)
04. You’re The Sunshine Of My Life (Stevie Wonder)
05. God Bless Our Child (Billie Holiday)
show ended 23:30
(2006年10月25日水、四谷メビウス=フィリップ・ウー、エボニー・フェイ、石成正人・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip / Faye, Ebony / Ishinari, Masato
2006-200
【ディーヴァ・グレイ・ショウ、来年1月に開催】
ディーヴァ。
今年7月1日の『ソウル・サーチン:ザ・セッションVOL.1』でルーサー・ヴァンドロスの「バイ・ミー・ア・ローズ」を歌い大喝采を浴びたディーヴァ・グレイのショウを企画中です。まもなく、詳細を発表いたしますのでご期待ください。
一応、2007年1月9日(火曜)、東京・目黒のブルースアレーです。ディーヴァは、数多くのアーティストの作品に参加しています。そこで自らが参加したシックやルーサーのヒットだけでなく、「ソウル・サーチン」でもちらっと歌ったチェンジの「パラダイス」など、彼女がかかわった作品を多数歌ってもらいます。これも彼女が歌っていたのか、という作品群を発掘したライヴになりますので、ご期待ください。もちろんバックは、ザ・ソウル・サーチャーズです。
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Gray, Diva
+++++
BBS Is Gone, Stand By For New BBS:
【掲示板消える】
削除。
昨日、いつもの日課、スパムポストをせっせと削除していたら、なんかよくわからないのだが、BBS(掲示板)自体が消えてしまいました。一体どうなっているんだか。まいりましたね。
確か、2件ほど未返事のものがありました。フレーテさんとKAZUYAさんだったかなあ。すいません。新しい掲示板を設置したら、何か書きます。
というわけで、新しい掲示板を探して、近いうちに設置します。今度のはスパムが来ないのにしようと思っていますが、はたしてどうなるか。たぶん、掲示板に入るのに、ワンクッションあるといいんでしょうね。
ただ、書き込みに管理人の承認がいるのだと、時間がずれるから、めんどうくさいかなあとは思っています。そうすれば、スパムは完全にはじけますが・・・。
しばし、掲示板がなくなってしまいますが、新しい掲示板設置までしばし、お待ちを。なお、ブログはしばらくコメント可能にしておきます。
+++++
ディーヴァ。
今年7月1日の『ソウル・サーチン:ザ・セッションVOL.1』でルーサー・ヴァンドロスの「バイ・ミー・ア・ローズ」を歌い大喝采を浴びたディーヴァ・グレイのショウを企画中です。まもなく、詳細を発表いたしますのでご期待ください。
一応、2007年1月9日(火曜)、東京・目黒のブルースアレーです。ディーヴァは、数多くのアーティストの作品に参加しています。そこで自らが参加したシックやルーサーのヒットだけでなく、「ソウル・サーチン」でもちらっと歌ったチェンジの「パラダイス」など、彼女がかかわった作品を多数歌ってもらいます。これも彼女が歌っていたのか、という作品群を発掘したライヴになりますので、ご期待ください。もちろんバックは、ザ・ソウル・サーチャーズです。
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Gray, Diva
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BBS Is Gone, Stand By For New BBS:
【掲示板消える】
削除。
昨日、いつもの日課、スパムポストをせっせと削除していたら、なんかよくわからないのだが、BBS(掲示板)自体が消えてしまいました。一体どうなっているんだか。まいりましたね。
確か、2件ほど未返事のものがありました。フレーテさんとKAZUYAさんだったかなあ。すいません。新しい掲示板を設置したら、何か書きます。
というわけで、新しい掲示板を探して、近いうちに設置します。今度のはスパムが来ないのにしようと思っていますが、はたしてどうなるか。たぶん、掲示板に入るのに、ワンクッションあるといいんでしょうね。
ただ、書き込みに管理人の承認がいるのだと、時間がずれるから、めんどうくさいかなあとは思っています。そうすれば、スパムは完全にはじけますが・・・。
しばし、掲示板がなくなってしまいますが、新しい掲示板設置までしばし、お待ちを。なお、ブログはしばらくコメント可能にしておきます。
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Ray Parker’s Raydio Show: Family Reunion
2006年10月24日【レイ・パーカーのレイディオ・ショウ】
リユニオン。
ヴェテラン・ギタリスト、レイ・パーカーが来日。レイは最近はクルセイダーズのバックで何度か来日したり、他に2002年5月にミッキー吉野、斎藤ノブ、ポール・ジャクソン、本田雅人、村上ポンタらを従えたレイ・パーカー・ジャズ・セッションというライヴを六本木スイートベイジルなどでやっているが、自己名義はかなり久々。
メンバーも、昔のレイ・パーカーのグループ、レイディオ時代に一緒にやっていたアーネル・カーマイケル(ヴォーカル)、レイがプロデュースしたこともあるランディー・ホール(ギター、ヴォーカル)、ロスのトップセッションプレイヤー、フレディー・ワシントン(ベース)、オリー・ブラウン(ドラムス)らが参加。ある意味、ちょっとしたファミリー・リユニオン風だ。
ただ、進行はかなりゆるく、1曲1曲、ギターを持ち替えたり、ちょっと話をしたり、という具合で、あたかもレイ・パーカーのうちに遊びに行って、バンドが演奏してくれた、といった雰囲気。それだけ和めるといえば和める。
珍しい選曲としては、「ミスター・テレフォン・マン」があった。「僕が書いた曲で、当時十代のキッズが歌った作品を歌います。ニュー・エディション、あのボビー・ブラウンがいたグループ、彼らが録音しヒットさせましたが、僕の曲でした。僕は一度もレコーディングはしてないんですが、ここでやってみましょう」と解説していい感じで演奏してみせた。
下記セットリスト5では、レイがアコースティック・ギターを持って、「僕が初めてギターを持って覚えた曲がこれだった。10歳の時だ」と言いながら、ビートルズの「デイトリッパー」のリフを弾いた。「それからしばらくして、僕はコードを覚えた」と言って、今度はコード進行の音とメロディーを弾く。「さらに、僕は3パートのハーモニーを覚えたんだ」と言って、ハーモニーをギターで弾いて見せた。レイのギターの成長ぶりが垣間見られた瞬間であった。
「今日は、ありとあらゆる曲をやるよ」とレイが宣言しただけあって、レイ・パーカーのショウになった。しかも、レイディオ時代のものもあって、レイディオ・ショウだった。「ゴースト・バスターズ」はさすがに受ける。それにしても、レイ・パーカー近くで見ると、顔、大きい。(笑)
■メンバー
レイ・パーカー・ジュニア
Ray Parker Jr.(vo,g), Mark Allen Felton(sax), Kevin Toney(key,vo), Eleanor Academia(key,vo), Randy Hall(g,vo), Fred Douglas Washington Jr.(b), Ollie E. Brown(ds), Arnell Carmichael(back vo)
■ Setlist レイ・パーカー セットリスト
(Ray Parker @ Cotton Club, 10/23/2006)
show started 21:35
01. Come Together (New) (Beatles)
02. You Can’t Change That
03. Mr. Telephone Man
04. Mismayloya Beach (Instrumental) (New)
05. Ray Parker’s Guitar Section: Daytripper (Beatles)
-- Michelle (Beatles)
-- Somewhere Out There (Linda Ronstadt & James Ingram)
06. Mexico (New)
07. For Those Who Like To Groove (Instrumental)
-- Member Introducing:
A riff of "Forget Me Nots"(Freddy Washington),
A riff of "Breakin’...There’s No Stoppin’ Us Now" (Ollie Brown)
08. A Woman Needs Love
09. Ghost Busters -- A riff of "Livin’ For The City"
Enc. It’s Time To Party Now
show ended 22:49
(2006年10月23日月曜、丸の内コットンクラブ=レイ・パーカー・ジュニア・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Parker, Ray, Jr.
2006-199
リユニオン。
ヴェテラン・ギタリスト、レイ・パーカーが来日。レイは最近はクルセイダーズのバックで何度か来日したり、他に2002年5月にミッキー吉野、斎藤ノブ、ポール・ジャクソン、本田雅人、村上ポンタらを従えたレイ・パーカー・ジャズ・セッションというライヴを六本木スイートベイジルなどでやっているが、自己名義はかなり久々。
メンバーも、昔のレイ・パーカーのグループ、レイディオ時代に一緒にやっていたアーネル・カーマイケル(ヴォーカル)、レイがプロデュースしたこともあるランディー・ホール(ギター、ヴォーカル)、ロスのトップセッションプレイヤー、フレディー・ワシントン(ベース)、オリー・ブラウン(ドラムス)らが参加。ある意味、ちょっとしたファミリー・リユニオン風だ。
ただ、進行はかなりゆるく、1曲1曲、ギターを持ち替えたり、ちょっと話をしたり、という具合で、あたかもレイ・パーカーのうちに遊びに行って、バンドが演奏してくれた、といった雰囲気。それだけ和めるといえば和める。
珍しい選曲としては、「ミスター・テレフォン・マン」があった。「僕が書いた曲で、当時十代のキッズが歌った作品を歌います。ニュー・エディション、あのボビー・ブラウンがいたグループ、彼らが録音しヒットさせましたが、僕の曲でした。僕は一度もレコーディングはしてないんですが、ここでやってみましょう」と解説していい感じで演奏してみせた。
下記セットリスト5では、レイがアコースティック・ギターを持って、「僕が初めてギターを持って覚えた曲がこれだった。10歳の時だ」と言いながら、ビートルズの「デイトリッパー」のリフを弾いた。「それからしばらくして、僕はコードを覚えた」と言って、今度はコード進行の音とメロディーを弾く。「さらに、僕は3パートのハーモニーを覚えたんだ」と言って、ハーモニーをギターで弾いて見せた。レイのギターの成長ぶりが垣間見られた瞬間であった。
「今日は、ありとあらゆる曲をやるよ」とレイが宣言しただけあって、レイ・パーカーのショウになった。しかも、レイディオ時代のものもあって、レイディオ・ショウだった。「ゴースト・バスターズ」はさすがに受ける。それにしても、レイ・パーカー近くで見ると、顔、大きい。(笑)
■メンバー
レイ・パーカー・ジュニア
Ray Parker Jr.(vo,g), Mark Allen Felton(sax), Kevin Toney(key,vo), Eleanor Academia(key,vo), Randy Hall(g,vo), Fred Douglas Washington Jr.(b), Ollie E. Brown(ds), Arnell Carmichael(back vo)
■ Setlist レイ・パーカー セットリスト
(Ray Parker @ Cotton Club, 10/23/2006)
show started 21:35
01. Come Together (New) (Beatles)
02. You Can’t Change That
03. Mr. Telephone Man
04. Mismayloya Beach (Instrumental) (New)
05. Ray Parker’s Guitar Section: Daytripper (Beatles)
-- Michelle (Beatles)
-- Somewhere Out There (Linda Ronstadt & James Ingram)
06. Mexico (New)
07. For Those Who Like To Groove (Instrumental)
-- Member Introducing:
A riff of "Forget Me Nots"(Freddy Washington),
A riff of "Breakin’...There’s No Stoppin’ Us Now" (Ollie Brown)
08. A Woman Needs Love
09. Ghost Busters -- A riff of "Livin’ For The City"
Enc. It’s Time To Party Now
show ended 22:49
(2006年10月23日月曜、丸の内コットンクラブ=レイ・パーカー・ジュニア・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Parker, Ray, Jr.
2006-199
Bar Kays: Integrity Of The Soul
2006年10月23日【ソウルの律儀(りちぎ)〜バーケイズ】
律儀。
バーケイズ最終日最終公演。いつになく、始まる前から観客が熱くなっている。これまで見たどのアーティストのライヴがよかったなど思い思いに談義が進んでいる。この日来ていた観客はみな、バーケイズやソウル、ファンクが好きでたまらなくて、楽しみにやって来た熱心な音楽ファンばかりのようだった。ライヴハウスを作るのは、結局はこうした観客なのだ。そして、そうした観客を集めるのは、ブッキング(どのアーティストを呼ぶか)に尽きる。ぜひいいアーティストを呼んで、いいお客さんを集めて欲しいと思う。
バーケイズの律儀その1。驚くことなかれ、バーケイズのメンバーは開演9時半の2分ほど前から続々とステージに上り、準備を始めた。開演時間より前に準備にのぞむアーティストとは、おそれいった。(笑) そして、ほぼ定刻にライヴ開始。この日は一曲目から半分以上の人たちが立ち上がり、腰を揺らし始めた。
ハイエナジー、エンジン全開、ファンク度大爆発のバーケイズのライヴ。音楽も熱いが、観客のファンクへの思いも熱い。会場もほぼ満席。このファンクを律儀に徹底的にやり通すところ、これがバーケイズのファンクの律儀、その2だ。
それにしても、ベース奏者のソウル・サヴァイヴァー、ジェームス・アレキサンダーは、舌を出しながら迫力満点のベースを聴かせる。映画『グリーンマイル』の主人公ジョン・コフィーを演じる俳優マイケル・クラーク・ダンカンに似ているように思った。舌を出すという点では、バスケットボールのマイケル・ジョーダンがダンクシュートを打つときに舌を出す、ということをマーヴィンが教えてくれた。
バーケイズの律儀、その3。ライヴが終わると10分も経たぬうちに、入口でサイン会を始めていた。売ってるグッズは、10年前のどこかのパンフレットや、自分たちで焼いたDVD−Rなどだが、サイン会をしてファンと直接話すというところが、律儀ですばらしい。
まさにソウルの律儀であった。毎年とは言わない、2年に1度くらい律儀に来日はいかが?
■メンバー
Larry Dodson(vo), Darrell Stanley(vo), Archie Love(vo), Kurt Clayton(Key), Ezra Williams(key), Michael Anderson(g), James Alexander(b), Hubert Crawford(ds)
Setlist セットリスト (Bar Kays @ Cotton Club, 10/21/2006)
show started 21:31
01. (Medley 01-04)Intro
02. Boogie Body Land (1980)
03. She Talks To Me With Her Body (1983)
04. Hit & Run (1981)
MC
05. (Medley 05-12) Traffic Jammer (1981)
06. Thank You (Sly & Family Stone)
07. I Wanna Take You Higher (Sly & Family Stone)
08. Sex-O-Matic (1984)
09. Move Your Boogie Body (1979)
10. Do What U Want 2
11. Shake Your Ramp To The Funk (1976)
12. Do It (Let Me See You Shake) (1982)
MC
13. (Medley 13-16) Attitude (Tribute To Roger) (1978)
14. Holy Ghost (1978)
15. Freakshow On The Dance Floor (1984)
16. Your Place Or Mine (1985)
Enc. The Slide (1995)
show ended 22:39
(2006年10月21日土曜、丸の内コットンクラブ=バーケイズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bar Kays
2006-197
律儀。
バーケイズ最終日最終公演。いつになく、始まる前から観客が熱くなっている。これまで見たどのアーティストのライヴがよかったなど思い思いに談義が進んでいる。この日来ていた観客はみな、バーケイズやソウル、ファンクが好きでたまらなくて、楽しみにやって来た熱心な音楽ファンばかりのようだった。ライヴハウスを作るのは、結局はこうした観客なのだ。そして、そうした観客を集めるのは、ブッキング(どのアーティストを呼ぶか)に尽きる。ぜひいいアーティストを呼んで、いいお客さんを集めて欲しいと思う。
バーケイズの律儀その1。驚くことなかれ、バーケイズのメンバーは開演9時半の2分ほど前から続々とステージに上り、準備を始めた。開演時間より前に準備にのぞむアーティストとは、おそれいった。(笑) そして、ほぼ定刻にライヴ開始。この日は一曲目から半分以上の人たちが立ち上がり、腰を揺らし始めた。
ハイエナジー、エンジン全開、ファンク度大爆発のバーケイズのライヴ。音楽も熱いが、観客のファンクへの思いも熱い。会場もほぼ満席。このファンクを律儀に徹底的にやり通すところ、これがバーケイズのファンクの律儀、その2だ。
それにしても、ベース奏者のソウル・サヴァイヴァー、ジェームス・アレキサンダーは、舌を出しながら迫力満点のベースを聴かせる。映画『グリーンマイル』の主人公ジョン・コフィーを演じる俳優マイケル・クラーク・ダンカンに似ているように思った。舌を出すという点では、バスケットボールのマイケル・ジョーダンがダンクシュートを打つときに舌を出す、ということをマーヴィンが教えてくれた。
バーケイズの律儀、その3。ライヴが終わると10分も経たぬうちに、入口でサイン会を始めていた。売ってるグッズは、10年前のどこかのパンフレットや、自分たちで焼いたDVD−Rなどだが、サイン会をしてファンと直接話すというところが、律儀ですばらしい。
まさにソウルの律儀であった。毎年とは言わない、2年に1度くらい律儀に来日はいかが?
■メンバー
Larry Dodson(vo), Darrell Stanley(vo), Archie Love(vo), Kurt Clayton(Key), Ezra Williams(key), Michael Anderson(g), James Alexander(b), Hubert Crawford(ds)
Setlist セットリスト (Bar Kays @ Cotton Club, 10/21/2006)
show started 21:31
01. (Medley 01-04)Intro
02. Boogie Body Land (1980)
03. She Talks To Me With Her Body (1983)
04. Hit & Run (1981)
MC
05. (Medley 05-12) Traffic Jammer (1981)
06. Thank You (Sly & Family Stone)
07. I Wanna Take You Higher (Sly & Family Stone)
08. Sex-O-Matic (1984)
09. Move Your Boogie Body (1979)
10. Do What U Want 2
11. Shake Your Ramp To The Funk (1976)
12. Do It (Let Me See You Shake) (1982)
MC
13. (Medley 13-16) Attitude (Tribute To Roger) (1978)
14. Holy Ghost (1978)
15. Freakshow On The Dance Floor (1984)
16. Your Place Or Mine (1985)
Enc. The Slide (1995)
show ended 22:39
(2006年10月21日土曜、丸の内コットンクラブ=バーケイズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bar Kays
2006-197
【木下+黒沢+村上トリオで『リボン・イン・ザ・スカイ』熱唱】
トリオ。
NHK−FMの番組『ソウル・ミュージック』(毎週木曜夜11時から)の収録で、木下航志、黒沢薫、村上てつやの3人がスティーヴィー・ワンダーの「リボン・イン・ザ・スカイ」を歌った。この模様は10月26日(木曜午後11時)に放送される。
同番組では、毎月最終週に「ミッドナイト・ソウルカフェ」と題して司会の尾臺順子さんとレギュラーゲストの村上てつやさんがゲストを迎えているが、今週のゲストが木下航志くん。そこで、スタジオにあるスタンウェイのグランドピアノを航志くんが弾き語りして、黒沢、村上両氏が参加、トリオによるパフォーマンスとなった。
7分近いヴァージョンで3人が熱唱した。黒沢さんと木下くんは、昨年の『ソウル・サーチン・レイ・チャールズ』のイヴェントで初共演をして以来、『ソウル・サーチン』やその他の番組でも顔をあわせるようになり、また、村上さんと木下くんは昨年12月の『ソウル・ミュージック』の公開生放送で初めて会った。
イントロのピアノの音色が素晴らしいなと思ったら、スタンウェイのピアノ。大きなスタジオでいい音で聴くと、またこれは格別な響き。そして航志くんの「う〜〜う〜」という声から、黒沢さん村上さんがからんでいく。これは聴き応えあった。お見事。ぜひ、オンエアーをお聴きください。
+++++
NHK−FM『ソウル・ミュージック』、11月4日12時間生放送敢行
また、NHK−FMの『ソウル・ミュージック』の拡大版が11月4日(土曜日)、なんと12時間生放送で行われる。午後1時から深夜1時まで。途中ニュース中断は一度だけ。前半6時までがスタジオでゲストを迎えてのトーク。つのだひろ、ソウルバー「ミラクル」の川畑さん、ソラミミスト安斎肇さんらが登場する。ニュースをはさんだ6時過ぎから、一般公開のライヴとなり、ゲストにカリフラワーズ、ガッツ・フィーチャリング有坂美香、ズーコ、村上てつやらが登場する。司会は尾臺順子、ブラザー・トム。なお、一般観覧の希望はすでに締め切られている。
番組ウェッブ
http://www.nhk.or.jp/soul/
+++++
木下航志、テレビ朝日系列『テレメンタリ-』に登場
木下航志くんを追ったドキュメンタリー番組『テレメンタリ-2006』「絆 〜盲目の高校生ミュージシャン 木下航志の旅立ち〜」が放送される。東京地区はテレビ朝日で10月23日(月曜)深夜26時40分(正確には24日火曜午前2時40分)から30分番組。(各地で放送時間が違うので、下記を参照してください)
木下航志オフィシャル・ウェッブ
http://www.kishitakohshi.com/index2.html
「テレメンタリー2006」
「絆 〜盲目の高校生ミュージシャン 木下航志の旅立ち〜」
日 程: 2006年10月中旬
時 間: ※各地方によって放送日・放送時間が違いますので下記参照の上、ご注意ください。
■系列局の放送時間
北陸朝日放送 (土)24:30〜25:00
朝日放送 (土)25:15〜25:45
広島ホームテレビ (土)25:35〜26:00
岩手朝日テレビ (土)26:00〜26:30
大分朝日放送 (日)06:30〜07:00
山形テレビ (日)06:00〜06:30
秋田朝日放送 (日)06:00〜06:30
静岡朝日テレビ (日)24:25〜24:55 (火)25:45〜(再)
新潟テレビ21 (日)24:30〜25:00
長崎文化放送 (日)25:30〜26:00
鹿児島放送 (日)06:00〜06:30
琉球朝日放送 (日)06:00〜06:30
瀬戸内海放送 (日)25:30〜26:00
長野朝日放送 (日)25:20〜25:50
福島放送 (月)10:55〜11:25
青森朝日放送 (月)26:10〜26:40
名古屋テレビ (月)26:20〜26:50
テレビ朝日 (月)26:40〜27:10
東日本放送 (火)25:46〜26:16
熊本朝日放送 (火)25:40〜26:10
山口朝日放送 (土)05:05〜05:35
北海道テレビ (土)25:30〜26:00 (土)06:30〜07:00(再)
愛媛朝日テレビ (土)26:00〜26:30
九州朝日放送 (日)06:00〜06:30
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>
トリオ。
NHK−FMの番組『ソウル・ミュージック』(毎週木曜夜11時から)の収録で、木下航志、黒沢薫、村上てつやの3人がスティーヴィー・ワンダーの「リボン・イン・ザ・スカイ」を歌った。この模様は10月26日(木曜午後11時)に放送される。
同番組では、毎月最終週に「ミッドナイト・ソウルカフェ」と題して司会の尾臺順子さんとレギュラーゲストの村上てつやさんがゲストを迎えているが、今週のゲストが木下航志くん。そこで、スタジオにあるスタンウェイのグランドピアノを航志くんが弾き語りして、黒沢、村上両氏が参加、トリオによるパフォーマンスとなった。
7分近いヴァージョンで3人が熱唱した。黒沢さんと木下くんは、昨年の『ソウル・サーチン・レイ・チャールズ』のイヴェントで初共演をして以来、『ソウル・サーチン』やその他の番組でも顔をあわせるようになり、また、村上さんと木下くんは昨年12月の『ソウル・ミュージック』の公開生放送で初めて会った。
イントロのピアノの音色が素晴らしいなと思ったら、スタンウェイのピアノ。大きなスタジオでいい音で聴くと、またこれは格別な響き。そして航志くんの「う〜〜う〜」という声から、黒沢さん村上さんがからんでいく。これは聴き応えあった。お見事。ぜひ、オンエアーをお聴きください。
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NHK−FM『ソウル・ミュージック』、11月4日12時間生放送敢行
また、NHK−FMの『ソウル・ミュージック』の拡大版が11月4日(土曜日)、なんと12時間生放送で行われる。午後1時から深夜1時まで。途中ニュース中断は一度だけ。前半6時までがスタジオでゲストを迎えてのトーク。つのだひろ、ソウルバー「ミラクル」の川畑さん、ソラミミスト安斎肇さんらが登場する。ニュースをはさんだ6時過ぎから、一般公開のライヴとなり、ゲストにカリフラワーズ、ガッツ・フィーチャリング有坂美香、ズーコ、村上てつやらが登場する。司会は尾臺順子、ブラザー・トム。なお、一般観覧の希望はすでに締め切られている。
番組ウェッブ
http://www.nhk.or.jp/soul/
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木下航志、テレビ朝日系列『テレメンタリ-』に登場
木下航志くんを追ったドキュメンタリー番組『テレメンタリ-2006』「絆 〜盲目の高校生ミュージシャン 木下航志の旅立ち〜」が放送される。東京地区はテレビ朝日で10月23日(月曜)深夜26時40分(正確には24日火曜午前2時40分)から30分番組。(各地で放送時間が違うので、下記を参照してください)
木下航志オフィシャル・ウェッブ
http://www.kishitakohshi.com/index2.html
「テレメンタリー2006」
「絆 〜盲目の高校生ミュージシャン 木下航志の旅立ち〜」
日 程: 2006年10月中旬
時 間: ※各地方によって放送日・放送時間が違いますので下記参照の上、ご注意ください。
■系列局の放送時間
北陸朝日放送 (土)24:30〜25:00
朝日放送 (土)25:15〜25:45
広島ホームテレビ (土)25:35〜26:00
岩手朝日テレビ (土)26:00〜26:30
大分朝日放送 (日)06:30〜07:00
山形テレビ (日)06:00〜06:30
秋田朝日放送 (日)06:00〜06:30
静岡朝日テレビ (日)24:25〜24:55 (火)25:45〜(再)
新潟テレビ21 (日)24:30〜25:00
長崎文化放送 (日)25:30〜26:00
鹿児島放送 (日)06:00〜06:30
琉球朝日放送 (日)06:00〜06:30
瀬戸内海放送 (日)25:30〜26:00
長野朝日放送 (日)25:20〜25:50
福島放送 (月)10:55〜11:25
青森朝日放送 (月)26:10〜26:40
名古屋テレビ (月)26:20〜26:50
テレビ朝日 (月)26:40〜27:10
東日本放送 (火)25:46〜26:16
熊本朝日放送 (火)25:40〜26:10
山口朝日放送 (土)05:05〜05:35
北海道テレビ (土)25:30〜26:00 (土)06:30〜07:00(再)
愛媛朝日テレビ (土)26:00〜26:30
九州朝日放送 (日)06:00〜06:30
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>
Sam Moore Suddenly Will Coming To Japan
2006年10月21日【サム・ムーア急遽来日決定】
突如。
先ごろ34年ぶりの新録による新作アルバム『オーヴァーナイト・センセーション』をリリースしたばかりのソウル・シンガー、サム・ムーアの来日が突如決まった。東京ブルーノートで11月13日から公演が予定されていたナイジェル・ケネディ・クインテットがキャンセルとなり、その代打として急遽サム・ムーアの来日が決定したもの。しかも、今回はブルーノートでの公演が1日2回ではなく、1回のみという形式で行われる。
サム・ムーアは1935年10月12日、フロリダ州マイアミ生まれ。マイアミのクラブで出会ったデイヴ・プラッタ-(1937年5月9日ジョージア州オシリア生まれ)とともにソウル・デュオ、サム&デイヴを結成。ルーレット・レコードからシングルデビューした後、1965年、アトランティック・レコードと契約。「ユー・ドント・ノウ・ライク・アイ・ノウ」のヒットを皮切りに次々とヒットを出すようになった。二人は、激しく踊りながら歌うことから、「ダイナマイト・デュオ」などの異名をとった。ソウル・デュオとしては最高峰に位置する。
67年、バラードの「ホエン・サムシング・イズ・ロング・ウィズ・マイ・ベイビー」、ジャンプナンバーの「ソウルマン」などの大ヒットでスターに。しかし、70年代になるとヒット曲が途絶え気味になり、デュオは一時期解散。その後、再結成したり解散したりを繰り返した。
1988年4月9日、デイヴがジョージア州シカモアで交通事故で死去。以後は、サム・ムーアが別の新しい相方を募集し新生サム&デイヴを結成していたりしたり、ソロシンガー、サム・ムーアとして活動していた。
2002年、映画『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ(邦題、ソウル・サヴァイヴァー)』に出演。ここで赤裸々に過去を語って見せた。そして、2006年、新録としては34年ぶりの新作をだしたが、ここにはブルース・スプリングスティーンからビリー・プレストン、マライア・キャリー、エリック・クラプトンなど錚々たるメンバーがゲスト参加している。今年のグラミーでもウィルソン・ピケット・トリビュートで顔を見せていた。ドラッグで廃人寸前まで行ったが、このところまさに見事なソウル・サヴァイヴァーになっている。
来日公演は次の通り。
2006年11月13日(月)〜11月17日(金)
【 SAM MOORE(vo) - Premium Soul Legend Nights - 】
サム・ムーア 〜プレミアム・ソウル・レジェンド・ナイツ〜
ミュージック・チャージ:¥13,650(税込)
ライヴ:午後8:00(本公演は、1日1ショウのみ)
予約受付開始日:10/29(日)
ブルーノート・ウェッブ
http://www.bluenote.co.jp/
■サム・ムーア関連過去記事
August 23, 2006
Sam Moore’s First Solo Album In 34 Years
サム・ムーアの新作について
http://blog.soulsearchin.com/archives/001216.html
2004/02/17 (Tue)
Only The Strong Survive: The Soul Movie
映画『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』内容紹介と映画評。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040217.html
2004/06/24 (Thu)
Talk About "Only The Strong Survive" At Relocated Soul Bar Sugar Hill
同映画日本での公開決まる。
http://www.soulsearchin.com//entertainment/soulbars/diary20040624.html
2004/11/07 (Sun)
"Only The Strong Survive": Some Questions & Answers
イヴェントでの質疑応答。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200411/diary20041107.html
July 18, 2006
Two Interesting Compilation Album Has Released: "Atlantic Unearthed: Soul Brothers" & "Atlantic Unearthed: Soul Sisters"
サム&デイヴ時代の曲を含むアルバム
http://blog.soulsearchin.com/archives/001146.html
ENT>ANNOUNCEMENT>LIVE>Moore, Sam
突如。
先ごろ34年ぶりの新録による新作アルバム『オーヴァーナイト・センセーション』をリリースしたばかりのソウル・シンガー、サム・ムーアの来日が突如決まった。東京ブルーノートで11月13日から公演が予定されていたナイジェル・ケネディ・クインテットがキャンセルとなり、その代打として急遽サム・ムーアの来日が決定したもの。しかも、今回はブルーノートでの公演が1日2回ではなく、1回のみという形式で行われる。
サム・ムーアは1935年10月12日、フロリダ州マイアミ生まれ。マイアミのクラブで出会ったデイヴ・プラッタ-(1937年5月9日ジョージア州オシリア生まれ)とともにソウル・デュオ、サム&デイヴを結成。ルーレット・レコードからシングルデビューした後、1965年、アトランティック・レコードと契約。「ユー・ドント・ノウ・ライク・アイ・ノウ」のヒットを皮切りに次々とヒットを出すようになった。二人は、激しく踊りながら歌うことから、「ダイナマイト・デュオ」などの異名をとった。ソウル・デュオとしては最高峰に位置する。
67年、バラードの「ホエン・サムシング・イズ・ロング・ウィズ・マイ・ベイビー」、ジャンプナンバーの「ソウルマン」などの大ヒットでスターに。しかし、70年代になるとヒット曲が途絶え気味になり、デュオは一時期解散。その後、再結成したり解散したりを繰り返した。
1988年4月9日、デイヴがジョージア州シカモアで交通事故で死去。以後は、サム・ムーアが別の新しい相方を募集し新生サム&デイヴを結成していたりしたり、ソロシンガー、サム・ムーアとして活動していた。
2002年、映画『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ(邦題、ソウル・サヴァイヴァー)』に出演。ここで赤裸々に過去を語って見せた。そして、2006年、新録としては34年ぶりの新作をだしたが、ここにはブルース・スプリングスティーンからビリー・プレストン、マライア・キャリー、エリック・クラプトンなど錚々たるメンバーがゲスト参加している。今年のグラミーでもウィルソン・ピケット・トリビュートで顔を見せていた。ドラッグで廃人寸前まで行ったが、このところまさに見事なソウル・サヴァイヴァーになっている。
来日公演は次の通り。
2006年11月13日(月)〜11月17日(金)
【 SAM MOORE(vo) - Premium Soul Legend Nights - 】
サム・ムーア 〜プレミアム・ソウル・レジェンド・ナイツ〜
ミュージック・チャージ:¥13,650(税込)
ライヴ:午後8:00(本公演は、1日1ショウのみ)
予約受付開始日:10/29(日)
ブルーノート・ウェッブ
http://www.bluenote.co.jp/
■サム・ムーア関連過去記事
August 23, 2006
Sam Moore’s First Solo Album In 34 Years
サム・ムーアの新作について
http://blog.soulsearchin.com/archives/001216.html
2004/02/17 (Tue)
Only The Strong Survive: The Soul Movie
映画『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』内容紹介と映画評。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040217.html
2004/06/24 (Thu)
Talk About "Only The Strong Survive" At Relocated Soul Bar Sugar Hill
同映画日本での公開決まる。
http://www.soulsearchin.com//entertainment/soulbars/diary20040624.html
2004/11/07 (Sun)
"Only The Strong Survive": Some Questions & Answers
イヴェントでの質疑応答。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200411/diary20041107.html
July 18, 2006
Two Interesting Compilation Album Has Released: "Atlantic Unearthed: Soul Brothers" & "Atlantic Unearthed: Soul Sisters"
サム&デイヴ時代の曲を含むアルバム
http://blog.soulsearchin.com/archives/001146.html
ENT>ANNOUNCEMENT>LIVE>Moore, Sam
Gats Live; Soulful Wonderer Gats
2006年10月20日【全国をギター1本で回る流離のソウル・シンガー、ガッツ】
流離(さすらい)。
「ソウル・サーチン」でもおなじみのシンガー、ガッツが全国ツアーを開始。その第2日目を目黒ブルースアレーで見た。なんと今回のツアーは10月17日の仙台を皮切りに、12月28日、29日の横浜モーションブルー2デイズまで、約3ヶ月にわたって計34本! すごい本数のライヴだ。これを全部自分でブッキングしたという。この他に何本かイヴェント出演などもあるという。(ツアー予定などは、ガッツのホームページを参照)
http://gats.tv/
全国ツアーの多くは、基本的にはひとりアコースティック・ライヴだが、この日のブルースアレーはドラムス、キーボード、ベースとガッツという4人組バンド。
前半がカヴァー多め、後半がオリジナル中心のライヴだった。この日、彼の歌うカーティス・メイフィールドの名曲の数々(「メイキングス・オブ・ユー」、「ピープル・ゲット・レディー」、「トリッピン・アウト」)を聴いていると、次の「ソウル・サーチン:ザ・セッション第二回」は、カーティスかなあ、などと心が傾く。
ガッツは何より声がよく、歌もうまいので、しっかりしたバンドとともにライヴがそつなく進行する。今回初めて聴いた作品では、ブラッド・スゥエット&ティアーズの「スピニング・ホイール」のアレンジが実にかっこよくてよかった。また、「トリッピン・アウト」の途中では、「アーニー・アイズレー風ギターをやってみたいと思います」と言ってギター・ソロを聴かせた。「ソウル・サーチン」、次回アイズレーも候補なんだよなあ・・・。(笑)
一緒に見ていた岡”アフロヘアー”伸昭さんが、「これって、ソウル・サーチンへの挑戦状じゃあないんですかあ?(笑)」ともらした。ははは。
日本語のオリジナル楽曲も、かなりこなれており、ライヴで何度か聴いているうちに覚えてしまう。全国各地に行く時、1曲なにか決めて、ガッツ、有線放送も周るといいよ。
最後のアンコールは、ガッツとも旧知の鈴木桃子さん、また、ダンスマンのいとこ(実はダンスマンが素顔で登場!)らが登場して、スティーヴィーの「スーパースティション」を歌った。
ところでガッツは、この30本以上のライヴをすべて自分の車で運転して移動する。宿が取れないときには、車の中でも寝られるようになっているという。また、全国各地のライヴハウスに行くと、何人か同じようなライヴハウス・ツアーをしているミュージシャンの名前を見かけるようになる。あちこちの店で、よく見る名前を覚えていくわけだ。そんな放浪のミュージシャンたちと基本的にはなかなか会えないが、たまに会うと「あちこちでてるねえ」とお互い、旧知の仲のように思えてくるという。
また、あちこちで歌うと必ずその土地その土地に何人かガッツの音楽をものすごく気に入ってくれるミュージシャンやファンがいて、そうした人たちのネットワークから、次はこっちへ来て歌ってくれ、などと声がかかるそうだ。ガッツの音楽なら、一歩一歩ゆっくりでいいので、ちゃんと人に聴かせれば、聴く人は確実に増えていくはず。
ギター1本で全国を周るガッツは、まさに流離(さすらい)のソウル・シンガーだ。現代版ソウル寅さんなんてイメージもおもしろいかもしれない。(笑)
++++
ガッツのライヴは都内で近いところでは10月27日(金)表参道・音楽室で、鈴木桃子&ガッツ&ゲイリー・スコットがあります。
●音楽室・ウェッブ
http://www.ongakushitsu.jp/
また、ガッツは来る11月4日(土)NHK−FM『ソウル・ミュージック・ライヴ』(放送は午後6時から午後10時まで)に出演します。この日は他にカリフラワーズ、ガッツとともに有坂美香、ズーコ、村上てつやなども出演する予定。
■ガッツ関連記事
2003/06/27 (Fri)
GATS TKB SHOW Live At Shibuya Boxx
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200306/diary20030627.html
2004/11/18 (Thu)
Spirit Of The Boogie Live At Blues Alley
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041118.html
2004/11/24 (Wed)
GATS Soul Live At Motion Blue
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041124.html
2005/03/04 (Fri)
Friends Joined Gats To Sing "What’s Goin’ On"
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200503/diary20050304.html
July 12, 2005
Gats Live With The Funkiest Band In Tokyo
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_07_12.html
『車窓を奏でるメロディー』(3)
『その列車は、希望の灯火その列車の乗車券は、信念』
ガッツがもっとも得意とする「ピープル・ゲット・レディー」について
http://www.soulsearchin.com/periodical/l&g/l&g03.html
July 12, 2005
Gats Live With The Funkiest Band In Tokyo
http://blog.soulsearchin.com/archives/000383.html
March 16, 2006
Gats Birthday Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/000895.html
July 03, 2006
"Soul Searchin’ : The Session Vol.1" (Part 2): Full Of Roses In Her Arms
http://blog.soulsearchin.com/archives/001113.html
■メンバー
GATS(Vo/G) 坂本竜太(B) PENNY-K(Key) 杉山賢一郎(Ds)
Setlist セットリスト (Gats Live At Blues Alley Japan, 10/19/2006)
( )=original artist when its cover song
1st set
show started 19:40
01. What’s Going On (Marvin Gaye)
02. I Just Wanna Sing
03. Makings Of You (Curtis Mayfield)
04. People Get Ready (Curtis Mayfield)
05. Spinning Wheel (Blood Sweat & Tears)
06. Stay
07. Long Vacation (超ヴァケーション)
show ended 20:40
2nd set
show started 21:06
01. 梅干の歌
02. Georgia On My Mind (+西脇辰弥=ハーモニカ)(Ray Charles)
03. 高速道路 (+西脇辰弥=ハーモニカ)
04. 明日晴れるかな (新曲)
05. 確かめたくて (新曲)
06. 会いたくて (新曲)
07. Trippin’ Out (Curtis Mayfield)
08. Journey
09. ありがとう (+松田肇=ギター)
Enc. Superstition (+鈴木桃子=歌、ダンスマンのいとこ=歌、西脇辰弥、松田肇=ギター)(Stevie Wonder)
show ended 22:34
(2006年10月19日木曜、目黒ブルースアレー=ガッツ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Gats
2006-195
流離(さすらい)。
「ソウル・サーチン」でもおなじみのシンガー、ガッツが全国ツアーを開始。その第2日目を目黒ブルースアレーで見た。なんと今回のツアーは10月17日の仙台を皮切りに、12月28日、29日の横浜モーションブルー2デイズまで、約3ヶ月にわたって計34本! すごい本数のライヴだ。これを全部自分でブッキングしたという。この他に何本かイヴェント出演などもあるという。(ツアー予定などは、ガッツのホームページを参照)
http://gats.tv/
全国ツアーの多くは、基本的にはひとりアコースティック・ライヴだが、この日のブルースアレーはドラムス、キーボード、ベースとガッツという4人組バンド。
前半がカヴァー多め、後半がオリジナル中心のライヴだった。この日、彼の歌うカーティス・メイフィールドの名曲の数々(「メイキングス・オブ・ユー」、「ピープル・ゲット・レディー」、「トリッピン・アウト」)を聴いていると、次の「ソウル・サーチン:ザ・セッション第二回」は、カーティスかなあ、などと心が傾く。
ガッツは何より声がよく、歌もうまいので、しっかりしたバンドとともにライヴがそつなく進行する。今回初めて聴いた作品では、ブラッド・スゥエット&ティアーズの「スピニング・ホイール」のアレンジが実にかっこよくてよかった。また、「トリッピン・アウト」の途中では、「アーニー・アイズレー風ギターをやってみたいと思います」と言ってギター・ソロを聴かせた。「ソウル・サーチン」、次回アイズレーも候補なんだよなあ・・・。(笑)
一緒に見ていた岡”アフロヘアー”伸昭さんが、「これって、ソウル・サーチンへの挑戦状じゃあないんですかあ?(笑)」ともらした。ははは。
日本語のオリジナル楽曲も、かなりこなれており、ライヴで何度か聴いているうちに覚えてしまう。全国各地に行く時、1曲なにか決めて、ガッツ、有線放送も周るといいよ。
最後のアンコールは、ガッツとも旧知の鈴木桃子さん、また、ダンスマンのいとこ(実はダンスマンが素顔で登場!)らが登場して、スティーヴィーの「スーパースティション」を歌った。
ところでガッツは、この30本以上のライヴをすべて自分の車で運転して移動する。宿が取れないときには、車の中でも寝られるようになっているという。また、全国各地のライヴハウスに行くと、何人か同じようなライヴハウス・ツアーをしているミュージシャンの名前を見かけるようになる。あちこちの店で、よく見る名前を覚えていくわけだ。そんな放浪のミュージシャンたちと基本的にはなかなか会えないが、たまに会うと「あちこちでてるねえ」とお互い、旧知の仲のように思えてくるという。
また、あちこちで歌うと必ずその土地その土地に何人かガッツの音楽をものすごく気に入ってくれるミュージシャンやファンがいて、そうした人たちのネットワークから、次はこっちへ来て歌ってくれ、などと声がかかるそうだ。ガッツの音楽なら、一歩一歩ゆっくりでいいので、ちゃんと人に聴かせれば、聴く人は確実に増えていくはず。
ギター1本で全国を周るガッツは、まさに流離(さすらい)のソウル・シンガーだ。現代版ソウル寅さんなんてイメージもおもしろいかもしれない。(笑)
++++
ガッツのライヴは都内で近いところでは10月27日(金)表参道・音楽室で、鈴木桃子&ガッツ&ゲイリー・スコットがあります。
●音楽室・ウェッブ
http://www.ongakushitsu.jp/
また、ガッツは来る11月4日(土)NHK−FM『ソウル・ミュージック・ライヴ』(放送は午後6時から午後10時まで)に出演します。この日は他にカリフラワーズ、ガッツとともに有坂美香、ズーコ、村上てつやなども出演する予定。
■ガッツ関連記事
2003/06/27 (Fri)
GATS TKB SHOW Live At Shibuya Boxx
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200306/diary20030627.html
2004/11/18 (Thu)
Spirit Of The Boogie Live At Blues Alley
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041118.html
2004/11/24 (Wed)
GATS Soul Live At Motion Blue
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041124.html
2005/03/04 (Fri)
Friends Joined Gats To Sing "What’s Goin’ On"
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200503/diary20050304.html
July 12, 2005
Gats Live With The Funkiest Band In Tokyo
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_07_12.html
『車窓を奏でるメロディー』(3)
『その列車は、希望の灯火その列車の乗車券は、信念』
ガッツがもっとも得意とする「ピープル・ゲット・レディー」について
http://www.soulsearchin.com/periodical/l&g/l&g03.html
July 12, 2005
Gats Live With The Funkiest Band In Tokyo
http://blog.soulsearchin.com/archives/000383.html
March 16, 2006
Gats Birthday Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/000895.html
July 03, 2006
"Soul Searchin’ : The Session Vol.1" (Part 2): Full Of Roses In Her Arms
http://blog.soulsearchin.com/archives/001113.html
■メンバー
GATS(Vo/G) 坂本竜太(B) PENNY-K(Key) 杉山賢一郎(Ds)
Setlist セットリスト (Gats Live At Blues Alley Japan, 10/19/2006)
( )=original artist when its cover song
1st set
show started 19:40
01. What’s Going On (Marvin Gaye)
02. I Just Wanna Sing
03. Makings Of You (Curtis Mayfield)
04. People Get Ready (Curtis Mayfield)
05. Spinning Wheel (Blood Sweat & Tears)
06. Stay
07. Long Vacation (超ヴァケーション)
show ended 20:40
2nd set
show started 21:06
01. 梅干の歌
02. Georgia On My Mind (+西脇辰弥=ハーモニカ)(Ray Charles)
03. 高速道路 (+西脇辰弥=ハーモニカ)
04. 明日晴れるかな (新曲)
05. 確かめたくて (新曲)
06. 会いたくて (新曲)
07. Trippin’ Out (Curtis Mayfield)
08. Journey
09. ありがとう (+松田肇=ギター)
Enc. Superstition (+鈴木桃子=歌、ダンスマンのいとこ=歌、西脇辰弥、松田肇=ギター)(Stevie Wonder)
show ended 22:34
(2006年10月19日木曜、目黒ブルースアレー=ガッツ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Gats
2006-195
Bar Kays: Funk Explosion!! Sooooo Dynamite!!
2006年10月19日(若干ネタばれになります。これからショウをご覧になる方は、あなたのリスクにおいてお読みください)
【バーケイズ・ライヴ、ダイナマイト・ファンク炸裂】
大爆発。
まさにファンクが炸裂、大爆発。完璧なファンク、エンタテインメント・ショウ。息つく暇もなく、次々とメドレーになって繰り出されるバーケイズのソウル、ファンクのヒットの数々。結成40周年を向かえる大御所ファンク・グループ、バーケイズの久々のライヴ。この肉感的な、ソウル度、ファンク度超満点のバンドの見事なことよ。Funk To The People!
伝説のR&Bシンガー、オーティス・レディングのバックバンドから、成り上がったファンクバンド、バーケイズはこれまで、赤坂ムゲン(71年6月から7月)、渋谷「ライヴイン」(86年頃?)、日比谷野外音楽堂で行われたファンク・フェスティヴァル『レッツ・グルーヴ』(96年、他にコン・ファンク・シャン、エモーションズ、キャメオが来日)などで来日している。
下記セットリストで1から4まで一気。MCをいれてさらに5から最後までこれまた一気。ミディアムからアップテンポの曲ばかり(1曲だけスロー)による一気は、コットンクラブの気温を5度は上げ、うっすらと湯気が立ち込めた。一気飲みならぬ一気ファンクだ。More Funk To The People!
70年代から80年代にかけてのバーケイズのヒット曲、特に「シェイク・ユア・ランプ」から「ドゥ・イット」〜「ホーリー・ゴースト」までの流れなどもう最高。つなげてスローの「アティテュード」へ。おどろくほど何の変哲もないこの作品が、超エロエロに変身。ここで若干の宣伝をしつつ、後半はロジャーへのトリビュート。キーボードのエズラが、ヴォコーダーを使いロジャーになりきった。
リードシンガーのラリー・ドドソンの衣装は、まさに70年代オールドスクールのファンクグループらしい、ど派手なラメいりのもの。こんな大げさなデザイン今時誰が作るというくらい、徹底してる。まさにソウル・ファッション。飛行機事故(1967年12月10日、オーティス・レディングとともに飛行機に乗ったバーケイズのメンバーが事故で死去)の生き残りメンバー、ジェームス・アレキサンダー(今回も来日しているベース奏者)とベン・コーリーがバーケイズを再結成し、その後何度かのメンバーチェンジ後、1970年にグループに入ったリードがラリー・ドドソン。ラリーも36年間バーケイズのメンバーだ。
ところで、ラリーが「1987!」とか年代を言って歌い始める曲。かえって調べてみるとそれぞれ、ヒット年号が違っていた。(笑) ま、ファンクだから気にしない、気にしない。Give More Funk To The People!
よく動き、同じステップをふみ、観客を巻き込み一体化して、ファンク・エンタテインメントの頂上を極める。40年、ライヴバンドとしてたたき上げてきた連中はさすがに年季が違う。まさに究極のファンクバンドのライヴ・パフォーマンスだ。
来年(2007年)12月10日は、グレイト・オーティスを奪った事故からちょうど40年になるのか・・・。事故機に乗らなかったジェームス・アレキサンダーは、まさに究極のソウル・サヴァイヴァー。ここでひょうきんに、そして元気にベースを叩く姿にオーティスの遺影が浮かぶ。まさにソウル・バンドに歴史ありだ。今週土曜まで、今からでも遅くはない。
■ライヴ
10月21日土曜まで、丸の内コットンクラブ。一日2回。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html
TEL : 03-3215-1555
(11:00 a.m.〜11:00 p.m.)
■メンバー
Larry Dodson(vo), Darrell Stanley(vo), Archie Love(vo), Kurt Clayton(Key), Ezra Williams(key), Michael Anderson(g), James Alexander(b), Hubert Crawford(ds)
Setlist (Bar Kays @ Cotton Club, 10/18/2006)
show started 21:30
01. Intro
02. Boogie Body Land (1980)
03. She Talks To Me With Her Body (1983)
04. Hit & Run (1981)
MC
05. Traffic Jammer (1981)
06. Sex-O-Matic (1984)
07. Move Your Boogie Body (1979)
08. Do What U Want 2
09. Shake Your Ramp To The Funk (1976)
10. Do It (Let Me See You Shake) (1982)
11. Holy Ghost (1978)
12. Attitude (Tribute To Roger) (1978)
13. More Bounce To The Ounce (1980-Roger/Zapp)
14. Freakshow On The Dance Floor (1984)
15. Your Place Or Mine (1985)
Enc. The Slide (1995)
show ended 22:48
(2006年10月18日水曜、丸の内コットンクラブ=バーケイズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bar Kays
2006-194
【バーケイズ・ライヴ、ダイナマイト・ファンク炸裂】
大爆発。
まさにファンクが炸裂、大爆発。完璧なファンク、エンタテインメント・ショウ。息つく暇もなく、次々とメドレーになって繰り出されるバーケイズのソウル、ファンクのヒットの数々。結成40周年を向かえる大御所ファンク・グループ、バーケイズの久々のライヴ。この肉感的な、ソウル度、ファンク度超満点のバンドの見事なことよ。Funk To The People!
伝説のR&Bシンガー、オーティス・レディングのバックバンドから、成り上がったファンクバンド、バーケイズはこれまで、赤坂ムゲン(71年6月から7月)、渋谷「ライヴイン」(86年頃?)、日比谷野外音楽堂で行われたファンク・フェスティヴァル『レッツ・グルーヴ』(96年、他にコン・ファンク・シャン、エモーションズ、キャメオが来日)などで来日している。
下記セットリストで1から4まで一気。MCをいれてさらに5から最後までこれまた一気。ミディアムからアップテンポの曲ばかり(1曲だけスロー)による一気は、コットンクラブの気温を5度は上げ、うっすらと湯気が立ち込めた。一気飲みならぬ一気ファンクだ。More Funk To The People!
70年代から80年代にかけてのバーケイズのヒット曲、特に「シェイク・ユア・ランプ」から「ドゥ・イット」〜「ホーリー・ゴースト」までの流れなどもう最高。つなげてスローの「アティテュード」へ。おどろくほど何の変哲もないこの作品が、超エロエロに変身。ここで若干の宣伝をしつつ、後半はロジャーへのトリビュート。キーボードのエズラが、ヴォコーダーを使いロジャーになりきった。
リードシンガーのラリー・ドドソンの衣装は、まさに70年代オールドスクールのファンクグループらしい、ど派手なラメいりのもの。こんな大げさなデザイン今時誰が作るというくらい、徹底してる。まさにソウル・ファッション。飛行機事故(1967年12月10日、オーティス・レディングとともに飛行機に乗ったバーケイズのメンバーが事故で死去)の生き残りメンバー、ジェームス・アレキサンダー(今回も来日しているベース奏者)とベン・コーリーがバーケイズを再結成し、その後何度かのメンバーチェンジ後、1970年にグループに入ったリードがラリー・ドドソン。ラリーも36年間バーケイズのメンバーだ。
ところで、ラリーが「1987!」とか年代を言って歌い始める曲。かえって調べてみるとそれぞれ、ヒット年号が違っていた。(笑) ま、ファンクだから気にしない、気にしない。Give More Funk To The People!
よく動き、同じステップをふみ、観客を巻き込み一体化して、ファンク・エンタテインメントの頂上を極める。40年、ライヴバンドとしてたたき上げてきた連中はさすがに年季が違う。まさに究極のファンクバンドのライヴ・パフォーマンスだ。
来年(2007年)12月10日は、グレイト・オーティスを奪った事故からちょうど40年になるのか・・・。事故機に乗らなかったジェームス・アレキサンダーは、まさに究極のソウル・サヴァイヴァー。ここでひょうきんに、そして元気にベースを叩く姿にオーティスの遺影が浮かぶ。まさにソウル・バンドに歴史ありだ。今週土曜まで、今からでも遅くはない。
■ライヴ
10月21日土曜まで、丸の内コットンクラブ。一日2回。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html
TEL : 03-3215-1555
(11:00 a.m.〜11:00 p.m.)
■メンバー
Larry Dodson(vo), Darrell Stanley(vo), Archie Love(vo), Kurt Clayton(Key), Ezra Williams(key), Michael Anderson(g), James Alexander(b), Hubert Crawford(ds)
Setlist (Bar Kays @ Cotton Club, 10/18/2006)
show started 21:30
01. Intro
02. Boogie Body Land (1980)
03. She Talks To Me With Her Body (1983)
04. Hit & Run (1981)
MC
05. Traffic Jammer (1981)
06. Sex-O-Matic (1984)
07. Move Your Boogie Body (1979)
08. Do What U Want 2
09. Shake Your Ramp To The Funk (1976)
10. Do It (Let Me See You Shake) (1982)
11. Holy Ghost (1978)
12. Attitude (Tribute To Roger) (1978)
13. More Bounce To The Ounce (1980-Roger/Zapp)
14. Freakshow On The Dance Floor (1984)
15. Your Place Or Mine (1985)
Enc. The Slide (1995)
show ended 22:48
(2006年10月18日水曜、丸の内コットンクラブ=バーケイズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bar Kays
2006-194
【もうひとつのアヴェレージ・ホワイト・バンド】
東京一番。
プリンスも惚れたオランダ出身のサックス奏者、キャンディー・ダルファー。彼女もアメリカでブレイクしてからは、世界的知名度を獲得。日本にも何度もやってきて、今回のブルーノートは昨年5月以来。僕もそれより前のブルーノートや、赤坂ブリッツで見たが、ブリッツは97年9月のことだったのだろうか。そんな昔か? 2000年頃だったような気もしたが・・・。
最近は毎年のようにブルーノートにやってくる。「オランダでは乾いたパンと水しかでないけど、ここでは豪華な食事がでる」とブルーノートを思い切り持ち上げつつ、ファンクを熱奏。今回はベースが元プリンス・バンドのロンダ・スミス。彼女は二ヶ月ほど前にシーラEたちとバンド、COEDの一員としてもやってきていた。2002年のプリンスツアーにも同行。
さて、全体的なサウンドは、また、もうひとつのアヴェレージ・ホワイト・バンド(平均的白人バンド)という感じ。ドラムス、ギター、キーボード1台が白人で、ベースともう一台のキーボードがブラック。ということで、基本的なサウンドは白い。
下記セットリストでぐっと盛り上がったのが、「ライフ・オブ・ザ・パーティー」。なんとプリンスが彼女のために書いてくれた作品だという。キャンディーは、ステージで「確信はないけど、これはプリンスが私のことを書いた曲だと思う」と言っていた。これは、なかなかのグルーヴでよかった。
ブラックのキーボード、チャンスが2曲で歌ったあたりは、ソウル色があった。また、アンコールでの「ギミ・サム・モア」(JBズのカヴァー)あたりもアヴェレージ・ホワイト・バンド的なものを感じた。
キャンディーはちょっとしたトークがおもしろい。世界各地の都市の名前をだして、「みんなだめ、でもここが一番、東京一番ファンク・シティー」とやる。おそらくそれぞれの土地で同じ事をやっているのだろうが、それでも言い方がおもしろいので受ける。そんな彼女はライヴ後、すぐに上でサイン会を始めた。
ライヴ後ロンダとゆっくり話す機会があったが、彼女は新作ソロアルバムを日本で12月にリリースするという。彼女の好きなベース奏者は、スタンリー・クラーク、ジャコ・パストリアス、そして、ラリー・グラハムだそうだ。プリンス・バンドのために、ミネアポリスに3年ほど住んでいたが、そこの寒さに閉口して、結局ロスに戻ってきた。「マイナス60度とかになるのよ。地元の人に言われたわ。そんなときは瞬きしちゃだめよって。その瞬間に凍っちゃうんだって」
ロンダからの情報。「ラリー・グラハムは今ミネアポリスに住んでいる。しかも、プリンスのうちのま隣。もしプリンスがツアーにでるときは、オープニングアクトでもやるのでは?」 「ミネアポリスのパープルの家の跡地は今は、更地になっている」 「キャンディーとのライヴはとてもやりやすい。特にリハーサルをしなくても大丈夫。彼女にはCDを渡され、私はホームワークをしっかりしていけば、OK。私は楽譜は読めるけど、自分で自分用には特殊な方法でメモ書きのようなものを書いて覚えている」「今度のベースマガジンの表紙になるの。インタヴューされたわ」
■メンバー
Candy Dulfer (Sax, Vocal)
Thomas Bark (Keyboard)
Chance Howard (Keyboard, Vocal)
Uco Bed (Guitar)
Rhonda Smith (Bass)
Josh Dion (Drums)
Setlist (Candy Dulfer @ Bluenote, 2nd set, 10/17/2006)
show started 21:31
01. Candy
02. You Are The One
03. Finsbury Park
04. Summertime
05. Everytime
06. Life Of The Party
07. Brown Sugar (Chance on vocal) (D’Angelo)
08. No Diggity (Chance on vocal) (Blackstreet)
09. Sax A-Go-Go
10. Pick Up The Pieces (Average White Band)
Enc. Gimme Some More (JB’s)
Enc. Let It Go
show ended 23:04
(2006年10月17日火曜、東京ブルーノート=キャンディー・ダルファー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dulfer, Candy
2006-192
東京一番。
プリンスも惚れたオランダ出身のサックス奏者、キャンディー・ダルファー。彼女もアメリカでブレイクしてからは、世界的知名度を獲得。日本にも何度もやってきて、今回のブルーノートは昨年5月以来。僕もそれより前のブルーノートや、赤坂ブリッツで見たが、ブリッツは97年9月のことだったのだろうか。そんな昔か? 2000年頃だったような気もしたが・・・。
最近は毎年のようにブルーノートにやってくる。「オランダでは乾いたパンと水しかでないけど、ここでは豪華な食事がでる」とブルーノートを思い切り持ち上げつつ、ファンクを熱奏。今回はベースが元プリンス・バンドのロンダ・スミス。彼女は二ヶ月ほど前にシーラEたちとバンド、COEDの一員としてもやってきていた。2002年のプリンスツアーにも同行。
さて、全体的なサウンドは、また、もうひとつのアヴェレージ・ホワイト・バンド(平均的白人バンド)という感じ。ドラムス、ギター、キーボード1台が白人で、ベースともう一台のキーボードがブラック。ということで、基本的なサウンドは白い。
下記セットリストでぐっと盛り上がったのが、「ライフ・オブ・ザ・パーティー」。なんとプリンスが彼女のために書いてくれた作品だという。キャンディーは、ステージで「確信はないけど、これはプリンスが私のことを書いた曲だと思う」と言っていた。これは、なかなかのグルーヴでよかった。
ブラックのキーボード、チャンスが2曲で歌ったあたりは、ソウル色があった。また、アンコールでの「ギミ・サム・モア」(JBズのカヴァー)あたりもアヴェレージ・ホワイト・バンド的なものを感じた。
キャンディーはちょっとしたトークがおもしろい。世界各地の都市の名前をだして、「みんなだめ、でもここが一番、東京一番ファンク・シティー」とやる。おそらくそれぞれの土地で同じ事をやっているのだろうが、それでも言い方がおもしろいので受ける。そんな彼女はライヴ後、すぐに上でサイン会を始めた。
ライヴ後ロンダとゆっくり話す機会があったが、彼女は新作ソロアルバムを日本で12月にリリースするという。彼女の好きなベース奏者は、スタンリー・クラーク、ジャコ・パストリアス、そして、ラリー・グラハムだそうだ。プリンス・バンドのために、ミネアポリスに3年ほど住んでいたが、そこの寒さに閉口して、結局ロスに戻ってきた。「マイナス60度とかになるのよ。地元の人に言われたわ。そんなときは瞬きしちゃだめよって。その瞬間に凍っちゃうんだって」
ロンダからの情報。「ラリー・グラハムは今ミネアポリスに住んでいる。しかも、プリンスのうちのま隣。もしプリンスがツアーにでるときは、オープニングアクトでもやるのでは?」 「ミネアポリスのパープルの家の跡地は今は、更地になっている」 「キャンディーとのライヴはとてもやりやすい。特にリハーサルをしなくても大丈夫。彼女にはCDを渡され、私はホームワークをしっかりしていけば、OK。私は楽譜は読めるけど、自分で自分用には特殊な方法でメモ書きのようなものを書いて覚えている」「今度のベースマガジンの表紙になるの。インタヴューされたわ」
■メンバー
Candy Dulfer (Sax, Vocal)
Thomas Bark (Keyboard)
Chance Howard (Keyboard, Vocal)
Uco Bed (Guitar)
Rhonda Smith (Bass)
Josh Dion (Drums)
Setlist (Candy Dulfer @ Bluenote, 2nd set, 10/17/2006)
show started 21:31
01. Candy
02. You Are The One
03. Finsbury Park
04. Summertime
05. Everytime
06. Life Of The Party
07. Brown Sugar (Chance on vocal) (D’Angelo)
08. No Diggity (Chance on vocal) (Blackstreet)
09. Sax A-Go-Go
10. Pick Up The Pieces (Average White Band)
Enc. Gimme Some More (JB’s)
Enc. Let It Go
show ended 23:04
(2006年10月17日火曜、東京ブルーノート=キャンディー・ダルファー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dulfer, Candy
2006-192
(ネタバレになります。これからライヴをご覧になる方はあなたのリスクにおいてお読みください)
課題。
いきなり舞台正面にしつらえられた5台のモニターにローラーコースターの映像が映し出される。マライアのナレーションがかぶさる。「人生というのは、ローラーコースターのようなもの。上がることもあれば下がることもある。私の人生もローラーコースターみたいに、上がったり下がったり、回転したり、上下さかさまになったり。私は子供の頃ものすごくローラーコースターが怖かった。でも、大丈夫になった。ものすごく怖いところを通り過ぎると、平和なやすらぎが訪れる。でも、ローラーコースターに乗ってみなければ、その冒険の体験は得られないわ」(大意) そして1曲目「イッツ・ライク・ザット」へ突入。いい出だしだ。
プロモーションでの来日を含めるとなんと10回目の来日、公演でも5回目というまさに親日派マライアのライヴ・アット・ブドーカン! 埼玉アリーナが2日予定され(20日と21日)それが売り切れたためにこの武道館が追加の形で発売され、初日になった。ファン層は7−3で女性のほうが多い感じ。
オンステージはキーボード3人(うち1人がベースも兼任)、ドラムス、コーラス3人、ダンサー6人、DJ、そして、マライアという総勢15人。ほとんどが事前打ち込みの音で、キーボード陣がそれを再生しているようだ。ドラムも打ち込み音に若干、リアルタイムで重ねているのか。ただ、ダンサー、コーラスはリアルで動きはある。マドンナにせよ、こうした見せるショウだと、もはや実際にミュージシャンが演奏していなくても、シンガーが一部で口パクであろうと、関係なく、エンタテインメントとして見る者を楽しませればいいという雰囲気かもしれない。
それにしても、マライア、体格大きくなった。(表現を変えれば「太った」) で、おもしろかったのが、5台のスクリーンに映る映像が、本物よりも若干縦長に補正されている点。通常のテレビ映像を横長テレビで見ると、人間の身体が横に太って見えるが、その逆で、縦に伸ばしているので、実際よりスリムに映る。なるほど、これはうまい演出だ。今まで見せられていた映像はみんなこの仕掛けがあったのかな。(笑)
全体的に見ると、2回あるDJタイム(下記セットリストで5と13の後=それぞれ6分程度)が不要。また、マライアと「アイル・ビー・ゼア」をデュエットし、マライアが強力に売り出しに力をいれている男性シンガー、トレイ・ロレンツがデュオの後2曲歌うのだが、これも不要といえば不要。ルーサー・ヴァンドロスの「ネヴァー・トゥ・マッチ」を歌うのだが、残念ながら今ひとつ。もちろん、マライアの着替えのために若干のブレイクタイムが必要なのはわかるが、この3箇所はもっと短縮したいところ。
衣装チェンジは4回。本編最後に「ウイ・ビロング・トゥゲザー」を歌った後、「日本のファンだけに特別にこれを歌います」といって、大ヒット「恋人たちのクリスマス」を歌った。天井から雪が降り注ぎ、これがこの日一番受けた。マライア・ファンは「終わりよければすべてよし」という感じで大いに満足かもしれない。蛇足だが、この曲だけはバンド・メンバーがメンバーだけの演奏でリアルに演奏していたようだ。
まあ、マライアが最終公演で出す力を10とすれば、今日はせいぜい6くらいの力で流したショウといったところ。日本のファンには、新作からの曲より、昔からのヒット曲をひたすら歌い倒すほうがもっと受ける。選曲も「クリスマス」だけでなく、広く日本向けの選曲にしたほうがいいだろう。比較するのはあまりよくないが、先日のマドンナのスケールと比べると若干寂しい。マドンナよりマライアのほうが、キャッチーな曲が多いだけに残念だ。課題は残る。ローラーコースターのように、もっと激しく刺激を与えて欲しい。
■来日履歴
初来日 1993年10月 プロモーションで初来日
2回目 1996年3月 初来日公演
3回目 1998年1月 2度目の来日公演
4回目 1999年11月 プロモーション来日
5回目 2000年3月 来日公演(3度目)
6回目 2002年11月 プロモーション来日
7回目 2003年6月〜7月来日公演 (4度目)
8回目 2004年11月 プロモーション来日
9回目 2005年3月 プロモーション来日
10回目 2006年10月 来日公演 (5度目)
■過去関連記事
2003/07/09 (Wed)
Mariah Carey Live At Budokan
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200307/diary20030709.html
April 01, 2005
Mariah Carey Sung Two Songs At Roppongi Hills
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_01.html
Setlist (10/16/2006)
show started 19:22
00. Rollercoaster Video
01. It’s Like That ("The Emancipation Of Mimi")
02. Heartbreaker
03. Dreamlover (including sampling of "Juicy Fruit" by Mtume)
04. My All
05. Shake It Off ("The Emancipation Of Mimi")
--. DJ Play [Dress change #1]
06. Stay The Night ("The Emancipation Of Mimi")
07. I’ll Be There (With Torey Lorenz)
08. Never Too Much (Torey Lorenz only) (Luther Vandross)
09. My Everything (Torey Lorenz only) [Dress change #2]
10. Fantasy
11. Don’t Forget About Us ("The Emancipation Of Mimi")
12. Always Be My Baby
13. Honey
--. DJ Play [Dress change #3]
14. I Wish You Knew
15. Hero
16. We Belong Together ("The Emancipation Of Mimi")
17. Butterfly Reprise
--. [Dress change #4]
Enc. All I Want For Christmas Is You
show ended 20.55
(2006年10月16日月曜、日本武道館=マライア・キャリー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Carey, Mariah
2006-191
課題。
いきなり舞台正面にしつらえられた5台のモニターにローラーコースターの映像が映し出される。マライアのナレーションがかぶさる。「人生というのは、ローラーコースターのようなもの。上がることもあれば下がることもある。私の人生もローラーコースターみたいに、上がったり下がったり、回転したり、上下さかさまになったり。私は子供の頃ものすごくローラーコースターが怖かった。でも、大丈夫になった。ものすごく怖いところを通り過ぎると、平和なやすらぎが訪れる。でも、ローラーコースターに乗ってみなければ、その冒険の体験は得られないわ」(大意) そして1曲目「イッツ・ライク・ザット」へ突入。いい出だしだ。
プロモーションでの来日を含めるとなんと10回目の来日、公演でも5回目というまさに親日派マライアのライヴ・アット・ブドーカン! 埼玉アリーナが2日予定され(20日と21日)それが売り切れたためにこの武道館が追加の形で発売され、初日になった。ファン層は7−3で女性のほうが多い感じ。
オンステージはキーボード3人(うち1人がベースも兼任)、ドラムス、コーラス3人、ダンサー6人、DJ、そして、マライアという総勢15人。ほとんどが事前打ち込みの音で、キーボード陣がそれを再生しているようだ。ドラムも打ち込み音に若干、リアルタイムで重ねているのか。ただ、ダンサー、コーラスはリアルで動きはある。マドンナにせよ、こうした見せるショウだと、もはや実際にミュージシャンが演奏していなくても、シンガーが一部で口パクであろうと、関係なく、エンタテインメントとして見る者を楽しませればいいという雰囲気かもしれない。
それにしても、マライア、体格大きくなった。(表現を変えれば「太った」) で、おもしろかったのが、5台のスクリーンに映る映像が、本物よりも若干縦長に補正されている点。通常のテレビ映像を横長テレビで見ると、人間の身体が横に太って見えるが、その逆で、縦に伸ばしているので、実際よりスリムに映る。なるほど、これはうまい演出だ。今まで見せられていた映像はみんなこの仕掛けがあったのかな。(笑)
全体的に見ると、2回あるDJタイム(下記セットリストで5と13の後=それぞれ6分程度)が不要。また、マライアと「アイル・ビー・ゼア」をデュエットし、マライアが強力に売り出しに力をいれている男性シンガー、トレイ・ロレンツがデュオの後2曲歌うのだが、これも不要といえば不要。ルーサー・ヴァンドロスの「ネヴァー・トゥ・マッチ」を歌うのだが、残念ながら今ひとつ。もちろん、マライアの着替えのために若干のブレイクタイムが必要なのはわかるが、この3箇所はもっと短縮したいところ。
衣装チェンジは4回。本編最後に「ウイ・ビロング・トゥゲザー」を歌った後、「日本のファンだけに特別にこれを歌います」といって、大ヒット「恋人たちのクリスマス」を歌った。天井から雪が降り注ぎ、これがこの日一番受けた。マライア・ファンは「終わりよければすべてよし」という感じで大いに満足かもしれない。蛇足だが、この曲だけはバンド・メンバーがメンバーだけの演奏でリアルに演奏していたようだ。
まあ、マライアが最終公演で出す力を10とすれば、今日はせいぜい6くらいの力で流したショウといったところ。日本のファンには、新作からの曲より、昔からのヒット曲をひたすら歌い倒すほうがもっと受ける。選曲も「クリスマス」だけでなく、広く日本向けの選曲にしたほうがいいだろう。比較するのはあまりよくないが、先日のマドンナのスケールと比べると若干寂しい。マドンナよりマライアのほうが、キャッチーな曲が多いだけに残念だ。課題は残る。ローラーコースターのように、もっと激しく刺激を与えて欲しい。
■来日履歴
初来日 1993年10月 プロモーションで初来日
2回目 1996年3月 初来日公演
3回目 1998年1月 2度目の来日公演
4回目 1999年11月 プロモーション来日
5回目 2000年3月 来日公演(3度目)
6回目 2002年11月 プロモーション来日
7回目 2003年6月〜7月来日公演 (4度目)
8回目 2004年11月 プロモーション来日
9回目 2005年3月 プロモーション来日
10回目 2006年10月 来日公演 (5度目)
■過去関連記事
2003/07/09 (Wed)
Mariah Carey Live At Budokan
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200307/diary20030709.html
April 01, 2005
Mariah Carey Sung Two Songs At Roppongi Hills
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_01.html
Setlist (10/16/2006)
show started 19:22
00. Rollercoaster Video
01. It’s Like That ("The Emancipation Of Mimi")
02. Heartbreaker
03. Dreamlover (including sampling of "Juicy Fruit" by Mtume)
04. My All
05. Shake It Off ("The Emancipation Of Mimi")
--. DJ Play [Dress change #1]
06. Stay The Night ("The Emancipation Of Mimi")
07. I’ll Be There (With Torey Lorenz)
08. Never Too Much (Torey Lorenz only) (Luther Vandross)
09. My Everything (Torey Lorenz only) [Dress change #2]
10. Fantasy
11. Don’t Forget About Us ("The Emancipation Of Mimi")
12. Always Be My Baby
13. Honey
--. DJ Play [Dress change #3]
14. I Wish You Knew
15. Hero
16. We Belong Together ("The Emancipation Of Mimi")
17. Butterfly Reprise
--. [Dress change #4]
Enc. All I Want For Christmas Is You
show ended 20.55
(2006年10月16日月曜、日本武道館=マライア・キャリー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Carey, Mariah
2006-191
【ソイソウル・ライヴはテキーラ一気飲み】
一気。
ステージにミュージシャン11人が上る大型東京ファンクバンド、ソイソウルの目黒ブルースアレー2デイズ。その2日目を見た。今時こんな11人もの大型バンドが一つになってソウル、ファンク一筋にやるなんてことがあるだろうか。このソイソウルが成立すること自体、すごいこと。
ズーコとケイズのヴォーカル、ケイオンのラップ、そしてそれを支えるバンドによる爆笑トークと爆裂ファンクが交錯する2時間半余。
セカンドが始まって40分ほどで、ズーコが「次の曲が最後の曲になります」のアナウンス。観客が「ええ〜〜っ」。「でも、ここからが長いんです」と言って最後の曲とアンコール2曲で、およそ1時間に及んだ。確かに長い。
本編最後「トゥー・ホット」の途中では、「タッタラタラタッタ〜」と「テキーラ」のメロディーを演奏。そこで、みんなが「テキ〜〜〜ラ!!」と声をあげると、ちょうどそこにお店の人がテキーラをボトルで用意していて、ショットについで、観客に振舞う。そして、その声の合図とともに一気に飲む。これが観客何人かとミュージシャン(ベースの丸本さん)でやった。テキーラ、テキーラ、テキーラ、ショット、ショット、ショット。ソイソウルをテキーラで一気飲みだ。
この日、ケイズはしばらく前に喧嘩かなにかで、前歯を折っており「サシスセソ」の発音がおぼつかない。これはこれでおもしろかった。アンコール1曲目では、各メンバーのソロ演奏を見せたが、とくにKムトーのキーボード・ソロ・パートの指さばきは、両指で乳首をいじるようないやらしさプンプンだった。
今回のライヴはソイソウルとしては、年内最後。なお、セットリストは1日目と若干曲の入れ替えがあった。下記セットリストは2日目のもの。一方、ズーコが来月ソロアルバムを出すが、そのソロライヴを12月23日(土曜)、ブルースアレーで行う。この日は「プレシャス・ラヴ」がソロからの作品。
(書いたよ、ムトーさん=(笑))
■過去関連記事
2004/01/17 (Sat)
Soysoul Live At Shibuya Quatro: Zooco Is A Tamer Of Wild Beasts
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040117.html
2004/07/03 (Sat)
"Midnight Love" To Soysoul Live
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200407/diary20040703.html
2004/09/06 (Mon)
Two Places At The Same Time: Budoukan Or Yokosuka
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200409/diary20040906.html
2004/11/04 (Thu)
Chain Of Funk Gang: From Soysoul To Their Friends, One After Another
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041104.html
August 07, 2005
Soysoul Live At Blues Alley: Hottest Funk Band On A Hottest Day Of This Summer
http://blog.soulsearchin.com/archives/000432.html
June 06, 2006
Soysoul Live & Philip Woo Announces His Live Info In Japanese
http://blog.soulsearchin.com/archives/001061.html
July 17, 2006
"Too Hot" Portray Tokyo’s Summer Madness: Soy Soul Live Coming Up
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_17.html
■ ソイソウルメンバー
Soysoul Members:
Zooco (Vocal), Caize (Vocal), K-On (Rap), 丸本修(Bass), Ken Keng (Percussion), 竹内勝(Drums), 渡辺ファイアー(Sax), Phillip Woo (Keyboards), K-Muto (Synthesizer & Programming), 小倉昌浩(Guitar), 城谷雄策(Support Trumpet)
Setlist (10/15/2006)
1st set
show started 18:45
1. Soul Power
2. Can’t Stop
3. Medley: I Wish -- True Color -- Super Fly
4. とこしえの花
5. ひまわり
6. Precious Love
show ended 19:52
2nd set
show started 20:23
1. My My My
2. My Sugar Babe
3. Rock The Fire -- Solo
4. Spiral
5. Samurai Funk
6. Why Don’t You...
7. Too Hot -- Tequila -- Too Hot
Enc. Soysoul
Enc. ココロスベテ
show ended 22:02
(2006年10月15日日曜、目黒ブルースアレー=ソイソウル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Soysoul
2006-190
一気。
ステージにミュージシャン11人が上る大型東京ファンクバンド、ソイソウルの目黒ブルースアレー2デイズ。その2日目を見た。今時こんな11人もの大型バンドが一つになってソウル、ファンク一筋にやるなんてことがあるだろうか。このソイソウルが成立すること自体、すごいこと。
ズーコとケイズのヴォーカル、ケイオンのラップ、そしてそれを支えるバンドによる爆笑トークと爆裂ファンクが交錯する2時間半余。
セカンドが始まって40分ほどで、ズーコが「次の曲が最後の曲になります」のアナウンス。観客が「ええ〜〜っ」。「でも、ここからが長いんです」と言って最後の曲とアンコール2曲で、およそ1時間に及んだ。確かに長い。
本編最後「トゥー・ホット」の途中では、「タッタラタラタッタ〜」と「テキーラ」のメロディーを演奏。そこで、みんなが「テキ〜〜〜ラ!!」と声をあげると、ちょうどそこにお店の人がテキーラをボトルで用意していて、ショットについで、観客に振舞う。そして、その声の合図とともに一気に飲む。これが観客何人かとミュージシャン(ベースの丸本さん)でやった。テキーラ、テキーラ、テキーラ、ショット、ショット、ショット。ソイソウルをテキーラで一気飲みだ。
この日、ケイズはしばらく前に喧嘩かなにかで、前歯を折っており「サシスセソ」の発音がおぼつかない。これはこれでおもしろかった。アンコール1曲目では、各メンバーのソロ演奏を見せたが、とくにKムトーのキーボード・ソロ・パートの指さばきは、両指で乳首をいじるようないやらしさプンプンだった。
今回のライヴはソイソウルとしては、年内最後。なお、セットリストは1日目と若干曲の入れ替えがあった。下記セットリストは2日目のもの。一方、ズーコが来月ソロアルバムを出すが、そのソロライヴを12月23日(土曜)、ブルースアレーで行う。この日は「プレシャス・ラヴ」がソロからの作品。
(書いたよ、ムトーさん=(笑))
■過去関連記事
2004/01/17 (Sat)
Soysoul Live At Shibuya Quatro: Zooco Is A Tamer Of Wild Beasts
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040117.html
2004/07/03 (Sat)
"Midnight Love" To Soysoul Live
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200407/diary20040703.html
2004/09/06 (Mon)
Two Places At The Same Time: Budoukan Or Yokosuka
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200409/diary20040906.html
2004/11/04 (Thu)
Chain Of Funk Gang: From Soysoul To Their Friends, One After Another
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041104.html
August 07, 2005
Soysoul Live At Blues Alley: Hottest Funk Band On A Hottest Day Of This Summer
http://blog.soulsearchin.com/archives/000432.html
June 06, 2006
Soysoul Live & Philip Woo Announces His Live Info In Japanese
http://blog.soulsearchin.com/archives/001061.html
July 17, 2006
"Too Hot" Portray Tokyo’s Summer Madness: Soy Soul Live Coming Up
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_17.html
■ ソイソウルメンバー
Soysoul Members:
Zooco (Vocal), Caize (Vocal), K-On (Rap), 丸本修(Bass), Ken Keng (Percussion), 竹内勝(Drums), 渡辺ファイアー(Sax), Phillip Woo (Keyboards), K-Muto (Synthesizer & Programming), 小倉昌浩(Guitar), 城谷雄策(Support Trumpet)
Setlist (10/15/2006)
1st set
show started 18:45
1. Soul Power
2. Can’t Stop
3. Medley: I Wish -- True Color -- Super Fly
4. とこしえの花
5. ひまわり
6. Precious Love
show ended 19:52
2nd set
show started 20:23
1. My My My
2. My Sugar Babe
3. Rock The Fire -- Solo
4. Spiral
5. Samurai Funk
6. Why Don’t You...
7. Too Hot -- Tequila -- Too Hot
Enc. Soysoul
Enc. ココロスベテ
show ended 22:02
(2006年10月15日日曜、目黒ブルースアレー=ソイソウル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Soysoul
2006-190
【ルーサー市村氏ソロライヴ1月にブルースアレー】
5回目。
日本のソウルヴォーカル・グループ、リアル・ブラッドのメンバーで、グループの中でベース・ヴォーカルを担当するルーサー市村氏が約1年ぶりのソロライヴを行う。今回の会場はぐっと都心に来て、目黒のブルースアレー。今年1月の府中でのライヴ以来約1年ぶりとなる。チケットの予約・発売が明日16日から。
詳細は次の通り。
LUTHER "NO.1" ICHIMURA 5TH SOLO LIVE
日時 2007年1月14日(日) 17:00 開場 18:30 開演
前売:4500円/当日:5000円 (ドリンク代は別途になります)
入れ替えなし、90分間のワンステージ
場所: 目黒BLUES ALLEY JAPAN
http://www.bluesalley.co.jp/index.html
〒153−0063
東京都目黒区目黒1−3−14
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
予約専用電話 : 03−5740−6041
【電話予約受付時間】 月〜土/12:00〜20:00
上記時間外はインターネット予約が便利です (24時間受付)
公演当日のお問合せ : 03−5496−4381 (店頭)
チケット予約開始日時 : 2006年10月16日(月) 14:00〜
メンバー
澤口憲治(G)
大友正明(B)
GAAA(Dr)
貝原正(Kb)
小坂武巳(Tb)
川嵜純一(Tp)
佐藤公彦(Ts)
Sierra(Cho.)
Mocony(cho.)
Kyoco(Cho.)
+++++
ルーサーさんのソロライヴは今回で5回目。前回のライヴは大雪の中府中で行われた。
January 23, 2006
Luther Number 1 Ichimura: The Way He Was...
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200601/2006_01_23.html
というわけで、今回の会場は「ソウル・サーチン」でもおなじみ目黒のブルースアレーになった。そして今回もルーサーさんお誕生日ライヴ。今から楽しみ。雨、雪ときて、来年は何が起こるでしょう。(笑)
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Luther "Number 1" Ichimura
5回目。
日本のソウルヴォーカル・グループ、リアル・ブラッドのメンバーで、グループの中でベース・ヴォーカルを担当するルーサー市村氏が約1年ぶりのソロライヴを行う。今回の会場はぐっと都心に来て、目黒のブルースアレー。今年1月の府中でのライヴ以来約1年ぶりとなる。チケットの予約・発売が明日16日から。
詳細は次の通り。
LUTHER "NO.1" ICHIMURA 5TH SOLO LIVE
日時 2007年1月14日(日) 17:00 開場 18:30 開演
前売:4500円/当日:5000円 (ドリンク代は別途になります)
入れ替えなし、90分間のワンステージ
場所: 目黒BLUES ALLEY JAPAN
http://www.bluesalley.co.jp/index.html
〒153−0063
東京都目黒区目黒1−3−14
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
予約専用電話 : 03−5740−6041
【電話予約受付時間】 月〜土/12:00〜20:00
上記時間外はインターネット予約が便利です (24時間受付)
公演当日のお問合せ : 03−5496−4381 (店頭)
チケット予約開始日時 : 2006年10月16日(月) 14:00〜
メンバー
澤口憲治(G)
大友正明(B)
GAAA(Dr)
貝原正(Kb)
小坂武巳(Tb)
川嵜純一(Tp)
佐藤公彦(Ts)
Sierra(Cho.)
Mocony(cho.)
Kyoco(Cho.)
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ルーサーさんのソロライヴは今回で5回目。前回のライヴは大雪の中府中で行われた。
January 23, 2006
Luther Number 1 Ichimura: The Way He Was...
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200601/2006_01_23.html
というわけで、今回の会場は「ソウル・サーチン」でもおなじみ目黒のブルースアレーになった。そして今回もルーサーさんお誕生日ライヴ。今から楽しみ。雨、雪ときて、来年は何が起こるでしょう。(笑)
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Luther "Number 1" Ichimura