◎レイラ・ハサウェイ~楽器に溶け込む「魅惑のロウ・ヴォイス」

【Lalah Hathaway: Lovely Low Voice】

一体化。

実力派ディーヴァ、レイラ・ハサウェイ、「低音の魅力」「魅惑のロウ・ヴォイス」レイラの2010年7月以来1年半ぶりの来日。

初日を見に行ったところ、なんとマサ・コハマ(ギター)とタイ・スティーブンス(ヴォーカル)が客席に。タイの横があいていたので、一緒に観戦。タイはモナコで一昨年夏にレイラに会ったという。

楽屋からステージまで歩く彼女の足は裸足。ステージの上でも裸足。

ミュージシャンに自由なスペースを与え、彼らが自由にクリエイティヴな音を出す。そして、レイラを見ていると、彼女がいかに自身の「魅惑のロウ・ヴォイス」をそのミュージシャンとのアンサンブルの中で声という楽器として引き立たせようとしているかがよくわかる。本当にレイラの歌声がそれぞれの楽器に溶け込んで一体化する様は美しい。

おちつきのある声は実に魅力的。バンドもタイト。今回のドラムは、エリック・シーツといい前々回の来日(ビルボード東京)、その前で担当していた人物で、自ら「ソウル・シーカーズ」というグループでも活躍するドラマー。完全に今風の音を出す。

今回思ったのは、彼女は十分にオールド・スクールのシンガーとしての貫禄を持ちながら、エイミー・ワインハウスやアデル、あるいはクリセット・ミッシェル的な21世紀型ニュースクールとの狭間に位置するシンガーではないか、ということ。

個人的にもっとも嬉しかったのは、アニタ・ベイカーの「エンジェル」とアース・ウィンド&ファイアーの「ラヴズ・ホリデイ」をメドレーにして歌ったところ。この2曲の選曲は、特にレイラにあってるなあ、と思った。もちろん、定番のルーサーの「フォーエヴァー…」あたりは、もう完璧にレイラのものになっているのだが。「イッツ・サムシング」の途中でのスキャット部分なども、いつもながら強力な聞き物。これを聴いていると彼女はまさにジャズとR&Bの狭間にも位置しているとも思う。

ユニークな立ち位置にいるシンガーだ。

■レイラ・ハサウェイ・オフィシャル
http://lalahhathaway.com/index.html

■ライヴは2012年1月8日(日)までブルーノート東京で
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/lalah-hathaway/

■レイラ・ハサウェイ過去記事
(Soul Searchin’ Archives On Lalah Hathaway)

2010年07月12日(月)
レイラ・ハサウェイ~スペースのある自由度あふれるライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10588308249.html

2010年07月14日(水)
ジャム・セッション・スペシャル~レイラ・ハザウェイ、アンジェラ・バンドらと
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10589654586.html

2008年05月14日(水)
レイラ・ハザウェイ~ダニーに抱きしめられて
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080514.html
前回来日ライヴ評。

February 04, 2006
Lalah Hathaway: Some Songs Were Too Long
http://blog.soulsearchin.com/archives/000809.html
前々回来日ライヴ評。

>さらに過去関連記事

1999年6月8日
ジョー・サンプル&レイラ・ハザウエイ・ライヴ評。『魔術師の指』
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/sample19990608.html
アルバム『ソング・リヴズ・オン』発売後のライヴ。

2003/02/15 (Sat)
Barefoot Diva:Lalah Hathaway「裸足のディーヴァ:レイラ・ハザウェイ」
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200302/diary20030215.html
2003年来日時ライヴ。

2003年2月14日
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/lalah20030214.html
レイラ・ライヴ評。新聞用とオルタナティヴ・ヴァージョン。

2003年4月30日
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030430.html
レイラのウェッブから。Knocking on Father’s Door (レイラが父ダニーの作品をどう思っているかなどについて)

2003年8月19日
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200308/diary20030819.html
レイラ、マーカス、テイク6らのライヴ評。レイラ、「サムデイ・ウィル・ビー・トゥゲザー」を歌う

2004/05/11 (Tue)
As If Two Hathaways As One: Lalah Hathaway & Frank McComb Live
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040511.html/
レイラ&フランク・マッコムのライヴ評

■最新作『ホエア・イット・オール・ビギン』(輸入盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0053ERWGI/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■同/日本盤

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005S1Y61A/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■レイラ最大のヒット。ジョー・サンプルとの『ソング・リヴズ・オン』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012IWIEA/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■メンバー

Lalah Hathaway(vo)レイラ・ハサウェイ(ヴォーカル)
Toni Scruggs(back vo) トニ・スクラッグス(バック・ヴォーカル)
Jason Morales(back vo) ジェイソン・モラレス(バック・ヴォーカル)
Mike Aaberg(key) マイク・アーバーグ(キーボード)
Errol Cooney(g) エロール・クーニー(ギター)
Timothy Bailey Jr.(b) ティモシー・ベイリーJr.(ベース)
Eric Seats(ds) エリック・シーツ(ドラムス)

■ セットリスト レイラ・ハサウェイ 
Setlist: Lalah Hathaway @Bluenote
Tokyo, January 5, 2012

Show started 20:32
00.Intro
01.If You Want To (+) (=from new album “Where It All Begins”)
02.Small Of My Back (+)
03.Summertime
04.Breath
05.Medley: Angel / Love’s Holiday
06.Wrong Way (+)
07.Forever, For Always, For Love
08.It’s Something
Enc. Dreamland (Acoustic) (+)
Enc. Street Life
Show ended 22:41

(2012年1月5日木曜、東京ブルーノート、レイラ・ハサウェイ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Hathaway, Lalah
2012-002



●2011年死去したアーティスト

【2011 Obituary : Your Soul Forever】

訃報。

2011年も多くの訃報が届いた。この「ソウル・サーチン」でご紹介した訃報およびその関連記事をまとめました。改めて、ご冥福をお祈りしたいと思います。なお、ブログで書けなかったもので、ツイッターでご紹介したものもここにまとめました。来月のグラミー賞授賞式でも、これらのアーティストたちが追悼されると思います。なお下記日時は死亡日を書いたもの以外は、ブログのアップ日で、死去日ではありませんのでご注意ください。

2011年01月08日(土)
ボニーMのボビー・ファレル死去~フランク・ファリアンの成功の影で
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110108.html

2011年01月10日(月)
ラリー・ハンコック死去~元S.O.U.L.、トゥルース
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110110.html

2011年01月13日(木)
スティーヴ・マンチャ死去~100プルーフなどデトロイト・ソウル・シーンで活躍
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110113.html

伝説の音楽業界人ドン・カーシュナー、2011年1月17日(月)フロリダ州で死去。76歳。(77説も)音楽出版社アルドン・ミュージックで、キャロル・キング、ジェリー・ゴーフィン、バリー・マン&シンシア・ワイルなどの作品を多数ヒットさせた。http://bit.ly/dEm03V

2011年01月15日(土)
バーナード・ウィルソン(ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ)死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110115.html

2011年01月28日(金) 3 tweets
ソース取得:
マーヴェレッツのリード・シンガー、グラディス・ホートン、カリフォルニアで2011年1月26日死去。66歳。http://bit.ly/g3Ppgc カーペンターズでもヒットした「プリーズ・ミスター・ポストマン」などの大ヒットで有名。モータウン初期の人気グループ。

ロック・ギタリスト、ゲイリー・ムーア2011年2月6日日曜スペインで死去、58歳。シンリジーからソロへ。最近はブルーズにも傾注。http://bbc.in/dM3RFp 2010年4月が最後の来日。

盲目のジャズ・ピアニスト、ジョージ・シアリング2011年2月14日死去。91歳。http://bit.ly/dQhNyE ロンドン生まれ、ニューヨーク在住。作曲した「ララバイ・オブ・バードランド(バードランドの子守唄)」が有名。

ファンク・グループ、スレイヴのギタリスト、マーク・レスリー・アダムズが2011年3月5日朝、オハイオ州コロンバスで死去。51歳。葬儀は11日、同地で。http://bit.ly/hJQm2P 51歳だったとは。若さに絶句。

坂上二郎さん、2011年3月10日栃木県の病院で死去、76歳。 http://bit.ly/eb85SJ

Gファンク、ラップ・アーティスト、ネイト・ドッグ2011年3月15日カリフォルニア州ロングビーチで死去。41歳。死因などは不明。ただ以前から心臓発作などを起こしていた。一報は地元のテレグラム紙。http://bit.ly/i2mGup

女優、エリザベス・テイラー2011年3月23日ロスアンジェルスの病院で死去。うっ血性心不全のため。79歳。http://bit.ly/gPzzvI マイケル・ジャクソンと親交が深かった。

2011年03月24日(木)
ロリータ・ハロウェイ、64歳で死去~ソウル・ディスコ・ディーヴァ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110324.html

2011年04月01日(金)
マーヴィン・ゲイ命日~エイプリル・フールの衝撃
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110401.html

日本では5日になってしまいましたが、4月4日はマーチン・ルーサー・キングの命日でした。Martin Luther King, Jr. (Jan. 15, 1929 - Apr. 4, 1968) メンフィスで暗殺者の銃弾に倒れたときわずか39歳でした。

映画監督シドニー・ルーメット氏死去。2011年4月9日ニューヨーク自宅で。86歳。http://bit.ly/h0FXEu 「12人の怒れる男」(1957年)、「ネットワーク」(76年)、「セルピコ」(73年)、「ウィズ」(マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロス)(79年)など

日本在住のソウル・シンガー、カルヴィン・ヤングブラッドCalvin Youngblood が2011年4月18日、横浜の病院で癌のために死去。56歳。トリビュート映像。http://bit.ly/e1kL5k カルヴィンは2009年6月、友人のデイヴィッドキングらとライヴ。(続)

(続き) カルヴィンは深いバリトンボイスで、オーティス、テンプスのデイヴィッド・ラッフィン系の素晴らしいシンガー。09年6月のライヴでは、ゲイリーらと4人のヴォーカルグループ、タッチオブエレガンスとして歌声を披露していた。ライヴ評。http://amba.to/eOqdP6 

2011年04月20日(水)
カルヴィン・ヤングブラッド、56歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10866863672.html

インドの予言者、サイババ84歳で4月24日死去。 http://bit.ly/eMY3zj 自分では90歳代で死ぬと予言していたそう。予言よりはやく死んだというのが、受けた。

今日はTLCのレフトアイ(リサ・ロペズ)の命日。2002年4月25日中米ホンジュラスで交通事故で死去。シートベルトをしていなかった。30歳。レフトアイはTLCの一員として1999年8月 「爽健美茶ナチュラルブリーズコンサート」 で唯一の来日。

女性シンガーソングライター、フィービ・スノー、2011年4月26日ニューヨークで死去。http://bit.ly/gcFTAy 58歳説、60歳説とも。この1年半、脳の病気と闘っていた。1975年「ポエトリーマン」などが有名。

60年代に「太陽はもう輝かない」などのヒットを放ったウォーカー・ブラザースのジョン・ウォーカーが、2011年5月7日(土)ロスアンジェルスで死去。67歳。http://bit.ly/meshka ウォーカー・ブラザースはアメリカのグループだが、イギリスのレコード会社からリリース

プロゴルファー、セべ・バレステロス、スペインで2011年5月7日死去。54歳。http://nyti.ms/msuanz http://bit.ly/msrvq4 2008年に脳腫瘍の手術し闘病中だった。80年、83年マスターズ、79年、84年、88年全英優勝。

2011年05月10日(火)
(速報)コーネル・デュプリー、68歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110510.html
訃報の扱いについての基本的なスタンスも。

2011年05月11日(水)
シギディー・アブドゥラー(SOSバンドのプロデューサー)62歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110511.html

もうすぐ今日も終わってしまいますが、5月11日は、ボブ・マーリーの命日だったんですね。1981年、わずか36歳で脳腫瘍のために死去。今年は逝去30周年か・・・。

『アタック25』・・・ 俳優・タレントの児玉清さん2011年5月16日77歳で死去 http://nhk.jp/N3vj6gpe #nhk_news

ブラック・ミュージック、ヒップホップ系のライター、二木崇(ふたつぎ・たかし)さんが、2011年5月20日午後2時すぎに大阪で亡くなった。43歳。(1968年3月16日生まれ) BMR、フロント誌、その... http://tinymsg.appspot.com/xhW1

2011年05月27日(金)
岡伸昭さん、44歳で死去~『フット・ペインティング』を考案
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110527.html

2011年05月29日(日)
ギル・スコット・ヘロン62歳で死去~黒人吟遊詩人
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110529.html

今日5月30日はテンプテーションズ第3のリード・シンガー、アリ・オリ・ウッドソンの命日。死去からはや一年。訃報記事。 http://amba.to/itDOoX  葬儀の模様。 http://amba.to/k5f31M もう一年かあ、はやい。

ジャズ・ピアニスト、レイ・ブライアント2011年6月2日(木)ニューヨークの病院で死去。79歳。 @nytimesarts Ray Bryant, Jazz Pianist, Dies at 79 http://nyti.ms/jcintY

2011年06月10日(金)
洋楽DJ,音楽評論家・八木誠さん、死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110610.html

オハイオ・ファンク・グループ、スレイヴのギタリスト、マーク・ドラック・ヒックス、2011年6月14日頃オハイオ州デイトンで死去。50歳前後。「スライド」のギターは彼。同グループからは3月にべースのマーク・アダムスが死去。RIP Marc Drac Hicks of Slave

2011年06月16日(木)
カール・ガードナー(コースターズ)死去~ロック殿堂入り:コミカルなヒット多数
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110616.html

2011年06月21日(火)
クラレンス・クレモンズ69歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10928810412.html

刑事コロンボ、ピーター・フォーク2011年6月23日(木)ビバリーヒルズ自宅で死去。83歳。http://fxn.ws/jRIIto RIP: Peter Falk

2011年06月25日(土)
マイケル・ジャクソン命日:3時間特番
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110625.html

2011年06月29日(水)
深町純さん、最期の朝
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110629.html

2011年07月04日(月)
レイモンド・ジョーンズ52歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110704.html
シックのキーボード奏者。

2011年07月08日(金)
ブルース・スプリングスティーンのクラレンス・クレモンズへの弔辞
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110708.html

60年代から70年代にかけてダンヒル・サウンドを牽引したグラス・ルーツのリード・シンガー、ベース奏者ロブ・グリルが2011年7月11日午前11時37分フロリダで死去。67歳。1ヶ月ほど前からくも膜下出血で転び入院していた。http://bit.ly/ovVoD0  

名ソングライター、ジェリー・ラゴヴォイ2011年7月13日ニューヨークで死去、80歳。http://nyti.ms/n3expS 「クライ・ベイビー」、アーマフランクリンやジャニスの「ピーセス・オブ・ハート」など多数。白人だがゴスペルに根付いたソウルフルなヒットが多い。

2011年07月13日(水)
フォンス・マイゼル(マイゼル・ブラザーズ)死去~ジャクソン5の初期のヒットなどをてがける
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110713.html

2011年07月23日(土)
音楽評論家・中村とうようさん死去~ぴあ最終号発行の日
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110723.html

2011年07月25日(月)
エイミー・ワインハウス27歳で死去~クラブ27に
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110725.html

2011年07月26日(火)
エイミー・ワインハウス死去・続報~2000万ツイートが流れる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110726.html

元大リーガー、伊良部選手、2011年7月27日ロスの自宅で死去。42歳。自殺か。http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22425520110728

2011年08月01日(月)
ユージーン・マクダニエルズ、76歳で死去~反骨のソングライター
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110801.html

前田武彦さん2011年8月5日82歳で死去 http://t.co/QszHAnR 

ジョー山中さん8月7日64歳で死去 http://t.co/ac0oaNM ご冥福をお祈りします。

ジョー山中さん追悼。こんな映像がユーチューブにアップされました。http://t.co/y5DapUW オーティスの「トライ・ア・リトル・テンダネス」を熱唱しています。そして、番組進行に若き @Bro.Kone ブラザートムら。これ20年くらい前ですか?若い! 

マイケル・ジャクソンのマネージャー、フランク・ディレオ、2011年8月24日水曜日ピッツバーグで死去。63歳。http://t.co/7rYtRQN 3月に心臓の手術をして療養中だった。エピックのディレクターからマネージャーとなり「スリラー」の成功に最も寄与した敏腕。

フランク・ディレオは1979年にエピックに来てからマイケル以外にも多数のアーティストの宣伝を担当。REOスピードワーゴン、ルーサー・ヴァンドロスなど。6500万ドルの売り上げを2億5千万ドルへ伸ばした。1984年マイケルに請われ、マネージャーに。映画「ムーンウォーク」共同制作。

8月16日は、マドンナの誕生日。(1958年昭和33年生まれ、53歳) そして、キング・エルヴィス・プレスリーの命日。(1977年8月16日死去、42歳)。エルヴィス死してすでに34年。

2011年08月24日(水)
2人の偉大なソングライター、同日に死去~ニック・アシュフォード、ジェリー・リーバー
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110824.html

2011年08月26日(金)
アシュフォード&シンプソンの偉業
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110826.html

2011年08月28日(日)
「ソウル・サーチン」いよいよ今日~~エスター・ゴーディーさん、死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110828.html

フランキー・ビヴァリー&メイズのパーカッション、ヴォーカル担当のバグことマッキンリー・ウィリアムスMcKinley "Bug" Williamsが2011年9月2日テネシー州チャタヌガでライヴ直前に心臓発作で死去した。64-5歳前後と見られる。フィリップ・ウーからの情報。RIP

南部マラコ・レコードなどで活躍したソウル、ブルーズ、R&B系アレンジャー、ウォーデル・カゼール(ケゼルグ)、2011年9月6日ニューオーリンズの病院で死去。81歳。キングフロイドのグルーヴミー、ジーンナイトなど多数のヒット。http://t.co/PUsyczf 

Wardell Quezergue の読みはとても難しく、日本ではケゼルグ、ケゼルク、もしくはクエゼルグと表記されることが多かった。今回の記事でpronounced ka-ZAIR)とあり、これだとカゼールとなる。そういえば、そういう発音も聞いたことがあるような気がした。

2011年09月25日(日)
R&Bシンガー、ヴェスタ・ウィリアムス53歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110925.html

モータウンのソングライターとして、スモーキーのギタリストとして有名なマーヴ・タープリン、2011年9月30日金曜、ラスヴェガスで70歳で死去。http://t.co/a3GO8Y5g 「トラックス・オブ・マイ・ティアーズ」、マーヴィンの「アイル・ビー・ドッグゴーン」など多数。

2011年10月01日(土)
シルヴィア・ロビンソン死去~シュガーヒル・ギャング生みの親
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111001.html

スティーヴ・ジョブス2011年10月5日、カリフォルニア州で死去。56歳。1955年2月24日生まれ。米アップル社共同創業者の一人。2004年にすい臓がんを公表していた。ジョブス、昭和30年生まれだったのか・・・。RIP

日本最古のソウルバー、六本木ジョージスの名物ママ岡田信子さんが亡くなって10月8日でちょうど10年。そこで10月7日金曜夜から土曜にかけてジョージでママを偲ぶ会が開かれます。ジョージ=港区西麻布1-10-7 20時~5時 03-3401-8335 誰でもウェルカムとのこと。

2011年10月15日(土)
柳ジョージさん、63歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111015.html

2011年10月19日(水)
八木誠さんを偲ぶ会~洋楽関係者一堂に会
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111019.html

2011年10月28日(金)
物故者(デッド・セレブ)長者番付2011~マイケル・ジャクソン2年連続1位
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111028.html

シャリースの父、殺される。デイヴィッド・フォスター・ツアー、残りを出演キャンセル。Charice’s father was stabbed to death, she cancelled rest of Foster tour. http://t.co/mPSuNUWA ショック

2011年11月08日(火)
吉川茂昭さん(元エピック・ソニー、マイケル・ジャクソン担当)を偲ぶ会
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111108.html

2011年11月10日(木)
ヘヴィーD、ジョー・フレイジャー、ノーマン・ダーラムら死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111110.html

2011年11月25日(金)
アンドレア・トゥルー、68歳で死去~「モア・モア・モア」のディスコスター
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111125.html

2011年12月02日(金)
Jブラックフット65歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111202.html

2011年12月05日(月)
R&Bシンガー、ハワード・テイト72歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111205.html

2011年12月09日(金)
ドビー・グレイ71歳で死去~「ドリフト・アウェイ」の大ヒット
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111209.html

12月10日と11日は偉大なソウル・マンの命日が続く。1967年12月10日、オーティス・レディング(1941年9月9日生)不慮の飛行機事故で死去。26歳。サム・クック(1931年1月22日生)1964年12月11日、サム・クック、モーテルでトラブルとなり射殺される。33歳。

北朝鮮中央テレビが金正日(キム・ジョンイル)氏が2011年12月17日、列車で移動中に過労で死亡と発表。北朝鮮では1942年2月16日生まれ69歳とされる。

ラルフ・マクドナルド、Ralph MacDonald 2011年12月18日午前0時50分肺癌のため病院で死去。RIP 67歳。1944年3月15日ニューヨーク生まれ。61年、ハリー・ベラフォンテのバンドに参加して以降、NYの音楽シーンで活躍、ジョージ・ベンソン『ブリージン』も

2011年12月19日(月)
ラルフ・マクドナルド、67歳で死去、セザリオ・エヴォラ、71歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111219.html

2011年12月25日(日)
12月25日はジェームス・ブラウンの命日~ソウル界のキリストが死んだ日
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111225.html

12月25日はジェームス・ブラウンの命日。今から5年前2006年のこの日死去。ソウル界のキリストが死んだ日。ブログに。http://t.co/ghyTUayd 今日の「ソウル・サーチン」でも、少しJBの話をします。ラジコで午後2時半。http://t.co/VMFNVnlb

ジャズ・サックス奏者、サム・リヴァース2011年12月26日、フロリダで死去。88歳。フリー・ジャズ、アヴァンギャルド・ジャズのサックスとして活躍。マイルス・デイヴィスなどとも共演。http://t.co/u992TtsD RIP: Sam Rivers

OBITUARY>


◆「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート4)

【Best Of Soul Searchin Blog 2011, Part 4】

「ベスト・オブ・ソウル・サーチン」第4部は2011年10月から12月まで。選ぶために何本もの記事を読み返すと、けっこうあっという間に時間が経ってしまう。このあたりをうまくまとめて編集して、読みやすくして、電子書籍の形にするのはありかなあ、と思いました。

【2011年10月~今月の一本】

2011年10月16日(日)
五反田駅開業100周年~山手線で一番古い駅はどこ?
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111016.html
これは、おもしろかった。五反田駅が開業100年ということで、山手線の駅すべての開業日を調べてみました。

【その他の候補】

2011年10月02日(日)
『ロックン・ロール・ホール・オブ・フェーム』ノミネート発表
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111002.html

2011年10月03日(月)
シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・デライト」
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111003.html
「ラッパーズ・デライト」の誕生秘話。

2011年10月04日(火)
マイケル・ジャクソン~シルク・ド・ソレイユのショーモントリオールから始まる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111004.html

2011年10月05日(水)
サウンドトラック盤『イモータル』2種類で発売~ケヴィン・アンテューンズが音楽デザイナー
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111005.html
マイケルのシルク・ドゥ・ソレイユについて。

2011年10月07日(金)
トニー・ベネット、85歳で初の全米ナンバー1アルバム獲得
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111007.html

2011年10月08日(土)
「レディー・イズ・ア・トランプ」の時代背景~何を歌っているか
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111008.html
トニー・ベネットの最新作と、収録曲について。

2011年10月13日(木)
三浦大知ライヴ~その進化と飛躍
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111013.html
日本のマイケル・ジャクソンと言っても過言ではないほどの充実振りを見せる三浦大知のライヴ。

2011年10月18日(火)
安室奈美恵ライヴ~歌と踊りの最高峰
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111018.html
そしてこちらは日本のジャネット。今、日本人でもっとも密度の濃いライヴを見せる安室奈美恵のライヴ。

2011年10月28日(金)
物故者(デッド・セレブ)長者番付2011~マイケル・ジャクソン2年連続1位
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111028.html

2011年10月29日(土)
2チェロズ・ショーケース・ライヴ~ユーチューブがすべてを変えた
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111029.html

2011年10月31日(月)
川崎ハロウィーン・パーティーとオリジナル・セヴン
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111031.html

【201111月~今月の一本】

2011年11月14日(月)
フィラデルフィア・サウンド(TSOP)ストーリー (パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111114.html

2011年11月15日(火)
JFN『ビッグ・スペシャル』~『フィラデルフィア・ソウル』(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111115.html

2011年11月16日(水)
JFN『ビッグ・スペシャル』~『フィラデルフィア・ソウル(TSOP)』(パート3)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111116.html

2011年11月17日(木)
JFN『ビッグ・スペシャル』~『フィラデルフィア・ソウル(TSOP)』(パート4)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111117.html

2011年11月18日(金)
JFN『ビッグ・スペシャル』~『フィラデルフィア・ソウル(TSOP)』(パート5)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111118.html

2011年11月19日(土)
JFN『ビッグ・スペシャル』~『フィラデルフィア・ソウル(TSOP)』(パート6)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111119.html

『ビッグ・スペシャル』と連動したブログ記事。「フィラデルフィア・サウンド」の歴史をまとめたもの。パート1から6まで。

【その他の候補】

2011年11月05日(土)
ハル・ジャクソン(WBLSの伝説のDJ)96歳の誕生日
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111105.html

2011年11月13日(日)
「ベッチャ・バイ・ゴーリー・ワウ」ストーリー(訳詞付き)~名曲物語
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111113.html
誕生秘話、名曲物語。

2011年11月21日(月)
メイヤー・ホーソーン(パート1)~ソウルに敬意を表して~新しい時代のブルー・アイド・ソウル
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111121.html

2011年11月22日(火)
メイヤー・ホーソーン(パート2)~ソウルに敬意を表して~新しい時代のブルーアイドソウル
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111122.html
若手ブルー・アイド・ソウル。

2011年11月28日(月)
由紀さおりとピンク・マルティーニhttp://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111128.html

全米で話題の由紀さおり。その仕掛け人佐藤剛さんの話。

2011年11月29日(火)
三栄町「音色」から荒木町「ディープ」~花街に佇むバー(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11092077851.html

2011年11月30日(水)
三栄町「音色」から荒木町「ディープ」~花街に佇むバー(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111130.html
四谷のソウルバー「音色」と「ディープ」について。

【2011年12月~今月の一本】

2011年12月07日(水)
代官山蔦谷(つたや)オープン~見所たくさん
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111207.html

2011年12月12日(月)
蔦谷Tsutaya代官山で雑誌のアーカイブを読み出すと~
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111212.html
オープンしたばかりの蔦谷(つたや)について。

【その他の候補】

2011年12月01日(木)
『ソウル・マジック第14回』無事2時間以内に終了
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111201.html

2011年12月15日(木)
マイケル・ジャクソン・トリビュート(初日)・ライヴ・レポート
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111215.html

2011年12月16日(金)
マイケル・ジャクソン・トリビュート(2日目)・ライヴ・レポート(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111216.html

2011年12月17日(土)
マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴ・レポート(パート3)~AIの夢のつづき
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111217.html

2011年12月22日(木
マイケル・ジャクソン・トリビュート:ロビー・ダンジー&ケイリブ・ジェームス・トークス
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111222.html
マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴについてのレポート、4本。

2011年12月24日(土)
ザ・リヴレーションズ・フィーチャーリング・トレ・ウィリアムス~70年代のディープ・ソウルを彷彿
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111224.html

2011年12月26日(月)
バー・アムリタ24日で17年間の営業終了~伝説となった「トクズ・ラウンジ」
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111226.html
西麻布「アムリタ」が終了へ。

2011年12月27日(火)
「マイケル・ジャクソン・ラブ・ナイト」第三回
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111227.html

2011年12月28日(水)
ワックス・ポエティックス第19号~ディスコ・ミックスの父、トム・モウルトン・インタヴュー
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111228.html

2011年12月30日(金)
軽音部大忘年会~空気の振動が感動につながる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111230.html

ESSAY>Best of Soul Searchin Blog>2011


◆「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート3)

【Best Of Soul Searchin Blog 2011, Part 3】

読み正月。

2002年6月からスタートした「ソウル・サーチン・ブログ」。年間365本以上の記事から読み応えのある「ベスト」を選ぶ恒例「ベスト・オブ・ソウル・サーチン」。今日は第三部。7月から9月まで。

ぜひ、それぞれのエントリーをクリックしてお読みください。正月「寝正月」ならぬ「読み正月」の勧めです。

今年はサイト開設10周年になり、ブログ執筆10年連続にもなります。何か大々的にやってみたいです。

また、2002年6月以降の『ソウル・サーチン・ダイアリー』のアーカイヴは次のところにすべてあります。年月のところをクリックすると、その月のタイトル一覧がでます。2008年12月まで。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/index.html

2007年3月以降はアメブロにあります。「ベスト・オブ」は2004年分以降のエントリーから毎年翌年1月の最初に選んでいます。したがって、2002年分、2003年分の「ベスト・オブ」が未選出です。2004年から2010年まで過去7年分の「ベスト・オブ」を選んであります。

http://ameblo.jp/soulsearchin/
2007年3月から現在まで。月ごと、ジャンルごとに整理。

【2011年7月~今月の一本】

2011年07月06日(水)
松本龍(前・復興相)が辞任を決めた店「キング・ハーヴェスト」
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110706.html

2011年07月07日(木)
松本龍(前復興相)のCDコレクション
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110707.html

これは、「ソウル・サーチン・ブログ」で今年一番アクセスがあった記事でした。ツイッターなどでもたくさんRTされ、あちこちにリンクが貼られたようです。小さな写真からタイトルを掘り起こしておもしろい記事になりました。誰かに「これは吉岡さんのスクープですよ」と言われました。(笑) 

【その他の候補】

2011年07月01日(金)
フィリップ・ウー、自身の40年の歴史を振り返る
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110701.html

2011年07月05日(火)
カリンバ奏者、ケヴィン・スピアーズ語る
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110705.html

2011年07月08日(金)
ブルース・スプリングスティーンのクラレンス・クレモンズへの弔辞
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110708.html
素晴らしい弔辞。

2011年07月12日(火)
レディー・ガガ『徹子の部屋』~ガガとマイケル・ジャクソン
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110712.html
レディー・ガガとマイケル・ジャクソンの共通点を指摘しました。

2011年07月14日(木)
ケイリブの地下鉄での第三種接近遭遇
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110714.html
「ソウル・サーチン」のリーダー、ケイリブがマイケル・ジャクソンと出会ったときのことを振り返ります。

2011年07月17日(日)
ティト・ジャクソン・ライヴ&インタヴュー~『ディス・イズ・イット』は見ない
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110717.html
ティトのマイケルへの思いが綴られます。

2011年07月29日(金)
サム・ムーア~半年で再来日~夏フェス2本に登場(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110729.html

2011年07月30日(土)
サム・ムーア (パート2)~観客をも取り込む名人芸
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110730.html
サム・ムーアのライヴはいつも楽しい。

【2011年8月~今月の一本】

2011年08月22日(月)
『亀淵昭信のロックンロール伝』単行本~私的ロック史
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110822.html
とてもおもしろい本でした。この記事がきっかけで、その後10月に亀淵さんと初めてお会いし、名刺交換することになりました。

【その他の候補】

2011年08月10日(水)
TMスティーヴンス「ソウルブレンズ」ゲストで大いに盛り上がる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110810.html

2011年08月14日(日)
ブッツィー・コリンズ&ザ・ファンク・ユー・バンド~今年ファンクバンドでナンバーワン
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110814.html
ブッツィーで来日したTMスティーヴンス、そしてブッツィーのライヴ。

2011年08月20日(土)
マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴ~出演者徐々に決まる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110820.html

2011年08月31日(水)
『ソウル・サーチン~ハッピー・バースデイ・マイケル・ジャクソン』
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110831.html
「ソウル・サーチン~マイケル・ジャクソンの回」については、その他も多数のエントリーがあります。

【2011年9月~今月の一本】

2011年09月12日(月)
911と311と46分
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110912.html
数字の符号。

【その他の候補】

2011年09月02日(金)
ソウル・サーチン~マイケル・ジャクソン~セットリストから漏れた曲
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110902.html

2011年09月10日(土)
「ビッグ・スペシャル~モータウン特集」を終えて
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110910.html

2011年09月14日(水)
もっとも予期せぬパフォーマンス賞=DMS~スーパー・ソウル・ジャズ・サミット
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110914.html
デューク、マーカス、サンボーンのライヴ、意外性も含みひじょうによかった。

2011年09月15日(木)
ブッカーT、オーティスの残り香を漂わせ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110915.html
個人的にスタックス系のライヴは僕はみな好きですね。

2011年09月19日(月)
オリジナル・タイム、ザ・ファミリー再結成~タイムは21年ぶりのアルバム発売へ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110919.html
21年ぶりの再結成は大ニュース。

2011年09月21日(水)
「スクエア・ビズ」の意味
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110921.html
英語の勉強。

2011年09月28日(水)
スライ・ストーン、ヴァンで生活中~仕事をくれと語る
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110928.html
スライ・ネタ、ひじょうにおもしろかった記事です。

ESSAY>Soul Searchin Blog>Best Of>2011
◆「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート2)

【Best Of Soul Searchin Blog 2011, Part 2】

読み正月。

2002年6月からスタートした「ソウル・サーチン・ブログ」。年間365本以上の記事から読み応えのある「ベスト」を選ぶ恒例「ベスト・オブ・ソウル・サーチン」。今日は第二部。2011年4月から6月まで。

それぞれのエントリーをクリックしてお読みください。正月「寝正月」ならぬ「読み正月」の勧めです。

今年はサイト開設10周年になり、ブログ執筆10年連続にもなります。何か大々的にやってみたいです。

また、2002年6月以降の『ソウル・サーチン・ダイアリー』のアーカイヴは次のところにすべてあります。年月のところをクリックすると、その月のタイトル一覧がでます。2008年12月まで。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/index.html

2007年3月以降はアメブロにあります。「ベスト・オブ」は2004年分以降のエントリーから毎年翌年1月の最初に選んでいます。したがって、2002年分、2003年分の「ベスト・オブ」が未選出です。2004年から2010年まで過去7年分の「ベスト・オブ」を選んであります。

http://ameblo.jp/soulsearchin/
2007年3月から現在まで。月ごと、ジャンルごとに整理。

【2011年4月~今月の一本】

2011年04月01日(金)
マーヴィン・ゲイ命日~エイプリル・フールの衝撃
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110401.html

2011年04月02日(土)
マーヴィン・ゲイ誕生日トリビュート
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110402.html

今月の一本はマーヴィン・ゲイについてのエントリー。

【その他の候補】

2011年04月03日(日)
インコグニート「イッショニタテナオソー!」
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110403.html
ブルーイの「そこに病人がいれば、ドクターはそこに行くだろう。病の人がいれば、かけつける。僕はミュージシャンだから、人々の心のケアをするよ」の言葉が大変印象的でした。

2011年04月05日(火
スライ・ストーンがツイッター開始
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110405.html
これも、意外性の記事。

2011年04月10日(日)
東京都知事選2011予想
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110410.html
予想はまったくはずれましたが、おもしろい記事になりました。

2011年04月19日(火)
ナイル・ロジャーズ『ソウル・ブレンズ』に登場 (パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110419.html
饒舌ナイルの記事は他にもたくさんあります。おそらく、2011年もっとも多くのページを割いたのがナイル・ロジャーズについてです。彼の「ウォーキング・オン・プラネットC」の日々の翻訳も多数、このソウル・サーチン・ブログで掲載しました。

【2011年5月~今月の一本】

2011年05月08日(日)
八竹亭おやじさん、とんかつやに転身~不死鳥の如く頑固に復活(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110508.html
2011年05月09日(月)
八竹亭おやじさん、とんかつやに転身~不死鳥の如く頑固に復活(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110509.html
これは、びっくり、そしておもしろい記事に。しかし、残念なことに、このとんかつやさん、2011年10月10日で営業終了してしまいました。その後の動きは、まだわかりません。

【その他の候補】

2011年05月01日(日)
AI、「マッピング」という新技術で斬新な演出~「ミュージック・フォー・ライフ・ツアー」(パート
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110501.html

2011年05月02日(月)
「マッピングの衝撃」(パート2)~AIライヴツアー
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110502.html
AIのライヴ、マッピングは衝撃的でした。こんごこれを取り入れるアーティストが続出すると思われます。

2011年05月04日(水)
ナチュラリー7、口と体の可能性を無限に広げるパフォーマンス
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110504.html

2011年05月14日(土)
ドクター・フィリップ・ウー~ブルーノートをファンキー・ジョイントに(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110514.html

2011年05月18日(水)
「兄弟の誓い」物語~フィリップ・ウー・ライヴ(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110518.html
「兄弟の誓い」物語は、なかなかお勧め。

2011年05月15日(日)
ジョー・サンプルズ・クレオール・バンド・ライヴ(パート1)~ルイジアナのごきげんなパーティー・
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110515.html

2011年05月16日(月)
ジョー・サンプル・クレオール・ジョー・バンド(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110516.html

2011年05月20日(金)
ジョー・サンプル・インタヴュー (パート1)~還暦でザディコを再発見
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110520.html

2011年05月21日(土)
ジョー・サンプル・インタヴュー (パート2)~電気キーボードの登場でツアーを続ける
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110521.html
ジョー・サンプル関連は、ジョー自身が大変饒舌なので、中身も充実。

2011年05月25日(水)
タック&パティー(パート1):復興は始まったばかりというメッセージを語る
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110525.html

2011年05月26日(木)
「タイム・アフター・タイム」物語~タック&パティー(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110526.html
タック&パティーの記事もいつも読み応えあります。

2011年05月28日(土)
エヴァ・キャシディー(パート1):ワシントンDC最高の悲劇のシンガー
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110528.html

2011年05月30日(月)
エヴァ・キャシディー(パート2):ワシントンDC最高の悲劇のシンガー
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110530.html
エヴァ・キャシディーについて。2日にわたって。

【2011年6月~今月の一本】

2011年06月29日(水)
深町純さん、最期の朝
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110629.html
これは感動的でした。素晴らしき人生。

【その他の候補】

2011年06月05日(日)
トータス松本・ア・カペラ・ライヴ@品川教会(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110605.html

2011年06月06日(月)
トータス松本・ア・カペラ・ライヴ@品川教会(パート2)~アカペラのアイデア
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110606.html
トータス松本のア・カペラ・ライヴ。ケイリブやユリさん。

2011年06月09日(木)
プリンス、ヨーロッパ・ツアーへ ~ 「キス」誕生秘話
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110609.html

2011年06月12日(日)
村上春樹さん~カタルーニャ国際賞受賞スピーチ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110612.html
村上春樹さんのカタルーニャ国際賞受賞スピーチ全訳。

2011年06月17日(金)
アレサ・フランクリンはデトロイト出身なのになぜモータウンに入らなかったのか
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110617.html
これはマーヴィンの質問に答えたもの。おもしろい記事です。

2011年06月18日(土)
ジンジャーエール・サーチン~新発売辛口ペットボトルを飲む
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110618.html
僕の大好物、ジンジャーエールの辛口がペットボトルで発売。さっそく試し絵t見ました。

ESSAY>DIARY>Best Of Soul Searchin >2011 (Part 2)

◆「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート1)

【Best Of Soul Searchin Blog 2011, Part 1】

ベスト。

ソウル・ミュージックに関する情報を独自の視点でお送りする「ソウル・サーチン・ダイアリー」は、2002年6月からスタート。当初はほんの一言しかないものもありましたが、2002年10月6日以降は徐々に文字量が増え、その多少はありますが、一日も欠かさず現在まで続いています。文字量の最低数は600字。多いものは2-3000字におよびます。訃報記事などが飛び込んできた場合、1日複数の投稿が掲載されることもあります。そこで、年間最低365本の記事から読み応えのあるベスト・エントリーを選ぶ、恒例「ベスト・オブ・ソウル・サーチン」。今日はそのパート1、まず2011年1月から3月までのエントリー約90本の中から選びます。

なお2002年6月以降の『ソウル・サーチン・ダイアリー』のアーカイヴは次のところにすべてあります。年月のところをクリックすると、その月のタイトル一覧がでます。2008年12月まで。2007年3月以降はアメブロにあります。「ベスト・オブ」は2004年分以降のエントリーから毎年翌年1月の最初に選んでいます。したがって、2002年分、2003年分の「ベスト・オブ」が未選出です。2004年から2010年まで過去7年分の「ベスト・オブ」を選んであります。

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/index.html
2002年6月から2008年12月までのアーカイヴ。月ごとに整理してあります。

http://ameblo.jp/soulsearchin/
2007年3月から現在まで。月ごと、ジャンルごとに整理。

【2011年1月~今月の一本】

2011年01月16日(日)
マイ・ファースト・ライナーノーツ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110116.html

2011年01月17日(月)
マイ・ファースト・ライナーノーツ(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110117.html

僕が書いた初めてのライナーノーツについて。

【その他の候補】

2011年01月11日(火)
アラン・トゥーサン~ニューオーリンズの香りを漂わせて
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110111.html

年初のひじょうに印象的だったライヴ。

2011年01月18日(火)
ナイル・ロジャーズ、癌を公表
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110118.html

超衝撃だった、ナイルの癌公表について。詳細。これは驚きました。以後10月末まで僕が本ブログでナイル・ブログを翻訳するようになりました。途中からアップは、ツイッター上に移動しました。

【2011年2月~今月の一本】

2011年02月07日(月)
「ソウル・サーチン」その意義と目指すもの
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110207.html

「ソウル・サーチン・イヴェント」クインシー・ジョーンズに関連して、その意義について。

【その他の候補】

2011年02月06日(日)
ソウル・サーチン、御礼、Uストリームやツイッターでの反応
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110206.html

2011年02月11日(金)
アンジー・ストーン・ライヴ~抑制の効いた良質オールド・スクール・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110211.html

アンジー・ストーンのライヴ。これもなかなかよかった。ライブ後松尾潔さん、林剛さんと楽屋訪問。

2011年02月14日(月)
第53回グラミー賞受賞者確定
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110214.html

2011年02月15日(火)
第53回グラミー賞 印象に残った瞬間13 
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110215.html

例年、グラミー賞について。「印象に残った瞬間」。

2011年02月19日(土)
エスペランザ・スポールディング・ライヴ~コマーシャル性とのバランス
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110219.html

グラミー新人賞を取ったエスペランザのライヴ評。ライヴもよかった。

2011年02月23日(水)
メイシー・グレイ~しわがれ声にノックダウン
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110223.html

これもインパクトあり。

2011年02月24日(木)
シャリース・ペンペンコ~その圧倒的な歌唱
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110224.html

デイヴィッド・フォスターで衝撃を受けたシャリースの単独公演。

2011年02月28日(月)
クール&ザ・ギャング~ライヴ、クール・ベル、ナイルを語る
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110228.html

【3月、今月の一本】

2011年03月13日(日)
東北地方太平洋沖地震
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110313.html

2011年03月14日(月)
巨大地震=東日本大震災
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110314.html

2011年03月17日(木)
日本復興と絆
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110317.html

2011年03月21日(月)
大震災~節電も不便もすぐに慣れる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110321.html

3月は、大震災関連で書いた4本をまとめて。その後にも、ニューヨーク・タイムスの写真、看護士の方のブログの話などもたいへんよかった。

【その他の候補】

2011年03月01日(火)
第83回2010年度(2011年)アカデミー賞決定
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110301.html

2011年03月02日(水)
ホール&オーツ・ライヴ~ヒット曲オンパレードと「現役感」
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110302.html

久々のホール&オーツ・ライヴ評。

2011年03月04日(金)
『ソウル・パワー』DVD発売イヴェント~余談
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110304.html

2011年03月05日(土)
マンハッタンズ~粋なエンタテインメント: マーチンと30年ぶりの再会
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110305.html

マーチンとマンハッタンズを見て、楽屋訪問。マーチンはジェラルドと30年ぶりの再会。いいお話です。

2011年03月12日(土)
マサ小浜3回目のライヴ~「レッド・マサ・スペシャル」、アツシ飛び入りも
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110312.html

2011年03月18日(金)
シンディー・ロウパー(シンディ・ローパー)~歌声は復興への灯火
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110318.html

3月11日に日本にやってきたシンディーのライヴ。

2011年03月19日(土)
ストレスの下、お墓参り~デイヴィッドTからのメッセージ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110319.html

2011年03月25日(金)
感動した高校野球の選手宣誓
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110325.html

2011年03月26日(土)
ニューヨーク・タイムズの震災写真~「ソウル」の二重露光
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110326.html

ニューヨーク・タイムズに掲載されている震災写真の衝撃。素晴らしい写真の数々の紹介。

2011年03月28日(月)
被災地にたなびく赤い旗 ~看護士の方のブログ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110328.html

これも感動的なお話でした。

2011年03月29日(火)
「フライ・ジン(Fly-Jin)」新語登場
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110329.html

2011年03月31日(木)
佐藤英里(ひらり)・ロビー・コンサート~「可能性」と「将来」と「夢」
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110331.html

盲目のシンガー・ソングライター、佐藤英里ちゃんの単独ライヴ。

ESSAY>DIARY>Best Of Soul Searchin >2011 (Part 1)

○ 謹賀新年

2012年1月1日 音楽
○ 謹賀新年

【Happy New Year】

謹賀新年。

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年は大震災という自身の人生で経験したことがないことを経験し、今から思えば、自身が考えている以上にあらゆる面で痛手を受けていたような気がしています。

ソウル・サーチャーは、そんな痛手を癒しつつソウル・サーチンに精進いたします。

みなさんにとっても、幸多き一年になりますように。

2012年1月1日

吉岡正晴
The Soul Searcher

+++++

検証。

さて、昨年17項目の目標を書きました。

1) 聴いたCDは、そのCDのプラスチックケースの中に必ず戻す。そして、最初にあったところに必ず戻す。
2) 届いた郵便物は3日以内に必ず封を切る。
3) いらないものはすぐ捨てる。そして大掃除。
4) しっかりプランを練る。予定や目標や企画を立てて、紙に書く。そして実行する。
5) 聴いたこと、見たこと、感じたことは、忘れないうちにすぐ書き記す。
6) スタンダード1000曲を覚える。
7) オールタイム・ベスト100アルバムを選出する。
8) 50・50・50をなんとか一度は成し遂げてみたい。 (ライヴ50本、書籍50冊、映画50本を見る)
9) 「ソウル・サーチン・ウェッブ」のリノヴェーションをしたい。
10) 「ソウル・サーチン」イヴェントと、その周辺アーティストのライヴを充実させたい。
11) ソウル関係の本を何か出す。
12) 音楽映像番組を作る。 (ドキュメンタリーでも音楽番組でも)
13) 週刊誌か月刊誌でコラムをはじめる。
14) 何か月1でもいいので、これぞというソウル番組をラジオでやりたい。
15)また、アーティストたちとからんで、これまでと違う何かクリエイティヴなことをやってみたい。
16)電子書籍、メルマガなどをやってみたい。(2011年の新項目)
17)過去に書いたもののデータベースを作ってみたい。(2011年の新項目)

ほとんどそのまま持ち越しということで、残念です。情けない。(苦笑)
去年、これプリントアウトしたんだがなあ。今年も、しよう。少し字を大きく、太くして。(笑)

しいていえば、昨年は「ソウル・サーチン・イヴェント」を2回開催できました。2月にクインシー・ジョーンズ、8月にマイケル・ジャクソンです。どちらも大変好評をいただいたので、感謝しています。今年も2回はやりたいと思っています。

というわけで、今年もよろしくお願いします。

ちなみに、今日、元旦は日曜ということで、「ソウル・ブレンズ」内「ソウル・サーチン」(インターFM、午後1時~)から仕事始めとなります。ゆる~く生放送。

ENT>ANNOUNCEMENT>

◎マサ・コハマ・スペシャル パート6~ますます多様性見せるギタリスト

【Masa Kohama Special Vol.6】

多様性。

スーパー・ギタリスト、マサ・コハマ、そのスペシャル第6弾。すっかりライヴハウス「ブルース・アレイ」の名物ライヴになり、今年だけで5回目になる。ほぼ2ヶ月に1度の割りで行われている感じだ。この日も満席、立ち見が出た。

ちょうどマサがステージに行くときに、僕をみつけてくれ、「はい、これ」といってセットリストを渡してくれた。しかも、右上に「吉岡さん用」と書かれているではないか。嬉しいねえ。これは。(笑) ありがとうございます!

さて、「マサ・コハマ・スペシャル」は毎回いくつか曲を入れ替えるが、今回の衝撃は、いきなり、オープニングの「サティスファクション」だった。ローリング・ストーンズ楽曲を、ここではプリンス風で。たとえば、次回はオーティス・レディング風のも聴いてみたい。さらに、デフ・レパードの「フォトグラフ」、ミスター・ミスターの「ブロークン・ウィングス」、ゲス・フーの「アメリカン・ウーマン」(アイク・生沢さんゲストヴォーカル)などのロック曲が目立った。そして、超意外な石田あゆみの「ブルーライト横浜」。

アイクさんは、日本のロック業界を代表するようなロック・シンガーで、B’z(ビーズ)などの作品で歌声を聞かせている。「アメリカン・ウーマン」、生で聴いたことなかったので、嬉しかったですねえ。ハスキーな声が超強力。日本のロック界の至宝かもしれない。(なんとタイミングよくブルーノートでライヴがあることが発表された。詳細下記に)

マサ・コハマは僕からすると、ソウル、R&B、フュージョン的なギタリストとして捉えているのだが、それはこっちの勝手な妄想で、本人はロックでも、きっとカントリーでも、歌謡曲でもなんでもできる。彼みたいなスタイルをヴァーサタイル(多様性のある)なアーティストという。前にもどこかで書いたが、ある程度レヴェルを越えたアーティストは、ギタリストにしろ、キーボード奏者にしろ、みんなどのようなジャンルでも出来る。ただその中で得意というか、一番自分にフィットするジャンルがある、そんな感じだと思う。

今回一番驚いたのは、「ブルーライト横浜」。いま、ピンク・マルティーニ&由紀さおり(オリジナルは1969年いしだあゆみのヒット)で全米で大きな話題になっているが、この「昭和歌謡」をソウル調というか、ポップ調インストにアレンジしたが、これはマサ・コハマの今年一番のアイデア賞だと思った。彼のライヴでは、「マイケル・ジャクソン・コーナー」が定番で人気だが、この「昭和歌謡コーナー」も今後、人気になりそう。本人は「(前日)この曲を一生懸命ひとりで練習していた自分がかわいかったです」と言い、えらく受けていた。なんかグループ・サウンズっぽい曲もマサ・ギターにあってる感じがした。

個人的には、今回初のクインシー・ジョーンズ/ジェームス・イングラムの「ワンハンドレッド・ウェイズ」なんか、すごくよかった。

マサ・コハマ・スペシャル、すでにいくつか定番曲もできている。TLCの「レッド・ライト・スペシャル」、ジャネット、ロバート・ジョンソン、そして、アンコールのプリンスの「パープル・レイン」。これを聞いてると毎回、「ソウル・サーチン~プリンスの回」では、絶対にこれをやって欲しい。マサ・コハマの「パープル・レイン」を聞いていて、「ソウル・サーチン」でいずれプリンスをやろうと思ったほど。

それにしても、今年の節目である3月12日付けのソウル・サーチン・ブログ(3月11日午後に書いていた。3月12日の0時01分アップロード)は、前日(3月10日)のマサ・コハマのライヴ評。そして、今年の最終日12月31日のソウル・サーチン・ブログがマサ・コハマのライヴ評で締められるなんて、なんという奇遇というか、ご縁なのだろうか。(笑) 

+++++

マサ・コハマ、次はケイリブとのライヴ、1月6日(金)中目黒・楽屋(らくや)。1月18日(水)目黒ブルース・アレイで、フィリップ・ウーのニューヨーク・オールスターズなど。(下記参照)

■マサ小浜ウェッブ(スケジュールなど)
http://masakohama.com/

■マサ・コハマ関連記事(一部)

2011年09月18日(日)
マサ小浜スペシャル・パート5
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110918.html

2011年07月09日(土)
マサ小浜スペシャルVol 4
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10946888458.html

2011年06月07日(火)
ユリ・マサ・ライヴ~自由度の高いライヴ:Juju、トータス松本さん飛び入り
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10915057661.html

2011年03月12日(土)
マサ小浜3回目のライヴ~「レッド・マサ・スペシャル」、アツシ飛び入りも
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10827190545.html

2010年07月09日(金)
マサ小浜、初ソロ・ライヴ~ソウルとファンクとスムース・ジャズと
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10584972682.html

■ マサ・コハマ来月の予定 

2012年1月6日(金) 
RAKUYA (中目黒)  03-3714-2607
Kaleb’s Barefoot Live
Kaleb James(Pf.Vo) / Chris Hardy(Perc) / Masa Kohama(G) / Mark Tourian(B)
OPEN / 18:00 START / 19:30~

2012年1月7日(土) 
ミックス (阿佐ヶ谷)  03-5373-5125
JINOMASARIKU スペシャルライブ
日野賢二(b)マサ小浜(g)平陸(D)
20:00より2セット 入れ替えなし

2012年1月15日(日) 
ラ・ドンナ(原宿)03-5775-6775
マイラケイ スペシァルライブ
マイラケイ(vo) マサ小浜(g)チッコソウマ(ds)羽仁知治(key)息才隆浩(b)
スペシャルゲスト:7代目Nasty Girls(Myrah、Sattin、Lisa)

2012年1月18日(水) 
ブルース・アレイ (目黒) 03-5740-6041
N.Y. All Stars "Grand Finale" Live !
(Pf/HAMMOND B-3/Fender Rhodes/Synth)Philip Woo (Ds/Vo)Ralph Rolle (Vo)Ty Stevens、Felicia Graham (G)マサ小浜 (B)Cliff Archer

2012年1月19日(木) 
ALFIE (六本木) 
"Philip Woo(key) and N.Y All Stars"
Ralph Rolle(ds,vo) Felicia"Femix"Graham(vo) Ty Stephens(vo) Kenji"JINO"Hino(eb) Masa Kohama(gt)

2012年1月25日(水) 
ミックス (阿佐ヶ谷)  03-5373-5125
JINOMASA スペシャルライブ
日野賢二(b)マサ小浜(g)
20:00より2セット 入れ替えなし

■ アイク生沢ライヴ、ブルーノートで

*YUICHI"AIK"IKUZAWA
featuring JINO with special guest TERUMASA HINO*

*生沢"AIK"佑一
featuring 日野“JINO”賢二 with special guest 日野皓正*

2012 2.26sun.http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/aik/


■メンバー

(G)マサ小浜 
(Key/Vo)Kaleb James 
(B)日野JINO賢二 
(Ds)Jay Stixx

■ セットリスト:マサ・コハマ・スペシャルVol.6
Setlist: Masa Kohama Special Vol.6, December 28, 2011 @ Meguro Blues Alley.
[ ] =indicates original artist or artist who made song famous

Show started 19:45
01.Satisfaction (I Can Get No) [Rolling Stones, Otis Redding]
02.Creepin’ [Stevie Wonder]
03.I Got A Woman [Ray Charles]
04.One Hundred Ways [Quincy Jones/James Ingram]
05.Josie [Steely Dan]
06.Broken Wings [Mr. Mister]
07.American Woman [Guess Who] (+Aik Ikuzawa on guest vocal)
08.Red Light Special [TLC]
Show ended 21:04

Second set

Show started 21:31
01.Last Look [Torcuato Mariano]
02.Photograph [Def Leppard]
03.Gravity [John Mayer]
04.Nothin’ But A Party [George Benson]
05.Blue Light Yokohama [Ishida Ayumi]
06.Human Nature [Michael Jackson]
07.Cross Road [Robert Johnson]
08.Because You Loved Me [Celine Dion]
09.Who’s That Lady [Isley Brothers]
Enc. Between The Sheets [Isley Brothers](+Masa of Spontania)
Enc. Purple Rain [Prince]
Show ended 22:54

(20111228
ENT>LIVE>Masa Kohama

◎軽音部大忘年会~空気の振動が感動につながる

【Air Vibration Makes More Emotion】

振動。

ゴスペラーズ北山陽一さんが主催する友人ミュージシャンと自由にセッションを繰り広げる「軽音部」の大忘年会が、2011年12月27日(火)深夜24時(正確には28日午前)から朝方まで渋谷のライヴハウスで行われた。こんなにミュージシャンがいるかというほどの大賑わい。通路は満員電車並。自由にその場で会ったミュージシャンたちが、即興でいろいろなジャンルの曲を夜通し繰り広げる。

後半は時間が足りなくなり、セッションは1曲10分以内のお達しが。(笑) みんな曲を演奏するのが楽しいので、一度ステージに上がると、みんな演奏をやめようとしないのだ。

この「軽音部」は2000年頃、北山さんが彼のポケットマネーで音楽ジャンル、レコード会社、プロダクションなどの枠を超え、音楽の世界でビジネスを忘れて初心に戻り、楽しむために夜通しセッションをするという趣旨で始めたミュージシャンだけの内輪のパーティー。当初は小規模に2-30人程度で行っていた。年に1回のときもあれば、2-3回行われるもあった。徐々に規模が大きくなってきて、今年は、3回行われた。今回は通常の北山さん友人関係だけでなく、お店が呼んだミュージシャンたちも多数参加し、150人以上のミュージシャンが集まった。

これだけのミュージシャンが集まり、その場で曲と楽器パートを決め、自由にジャムセッションを繰り広げられる、そういう場があるということが、とても貴重だ。この「軽音部」にしろ、トクがやっている「トクズ・ラウンジ」にせよ、生身のミュージシャンが同じステージでお互いの目を見ながら、演奏をしたり歌ったりするところが、音楽の原点としてすばらしい。

どこかのツイートで見たが、音楽、音とは、元々は「空気の振動」からできていた。それが、打ち込み→デジタル録音→アイポッドなどのデジタル再生機で再生したものを聴いていると、そこに「空気の振動感」がなくなってくる。楽器がすべてデジタルになっても、歌声は空気の振動、震えだが、やはりすべて空気が振動して、その場でその振動を感じ取れるほうが「本物感」が強い。

そしてそうした「振動感」が「感動」につながるのだなあ、とつくづくこのセッションを見ていて思った。感動とは、「感」が「動く」わけだから。やっぱり、音楽からは「汗」が飛び散らなきゃ。

今月でアムリタの「トクズ・ラウンジ」が終わってしまい、次の場所を模索中だが、「トクズ・ラウンジ」や「軽音部」のような動きは、ゆっくりでいいので、長く続けていって欲しい。

この日は、トク、北山さん、山下達郎バンドの小笠原拓海さん、フユ、はんこやさん、マル、カツ、スウィンゴーSwing-Oさん、佐々木誠さん、澤田かおりさん、その他たくさんの人たちが来ていた。マサ・コハマは翌日ブルースアレイでのライヴがあるので、2日連続で会うことになった。

キーボードのスウィンゴーさんから彼の最新作のCDをいただいた。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005ZMQJ9O/soulsearchiho-22/ref=nosim/

さっそく聴いたら、かなりかっこいいサウンドで仕上がっていた。ジャズ、ファンクの要素がいいグルーヴに乗って、まとめられている。

LIVE>Keion-bu

☆フランク・カシオ著『マイ・フレンド、マイケル』

【Frank Cascio’s “My Friend, Michael”】

友情。

マイケル・ジャクソンと20年以上の親交を持った友人の一人、フランク・カシオが自身とマイケルとの思い出を語った著作『My Friend, Michael(マイ・フレンド、マイケル)』が全米で2011年11月リリースされ、日本での発売権を飛鳥新社が獲得、2012年6月までに発売する。西寺郷太があとがきなどを書き、吉岡正晴が翻訳・監修する。

マイケル関連本のリリースは相変わらずラッシュ状態だが、これはフランク・カシオが書いたもの。フランク・カシオは、昨年(2010年)リリースされたマイケルのアルバム『マイケル』の楽曲のトラックを作ったエディー・カシオの兄。このカシオ兄弟は、父親がニューヨークの名門ホテル、ヘルムズレイ・ホテルのVIPをもてなす支配人だったことから、マイケルと知己を得て、その父親の子供だったエディー、フランクらと仲良くなった。

マイケルとフランクらが知り合ったのは、1984年のこと。彼らはまだほんの子供だった。その後、彼らは親交を深め、まもなくマイケルは、ニュージャージーにあるカシオ家に突然前触れもなく訪問するようになった、という。フランクによれば、おそらく誰にも干渉されずに、普通の家庭の雰囲気に触れたかったのだろう、と推察する。したがって本作も、1984年頃以降のことが書かれている。

著作は3部に分けられ、第一部が知り合ってから90年代初期くらいまで、第二部がその後2002年あたりまで、そして第三部が2002年以降、マイケルとフランクがかなり親しくなって以降。全328ページ。

カシオ一家が初めてネヴァーランドに行くときのことなど、事細かに書かれている。また、裁判のときのこと、2001年のマジソン・スクエア・ガーデンにおける『30周年記念スペシャル』などのことなども、当事者としての考察が描かれている。この『スペシャル』のときに、なかなかマイケルが準備が出来ずに、会場に行けなかったシーンなどは、まさに当事者ならではの迫力で描かれている。

副題の「飛びぬけて素晴らしい男との、ごく普通の友情の物語」とあるように、音楽業界のような派手な世界にいたわけでもない普通の子供とマイケルとの関係性が、独自の視点、スタンスで描かれる。とはいっても、このフランクもエディーもマイケルという接点を持つことによって、音楽業界、エンタテインメント業界に足を踏み入れることになるのだが。

本作の著者フランク・カシオは先にリリースされたドキュメンタリー『マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて コレクターズ・エディション』でも、顔をだしてインタヴューに答えている。

このほかに、「マイケル・ラヴ・ナイト」でもご紹介したジャーメイン・ジャクソン著の『ユー・アー・ノット・アローン』も、近く改めてご紹介しよう。

フランク・カシオ著『マイ・フレンド、マイケル』(英語版)1582円

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0062090062/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

MICHAEL JACKSON>Cascio Book
MICHAEL JACKSON>Book>My Friend, Michael

◇○☆ワックス・ポエティックス第19号~ディスコ・ミックスの父、トム・モウルトン・インタヴューはリミックスの歴史満載

【Wax Poetics #19: Tom Moulton Interview】

ディスコ・ミックス。

ダンス系、ブラック系のアーティストなどのインタヴューを掲載している音楽誌ワックス・ポエティックスの最新号(2011年12月30日発行、第19号)が30日に発売される。

今回マイケル・ジャクソンの『イモータル』のアルバムについて、詳しく解説を書いたのだが、「マッシュアップ」を解説する中でリミックスの歴史を簡単に紹介し、その父とも言える「トム・モウルトン」のことを書いた。そうしたら、偶然、同じ号にそのトム・モウルトンのインタヴュー記事が掲載されており、興味深く読んだ。

トム・モウルトンに関しては、1970年代からあちこちでたくさん書いてきたが、直接会ったことはない。ただいろいろ噂話なども聞いていて、最近フェイスブックでつながったりした。いずれ、どこかで会うなりして、じっくりインタヴューしてみたい人物だ。ただ、このワックスのインタヴューは十分、おもしろく読み応えがあるので、リミックスの歴史などに興味がある方はぜひお読みになるといいと思う。

トム・モウルトンは、「ディスコ・ミックスの父」と言われ、いわゆるディスコ・ミックスの生みの親、ブレイク・ビーツの元を発明した人物である。それより以前は、ジュークボックス用の7インチ・シングル(ドーナツ盤)のセールスマンをしていた。

誕生。

たとえば、ものすごく面白いストーリーのひとつは12インチ誕生の瞬間の話だ。

いつもトムは、自分がリミックスしたものをアセテート盤というラッカー盤に焼いて、ディスコで試していた。これはやわらかい盤面に音を直接カッティング(刻む)して、盤を作る。しかし、盤面がやわらかいもので、その場でカッティングできて、一応、盤にはなるのだが、10回くらいプレイしてしまうともう溝が削れて使えなくなってしまう。今だったら、出来上がったミックスをCDRに焼くが1970年代はまだまだこのアセテート盤に焼いて、いろいろなオーディオ機器で試して聴いて、低音が不足してるとか、高音が出すぎとか、ヴォーカルが小さいなどと調整するために、使っていた。

ちょうどアル・ダウニングの「アイル・ビー・ホールディング・オン」をミックスして例によってアセテート盤を作ろうとしたら、たまたま7インチのブランクのアセテート盤がなく、しかたなく12インチに刻んだ。ところが3-4分ほどしかない曲を12インチに刻むと、外側の2-3センチくらいにしか、その刻みがなく、あとはまったくのブランクになる。それでは、あまりにかっこうが悪いので、溝を中央まで均等に刻みなおした。それをすると、今度は、音量が足りないことがわかり、大きな音量で、12インチのかなりの盤面を使ってカッティングした。溝の幅自体が広く刻まれたのだ。それをディスコに持っていったら、音が大きく入っていて、ものすごい迫力で再生された。そして、これはいい、ということになり、ディスコ用の12インチ・シングルというものが出来た、というのだ。

たまたま7インチのアセテートがなかったから、12インチを使ったところ、それがものすごくよくて、次々これで行こうとなった。まさにひょうたんから駒、怪我の功名、災い転じて福となす状態である。

トム・モウルトンの話は計10ページにわたって紹介されているので、ほかにも、おもしろい逸話が存分に出てくるのでわくわくしながら読んだ。ちなみに、筆者のマイケルの話は6ページ、それから日本のファンキーなキーボード奏者、スウィング・オーさんのインタヴュー記事も4ページ、デトロイト・テクノ特集、ロン・ハーディー特集など、満載だ。

クレジット。

ちなみに、僕がすべてのライナーノーツの最後のクレジットに「An Early Bird Note」と表記しているのは、トム・モウルトンがすべてのミックスを施したレコードに「A Tom Moulton Mix」というクレジットをつけていたところからインスピレーションを得て、つけたものだ。1975年のこと。「A」という不定冠詞がついているところが、「唯一の」という感じがしてよいと思った。たまたまアーリーバードの場合、不定冠詞につづくEが母音だったので、Aではなく、Anになったのだが。最初は「A Early Bird Note」かなあと思ったが、すぐにAnでなければならないことに気づいた。ただ、An かあるいは、The がいいのかどうかは、すごく迷った。もうひとつ、通常「ライナーノーツ」と複数なので、単数でいいのかなあというのも迷ったが、Liner Note でもNotesでも間違いないということ、同じ意味のSleeve Noteは単数だったので、ま、いいかと思って、そうした。

話がそれたが、トム・モウルトンとリミックスについては、いくらでも書けるので、また機会をみて書いてみようと思う。

■ワックスポエティックス・ジャパン 2011年12月30日発売号、第19号

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486113434X/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■ワックス・ポエティックス 2009年9月号 第6号~渾身のマイケル・ジャクソン特集書きました

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861134196/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

MAGAZINE>Wax Poetics Japan>#19


★「マイケル・ジャクソン・ラブ・ナイト」第三回

【Michael Jackson Love Night #3】

トーク。

年末恒例となりつつある「マイケル・ジャクソン・ラブ・ナイト」の第3回が、2011年12月25日(日)、お台場のイヴェント・スペース、東京カルチャー・カルチャーで行われた。

西寺郷太、吉岡正晴、そして、マイケル・ジャクソンの情報満載のウェッブ「ムーン・ウォーカー」を運営しているトヨさんこと木下豊人さんの3人でマイケルについての、話をたくさんした。5時半から第一部、6時40分から第二部、7時50分から9時10分頃まで第三部と約3時間40分、マイケルおよび関連トークに花が咲いた。

第一部では、過去1年のマイケルの動き、先日行われた「マイケル・ジャクソン・トリビュート」などについて。第二部は、お客さんからの質問への回答。第三部では、今後のマイケル関連作品、イヴェントなどについて。

さっとまとめてご紹介しよう。

第一部 17:30-18:20

+とよさんのウェッブは1997年12月25日から始まり、ちょうどこの日14周年となった。1997年はまだインターネット黎明期で、マイケル関連情報もガセが多かった。ガセはジャーメインが出してたんじゃないか。(笑) (と、これはジョーク)
+そこから、2000年にジャーメインが来日したときの話。(ジャーメインがホテルの部屋をもっといい部屋にしてくれとわがままを言った話など)
+マイケルこそ、ツイッターをやってほしかった。
+ランディーは賢い、頭がいい。ランディーのツイートはネガティヴなツイートが多い。(いろいろ考えていて、考えすぎでこうしたイヴェントに参加できないのではないか)
+マイケル・ジャクソン・トリビュート、なぜランディー、ジャーメインが参加していないか。(ジャーメインは、他の兄弟よりギャラをたくさんくれと言って成り立たなかった)
+10月8日のカーディフでのライヴ。(ニーヨの『レディー・イン・マイ・ライフ』などすごくよかった。あのイヴェントを主催した会社が倒産)
+マイケル・ジャクソン・トリビュートができた経緯。
+ドキュメンタリー番組「AI ミス・マイケル」での話。ブルース・スゥエディンの話。
+トリビュートで売られたパンフレットが売り切れたため、遂に増刷されることが決まった。同ウェッブで発売されることになった。
+キャサリンさんは一日目だけ観戦。ジャネットは来たかったが、これなかった。

第二部 18:40 – 19:30

+マイケル・トリビュート、なぜプリンス、パリスは来れなくなったのか。(学校の勉強が忙しく、単位が足りなくなるために来れなくなった)
+今回のマイケル・トリビュート、ジャクソンズは最初17曲くらいやるといってきた。
+今回のイヴェントでは、マイケル楽曲は使えない。動く映像は使えない、写真も使えないといわれていた。ケント・モリが使っていたマイケル・ソロ部分の音源はすべて独自に作ったもの。ヴォーカルは、今回「ハートブレイク・ホテル」を歌ったJPが歌っている。ちなみにジャクソン・ファイヴ、ジャクソンズ時代のものは使えた。
+監修する上で苦労したことは何ですか。(あえて第二部には口をださなかったが、今から思えば、いろいろアドヴァイスすればよかったと少しは思う)
+ジャッキー、ティト、マーロンのジャクソンズだが、全員の参加はあるのか。
+日本人が解釈してマイケルの歌を歌うのは本当に難しい。(「マン・イン・ザ・ミラー」などマイケルでさえ前半は口パクで歌うのに、そんなに難しい曲はとうてい歌えない)
+日本人シンガーを見てて、マイケルの歌唱の中に、ジェームス・ブラウン的歌のうまさ、リズム感のよさを、逆にものすごく感じた。
+クインシー・ジョーンズの「楽曲至上主義」と「アーティスト至上主義」についての考察。山下達郎さんの「ジェームス・ブラウンが歌が一番うまい」論が、ある意味、ものすごくよくわかった、という話。
+クインシーのプロデューサーとしてのこと。クインシーとマイケルの関係。先生・生徒から、(ビートルズの)ジョンとポールのような関係になった。
+『オフ・ザ・ウォール』は、クインシー色100、『スリラー』はクインシーとマイケル色が50・50、『バッド』はマイケル色が100。
+マイケル、リズム感が圧倒的にすごい、という話。
+ジャッキー(超・歌が好き)、ティト(いつもおしゃれ)、マーロン(一番大好き)とどんな話をしたか。ジャーメイン、ランディーに会えたら、どんな話をしたいか。
+マーロンの幻のセカンド・アルバム『ヴィシャス』の話。

第三部 19:50 – 21:10

+V6の曲の話など。
+ジャクソンズは世界ツアーを計画しているのか。
+シギーもいい奴。
+2012年は、『バッド(BAD)』リリース25周年にあたる。オリジナルの『BAD』をレコーディングしたときに残された未発表楽曲の発表もあるかもしれない。
+12月に発売されたテレビゲームについて。
+フランク・カシオ著のマイケル本、ジャーメイン・ジャクソン著のマイケル本について。フランク・カシオ本は、吉岡が翻訳・監修を担当し、2012年6月までにはリリースされる見込み。ジャーメイン本の日本発売についての情報はなし。
+Jフレンズの「ピープル・オブ・ザ・ワールド」について。
+MJスピリットのメンバー、ポリゴンタさんが登壇。トラヴィス・ペインのイヴェントの話など。

今回で3回目となった「マイケル・ジャクソン・トリビュート」、初めていらした方が3分の1くらいいた。

とりあえず、メモという形でまとめましたが、いくつかのテーマについて、もう少し詳しくご紹介するかもしれません。

MJ=マーロン・ジャクソン・ナイトというくらい、マーロン話が盛り上がった。

だいたい郷太くんが7くらいしゃべって僕が2くらいしゃべり、とよさんが1くらいしゃべってたって感じでしょうか。(笑) 郷太くんは第三部はかなり酔っぱらっていたようだ。(笑) 

MICHAEL JACKSON>Talk Event>Michael Love Night




◆▽バー・アムリタ24日で17年間の営業終了~伝説となった「トクズ・ラウンジ」

【Bar Amrta Closed After 17 Years】

閉店。

西麻布の隠れ家的バーとして17年間営業を続けてきたバー・アムリタ(Amrta)が、2011年12月24日(土曜)をもって閉店した。最終日はここの名物イヴェント「トクズ・ラウンジ」(2008年9月からスタート)の通算40回目。これが最終営業日になった。

オウナーのサンペイさんがいたので、話を聞いたら、これで営業を終了し、店は終わり、オウナーに返すということで、誰かが運営して継続はないそうだ。サンペイさんはもともとデザイナーで、たまたまちょっとした流れでバーの運営という水商売をやってしまったということで、今年の8月までには閉店を決意していたという。ちょうど体調を崩してしまったことも若干影響しているようだ。本人は「病気だけど、元気だよ」と笑っていた。

最終日は多くのミュージシャンが集まってきていた。そして、お客さんも。もう満員電車のような混雑ぶりで、通路は身動きとれず、煙草の煙もものすごかった。半分以上が立ち見で、思い思いの形でトクたちのジャム・セッションに耳を傾けていた。

「トクズ・ラウンジ」は、トランペット/フルーゲルフォーン奏者/ヴォーカリストのトクが主催して行ってきたDJ、ライヴ・イヴェントで、トクが自分の仲間のミュージシャンたちに声をかけ、自由にジャム・セッションを繰り広げてきた。2008年9月から始まり、基本的に月1回。ブルーノートなどにやってくる多くの海外ミュージシャンも顔をだし、おもしろいジャム・セッションも多数行われた。

中でも、近くに事務所がある久保田利伸もときどきこれにやってきて、そのうちの一回はNHKの音楽番組『ソングス』のロケでもここが使われた。これまでにもここには、マル/ファイアーリリー、ゴスペラーズ黒沢薫、北山陽一、エグザイルのアツシ、さかいゆうなども顔を見せていた。

自由なジャム・セッションが行われる自由なスペースとしてのアムリタがなくなってしまうのは、実に残念だ。トクもどこか他にこういう店があるといいんだけど、と次の場所を探したいようだ。

楽器やPAなどを個人で買っていた同店店長のケンジさんは、「ドラムやら、キーボードなどの楽器、家には置くところがないんですよ」と若干困っている様子。

「トクズ・ラウンジ」ができるような次のお店が決まるといいのだが。果たしてどうなるか。トクはもちろん、このような趣旨のライヴは続けたい意向を持っている。

少なくとも、西麻布アムリタでの「トクズ・ラウンジ」40回という実績は、立派な伝説になった。トク、おつかれさま。またどこか場所を見つけてぜひやってください。

■過去関連記事

2011年10月27日(木)
トクズ・ラウンジにオマー・エドワーズ、カズ・スタジオでワークショップ
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11059301711.html

2011年06月02日(木)
トクズ・ラウンジ~マイルスとヒップホップな夜
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110602.html

2011年03月22日(火)
深夜のジャム・セッション~軽音部、トクズ・ラウンジ・スペシャル
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10837098296.html

2010年10月28日(木)
ミッドナイト・カンヴァー・セッション 「トクズ・ラウンジ」
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10689147109.html

2010年09月16日(木)
トクズ・ラウンジ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100916.html

2010年07月24日(土)
トクズ・ラウンジ~黒沢薫飛び入り
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100724.html

2010年04月29日(木)
トクズ・ラウンジ~真夜中のセッションのダイアログ
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10520684304.html

2010年04月04日(日)
トクズ・ラウンジ~ゆるーく、しかし、マジで
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100404.html

2010年02月27日(土)
トクズ・ラウンジ:深夜の熱きセッション
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10468984654.html

2009年12月31日(木)
トクズ・ラウンジ~ジャム・セッションの爆発
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10423256472.html

June 24, 2009
トクズ・ラウンジ~ロイ・ハーグローヴ・グループが参加
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090624.html

May 30, 2009
トクズ・ラウンジ:素晴らしきミュージシャンシップの大爆発
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10270594203.html
(過去記事一覧も)

BARS>Amrta
EVENT>Toku’s Lounge






●12月25日はジェームス・ブラウンの命日~ソウル界のキリストが死んだ日

【December 25: The Day The Godfather Died】

命日。

「ゴッド・ファーザー・オブ・ソウル」ことジェームス・ブラウンが亡くなってはや5年が経つ。2006年12月25日が命日だ。日本にニュースが伝わったのは、25日午後。いやあ、驚いた。まさかと思った。

2006年3月にジェームス・ブラウンは来日、結果的にこれが最後の来日となってしまうのだが、その最終日、ミスター・ブラウンは珍しく弱気なメッセージをステージで語っていた。「彼とは(ドン勝本氏のこと)もう、35年来の友人だ。私は、日本にも何度もやってきた。世界中に旅をした。だが、私は再びこの日本に戻ってこれるかどうかわからない。けれども、みなさんのことを愛してます」

僕は東京で行われた2日間のライヴを観戦し、このメッセージには少し驚いたが、まだまだできるものと思っていた。ところが、その数日後、ミスター・ブラウンが車椅子で移動していたことを知り、愕然とした。そのときの模様は次のブログに書いた。

March 12, 2006
Was This James Brown’s Final Japanese Tour?
【ジェームス・ブラウンの今回の日本ツアーは最後だったのか】 (明かされた衝撃の新事実。これが現実になってしまいました)
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200603/2006_03_12.html

ジェームス・ブラウンとはたくさんの思い出がある。そのいくつかはブログに書いてきた。死去5周年ということで、まとめてみたい。

■ ジェームス・ブラウン過去関連記事

December 26, 2006
James Brown Dies At 73
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_26.html

December 27, 2006
James Brown Update: Last Minute Of James Brown
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_27.html

December 29, 2006
James Brown Goes Back To Apollo Theater: Another Home He Loved
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_29.html

December 30, 2006
Gimme Some More About James Brown
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_30.html

December 31, 2006
James Brown’s Homecoming Celebration
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_31.html

March 05, 2006
James Brown: After Technical Difficulties, Godfather Thanked For Engineers
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200603/2006_03_05.html

March 06, 2006
James Brown: ”I Love You, I Love You, And I Love Me"
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200603/2006_03_06.html

March 12, 2006
Was This James Brown’s Final Japanese Tour?
【ジェームス・ブラウンの今回の日本ツアーは最後だったのか】 (明かされた衝撃の新事実。これが現実になってしまいました)
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200603/2006_03_12.html

■ジェームス・ブラウン過去関連記事~ジェームス・ブラウンの思い出を

FM FAN誌JB来日レポート(完全版)(’99/5/30)(98年12月赤坂ブリッツでのライヴ詳細レポートがJB愛好家佐藤氏のウェッブに掲載されています)
http://jb-escape.sakura.ne.jp/jbinfo/19990530.html

2003/10/02 (Thu)
James Brown Live @ News Station: Show Me Your Foot
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200310/diary20031002.html

2003/10/03 (Fri)
James Brown Live At Budoukan: Papa’s Got A Brand New Stick (3年前の来日)
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200310/diary20031003.html

2003/10/04 (Sat)
James Brown Live At Budoukan, Day 2: "A" Sign Song
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200310/diary20031004.html

2003/10/06 (Mon)
I Ate Chicken With James Brown (Part 1)
ジェームス・ブラウンとチキンを食べた! 最高の思い出のひとつ
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20031006.html

2003/10/07 (Tue)
I Ate Chicken With James Brown (Part 2)
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20031007.html

2002/12/15 (Sun)
Enseigned’angle Where the soul coffee is
自由が丘のおしゃれな珈琲屋アンセーニュダングルのマスターのジェームス・ブラウンとの出会い。こんな風に影響を受けた人が世界中にいるはずです。
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200212/diary20021215.html

2003/01/23 (Thu)
What will happen to false James Brown
映画『ゲロッパ』について
http://www.soulsearchin.com//entertainment/movie/review/diary20030123.html

『人生でもっとも驚いた瞬間』【2003年2月12日】ブラン・ニュー・ヘヴィーズ(ヤン・キンケード)インタヴュー。
ヤンとブラウンの遭遇は。
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/brand20030212.html

ジェームス・ブラウン・ライヴ評
【動から静への瞬間移動』
【2002年3月22日金曜・東京国際フォーラム、ホールA】
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/brown20020322.html

2003/12/23 (Tue)
From King To King
キング・オブ・ポップからキング・オブ・ソウルへ手渡されたもの
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20031223.html

OBITUARY>Brown, James
ARTIST>Brown, James

★ザ・リヴレーションズ・フィーチャーリング・トレ・ウィリアムス~70年代のディープ・ソウルを彷彿

【The Revlations Featuring Tre Williams】

ディープ・ソウル。

ウェッブをいろいろうろついているとときに思わぬ拾い物がでてくる。どこでどうやってこのグループを知ったのか、それを忘れてしまったのだが、ユーチューブで見て、一発で気に入り、即アマゾンへ行き、ポチっとして、そのCDがさっき届いた。3枚頼んだが、なぜかばらばらの発送で、まだ一枚しか到着してないが…。

すでに一部ではずいぶんと話題になっていたらしいが、僕は知らなかった。アーティスト名は、リヴレーションズ・フィーチャリング・トレ・ウィリアムス。最初に到着したのが、2008年リリースの最初のアルバム『ディープ・ソウル、ザ・リヴレーションズ・フィーチャリング・トレ・ウィリアムス Deep Soul The Revelations Featuring Tre’ Williams』。

一番近いのは、アンソニー・ハミルトンかな。それからライアン・ショー、あるいは、ラファエル・サディークの最近のものなど、70年代ソウルを薄くせずに黒っぽくそのまま熱く再現した感じだ。

最初に聴いた曲がこれ。

The Revelations feat. Tre Williams ’I Don’t Want To Know’

http://youtu.be/PGMGSmzCgrI



プロフィールには、「Here, there are no teenage whines, no auto tune, no samples: nothing but pure, unadulterated soul sung by a red dirt artist with the vocal chops of yesterday’s soul legends and played by a band with passion and talent.」(ここには、子供の言葉や、オート・テューン、サンプリングなどは一切ない。純粋なものだけ。泥臭いかつてのソウル・レジェンドのヴォーカルを彷彿とさせるものが熱意と才能を持ったバンドによってプレイされる)とある。この文言だけでも、嬉しくなる。

実は、70年代にリヴレーションズ(ベニー・ディッグスなどが在籍)というひじょうにいいグループがあって、それが復活したのか、まだやってるのかと思って興味を持ったのだが、そうしたら全然別のグループだった。

このグループのリード・シンガー、トレ・ウィリアムスはフロリダ出身で2000年代になってニューヨークに移り住み、アポロのアマチュア・ナイトに出演して注目されるようになった。2001年11月リリースのラッパー・ぺティー・パブロのデビュー・アルバム『ダイアリー・オブ・ア・シナー:ファースト・エントリーDiary of a Sinner: 1st Entry』のタイトル曲を歌って注目された。その後NASなどいくつかヒップホップ系の作品に参加後、2008年このデビュー作を出した。

これもよかった。

Everybody Knows - The Revelations feat. Tre Williams

http://youtu.be/tOUrecJheg8



どちらも最初のEP『ディープ・ソウル』に収録。

調べたらアルバムは3枚でていた。

01. “Deep Soul” 2008EP
02. “The Bleeding Edge” October 2009:
03. “Concrete Blues” November 2011:

1枚目『ディープ・ソウル』。これは、EP扱いなので、破格の885円。びっくりした。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001O2ZVOS/soulsearchiho-22/ref=nosim/

2作目 Bleeding Edge これはCD。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002LFIZQI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

同アルバムのダウンロード版。こっちのほうがCD本体より高い。(笑)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003I1OAHW/soulsearchiho-22/ref=nosim/

3作目Concrete Blues 最新作2011年11月リリース。なんとこの最新作は、メンフィスのハイ・レコードのスタジオ(ロイヤル・スタジオ)でレコーディング。それだけでも期待できる。1曲目は、ジョー・クオーターマンのカヴァーだろうか。だとすると、選曲センスもすばらしい。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005LRWS7A/soulsearchiho-22/ref=nosim/

このリヴレーションズ、トレ・ウィリアムスについては、また紹介してみたい。

ARTIST>The Revelations, Williams, Tre

◎スタイリスティックス・ライヴ~新メンバー・ジェイソンが加入

【Stylistics Live- New Member Jason Sharpe Joined For The First Time】

恒例。

前年のライヴ評を見たら、去年も12月20日にスタイリスティックスを見ていた。ちょうど一年前だ。客層は年齢が高く、スタイリスティックスの熱心なファンが多い、という。スタイリスティックスは年に一回必ず来るが、他のアーティストのライヴにはそれほど来ないらしい。つまり、「スタイリスティックス命」の固定ファンをがっちりつかんでいる。

毎年、内容的にはほとんど同じだが、今年は去年と大きな違いがふたつあった。まず、去年までのメンバー、ヴァン・フィールズが辞め、ヴァンに代わって新人のジェイソン・シャープが加入したこと。去年、リーダー格のハーブ・マレルが怪我をして杖をついていたが、今年は完治して、元気にステージで踊っていたことだ。

スタイリスティックスは今年の初めにヴァンが辞め、しばらく3人でやっていたが、エアリオンの友達だったジェイソンに声がかかり、加入に至った。ジェイソンは1967年7月16日メリーランド州バルティモア生まれ。イーバンより年上ということになる。一時期、ヒートウェイヴのツアー・メンバーに参加していたという。スタイリスティックスではファルセットとセカンド・テナーを担当。まだメインでリードを取ることは少ないが、この日、アンコールでクリスマス・ソングの「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・クリスマス」をリードで、ファルセットで歌い、強力な歌声を聴かせた。

こんごは、彼がリードを取る曲も増えたり、あるいは二人のファルセットを縦横無尽に絡ませるヴォーカルなどもでてくるかもしれない。

流暢なハーブ・マレルのMCにはさまれながら、ほぼノンストップで歌われるヒット曲メドレーは、いつ聞いても安心だ。

■スタイリスティックス・最新ベスト盤 『"シングルズ 1970~1977"』

2010年12月8日発売=スタイリスティックスのアヴコ/H&L時代のシングルのA面B面両面を1977年まですべて収録した2枚組み。最初のシングルのB面(レット・ザ・ジャンキー・バスト・ザ・プッシャー )は、長くLP未収録だったため本邦初CD化となった。ライナーノーツ、書いています。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0043C3F6C/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■スタイリスティックス公演は2011年12月25日(日)までビルボード東京で。
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=calendar&shop=1

■スタイリスティックス過去関連記事

2011年11月13日(日)
「ベッチャ・バイ・ゴーリー・ワウ」ストーリー(訳詞付き)~名曲物語
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11076486113.html

2010年12月21日(火)
クリスマス時期の風物詩~スタイリスティックス~日本との相性抜群
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101221.html

2009年12月25日(金)
クリスマスにスタイリスティックス~継続アーティストだけがもてる特権
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091225.html

December 23, 2008
スタイリスティックス~ザット・セイム・ウェイ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081223.html

April 16, 2008
Stylistics : Magic Of The Song
【「愛がすべて」、その魔力のすべて】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080416.html

December 22, 2007
Stylistics : Take Me Back To The 70s
【スタイリスティックス・ライヴ~70年代のあのころへフラッシュバック~】 
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071222.html

December 24, 2007
Stylistics : They Love Japan, Japan Love Stylistics
【スタイリスティックス、日本を愛す、日本人、スタイリスティックスを愛す】 
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071224.html

April 14, 2005
Stylistics Live At Kentos: After 37 Years, They Still Keep On Singing
http://blog.soulsearchin.com/archives/000035.html
ソウル・サーチャーが行ったライヴ。

April 15, 2005
Never Dreamed I’d Meet Them 30 Years After
http://blog.soulsearchin.com/archives/000041.html
そのときの続き。

スタイリスティックス 『スタイリスティックス登場』ライナーノーツ
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/linernotes/stylistics20011024.html

November 08, 2006
Linda Creed: Great Lyricist
http://blog.soulsearchin.com/archives/001381.html
スタイリスティックス初期の大ヒット作品の歌詞を多数書いたリンダ・クリードについて。

November 09, 2006
Top 15 Linda Creed Songs Selected By The Soul Searcher
http://blog.soulsearchin.com/archives/001382.html
そのリンダ・クリードが世に送り出した作品の、ソウル・サーチャーが選んだトップ15。

November 10, 2006
The World Of Linda Creed: Portrays The Blackness
http://blog.soulsearchin.com/archives/001383.html
リンダ・クリード、スタイリスティックスのヒット「チルドレン・オブ・ザ・ナイト」、スピナーズのヒット「ゲットー・チャイルド」の訳詞。

■メンバー

エアリオン・ラヴ/ Airrion Love(Vocals)
ハーブ・マレル / Herbert Murrell(Vocals)
ハロルド‘イーバン’ブラウン / Harold ’Eban’ Brown(Vocals)
ジェイソン・シャープ / Jason Sharp(Vocals)(新加入)

グレゴリー・ポードン / Gregory Pordon(Keyboards)
ジェノ・メイヤー / Jeno Meyer(Keyboards)
ラザフォード・ゲイ / Rutherford Gay(Guitar)
ロビン・J・レオナード / Robin J.Leonard(Bass)
ラッセル・ウィークリー / Russell Weekley(Drums)

■セットリスト
Setlist : Stylistics @Billboard Live Tokyo, December 20, 2011

show started 21:33
00.Intro
01.Mine All Mine
02.I’m Stone In Love With You
03.Betcha By Golly Wow
04.16 Bars
05.Star On A TV Show
06.Heavy Falling Out
07.Break Up To Make Up
08.Stop, Look, Listen
09.You’re Everything
10.Love Come Easy
11.Your Love Turned My Life Around
12.Disco Baby
13.It’s A Miracle
14.Sing Baby Sing
15.Members introducing (Mr. Magic)
16.Let’s Put It All Together
17.You Make Me Feel Brand New
18.Rockin’ Roll Baby
Enc. Silent Night
Enc. Have Yourself A Merry Christmas
Enc. Can’t Give You Anything But My Love
Show ended 22:56

(2011年12月20日火曜、六本木・ビルボードライブ東京、スタイリスティックス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Stylistics
2011-

★ロビー・ダンジー&ケイリブ・ジェームス・トークス

【Robbie Danzie And Kaleb James Talks】

談笑。

マイケル・ジャクソン・トリビュートの日本人シンガーのバンドをまとめた音楽ディレクター、ケイリブ・ジェームスと、バック・コーラスの一人として参加したロビー・ダンジーが、カマサミ・コングの「メットポッド」の収録に麻布飯倉のスージーズに登場。(メットポッドのこの分は金曜日頃までにアップされる予定) マイケル・トリビュートの話、ロビーのキャリアなどを語った。収録は当初の2-30分の予定から、大幅に延び、1時間を越えるものになった。

http://metropolis.co.jp/podcast/
(この分は2011年12月23日金曜頃までにアップされる予定)

http://sujis.net/

ケイリブのランチ(ランバー・ジャック)

ロビーはセントルイス出身、父がマイルス・デイヴィスなどとプレイしたこともあるというトランペット、サックス奏者のロバート(ボビー)・ダンジー、母親ベティーもピアノの弾き語りなどをしていた。1980年代にロスアンジェルスにやってきてシンガーとして活躍。1984年、エピックからデビューした4人組女性グループ、クリストルに参加。クリストルの2枚目から4枚目までクリストルのメンバーとなっている。クリストルは、1986年に「Passion From A Woman」のヒットなどがある。その後、1991年、当時芝浦にあった「ソウル・トレイン・カフェ」のハコ・バンドで来日。日本で多くのシンガーのバック・コーラスの仕事があったため、1994年まで滞在、その後も日本とアメリカを行き来するようになった。日本のイエロー・モンキー、杏里などのコーラスでツアーに参加した。「ソウル・トレイン・カフェ」は後に店名を「ソウル・スター・カフェ」と変えるが、ちょうど別の仕事で来日し客席にいたブレンダ・ヴォーンをステージにあげ歌わせたところ、これが注目され、ブレンダはそれがきっかけで日本に滞在するようになった、という。

その後、1997年から2001年、2004年から2007年に日本に滞在。その間もアメリカと日本を頻繁に行き来している。2009年7月の「ソウル・サーチン~トリビュート・トゥ・アイズレイ・ブラザーズ」にも参加している。

2000年からは、オリヴァー・ウェンデルと組んだ二人組み、ジェナイ(Genai)としてCDをリリース。彼女はジェナイとしての2枚目から4枚目まで参加している。他にも、マスターズ・アット・ファンクなどのプロジェクトにも参加。

MJトリビュートでは、スクープ・オン・サンバディーが歌った「ウィル・ユー・ビー・ゼア」の後半で、力の入ったヴォーカルをタケとのやりとりで聴かせ観客を印象付けた。「ジャクソンズは昔から大好きだったので、素晴らしいシンガーたちのバック・コーラスができて本当に光栄でした。ファンタスティックだった」とロビー。

ケイリブ。「こんなことがあった。スクープ・オン・サンバディーのタケがロビーのヴォーカルにとても感激して、ロビーに『(後半のコーラスのところで)アドリブをやってくれないか』て言ってきたほどなんだ」

クリストル時代のヒットのひとつ Passion From Woman
http://youtu.be/Y3oei53Erxs



ジェナイ・アルバム メットポッドでプレイする「タイム・アフター・タイム」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000677PV/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

カマサミが「シンディー(・ロウパー)に会ったことは?」と尋ねると、面白い話がでてきた。

ロビー。「(2005年11月)しばらく前にウェスティン・ホテルのバーで歌ってたときに、たまたまシンディーがそこに滞在していて、そのバーに来てくれたことがあった。そこで彼女と一緒に歌ったのよ!」 
カマサミ。「おおっ、それって、スティーヴィーが滞在していて、やはりそのバーに現れて飛び入りで弾き語りをしたときじゃない? 僕も、そこにいたよ! あれ、君だったんだ。ワオっ!」
ロビー。「そうそう、そうよ。シンディーと一緒に歌い、スティーヴィーの前で歌えたなんて、あの偶然はすごかった。素晴らしい夜だった」

現在は、ダンジーズ・プロディジー・インターナショナルというプロダクションを運営し、KDブロージアというシンガーをマネージしている。

ロビーは、エピック所属だったこともあり、マイケル・ジャクソンのレーベル・メイト。また、同じ時期、エピックにいたティーズともレーベル・メイト。ティーズには、今回の音楽ディレクターとなったレックス・サラス、また、ギターのトミー・オーガンもいた。

ロビー。「実は、私はリビー(・ジャクソン)と以前から友達なの。リビーもちょうど私たちと同じ頃、CBSからデビューしたので。で、彼女の娘のステイシーは子供の頃から知ってるの。レックスももちろん、レーベル・メイトで知っているけど、その後十何年経って、そのレックスがリビーの娘のステイシーと結婚したって知って、本当に驚いたわ。たぶん、レックスはジャネットのMDをやって、それでジャクソン・ファミリーと知り合ったんだと思うわ。リビーはしばらく前にヨーロッパにいたんじゃないかしら。今回は日本には来てない」

ケイリブ。「(今回のイヴェントは)本当に大変だったよ。開場12時間前までいろいろやっていたからね。だけど、最終的にはマイケル・ジャクソンのスピリットをステージに持って来れたような気がする。マイケルの音楽はどれも、愛とトゥゲザネス(一体感)にあふれている。だからマイケルの愛がすべて(ステージに)降り注いでいたと思うね」

ケイリブ。「今回のライヴで僕が驚いたのは、参加メンバーがみんなマイケル・ジャクソンの動きをやったりするんだよね。(ジャクソンズ風の)頭を振る動きとか、マイケルのロボット・ダンスとかね。そうそう、ジュジュが2日目に『ビリー・ジーン』を歌ったんだけど、彼女はハイヒールで『ムーンウォーク』をやって、最後に帽子を観客席に投げたんだ(笑)」

カマサミが「果たして、もう一度このジャクソンズ・リユニオンが計画されるだろうか」と尋ねた。

ロビー。「そうなるといいわね。I hope so」ケイリブ。「アフター・ショー・パーティーでマーロンと話たんだけど、今回はたった2回だけだった。2回では少ない。たとえば、九州、関西、どこかなどで全国で6回くらいはできると思う。来年は近すぎて無理だけど、2年後とかはありえるかもしれないね」

ケイリブは朝7時過ぎまでアフター・パーティーにいたが、ロビーは3時過ぎには帰ったという。ケイリブのメイシーのモノマネなども聞きもの。

詳しいトークは、メットポッドをお聴きください。(英語ですが)

ケイリブは12月28日(水)、マサ・コハマ・スペシャル・ライヴ(目黒・ブルースアレイ)に登場。さらに、1月6日(金)、ケイリブ・ジェームス・ベアフット・ライヴが中目黒・楽屋(らくや)で行われる。

■ケイリブ・ジェームス・ライヴ

マサ・コハマ・スペシャル 
2011年12月28日(水) 19時30分~
目黒ブルース・アレイ
〒150-0063東京都目黒区目黒1-3-14
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話 03-5496-4381

ケイリブ・ジェームス・ベアフット・ライヴ
2012年1月6日(金)  
中目黒・楽屋 〒153-0051東京都目黒区上目黒2-15-6
目黒銀座商店街二番街中程
二番街の大きな看板(真下の右側)が目印
電話  03-3714-2607
http://rakuya.asia/

■ カマサミ・コング、NHKでハワイアン番組を4週にわたって特集

とことん真冬のハワイアン

寒い夜、常夏ハワイの音楽であたたまろう!

一口に「ハワイアンミュージック」といっても、
ロック、ポップス、ウクレレ、フラそしてスラッキーギターなどなど、
バラエティ溢れる音楽がハワイから生まれています。

カラパナ、ジェイク・シマブクロにジャック・ジョンソン…
ギャビー・パヒヌイにエディ・カマエにピーター・ムーン・バンド…
ナレオにケアヒヴァイなどなど。

そんな極上のハワイアンミュージックを
KONISHIKIとハワイのレジェンドDJ KAMASAMI KONGが
貴方に届けます。

ご案内:KONISHIKI,KAMASAMI KONG

2012年1月10日火曜日〜2月4日土曜日放送(1月9日月曜日(深夜0時00分~0時50分)〜2月3日金曜日深夜放送=4週間)

http://www.nhk.or.jp/tokoton/next/index.html#20120109

MICHAEL JACKSON>Tribute



◎ブライアン・マクナイト・ライヴ~せつない系で圧倒

【Brian McKnight Live】

粋。

ブライアン・ナイトの2010年12月、デューク・エリントンとのジョイント・ライヴ以来、約1年ぶりのライヴ。単独では、2010年4月以来1年8ヶ月ぶり。

キーボード、ベース、ギター、ドラムスの4人バンドにブライアン。ブライアンは、ときに生ギターを弾いたり、キーボードを弾きながら歌う。

バックドロップに「B」の大きな文字が。そのスクリーンには何曲かでPVの映像も映す。

ジョーといい、ブライアンといい、キース・スゥエットといい、これほどまでの人気安定ぶりはすごい。いずれも女性ファンが圧倒的についているところが共通点か。背のすらったしたブライアンは、いくつかの曲で振り付け風のこともしつつ、よく通る声で、主としてバラードを歌う。それもラヴ・ソングがほとんどで観客の女性の目はみなハートマーク。一言で言うと粋か。

6曲目では、客席からカヨコさんという人を舞台に上げ、彼女に向かって「5分だけ僕のガールフレンドになってくれるかい?」と歌うという演出。彼女にとっては、生涯忘れられないライヴになったことだろう。

僕はファースト・アルバムから何枚かライナーノーツを書いているので、初期作品がとても思い入れが深い。今回も「ワン・ラスト・クライ」あたりは、実にしみてくる。ブライアンは、振られて寂しい、せつない系の歌が抜群にあっていて、はまる。

ブライアンのライヴは、楽曲がどれもよくて、ブライアンの存在感がどっしりしているので安定している。

■過去記事

2010年12月04日(土)
デューク・エリントン/ブライアン・マクナイト・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10726229996.html

2010年04月10日(土)
ブライアン・マックナイト・ライヴ~声で観客を圧倒
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10504620426.html

■バック・アット・ワン

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00001QGLB/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ベスト

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006HBAX/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ジャスト・ミー

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004OKFIRM/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■メンバー

ブライアン・マックナイト / Brian McKnight(Vocals)
クリス・ロフリン / Chris Loftlin(Bass)
タイロン・チェイス / Tyrone Chase(Guitar)
コーリー・アーヴィン / Cory Irvin(Keyboards)
プレスコット・エリソン / Prescott Ellison(Drums)

■セットリスト ブライアン・マクナイト、ビルボードライブ東京、2011年11月30日(水)
Setlist : Brian McKnight @ Billboard Live Tokyo, November 30,2011

Show started 21:31
01.Intro
02.Should Been Lovin’ You
03.Gimme Yo Love
04.All Night Long
05.Only One For Me
06.Another You(guest on stage)
07.Find Myself In You
08.Can You Read My Mind (guitar)
09.Anytime
10.Back At One
11.One Last Cry
Enc. Merry Christmas
Enc. White Christmas
Enc. Fall 5.0
Show ended 22:40

(2011年11月30日水曜、ビルボードライブ東京、ブライアン・マクナイト・ライヴ)
ENT>LIVE>McKnight, Brian
2011-

★マイケル・ジャクソン・トリビュートをサポートしたメンバーについて

【Support Members Of Michael Jackson Tribute】

サポート。

先週行われた「マイケル・ジャクソン・トリビュート」でジャクソンズのバックをつけたメンバーについて、少し紹介しよう。

このバンドを仕切っていたのが、レックス・サラス(キーボード)。1980年代後半からロスアンジェルスを中心に数多くのレコーディングやライヴ活動などをしている人物。ヴァネッサ・ウィリアムスのデビュー作などのプロデュースもしている。また近年ではジャネット・ジャクソンのツアーの音楽ディレクターも担当した。今回は来日はしていたが、ステージには立っていない。

その元でステージ上でミュージカル・ディレクター(MD)として活躍していたのが、KTことケネス・タウンゼンド。なんとAIとロスアンジェルスの教会が同じで、その教会でキーボードをプレイしていてお互いよく知っていた。今回はレックスの誘いでMDとなった。

そして、このKT(キーボード)がロスでよく一緒にプレイするのが、ブランドン・ブラウン(ベース)とカイル・ボールデン(ギター)。ケネス、ブランドン、カイルの3人で、2009年11月、R&Bシンガー、クリセット・ミッシェルのライヴ(ビルボード東京)に来日している。彼ら3人とキーボードのウィリアム・ウエッソン、ドラムスのスタンレー・ランドルフでクリセットのバックで来ているがこの5人で2000年から「ニュー・ジェネシス・バンド」というグループを結成し、この名前でも活躍している。彼らはかなり仲が良いようだ。

ドラムスのチャールズ・ストリーターは、メンフィス出身、LA在住のドラマーで、これまでにもチャカ・カーンなどのバックを担当、西海岸中心にプレイをしている。かなりいいドラマーだ。

ギターのトーマス・オーガンは、映画『ディス・イズ・イット』にも登場していた人物。今回は『ディス・イズ・イット』のドラマー、ジョナサン・モフェットやジャクソンズのキーボード、グレッグ・フィリンゲインズらが『シルク・ドゥ・ソレイユ』に出演しているために、参加できなかった。

コーラスのイヴェット・マリーは、なんと昔リック・ジェームスがてがけたグループ、メアリー・ジェーン・ガールズの一員。

「ハートブレイク・ホテル」を歌って、いきなり注目を集めたのが、パーカッション奏者のJPことホアン・パブロ。ラテン・コミュニティーで活躍しているようで、いくつかのラテン・ミュージシャンたちの作品にクレジットがある。

キーボードのダニエル・ムーアはやはり、教会などでキーボードを弾いたり、歌ったりしていた。アトランタからロスに本拠を移し2009年のカルヴィン・リチャードソンのアルバム(『Facts Of Life: The Soul Of Bobby Womack』)でキーボードを担当している。また、テレビのBETの『サンデイ・ベスト』や『モニーク・ショー』のハウス・バンドのメンバーとしても活躍。アニタ・ベイカーのツアー、レコーディングにもつきあっている。アニタ・ベイカーでは音楽ディレクター。自身のEP『HalfWay Love』はイギリスでヒットした。

ちなみに、レックス・サラスはかつて1980年代にティーズ(Tease)というバンドで活躍し、エピックから3枚のアルバムを出した人物。ちょうど同じ頃、エピックにはクリストル(Krystol)という女性3人組のR&Bグループがいた。そのクリストルのメンバーの一人が、今回の日本人アーティストのバックを務めたバンドのコーラスの一人、ロビー・ダンジーだ。ロビーは長く日本とアメリカを行ったり来たりしており、日本のレコード会社でも、いくつかアルバムを出している。そして、レックスとロビーは、ちょうど同時代に同レーベルということで、いわば「レーベルメイト」。今回、このステージで久々に会ったという。

■メンバー Michael Jackson Tribute Live: Jacksons Band

ケネス・タウンゼント(キーボード、ミュージカル・ディレクター)Kenneth Leon Townsend
トーマス・オーガン(ギター)Thomas Organ、
カイル・ボールデン(ギター) Kyle Bolden、
ブランドン・ブラウン(ベース) Brandon Brown、
ホアン・パブロ(パーカッション) Juan Pablo、
チャールズ・オブライアン(ドラム)Charles O’brian Streeter
ダニエル・ムーア(キーボード)Daniel Moore、
イヴェット・マリー(コーラス)Yvette Marine、
ジョーイ・ディッグス(コーラス)Joey Diggs
---
レックス・アラン・サラス(ミュージカル・ディレクター) Rex Salas

(2011年12月13日、14日、代々木体育館、ジャクソンズ・ライヴ)
>MICHAEL JACKSON>Tribute

【告知】
■ トークイヴェント『西寺郷太と吉岡正晴のマイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト3』

出演 西寺郷太、吉岡正晴、トヨ(『ムーンウォーカー』運営)ほか
日時 2011年12月25日(日)開場16時30分 開演17時30分、終演20時30分
チケット 前売券\3,000・当日券\3,500(飲食代別途必要・ビール\600・ソフトドリンク\390~など) (過去2回は前売りだけで売り切れ、当日券はありませんでした)
一般発売: 2011年12月4日ヒル12時から
定員 約100名

++++

■ 『2011年カウントダウン前夜祭Thank you マイケル・ジャクソン We all love you』は12月30日に

これも、昨年渋谷デュオで行われ大好評を博した年末イヴェントが、今年も12月30日渋谷デュオで行われる。「ソウル・サーチン」でも歌ったデイヴィッド・キング、タヒラ・ウォーカー、さらにマイケル・ジャクソンの完全コピー・ユニット、MJスピリットからブルーツリーも登場。また、冒頭で、西寺郷太、吉岡正晴がトークショーを行う。

公演名2011年カウントダウン前夜祭 Thank you マイケル・ジャクソン We all love you
日時2011年12月30日(金)  開場16:30 開演18:00 終演22:00
会場duo music exchange 東京都渋谷区道玄坂2-14-8 O-EASTビル 1F  03-5459-8716
料金〈一般〉5800円 (当日:大人のみ500y/up)〈学生〉小学生:1000円 /中・高生:2000円
 +1drink ALL Standing
会場地図 http://www.duomusicexchange.com/

出演者

David King (vo) デイヴィッド・キング
Keith Haines (key/vo) キース・へインズ
Keith Williamson (eb) キース・ウィリアムソン
Jay Stixx (ds) ジェイ・スティックス
Pierre Andre (as/chorus) ピエール・アンドレ
Masa Kohama(g) マサ 小浜
Tahirih Walker(chorus) タヒラ・ウォーカー
AJ(chorus) エー・ジェイ
DJ:ACE  (DJ:エース)

〔ゲスト〕
Kai King (11歳)  カイ・キング
Taku Youngblood (10歳) タク・ヤングブラッド

〔スペシャル・ゲスト〕 bluetree:MJパフォーマー
〔スペシャル・パネリスト〕 吉岡正晴 西寺郷太

プロモ映像
http://youtu.be/vUzbTB6jU9A

主催:(社)日本音楽家協会
TEL 03-3585-3903 FAX 03-3585-3915
http://www.nichionkyo.or.jp

MICHAEL JACKSON>Event


http://iamdanielmoore.com/09/

●ラルフ・マクドナルド、67歳で死去、セザリオ・エヴォラ、71歳で死去

【Ralph MacDonald Dies At 67, Cesaria Evora Dies At 70】

訃報。

訃報が2つあいついだ。ひとつがカーボ・ヴェルデ共和国出身の魂のシンガー、「裸足のディーヴァ」として知られるセザリア・エヴォラ、次がニューヨークのパーカッション奏者、ラルフ・マクドナルド。それぞれの歩みを簡単に紹介する。

++++

ラルフ・マクドナルド、肺癌。

ニューヨークのパーカッション奏者、ラルフ・マクドナルドが2011年12月18日午前0時50分(日本時間18日午後2時50分)、コネチカット州スタンフォードで死去した。肺癌を患っていた。67歳。ミュージシャン仲間のウィル・リー、音楽ジャーナリストのA・スコット・ギャロウェイらが報じている。

ラルフ・マクドナルドは、1944年3月15日、ニューヨーク・ハーレム生まれ。両親はトリニダッド出身。父親が「マクベス・ザ・ビート」と名乗るドラマー、ミュージシャンだったこともあり、幼少の頃から父のバンドでパーカッションを叩き始めていた。スチール・ドラムが得意で、17歳(1961年)でハリー・ベラフォンテのバンドに参加。その間、ベラフォンテの1966年のアルバム『カリプソ・カーニヴァル』の制作にも手を貸した。1971年、ベラフォンテ・バンドを脱退後、友人のウィリアム・イートン、ビル・ソルターとともに音楽出版社「アンティシアAntisia」を設立。作曲活動を行う一方、ニューヨークをベースにライヴ、レコーディングなどで活躍。ラルフとイートンが書いた「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」をロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイが歌い、これが1972年6月から大ヒット。さらに、1980年、グローヴァー・ワシントン名義で大ヒットした「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」(歌はビル・ウィザース)などを書いている。前者は19ヶ国語、150以上のヴァージョンが録音されたという。ロバータの「キリング・ミー・ソフトリー」でもパーカッションをプレイしている。ルー・ロウルズのヒットでロッド・スチュワートもカヴァーした「トレイド・ウィンズ」も彼の作品。グローヴァー・ワシントンの「ミスター・マジック」も共作。

レコーディングは、一説には数百枚のアルバムに参加したとも言われる。パーカッション奏者として、ジョージ・ベンソン、デイヴィッド・ボウイ、アレサ・フランクリン、アート・ガーファンクル、ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、キャロル・キング、デイヴィッド・サンボーン、ルーサー・ヴァンドロス、エイミー・ワインハウスなど多数。また、ラルフは1990年代から、コーラル・リーファー・バンドの一員ともなっていた。

1976年、フロリダのTKレコード傘下、マーリン・レーベルから『サウンド・オブ・ドラム』をリリース以降、自身名義のアルバムも多数出しており、その中でも「カリプソ・ブレイクダウン」は映画『サタデイ・ナイト・フィーヴァー』(1977年11月リリース)のサウンドトラックに収録されよく知られる存在となった。

プロデュース活動も行い、ボビー・ハンフリーのアルバム、エリック・ゲイルのアルバム『パート・オブ・ユー』、渡辺貞夫などの作品もてがけている。

グラミー賞も3回受賞している。

ちなみに、盟友グローヴァー・ワシントン・ジュニアは、1999年12月17日、56歳で急死している。ラルフの死亡は深夜12時を過ぎたため日付は12月18日だが、奇しくもほぼ12年後に亡くなったことになる。

サポート・メンバー、自己名義でも何度も来日しており、直近では2010年6月、グローヴァー・ワシントン・トリビュート・ライヴのためブルーノート東京でライヴ・パフォーマンスを見せていた。

2010年06月16日(水)
グローヴァー・ワシントン・トリビュート・ライヴ~グルーヴでグローヴァー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10564387418.html

ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス、誕生秘話
2005/02/18 (Fri)
Poster For Two Caribbean Islands
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200502/diary20050218.html
2000年来日時のインタヴューを元にした記事。

カリプソ・ブレイクダウン

http://youtu.be/P1qqTPN8sUo



ソロ・パフォーマンス

http://youtu.be/94oL1e7YG5I



主な自己名義アルバムは、次の通り。

Sound of a Drum (Marlin 1976)
The Path (Marlin 1977)
Counterpoint (TK 1978)
Universal Rhythm (Polydor 1984)
Surprise (Polydor 1985)
Reunion (1995)
Just The Two Of Us (1996)
Port Pleasure (Import 1998)
Trippin (Japan, Video Arts 2000)
Home Grown (2003)
Mixty Motions (2008)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00129Q1Y2/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000051T9C/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

+++++

●セザリア・エヴォラ、70歳で死去

【Cesaria Evora Dies At 70】

裸足。

アフリカ大陸の西にあるカーボ・ヴェルデ共和国(旧ポルトガル領)出身の魂のシンガー、セザリア・エヴォラが2011年12月17日、ガーボ・ヴェルデ・サン・ヴィセンテ島のバプティスタ・デ・ソウザ病院で死去した。70歳。昨年、心臓の手術をして2011年9月で現役を引退していた。

セザリアは、1941年8月27日、カーボ・ヴェルデ生まれ。「裸足のディーヴァ」のニックネームで知られる。7人兄弟の一人で、7歳のとき父が死に、彼女は孤児院に入った。16歳頃から人口約4万7千人の港町ミンデーロの酒場で船乗りを相手に歌うようになる。ニックネームはいつもステージに裸足で上がるため。1985年、リスボンで歌っていたところをホセ・ダ・シルヴァに見いだされ、パリでレコーディング。1988年、フランスでリリースされたCD『La Diva Aux Pieds Nus』から「Sodade」がヒットし、世界的に注目されるようになった。そのとき47歳だったので、遅咲きのシンガーと言えるかもしれない。基本的にポルトガル語で歌う。

彼女のスタイルはしばしばアメリカの黒人ジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイと比較して語られた。フランス盤が出たことで最初、フランスで人気が出て、その後その波が世界に広まった。2003年、アルバム『Voz D’Amor』によってグラミー賞「ワールド・ミュージック」部門を受賞している。

ヘヴィー・ドランカーでもあった彼女は、1994年12月に禁酒。ヘヴィー・スモーカーだった彼女は2005年に心臓に問題があると診断され、2008年には心臓発作に見舞われ、その後手術。2011年9月、現役引退を発表していた。

■ニュースを報じるニューヨーク・タイムス、ロスアンジェルス・タイムス

http://www.nytimes.com/aponline/2011/12/17/world/europe/AP-EU-Portugal-Obit-Evora.html?_r=2&scp=1&sq=Evora&st=cse

http://www.latimes.com/entertainment/la-me-cesaria-evora-20111218,0,1963869.story

ソダーデ(ライヴ)

http://youtu.be/RhwmyfFpmLs



裸足のディーヴァ(輸入盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00068WRX4/soulsearchiho-22/ref=nosim/

2001年リリースの日本盤

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005Q8BG/soulsearchiho-22/ref=nosim/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000066NWC/soulsearchiho-22/ref=nosim/


OBITUARY>MacDonald, Ralph (March 15, 1944 – December 18, 2011, 67 year old)
OBITUARY>Evora, Cesaria (August 27, 1941 – December 17, 2011, 70 year old)

< 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 >