【高山広〜マルターノに登場】

大図鑑。

これまでに『ソウル・サーチン:ザ・セッション』イヴェントで、ルーサー・ヴァンドロスの回(2006年7月)、アレサ・フランクリンの回(2007年3月)でそれぞれのストーリーを一人芝居で演じたエンタテイナー、シンガー ソング ライター のような「アクター ディレクト ライター」と自称する高山広さんが、11月6日(火曜)に藤が丘マルターノに登場する。

『ソウル・サーチン』や彼個人のソロ・ライヴ・パフォーマンスをご覧になられた方はおわかりになると思うが、高山さんはさまざまなキャラクターを一人で演じる。それは単にひとりの人間のキャラクターだけではない。物にもなってしまうのだ。たとえば、そこにパソコンがあり、モニターがあれば、それだけで一ネタ作ってしまうだろう。それは、彼の観察力のすばらしさに負うところが大だ。

高山さんはいろいろな出し物を持っており、ネタも数百を超えるが、大きく分けて二種類のタイトルがある。比較的小さな会場(30人〜)のところで演じる場合『高山広の一人芝居おキモチ∞HANJOH(だいはんじょう)』(PA、マイクなどを基本的には使わない)、大きな劇場などで行う場合『高山広のおキモチ大図鑑』(PA、マイクなどを使用)となる。

先日マルターノで打ち合わせをした時、現場に来た高山さん「いやあ、おしゃれなレストランですねえ。はい、ここでは『おキモチ大図鑑』ですね」。おそらく客席数は50強といったところだが、彼としてはマイクを使うので「劇場並」の『大図鑑』をやる腹積もりらしい。もちろん、彼のパフォーマンスにかける意気込みは観客数には関係ない。

この『おキモチ大図鑑』は、彼のプロフィールによるとこうだ。「92年からスタートした数本立てショートストーリーの一人芝居シリーズ『高山広のおキモチ大図鑑』は、人間や動物、昆虫といった生物はもとより、ありとあらゆるモノ(花火、パチンコ玉、歯ブラシと雑巾、傘、爪切り、たばこ、信号、消化器、星…)や概念(昨日さんと今日さん、ウソ君とマコトちゃん…)まで演じながらその「キモチ」や機微を描いていくという作風で「一人芝居の概念を変えた」と評されています」 まさにこの説明の通り。

11月6日のライヴの出し物・ネタについては未定だ。しかし、何が飛び出るにせよ、面白いものが演じられることはまちがいない。藤が丘近辺にはこうしたものを見せるライヴハウスはない。果たして、かの地でどのような反響を巻き起こすか興味深い。

■高山広オフィシャル・ウエッブ
http://www.schop.jp/

マルターノ・オフィシャル・ウエッブ
http://martano.exblog.jp/d2007-09-30

高山広の一人芝居「おキモチ大図鑑」@マルターノ
日 時:2007年11月6日(火曜) 18時開場 20時開演(ライヴは90分程度の予定)
会 場:ピッツェリアバール・マルターノ(藤が丘店)
TEL & FAX 045-973-5844 
横浜市青葉区藤が丘1-29-2-2F 
(東急・田園都市線・藤が丘駅前東側・徒歩1分)
メールアドレス info@martano.jp
料 金:2,500円(税込み)(この他にご飲食代がかかります)
出 演:高山 広
ご予約:マルターノへ直接お電話、メールなどでしてください

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