【『リハブ』〜エイミー・ワインハウス・もう一度】

訂正。

9月9日付け、本ブログで新進気鋭のシンガー、エイミー・ワインハウスについて書いた。そのタイトルは【エイミー・ワインハウスはダニー・ハザウェイから学ぶことはないと言う】だった。この件に関して、「ちょっとニュアンスが違うのではないか」というご指摘をいただいた。

「ミスター・ダニー・ハザウェイからだって学べないんだから(That I can’t learn from Mr. Hathaway)」という歌詞のラインから、タイトルを取ったのだが、彼女はダニーから学べない、とは言っていないという指摘だ。そこでもう一度、歌詞をじっくり読んでみた。

う〜む、なるほど。その前後を訳すとこういうことだった。

「私はレイ・チャールズを聴きながら、うちにいるほうが、マシ。70日(のリハビリ)なんか、やってられない。だって、リハビリ・センターでは、ミスター・ハザウェイが教えてくれないことなんて、何も教えてくれないんだから」

(I’d rather be at home with Ray
I ain’t got seventy days
Cause there’s nothing
There’s nothing you can teach me
That I can’t learn from Mr. Hathaway)

つまり、歌の主人公は、リハビリに行くよりも家で、レイ・チャールズやダニー・ハザウェイのレコードを聴いて、そこから学んでいたほうがマシだと言っているのだ。その次の2行もおもしろい。

「とはいっても、学校のクラスでも別に大したことは学ばない。でも、グラスの酒をあびたところで、何にも学ぶことはないんだけどね」

そうだ、だって、ハザウェイに「ミスター」が付いてるわけだし。リスペクトがあるわけだ。ちょっと早とちりしてしまいました。

ということで、タイトルは【エイミー・ワインハウスは、リハブに入ったらダニー・ハザウェイやレイ・チャールズから学べなくなるから、入りたくないと言う】 に訂正します。

解釈まちがい、お詫びして訂正いたします。(9月9日付けのブログは、一部を手直ししました)

でも、このエイミーのキャラって、ひょっとして先日記者会見で3つしかコメントを言わなかった沢尻エリカとカブルかもしれない。

記者「エイミーさん、スタッフからリハビリに入れといわれたそうですが、どんな感想をお持ちになりましたか?」

エイミー「特にないです」

記者「エイミーさん、そのリハビリ入りを勧めたマネージャーをクビにしたそうですが、なぜですか」

エイミー「別に・・・」

■エイミー・ワインハウス過去記事

September 09, 2007
Amy Winehouse: A Star Is Born
【エイミー・ワインハウスは、リハブに入ったらダニー・ハザウェイやレイ・チャールズから学べなくなるから、入りたくないと言う】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_09_09.html

■エイミー・ワインハウス『バック・トゥ・ブラック』


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000J3FC0Q/soulsearchiho-22/ref=nosim/

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ENT>ARTIST>Winehouse, Amy