【フィリー・ソウル・ナイト、今日5時、銀座ソニービル前地下一階】

ヴォーカル・グループ。

ケイリブ・ジェームス&フィリー・ソウル・サーチャーズが出演する『フィリー・ソウル・ナイト・イン・ギンザ』が今日午後5時、銀座・ソニービル前、地下一階メトロのコンコース内に作られた特別ステージで行われる。ちょうど、ソニービルの前には、平山画伯の絵が展示されているが、その前にステージと客席を作ってライヴを行う。席は50程度なので、座れなかった場合は、通路に立ってみることになる。無料のイヴェントなので多いときには2−300人の人が集まることもあるという。

そのリハーサルが昨日あったが、フィリー・ソウルのヒットの数々が歌われた。興味深かったのは、今回のメンバー全員(ケイリブ、ゲイリー、グリニス、アージー、ポーラの5人)がヴォーカルを担当できるということ。

たとえば、フィラデルフィアのあるヴォーカル・グループの1974年のヒットでは、1行ずつ、5人がリード・ヴォーカルをまわすということもやってのける。これは、オリジナルではテッド・ミルズという素晴らしいファルセット・シンガーが全編歌うが、5人のリードまわしというのは、ひじょうに新鮮で面白かった。グリニスは甘い高い声、ゲイリーは洗練されるもちょっとハスキーな声、ケイリブはルーサーのような声、アージーはポップ・コンテンポラリーな声、ポーラはゴスペル系のソウル声ということで、五者五様。女性2人、男性3人という編成のソウル・ヴォーカル・グループで有名どころって誰だろう、などと考えてしまった。

どの曲も、『ソウル・サーチン・ダイアリー』をご覧になっている方にはおなじみの曲ばかりだと思うが、カヴァーも、いつも一ひねりあるケイリブのアレンジということで、たとえば、スタイリスティックスのある有名曲は、フィリス・ハイマン・ヴァージョンでやってみようということになっている。

なお、当日はライヴ終了後、グリニスの新作、ゲイリーの新作、ケイリブのCDなども即売する予定。ライヴリポート、セットリストなどは、明日・ご紹介します。

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『Metro Music Oasis Vol.13(メトロ・ミュージック・オアシス13)』

日時 2007年(平成19年)10月5日(金)
開場 16:00
1stステージ 17時00分〜17時45分
2ndステージ 18時30分〜19時15分
(入れ替え制、2セットとも同内容の予定ですが、その場に残ればセカンドも見ることができます)

場所 東京メトロ 銀座駅 日比谷線コンコース 銀座のオアシス
入場料 無料
出演者 ケイリブ&フィリー・ソウル・サーチャーズ
ケイリブ・ジェームス(キーボード、ヴォーカル)
ゲイリー・スコット(パーカッション、サックス、ヴォーカル)
グリニス・マーティン(ヴォーカル)
アージー・パイン(ヴォーカル)
ポーラ・ジョンソン(ヴォーカル)

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