◎360度LEDニコファーレで手島葵ライヴ
2011年8月3日 音楽◎360度LEDニコファーレで手島葵ライヴ
【Teshima Aoi Live At nicofarre】
360度。
2011年7月18日に六本木に新時代のイヴェント・スペース、ニコファーレがオープンした。かつてディスコ「ヴェルファーレ」があった場所にニコニコ動画を運営するニワンゴが経営・運営するもの。大きなウリとなっているのが、360度のLEDスクリーン。さまざまな映像をステージとリンクさせたりしながら、前後左右天井に映し出すことができる。いくつかイヴェントがここで企画されているが、そのうちのひとつ、映画『コクリコ坂から』公開記念、手嶌葵(てしま・あおい)のライヴが7月21日(木)に行われた。この日は着席で約150人程度で満員。
時間が来るとそれまでスクリーンに映し出されていた幕が正面から右・左にどーんと開いていく。これは、開いていく映像が映し出され、まるで開いていくかのように見える。そして、ピアニストの武部聡志さんが登場、1曲プレイして、手嶌葵が登場。武部さんの伴奏で次々と歌った。
途中で映画監督らが登壇し、しばしトーク。葵ちゃんは、なかなか自然なキャラクターでいい味を出している。
彼女はささやくように歌い、決してシャウトしない。この歌い方が、映像などとあいまっていい雰囲気を醸し出している。テレビCMなどでも聞かれる「さよならの夏」は、アンコールでも歌われた。
この日の模様はニコニコ動画で1500円で公開され、6万人以上が見にやってきたという。(ということは売り上げは9000万円を越える)
このニコファーレの、360度スクリーンは、実におもしろく、さまざまな可能性が秘められていると感じた。たとえば、「懐かしい町」では、昭和30年代の横浜の街の映像が360度に映し出される、カメラが前に進む。画面が後ろに流れていくのだが、ここで葵ちゃんが、少し前に歩くようにステップを踏むようにすると、彼女がそこで歩いて前に進んでいるように見えるはずだ。あるいは、画面が上から下に流れるような場合、両腕をあげてちょっとした演技を見せれば、下のほうに落ちていく風に見える。映像とのリンクがいくらでも考えられる。
手嶌葵は、サウンドトラックのアルバムを1曲目から順番通りにすべて歌った。
この360度のLED映像とステージのパフォーマーの動きがリンクしたら、ものすごくおもしろいエンタテインメントになる。しばらく前に、AIがマッピングを使い映像とダンスをうまくリンクさせていたが、ここでもそれが出来る。要は映像のアイデア次第。また、ネットで見ている人には、さまざまなコメントや鳥が飛んでる映像なども見られるようになっていたそうだ。
ただし、映像を作りこむにはお金と時間がかかる。その余裕があるアーティストがうまく使いこなせれば、とてつもなくおもしろいものができるだろう。いくつかの使い方が、ニコファーレのウェッブで紹介されているので、ごらんいただくとおもしろいと思う。
■ニコファーレ、様子などが見られます。アーカイブ映像も有料で見られます。
http://nicofarre.jp/
記者会見の模様がアーカイブで見られます。ここでいろいろプレゼンされています。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv54371816
■「コクリコ坂から歌集」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004YWYT5M/soulsearchiho-22/ref=nosim/
コクリコ坂から サウンドトラック"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004XO5K4U/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
武部聡志(ピアノ)
手嶌葵(ヴォーカル)
トーク・セッション
武部聡志、手嶌葵、宮崎吾郎、川上量生、西田信貴(司会)
■セットリスト
show started 20:00
01.(Instrumental)
02.さよならの夏~コクリコ坂から
03.エスケープ
04.朝ごはんの歌
05.旗
06.春の風
07.懐かしい街
> Talk
08.並木道、帰り道
09.雨
10.初恋の頃
11.赤い水底
12.紺色のうねりが
13.愛をこめて。海
Encore さよならの夏
Show ended 21:13
(2011年7月21日木曜、六本木ニコファーレ、手嶌葵ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Teshima, Aoi
2011-
【Teshima Aoi Live At nicofarre】
360度。
2011年7月18日に六本木に新時代のイヴェント・スペース、ニコファーレがオープンした。かつてディスコ「ヴェルファーレ」があった場所にニコニコ動画を運営するニワンゴが経営・運営するもの。大きなウリとなっているのが、360度のLEDスクリーン。さまざまな映像をステージとリンクさせたりしながら、前後左右天井に映し出すことができる。いくつかイヴェントがここで企画されているが、そのうちのひとつ、映画『コクリコ坂から』公開記念、手嶌葵(てしま・あおい)のライヴが7月21日(木)に行われた。この日は着席で約150人程度で満員。
時間が来るとそれまでスクリーンに映し出されていた幕が正面から右・左にどーんと開いていく。これは、開いていく映像が映し出され、まるで開いていくかのように見える。そして、ピアニストの武部聡志さんが登場、1曲プレイして、手嶌葵が登場。武部さんの伴奏で次々と歌った。
途中で映画監督らが登壇し、しばしトーク。葵ちゃんは、なかなか自然なキャラクターでいい味を出している。
彼女はささやくように歌い、決してシャウトしない。この歌い方が、映像などとあいまっていい雰囲気を醸し出している。テレビCMなどでも聞かれる「さよならの夏」は、アンコールでも歌われた。
この日の模様はニコニコ動画で1500円で公開され、6万人以上が見にやってきたという。(ということは売り上げは9000万円を越える)
このニコファーレの、360度スクリーンは、実におもしろく、さまざまな可能性が秘められていると感じた。たとえば、「懐かしい町」では、昭和30年代の横浜の街の映像が360度に映し出される、カメラが前に進む。画面が後ろに流れていくのだが、ここで葵ちゃんが、少し前に歩くようにステップを踏むようにすると、彼女がそこで歩いて前に進んでいるように見えるはずだ。あるいは、画面が上から下に流れるような場合、両腕をあげてちょっとした演技を見せれば、下のほうに落ちていく風に見える。映像とのリンクがいくらでも考えられる。
手嶌葵は、サウンドトラックのアルバムを1曲目から順番通りにすべて歌った。
この360度のLED映像とステージのパフォーマーの動きがリンクしたら、ものすごくおもしろいエンタテインメントになる。しばらく前に、AIがマッピングを使い映像とダンスをうまくリンクさせていたが、ここでもそれが出来る。要は映像のアイデア次第。また、ネットで見ている人には、さまざまなコメントや鳥が飛んでる映像なども見られるようになっていたそうだ。
ただし、映像を作りこむにはお金と時間がかかる。その余裕があるアーティストがうまく使いこなせれば、とてつもなくおもしろいものができるだろう。いくつかの使い方が、ニコファーレのウェッブで紹介されているので、ごらんいただくとおもしろいと思う。
■ニコファーレ、様子などが見られます。アーカイブ映像も有料で見られます。
http://nicofarre.jp/
記者会見の模様がアーカイブで見られます。ここでいろいろプレゼンされています。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv54371816
■「コクリコ坂から歌集」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004YWYT5M/soulsearchiho-22/ref=nosim/
コクリコ坂から サウンドトラック"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004XO5K4U/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
武部聡志(ピアノ)
手嶌葵(ヴォーカル)
トーク・セッション
武部聡志、手嶌葵、宮崎吾郎、川上量生、西田信貴(司会)
■セットリスト
show started 20:00
01.(Instrumental)
02.さよならの夏~コクリコ坂から
03.エスケープ
04.朝ごはんの歌
05.旗
06.春の風
07.懐かしい街
> Talk
08.並木道、帰り道
09.雨
10.初恋の頃
11.赤い水底
12.紺色のうねりが
13.愛をこめて。海
Encore さよならの夏
Show ended 21:13
(2011年7月21日木曜、六本木ニコファーレ、手嶌葵ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Teshima, Aoi
2011-