◎ 黒沢薫~スパイシーK登場:ハワイの風をウクレレに乗せて
2011年8月18日 音楽◎黒沢薫~スパイシーK登場:ハワイの風をウクレレに乗せて
【Kurosawa Kaoru a.k.a. Spicy K Sings Soul-ele】
ソウレレ。
「ハワイ・ラヴ」(ハワイを愛して止まない)のソウル・マンが新たな名前を授かった。その名は、「スパイシーK(Spicy K)」。今回のスペシャル・カレーは、彼がハワイで考案した「スパム・カレー」。今回のライヴのタイトルは、「Soul-ele Vol.1」。なんと読むかというと、「ソウレレ」と読む。これは、黒沢が考え出した新語で、ソウルの名曲をウクレレでやってみる、というもの。「ソウル」と「ウクレレ」をあわせて「ソウレレ」。
2010年2月に一月ほどハワイに休暇で滞在した彼が、その地でいろいろなご縁からウクレレと出会い、はまり、以来、ヒマさえあればウクレレを弾くようになった。最初はいくつかのコードだけだったが、そのうちに弾き語りっぽく、自分の好きなソウルの曲を口ずさむようになった。
「ウクレレでソウル歌うのよくない?」と半ばジョークだったような話が、日々の練習でウクレレの腕をあげ、ついに現実のものとなった。前回のソロ・ライヴ(2010年4月)のときに、1曲だけ(「ドーナツ・ソング」)をウクレレで余興っぽく披露したが、今回は、かなりウクレレをフィーチャーしたライヴとなった。
2005年10月から始まったソロ・ライヴも、毎年一度は東京を中心に行われ、2010年4月以来1年4ヶ月ぶり。7年連続となる。
今回の編成はパーカッション、ギター、ピアノ/ウクレレ、コーラスに黒沢というアコースティック・セットだ。キーボードの松本圭司がウクレレもけっこう弾く。黒沢によれば、「松本はウクレレの師匠」。特に、黒沢がMCで話しているときのBGMを軽く、松本がウクレレで弾いているのが、なんかおもしろかった。2010年2月のハワイも二人で一緒にウクレレを練習していた。松本は、「(いろいろ逃げたいので)5年後か10年後にはハワイに移住したいと思っています」(笑)と打ち明けた。
冒頭3曲は、いきなりのソウル3連発。これを4弦のウクレレで弾き語りを聴かせる。聴きなじんだ曲がウクレレで歌われると、やはり、ハワイの青い空が目に浮かぶ。1曲目のマーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」は、マルことファイヤーリリーとのデュエット。なかなかの迫力だ。
そして、ショー半ばでは、スペシャル・シークレット・ゲストで夏川りみが登場。途中のトークをはさみ、綺麗な歌声を聴かせた。彼女は沖縄出身ということもあり、その歌声も南の島を思わせる。この二人のデュエットを聞いていて、黒沢さん、幾多の女性シンガーとデュエットをこなしているソウル界の貴公子、ピーボ・ブライソン風のポジションを思い浮かべた。
終盤では、ハワイで一番最初にたくさん練習し、一番最初にマスターした山下達郎の「ドーナツ・ソング」。空港までの車中さえも、ずっと彼は練習していたそうだ。そして、「なんどでも」、アンコールの「遠い約束」では、多くの女性ファンが号泣していた。
4弦しかないウクレレでも、ものによっては、そしてうまくやれば、音楽の無限の可能性を広げられるということだろう。
■黒沢薫 CDデータ誌内のブログ
http://www.cddata-mag.com/blog/staff/008/web142.php
黒沢薫・ドット・コム
http://www.kaorukurosawa.com/
■過去記事 黒沢薫ソロ関連記事
2010年04月12日(月)
黒沢薫ソロ・ライヴ~スパイス・フォー・ラヴァーズ~全ての香辛料は愛に通ず
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10506335571.html
2008年09月16日(火)
黒沢薫ライヴ~ヴァーサタイルなソング・スタイリストを目指す
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10139851807.html
September 07, 2007
Kurosawa Kaoru: You Are In The Circle Of Destiny
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200709/2007_09_07.html
April 06, 2006
Kurosawa Kaoru Live "Love Unlimited"
http://blog.soulsearchin.com/archives/000934.html
March 24, 2006
Kurosawa Kaoru Solo Live; Knowing Main Ingredients Of Group
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_24.html
■メンバー
黒沢 薫(vo)、松本圭司(key)、田邊晋一(per)、太田貴之(g)、Fire Lily(cho)
■セットリスト 黒沢薫 Soul-ele Vol. 1. 2011年8月16日
Setlist : Kurosawa Kaoru @ Motion Blue, August 16, 2011
[ ] denotes original artist
show started 21:31
01.What’s Goin’ On [Marvin Gaye]
02.No One Else Come’s Close [Joe]
03.Ribbon In The Sky [Stevie Wonder]
04.なんでもできる
05.童神 (with Natsukawa Rimi)
06.満天の星の夜 (with Natsukawa Rimi)
07.Late Bloomin’
08.ドーナツ・ソング
09.なんどでも
Encore. 遠い約束
Show ended 22:58
(2011年8月16日火曜、横浜・モーションブルー、黒沢薫ライヴ)
■黒沢薫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BAV1KC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■単行本 ぽんカレー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827530378/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■単行本 ぽんカレーGOLD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827530602/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ENT>MUSIC>LIVE>Kurosawa, Kaoru
2011-
【Kurosawa Kaoru a.k.a. Spicy K Sings Soul-ele】
ソウレレ。
「ハワイ・ラヴ」(ハワイを愛して止まない)のソウル・マンが新たな名前を授かった。その名は、「スパイシーK(Spicy K)」。今回のスペシャル・カレーは、彼がハワイで考案した「スパム・カレー」。今回のライヴのタイトルは、「Soul-ele Vol.1」。なんと読むかというと、「ソウレレ」と読む。これは、黒沢が考え出した新語で、ソウルの名曲をウクレレでやってみる、というもの。「ソウル」と「ウクレレ」をあわせて「ソウレレ」。
2010年2月に一月ほどハワイに休暇で滞在した彼が、その地でいろいろなご縁からウクレレと出会い、はまり、以来、ヒマさえあればウクレレを弾くようになった。最初はいくつかのコードだけだったが、そのうちに弾き語りっぽく、自分の好きなソウルの曲を口ずさむようになった。
「ウクレレでソウル歌うのよくない?」と半ばジョークだったような話が、日々の練習でウクレレの腕をあげ、ついに現実のものとなった。前回のソロ・ライヴ(2010年4月)のときに、1曲だけ(「ドーナツ・ソング」)をウクレレで余興っぽく披露したが、今回は、かなりウクレレをフィーチャーしたライヴとなった。
2005年10月から始まったソロ・ライヴも、毎年一度は東京を中心に行われ、2010年4月以来1年4ヶ月ぶり。7年連続となる。
今回の編成はパーカッション、ギター、ピアノ/ウクレレ、コーラスに黒沢というアコースティック・セットだ。キーボードの松本圭司がウクレレもけっこう弾く。黒沢によれば、「松本はウクレレの師匠」。特に、黒沢がMCで話しているときのBGMを軽く、松本がウクレレで弾いているのが、なんかおもしろかった。2010年2月のハワイも二人で一緒にウクレレを練習していた。松本は、「(いろいろ逃げたいので)5年後か10年後にはハワイに移住したいと思っています」(笑)と打ち明けた。
冒頭3曲は、いきなりのソウル3連発。これを4弦のウクレレで弾き語りを聴かせる。聴きなじんだ曲がウクレレで歌われると、やはり、ハワイの青い空が目に浮かぶ。1曲目のマーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」は、マルことファイヤーリリーとのデュエット。なかなかの迫力だ。
そして、ショー半ばでは、スペシャル・シークレット・ゲストで夏川りみが登場。途中のトークをはさみ、綺麗な歌声を聴かせた。彼女は沖縄出身ということもあり、その歌声も南の島を思わせる。この二人のデュエットを聞いていて、黒沢さん、幾多の女性シンガーとデュエットをこなしているソウル界の貴公子、ピーボ・ブライソン風のポジションを思い浮かべた。
終盤では、ハワイで一番最初にたくさん練習し、一番最初にマスターした山下達郎の「ドーナツ・ソング」。空港までの車中さえも、ずっと彼は練習していたそうだ。そして、「なんどでも」、アンコールの「遠い約束」では、多くの女性ファンが号泣していた。
4弦しかないウクレレでも、ものによっては、そしてうまくやれば、音楽の無限の可能性を広げられるということだろう。
■黒沢薫 CDデータ誌内のブログ
http://www.cddata-mag.com/blog/staff/008/web142.php
黒沢薫・ドット・コム
http://www.kaorukurosawa.com/
■過去記事 黒沢薫ソロ関連記事
2010年04月12日(月)
黒沢薫ソロ・ライヴ~スパイス・フォー・ラヴァーズ~全ての香辛料は愛に通ず
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10506335571.html
2008年09月16日(火)
黒沢薫ライヴ~ヴァーサタイルなソング・スタイリストを目指す
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10139851807.html
September 07, 2007
Kurosawa Kaoru: You Are In The Circle Of Destiny
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200709/2007_09_07.html
April 06, 2006
Kurosawa Kaoru Live "Love Unlimited"
http://blog.soulsearchin.com/archives/000934.html
March 24, 2006
Kurosawa Kaoru Solo Live; Knowing Main Ingredients Of Group
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_24.html
■メンバー
黒沢 薫(vo)、松本圭司(key)、田邊晋一(per)、太田貴之(g)、Fire Lily(cho)
■セットリスト 黒沢薫 Soul-ele Vol. 1. 2011年8月16日
Setlist : Kurosawa Kaoru @ Motion Blue, August 16, 2011
[ ] denotes original artist
show started 21:31
01.What’s Goin’ On [Marvin Gaye]
02.No One Else Come’s Close [Joe]
03.Ribbon In The Sky [Stevie Wonder]
04.なんでもできる
05.童神 (with Natsukawa Rimi)
06.満天の星の夜 (with Natsukawa Rimi)
07.Late Bloomin’
08.ドーナツ・ソング
09.なんどでも
Encore. 遠い約束
Show ended 22:58
(2011年8月16日火曜、横浜・モーションブルー、黒沢薫ライヴ)
■黒沢薫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BAV1KC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■単行本 ぽんカレー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827530378/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■単行本 ぽんカレーGOLD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827530602/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ENT>MUSIC>LIVE>Kurosawa, Kaoru
2011-