【大宝、ダンチュウの表紙を飾る】
思いやり。
先日書店に立ち寄ると、おいしそうなチャーハンの写真が映っている雑誌ダンチュウ(Dancyu)が置かれているではないか。(写真は以前大宝に行ったときに撮ったチャーハン)
Dancyu 2007年10月 インデックスhttp://www.president.co.jp/dan/20071000/index.html
特集のひとつがチャーハンなので、表紙を飾っているのだが、それにつられ即レジへ直行。家に帰って読んでみると、なんと、4年前に知って、いまでもちょくちょく行く古川橋近くの「大宝」が巻頭で3ページも紹介されているではないか!! (大宝の記事は下記・過去関連記事参照) おおおっと感嘆の声をあげながら読むと、いろいろ知らなかった大宝チャーハンの秘密が、店主・小林さん(名前も初めて知った)の口から語られているではないか。どうやら、ラードに秘密があるらしい。う〜む、オランダ産の一級品ラードか・・・。
ということで、こんな写真を見て記事を読んでしまったら、大宝に行かないわけにはいかないではないか。(おい、どっちだ)
で、9時40分に打ち合わせをそそくさと切り上げ、乃木坂を出て古川橋に直行。なぜか小雨降る降る古川橋。10時閉店に間に合うかと、どきどきしながら向かう。信号待ちで止まったあたりから遠めに見ると看板の照明がまだついている。セーフだ。ところが徐々に近づくと店前に何人かの人影があるではないか。まさか、ちょっとや〜な予感。
車を止めて店前に行くと嫌な予感、見事的中。指折り数えて1−2−3−4−5−6。6人待ち! が〜〜ん。正確に言えば3人組、1人、2人組の計6人だ。(別に正確に言う必要はない) もう閉店時間だぞ。たまたま電話が入って、電話でしゃべっているうちに何人かがでて、しばらくして、席をやりくりして、6人が中に入った。で、中を覗いてソウル・サーチャーが見たものは?
なんと、食べているのは2人で、2人がビールでギョーザ待ち。指折り数えるとまだ11人が、注文品を今か今かと待っているではないか。また、今日も「最後の客」かな。さて、どうしたものか。しばし、思案しながら暖簾(のれん)の下で待っていたら、店の外の照明が突然消えた。え〜〜っ。打ち止め? (笑) いやあ、待ってたら、いれてはくれるはず・・・。
しかし、おそらく11人分はこれから30−40分はかかるだろう。ここはあんまり迷惑をかけてもいけない。こんな調子がダンチュー発売日の6日から2週間も続いていたら、小林さんの体に悪い。そこで僕は、やさしく帰って、少しでも彼らを楽にしてあげようと泣く泣く意を決した。これこそ「半常連の思いやり帰宅」である。古川橋に降る雨は、大宝チャーハン諦めの悲しみの涙だ。(おおげさすぎ) in the rain... しかし、ダンチュウ表紙とは・・・。おめでとうございます。だが、恨めしや〜ダンチュウ効果・・・。(苦悩)
■過去関連記事 大宝 『手渡されたバトン』
2003/05/13 (Tue)
Baton Was Passed On To
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200305/diary20030513.html
(40年間、毎日タンメンを食べに来たタクシー運転手さんの話が、好き。この話は、メモもとらず、もちろんテープもとらずに書いた。いまさらながらよく書けたものだと思う(笑))
DINING>RESTAURANTS>ESSAY
思いやり。
先日書店に立ち寄ると、おいしそうなチャーハンの写真が映っている雑誌ダンチュウ(Dancyu)が置かれているではないか。(写真は以前大宝に行ったときに撮ったチャーハン)
Dancyu 2007年10月 インデックスhttp://www.president.co.jp/dan/20071000/index.html
特集のひとつがチャーハンなので、表紙を飾っているのだが、それにつられ即レジへ直行。家に帰って読んでみると、なんと、4年前に知って、いまでもちょくちょく行く古川橋近くの「大宝」が巻頭で3ページも紹介されているではないか!! (大宝の記事は下記・過去関連記事参照) おおおっと感嘆の声をあげながら読むと、いろいろ知らなかった大宝チャーハンの秘密が、店主・小林さん(名前も初めて知った)の口から語られているではないか。どうやら、ラードに秘密があるらしい。う〜む、オランダ産の一級品ラードか・・・。
ということで、こんな写真を見て記事を読んでしまったら、大宝に行かないわけにはいかないではないか。(おい、どっちだ)
で、9時40分に打ち合わせをそそくさと切り上げ、乃木坂を出て古川橋に直行。なぜか小雨降る降る古川橋。10時閉店に間に合うかと、どきどきしながら向かう。信号待ちで止まったあたりから遠めに見ると看板の照明がまだついている。セーフだ。ところが徐々に近づくと店前に何人かの人影があるではないか。まさか、ちょっとや〜な予感。
車を止めて店前に行くと嫌な予感、見事的中。指折り数えて1−2−3−4−5−6。6人待ち! が〜〜ん。正確に言えば3人組、1人、2人組の計6人だ。(別に正確に言う必要はない) もう閉店時間だぞ。たまたま電話が入って、電話でしゃべっているうちに何人かがでて、しばらくして、席をやりくりして、6人が中に入った。で、中を覗いてソウル・サーチャーが見たものは?
なんと、食べているのは2人で、2人がビールでギョーザ待ち。指折り数えるとまだ11人が、注文品を今か今かと待っているではないか。また、今日も「最後の客」かな。さて、どうしたものか。しばし、思案しながら暖簾(のれん)の下で待っていたら、店の外の照明が突然消えた。え〜〜っ。打ち止め? (笑) いやあ、待ってたら、いれてはくれるはず・・・。
しかし、おそらく11人分はこれから30−40分はかかるだろう。ここはあんまり迷惑をかけてもいけない。こんな調子がダンチュー発売日の6日から2週間も続いていたら、小林さんの体に悪い。そこで僕は、やさしく帰って、少しでも彼らを楽にしてあげようと泣く泣く意を決した。これこそ「半常連の思いやり帰宅」である。古川橋に降る雨は、大宝チャーハン諦めの悲しみの涙だ。(おおげさすぎ) in the rain... しかし、ダンチュウ表紙とは・・・。おめでとうございます。だが、恨めしや〜ダンチュウ効果・・・。(苦悩)
■過去関連記事 大宝 『手渡されたバトン』
2003/05/13 (Tue)
Baton Was Passed On To
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200305/diary20030513.html
(40年間、毎日タンメンを食べに来たタクシー運転手さんの話が、好き。この話は、メモもとらず、もちろんテープもとらずに書いた。いまさらながらよく書けたものだと思う(笑))
DINING>RESTAURANTS>ESSAY