◎トクズ・ラウンジにオマー・エドワーズ、カズ・スタジオでワークショップ
2011年10月27日 音楽◎トクズ・ラウンジにオマー・エドワーズ、カズ・スタジオでワークショップ
【Omar Jumped In To Toku’s Lounge】
飛び入り。
ちょうど日曜日に青山でショーケース・パフォーマンスを見せたオマー。たまたま今月のトクズ・ラウンジが月曜にあるというのを当日知って、夜中に連れて行った。トクは、オマーが日野皓正とランドマークで共演したのを見ていた。会場に、タップボードはなく、ただちょっとしたボードだけあったのだが、それでオマーはタップを踏んだ。
「僕は、楽曲の中で決まったソロをパフォーマンスするのはそれほど好きではない。僕は曲中、ずっと踊っていたいんだ」とオマーは言う。そして、その通り、彼は途中からそのボードの上に飛び乗った瞬間からひたすら、ずっと踊り続けた。
みるみるうちに彼の背中が汗に染まっていく。ときおり、ジャンプを交え、華麗な両足捌きをみせる。
「ジャズであろうが、ソウルであろうが、僕は何でもタップを踊れる」とオマーは豪語。それは確かに証明されていた。
マル(ファイアーリリー)が歌った「フィール・ライク・メイキング・ラヴ」
の途中で、タップ・シューズを履いてセッティングしていたオマーは、ボードの上に飛び乗った。あのゆったりとした曲で、オマーは自由自在にタップを見せた。ほとんど休みなく、タップをしたり、ダンスをしたり、本当に休むことがない。このエネルギーの源は何なのだろう。
これが月曜深夜。翌火曜日夕方は、タップ・ダンサー、熊谷和徳(くまがい・かずのり)さんのスタジオで、ワークショップ。普段は5-6人の生徒に先生が教えるところ、15人以上入ってオマー・エドワーズのタップのレッスンを受けている。全員がタップをする音の大きさといったらない。
途中から、CDである曲のイントロ部分を繰り返しかけて、それにあわせてタップをし、そのタップを生徒たちに教えた。その曲は、ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ・フィーチャリング・シャロン・ペイジの「ホープ・ザット・ウィ・キャン・ビー・トゥゲザー・スーン」。Harold Melvin & The Bluenotes featuring Sharon Paige’s “Hope That We Can Be Together Soon”.
オマーは言った。「みんな、昨日、僕は寝る前にこの曲を何百回と聴いた。それほど、この曲が好きなんだ」
セッションが終わって汗だくのオマーが出てきて声をかけてきた。「あの曲は誰の何という曲なんだ?」 おっと、知らなかったのか。「ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ、テディー・ペンダグラス、フィーチャリング・シャロン・ペイジの1975年のヒットだよ」 「おお、だから、この曲が好きでたまらないんだ。僕が生まれた年だからね。テディー・Pだとは思ったんだが。誰か友達がいろいろいれてくれたCDに入ってる曲なんだ。だから、アーティスト名とか曲名がわからないことが多いんだよ。そういうCDも持ってるし、君がくれたボビー・ウーマックやアル・グリーンのCDもいつも持ってるよ」
ああ、そうだった。何年か前にオマーが僕の車に乗ったときかかっていたボビー・ウーマックをえらく気に入って、すぐにあげたことがあった。
結局、当初は1時間半のセッションとのことだったが、2時間近くになっていた。大サーヴィスだ。このワークショップを受けに来ていた一人は、映画『座頭市』を見て、タップに興味を持ち、ここ1年ほどカズ・スタジオに通っているという。
ちなみに、オマーが来て、とツイートしたら、イギリスのソウル・シンガー、オマーと間違えられることが多かった。ニューヨークのタップ・ダンサー、オマー・エドワーズです。
このオマー・エドワーズは、2011年12月22日、23日、ニューヨークのリヴァーサイド教会内・リヴァーサイド・シアターで、「パッション・オブ・ダンス」とパフォーマンスを行う予定だという。これは5人のヒップ・ホップ・ダンサーと4人のミュージシャンと4人のタップ・ダンサーがステージに登場するというもので、彼はこれを「コニュージカルConusical」と呼んでいる。これは、コンサート(Concert)とミュージカル(Musical)をあわせた新語。コンサートとミュージカルの要素をあわせたものになっている、という。すでに何度か公演をしているようだ。
■アルバム『ウェイク・アップ・エヴリバディー』「Hope That We Can Be Together Soon邦題・恋のつぶやき」収録
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000091L76/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Toku’s Lounge, October 24, 2011 (Monday)
Second set
01.Mercy Mercy Mercy
02.Golden Lady
03.Strausberg St. Peters
04.
05.Night & Day
06.
07.Kiss Of Life
Show ended 4:33
メンバー、
トク、クリヤマコト、トミー・キャンベル、ゴトウカツオミ、オマー、ミヤガワジュン、マヤハッチ、マル、BJ、フユ、ほか。
ENT>ARTIST>Edwards, Omar
【Omar Jumped In To Toku’s Lounge】
飛び入り。
ちょうど日曜日に青山でショーケース・パフォーマンスを見せたオマー。たまたま今月のトクズ・ラウンジが月曜にあるというのを当日知って、夜中に連れて行った。トクは、オマーが日野皓正とランドマークで共演したのを見ていた。会場に、タップボードはなく、ただちょっとしたボードだけあったのだが、それでオマーはタップを踏んだ。
「僕は、楽曲の中で決まったソロをパフォーマンスするのはそれほど好きではない。僕は曲中、ずっと踊っていたいんだ」とオマーは言う。そして、その通り、彼は途中からそのボードの上に飛び乗った瞬間からひたすら、ずっと踊り続けた。
みるみるうちに彼の背中が汗に染まっていく。ときおり、ジャンプを交え、華麗な両足捌きをみせる。
「ジャズであろうが、ソウルであろうが、僕は何でもタップを踊れる」とオマーは豪語。それは確かに証明されていた。
マル(ファイアーリリー)が歌った「フィール・ライク・メイキング・ラヴ」
の途中で、タップ・シューズを履いてセッティングしていたオマーは、ボードの上に飛び乗った。あのゆったりとした曲で、オマーは自由自在にタップを見せた。ほとんど休みなく、タップをしたり、ダンスをしたり、本当に休むことがない。このエネルギーの源は何なのだろう。
これが月曜深夜。翌火曜日夕方は、タップ・ダンサー、熊谷和徳(くまがい・かずのり)さんのスタジオで、ワークショップ。普段は5-6人の生徒に先生が教えるところ、15人以上入ってオマー・エドワーズのタップのレッスンを受けている。全員がタップをする音の大きさといったらない。
途中から、CDである曲のイントロ部分を繰り返しかけて、それにあわせてタップをし、そのタップを生徒たちに教えた。その曲は、ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ・フィーチャリング・シャロン・ペイジの「ホープ・ザット・ウィ・キャン・ビー・トゥゲザー・スーン」。Harold Melvin & The Bluenotes featuring Sharon Paige’s “Hope That We Can Be Together Soon”.
オマーは言った。「みんな、昨日、僕は寝る前にこの曲を何百回と聴いた。それほど、この曲が好きなんだ」
セッションが終わって汗だくのオマーが出てきて声をかけてきた。「あの曲は誰の何という曲なんだ?」 おっと、知らなかったのか。「ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ、テディー・ペンダグラス、フィーチャリング・シャロン・ペイジの1975年のヒットだよ」 「おお、だから、この曲が好きでたまらないんだ。僕が生まれた年だからね。テディー・Pだとは思ったんだが。誰か友達がいろいろいれてくれたCDに入ってる曲なんだ。だから、アーティスト名とか曲名がわからないことが多いんだよ。そういうCDも持ってるし、君がくれたボビー・ウーマックやアル・グリーンのCDもいつも持ってるよ」
ああ、そうだった。何年か前にオマーが僕の車に乗ったときかかっていたボビー・ウーマックをえらく気に入って、すぐにあげたことがあった。
結局、当初は1時間半のセッションとのことだったが、2時間近くになっていた。大サーヴィスだ。このワークショップを受けに来ていた一人は、映画『座頭市』を見て、タップに興味を持ち、ここ1年ほどカズ・スタジオに通っているという。
ちなみに、オマーが来て、とツイートしたら、イギリスのソウル・シンガー、オマーと間違えられることが多かった。ニューヨークのタップ・ダンサー、オマー・エドワーズです。
このオマー・エドワーズは、2011年12月22日、23日、ニューヨークのリヴァーサイド教会内・リヴァーサイド・シアターで、「パッション・オブ・ダンス」とパフォーマンスを行う予定だという。これは5人のヒップ・ホップ・ダンサーと4人のミュージシャンと4人のタップ・ダンサーがステージに登場するというもので、彼はこれを「コニュージカルConusical」と呼んでいる。これは、コンサート(Concert)とミュージカル(Musical)をあわせた新語。コンサートとミュージカルの要素をあわせたものになっている、という。すでに何度か公演をしているようだ。
■アルバム『ウェイク・アップ・エヴリバディー』「Hope That We Can Be Together Soon邦題・恋のつぶやき」収録
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000091L76/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Toku’s Lounge, October 24, 2011 (Monday)
Second set
01.Mercy Mercy Mercy
02.Golden Lady
03.Strausberg St. Peters
04.
05.Night & Day
06.
07.Kiss Of Life
Show ended 4:33
メンバー、
トク、クリヤマコト、トミー・キャンベル、ゴトウカツオミ、オマー、ミヤガワジュン、マヤハッチ、マル、BJ、フユ、ほか。
ENT>ARTIST>Edwards, Omar