◎ウィリー・ナガサキ&フレンズ・ライヴ~ようこそ楽園へ

【Sasaki Makoto/Willie Nagasaki Session】

楽園。

来週の「フィリー・ソウル大特集」の選曲作業に没頭していたが、120曲以上を選曲し、一段落。そこで、ちょっと息抜きに。ライヴって行かないと中毒症状が出てくるんですね。(笑)

以前ゴスペラーズの北山陽一さんに紹介されたラテン系ヴォーカルの佐々木誠さん。何度かライヴにお誘いいただいていたのだが、やっとタイミングがあって、深夜のアムリタへ。この日も、ラテン系好きなファンたちが集まっていた。

僕はラテン、サルサ系の音楽はまったく知識がないのだが、こういう場所で生演奏で楽しめるというのは実にいい。

ヴォーカル、パーカッションの佐々木さんを中心に、キーボード、ベース、さらに2人のパーカッションという基本5人編成。メンバー表を見ればわかるように、それぞれあちこちで活躍しているメンバー。今回は、ティンバレスのウィリー・ナガサキさんの元に集まった。ウィリーさんは、ニューヨークのティト・プエンテ直系のお弟子さんだそう。

ラテンといえば、パーカッション。これが、ラテン・グルーヴを生み出す。なんで、ただ物を叩くだけなのに、あんなに「ノリ」で出るんだろう。



「ようこそ楽園へ!」 まさにラテンの楽園。特にパーカッション3人がそれぞれプレイし、バトルするところなど、それだけで熱くなってくる。

昨年見た『ハヴァナ・ラカタン』の興奮を思い出した。

2010年08月11日(水)
ハヴァナ・ラカタン~灼熱の音楽とダンスが爆発
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10613292309.html?

佐々木さんのブログ。マコト日記。
http://chekere.exblog.jp/

なんと2001年3月以来10年以上毎年キューバを訪れているそう。

来年も「トローバ国際音楽祭」から招待状が来て、キューバに行くそうだ。

その後、佐々木さんから詳細なセットリストをいただいたので、そのまま掲載いたします。彼のライヴなどは、上記ブログにて。

サル~~。

■ ウィリー・ナガサキさん・ウェッブ
http://bronx.cup.com/index.html

■ メンバー

Willie Nagasaki;ウィリー ナガサキ (松岡直也グループ) timbales(ティンバレス)
渋谷 和利;しぶや かずとし (オルケスタ・デ・ラ・ルス) baby bass(ベイビー・ベース)
齋藤 崇也;さいとう たかや (オルケスタ・デ・ラ・ルス) Rhodes
伊波 淑;いば よし(熱帯JAZZ楽団)congas
Makoto vo ,bongo,and minor perc.

ゲスト二階堂貴文

■セットリスト (解説は佐々木さんからいただきました。感謝)
Willie Nagasaki & Friends @Amrta, November 11, 2011

show started 2:01
1.Cachita;カチータ (Rafael Hernandez;ラファエル エルナンデス。プエルトリコの作曲家で、キューバのポピュラー音楽‘SON;ソン’のスタイル他とにかく多作。キューバでもその楽曲の数々は今も演奏され非常に人気。)

2.Masacote;マサコーテ  (作曲者なし。ラテンでいうセッション=‘デスカルガ’を行う際に用いるリズムとベース・パターンを仮に昨日はそう呼びました。強いていえばウィリー氏オリジナル。)

3.シリ・ピリカ  (ピアノ;齋藤 崇也のオリジナル。)

4.Contigo en la distancia;コンティーゴ・エン・ラ・ディスタンシア (Cesar Portillo de la Luz;セサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルス。キューバのフィーリンというジャンルのシンガーソングライター。作曲数は少ないながら、そのどれもがヒットソングで、キューバで最も愛されるシンガーソングライターの一人。昨日はセカンド・セットで唯一ボレロ=バラードとして採上げました。)

5.El cuarto de Tula;エル・クアルト・デ・トゥーラ (Gonzales Y Siaba Sergio Eulogio;ゴンサーレス&シアバ・セルヒオ・エウロヒオ) 映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』と同名のCD発売でその収録曲として今迄以上に世の中に知られることになったキューバのポピュラー音楽ジャンル‘SON;ソン’の一曲。

6.Manbo Inn;マンボ・イン (Mario Bauza;マリオ バウサ)ラテン・ジャズで最も日本で演奏される機会の多い一曲を、昨夜は敢えて最後に選びました。

アンコール;Dscarga C7;C7のデスカルガ (作曲者なし。僕がコール&レスポンスを即興し、その場にいたミュージシャン全員でセッションになりました。)

(2011年11月10日木曜、アムリタ、ウィリー・ナガサキ&フレンズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE> Willie Nagasaki & Friends
2011-