◎「ソウル・パワー2011」~深まる兄弟の絆
2011年7月19日 音楽◎「ソウル・パワー2011」~深まる兄弟の絆
【Soul Power 2011】
あれこれ。
「ソウル・パワー」今年も東京二日顔を出した。
ちょっとしたコネタ集。
ダンスマンは、楽屋入りするときは、地球人を装っている。そして、最初の出番が終わった後、次の出番は最後なので、けっこう時間が空くために、途中は地球人に変装しているらしい。なにしろ、ダンスマンのステージ衣装は、厚く重く、超暑いからだ。
そのダンスマンとタッグを組むドリー・ファンク・ジュニアも根っからの汗っかき。そのステージ衣装は、合繊のようなもので出来ているために、「言ってみれば、サランラップ巻いて踊るようなもの」と、ほとんどサウナ状態になっているらしい。
ゴスペラーズ、今回は7曲。黒沢氏曰く「ふだんの(ゴスの)ツアー・ライヴと同じくらい消耗しました。なにしろ、張り上げ系の曲が多かったので。(笑) あ、8月16日、ソロ・ライヴ@モーション・ブルーよろしく」。
スクープ、タケはスクープの一員としてと、最後に武田とてつやで再度登場。そのときは、黒のソウル・パワーTシャツを着て、てつやが青のTシャツを着て登場した。初日、それまでは、黒のほうが売れ行きがよかったが、それを初日のステージで話したところ、なんとその後青の売れ行きが伸び、逆転。しかも、2日終わって、大阪での販売予定分まで完売してしまった。主催者側は、なんとか緊急に大阪の日にちまでに業者に増産させます、と言っている。「しかし、9月と7月だと(暑さが違うので)こんなにも売れ行きが違うとは思わなかった」とのこと。大阪にいらっしゃる方、間に合うといいですね。
マーチンのトップ曲、「ラヴ」。ナタリー・コールのお父さん、ナット・キング・コールの大ヒット曲。ナット・キング・コールもこの「ラヴ」の日本語版を歌っている。マーチンは、1960年代初期のこうした海外アーティストの日本語によるカヴァー、あるいは、日本人歌手が洋楽ヒットを日本語にして歌う作品群を子供の頃から聞いていて、普通に親しんでいた。そして、今回日本語でメッセージを届けたいと思い、日本語のカヴァー・アルバムを作ることにした、と語った。
ナット・キング・コールのラヴ「日本語版」について
April 11, 2005
Nat King Cole Sings "Love" In Japanese In A Beautiful Way
http://blog.soulsearchin.com/archives/000030.html
マーチンは、初日大澤誉志幸を紹介するとき、調子に乗ってしゃべりすぎ、出足のところを間違えた。2日目は、それを意識しあまりしゃべらないようにしたら、イントロの尺が少し余ってしまった。だが、間違えなかった。
ブラザー。
村上てつやは、後半のあいさつのところでメンバー紹介をするときに、「ソウル・パワー」を振り返り、「まさに、奇跡の出会いの連鎖の6年間でした」と述べた。
25年前にマーチンとブラザー・コーンと大澤誉志幸らが今となっては伝説となったソウル・イヴェント「グラマラス・ナイト」を共にてがけた。彼らは、仲間であり、同士であり、盟友だ。それをソウルの世界では、俺たちはブラザーだと言う。黒人たちが、自分のファミリー、仲間、同士を、たとえ血がつながっていなくても、「マイ・ブラザー」あるいは「マイ・シスター」とお互い呼ぶのと同じだ。
「ソウル・パワー」は、年々そのブラザー、そして、ときにシスター同士の絆を深めていくイヴェントだ。
彼らがアンコールを終え、ミュージシャン、出演者が全員ステージにずらりと並ぶときは、まさに壮観だ。
ひとつのイヴェントが、毎年次々と奇跡の出会いを現実のものとし、6年間を経過した。おそらく、来年までに、また新たなる奇跡の出会いが訪れるだろう。それは、マーチンを始め出演者、スタッフ全員の熱い願いとして、これから10年に向かって突き進んでいくことだろう。
ソウル・パワーの大阪は、7月27日(水)、28日(木)大阪国際会議場メインホール。
(ソウル・パワーのセットリストなどは、大阪公演終了後に掲載します)
■ メンバー
鈴木雅之
ゴスペラーズ (村上てつや、黒沢薫、酒井雄二、北山陽一、安岡優)
スクープ・オン・サムバディー (タケ、コーイチロー)
佐藤善雄
ブラザー・コーン
大澤誉志幸
ダンスマン
ザ・ファンクス
ジェイ公山(7月27日、28日)
クリスタル・ケイ
さかいゆう (7月16日、27日)
ジェイド (7月17日、28日)
多和田えみ (7月16日、17日)
■ ミュージシャン
松本圭司 キーボード
佐藤雄大 キーボード
フユ ドラムス
後藤克臣 ベース
武藤良明 ギター
スパム春日井 パーカッション、キーボード・プログラミング
サスケ トロンボーン
佐久間勲 トランペット
竹野昌邦 サックス
メメ コーラス (ブラザー・コーン・チーム)
ペコ コーラス (ブラザー・コーン・チーム)
ダンサー コイ(Koi), カエ(Kae), エイスケ(17日、18日)、セイジ(17日)、マル(18日) (ブラザー・コーン・チーム)
OL コーラス (ダンスマン)
アニー コーラス (ダンスマン)
■ セットリスト
Setlist : Soul Power 2011, July 16, 2011 @ Kokusai Forum A
(セットリストは、大阪での28日のライヴが終了後、ご紹介します)
Show started 17:30
Show ended 21:17
(2011年7月17日、日曜、有楽町・国際フォーラム、フォーラムA、ソウル・パワー2011ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Soul Power 2011
2011-
【Soul Power 2011】
あれこれ。
「ソウル・パワー」今年も東京二日顔を出した。
ちょっとしたコネタ集。
ダンスマンは、楽屋入りするときは、地球人を装っている。そして、最初の出番が終わった後、次の出番は最後なので、けっこう時間が空くために、途中は地球人に変装しているらしい。なにしろ、ダンスマンのステージ衣装は、厚く重く、超暑いからだ。
そのダンスマンとタッグを組むドリー・ファンク・ジュニアも根っからの汗っかき。そのステージ衣装は、合繊のようなもので出来ているために、「言ってみれば、サランラップ巻いて踊るようなもの」と、ほとんどサウナ状態になっているらしい。
ゴスペラーズ、今回は7曲。黒沢氏曰く「ふだんの(ゴスの)ツアー・ライヴと同じくらい消耗しました。なにしろ、張り上げ系の曲が多かったので。(笑) あ、8月16日、ソロ・ライヴ@モーション・ブルーよろしく」。
スクープ、タケはスクープの一員としてと、最後に武田とてつやで再度登場。そのときは、黒のソウル・パワーTシャツを着て、てつやが青のTシャツを着て登場した。初日、それまでは、黒のほうが売れ行きがよかったが、それを初日のステージで話したところ、なんとその後青の売れ行きが伸び、逆転。しかも、2日終わって、大阪での販売予定分まで完売してしまった。主催者側は、なんとか緊急に大阪の日にちまでに業者に増産させます、と言っている。「しかし、9月と7月だと(暑さが違うので)こんなにも売れ行きが違うとは思わなかった」とのこと。大阪にいらっしゃる方、間に合うといいですね。
マーチンのトップ曲、「ラヴ」。ナタリー・コールのお父さん、ナット・キング・コールの大ヒット曲。ナット・キング・コールもこの「ラヴ」の日本語版を歌っている。マーチンは、1960年代初期のこうした海外アーティストの日本語によるカヴァー、あるいは、日本人歌手が洋楽ヒットを日本語にして歌う作品群を子供の頃から聞いていて、普通に親しんでいた。そして、今回日本語でメッセージを届けたいと思い、日本語のカヴァー・アルバムを作ることにした、と語った。
ナット・キング・コールのラヴ「日本語版」について
April 11, 2005
Nat King Cole Sings "Love" In Japanese In A Beautiful Way
http://blog.soulsearchin.com/archives/000030.html
マーチンは、初日大澤誉志幸を紹介するとき、調子に乗ってしゃべりすぎ、出足のところを間違えた。2日目は、それを意識しあまりしゃべらないようにしたら、イントロの尺が少し余ってしまった。だが、間違えなかった。
ブラザー。
村上てつやは、後半のあいさつのところでメンバー紹介をするときに、「ソウル・パワー」を振り返り、「まさに、奇跡の出会いの連鎖の6年間でした」と述べた。
25年前にマーチンとブラザー・コーンと大澤誉志幸らが今となっては伝説となったソウル・イヴェント「グラマラス・ナイト」を共にてがけた。彼らは、仲間であり、同士であり、盟友だ。それをソウルの世界では、俺たちはブラザーだと言う。黒人たちが、自分のファミリー、仲間、同士を、たとえ血がつながっていなくても、「マイ・ブラザー」あるいは「マイ・シスター」とお互い呼ぶのと同じだ。
「ソウル・パワー」は、年々そのブラザー、そして、ときにシスター同士の絆を深めていくイヴェントだ。
彼らがアンコールを終え、ミュージシャン、出演者が全員ステージにずらりと並ぶときは、まさに壮観だ。
ひとつのイヴェントが、毎年次々と奇跡の出会いを現実のものとし、6年間を経過した。おそらく、来年までに、また新たなる奇跡の出会いが訪れるだろう。それは、マーチンを始め出演者、スタッフ全員の熱い願いとして、これから10年に向かって突き進んでいくことだろう。
ソウル・パワーの大阪は、7月27日(水)、28日(木)大阪国際会議場メインホール。
(ソウル・パワーのセットリストなどは、大阪公演終了後に掲載します)
■ メンバー
鈴木雅之
ゴスペラーズ (村上てつや、黒沢薫、酒井雄二、北山陽一、安岡優)
スクープ・オン・サムバディー (タケ、コーイチロー)
佐藤善雄
ブラザー・コーン
大澤誉志幸
ダンスマン
ザ・ファンクス
ジェイ公山(7月27日、28日)
クリスタル・ケイ
さかいゆう (7月16日、27日)
ジェイド (7月17日、28日)
多和田えみ (7月16日、17日)
■ ミュージシャン
松本圭司 キーボード
佐藤雄大 キーボード
フユ ドラムス
後藤克臣 ベース
武藤良明 ギター
スパム春日井 パーカッション、キーボード・プログラミング
サスケ トロンボーン
佐久間勲 トランペット
竹野昌邦 サックス
メメ コーラス (ブラザー・コーン・チーム)
ペコ コーラス (ブラザー・コーン・チーム)
ダンサー コイ(Koi), カエ(Kae), エイスケ(17日、18日)、セイジ(17日)、マル(18日) (ブラザー・コーン・チーム)
OL コーラス (ダンスマン)
アニー コーラス (ダンスマン)
■ セットリスト
Setlist : Soul Power 2011, July 16, 2011 @ Kokusai Forum A
(セットリストは、大阪での28日のライヴが終了後、ご紹介します)
Show started 17:30
Show ended 21:17
(2011年7月17日、日曜、有楽町・国際フォーラム、フォーラムA、ソウル・パワー2011ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Soul Power 2011
2011-